JP2010269665A - 車輪支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数を削減するとともに走行中の静粛性を確保しつつ、ダンパのチューニング可能な範囲、及び耐久性を向上させることが可能な車輪支持装置を提供すること。
【解決手段】一端が車体に対して回動可能に車体に連結されるアーム2、3と、アーム2、3の他端に揺動可能に連結される第1ホルダ6と、第1ホルダ6の内周に配される第2ホルダ8と、第2ホルダ8に保持されるモータ60と、第1ホルダ6と第2ホルダ8との間に生ずる振動を吸収する弾性部材7と、第1ホルダ6に回転可能に支持されるホイール16と、モータ60の回転動力をホイール16に対して偏芯可能に伝達する等速ジョイント13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータが組み込まれた車輪を支持する車輪支持装置に関する。
従来のインホイールモータ駆動方式の車輪支持装置では、インホイールモータは、タイヤが装着されたホイールの内周に配設されるとともに、ホイールを回転可能に支持するナックルに取り付けられ、ホイールを回転駆動する。このような車輪支持装置において、車両の乗り心地やロードホールディング性を向上させるために、インホイールモータを緩衝機構を介してナックルに取り付けたものがある。
例えば、特許文献1では、モータの非回転側ケースを、弾性体及び/または減衰機構を備え、車両上下方向に稼動する複数個のショックアブソーバーを介して、車両バネ下部(ナックル取付けプレート)に結合し、回転側ケースとホイールとをフレキシブルカップリングで結合したインホイールモータシステムであって、上記ショックアブソーバーの少なくとも1個の可動端をモータ側に、固定端を車両バネ下部(ナックル取付けプレート)側に接続するとともに、残りのショックアブソーバーの少なくとも1個の可動端を車両バネ下部(ナックル取付けプレート)側に、固定端をモータ側に接続するインホイールモータシステムが開示されている。このインホイールモータシステムでは、モータ取付けプレートとナックル取付けプレートとが、上下方向のみ可動の直動ガイド、スプリング、ダンパを介して結合されることで、減衰力を発生させながらモータを上下方向に拘束している。また、このインホイールモータシステムでは、モータ自身をダイナミックダンパのウエイトとして作用させるようにしている。
特許文献2では、モータの非回転側ケースを、直動ガイドを介して互いに車両の上下方向に作動方向が限定されかつ車両の上下方向に作動する第1のバネ要素と、上記第1のバネ要素と並行して配置された、ダンパと第2のバネ要素を直列に連結したスプリング要素付きダンパとにより結合された2枚のプレートを備え、上記非回転側ケースとナックルとを連結する緩衝機構により連結したものが開示されている。このインホイールモータシステムでは、モータ取付けプレートとナックル取付けプレートとが、上下方向だけでなく、前後方向に対して可動のスプリング要素付きダンパを介して結合されることで、減衰力を発生させながらモータを前後方向にも拘束している。
特許文献3では、モータのケースは、車体の上下方向からダンパ(ゴム中に油を封入した構成、スプリング)に取り付けられるとともに、ダンパ、ボールジョイントを介してナックルに連結された車輪支持装置が開示されている。
特開2004−90699号公報 特開2005−47481号公報 特開2005−126037号公報
しかしながら、特許文献1、2に記載のインホイールモータシステムでは、ナックルとモータの非回転側ケースとの相対変位を許容しつつ、モータの回転側ケースとホイールの相対変位を許容する構成とするために、複数枚のプレート、直動ガイド等が必要となり、構造が複雑で部品点数も多い。また、直動ガイドの摺動、ガタつきにより騒音が発生するおそれがある。
また、特許文献3に記載の車輪支持装置では、ナックルにおいてホイールハブを回転可能に支持している部分からボールジョイントに向けて延在したアーム部分でダンパ、ボールジョイントを介してモータのケースが連結されているため、モータの回転反力や、路面からの振動に対して、ナックルについて強度及び剛性を確保することが難しく、ダンパの容量もある程度限られるので、ダンパのチューニング可能な範囲、及び耐久力が限られてしまう。
本発明の主な課題は、部品点数を削減するとともに走行中の静粛性を確保しつつ、ダンパのチューニング可能な範囲、及び耐久性を向上させることが可能な車輪支持装置を提供することである。
