JP2010536637A

JP2010536637A - 車両座席

Info

Publication number: JP2010536637A
Application number: JP2010521364A
Authority: JP
Inventors: ウォルフガングペレンツ、; サチンバラムブ、; ヴィカスワヤール、; クリスチャンヒューブシュ、; ロビンダギジマーナ、; シルヴィオハルトラウブ、
Original assignee: ジョンソン・コントロールズ・ゲー・エム・ベー・ハー
Priority date: 2007-08-22
Filing date: 2008-08-22
Publication date: 2010-12-02
Anticipated expiration: 2028-08-22
Also published as: DE102008006412B4; US8608241B2; US20110241392A1; EP2190690A2; EP2190690B1; WO2009024354A3; JP5560190B2; WO2009024354A2; DE102008006412A1; PL2190690T3

Abstract

本発明は、背もたれ及びアクティブヘッドレストを有する車両座席に関し、車両座席は、開放装置及びエネルギー貯蔵部を備える。車両座席の通常の動作の間は、エネルギー貯蔵部のブロッキングが提供され、事故の場合は、エネルギー貯蔵部の開放が提供される。エネルギー貯蔵部の開放によって、アクティブヘッドレストの作動が提供される。エネルギー貯蔵部の開放によって、アクティブヘッドレストの作動が提供される。エネルギー貯蔵部は、アクティブヘッドレスト又は背もたれの中に配置される。背もたれは、作動装置を備え、伝達装置が作動装置とアクティブヘッドレストとの間に配置される。本発明はさらに、シェル構造を備える背もたれを有する車両座席に関する。背もたれは、開放装置及びエネルギー貯蔵部を備え、車両座席の通常の動作の間は、エネルギー貯蔵部のブロッキングが提供され、事故の場合は、エネルギー貯蔵部の開放が提供される。エネルギー貯蔵部の開放によって、アクティブヘッドレストの作動が提供される。

Description

本発明は、座部及び背もたれを有する、特に自動車用の車両座席に関する。

本発明は、背もたれ及びアクティブヘッドレストを有する車両座席であって、開放装置及びエネルギー貯蔵部を備える車両座席に基づく。車両座席の通常の動作の間は、エネルギー貯蔵部のブロッキングが提供され、事故の間は、エネルギー貯蔵部の開放が提供される。エネルギー貯蔵部の開放によって、アクティブヘッドレストの作動が提供される。さらに、本発明は、独国特許第ＤＥ１０２００５０２１４８２Ａ１号に開示された車両座席に基づく。この特許出願の主題を形成する、この特許出願の開示への参照が明確に行われる。

いわゆるアクティブヘッドレストは一般に知られている。それを作動させるために、このようなアクティブヘッドレストが設けられる座席背もたれの下部に操作装置及び／又は作動装置を設けることが知られている。

本発明の目的は、最大の安全性が車両座席の比較的単純且つ費用効果の高い構造と同時に発生し得るように、背もたれ及びアクティブヘッドレストを有する車両座席を提供することである。さらに、本発明の目的は、従来の車両座席と比較して快適性を損なわないと同時に、アクティブヘッドレストが使用される特にいわゆる後方事故又は後方衝突時に高度の乗客安全性をもたらす、特に低い全体の奥行きを有する背もたれを備える車両座席を提供することである。

本発明の目的は、第１の実施形態によれば、背もたれ及びアクティブヘッドレストを有する車両座席であって、開放装置及びエネルギー貯蔵部を備える車両座席によって達成される。車両座席の通常の動作状況の間は、エネルギー貯蔵部のブロッキングが提供され、事故の間は、エネルギー貯蔵部の開放が提供される。エネルギー貯蔵部の開放によって、アクティブヘッドレストの作動が提供される。エネルギー貯蔵部は、アクティブヘッドレスト又は背もたれの中に配置される。背もたれは、作動装置及び作動装置とアクティブヘッドレストとの間に配置される伝達装置を備える。結果として、本発明によれば、純粋に人体によって機械的に引き起こされるアクティブヘッドレストの作動が、一方では（後方事故時に乗員と車両座席の構造との間の相対的な動作を検出する）作動装置によって、他方では（エネルギー貯蔵部を開放及び／又は解除する）開放装置によって実行されてもよい。この文脈では、センサにより引き起こされるアクティブヘッドレストの実行に関連して、電気信号の処理に基づいて、例えば、エネルギー貯蔵部を開放するための花火（ｐｙｒｏｔｅｃｈｎｉｃ）又は電磁開放装置等の高価な構成要素を有利に省略することが出来、且つ電子制御装置への接続を回避することが出来る。また、アクティブヘッドレストの初期化可能性が比較的単純なやり方で実装されてもよい。さらに、純粋に人体によって駆動されるアクティブヘッドレストの実行に関して、第１に、より迅速な開放及び／又はより迅速な安全位置の調節が有利に実行されてもよく、第２に、背もたれにおける作動装置の設計は、構造及び安定性に関して作動装置の要件がより低く設定されるので、単に開放力を生成するために、より単純且つスリムに提供されてもよい。

