JP2011073252A - タイヤ用モールド - Google Patents

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Abstract

【課題】高品質なタイヤが得られるモールド2の提供。
【解決手段】このモールド2は、複数のセグメント4と、各セグメント4の半径方向内側に位置するサイドプレート6とを備える。各セグメント4は、サイドプレート6と対向する分割面12を備える。分割面12は、軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜したスロープ22を備える。サイドプレート6は、この分割面12に当接する可動リング30と、可動リング30を軸方向内向きに付勢しうるアクチュエータ32とを備える。可動リング30は、スロープ22に対応するテーパー面48を備える。セグメント4がサイドプレート6から離間すると、可動リング30は軸方向内向きに移動する。セグメント4がサイドプレート6に接近しスロープ22がテーパー面48に当接すると、テーパー面48がスロープ22を摺り動きつつ可動リング30が軸方向外向きに移動する。
【選択図】図2

Description

本発明は、タイヤ用モールドに関する。
タイヤの加硫工程には、モールドが用いられる。このモールドは、割モールド及びツーピースモールドに大別される。トレッドパターンの自由度が高いとの観点から、近年は割モールドが主として用いられている。
割りモールドは、多数のセグメントと、上下一対のサイドプレートと、上下一対のビードリングとを備えている。各セグメントの平面形状は、実質的に円弧状である。多数のセグメントは、リング状に連結される。サイドプレート及びビードリングは、実質的にリング状である。このようなモールドの一例が、特開平7−164449号公報に開示されている。
加硫工程では、開かれたモールドにローカバーが投入される。投入の時、ブラダーは収縮している。ブラダーは、ガスの充填により膨張する。この膨張により、ローカバーは変形する。この変形は、シェーピングと称されている。モールドが締められ、ブラダーの内圧が高められる、ローカバーは、モールドのキャビティ面とブラダーの外面とに挟まれ加圧される。ローカバーは、ブラダー及びモールドからの熱伝導により、加熱される。加圧及び加熱により、ローカバーのゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。
特開平7−164449号公報
上記加硫工程では、ローカバーのシェーピングの後、セグメントがサイドプレートに押し当てられ、モールドが締められる。シェーピングにより、ローカバーは膨らんでいる。このため、この型締めにおいて、このローカバーの一部がセグメントとサイドプレートとの間に噛み込まれることがある。この場合、得られたタイヤにスピューが発生してしまう。このスピューは、タイヤの外観を損なう。さらにこの噛み込みが繰り返されると、金型が変形することがある。この変形は、セグメント同士の隙間を増大させる。この場合、トレッド面の縦主溝を分断するように、上記スピューとは別のスピューが生じることがある。このようなスピューは、走行時において異音を発生させる。
上記公報記載のタイヤ用モールドでは、前述した噛み込み防止の観点から、サイドプレートの、セグメントとの分割位置側の端部内面に突起が設けられている。このモールドで得られたタイヤの表面には、この突起に対応する溝が形成されてしまう。このモールドでは、このような溝を不要とするタイヤを製造することができない。このモールドでは、特定のプロファイルを有するタイヤしか製造できないという問題がある。
本発明の目的は、高品質なタイヤが得られるモールドの提供にある。
本発明に係るタイヤ用モールドは、リング状に配置された複数のセグメントと、各セグメントの半径方向内側に位置するサイドプレートとを備えている。各セグメントは、このサイドプレートと対向し、このサイドプレートに当接する分割面を備えている。この分割面は、軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜したスロープを備えている。このサイドプレートは、この分割面に当接する可動リングと、この可動リングを軸方向内向きに付勢しうるアクチュエータとを備えている。この可動リングは、このスロープに対応するテーパー面を備えている。このセグメントがこのサイドプレートから離間すると、この可動リングは軸方向内向きに移動する。このセグメントがこのサイドプレートに接近しこのスロープがこのテーパー面に当接すると、このテーパー面がこのスロープを摺り動きつつこの可動リングが軸方向外向きに移動し、キャビティ面が構成される。