本発明の一視点においては、車輪支持装置において、一端が車体に対して回動可能に前記車体に連結されるアームと、前記アームの他端に揺動可能に連結される第1ホルダと、前記第1ホルダの外周又は内周に配される第2ホルダと、前記第2ホルダに保持されるモータと、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる振動を吸収する弾性部材と、前記第1ホルダに回転可能に支持されるホイールと、前記モータの回転動力を前記ホイールに対して偏芯可能に伝達する等速ジョイントと、を備えることを特徴とする。
本発明の前記車輪支持装置において、前記弾性部材は、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に配設されるとともに、環状に形成されていることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記弾性部材は、穴部を有し、前記穴部は、前記弾性部材における前記車体の上下方向の部位と前後方向の部位とで形状が異なることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダは、複数の貫通穴部を有し、前記第2ホルダは、前記貫通穴部に挿通される固定部材を有し、前記弾性部材は、円筒状に形成されるとともに、前記貫通穴部に挿入され、内周側に前記固定部材が挿通されていることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記弾性部材は、前記車体の上下方向の部位と前後方向の部位とで厚さが異なることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の上下方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の上下方向の振動を吸収するダンパ機構を備えることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の前後方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の前後方向の振動を吸収する他のダンパ機構を備えることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の前後方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の上下方向の振動を吸収するダンパ機構を備えることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の上下方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の前後方向の振動を吸収する他のダンパ機構を備えることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダは、前記第2ホルダよりも外周側に配された円筒部を有し、前記弾性部材は、前記円筒部と前記第2ホルダとの間に配され、前記モータは、ステータの内周にロータを有することが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記ホイールは、前記円筒部の外周側に配されるとともに、軸受けを介して前記円筒部に回転可能に支持されることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記円筒部の内周に固定されるブレーキキャリパと、前記ホイールと一体に回転するブレーキロータと、前記ブレーキキャリパに保持されるとともに、前記ブレーキロータを挟み込むプレーキパッドと、を備えることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダは、前記第2ホルダよりも内周側に配された円筒部を有し、前記弾性部材は、前記円筒部と前記第2ホルダとの間に配され、前記モータは、ステータの外周にロータを有することが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記第1ホルダは、前記アームの他端に揺動可能に連結されるキャリアと、前記キャリアに着脱可能に締結されるホルダ部材と、を有し、前記ホルダ部材は、前記円筒部よりも車体側に配されたハブ部を有し、前記ホイールは、ベアリングを介して前記ハブ部に回転可能に支持されることが好ましい。
本発明の前記車輪支持装置において、前記キャリアに固定されるブレーキキャリパと、前記ホイールと一体に回転するブレーキロータと、前記ブレーキキャリパに保持されるとともに、前記ブレーキロータを挟み込むプレーキパッドと、を備えることが好ましい。
本発明によれば、従来技術と比べて、構成が簡素化され軽量化が可能である。また、モータを支持する部分やモータの回転動力伝達経路において、金属接触の直動ガイドがないため、走行中の静粛性に優れる。また、弾性部材の容量の調整幅が大きく、チューニング範囲が大きい。基本的に第2ホルダを弾性部材を介して第1ホルダに支持しているため、強度、剛性に優れる。
