JP2011066035A - 荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置 - Google Patents

荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置 Download PDF

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Abstract

【目的】描画条件の違う複数の描画グループを描画する場合の描画時間の低減を図ることを目的とする。
【構成】描画装置100は、パターン形成される複数のチップのレイアウト情報を記憶する記憶装置144と、レイアウト情報を使って、他とは描画条件の異なる複数の描画グループを設定する描画グループ設定部108と、描画グループ毎に、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む枠を設定する枠設定部112と、描画グループ毎に、第1の方向に向かって枠を複数のストライプ領域に仮想分割するストライプ分割部114と、すべての描画グループの複数の領域を用いて、描画グループとは無関係に各領域の基準位置が第1の方向に向かって順に位置するように各領域の順序を設定する順序設定部116と、電子ビーム200を用いて、設定された順序で各領域内のパターンを試料に描画する描画部150と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、荷電粒子ビーム描画方法及び荷電粒子ビーム描画装置に係り、例えば、描画条件の異なる複数のチップのパターンを試料上に描画する際の描画方法および装置に関する。
半導体デバイスの微細化の進展を担うリソグラフィ技術は半導体製造プロセスのなかでも唯一パターンを生成する極めて重要なプロセスである。近年、LSIの高集積化に伴い、半導体デバイスに要求される回路線幅は年々微細化されてきている。これらの半導体デバイスへ所望の回路パターンを形成するためには、高精度の原画パターン(レチクル或いはマスクともいう。)が必要となる。ここで、電子線(電子ビーム)描画技術は本質的に優れた解像性を有しており、高精度の原画パターンの生産に用いられる。
図10は、従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。
可変成形型電子線(EB:Electron beam)描画装置は、以下のように動作する。第1のアパーチャ410には、電子線330を成形するための矩形例えば長方形の開口411が形成されている。また、第2のアパーチャ420には、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330を所望の矩形形状に成形するための可変成形開口421が形成されている。荷電粒子ソース430から照射され、第1のアパーチャ410の開口411を通過した電子線330は、偏向器により偏向され、第2のアパーチャ420の可変成形開口421の一部を通過して、所定の一方向(例えば、X方向とする)に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340に照射される。すなわち、第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過できる矩形形状が、X方向に連続的に移動するステージ上に搭載された試料340の描画領域に描画される。第1のアパーチャ410の開口411と第2のアパーチャ420の可変成形開口421との両方を通過させ、任意形状を作成する方式を可変成形方式(VSB方式)という。
試料の1つとなるマスク上には、複数のチップのパターンを描画することが一般的に行なわれており、また、チップによって描画条件が異なっている場合も多い。例えば、あるチップは1回描画(多重度=1)で描画される。また、他のあるチップはストライプ領域の境界位置をずらしながらの多重描画(例えば多重度=2)で描画される(例えば、特許文献1参照)。従来、電子ビーム描画装置では、複数のチップのパターンをマスク上に描画する際、ある範囲内にレイアウトされる描画条件が同一のチップ同士をまとめて描画グループを構成し、描画グループ毎に描画していた。これにより、1つの描画グループ内を描画している間は同じ描画条件で描画されることになる。