好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記可動リングは上記キャビティ面の一部を構成する成形面を備えている。この成形面の長さは、3mm以上である。好ましくは、このタイヤ用モールドでは、上記可動リングのストロークは3mm以上である。
本発明に係るタイヤの製造方法は、
(1)リング状に配置された複数のセグメントと、各セグメントの半径方向内側に位置するサイドプレートとを備えており、各セグメントがこのサイドプレートと対向し、このサイドプレートに当接する分割面を備えており、この分割面が軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜したスロープを備えており、このサイドプレートがこの分割面に当接する可動リングと、この可動リングを軸方向内向きに付勢しうるアクチュエータとを備えており、この可動リングがこのスロープに対応するテーパー面を備えており、このセグメントがこのサイドプレートから離間し、この可動リングが軸方向内向きに移動したタイヤ用モールドに、ローカバーが投入される工程と
(2)このセグメントがこのサイドプレートに接近する工程と、
(3)このスロープがこのテーパー面に当接し、このテーパー面がこのスロープを摺り動きつつこの可動リングが軸方向外向きに移動し、キャビティ面が構成される工程と、
(4)このローカバーが、このモールド内で加圧及び加熱される工程と
を含む。
本発明に係るタイヤ用モールドでは、セグメントがサイドプレートから離間すると、可動リングが軸方向内向きに移動する。この可動リングが変形したローカバーを押し込むので、ローカバーの噛み込みが防止される。このモールドは、高品質なタイヤの生産に寄与しうる。セグメントがサイドプレートに接近しスロープがテーパー面に当接すると、このテーパー面がこのスロープを摺り動きつつ可動リングが軸方向外向きに移動し、キャビティ面が構成される。このため、このモールドによれば、ローカバーの噛み込みを防止しつつ、そのローカバーの可動リングで押し込まれた部分に溝を有していないタイヤが製造されうる。このモールドで製造できるタイヤは、特定のプロファイルを有するものに限定されない。このモールドは、タイヤの生産性向上に寄与しうる。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイヤ用モールドの一部が示された平面図である。 図2は、図1のII−II線に沿った断面図である。 図3は、図2に示されたモールドの一部が示された拡大断面図である。 図4は、図2に示されたモールドの他の一部が示された拡大断面図である。 図5は、モールドのセグメントがサイドプレートから離間した状態が示された模式図である。 図6は、開かれたモールドにローカバーが投入された状態が示された模式図である。 図7は、モールドが締められる状況が示された模式図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1及び図2に示されているのは、本発明の一実施形態に係るタイヤ用モールド2である。このモールド2は、多数のセグメント4と、上下一対のサイドプレート6と、上下一対のビードリング8とを備えている。このモールド2は、閉じられた状態にある。図1において、両矢印Yで示された方向は周方向である。この図1の紙面に対して垂直な方向が軸方向である。図2においては、上下方向が軸方向であり、左右方向が半径方向である。図2中、一点鎖線CLはこのモールド2の赤道面である。
このモールド2では、多数のセグメント4はリング状に配置される。セグメント4の数は、5以上20以下である。サイドプレート6及びビードリング8は、実質的にリング状である。サイドプレート6は、各セグメント4の半径方向内側に位置している。ビードリング8は、サイドプレート6の半径方向内側に位置している。このモールド2は、いわゆる「割りモールド」である。
セグメント4の平面形状は、実質的に円弧状である。セグメント4は、その半径方向内側の表面に、第一成形面10と、この第一成形面10の軸方向両側に位置する一対の分割面12とを備えている。
第一成形面10は、ローカバーと当接し、タイヤのトレッド面を形作る。図示されていないが、この成形面にはトレッド面の溝に対応する山が設けられている。
図3には、セグメント4の下側部分と下側のサイドプレート6aとの境界部分が示されている。この図3には、モールド2と共にローカバー14及びブラダー16が示されている。
