JP2011037533A - 巻き癖除去装置及びそれを用いた画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像記録の停止後にロール紙の慣性による回転で用紙の繰り出しが継続することによって本体装置の内部にまで弛みが生じるという課題がある。
【解決手段】2個の固定ローラ61及び62と、これら2個の固定ローラを支持する装置フレームにおいて2個の固定ローラの軸中心を結ぶ仮想平面に直交する方向に形成された案内溝65と、2個の固定ローラ間の間隙よりも大きな直径を有する1個の扱きローラ63と、該扱きローラ63を回動端の切り込み溝66に滑動自在に保持し、該保持する扱きローラ63を案内溝66に沿い仮想平面に対し進退する矢印d方向へ移動させる回動アーム64と、を備え、回動アーム64は、連続媒体5の搬送が停止したとき扱きローラ63を2個の固定ローラ方向へ移動させ連続紙を扱きローラと2個の固定ローラとで挟持させ連続紙を巻き癖除去装置14内に固定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、長尺の記録媒体の巻き癖を解消する巻き癖除去装置、及びこれを備えた画像記録装置に関する。
従来、画像記録装置として、例えばインクを吐出して記録媒体上に画像を記録するインクジェット方式の画像記録装置や、トナーなどの乾式現像剤を用いて記録媒体に画像を記録する電子写真方式の画像記録装置が知られている。
これら画像記録装置は、一般的にカット紙(枚葉紙)を記録媒体として用いているが、カット紙のみならず、長尺なロール紙(連続紙)を記録媒体として用いて画像記録を行っているものもある。
このようなロール紙を用いた画像記録装置では、ロール紙を収容する収容部からロール紙を装置内部の画像記録を行う画像記録部に供給する。ここで、供給されるロール紙には、ロール紙特有の巻き癖を有している。そのため、画像記録部に搬送されるまでにロール紙の巻き癖を除去する必要がある。
例えば、特許文献1には、カール補正装置として2本のローラの間に移動可能な1本のローラを設け、この移動可能なローラの移動により、ロール紙の巻き癖を除去する構成が提案されている。
特開平10−265110号公報
ところで、ロール紙を用いた画像記録装置では、画像記録が停止したとき、ロール紙は極めて大きく重量も有るので、画像記録時の回転の慣性で直ちには回転を停止することはできず用紙の繰り出しが継続して用紙に弛みが生じることが多々有る。
プリンタの本体装置の手前、例えばカール癖矯正装置とロール紙供給装置の間で弛みが生じるのであれば、弛みは本体装置とロール紙供給装置との間の外部空間に生じているので、弛みの修復はで容易にできる。
しかし、画像記録の停止後に繰り出された用紙が本体装置内に引き込まれて本体装置内で弛みが生じると、その弛みの修復は容易ではない。また、弛み部分によって画像記録部、例えば、インクジェットプリンタの場合、弛み部分がインクヘッドと接触することによりインクヘッドの故障にも繋がる。
したがって、本体装置内の用紙搬入口近傍で、用紙の搬送を強制的に停止させる必要がある。
しかしながら、特許文献1の従来技術には、画像記録の停止後に、ロール紙の慣性による回転で用紙の繰り出しが継続することによって本体装置の内部にまで弛みが生じることへの解消方法又は防止方法については、何らの提案も示唆も記載されていない。
すなわち、特許文献1の従来技術には、画像記録の停止後に、ロール紙の慣性による回転で用紙の繰り出しが継続することによって本体装置の内部にまで弛みが生じるという課題がある。
上記の課題を解決するために、本発明の巻き癖除去装置は、ロール状の連続紙を搬送する搬送路に配置される巻き癖除去装置において、2個の固定ローラと、該2個の固定ローラを支持する装置フレームにおいて2個の固定ローラの軸中心を結ぶ仮想平面に直交する方向に形成された案内溝と、2個の固定ローラ間の間隙よりも大きな直径を有する1個の扱きローラと、該扱きローラを回動端の切り込み溝に滑動自在に保持し、該保持する扱きローラを案内溝に沿い仮想平面に対し進退する方向へ移動させる回動アームと、を備え、回動アームは、連続紙の搬送中は、扱きローラを仮想平面から離間する方向へ移動させるよう回動して扱きローラにより連続紙を2個の固定ローラの間にU字形に張設して連続紙の巻き癖を除去し、連続紙の搬送が停止したとき、扱きローラを仮想平面に近接する方向へ移動させるよう回動して連続紙を扱きローラと2個の固定ローラとで挟持させ連続紙を装置本体内に固定する、ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明の巻き癖除去装置は、ロール状の連続紙を搬送する搬送路に配置される巻き癖除去装置において、案内溝を有するフレームと、該フレームに支持される固定ローラと、扱きローラと、回動アームと、連続紙保持用ローラと、を備え、固定ローラは軸中心を含む仮想平面が搬送路に平行するように2個配置され、扱きローラは2個の固定ローラの間の位置で案内溝に沿い連続紙を仮想平面に垂直な方向に押圧可能に1個配置され、回動アームは、連続紙の搬送中は、連続紙を2個の固定ローラの間にV字形に張設して連続紙の巻き癖を除去する位置まで扱きローラを移動させるよう回動し、連続紙の搬送が停止したときは、搬送停止に対応する回動に連動させて連続紙保持用ローラと、扱きローラと協働して又は2個の固定ローラのいずれか一方又は両方と協働して、連続紙を挟持させ、該連続紙を装置本体内に固定する、ことを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明の画像記録装置は、ロール状の連続紙から成る記録媒体を搬送して該記録媒体に記録ヘッドにより画像を記録する画像記録装置において、上記本発明の巻き癖除去装置を記録媒体の搬送路に配置して記録媒体の巻き癖を除去する、ことを特徴とする。
本発明の巻き癖除去装置及びそれを用いた画像記録装置は、画像記録の停止時に本体装置内に用紙の弛みが発生することを防止することができるという効果を奏する。