図11は、従来の描画グループと描画順序を説明するための概念図である。図11では、3つのチップA,B,Cが図11に示すように配置される場合を示している。ここでは、チップAとチップBが多重度1で描画され、チップCが多重度2で描画される場合を示す。かかる場合、描画条件が同じチップAとチップBで描画グループG1を構成し、チップCで描画グループG2を構成する。そして、描画グループG1では、チップAとチップBをマージ処理して、マージされた領域を所定の高さのストライプ領域に分割する。図11では、ストライプG1S1とストライプG1S2で示す2つのストライプに分割した場合を示す。一方、描画グループG2では、チップCの領域を所定の高さのストライプ領域に分割する。チップCは多重度2で描画されるため、1回目の描画を行なうストライプレイヤとストライプ高さを半分だけずらした位置で分割される2回目の描画を行なうストライプレイヤが構成され、それぞれ、ストライプG2S1,G2S2とストライプG’2S1〜G’2S3に分割される。よって、図11において、描画グループG2では、5つのストライプに分割される。そして、描画する際には、まず、描画グループG1の2つのストライプが順に描画される。そして、描画グループG1のすべてのストライプの描画が終了した後に、描画グループG2の5つのストライプが順に描画される。
特開平11−274036号公報
上述したように、描画グループ毎に描画すると、まず、描画グループG1の2つのストライプが順に描画され、描画グループG1のすべてのストライプの描画が終了することで1つの描画処理が終了する。そして、次に描画グループG2の描画処理を開始する。このように、描画グループを1つの描画処理単位として描画が行なわれる。そのため、各描画処理間での情報作成に必要とされる固定的な時間や各描画処理間に必要とされる初期化等の処理時間が必要となる。さらに、描画グループG1のすべてのストライプの描画が終了した後に、描画グループG2の描画開始位置まで戻ってから描画グループG2の描画が開始されるため、描画グループG1の最終位置から描画グループG2の開始位置へと移行する際の試料を載せたステージの移動時間が必要となる。この距離が長くなるとその分だけ移動時間が長くなる。これらの時間が描画時間に加算されるため、全体での描画時間の遅延につながるといった問題があった。特に、描画条件の違うチップ数が多くなるとそれに応じて描画グループ数も増加するため、描画グループ数の増加に応じて上述した各時間が必要となり、さらに描画時間の遅延につながるといった問題があった。
そこで、本発明は、上述した問題点を克服し、描画条件の違う複数の描画グループを描画する場合の描画時間の低減を図ることを目的とする。
本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画方法は、
パターン形成される複数のチップのレイアウト情報を入力し、レイアウト情報を使って、少なくとも1つのチップから構成され、他とは描画条件の異なる複数の描画グループを設定する工程と、
描画グループ毎に、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む枠を設定する工程と、
描画グループ毎に、所定の方向に向かって枠を複数の領域に仮想分割する工程と、
すべての描画グループの複数の領域を用いて、描画グループとは無関係に各領域の基準位置が所定の方向に向かって順に位置するように各領域の順序を設定する工程と、
荷電粒子ビームを用いて、設定された順序で各領域内のパターンを試料に描画する工程と、
を備えたことを特徴とする。
かかる構成によれば、描画グループとは無関係に所定の方向に向かって各領域が順に描画される。よって、ステージ移動距離が短くて済む。よって、ステージ移動時間が短縮される。また、かかる構成によれば、描画グループ毎の描画処理ではなく、すべての描画グループをまとめて一連の描画処理として描画を行なうことができる。よって、各描画処理間での情報作成に必要とされる固定的な時間や各描画処理間に必要とされる初期化等の処理時間を省くことができる。
また、上述した描画条件には、多重度と、試料を載置するステージのステージ移動経路と、ステージの速度と、複数の領域の分割高さと、荷電粒子ビームの照射量とのうち、少なくとも1つが含まれると好適である。
また、上述した枠は、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を外周側に位置するチップ領域と外接しながら取り囲むように設定されると好適である。
或いは、上述した枠は、すべての描画グループ内のすべてのチップ領域全体を外周側に位置するチップ領域と外接しながら取り囲むように設定されても好適である。
また、本発明の一態様の荷電粒子ビーム描画装置は、
パターン形成される複数のチップのレイアウト情報を入力し、記憶する記憶装置と、
レイアウト情報を使って、少なくとも1つのチップから構成され、他とは描画条件の異なる複数の描画グループを設定する描画グループ設定部と、
描画グループ毎に、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む枠を設定する枠設定部と、