本発明の実施例1に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した図2のX−X´間に相当する部分切り欠き断面図である。 本発明の実施例1に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した図1のA−A´間の断面図である。 本発明の実施例1に係る車輪支持装置における車体側(図1の矢視B)から見たときの構成(タイヤを除く)を模式的に示した平面図である。 本発明の実施例2に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した部分切り欠き断面図である。 本発明の実施例3に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した部分切り欠き断面図である。 本発明の実施例4に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した図7のX−X´間に相当する部分切り欠き断面図である。 本発明の実施例4に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した図6のC−C´間の断面図である。 、本発明の実施例5に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した断面図である。 本発明の実施例6に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した図10のX−X´間に相当する部分切り欠き断面図である。 本発明の実施例6に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した図9のD−D´間の断面図である。 本発明の実施例7に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した断面図である。
本発明の一実施形態に係る車輪支持装置では、一端が車体に対して回動可能に前記車体に連結されるアーム(図1の2、3)と、前記アームの他端に揺動可能に連結される第1ホルダ(図1の6)と、前記第1ホルダの外周又は内周(図1では内周)に配される第2ホルダ(図1の8)と、前記第2ホルダに保持されるモータ(図1の60)と、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる振動を吸収する弾性部材(図1の7)と、前記第1ホルダに回転可能に支持されるホイール(図1の16)と、前記モータの回転動力を前記ホイールに対して偏芯可能に伝達する等速ジョイント(図1の13)と、を備える。
本発明の実施例1に係る車輪支持装置について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施例1に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した図2のX−X´間に相当する部分切り欠き断面図である。図2は、本発明の実施例1に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した図1のA−A´間の断面図である。図3は、本発明の実施例1に係る車輪支持装置における車体側(図1の矢視B)から見たときの構成(タイヤを除く)を模式的に示した平面図である。
図1を参照すると、車輪支持装置1は、モータ60が組み込まれた車輪70を車体(図示せず)に支持する装置である。モータ60は、固定子となるステータ9の内周に回転子となるロータ11が配された中空モータである。車輪支持装置1は、アッパーアーム2と、ロアアーム3と、球面ジョイント4、5と、モータホルダ6と、弾性部材7と、ステータホルダ8と、ステータ9と、コイル10と、ロータ11と、回転軸12と、等速ジョイント13と、ホイールハブ14と、ブレーキロータ15と、ホイール16と、ねじ17と、タイヤ18と、軸受け19と、シール20と、ブレーキキャリパ21と、ブレーキパッド22、23と、ジョイント24と、を有する。
アッパーアーム2は、車体(図示せず)に対して車輪70を連結(懸架)するための部材であり、ロアアーム3よりも上側(図1の上側)に配されている。アッパーアーム2は、一端部が車体(図示せず)に上下方向に回動自在に連結されており、他端部がモータホルダ6の接続部6aに固定された球面ジョイント4に揺動自在に連結されている。