本発明の実施例1〜6に係る巻き癖除去装置を備えた画像記録装置における記録媒体の搬送系を示す概略的な正面図である。 実施例1〜6に係る巻き癖除去装置において共通する構成の斜視図である。 図2のB−B´断面矢視図である。 実施例1に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。 実施例2に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。 実施例3に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。 実施例4に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。 実施例5に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。 実施例6に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1〜6に係る巻き癖除去装置を備えた画像記録装置における記録媒体の搬送系を示す概略的な正面図である。
図1に示すように、画像記録装置1は、装填された長尺の連続媒体5を引き出して給送する給送部2と、連続媒体5を搬送する搬送部、連続媒体5上に画像を記録する画像記録部及び画像記録部のクリーニングを行うクリーニングユニットを有するプリンタ部3と、画像記録された連続媒体5を切断するカッタ部4と、切断後の用紙搬送経路を有する排出部55とで構成される。
これらの構成部は、図示しないパーソナルコンピュータやCPU等の演算処理部を搭載する不図示の制御部により制御される。この制御部には、必要なプログラムやデータ等を記憶するメモリを備えている。
まず、給送部2について説明する。この給送部2は、例えば巻回されたロール紙等の連続媒体5と、連続媒体5を装填する紙管固定シャフト7と、紙管固定シャフト7を回転可能に支持するスタンド6と、連続媒体5の供給速度に制動を与えるブレーキ8と、を有している。
スタンド6は、紙管固定シャフト7を回転可能に支持している。紙管固定シャフト7は、不図示のエアー注入口よりエアーを注入することにより複数の爪部が押し出されて、半径方向に突出する。この爪部は連続媒体5の紙管の内径面に食い込み、連続媒体5を保持する。
また、紙管固定シャフト7には、プーリとベルトを介してブレーキ8が連結されている。
このブレーキ8は、連続媒体5の搬送方向(矢印Aが示す方向)とは、逆方向にバックテンションを与える制動機能を有している。尚、ブレーキ8は、不図示の連続媒体残量検知機構により検出された連続媒体5の残量に応じて、そのテンション力を調整している。この構成により、給送部2は、プリンタ部3に連続媒体5を送り出して供給する。
次に、プリンタ部3について説明する。プリンタ部3は、装置本体フレーム60内に巻き癖除去装置14と、複数の搬送用のフリーローラ15、16、・・・、24、25と、第1ドラム30と、第2ドラム40とで構成される連続媒体5の搬送部を備えている。
また、プリンタ部3は、第1ドラム30の外周上方に設けられた第1画像記録部である第1記録ヘッド部33と、第2ドラム40の外周上方に設けられた第2画像記録部である第2記録ヘッド部44を備えている。
さらに、プリンタ部3は、第1記録ヘッド部33のクリーニングを行う第1クリーニングユニット35、第2記録ヘッド部44のクリーニングを行う第2クリーニングユニット45を備えている。
このプリンタ部3は、給送部2から供給された連続媒体5を導入し、この連続媒体5を上述の搬送部により搬送し、第1記録ヘッド部33により連続媒体5の第1面(例えば、表面側)にインクを吐出して画像記録を行い、次に、第2記録ヘッド部44により連続媒体5の第2面(例えば、裏面側)にインクを吐出して画像記録を行なった後、この画像記録された連続媒体5をカッタ部4に送出する機能を有している。
次にプリンタ部3の各構成について詳細に説明する。
まず、画像記録部について説明する。なお、第1記録ヘッド部33及び第2記録ヘッド部44は、ともに同様な構成であるので、第1記録ヘッド部33についてのみ説明し、第2記録ヘッド部44については説明を省略する。
第1記録ヘッド部33は、例えばシアン(C)、ブラック(K)、マゼンタ(M)、及びイエロー(Y)の4色のインクを吐出するラインヘッド34(34a、34b、34c34d)と、ラインヘッド34を保持するヘッド保持部材と、を有している。
なお、本実施形態におけるラインヘッド34は、連続媒体5の幅に満たない短尺な記録ヘッドを複数用い、これらの記録ヘッドを連続媒体5の搬送方向に直交する方向に千鳥状に配置して、連続媒体5の記録領域幅以上となる長さに構成されている。
第1記録ヘッド部33は、第1ドラム30によって搬送される連続媒体5に対して、各ラインヘッド34(34a、34b、34c、34d)のノズルからインクを吐出し、画像記録を行っている。
次に、クリーニングユニットについて説明する。なお、第1クリーニングユニット35と第2クリーニングユニット45は、ともに同様な構成であるので、第1クリーニングユニット35についてのみ説明し、第2クリーニングユニット45についての説明は省略する。
第1クリーニングユニット35は、第1記録ヘッド部33の各ラインヘッド34(34a、34b、34c、34d)をクリーニングする。そのため、特には図示しないが、各ラインヘッド34に対応したワイプブレードや吸引機構等の既知のクリーニング機構を有している。
この第1クリーニングユニット35によって第1記録ヘッド部33のクリーニングを行なう際、まず、第1記録ヘッド部33を図1に示す状態から上昇させる。これにより、第1記録ヘッド部33と第1ドラム30の外周面との間に空間が形成される。次に、その形成された空間に向かって第1クリーニングユニット35が移動し、第1記録ヘッド部33と対向配置される。
これにより、第1クリーニングユニット35は、第1記録ヘッド部33のクリーニングを行なうことができるようになる。クリーニングが終わると、第1クリーニングユニット35及び第1記録ヘッド部33を図1に示す状態に戻す。
次に、プリンタ部3における連続媒体5の搬送する搬送部に関して説明する。給送部2から送り出された連続媒体5は、まず、巻き癖除去装置14に搬送される。この巻き癖除去装置14は、給送部2から送り出される直前までロール紙状であった連続媒体5の巻き癖を除去するために設けられている。なお、巻き癖除去装置14の詳細な構成については、後述する。