描画グループ毎に、所定の方向に向かって枠を複数の領域に仮想分割する領域分割部と、
すべての描画グループの複数の領域を用いて、描画グループとは無関係に各領域の基準位置が所定の方向に向かって順に位置するように各領域の順序を設定する順序設定部と、
荷電粒子ビームを用いて、設定された順序で各領域内のパターンを試料に描画する描画部と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、描画条件の違う複数の描画グループを描画する場合の描画時間の低減を図ることができる。
実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。 実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における描画グループと合成されたストライプレイヤを説明するための概念図である。 実施の形態1における複数のストライプ領域の描画順序を説明するための概念図である。 実施の形態1における複数のチップと描画グループと各描画グループの描画条件の一例を示した図である。 図5の複数のチップと複数の描画グループと各描画グループのストライプ領域とを示す概念図である。 図6の複数のチップの描画順序を示す概念図である。 実施の形態2における描画グループと合成されたストライプレイヤを説明するための概念図である。 実施の形態2における複数のストライプ領域の描画順序を説明するための概念図である。 従来の可変成形型電子線描画装置の動作を説明するための概念図である。 従来の描画グループと描画順序を説明するための概念図である。
以下、実施の形態では、荷電粒子ビームの一例として、電子ビームを用いた構成について説明する。但し、荷電粒子ビームは、電子ビームに限るものではなく、イオンビーム等の荷電粒子を用いたビームでも構わない。また、荷電粒子ビーム装置の一例として、可変成形型の描画装置について説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1における描画装置の構成を示す概念図である。図1において、描画装置100は、描画部150と制御部160を備えている。描画装置100は、荷電粒子ビーム描画装置の一例である。特に、可変成形型の描画装置の一例である。描画部150は、電子鏡筒102と描画室103を備えている。電子鏡筒102内には、電子銃201、照明レンズ202、第1のアパーチャ203、投影レンズ204、偏向器205、第2のアパーチャ206、対物レンズ207、主偏向器208及び副偏向器209が配置されている。描画室103内には、XYステージ105が配置される。XYステージ105上には、描画時には描画対象となるマスク等の試料101が配置される。試料101には、半導体装置を製造する際の露光用マスクが含まれる。また、試料101には、まだ何も描画されていないマスクブランクスが含まれる。
制御部160は、描画グループ設定部108、制御計算機ユニット110、制御回路120、及び磁気ディスク装置等の記憶装置140,142,144,146,148を有している。描画グループ設定部108、制御計算機ユニット110、制御回路120、及び磁気ディスク装置等の記憶装置140,142,144,146,148は、図示しないバスを介して互いに接続されている。
制御計算機ユニット110内には、メモリ111、枠設定部112、ストライプ分割部114、順序設定部116、及びデータ変換処理部118が配置される。枠設定部112、ストライプ分割部114、順序設定部116、及びデータ変換処理部118は、電気回路等のハードウェアで構成されてもよいし、これらの機能を実行するプログラム等のソフトウェアで構成されてもよい。或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成されてもよい。枠設定部112、ストライプ分割部114、順序設定部116、及びデータ変換処理部118に入出力される情報および演算中の情報はメモリ111にその都度格納される。特に、データ変換処理部118は、データ処理量が膨大となり得るため、図示しない複数のCPUと複数のメモリ等で構成されると好適である。また、描画グループ設定部108についても電気回路等のハードウェアで構成されてもよいし、かかる機能を実行するプログラム等のソフトウェアで構成されてもよい。或いは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせにより構成されてもよい。
記憶装置140には、レイアウトデータとなる複数のチップデータが装置外部から入力され、格納される。例えば、チップAのチップデータ、チップBのチップデータ、チップCのチップデータ、・・・が格納される。各チップはパターン形成される。