下側に位置する分割面12aは、下側のサイドプレート6aに当接している。分割面12aは、サイドプレート6aに対向している。分割面12aは、凸部18aを備えている。凸部18aは、分割面12aの基準面20aから半径方向内向きに突出している。凸部18aは、スロープ22aを備えている。スロープ22aは、凸部18aの頂24aから軸方向外向きに延在している。スロープ22aは、軸方向に対して傾斜している。スロープ22aは、軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜している。なお、上側に位置する分割面12bは、下側に位置する分割面12aが反転した形状を有している。
下側のサイドプレート6aは、本体26aと、フランジ28aと、可動リング30aと、複数のアクチュエータ32aとを備えている。本体26aとフランジ28aとは、一体的に形成されている。このモールド2では、この本体26a及びフランジ28aからなる部材がセグメント4と当接している。本体26aは、実質的にリング状である。この本体26aは、第二成形面34aを備えている。このモールド2では、この本体26aの軸方向内側の表面が第二成形面34aである。第二成形面34aは、ローカバー14と当接し、タイヤのサイドウォールの部分を形作る。フランジ28aは、この本体26aの軸方向外側の部分から半径方向外向きに拡がっている。このフランジ28aは、実質的にリング状である。このフランジ28aは、その軸方向内側の表面から軸方向外向きに凹んだ複数のホール36aを備えている。図示されていないが、これらホール36aは周方向に等間隔に配置されている。各ホール36aに、各アクチュエータ32aが装填されている。このモールド2では、このフランジ28aが、これらホール36aに代えて、周方向に延在する溝を備えてもよい。この場合、複数のアクチュエータ32aは、この溝に等間隔に配置される。
可動リング30aは、実質的にリング状である。可動リング30aは本体26aの半径方向外側に位置している。この可動リング30aの内周面38aが、本体26aに当接している。可動リング30aは、フランジ28aの軸方向内側に位置している。この可動リング30aの軸方向外側の表面が、フランジ28aに当接している。可動リング30aは、セグメント4の半径方向内側に位置している。この可動リング30aの外周面40aが、セグメント4の分割面12aに当接している。
可動リング30aは、第三成形面42aと、凹部44aとを備えている。このモールド2では、可動リング30aの軸方向内側の表面が第三成形面42aである。第三成形面42aは、ローカバー14と当接し、タイヤのトレッドとサイドウォールとの境界部分を形作る。凹部44aは、可動リング30aの外周面40aに設けられている。この凹部44aは、この外周面40aの基準面46aから半径方向内向きに窪んでいる。この凹部44aは、テーパー面48aを備えている。テーパー面48aは、凹部44aの底50aから軸方向外向きに延在している。テーパー面48aは、軸方向に対して傾斜している。テーパー面48aは、軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜している。このテーパー面48aは、セグメント4のスロープ22aに対応している。図示されているように、閉じられた状態にあるモールド2では、この凹部44aにセグメント4の凸部18aが嵌め合わされている。この凹部44aのテーパー面48aは、この凸部18aのスロープ22aに当接している。
前述したように、アクチュエータ32aはフランジ28aのホール36aに装填されている。このアクチュエータ32aは、スプリング(圧縮コイルばね)である。アクチュエータ32aの一端はホール36aの底に取り付けられている。その他端は、可動リング30aに取り付けられている。モールド2が閉じられた状態において、このアクチュエータ32aは圧縮荷重を受けている。このアクチュエータ32aは、可動リング30aを軸方向内向きに付勢している。なお、このアクチュエータ32aが、油圧シリンダー又はエアシリンダーから構成されてもよい。この場合、ピストンの先端が可動リング30aに取り付けられる。
図4には、セグメント4と上側のサイドプレート6bとの境界部分が示されている。この図4には、モールド2と共にローカバー14及びブラダー16が示されている。このモールド2では、この上側のサイドプレート6bは、下側サイドプレート6aの形状が上下反転した形状を有している。
上側のサイドプレート6bは、本体26bと、フランジ28bと、可動リング30bと、複数のアクチュエータ32bとを備えている。本体26bとフランジ28bとは、一体的に形成されている。このモールド2では、この本体26b及びフランジ28bからなる部材がセグメント4と当接している。本体26bは、実質的にリング状である。この本体26bは、第二成形面34bを備えている。このモールド2では、この本体26bの軸方向内側の表面が第二成形面34bである。第二成形面34bは、ローカバー14と当接し、タイヤの他のサイドウォールの部分を形作る。フランジ28bは、この本体26bの軸方向外側の部分から半径方向外向きに拡がっている。このフランジ28bは、実質的にリング状である。このフランジ28bは、その軸方向内側の表面から軸方向外向きに凹んだ複数のホール36bを備えている。図示されていないが、これらホール36bは周方向に等間隔に配置されている。各ホール36bに、各アクチュエータ32bが装填されている。