ロアアーム3は、車体(図示せず)に対して車輪70を連結(懸架)するための部材であり、アッパーアーム2よりも下側(図1の下側)に配されている。ロアアーム3は、一端部が車体(図示せず)に上下方向に回動自在に連結されており、他端部がモータホルダ6の接続部6bに固定された球面ジョイント5に揺動自在に連結されている。ロアアーム3は、中間のアーム部分でショックアブソーバ(図示せず)によって下側(図1の下側)に付勢されている。
モータホルダ6は、モータ60を収納して支持するホルダである。モータホルダ6は、円筒部6cの片側端部にフランジ部を有するカップ形状に形成されている。モータホルダ6は、フランジ部の車体側(図1の左側)の面に接続部6a、6b、6dを有する(図3参照)。接続部6aは、接続部6bよりも上側(図1の上側)に配設されており、球面ジョイント4が固定されている。球面ジョイント4の球面部分には、アッパーアーム2が揺動自在に連結されている。接続部6bは、接続部6aよりも下側(図1の下側)に配設されており、球面ジョイント5が固定されている。球面ジョイント5の球面部分には、ロアアーム3が揺動自在に連結されている。接続部6dには、球面ジョイント24が固定されている。球面ジョイント24の球面部分には、ハンドル操作用のリンク(図示せず)が揺動自在に連結されている。モータホルダ6は、円筒部6cの内周側にて、弾性部材7を介してモータ60のステータホルダ8を振動吸収可能に支持している。モータホルダ6は、円筒部6cの内周面における弾性部材7よりも右側(図1の右側)の部位にてブレーキキャリパ21が取付固定されている。モータホルダ6は、円筒部6cの外周面にて、軸受け19を介してホイール16のリム部16aを回転可能に支持する。
弾性部材7は、車輪70の上下方向(図2の上下方向)及び前後方向(図2の左右方向)の振動を吸収(減衰)するダンパ(ダイナミックダンパ)である。弾性部材7は、環状のゴムよりなり、モータホルダ6とステータホルダ8との間に配設されている。なお、弾性部材7は、一体に構成されるだけでなく、分割片が組み合わさって環状に構成されていてもよい。弾性部材7は、軸方向に貫通した複数の穴部7aを有する(図2参照)。穴部7aは、上下方向(図2の上下方向)の部位の穴と、前後方向(図2の左右方向)の部位の穴とで形状が異なる。穴部7aの形状を上下方向と前後方向で異なるように設定することで、弾性部材7の振動減衰特性をチューニングすることができる。なお、穴部7aは、貫通穴か有底穴かは問わない。弾性部材7は、モータ60の質量をダンパの重りとして使用する。弾性部材7は、モータ60の回転反力を支持する。弾性部材7は、モータホルダ6とステータホルダ8とが相対回転しないように、モータホルダ6及びステータホルダ8と係合していることが好ましい。
ステータホルダ8は、ステータ9を支持するホルダである。ステータホルダ8は、環状の部材であり、その内周側においてステータ9が嵌入されている。ステータホルダ8は、モータホルダ6の円筒部6cの内周側に配されており、弾性部材7を介してモータホルダ6に振動吸収可能に支持されている。
ステータ9は、モータ60の固定子である。ステータ9は、ステータホルダ8の内周側に嵌入固定されている。ステータ9は、環状(分割されたピースが並んで環状になっていてもよい)に形成されており、内周側に延在したティース部を有し、ティース部にコイル10が巻回されている。
コイル10は、ステータ9のティース部に巻回された導線である。コイル10は、モータ60が三相モータである場合、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなる。
ロータ11は、モータ60の回転子である。ロータ11は、ステータ9及びコイル10の内周側にて、回転可能に配置されている。ロータ11は、環状に構成され、その内周側にて回転軸12が装着固定されている。
回転軸12は、モータ60の出力軸である。回転軸12は、ロータ11の内周側にてロータ11に装着固定されている。回転軸12は、等速ジョイント13を介してホイールハブ14に変位(偏芯)可能に連結されており、ホイールハブ14と一体に回転する。
等速ジョイント13は、回転軸12とホイールハブ14とを変位(偏芯)可能に連結する部材である。等速ジョイント13は、回転軸12とホイールハブ14とを一体回転させるように回転軸12の回転動力をホイールハブ14に伝達する。等速ジョイント13は、伸縮可能なものであってもよい。
ホイールハブ14は、ホイール16を装着するためのハブである。ホイールハブ14には、ねじ17によってホイール16が締結固定されている。ホイールハブ14は、等速ジョイント13を介して回転軸12に変位(偏芯)可能に連結されており、回転軸12と一体回転する。ホイールハブ14には、ディスク状のブレーキロータ15が取付固定されている。