本発明によれば、特に第１の実施形態において、作動装置が伝達装置を作動させるために提供され、且つ／又は作動装置が２組の関節レバーを備える関節レバーの配置であることが好ましい。結果として、作動装置は、特に単純で、費用効果が高く、軽量で且つスリムに構成されてもよく、それにもかかわらず、開放装置を開放し且つエネルギー貯蔵部を開放するために（例えば、ボーデンケーブルの、及び／又は伝達装置の）十分に大きな作動経路を生成してもよい。さらに、特に本発明の第１の実施形態では、エネルギー貯蔵部及び開放装置がヘッドレストの中に配置されることも好ましい。結果として、アクティブヘッドレストの全システムの小型設計が有利に実行され、作動装置のみが、特に背もたれの下部領域において設けられて、伝達装置及び／又はボーデンケーブルによってアクティブヘッドレストに接続される。

本目的はさらに、第２の実施形態によれば、シェル構造を備える背もたれを有する車両座席によって達成される。背もたれは、開放装置及びエネルギー貯蔵部を備える。車両座席の通常の動作の間は、エネルギー貯蔵部のブロッキングが提供され、事故の間は、エネルギー貯蔵部の開放が提供される。エネルギー貯蔵部の開放によって、アクティブヘッドレストの作動が提供される。結果として、アクティブヘッドレストの作動は、事故時に単純なやり方で起こってもよく、それにもかかわらずアクティブヘッドレストを開放するために使用されるこのような要素の、特にエネルギー貯蔵部の重量の相当部分が、背もたれの下部に収容されることが可能であり、その結果、事故時に比較的小さな傾斜モーメントが生成されることになる。さらに、結果として、全車両座席に対する背もたれの移動及び／又はシェル構造の移動は事故時に比較的小さく、且つ背もたれの比較的小さな全体の奥行きのために比較的小さくなければならないが、ほとんど任意の長さの作動経路がアクティブヘッドレストを（事故時に適合される）その押し出し設定に開放し及び／又は押し出すために実装されることが有利に可能である。

本発明によれば、開放装置が回転軸の周囲を旋回可能なレバーを有することがさらに好ましい。本発明によれば、例えば、シェル構造を有し且つ所定の柔軟性を有するやり方でフレーム構造に接続される、特に小さな全体の奥行きを有する本発明による背もたれの下部において、ジョイント及び／又はレバー配置を配置することが、車両座席の背もたれのシェル構造の可変傾斜及び／又は荷重が可変ジョイント調節及び／若しくは可変レバー調節を引き起こし、並びに／又はレバーの可変旋回角度を引き起こすように提供される。本発明によれば、このような配置により、単純なやり方で、背もたれの非常に小さい全体の奥行きを生成し、且つ後方衝突時にアクティブヘッドレストの開放を達成することが可能である。レバーの提供は、快適性の範囲、すなわち車両座席の通常の使用範囲で、及び作動の旋回角度範囲で、すなわち快適性を生み出す車両座席の車両座席及び／又は背もたれ及び／又はシェル構造の柔軟性を提供し、且つエネルギー貯蔵部を開放するために、共にレバーが移動することが出来る可能性を有利にもたらす。この場合、作動の旋回角度範囲は、レバーの全移動範囲の一部にのみ対応する。しかし、代替的に、レバーはまた、（後方）事故の場合に（その後エネルギー貯蔵部を開放するために）のみ移動されもよく、その結果、作動の旋回角度範囲はレバーの全移動範囲に対応する。