巻き癖除去装置14から送出された連続媒体5は、フリーローラ15を経由して、第1ドラム30に搬送される。これらフリーローラ15、第1ドラム30の回転軸31は、装置本体フレーム60に回転可能に支持されている。
なお、本実施形態の第1ドラム30には、連続媒体5が330度の巻き付け角で巻き付けられている。このように、第1ドラム30における連続媒体5の巻き付け角を330度くらい広く確保することで、連続媒体5は第1ドラム30に対する巻き始めのテンションと第1ドラム30に対する巻き終わりのテンションによって第1ドラム30と連続媒体5との間の摩擦力が大きくなる。これにより第1ドラム30と連続媒体5との間で滑りがなくなり、連続媒体5を第1ドラム30に密着させて保持させることができる。よって、正確な用紙搬送とドラムの回転数制御が可能となる。
また、本実施形態の第1ドラム30は、連続媒体5を介して、第2ドラム40によって、回転する従動ドラムとなる。つまり、第1ドラム30には、該第1ドラム自体を駆動させるためのモータは取り付けられていない。
第1ドラム30の巻き終わり以降では、連続媒休5は、フリーローラ16、17、18を経由して、第2ドラム40に搬送される。これらフリーローラ16、17、18、第2ドラム40の回転軸41は、装置本体フレーム60に回転可能に支持されている。
なお、本実施形態の第2ドラム40も前述した第1ドラム30と同様に、連続媒体5が330度の巻き付け角で巻き付けられている。これにより、第2ドラム40と連続媒体5との間の摩擦力が大きくなることから、第2ドラム40と連続媒体5との間で滑りがなくなり、連続媒体5は第2ドラム40に密着保持される。
第2ドラム40に保持される連続媒体5は、第2ドラム40の回転軸41にプーリとベルトを介して連結された駆動モータ42の駆動力によって搬送される。この構成により、最下流の第2ドラム40は駆動ドラムとなる。
また、第2ドラム40の回転軸41には、位置検出部におけるエンコーダ43と連結されている。これにより、エンコーダ43は、第2ドラム40の回転に伴って、該第2ドラム40の回転位置に相当するパルス信号を出力する。
そして、エンコーダ43から出力されたパルス信号は、第1記録ヘッド部33および第2記録ヘッド部44の各ラインヘッド34を駆動する不図示の駆動制御基板に入力され、このパルス信号に同期して、各ラインヘッド34はインクを吐出する。
つまり、連続媒体5は第1ドラム30及び第2ドラム40上で滑ることがなく同速度で搬送されるため、第2ドラム40の回転に伴って出力されるパルス信号に基づいて、第1記録ヘッド部33及び第2記録ヘッド部44の吐出駆動を制御することができる。もちろん、第1ドラム30及び第2ドラム40のそれぞれにエンコーダを設け、第1記録ヘッド部33及び第2記録ヘッド部44の吐出駆動を制御してもよい。
次に、第2ドラム40の巻き終わり以降では、連続媒体5は、装置本体フレーム60に回転可能に支持されているフリーローラ19、20、テンションローラ21、フリーローラ22、23、24、25を経由して、カッタ部4に搬送される。
テンションローラ21には、ベルトを介して駆動モータ46が連結されている。この駆動モータ46を駆動させることで、テンションローラ21は回転する。これによりテンションローラ21は、連続媒体5に必要な張力を作用させて、第2ドラム40の巻き終わり以降の連続媒体5のスリップを防ぐことができる。
テンションローラ21を通過した連続媒体5は、装置上方に向かってフリーローラ22、23、24、25を経由してカッタ部4へと搬送される。
カッタ部4は、ニップローラ対26とカッタローラ対50とで構成されている。
このニップローラ対26の一方のローラには、駆動モータ47が連結されている。これによりニップローラ対26は、駆動モータ47によって回転し、連続媒体5を切断するカッタローラ対50へと搬送する。
カッタローラ対50は、連続媒体5を切断するための少なくとも1つのカット刃53が取り付けられたカッタローラ51と、カッタローラ51と所定の間隔をあけて対向して設けられたアンビルローラ52と、により構成されている。
これらカッタローラ51とアンビルローラ52とは、不図示のモータによって図中の矢印方向に回転する。これにより、ニップローラ対26から送られてきた連続媒体5は、カッタローラ対50によって所定の大きさにカットされて(以降、所定の大きさにカットされた連続媒体をカット媒体12という)排出部55へと排出される。
なお、ニップローラ対26及びカッタローラ対50は、外周面の速度が、プリンタ部3から搬送される連続媒体5の搬送速度と等速となるように制御されている。
排出部55は、用紙搬送ガイド56(56a、56b)と、排出ローラ対57(57a、57b)と、排出トレイ58とで構成されている。用紙搬送ガイド56a、56bは、カット媒体12を排出ローラ対57へと案内するために設けられている。
この用紙搬送ガイド56a、56bのうち用紙搬送ガイド56bの端部は、アンビルローラ52の外周面に当接する、又は連続媒体5の厚さよりも薄い間隔で近接して配置されている。
これにより、カッタローラ対50で連続媒体5をカットした際においても、連続媒体5の先端(カット面)がアンビルローラ52に巻き込まれることはなく、用紙搬送ガイド56a、56bの間を搬送させることができる。
排出ローラ対57に送られたカット媒体12は、排出ローラ57a、57bの回転により排出トレイ58へと排出される。排出トレイ58は、排出ローラ対57によって排出されたカット媒体12を収容する。
次に、巻き癖除去装置14について、詳細に説明する。なお、本発明の巻き癖除去装置14における実施例は、実施例1〜6まで6つの実施例がある。まず、最初に、6つの実施例すべてに共通する機構について説明する。
図2は、実施例1〜6に係る巻き癖除去装置において共通する構成の斜視図である。
図3は、図2のB−B´断面矢視図である。
図2及び図3に示すように、巻き癖除去装置14は、装置フレーム60(60a、60b)に支持された固定ローラA61、固定ローラB62、その間において配置された扱きローラ63、扱きローラ63を上下に移動させるための回動アーム64(64a、64b)を有している。