可動リング30bは、実質的にリング状である。可動リング30bは本体26bの半径方向外側に位置している。この可動リング30bの内周面38bが、本体26bに当接している。可動リング30bは、フランジ28bの軸方向内側に位置している。この可動リング30bの軸方向外側の表面が、フランジ28bに当接している。可動リング30bは、セグメント4の半径方向内側に位置している。この可動リング30bの外周面40bが、セグメント4の分割面12bに当接している。
可動リング30bは、第三成形面42bと、凹部44bとを備えている。このモールド2では、可動リング30bの軸方向内側の表面が第三成形面42bである。第三成形面42bは、ローカバー14と当接し、タイヤのトレッドと他のサイドウォールとの境界部分を形作る。凹部44bは、可動リング30bの外周面40bに設けられている。この凹部44bは、この外周面40bの基準面46bから半径方向内向きに窪んでいる。この凹部44bは、テーパー面48bを備えている。テーパー面48bは、凹部44bの底50bから軸方向外向きに延在している。テーパー面48bは、軸方向に対して傾斜している。テーパー面48bは、軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜している。このテーパー面48bは、セグメント4のスロープ22bに対応している。図示されているように、閉じられた状態にあるモールド2では、この凹部44bにセグメント4の凸部18bが嵌め合わされている。この凹部44bのテーパー面48bは、この凸部18bのスロープ22bに当接している。
前述したように、アクチュエータ32bはフランジ28bのホール36bに装填されている。このアクチュエータ32bは、スプリング(圧縮コイルばね)である。アクチュエータ32bの一端はホール36bの底に取り付けられている。その他端は、可動リング30bに取り付けられている。モールド2が閉じられた状態において、このアクチュエータ32bは圧縮荷重を受けている。このアクチュエータ32bは、可動リング30bを軸方向内向きに付勢している。
このモールド2では、下側のビードリング8aと上側のビードリング8bとは互いに反転した形状を有している。各ビードリング8a、8bは、第四成形面52a、52bを備えている。各第四成形面52a、52bは、ローカバー14と当接しタイヤのビードの部分を形作る。
図2に示されているように、閉じられた状態にあるモールド2では、セグメント4の凸部18が可動リング30の凹部44に嵌め合わされる。この嵌合により、可動リング30はこのモールド2に固定される。そして、セグメント4の第一成形面10、下側サイドプレート6aを構成する可動リング30aの第三成形面42a、このサイドプレート6aを構成する本体26aの第二成形面34a、下側ビードリング8aの第四成形面52a、上側サイドプレート6bを構成する可動リング30bの第三成形面42b、このサイドプレート6bを構成する本体26bの第二成形面34b及び上側ビードリング8b第四成形面52bから、このモールド2のキャビティ面54が構成される。
図5には、セグメント4がサイドプレート6から離間した状態が示されている。この図5に示されたモールド2は、開かれた状態にある。前述したように、アクチュエータ32は可動リング30を軸方向内向きに付勢している。このため、セグメント4がサイドプレート6から離間すると、このアクチュエータ32が可動リング30を軸方向内向きに移動させる。この移動により、可動リング30の第三成形面42は本体26の第二成形面34よりも軸方向内側に配置される。
このモールド2を用いたタイヤの製造方法では、予備成形によってローカバー14(未加硫タイヤ)が得られる。このローカバー14が、モールド2が開いておりブラダー16が収縮している状態で、モールド2に投入される。この投入により、ブラダー16はローカバー14の内側に位置する。ブラダー16の内部にガスが充填され、このブラダー16が膨張する。この膨張により、ローカバー14は変形する。ビードリング8及びサイドプレート6が、ローカバー14に当接する。