記憶装置142には、例えば各チップの描画条件を示す描画パラメータが装置外部から入力され、格納される。描画条件には、例えば、多重描画のための多重度、XYステージ105のステージ移動経路、XYステージ105のステージ速度、ストライプ高さ(分割高さ)、サブフィールド(SF)サイズ、照射量(ドーズ量)等が挙げられる。ステージ移動経路には、フォワード/フォワード(FF)、フォワード/バックワード(FB)、バックワード/フォワード(BF)、或いはバックワード/バックワード(BB)といった各ストライプを順に描画していく際の描画方向を定義した経路が含まれる。また、ステージ速度には、例えば、一括最適化速度、等速描画のための速度、可変速描画のための速度、ステップアンドリピート(S&R)描画の際の速度が含まれる。
記憶装置144には、例えば各チップのレイアウト構成を示すレイアウト構成データ(レイアウト情報)が装置外部から入力され、格納される。
ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成を記載している。描画装置100にとって、通常、必要なその他の構成を備えていても構わない。例えば、位置偏向用には、主偏向器208と副偏向器209の主副2段の偏向器を用いているが、1段の偏向器によって位置偏向を行なう場合であってもよい。
図2は、実施の形態1における描画方法の要部工程を示すフローチャート図である。図2において、実施の形態1における描画方法は、描画グループ設定工程(S102)と、枠設定工程(S104)と、ストライプ分割工程(S106)と、順序設定工程(S108)と、データ変換処理工程(S110)と、描画工程(S112)といった一連の工程を実施する。
図3は、実施の形態1における描画グループと合成されたストライプレイヤを説明するための概念図である。図3では、3つのチップA,B,Cが図3に示すように配置される場合を示している。図3の例では、中央に長方形のチップCが配置される。そして、Y方向に長い(縦長)長方形の2つのチップAがチップCと2つのチップBを左右から挟むように分かれて配置される。チップAのY方向のサイズは、チップCと2つのチップBの各Y方向サイズを合計したサイズと同じにしている。また、X方向に長い(横長)の長方形の2つのチップBがチップCを上下から挟むように分かれて配置される。チップBのX方向のサイズは、チップCのX方向サイズと同じにしている。ここでは、チップAとチップBが多重度1で描画され、チップCが多重度2で描画される場合を示す。また、チップAとチップBはその他の描画条件も同一であるとする。
描画グループ設定工程(S102)として、描画グループ設定部108は、記憶装置142から各チップの描画パラメータを読み出し、記憶装置144からレイアウト構成データを読み出す。そして、描画グループ設定部108は、レイアウト構成データを使って、各チップを仮想的にレイアウトし、描画パラメータが同一となるチップ同士をまとめて少なくとも1つのチップから構成される描画グループを設定する。例えば、所定の範囲内にあるチップのうち、描画パラメータが同一となるチップ同士をまとめると好適である。このようにして、描画グループ設定部108は、他とは描画条件の異なる複数の描画グループを設定する。図3の例では、描画条件が同じチップAとチップBで描画グループPを構成し、チップCで描画グループQを構成する。よって、図3の例では2つの描画グループP,Qを設定する。そして、設定された描画グループのグループ情報および描画グループ毎の描画条件は、記憶装置146に出力され、格納される。
次に、枠設定工程(S104)として、枠設定部112は、記憶装置146から描画グループのグループ情報および描画グループ毎の描画条件を読み出し、描画グループ毎に、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む枠を設定する。実施の形態1における枠は、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を外周側に位置するチップ領域と外接しながら取り囲むように設定される。図3の例では、描画グループPについて、2つのチップAと2つのチップBの外周側に接するように長方形で形成された外接枠10が設定される。描画グループQについて、チップCの外周側に接するように長方形で形成された外接枠12が設定される。それぞれ、外接枠にすることで描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む最小サイズの長方形の枠を設定できる。