装置フレーム60には、固定ローラA61と固定ローラB62の軸中心を結ぶ仮想平面に直交する方向に、案内溝65(65a、65b)が形成されている。また、回動アーム64の回動端(一端)には切り込み溝66(回動アーム64aの切り込み溝66は装置フレーム60aの陰になって見えない)が形成されている。
固定ローラA61と固定ローラB62は、装置フレーム60にベアリングを介して回転可能に保持され、両ローラの上記の軸中心を含む仮想平面が、連続媒体5の搬送路に平行するように配置されている。これら固定ローラA61及び固定ローラB62のほぼ中間に、扱きローラ63が配置されている。
扱きローラ63は、その軸両端が装置フレーム60の案内溝65にベアリングを介して滑動自在に嵌入していると共に、更にその外側にベアリングを介して回動アーム64の回動端(一端)に形成されている切り込み溝66に滑動自在に嵌入している。
これにより、扱きローラ63は、回動アーム64が回動することに応じて、装置フレーム60の案内溝65に沿って上下に移動するようになっている。
連続媒体5は、図2及び図3に示すように、固定ローラA61の上面、扱きローラ63の下面、固定ローラB62の上面に順次掛け渡されて、ロール紙として巻回されていたときの屈曲とは反対方向に屈曲して張設されながら通過することにより、ロール紙の巻き癖を除去している。
回動アーム64の他端は、ベアリングを介して装置フレーム60に回転可能に保持されているアーム保持シャフト67に連結されて保持されている。このアーム保持シャフト67には、ギア68が設けられている。
ここで、装置フレーム60aには、モータブラケット69を介してアーム駆動用モータ71が取り付けられている。このアーム駆動用モータ71のモータ軸先端には、上下2個のギアブラケット72(72a、72b)の間に位置固定されたウォームギア73が取り付けられている。
そして、このウォームギア73とアーム保持シャフト67に固設されたギア68とは噛合しているので、アーム駆動用モータ71の正逆両方向の回転に応じて、回動アーム64が、時計回り方向又は反時計回り方向に回動する。これにより、回動アーム64の切り込み溝66に保持された扱きローラ63は、案内溝65に沿って上下いずれかの方向に移動し、巻き癖を除去している。換言すれば、回動アーム64は、連続媒体5の搬送中は、連続媒体5を2個の固定ローラA61とB62の間にV字形に張設して、連続媒体5の巻き癖を除去する位置まで扱きローラ63を移動させるよう回動する。この移動位置は、ロール紙の残量を検知するセンサの出力信号に基づいて、不図示の制御部によりアーム駆動用モータ71の回転が制御されることにより決定される。
続いて、以下、実施例1〜6に係る巻き癖除去装置について順次説明するが、各実施例の巻き癖除去装置に共通する基本的構造及び動作は、図2及び図3に示した通りであり、各実施例で変更していない限り新たに説明はしない。
図4は、実施例1に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図であり、上に連続媒体の搬送時の状態を示し、下に連続媒体の搬送停止時の状態を示している。同図で扱きローラ63の番号に続いて括弧内に示すA〜Dの符号は、扱きローラ63のそのときどきの配置位置を示している。
位置B、C、Dは、それぞれ連続媒体5の巻き癖を除去する必要があるときの位置であり、扱きローラ63は、連続媒体5の使いはじめで巻き癖が小さい時は位置Bに配置され、連続媒体5の使い終わりで巻き癖が大きい時は位置Dに配置され、連続媒体5の使いかけ中間では位置Cに配置される。また、位置Aは、連続媒体5の搬送停止時における扱きローラ63の位置である。
本実施例における扱きローラ63の直径は直径Wである。この扱きローラ63の直径Wは、固定ローラA61と固定ローラB62との間の間隔wよりも大きく設定されている。これにより、扱きローラ63が位置Aに配置されたとき、扱きローラ63の外周面が連続媒体5を介して固定ローラA61と固定ローラB62の両周面を押圧する。
すなわち、連続媒体5の印刷が終了し、印刷を継続せず装置が停止される場合、又は緊急により装置が非常停止した場合、不図示の制御部は回動アーム64を扱きローラ63が位置Aに配置されるように回動させる。これにより、扱きローラ63は、固定ローラA61及び固定ローラB62と協働して連続媒体5を挟持し、連続媒体5を巻き癖除去装置14内に固定する。
このように、図1のプリンタ部3における連続媒体搬入口に配置されている巻き癖除去装置14は、搬送停止時に慣性によって給送部2から連続媒体5が巻き出されたとしても、巻き癖除去装置14より上流側に弛みが生じるだけで巻き癖除去装置14より下流側に弛みを生じさせない。これにより、弛みの修復が容易であり、且つ、弛んだ部分がラインヘッド34に衝突することがない。
また、制御部は、不図示の連続媒体残量検知センサによる連続媒体5の残量に基づいて扱きローラ63の最適位置を算出し、回動アーム64の初期位置を基準にして最適位置まで回動させる。
すなわち、連続媒体5の残量に基づいて扱きローラ63を矢印d方向に移動させ、扱きローラ63の位置を位置B、又は位置C、又は位置Dとすることで連続媒体5の巻き癖を除去することができる共に、搬送停止時には扱きローラ63の位置を位置Aとして連続媒体5を把持して固定することができる。
なお、巻き癖除去装置14には、回動アーム64の位置を検出する不図示のアーム位置検センサが設けられている。このアーム位置検出センサが回動アーム64を検出した位置を初期位置とし、制御部は、回動アーム64を最適位置まで回動させる。
図5は、実施例2に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。本実施例では、同図に示すように、通常の巻き癖除去装置の構成に連続媒体保持用ローラ74を追加した構成となっている。なお、本実施例では、扱きローラ63の直径は、2個の固定ローラA61とB62の間の間隔により狭く形成されている。
また、本実施例の場合も、扱きローラ63の番号に続いて括弧内に示すA〜Dの符号は、扱きローラ63のそのときどきの配置位置を示している。
位置B、C、Dは、それぞれ連続媒体5の巻き癖を除去する必要があるときの位置であり、扱きローラ63は、連続媒体5の使いはじめで巻き癖が小さい時は位置Bに配置され、連続媒体5の使い終わりで巻き癖が大きい時は位置Dに配置され、連続媒体5の使いかけ中間では位置Cに配置される。また、位置Aは、連続媒体5の搬送停止時における扱きローラ63の位置である。