以下の好ましい変形は、両実施形態において実装されてもよい。

車両座席は、伝達装置、特にボーデンケーブルを備えることが特に好ましい。この伝達装置は作動力をエネルギー貯蔵部からアクティブヘッドレストに伝達するために設けられる。結果として、背もたれの上部において比較的重量が低いという意味で、車両内の非常に有利な重量比及び／又は非常に有利な重量経路が達成され得る。さらに、結果として、作動力は、エネルギー貯蔵部からアクティブヘッドレストに信頼出来るやり方で伝達され得る。

さらに、本発明によれば、背もたれが傾斜調節のために回転軸の周囲を旋回可能に設けられることが好ましい。結果として、本発明による車両座席が、傾斜調節可能な背もたれを有する従来使用された車両座席の代わりに使用されてもよい。

本発明によるさらに好ましい実施形態によれば、開放装置が、車両座席の通常の動作状況においてエネルギー貯蔵部のブロッキングをもたらし、事故時においてエネルギー貯蔵部の開放をもたらすように設けられる。

さらに、本発明によれば、開放装置が、後方事故の状況においてのみエネルギー貯蔵部の開放をもたらすことが好ましい。結果として、多様な事故状況が具体的に有利に参照される。

さらに、また、エネルギー貯蔵部の開放をもたらす開放装置の作動が、車両座席に関して座席シェルの相対的な移動によってもたらされることが好ましい。結果として、座席シェルの弾性が開放動作のために有利に使用され得る。車両座席に関する座席シェルの相対的な移動は、好ましくは、着座者によりもたらされる慣性力によって起こってもよい。

さらに、本発明によれば、エネルギー貯蔵部が張力バネ又は圧縮バネとして設けられることが好ましい。結果として、本発明によれば、複数の種類の作動を提供することが有利に可能である。

本発明の例示的な実施形態は、図面に示され、以下の記載でより詳細に説明される。

図１乃至３は、本文脈では、第２の例示的実施形態を示し、図４乃至７は第１の例示的実施形態を示す。
車両座席の通常の動作状況（エネルギー貯蔵部がブロッキングされている）における本発明による背もたれの下部における開放装置及びエネルギー貯蔵部の並びに／又は本発明による車両座席の第１の実施形態を示す。車両座席の事故状況（エネルギー貯蔵部が開放されている）における（又はその後の）開放装置及びエネルギー貯蔵部の第１の実施形態を示す。車両座席の通常の動作状況（エネルギー貯蔵部がブロッキングされている）における本発明による背もたれの下部の開放装置及びエネルギー貯蔵部並びに／又は本発明による車両座席の第２の実施形態を示す。本発明の第１の例示的実施形態によるヘッドレストの側面図を概略的に示す。本発明の第１の例示的実施形態によるヘッドレストの前面及び／又は後面図を概略的に示す。本発明の第１の例示的実施形態による車両座席のためのアクティブヘッドレストを作動させるために、背もたれの領域に提供される作動装置の２つの異なる実施形態の１つを概略的に示す。本発明の第１の例示的実施形態による車両座席のためのアクティブヘッドレストを作動させるために、背もたれの領域に提供される作動装置の２つの異なる実施形態の１つを概略的に示す。

図面は本発明の２つの実施形態を例示目的で概略的に示す。図１から３に示される背もたれは、基本的構造において、独国特許出願第ＤＥ１０２００５０２１４８２Ａ１号に開示された実施形態に対応する。

図１から３は、例示目的で概略的に、基本構造において独国特許出願第ＤＥ１０２００５０２１４８２Ａ１号に開示された実施形態に対応する、第２の実施形態による本発明の多様な実施形態の背もたれ１０（及び／又は背もたれの下部）を示す。本発明による背もたれを有する座席が概略的に示され、側面図によって図１の上部に示される。

車両座席の座部（図１の上部にのみ示される）は、従来のやり方で、特に溶接鋼板からなる金属構造を備える。金属構造の後部領域に配置される背もたれ傾斜調節器（図示せず）は、背もたれ１０が座部に対して角度調節され得るように背もたれ１０のＵ字状のフレーム部の突出部及び／又は自由端に接続される。背もたれ傾斜調節器の領域において、横管６（回転軸６を定義する）が背もたれ１０を介して配置される。背もたれの前部領域に、座席シェル７が配置される。第２の実施形態によれば、レバー８’が座席シェル７に接続されてもよく、且つ／又は第２の実施形態によれば、レバー８’が座席シェル７上に存在し、横管６の周囲を回転可能に設けられてもよい。