次に、ストライプ分割工程(S106)として、ストライプ分割部114は、描画グループ毎に、所定の方向に向かって枠を複数のストライプ領域に仮想分割する。図3の例では、描画グループPについて、外接枠10をY方向に向かって描画パラメータ(描画条件)に設定されたストライプ高さで短冊状に2つのストライプ領域20に仮想分割する。2つのストライプ領域20で第1ストライプレイヤ(STL_P1)が構成される。描画グループPについては、多重度N=1で描画されるため、第1ストライプレイヤ(STL_P1)のみの設定となる。描画グループQについては、多重度N=2で描画されるため、外接枠12について、まず、1回目の描画の層(第1ストライプレイヤ:STL_Q1)用にY方向に向かって描画パラメータ(描画条件)に設定されたストライプ高さで短冊状に3つのストライプ領域30に仮想分割する。3つのストライプ領域30で構成される第1ストライプレイヤは、ストライプ高さの1/2のサイズを外接枠12にY方向と−Y方向にそれぞれ追加したサイズの枠から分割される。ここでは多重度N=2なのでストライプ高さの1/2のサイズが追加されたが、例えば多重度N=4の場合はストライプ高さの1/4のサイズが追加されることになる。さらに、描画グループQについては、2回目の描画の層(第2ストライプレイヤ:STL_Q2)用にY方向に向かって外接枠12を描画パラメータ(描画条件)に設定されたストライプ高さで短冊状に2つのストライプ領域32に仮想分割する。2つのストライプ領域32によって第2ストライプレイヤが構成される。
以上のように、図3の例は、3つのストライプレイヤによって構成されることになる。従来は、描画グループPの第1ストライプレイヤ(STL_P1)と、描画グループQの第1と第2のストライプレイヤ(STL_Q1およびSTL_Q2)とは、別々の描画処理として描画をおこなっていたが、実施の形態1では、これらを合成して、1回の描画処理として描画を行なう。
順序設定工程(S108)として、順序設定部116は、すべての描画グループの複数の領域を用いて、描画グループとは無関係に各ストライプ領域の基準位置が所定の方向(ここではY方向)に向かって順に位置するように各ストライプ領域の順序を設定する。
図4は、実施の形態1における複数のストライプ領域の描画順序を説明するための概念図である。図3で示した2つのストライプ領域20と3つのストライプ領域30と2つのストライプ領域32について、例えば、左下の角部の位置を基準位置として、基準位置のY座標で昇順ソートする。その結果、図4に示すように、描画グループQの第1ストライプレイヤのストライプ領域Q1S1を先頭に、描画グループPの第1ストライプレイヤのストライプ領域P1S1、描画グループQの第2ストライプレイヤのストライプ領域Q2S1、描画グループQの第1ストライプレイヤのストライプ領域Q1S2、描画グループPの第1ストライプレイヤのストライプ領域P1S2、描画グループQの第2ストライプレイヤのストライプ領域Q2S2、最後に描画グループQの第1ストライプレイヤのストライプ領域Q1S3の順にソートされる。順序設定部116は、かかる順に各ストライプ領域の順序を設定する。
そして、データ変換処理工程(S110)として、データ変換処理部118は、ストライプ領域毎に該当するレイアウトデータを記憶装置140から読み出し、複数段の変換処理を行なって、ストライプ領域毎にショットデータを作成し、記憶装置148に格納する。データ変換処理部118は、上述した順序で各ストライプ領域のショットデータが一時的に格納されるようにデータ変換処理を行なうと好適である。但し、レイアウトデータはデータ量が多いので、各ストライプ領域をさらに複数の小領域に分割して、複数の小領域用のデータを並列処理すると好適である。その際、複数のストライプ領域用のデータが同時期にデータ変換処理されていても構わない。
そして、描画工程(S112)として、制御回路120は、設定された順序で各ストライプ領域内のショットデータを記憶装置148から読み出し、描画部150を制御して、電子ビーム200を用いて、設定された順序で各ストライプ領域内のパターンを試料101に描画する。各ストライプ領域を描画する際には、描画パラメータに設定された描画条件にてそれぞれ描画を行なう。描画部150は、具体的には以下のように動作する。
電子銃201(放出部)から放出された電子ビーム200は、照明レンズ202により矩形例えば長方形の穴を持つ第1のアパーチャ203全体を照明する。ここで、電子ビーム200をまず矩形例えば長方形に成形する。そして、第1のアパーチャ203を通過した第1のアパーチャ像の電子ビーム200は、投影レンズ204により第2のアパーチャ206上に投影される。偏向器205によって、かかる第2のアパーチャ206上での第1のアパーチャ像は偏向制御され、ビーム形状と寸法を変化させることができる。そして、第2のアパーチャ206を通過した第2のアパーチャ像の電子ビーム200は、対物レンズ207により焦点を合わせ、主偏向器208及び副偏向器209によって偏向され、連続的に移動するXYステージ105に配置された試料101の所望する位置に照射される。図1では、位置偏向に、主副2段の多段偏向を用いた場合を示している。かかる場合には、主偏向器208でストライプ領域を仮想分割した小領域となるサブフィールド(SF)の基準位置にステージ移動に追従しながら電子ビーム200を偏向し、副偏向器209でSF内の各照射位置にかかるビームを偏向すればよい。