連続媒体保持用ローラ74は、両端が装置フレーム60(60a、60b)に固定して取り付けられている。この連続媒体保持用ローラ74の表面は装置停止時(搬送停止時)に連続媒体5を挟み込んだ場合、連続媒体5が移動できないように滑りにくいゴム等による表面処理が施されている。
この連続媒体保持用ローラ74は、扱きローラ63に対し案内溝65の延長線上に位置し、扱きローラ63よりも更に仮想平面から離間する位置に設定されている。換言すれば、連続媒体5に対する最大張設時の扱きローラ63の位置Dよりも更に仮想平面から離間する位置に設定されている。
ここで本実施例の動作を説明する。回動アーム64は、連続媒体5の搬送中は、連続媒体5の巻き癖を除去する位置(位置B、C、D)まで扱きローラ63を移動させるよう回動する。そして、連続媒体5の印刷が終了し印刷を継続せず装置を停止する場合、又は緊急により装置が非常停止する場合は、連続媒体5の搬送時の位置よりも更に仮想平面から離間する方向に回動して、扱きローラ63を位置Aに設定する。
位置Aにおいて、扱きローラ63は、連続媒体5を介して連続媒体保持用ローラ74に圧接され、連続媒体保持用ローラ74と協働して連続媒体5を挟持し、連続媒体5を巻き癖除去装置14内に固定する。このような動作によって生じる本実施例2の作用・効果は、実施例1の場合と同様である。
図6は、実施例3に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。本実施例も、同図に示すように、通常の巻き癖除去装置の構成に連続媒体保持用ローラ75を追加した構成となっている。なお、本実施例では、扱きローラ63の直径は、2個の固定ローラA61とB62の間の間隔により狭く形成されている。
また、本実施例の場合も、扱きローラ63の番号に続いて括弧内に示すA〜Dの符号は、扱きローラ63のそのときどきの配置位置を示している。
位置B、C、Dは、それぞれ連続媒体5の巻き癖を除去する必要があるときの位置であり、扱きローラ63は、連続媒体5の使いはじめで巻き癖が小さい時は位置Bに配置され、連続媒体5の使い終わりで巻き癖が大きい時は位置Dに配置され、連続媒体5の使いかけ中間では位置Cに配置される。また、位置Aは、連続媒体5の搬送停止時における扱きローラ63の位置である。
連続媒体保持用ローラ75は、ベアリング76を介して装置フレーム60の案内溝65に滑動自在に嵌入され、軸端部を回動アーム64に保持されているバネ77により、回動アーム64の側面78に押し付けられている。
このバネ77は、回動アーム64の外面に設けられた支持軸79に固定され、一端は回動アーム64に設けられているストッパ81に当て付いて係止し、他端が連続媒体保持用ローラ75の軸端部に当て付いて、その付勢力により上記のように連続媒体保持用ローラ75の両軸端を回動アーム64の側面78に押圧している。
これにより、回動アーム64の回動に伴って連続媒体保持用ローラ75も回動アーム64の側面78を滑動しながら案内溝65に沿って、上下に移動する。
この連続媒体保持用ローラ75の軸端部が接触する回動アーム64の側面78は、根元から先端まで1つの平面を形成しているのではなく、先端部方向でR付きの段差82が形成され、先端部の側面が根元方向の側面よりも、切り込み溝66に保持されている扱きローラ63に近接するようになっている。
これにより、連続媒体の停止制御によって扱きローラ63の位置が回動アーム64の回動によって位置Aになる時、連続媒体保持用ローラ75は、回動アーム64の側面78と案内溝65の両方に沿って移動すると共に、段差82を超えて回動アーム64の側面78の先端部の側面に移動して、連続媒体5を介して扱きローラ63を押圧する。
なお、連続媒体5の印刷中は、つまり連続媒体5の搬送中は、回動アーム64は扱きローラ63が位置B、又は、位置C、又は位置Dに配置されるように回動している。この範囲では、扱きローラ63と連続媒体保持用ローラ75は接触しない位置関係に設定されている。したがって、連続媒体5の印刷時は、扱きローラ63と連続媒体保持用ローラ75で連続媒体5を挟み込むことはない。
連続媒体5の印刷が終了し、印刷を継続せず装置を停止する場合、又は緊急により装置を非常停止させた場合は、回動アーム64は扱きローラ63を位置Aとなるように回動する。
これにより、連続媒体保持用ローラ75が、回動アーム64の先端部のより扱きローラ63に近接する側面に移動し、連続媒体5を介して扱きローラ63を押圧する位置にくる。この状態で停止することで、扱きローラ63と連続媒体保持用ローラ75で連続媒体5を挟持し、連続媒体5を巻き癖除去装置14内に保持して固定することができる。本例の場合も、上記の動作による作用・効果は実施例1の場合と同様である。
図7は、実施例4に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。本実施例も、同図に示すように、通常の巻き癖除去装置の構成に加えて、回動アーム64に支持部83を設け、この支持部83に連続媒体保持用ローラ84を追加した構成となっている。
連続媒体5の印刷中は、回動アーム64は、扱きローラ63を、他の実施例の場合と同様に、連続媒体5の残量に応じて回動する。このとき連続媒体保持用ローラ84は、固定ローラA61及びB62よりも仮想平面から離間した位置にあり、固定ローラA61及びB62とは接触しない位置にある。したがって、連続媒体5の印刷中は、連続媒体保持用ローラ84と固定ローラA61及びB62とで連続媒体5を挟み込むことはない。
連続媒体5の印刷が終了し、印刷を継続せず装置を停止する場合、又は緊急により装置を非常停止させた場合は、回動アーム64がさらに図の反時計回り方向に回動する。これにより、連続媒体保持用ローラ84は、回動アーム64の支持部83に伴われて回動移動し、連続媒体5を介して固定ローラA61と固定ローラB62の両ローラを押圧する位置(図7の破線で示す位置)にくる。この位置が連続媒体5を保持する位置となる。
連続媒体保持用ローラ84は、連続媒体5を介して固定ローラA61と固定ローラB62の両ローラを押圧する位置で停止することで、固定ローラA61及び固定ローラB62とで連続媒体5を挟持し、巻き癖除去装置14内に連続媒体5を保持して固定する。本例の場合も、上記の動作による作用・効果は実施例1の場合と同様である。