ブレーキロータ15は、ディスクブレーキの回転子である。ブレーキロータ15は、内周端部がねじ(図示せず)によってホイールハブ14に固定されている。ブレーキロータ15は、外周端がブレーキキャリパ21に保持されたブレーキパッド22、23間を通過するように配置されている。
ホイール16は、円筒状のリム部16aの片側端部にフランジ部を有するカップ形状に形成された部材である。ホイール16は、ねじ17によってホイールハブ14に締結固定されており、ホイールハブ14と一体に回転する。リム部16aの内周側には、モータ60が配されている。リム部16aは、軸受け19を介してモータホルダ6に回転可能に支持されている。リム部16aの外周側には、タイヤ18が装着されている。
ねじ17は、ホイール16をホイールハブ14に締結固定するための部材である。
タイヤ18は、ホイール16のリム部16aの外周面の縁部に固定されている。
軸受け19は、モータホルダ6の円筒部6cに対してホイール16のリム部16aを相対回転可能に支持するための部材である。
シール20は、モータホルダ6の円筒部6cとホイール16のリム部16aとの間の隙間にある軸受け19を封止する部材である。
ブレーキキャリパ21は、ディスクブレーキの構成部材であり、モータホルダ6の円筒部6cの内周面に固定されている。ブレーキキャリパ21には、ブレーキピストン(図示せず)が含まれる。ブレーキキャリパ21は、ブレーキロータ15の外周端部を跨ぐように配置されている。ブレーキキャリパ21は、ブレーキロータ15の両側に配されたブレーキパッド22、23を保持する。
ブレーキパッド22、23は、ブレーキロータ15の外周端部を挟み込むパッドである。ブレーキパッド22、23は、ブレーキキャリパ21に保持されている。
実施例1に係る車輪支持装置の動作について説明する。車両の走行中に、車輪70が路面状態等に応じて車体の上下方向に振動すると、ダンパの重りとなるモータ60によって弾性部材7は、車体の上下方向に変形し、タイヤ18を介してホイール16が受けた振動と位相のずれたモータ60の上下方向の振動を発生させる。つまり、弾性部材7は、ホイール16の振動をモータ60の振動に変換する。弾性部材7は、ホイール16が受けた振動をモータ60に相殺させる。つまり、弾性部材7は、ホイール16の振動とモータ60の振動を互いに減衰するように配置される。よって、車輪70の振動は、アッパーアーム2およびロアアーム3を介して車体側に伝達されにくくなる。なお、車体の上下方向の振動に対する動作についても同様である。
実施例1によれば、従来と比べて、部品点数が削減されるので、軽量化及びコスト低減が可能である。また、モータ60からホイール16の動力伝達経路において、金属接触の直動ガイドがないため、走行中の静粛性に優れる。また、弾性部材7の容量の調整幅が大きく、振動減衰特性をチューニングできる範囲を大きくすることができる。さらに、ダンパとなる部分において円筒部間(円筒部6cとステータホルダ8との間)にて弾性部材7を支持しているため、強度、剛性の心配も不要である。
本発明の実施例2に係る車輪支持装置について図面を用いて説明する。図4は、本発明の実施例2に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した部分切り欠き断面図である。なお、図4は、図2のX−X´間の断面に相当する。
実施例2は、実施例1の変形例であり、ベアリング35を用いてホイール(30、31、33の組立体)をモータホルダ27に回転可能に支持したものである。実施例2に係る車輪支持装置1は、アッパーアーム2と、ロアアーム3と、球面ジョイント4、5と、キャリア26と、モータホルダ27と、ねじ28と、弾性部材7と、ステータホルダ8と、ステータ9と、コイル10と、ロータ11と、回転軸29と、等速ジョイント13と、ホイールディスク30と、ホイールリム31と、ねじ32と、ホイールディスク33と、ねじ34と、ベアリング35と、ブレーキキャリパ36と、ねじ37と、ブレーキパッド38、39と、を有する。なお、アッパーアーム2、ロアアーム3、球面ジョイント4、5、弾性部材7、ステータホルダ8、ステータ9、コイル10、ロータ11、及び等速ジョイント13については、実施例1と同様である。