図5は、実施の形態1における複数のチップと描画グループと各描画グループの描画条件の一例を示した図である。ここでは、チップA,B,Cが配置され、チップA,Bで描画グループIを構成する。そして、チップCで描画グループIIを構成する。描画グループIは、描画条件として、ストライプ高さが200μmで分割され、XYステージ105のステージ移動経路がフォワード(FWD)/バックワード(BWD)の順で進み、多重度N=1で描画され、XYステージ105は等速で移動する。描画グループIIは、描画条件として、ストライプ高さが200μmで分割され、XYステージ105のステージ移動経路がフォワード(FWD)/フォワード(FWD)の順で進み、多重度N=2で描画され、XYステージ105は可変速で移動する。
図6は、図5の複数のチップと複数の描画グループと各描画グループのストライプ領域とを示す概念図である。図6に示すように、チップA,Bで構成される描画グループIでは、4つのストライプ領域51,52,53,54に分割される。チップCで構成される描画グループIIでは、第1ストライプレイヤの2つのストライプ領域61,62と第2ストライプレイヤの2つのストライプ領域71,72とに分割される。
図7は、図6の複数のチップの描画順序を示す概念図である。実施の形態1では、すべてのストライプ領域51,52,53,54,61,62,71,72が例えば左下の角部を基準位置として、Y座標で昇順ソートされるので、図7に示す順序で描画が進むことになる。図7において、まず、描画グループIのストライプ領域51がX方向(FWD)に描画される。次に、描画グループIのストライプ領域52が−X方向(BWD)に描画される。次に、描画グループIIのストライプ領域61がX方向(FWD)に描画される。次に、描画グループIIのストライプ領域71がX方向(FWD)に描画される。次に、描画グループIのストライプ領域53がX方向(FWD)に描画される。次に、描画グループIIのストライプ領域62がX方向(FWD)に描画される。次に、描画グループIIのストライプ領域72がX方向(FWD)に描画される。そして、最後に、描画グループIIのストライプ領域54が−X方向(BWD)に描画される。以上のように、描画グループIでは、図5に示す描画条件に従ってFWD→BWD→FWD→BWDの順で描画され、描画グループIIでは、図5に示す描画条件に従ってFWD→FWD→FWD→FWDの順で描画される。
以上のように、実施の形態1によれば、描画条件に関わりなく、複数の描画グループのすべてのストライプレイヤのストライプを例えばY方向に昇順ソートして、その順序で描画する。これにより、1回の描画処理で描画を行なうことができる。よって、従来のような描画グループ間での描画処理の情報作成に必要とされる固定的な時間や各描画処理間に必要とされる初期化等の処理時間を省き、1回の描画処理分の時間に短縮できる。さらに、ある描画グループの最終位置から次の描画グループの開始位置へと移行する際の試料101を載せたXYステージ105の移動時間を短縮できる。よって、描画条件の違う複数の描画グループを描画する場合の描画時間の低減を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、描画グループ毎に、該当する描画グループ内のチップに外接するように外接枠を設定していたが、これに限定されるものではない。実施の形態2では、他の方法で枠を設定する場合について説明する。実施の形態2において、装置構成は図1と同様である。また、描画方法の各工程は図2と同様である。また、各工程の内容は、以下に説明する点を除き、実施の形態1と同様である。
図8は、実施の形態2における描画グループと合成されたストライプレイヤを説明するための概念図である。図8では、3つのチップA,B,Cが図8に示すように配置される場合を示している。図8の例では、図3と同様、中央に長方形のチップCが配置される。そして、Y方向に長い(縦長)長方形の2つのチップAがチップCと2つのチップBを左右から挟むように分かれて配置される。チップAのY方向のサイズは、チップCと2つのチップBの各Y方向サイズを合計したサイズと同じにしている。また、X方向に長い(横長)の長方形の2つのチップBがチップCを上下から挟むように分かれて配置される。チップBのX方向のサイズは、チップCのX方向サイズと同じにしている。ここでは、チップAとチップBが多重度1で描画され、チップCが多重度2で描画される場合を示す。また、チップAとチップBはその他の描画条件も同一であるとする。また、描画グループ設定工程(S102)の内容は実施の形態1と同様である。