ところで、上述した実施例1〜4は、いずれも連続媒体5を挟持して固定する際、扱きローラ63による癖が発生する虞がある。
好ましくは、何ら曲げの外力が掛からない方法で連続媒体5を保持して固定することができれば、より良い固定方法といえる。このより良い固定方法を採用した巻き癖除去装置の構成について、実施例5及び6として以下に説明する。
図8は、実施例5に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図である。本実施例も、同図に示すように、通常の巻き癖除去装置の構成に、連続媒体保持用ローラ85を追加した構成となっている。なお、本実施例においても、扱きローラ63の直径は、2個の固定ローラA61とB62の間の間隔により狭く形成されている。
また、本実施例の場合も、扱きローラ63の番号に続いて括弧内に示すA〜Dの符号は、扱きローラ63のそのときどきの配置位置を示している。
位置B、C、Dは、それぞれ連続媒体5の巻き癖を除去する必要があるときの位置であり、扱きローラ63は、連続媒体5の使いはじめで巻き癖が小さい時は位置Bに配置され、連続媒体5の使い終わりで巻き癖が大きい時は位置Dに配置され、連続媒体5の使いかけ中間では位置Cに配置される。また、位置Aは、連続媒体5の搬送停止時における扱きローラ63の位置である。
ここで本実施例における連続媒体保持用ローラ85について説明する。なお、連続媒体保持用ローラ85は、搬送停止時に連続媒体5を挟み込んだ場合、連続媒体5が動きにくいように、ローラ表面には滑りにくいゴム等の表面処理が施されている。
図2及び図3に示した装置フレーム60には、案内溝65の近傍に図8に示す他の案内溝86が形成されている。具体的には、案内溝86は、2個の固定ローラの一方の固定ローラA61の直上に形成されている。
そして、この案内溝86には、連続媒体保持用ローラ85がベアリングを介して滑動自在に嵌入されている。これにより、連続媒体保持用ローラ85は、案内溝86に沿って固定ローラA61と対向した状態で移動可能となる。
また、連続媒体保持用ローラ85の両軸端には、ワイヤー87の一端が係止している。ワイヤー87は複数のワイヤープーリー88(88a、88b、88c)に掛け渡され、ワイヤー87の他端は、回動アーム64の先端部に設けられた止軸89に係止している。
これにより、連続媒体保持用ローラ85は、ワイヤー87及びワイヤープーリー88からなる連結機構を介して回動アーム64の回動に連動する。
すなわち、回動アーム64がアーム保持シャフト67を支点にして両向き円弧矢印mで示すように正逆時計回り方向に回動すると、ワイヤー87は、この回動に連動して両向き矢印n、oで示すように進退する。これによって、連続媒体保持用ローラ85は、案内溝86に沿って両向き矢印pで示すように、固定ローラA61に接離する方向に進退する。
この構成において、連続媒体保持用ローラ85の動作について説明する。連続媒体5の搬送中、上述したように回動アーム64によって扱きローラ63は、位置B、位置C、位置Dのそれぞれに移動する。この時、連続媒体保持用ローラ85は、回動アーム64の回動に連動して固定ローラA61に接離する方向に進退する。なお、扱きローラ63の位置が位置Bの時、連続媒体保持用ローラ85は、連続媒体5を介して固定ローラA61を押圧しない位置となっている。
そして、連続媒体5の印刷が終了し印刷が継続されず装置が停止する場合、又は緊急により装置が非常停止した場合、つまり連続媒体5の搬送を停止させるとき、回動アーム64が扱きローラ63を連続媒体5に対する押圧方向(位置B、C、又はD)と反対方向(位置A)に移動させるよう回動する。
この回動に連動して、ワイヤー87がワイヤープーリー88の配置経路に沿って両向き矢印nの上方向、両向き矢印oの左方向への繰り出し可能になる。これにより、連続媒体保持用ローラ85は、自重により(又は不図示の付勢部材の付勢力により)、案内溝86に沿って両向き矢印pの下方向に移動して連続媒体5を介して固定ローラA61を押圧する位置に来る。これと同時に、扱きローラ63は、連続媒体5を押圧する位置から離れた位置Aに移動し、その位置Aを維持する。
この状態で停止することで、連続媒体保持用ローラ85は固定ローラA61と協働して連続媒体5を挟持し、連続媒体5を巻き癖除去装置14内に保持することができると共に、扱きローラ63による連続媒体5に癖がつくおそれもない。
図9は、実施例6に係る巻き癖除去装置の主要部の構成と動作を示す図であり、上に連続媒体保持用ローラ85と、回動アーム64の回動を連続媒体保持用ローラ85に伝達する連動レバー91との係合関係を示し、下に主要部の構成と動作を示している。
本実施例も、通常の巻き癖除去装置の構成に、連続媒体保持用ローラ85を追加した構成となっている。また、本実施例も、扱きローラ63の直径は、2個の固定ローラA61とB62の間の間隔により狭く形成されている。
さらに、本実施例の場合も、扱きローラ63の番号に続いて括弧内に示すA〜Dの符号は、扱きローラ63のそのときどきの配置位置を示している。
位置B、C、Dは、それぞれ連続媒体5の巻き癖を除去する必要があるときの位置であり、扱きローラ63は、連続媒体5の使いはじめで巻き癖が小さい時は位置Bに配置され、連続媒体5の使い終わりで巻き癖が大きい時は位置Dに配置され、連続媒体5の使いかけ中間では位置Cに配置される。また、位置Aは、連続媒体5の搬送停止時における扱きローラ63の位置である。
ここで、本実施例における続紙保持用ローラ85と連動レバー91の構成と動作について以下に説明する。
図2及び図3に示した装置フレーム60には、案内溝65の近傍に図9に示すように、前述した実施例5の案内溝65よりやや短い案内溝92が形成されている。具体的には、案内溝92は、2個の固定ローラの一方の固定ローラA61の直上に形成されている。
そして、この案内溝92には、連続媒体保持用ローラ85がベアリング93を介して滑動自在に嵌入されている。これにより、連続媒体保持用ローラ85は、案内溝86に沿って固定ローラA61と対向した状態で移動可能となる。