キャリア26は、モータホルダ27の台座となる部材である。キャリア26は、プレート状に形成されている。キャリア26は、車体側(図4の左側)の面に接続部26a、26bを有する。接続部26aは、接続部26bよりも上側(図4の上側)に配設されており、球面ジョイント4が固定されている。球面ジョイント4の球面部分には、アッパーアーム2が揺動自在に連結されている。接続部26bは、接続部26aよりも下側(図4の下側)に配設されており、球面ジョイント5が固定されている。球面ジョイント5の球面部分には、ロアアーム3が揺動自在に連結されている。なお、キャリア26は、図3のようなハンドル操作用のリンク(図示せず)が揺動自在に連結された球面ジョイント24を固定する接続部6dを有する。キャリア26は、接続部26aと接続部26bとの間の部位において車体側の反対側にモータホルダ27が配され、ねじ28によってモータホルダ27が締結固定されている。キャリア26は、接続部26aよりも上側(図4の下側)の部位において車体側の反対側にブレーキキャリパ36が配され、ねじ37によってブレーキキャリパ36締結固定されている。
モータホルダ27は、モータ60を収納して支持するホルダである。モータホルダ27は、円筒部27bの片側端部にフランジ部を有し、当該フランジ部の内周端部にハブ部27aを有する段差カップ形状に形成されている。モータホルダ27は、ハブ部27aにて、ねじ28によってキャリア26に締結固定されている。モータホルダ27は、ハブ部27aの外周面にて、ベアリング35を介してホイールディスク33を回転可能に支持している。モータホルダ27は、円筒部27bの内周側にて、弾性部材7を介してモータ60のステータホルダ8を振動吸収可能に支持する。
ねじ28は、モータホルダ27をキャリア26に締結固定するための部材である。
回転軸29は、モータ60の出力軸である。回転軸29は、ロータ11の内周側にてロータ11に装着固定されている。回転軸29は、等速ジョイント13を介してホイールディスク30に変位(偏芯)可能に連結されており、ホイールディスク30と一体に回転する。
ホイールディスク30は、ディスク状に形成されたホイールの構成部材である。ホイールディスク30は、等速ジョイント13を介して回転軸29に変位(偏芯)可能に連結されており、回転軸29と一体回転する。ホイールディスク30は、外周端部近傍にて、ねじ32によってホイールリム31に締結固定されている。
ホイールリム31は、円筒状に形成されたホイールの構成部材である。ホイールリム31の外周側には、タイヤ18が装着されている。ホイールリム31の内周側には、モータ60が配されている。ホイールリム31は、ねじ32によってホイールディスク30に締結固定されており、ねじ34によってホイールディスク33に締結固定されている。
ねじ32は、ホイールディスク30をホイールリム31に締結固定するための部材である。
ホイールディスク33は、ホイールディスク30よりも車体側(図4の左側)に配されるとともに、ディスク状に形成されたホイールの構成部材である。ホイールディスク33は、内周端部にて、車体側に延在した円筒状のハブ部33aを有し、ハブ部33aの外周面の所定の部位に、外周側に延在したブレーキロータ部33bを有する。ホイールディスク33は、ハブ部33aの内周面にて、ベアリング35を介してモータホルダ27のハブ部27aに回転可能に支持されている。ホイールディスク33は、外周端部にて、ねじ34によってホイールリム31に締結固定されている。ブレーキロータ部33bは、ブレーキの回転子であり、外周端がブレーキキャリパ36に保持されたブレーキパッド38、39間を通過するように配置されている。
ねじ34は、ホイールディスク33をホイールリム31に締結固定するための部材である。
ベアリング35は、モータホルダ27のハブ部27aに対してホイールディスク33のハブ部33aを相対回転可能に支持するための部材である。
ブレーキキャリパ36は、ねじ37によってキャリア26に締結固定されている。ブレーキキャリパ36には、ブレーキピストン(図示せず)が含まれる。ブレーキキャリパ36は、ブレーキロータ部33bの外周端部を跨ぐように配置されている。ブレーキキャリパ36は、ブレーキロータ部33bの両側に配されたブレーキパッド38、39を保持する。
ねじ37は、ブレーキキャリパ36をキャリア26に締結固定するための部材である。
ブレーキパッド38、39は、ブレーキロータ部33bの外周端部を挟み込むパッドである。ブレーキパッド38、39は、ブレーキキャリパ36に保持されている。
なお、実施例2に係る車輪支持装置の動作については、実施例1と同様である。
実施例2によれば、実施例1と同様な効果を奏するとともに、軸受けとなるベアリング35の径方向の大きさが実施例1の軸受け(図1の19)よりも小さくなるので、耐久性が向上するとともに、通常使用する軸受けが使用できる。
本発明の実施例3に係る車輪支持装置について図面を用いて説明する。図5は、本発明の実施例3に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した部分切り欠き断面図である。なお、図5は、図2のX−X´間の断面に相当する。