次に、枠設定工程(S104)として、枠設定部112は、記憶装置146から描画グループのグループ情報および描画グループ毎の描画条件を読み出し、描画グループ毎に、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む枠を設定する。実施の形態2における枠は、すべての描画グループ内のすべてのチップ領域全体を外周側に位置するチップ領域と外接しながら取り囲むように設定される。図8において、描画グループPについては、2つのチップA,Bの内側にチップCが配置されるので、結果的に、実施の形態1と同様、2つのチップAと2つのチップBの外周側に接するように長方形で形成された外接枠10が設定される。しかし、描画グループQについては、チップCだけではなく、2つのチップA,Bも取り囲むため、結果的に、2つのチップAと2つのチップBの外周側に接するように長方形で形成された外接枠10と同じサイズの外接枠14が設定される。外接枠とすることで、すべての描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む最小サイズの長方形の枠を設定できる。
次に、ストライプ分割工程(S106)として、ストライプ分割部114は、描画グループ毎に、所定の方向に向かって枠を複数のストライプ領域に仮想分割する。図8の例では、描画グループPについて、実施の形態1と同様、外接枠10をY方向に向かって描画パラメータ(描画条件)に設定されたストライプ高さで短冊状に2つのストライプ領域20に仮想分割する。2つのストライプ領域20で第1ストライプレイヤ(STL_P1)が構成される。
一方、描画グループQについては、多重度N=2で描画されるため、外接枠14について、まず、1回目の描画の層(第1ストライプレイヤ:STL_Q1)用にY方向に向かって描画パラメータ(描画条件)に設定されたストライプ高さで短冊状に3つのストライプ領域34に仮想分割する。3つのストライプ領域34で構成される第1ストライプレイヤは、ストライプ高さの1/2のサイズを外接枠14にY方向と−Y方向にそれぞれ追加したサイズの枠から分割される。ここでは多重度N=2なのでストライプ高さの1/2のサイズが追加されたが、例えば多重度N=4の場合はストライプ高さの1/4のサイズが追加されることになる。さらに、描画グループQについては、2回目の描画の層(第2ストライプレイヤ:STL_Q2)用にY方向に向かって外接枠14を描画パラメータ(描画条件)に設定されたストライプ高さで短冊状に2つのストライプ領域36に仮想分割する。2つのストライプ領域36によって第2ストライプレイヤが構成される。図8の例では、描画グループP,Q共に同じストライプ高さの場合を示しているので、結果的に、2つのストライプ領域20と2つのストライプ領域36は同じ領域となる。
以上のように、図8の例は、3つのストライプレイヤによって構成されることになる。従来は、描画グループPの第1ストライプレイヤ(STL_P1)と、描画グループQの第1と第2のストライプレイヤ(STL_Q1およびSTL_Q2)とは、別々の描画処理として描画をおこなっていたが、実施の形態2では、これらを合成して、1回の描画処理として描画を行なう。
順序設定工程(S108)として、順序設定部116は、すべての描画グループの複数の領域を用いて、描画グループとは無関係に各ストライプ領域の基準位置が所定の方向(ここではY方向)に向かって順に位置するように各ストライプ領域の順序を設定する。
図9は、実施の形態2における複数のストライプ領域の描画順序を説明するための概念図である。図8で示した2つのストライプ領域20と3つのストライプ領域34と2つのストライプ領域36について、例えば、左下の角部の位置を基準位置として、基準位置のY座標で昇順ソートする。その結果、図9に示すように、描画グループQの第1ストライプレイヤのストライプ領域Q1S1を先頭に、描画グループQの第2ストライプレイヤのストライプ領域Q2S1、描画グループPの第1ストライプレイヤのストライプ領域P1S1、描画グループQの第1ストライプレイヤのストライプ領域Q1S2、描画グループQの第2ストライプレイヤのストライプ領域Q2S2、描画グループPの第1ストライプレイヤのストライプ領域P1S2、最後に描画グループQの第1ストライプレイヤのストライプ領域Q1S3の順にソートされる。順序設定部116は、かかる順に各ストライプ領域の順序を設定する。図9の例では、2つのストライプ領域20と2つのストライプ領域36は同じ位置関係になるので、どちらを先にしても良い。