また、連続媒体保持用ローラ85の両軸端(ベアリング93の更に外側)には、連動レバー91の一方の端部91aが当接している。この連動レバー91は、装置フレーム60に設けられた支持軸94を介して装置フレーム60に対して回動自在に支持されている。
この支持軸94には、開きバネ95も支持されている。この開きバネ95の一方の端部95aは、連動レバー91の一方の端部91aを連続媒体保持用ローラ85の軸端に向けて付勢し、他方の端部95bは、装置フレーム60の不図示の係合穴に係止されている。これにより、連動レバー91の一方の端部91aは、連続媒体保持用ローラ85の両軸端に常に当接した状態となっている。なお、連続媒体保持用ローラ85は、搬送停止時に連続媒体5を挟み込んだ場合、連続媒体5が動きにくいように、ローラ表面には滑りにくいゴム等の表面処理が施されている。
一方、回動アーム64の先端部には、レバー押し出しピン96が配置されている。このレバー押し出しピン96は、回動アーム64によって扱きローラ63が位置B、位置C、位置Dにある場合、連動レバー91の他方の端部91bと接触しない位置にある。
そして、回動アーム64が扱きローラ63を連続媒体5に対する押圧方向(位置B、C、又はD)と反対方向(位置A)に移動させるよう回動したときは、レバー押し出しピン96が連動レバー91の他方の端部91bの先端部と接触するようになっている。
この構成において、本実施例における連続媒体保持用ローラ85の動作について説明する。連続媒体5の印刷時、回動アーム64は、扱きローラ63が位置Bから位置Dの間に配置されるように回動しているので、連動レバー91の端部91bにレバー押し出しピン96が接触することはない。そのため、連動レバー91は、連続媒体保持用ローラ85を固定ローラA61から離間するほうへ付勢している状態のままである。すなわち、連続媒体保持用ローラ85は、固定ローラA61から離間した位置(図中の実線で示した位置)を維持している。
連続媒体5の印刷が終了し印刷が継続されず装置が停止する場合、又は緊急により装置が非常停止した場合は、つまり連続媒体5の搬送を停止させるとき、回動アーム64が扱きローラ63を連続媒体5に対する押圧方向(位置B、C、又はD)と反対方向(位置A)に移動させるよう回動する。
この時、回動アーム64のレバー押し出しピン96が連動レバー91の他方の端部91bの先端部に当接して、連動レバー91を開きバネ95の付勢力に抗して支持軸94を支点にして反時計回り方向に回動させる。
これにより、連動レバー91の端部91aは、矢印g方向に回動すると共に、連続媒体保持用ローラ85は、固定ローラA61方向へ移動し、連続媒体5を介して固定ローラA61を押圧して停止する。すなわち、連続媒体保持用ローラ85は、連続媒体保持用ローラ85は固定ローラA61と協働して連続媒体5を挟持し、連続媒体5を巻き癖除去装置14内に保持することができると共に、扱きローラ63による連続媒体5に癖がつくおそれもない。
以上のように、本発明の実施例によれば、連続媒体5(ロール紙)の搬送停止時に、プリンタ部3(プリンタ装置本体)の給紙口近傍にある巻き癖除去装置内でロール紙を保持・固定してしまうので、ロール紙の慣性による回転継続で発生した弛みをプリンタ装置本体内に持ち込ませることがないため、装置内のロール紙の弛みによるヘッド部の損傷を防止する効果がある。
また、ロール紙を交換する際は、巻き癖除去装置の手前で連続紙を切断するが、プリンタ本体装置内の搬送路に残るロール紙の自重により、切断部分が巻き癖除去装置内を通り過ぎて本体装置内に引き込まれて本体装置内でロール紙の弛みを生じることが防止され、本体装置の次回の動作時のJAM等の発生を防止することができるという効果がある。
また、同様に、ロール紙を交換する際に切断したロール紙の端部が一旦本体装置内に引き込まれると、ロール紙を巻き癖除去装置内の元の位置に戻すのに非常に手数がかかり手間となるが、この手間の発生を容易に解消できるという効果がある。
本発明は、長尺の記録媒体の巻き癖を解消する巻き癖除去装置、及びこれを備えた画像記録装置に利用することができる。
1・・・画像記録装置、2・・・給送部、3・・・プリンタ部、4・・・カッタ部、5・・・連続媒体、6・・・スタンド、7・・・紙管固定シャフト、8・・・ブレーキ、12・・・カット媒体、14・・・巻き癖除去装置、26・・・ニップローラ対、30・・・第1ドラム、33・・・第1記録ヘッド部、34(34a,34b,34c,34d)・・・ラインヘッド、35・・・第1クリーニングユニット、40・・・第2ドラム、42・・・駆動モータ、43・・・エンコーダ、44・・・第2記録ヘッド部、45・・・第2クリーニングユニット、46・・・駆動モータ、47・・・駆動モータ、 50・・・カッタローラ対、51・・・カッタローラ、52・・・アンビルローラ、53・・・カット刃、55・・・排出部、56(56a,56b)・・・用紙搬送ガイド、57(57a,57b)・・・排出ローラ対、58・・・排出トレイ、60(60a,60b)・・・装置フレーム、61・・・固定ローラA、62・・・固定ローラB、63・・・扱きローラ、64(64a,64b)・・・回動アーム、65(65a,65b)・・・案内溝、66・・・切り込み溝、67・・・アーム保持シャフト、68・・・ギア、69・・・モータブラケット、71・・・アーム駆動用モータ、72(72a,72b)・・・ギアブラケット、73・・・ウォームギア、74,75・・・連続媒体保持用ローラ、76・・・ベアリング、77・・・バネ、78・・・側面、79・・・支持軸、81・・・ストッパ、82・・・段差、83・・・支持部、84,85・・・連続媒体保持用ローラ、86・・・案内溝、87・・・ワイヤー、88(88a,88b,88c)・・・ワイヤープーリー、89・・・止軸、91・・・連動レバー、92・・・案内溝、93・・・ベアリング、94・・・支持軸、95・・・開きバネ、96・・・レバー押し出しピン

Claims (11)

  1. ロール状の連続紙を搬送する搬送路に配置される巻き癖除去装置において、
    2個の固定ローラと、
    該2個の固定ローラを支持する装置フレームにおいて前記2個の固定ローラの軸中心を結ぶ仮想平面に直交する方向に形成された案内溝と、
    前記2個の固定ローラ間の間隙よりも大きな直径を有する1個の扱きローラと、