前述したように、開かれた状態にあるモールド2では、可動リング30の第三成形面42は本体26の第二成形面34よりも軸方向内側に位置している。図6に示されているように、モールド2に投入されたローカバー14は第三成形面42に当接する。アクチュエータ32が可動リング30を軸方向内向きに付勢しているので、ローカバー14はこの可動リング30により軸方向内向きに押し込まれている。この製造方法では、この図6に示された状態で、セグメント4が半径方向内向きに移動する。
図7に示されているように、セグメント4の半径方向内向きへの移動により、セグメント4はサイドプレート6に接近していく。セグメント4のスロープ22は、可動リング30のテーパー面48に当接する。前述したように、このスロープ22及びテーパー面48は、軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜している。このため、セグメント4が半径方向内向きにさらに移動すると、このテーパー面48がスロープ22を摺り動きつつ、可動リング30が軸方向外向きに移動する。この可動リング30の移動により、アクチュエータ32は圧縮される。可動リング30の凹部44にセグメント4の凸部18が嵌め合わされ、このモールド2のキャビティ面54が構成される。このようにして、セグメント4がサイドプレート6に当接し、モールド2が閉じられる。
この製造方法では、モールド2が締められると、ブラダー16の内圧が高められる。ローカバー14はブラダー16によってモールド2のキャビティ面54に押しつけられ、加圧される。同時にローカバー14は、加熱される。加圧と加熱とによりゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。なお、ローカバー14が加圧及び加熱される工程は、加硫工程と称される。
この製造方法では、モールド2が締められる時、シェーピングにより変形したローカバー14は可動リング30により軸方向内向きに押し込まれている。この押し込みは、ローカバー14の一部がセグメント4とサイドプレート6との間に挟まれることを防止する。このモールド2では、ローカバー14の噛み込みが防止される。この製造方法では、スピューの発生が効果的に抑えられる。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。
このモールド2では、ローカバー14の噛み込みが防止されるので、この噛み込みによるモールド2の変形が抑えられる。一のセグメント4とこの一のセグメント4に隣接する他のセグメント4との間の隙間は、適切に維持される。過大な隙間の形成が防止されるので、トレッド面の縦主溝を分断するスピューの形成が効果的に抑えられる。このモールド2により得られたタイヤでは、走行時の異音の発生が防止される。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与しうる。
この製造方法では、モールド2が締められると、可動リング30が軸方向外向きに移動しキャビティ面54が構成される。図3及び図4に示されているように、各可動リング30a、30bの第三成形面42a、42bには従来のモールドのような噛み込み防止のための突起は設けられていない。このモールド2によれば、ローカバー14の噛み込みを防止しつつ、そのローカバー14の可動リング30で押し込まれた部分に溝を有していないタイヤが製造されうる。一方、この可動リング30を第三成形面42に突起を有する別の可動リング30に置き換えれば、この部分に溝を有するタイヤも製造できる。このモールド2で製造できるタイヤは、特定のプロファイルを有するものに限定されない。このモールド2は、タイヤの生産性向上に寄与しうる。
図2において、実線BLはこのモールド2のビードリング8の径を規定する線である。点P1で示されているのは、赤道面とセグメント4の第一成形面10との交点である。この点P1は、キャビティ面54の最深部である。両矢印HBは、実線BLからこの最深部P1までの半径方向高さを表している。この半径方向高さHBが、キャビティ高さである。点P2で示されているのは、下側の可動リング30aに設けられた第三成形面42aの半径方向外側の端である。両矢印HDは、実線BLからこの点P2までの半径方向高さを表している。点P3で示されているのは、上側の可動リング30bに設けられた第三成形面42bの半径方向外側の端である。両矢印HUは、実線BLからこの点P3までの半径方向高さを表している。点P4及び点P5で示されているのは、キャビティ面54の軸方向最大幅となる位置である。実線L1は、この点P4及び点P5を通る直線である。両矢印HMは、実線BLから実線L1までの半径方向高さを表している。点P6で示されているのは、下側の可動リング30aに設けられた第三成形面42aの半径方向内側の端である。両矢印HSは、実線BLからこの点P6までの半径方向高さを表している。点P7で示されているのは、上側の可動リング30bに設けられた第三成形面42bの半径方向内側の端である。両矢印HTは、実線BLからこの点P7までの半径方向高さである。なお、セグメント4の第一成形面10がトレッドの溝に対応する山を備えている場合は、この第一成形面10にこの山がないと仮定して、キャビティ高さHBは得られる。