実施例3は、実施例2の変形例であり、モータ60をアウタロータタイプとしたものである。実施例3に係る車輪支持装置1は、アッパーアーム2と、ロアアーム3と、球面ジョイント4、5と、キャリア26と、モータホルダ41と、ねじ28と、弾性部材7と、ステータホルダ8と、ステータ9と、コイル10と、ロータ11と、回転軸42と、等速ジョイント13と、ホイール43と、ホイールディスク33と、ねじ34と、ベアリング35と、ブレーキキャリパ36と、ねじ37と、ブレーキパッド38、39と、を有する。なお、アッパーアーム2、ロアアーム3、球面ジョイント4、5、及び等速ジョイント13については、実施例1(図1参照)と同様である。キャリア26、ねじ28、ホイールディスク33、ねじ34、ベアリング35、ブレーキキャリパ36、ねじ37、及びブレーキパッド38、39については、実施例2(図4参照)と同様である。
モータホルダ41は、モータ60を支持するホルダである。モータホルダ41は、円筒部41bの片側端部にフランジ部を有し、当該フランジ部の内周端部にハブ部41aを有する段差カップ形状に形成されている。モータホルダ41は、ハブ部41aにて、ねじ28によってキャリア26に締結固定されている。モータホルダ41は、ハブ部41aの外周面にて、ベアリング35を介してホイールディスク33を回転可能に支持している。モータホルダ41は、円筒部41bの外周側にて、弾性部材7を介してモータ60のステータホルダ8を振動吸収可能に支持する。
弾性部材7は、車輪70の上下方向(図5の上下方向)及び前後方向(図5の紙面垂直方向)の振動を吸収(減衰)するダンパ(ダイナミックダンパ)である。弾性部材7は、モータホルダ41の外周側に配設され、モータホルダ41とステータホルダ8との間に配設されている。その他の構成は、実施例1の弾性部材(図1の7)の構成と同様である。
ステータホルダ8は、ステータ9を支持するホルダである。ステータホルダ8は、環状の部材であり、その外周側においてステータ9が装着されている。ステータホルダ8は、モータホルダ41の円筒部41bの外周側に配されており、弾性部材7を介してモータホルダ41に振動吸収可能に支持されている。
ステータ9は、モータ60の固定子である。ステータ9は、ステータホルダ8の外周側に装着固定されている。ステータ9は、環状に形成されており、外周側に延在したティース部を有し、ティース部にコイル10が巻回されている。
コイル10は、ステータ9のティース部に巻回された導線である。コイル10は、モータ60が三相モータである場合、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなる。
ロータ11は、モータ60の回転子である。ロータ11は、ステータ9及びコイル10の外周側にて、回転可能に配置されている。ロータ11は、環状に構成され、その外周側にて回転軸42が装着固定されている。
回転軸42は、モータ60の出力軸である。回転軸42は、ロータ11の外周側にてロータ11に装着固定されている。回転軸42は、等速ジョイント13を介してホイール43に変位(偏芯)可能に連結されており、ホイール43と一体に回転する。
ホイール43は、円筒状のリム部43aの片側端部にフランジ部を有するカップ形状に形成された部材である。ホイール43は、等速ジョイント13を介して回転軸42に変位(偏芯)可能に連結されており、回転軸42と一体回転する。リム部43aの内周側には、モータ60が配されている。リム部43aは、ねじ34によってホイールディスク33に締結固定されている。リム部43aの外周側には、タイヤ18が装着されている。
実施例3によれば、実施例2(実施例1)と同様な効果を奏する。
本発明の実施例4に係る車輪支持装置について図面を用いて説明する。図6は、本発明の実施例4に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した図7のX−X´間に相当する部分切り欠き断面図である。図7は、本発明の実施例4に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した図6のC−C´間の断面図である。
実施例4は、実施例1の変形例であり、ボルト47及びナット48によってステータホルダ46に固定された円筒状の弾性部材49をモータホルダ45の貫通穴部45eに挿入して、ステータホルダ46をモータホルダ45に弾性的に複数箇所(図7では4箇所)で保持し、ステータホルダ46とモータホルダ45との間の径方向の隙間のうち上下方向(図6の上下方向)及び前後方向(図6の紙面垂直方向)にダンパ機構52、52´を配設したものである。実施例4に係る車輪支持装置1は、アッパーアーム2と、ロアアーム3と、球面ジョイント4、5と、モータホルダ45と、ステータホルダ46と、ボルト47と、ナット48と、弾性部材49と、ステータ9と、コイル10と、ロータ11と、回転軸12と、等速ジョイント13と、ホイールハブ14と、ブレーキロータ15と、ホイール16と、ねじ17と、タイヤ18と、軸受け19と、シール20と、ブレーキキャリパ21と、ブレーキパッド22、23と、シート部材50、51と、ダンパ機構52、52´と、を有する。なお、アッパーアーム2、ロアアーム3、球面ジョイント4、5、ステータ9、コイル10、ロータ11、回転軸12、等速ジョイント13、ホイールハブ14、ブレーキロータ15、ホイール16、ねじ17、タイヤ18、軸受け19、シール20、ブレーキキャリパ21、及びブレーキパッド22、23については、実施例1(図1参照)と同様である。