    該扱きローラを回動端の切り込み溝に滑動自在に保持し、該保持する前記扱きローラを前記案内溝に沿い前記仮想平面に対し進退する方向へ移動させる回動アームと、
    を備え、
    前記回動アームは、
    前記連続紙の搬送中は、前記扱きローラを前記仮想平面から離間する方向へ移動させるよう回動して前記扱きローラにより前記連続紙を前記2個の固定ローラの間にV字形に張設して前記連続紙の巻き癖を除去し、
    前記連続紙の搬送が停止したとき、前記扱きローラを前記仮想平面に近接する方向へ移動させるよう回動して前記連続紙を前記扱きローラと前記2個の固定ローラとで挟持させ前記連続紙を装置本体内に固定する、
    ことを特徴とする巻き癖除去装置。
  2. ロール状の連続紙を搬送する搬送路に配置される巻き癖除去装置において、
    案内溝を有するフレームと、
    該フレームに支持される固定ローラと、扱きローラと、回動アームと、連続媒体保持用ローラと、を備え、
    前記固定ローラは軸中心を含む仮想平面が前記搬送路に平行するように2個配置され、
    前記扱きローラは前記2個の固定ローラの間の位置で前記案内溝に沿い前記連続紙を前記仮想平面に垂直な方向に押圧可能に1個配置され、
    前記回動アームは、前記連続紙の搬送中は、前記連続紙を前記2個の固定ローラの間にV字形に張設して前記連続紙の巻き癖を除去する位置まで前記扱きローラを移動させるよう回動し、前記連続紙の搬送が停止したときは、搬送停止に対応する回動に連動させて前記連続媒体保持用ローラと、前記扱きローラと協働して又は前記2個の固定ローラのいずれか一方又は両方と協働して、前記連続紙を挟持させ、該連続紙を装置本体内に固定する、
    ことを特徴とする巻き癖除去装置。
  3. 前記連続媒体保持用ローラは、前記案内溝に沿い、前記扱きローラに対向して配置され、
    前記回動アームは、前記連続紙の搬送中は前記扱きローラと前記2個の固定ローラとにより前記連続紙の巻き癖を除去する位置まで前記扱きローラを移動させるよう回動し、前記連続紙の搬送停止の際は前記扱きローラと前記連続媒体保持用ローラとにより前記連続紙を装置本体内に固定する位置まで前記扱きローラを移動させるよう回動する、
    ことを特徴とする請求項2記載の巻き癖除去装置。
  4. 前記連続媒体保持用ローラは、固定して配置され、
    前記回動アームは、前記連続紙の搬送停止の際は、前記連続紙の搬送時の位置よりも更に前記仮想平面から離間する方向に回動し、
    前記扱きローラは、前記連続媒体保持用ローラに圧接し、該連続媒体保持用ローラと協働して前記連続紙を挟持し該連続紙を装置本体内に固定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の巻き癖除去装置。
  5. 前記連続媒体保持用ローラは、付勢部材に付勢されて前記回動アームの外側面に滑接し且つ前記回動アームの回動に伴われて前記案内溝に沿って摺動可能に配置され、
    前記前記回動アームは、前記連続紙の搬送停止の際は、前記仮想平面に対し前記連続紙の搬送時の位置よりも反対方向へ離間する方向に回動し、
    前記扱きローラは、前記連続媒体保持用ローラに圧接し、該連続媒体保持用ローラと協働して前記連続紙を挟持し該連続紙を装置本体内に固定する、
    ことを特徴とする請求項3記載の巻き癖除去装置。
  6. 前記連続媒体保持用ローラは、前記扱きローラに対し前記仮想平面から反対方向へ離間する位置で、前記回動アームの回動端に形成された支持部により支持され、
    前記回動アームは、前記連続紙の搬送停止の際は、前記連続紙の搬送時の位置よりも更に前記仮想平面から離間する方向に回動し、
    前記連続媒体保持用ローラは、前記2個の固定ローラの方向へ移動し、該2個の固定ローラと協働して前記連続紙を挟持し該連続紙を装置本体内に固定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の巻き癖除去装置。
  7. 前記連続媒体保持用ローラは、
    前記案内溝の近傍に形成された他の案内溝に沿って摺動可能に構成され、
    前記連続紙の搬送時には前記2個の固定ローラの一方の固定ローラに対向し該一方の固定ローラより離間した位置に配置され、
    前記連続紙の搬送が停止したとき、前記回動アームが前記扱きローラを前記連続紙に対する押圧方向と反対方向に移動させるよう回動することに連動して、前記一方の固定ローラ方向に移動し、該一方の固定ローラと協働して前記連続紙を挟持し該連続紙を装置本体内に固定する、
    ことを特徴とする請求項2記載の巻き癖除去装置。
  8. 前記連続媒体保持用ローラは、ワイヤーとワイヤープーリーから成る連結機構を介して前記回動アームの回動に連動する、ことを特徴とする請求項7記載の巻き癖除去装置。
  9. 前記連続媒体保持用ローラは、
    該連続媒体保持用ローラのローラ軸に一端を当接させ、他端に係合部を有し、前記一端と前記他端の間に支点を有する回動レバーと、
    該回動レバーを介し前記連続媒体保持用ローラを前記仮想平面より離間する方向へ付勢する付勢部材と、
    前記回動アームの回動端に設けられ、該回動アームの搬送停止時の回動に応じて前記回動レバーの前記係合部に係合して、前記付勢部材の付勢力に抗して前記連続媒体保持用ローラを前記一方の固定ローラ方向に移動するよう前記回動レバーを回動させるピンと、
    から成る連動機構により前記回動アームの回動に連動する、
    ことを特徴とする請求項7記載の巻き癖除去装置。
  10. ロール状の連続紙から成る記録媒体を搬送して該記録媒体に記録ヘッドにより画像を記録する画像記録装置において、
    請求項1に記載の巻き癖除去装置を前記記録媒体の搬送路に配置して前記記録媒体の巻き癖を除去する、
    ことを特徴とする画像記録装置。
  11. ロール状の連続紙から成る記録媒体を搬送して該記録媒体に記録ヘッドにより画像を記録する画像記録装置において、
    請求項2乃至9のいずれか1項に記載の巻き癖除去装置を前記記録媒体の搬送路に配置して前記記録媒体の巻き癖を除去する、
    ことを特徴とする画像記録装置。
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