このモールド2では、高さHDのキャビティ高さHBに対する比率は50%以上95%以下であるのが好ましい。この比率が50%以上に設定されることにより、可動リング30aによりローカバー14が軸方向内向きに効果的に押し込まれる。ローカバー14の噛み込みが効果的に防止されるので、スピューの発生が充分に抑えられる。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この比率は60%以上がより好ましく、70%以上が特に好ましい。この比率が95%以下に設定されたモールド2においても、可動リング30aが効果的にローカバー14を押し込む。ローカバー14の噛み込みが効果的に防止されるので、スピューの発生が充分に抑えられる。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この比率は90%以下がより好ましく、80%以下が特に好ましい。
このモールド2では、高さHUのキャビティ高さHBに対する比率は50%以上95%以下であるのが好ましい。この比率が50%以上に設定されることにより、可動リング30bによりローカバー14が軸方向内向きに効果的に押し込まれる。ローカバー14の噛み込みが効果的に防止されるので、スピューの発生が充分に抑えられる。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この比率は60%以上がより好ましく、70%以上が特に好ましい。この比率が95%以下に設定されたモールド2においても、可動リング30bが効果的にローカバー14を押し込む。ローカバー14の噛み込みが効果的に防止されるので、スピューの発生が充分に抑えられる。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この比率は90%以下がより好ましく、80%以下が特に好ましい。
このモールド2では、剛性を損なうことなく、ローカバー14の噛み込みが効果的に抑えられるという観点から、高さHDは高さHMよりも大きいのが好ましい。
ローカバー2において、タイヤのビードに相当する部分は大きな厚みを有する。このビードに相当する部分の加硫不足が防止されるという観点から、高さHSのキャビティ高さHBに対する比率は45%以上が好ましい。可動リング30aがローカバー14の噛み込みを効果的に防止しうるという観点から、この比率は90%以下が好ましい。同様の観点から、高さHTのキャビティ高さHBに対する比率は、45%以上が好ましく、90%以下が好ましい。
この図2において、実線L2はキャビティ面54の点P2における接線である。実線L3は、キャビティ面54の点P3における接線である。実線L4は、軸方向に延在する基準線である。角度γ1は、実線L2が実線L4に対してなす角度を表している。角度γ2は、実線L3が実線L4に対してなす角度を表している。
このモールド2では、剛性を損なうことなく、ローカバー14の噛み込みが効果的に抑えられるという観点から、角度γ1は45°よりも大きい角度であるのが好ましく、90°よりも小さい角度であるのが好ましい。同様の観点から、角度γ2は45°よりも大きい角度であるのが好ましく、90°よりも小さい角度であるのが好ましい。
図5において、両矢印LDは下側の可動リング30aの第三成形面42aの長さを表している。この長さLDは、この第三成形面42aに沿って計測される。両矢印LUは上側の可動リング30bの第三成形面42bの長さを表している。この長さLDは、この第三成形面42bに沿って計測される。両矢印SDは、下側の可動リング30aとフランジ28aとの間の距離を表している。この距離SDは、この下側の可動リング30aのストロークである。両矢印SUは、上側の可動リング30bとフランジ28bとの間の距離を表している。この距離SUは、この上側の可動リング30bのストロークである。なお、距離SD及び距離SUのそれぞれは、ローカバー14を投入せずにセグメント4をサイドプレート6から半径方向外向きに引き離した状態で計測される。