両実施形態（図１及び２、並びに図３）によれば、エネルギー貯蔵部９のための開放装置８、特にプリテンションバネが座席シェル７に接続される。図１の左側の部分では、第１の実施形態がエネルギー貯蔵部９が開放されていない状態で示される。この文脈では、エネルギー貯蔵部９は通常の動作状態、特に通常の快適性の範囲において着座者が移動する場合には開放されない。結果として、アクティブヘッドレスト（図１の上部にのみ示される）を作動させ及び／又は当該ヘッドレストを安全位置に移動させることが出来る伝達装置１１、特にボーデンケーブル（Ｂｏｗｄｅｎｃａｂｌｅ）に、張力及び／又は作動力が一切伝達されない。図１の右側の部分では、第１の実施形態がエネルギー貯蔵部９が開放された後の状態で示される。開放装置８がエネルギー貯蔵部９のブロッキングがキャンセルされて、例えばバネ力がエネルギー貯蔵部９から伝達装置１１に張力又は圧縮力として伝達されてアクティブヘッドレストが作動させられるような動作を実行するように、例えば後方の事故によって、座席シェルが移動させられている。本発明による手段は、アクティブヘッドレストを作動させるためにほとんど全ての作動長が利用可能であり、この作動長が事故時における座席シェル７の特定の大きさ及び／又は移動に実質的に依存しないという実質的な利点を有する。

図３に概略的に示される本発明による車両座席の背もたれ１０の第２の実施形態によれば、レバー８’は開放装置８の一部であり、又はそれと協働するように設けられる。例えば、開放装置８によって、レバー８’の回転が検出され、又は最小角度によるレバー８’の回転が検出されてもよく、エネルギー貯蔵部９の開放がそれに続いて起こる（すなわち、レバー８’をさらに回転させるとき）。特に、エネルギー貯蔵部９の開放に影響を与えることなく、レバー８’は、回転軸６の周囲を快適性のための第１の旋回角度範囲（図示せず）で移動可能に設けられてもよい。また、レバー８’は、エネルギー貯蔵部９の開放が起こる、作動の旋回角度範囲で回転軸６の周囲を移動可能に設けられてもよい。

本発明の第２の例示的実施形態の全ての実施形態において、開放装置８は、例えば、欧州特許第ＥＰ０４９１７４４Ｂ１号に開示される発明に従って設けられる。よって、この文書は、本願を参照して開示される。

図４ではアクティブヘッドレスト２０の側面図が概略的に示され、図５ではアクティブヘッドレスト２０が本発明の第１の例示的実施形態による前方及び／又は後方図により示される。ヘッドレスト２０は、第１の例示的実施形態において背もたれ１０（図示せず）に取り付けられて、特に、高さ調節可能及び／又は傾斜調節可能及び／又はユーザの快適性のために別のやり方で調節可能に設けられる。さらに、アクティブヘッドレスト２０は、安全位置に調節可能であり、その結果、車両乗員は事故の状況で、特に、後方事故時に保護される。アクティブヘッドレスト２０において、安全位置の調節は、バネとして図４で概略的に示されるエネルギー貯蔵部９によって行われる。例えば、このようなエネルギー貯蔵部９は、機械的圧縮バネ又は張力バネとして構成され、着座者の頭部の後方の方向に、すなわち一般的には前方へアクティブヘッドレストの前部を移動させる。エネルギー貯蔵部９は、通常の動作の間は張力をかけられている。エネルギー貯蔵部９は事故時にのみ開放される。この目的のために、開放装置８には、アクティブヘッドレスト２０の通常の動作の間はアクティブヘッドレスト２０の前方への（すなわち安全位置への）移動を妨げる、すなわちブロッキング装置が設けられ、それは図５にのみ示される。本発明の第１の例示的実施形態によれば、特に、エネルギー貯蔵部９及び開放装置８が共にヘッドレスト２０に配置されて、アクティブヘッドレスト２０を作動させるために、すなわち、開放装置を開放するために（及び／又は開放装置をブロッキング解除するために）図６及び７に示される作動装置１２から信号が伝達されるように設けられる。本発明によれば、この信号の伝達は、特に、伝達装置１１を介する作動装置１２から開放装置８への力信号及び／又はパルス信号の形態で行われてもよい。本発明の第１の例示的実施形態によれば、作動装置１２は、特に、１組の関節レバー１３（図６の実施形態）又は１組以上の関節レバー１３、特に２組の関節レバー（図７の実施形態）を備える。図６及び７で左に示される衝撃要素への着座者の体の衝撃は、開放装置８への信号の伝達を引き起こしてアクティブヘッドレストを作動させる伝達要素１１（特に、ボーデンケーブル１１）の伸展に影響を及ぼす。