そして、以下、実施の形態1と同様に、データ変換処理工程(S110)および描画工程(S112)とを実施すればよい。
以上のように、実施の形態2では、実施の形態1での効果の他に、外接枠を共通にすることができる。よって、外接枠に関するデータ量を削減できる。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。例えば、描画装置100を制御する制御部構成については、記載を省略したが、必要とされる制御部構成を適宜選択して用いることは言うまでもない。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての荷電粒子ビーム描画装置及び方法は、本発明の範囲に包含される。
10,12,14 外接枠
20,30,32,34,36 ストライプ領域
51,52,53,54,61,62,71,72 ストライプ領域
100 描画装置
101,340 試料
102 電子鏡筒
103 描画室
105 XYステージ
108 描画グループ設定部
110 制御計算機ユニット
111 メモリ
112 枠設定部
114 ストライプ分割部
116 順序設定部
118 データ変換処理部
120制御回路
140,142,144,146,148 記憶装置
150 描画部
160 制御部
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
203,410 第1のアパーチャ
204 投影レンズ
205 偏向器
206,420 第2のアパーチャ
207 対物レンズ
208 主偏向器
209 副偏向器
330 電子線
411 開口
421 可変成形開口
430 荷電粒子ソース

Claims (5)

  1. パターン形成される複数のチップのレイアウト情報を入力し、前記レイアウト情報を使って、少なくとも1つのチップから構成され、他とは描画条件の異なる複数の描画グループを設定する工程と、
    描画グループ毎に、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む枠を設定する工程と、
    描画グループ毎に、所定の方向に向かって前記枠を複数の領域に仮想分割する工程と、
    すべての描画グループの複数の領域を用いて、描画グループとは無関係に各領域の基準位置が前記所定の方向に向かって順に位置するように各領域の順序を設定する工程と、
    荷電粒子ビームを用いて、設定された順序で各領域内のパターンを試料に描画する工程と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画方法。
  2. 前記描画条件には、多重度と、前記試料を載置するステージのステージ移動経路と、前記ステージの速度と、前記複数の領域の分割高さと、前記荷電粒子ビームの照射量とのうち、少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項1記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  3. 前記枠は、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を外周側に位置するチップ領域と外接しながら取り囲むように設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  4. 前記枠は、すべての描画グループ内のすべてのチップ領域全体を外周側に位置するチップ領域と外接しながら取り囲むように設定されることを特徴とする請求項1又は2記載の荷電粒子ビーム描画方法。
  5. パターン形成される複数のチップのレイアウト情報を入力し、記憶する記憶装置と、
    前記レイアウト情報を使って、少なくとも1つのチップから構成され、他とは描画条件の異なる複数の描画グループを設定する描画グループ設定部と、
    描画グループ毎に、当該描画グループ内のすべてのチップ領域全体を取り囲む枠を設定する枠設定部と、
    描画グループ毎に、所定の方向に向かって前記枠を複数の領域に仮想分割する領域分割部と、
    すべての描画グループの複数の領域を用いて、描画グループとは無関係に各領域の基準位置が前記所定の方向に向かって順に位置するように各領域の順序を設定する順序設定部と、
    荷電粒子ビームを用いて、設定された順序で各領域内のパターンを試料に描画する描画部と、
    を備えたことを特徴とする荷電粒子ビーム描画装置。
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