このモールド2では、長さLDは3mm以上が好ましい。この長さLDが3mm以上に設定されることにより、可動リング30aがローカバー14を軸方向内向きに効果的に押し込む。ローカバー14の噛み込みが効果的に防止されるので、スピューの発生が充分に抑えられる。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この長さLDは、4mm以上がより好ましく、5mm以上が特に好ましい。可動リング30aによる加熱不足が抑えられるとともに、可動リング30aの質量過大を防止し、この可動リング30aの適切な移動が維持されるという観点から、この長さLDは25mm以下が好ましく、20mm以下がより好ましく、15mm以下が特に好ましい。
このモールド2では、長さLUは3mm以上が好ましい。この長さLUが3mm以上に設定されることにより、可動リング30bがローカバー14を軸方向内向きに効果的に押し込む。ローカバー14の噛み込みが効果的に防止されるので、スピューの発生が充分に抑えられる。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この長さLUは、4mm以上がより好ましく、5mm以上が特に好ましい。可動リング30bによる加熱不足が抑えられるという観点から、この長さLUは25mm以下が好ましく、20mm以下がより好ましく、15mm以下が特に好ましい。
このモールド2では、距離SDは2mm以上が好ましい。この距離SDが2mm以上に設定されることにより、ローカバー14が適切な位置まで押し込まれるので、このローカバー14の噛み込みが効果的に防止される。このモールド2は、スピューの発生を充分に抑える。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この距離SDは3mm以上が特に好ましい。ローカバー14の擦り及び傷が効果的に防止されうるという観点から、この距離SDは5mm以下が好ましい。
このモールド2では、距離SUは2mm以上が好ましい。この距離SUが2mm以上に設定されることにより、ローカバー14が適切な位置まで押し込まれるので、このローカバー14の噛み込みが効果的に防止される。このモールド2は、スピューの発生を充分に抑える。このモールド2は、高品質なタイヤの生産に寄与する。この観点から、この距離SUは3mm以上が特に好ましい。ローカバー14の擦り及び傷が効果的に防止されうるという観点から、この距離SUは5mm以下が好ましい。
図5において、実線ALは軸方向に延在する基準線である。実線T1はセグメント4の下側の凸部18aに設けられたスロープ22aの延在方向を表している。角度α1は、この実線T1が基準線ALに対してなす角度を表している。この角度α1は、このスロープ22aの傾斜角度である。実線S1は、下側の可動リング30aの凹部44aに設けられたテーパー面48aの延在方向を表している。角度β1は、この実線S1が基準線ALに対してなす角度を表している。この角度β1は、このテーパー面48aの傾斜角度である。実線T2はセグメント4の上側の凸部18bに設けられたスロープ22bの延在方向を表している。角度α2は、この実線T2が基準線ALに対してなす角度を表している。この角度α2は、このスロープ22bの傾斜角度である。実線S2は、上側の可動リング30bの凹部44bに設けられたテーパー面48bの延在方向を表している。角度β2は、この実線S2が基準線ALに対してなす角度を表している。この角度β2は、このテーパー面48bの傾斜角度である。
このモールド2では、下側の可動リング30aが滑らかに動きうるという観点から、スロープ22aの傾斜角度α1は5°以上が好ましく、45°以下が好ましい。テーパー面48aの傾斜角度β1は、5°以上が好ましく45°以下が好ましい。
このモールド2では、上側の可動リング30bが滑らかに動きうるという観点から、スロープ22bの傾斜角度α2は5°以上が好ましく、45°以下が好ましい。テーパー面48bの傾斜角度β2は、5°以上が好ましく45°以下が好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図2に示された基本構成を備え下記表1に示された仕様を備えた実施例1のタイヤ用モールドに、ローカバーを投入してタイヤ(タイヤサイズ=195/65R15)を製造した。この製造においては、セグメントがサイドプレートから離間し、可動リングが軸方向内向きに移動しているタイヤ用モールドに、ローカバーは投入された。ブラダー内に気体を充填し、ローカバーをシェーピングした後、セグメントが半径方向内向きに移動した。この移動により、セグメントがサイドプレートに当接し、可動リングのテーパー面がセグメントのスロープを摺り動きつつこの可動リングが軸方向外向きに移動し、各部材の成形面が組み合わされ、キャビティ面が構成された。このようにしてモールドが閉じられ、このモールド内でローカバーが加圧及び加熱され、タイヤが得られた。下側の可動リングの成形面の長さLDは、5mmとされた。この可動リングのストローク(距離SD)は、3mmとされた。上側の可動リングの成形面の長さLUは、5mmとされた。この可動リングのストローク(距離SU)は、3mmとされた。高さHDのキャビティ高さHBに対する比率及び高さHUのキャビティ高さHBに対する比率はそれぞれ、80%とされた。