６横管／回転軸
７座席シェル
８開放装置
８’ レバー
９エネルギー貯蔵部
１０背もたれ
１１伝達装置／ボーデンケーブル
１２作動装置
１３関節レバーの組
２０ヘッドレスト

Claims

背もたれ（１０）及びアクティブヘッドレスト（２０）を有する車両座席であって、開放装置（８）及びエネルギー貯蔵部（９）を備える車両座席において、
前記車両座席（１０）の通常の動作状況の間は、前記エネルギー貯蔵部（９）のブロッキングが提供され、
事故の間は、前記エネルギー貯蔵部（９）の開放が提供され、
前記エネルギー貯蔵部（９）の開放によって、前記アクティブヘッドレスト（２０）の作動が提供され、
前記エネルギー貯蔵部（９）が、前記アクティブヘッドレスト（２０）又は前記背もたれ（１０）の中に配置され、
前記背もたれ（１０）が、作動装置（１２）を備え、
伝達装置（１１）が、前記作動装置（１２）と前記アクティブヘッドレスト（２０）との間に配置される
ことを特徴とする、車両座席。
前記作動装置（１２）が、前記伝達装置（１１）を作動させるために設けられる関節レバー配置であることを特徴とする、請求項１に記載の車両座席。
前記作動装置（１２）が、２組の関節レバー（１３）を供える関節レバー配置であることを特徴とする、請求項２に記載の車両座席。
前記エネルギー貯蔵部（９）及び前記開放装置（８）が、前記ヘッドレスト（２０）の中に配置されることを特徴とする、請求項１乃至３のいずれか１項に記載の車両座席。
背もたれ（１０）を有する車両座席であって、
前記背もたれ（１０）が、シェル構造（７）を備え、
前記背もたれ（１０）が、開放装置（８）及びエネルギー貯蔵部（９）を備え、
前記車両座席（１０）の通常の動作状況の間は、前記エネルギー貯蔵部（９）のブロッキングが提供され、
事故の間は、前記エネルギー貯蔵部（９）の開放が提供され、
前記エネルギー貯蔵部（９）の開放によって、アクティブヘッドレスト（２０）の作動が提供される
ことを特徴とする、車両座席。
前記開放装置（８）が、回転軸（６）の周囲を旋回可能なレバーを備えることを特徴とする、請求項５に記載の車両座席。
前記車両座席が、伝達装置（１１）、特にボーデンケーブルを備え、前記伝達装置（１１）が、作動力を前記エネルギー貯蔵部（９）から前記アクティブヘッドレスト（２０）に伝達するために設けられることを特徴とする、請求項１乃至６のいずれか１項に記載の車両座席。
前記背もたれ（１０）が、傾斜調節のために回転軸（６）の周囲を旋回可能に設けられることを特徴とする、請求項１乃至７のいずれか１項に記載の車両座席。
前記開放装置（８）が、前記車両座席（１０）の通常の動作状況において前記エネルギー貯蔵部（９）のブロッキングをもたらし、事故時において前記エネルギー貯蔵部（９）の開放をもたらすことを特徴とする、請求項１乃至８のいずれか１項に記載の車両座席。
前記開放装置（８）が、後方事故状況においてのみ前記エネルギー貯蔵部（９）の開放をもたらすことを特徴とする、請求項１乃至９のいずれか１項に記載の車両座席。
前記エネルギー貯蔵部（９）の開放をもたらす前記開放装置（８）の作動が、前記車両座席に対する前記座席シェル（７）の相対的な移動によってもたらされ、前記車両座席に対する前記座席シェル（７）の相対的な移動が、好ましくは、着座者によって加えられる慣性力によりもたらされることを特徴とする、請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の車両座席。
前記エネルギー貯蔵部（９）が、張力バネ又は圧縮バネとして設けられることを特徴とする、請求項１乃至１１のいずれか１項に記載の車両座席。