[実施例2−9]
長さLD、長さLU、距離SD及び距離SUのそれぞれを下記表1の通りとした他は実施例1と同様にして、タイヤを製造した。
[比較例1]
可動リングを有していないサイドプレートを備えたモールドにローカバーを投入してタイヤ(タイヤサイズ=195/65R15)を製造した。この製造においては、サイドプレートをローカバーに当接した後、セグメントが半径方向内向きに移動し、このモールドが締められた。このモールドは、従来のモールドである。
[外観観察]
80本タイヤを製造し、これらタイヤの外観を観察した。スピューの発生状況を確認し、スピューの長さを計測し、その平均値を得た。この結果が、下記表1に示されている。数値が小さいほど、良好であることを表している。
[ローカバーの傷]
ローカバーをモールドに投入し、傷の発生状況を確認した。10本のローカバーについて、確認を行った。この結果が、下記の表1に示されている。表1中、ローカバーに傷の発生が認められなかった場合が「A」で、1本以上のローカバーで傷の発生が認められた場合が「B」で示されている。
Figure 2011073252
表1に示されるように、実施例のモールドは、比較例のモールドに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤ用モールドは、種々のタイヤの製造にも適用されうる。
2・・・モールド
4・・・セグメント
6、6a、6b・・・サイドプレート
8、8a、8b・・・ビードリング
10・・・第一成形面
12、12a、12b・・・分割面
22、22a、22b・・・スロープ
30、30a、30b・・・可動リング
32、32a、32b・・・アクチュエータ
34、34a、34b・・・第二成形面
42、42a、42b・・・第三成形面
48、48a、48b・・・テーパー面
52a、52b・・・第四成形面
54・・・キャビティ面

Claims (4)

  1. リング状に配置された複数のセグメントと、各セグメントの半径方向内側に位置するサイドプレートとを備えており、
    各セグメントが、このサイドプレートと対向し、このサイドプレートに当接する分割面を備えており、
    この分割面が、軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜したスロープを備えており、
    このサイドプレートが、この分割面に当接する可動リングと、この可動リングを軸方向内向きに付勢しうるアクチュエータとを備えており、
    この可動リングが、このスロープに対応するテーパー面を備えており、
    このセグメントがこのサイドプレートから離間すると、この可動リングが軸方向内向きに移動し、
    このセグメントがこのサイドプレートに接近しこのスロープがこのテーパー面に当接すると、このテーパー面がこのスロープを摺り動きつつこの可動リングが軸方向外向きに移動し、キャビティ面が構成されるタイヤ用モールド。
  2. 上記可動リングが、上記キャビティ面の一部を構成する成形面を備えており、
    この成形面の長さが、3mm以上である請求項1に記載のタイヤ用モールド。
  3. 上記可動リングのストロークが、3mm以上である請求項1又は2に記載のタイヤ用モールド。
  4. リング状に配置された複数のセグメントと、各セグメントの半径方向内側に位置するサイドプレートとを備えており、各セグメントがこのサイドプレートと対向し、このサイドプレートに当接する分割面を備えており、この分割面が軸方向内側から外側に向かって半径方向外向きに傾斜したスロープを備えており、このサイドプレートがこの分割面に当接する可動リングと、この可動リングを軸方向内向きに付勢しうるアクチュエータとを備えており、この可動リングがこのスロープに対応するテーパー面を備えており、このセグメントがこのサイドプレートから離間し、この可動リングが軸方向内向きに移動したタイヤ用モールドに、ローカバーが投入される工程と
    このセグメントがこのサイドプレートに接近する工程と、
    このスロープがこのテーパー面に当接し、このテーパー面がこのスロープを摺り動きつつこの可動リングが軸方向外向きに移動し、キャビティ面が構成される工程と、
    このローカバーが、このモールド内で加圧及び加熱される工程とを含んでいるタイヤの製造方法。
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