モータホルダ45は、モータ60を収納して支持するホルダである。モータホルダ45は、円筒部45cの片側端部にフランジ部を有するカップ形状に形成されている。モータホルダ45は、フランジ部の車体側(図6の左側)の面に接続部45a、45bを有する。接続部45aは、接続部45bよりも上側(図6の上側)に配設されており、球面ジョイント4が固定されている。球面ジョイント4の球面部分には、アッパーアーム2が揺動自在に連結されている。接続部45bは、接続部45aよりも下側(図6の下側)に配設されており、球面ジョイント5が固定されている。球面ジョイント5の球面部分には、ロアアーム3が揺動自在に連結されている。なお、モータホルダ45は、図3のようなハンドル操作用のリンク(図示せず)が揺動自在に連結された球面ジョイント24を固定する接続部6dを有する。モータホルダ45は、円筒部45cの内周側の所定の部分に、ステータホルダ46をモータホルダ45に弾性的に保持するための貫通穴部45eを有する。貫通穴部45eの内部には、ボルト47及びナット48によってステータホルダ46に固定された弾性部材49が挿入されている。モータホルダ45は、円筒部45cの内周面のうち隣り合う貫通穴部45e間に、シート部材50を介してダンパ機構52、52´の一端を支持するための支持部45dを有する。モータホルダ45は、支持部45dにおけるシート部材50よりも右側(図6の右側)の部位にてブレーキキャリパ21が取付固定されている。モータホルダ45は、円筒部45cの外周面にて、軸受け19を介してホイール16のリム部16aを回転可能に支持する。
ステータホルダ46は、ステータ9を支持するホルダである。ステータホルダ46は、環状の部材であり、その内周側においてステータ9が嵌入されている。ステータホルダ46は、モータホルダ45の円筒部45cの内周側に配されている。ステータホルダ46は、外周側に延在した取付部46aを有する。取付部46aは、ボルト47及びナット48によって弾性部材49を取り付けるための部分である。ステータホルダ46は、外周面における取付部46a間に、シート部材51を介してダンパ機構52、52´の他端を支持するための支持部46bを有する。
ボルト47は、ステータホルダ46の取付部46aに弾性部材49を取り付けるための部材である。ボルト47は、ステータホルダ46の取付部46aに締結されており、円筒状の弾性部材49に挿通され、先端部でナット48が締結されている。
ナット48は、ボルト47に挿通された弾性部材49を保持するための部材である。ナット48は、ボルト47に締結されている。
弾性部材49は、ステータホルダ46をモータホルダ45にて弾性的に保持するための部材である。弾性部材49は、モータ60の回転反力を規制しないようにするためのものであり、モータホルダ45とステータホルダ46との相対移動を弾性的に吸収する。弾性部材49は、円筒状に形成され、内周側にボルト47が挿通されている。弾性部材49は、ボルト47及びナット48によってステータホルダ46の取付部46aに取り付けられている。弾性部材49は、モータホルダ45の貫通穴部45eに挿入されている。
シート部材50は、ダンパ機構52、52´におけるモータホルダ45側の端部の座部となる部材である。シート部材50は、モータホルダ45の支持部45d上に配設されている。
シート部材51は、ダンパ機構52、52´におけるステータホルダ46側の端部の座部となる部材である。シート部材51は、ステータホルダ46の支持部46b上に配設されている。
ダンパ機構52は、モータホルダ45とステータホルダ46と径方向の間における上下方向(図7の上下方向)の振動を吸収する機構である。ダンパ機構52は、ステータホルダ46の上側及び下側の2箇所に配設されている。ダンパ機構52は、コイルスプリング及びオイルダンパ(エアダンパでも可)が組み合わされたものである。ダンパ機構52は、一端がシート部材50を介してモータホルダ45の支持部45dを外周側に付勢し、他端がシート部材51を介してステータホルダ46の支持部46bを内周側に付勢する。
ダンパ機構52´は、モータホルダ45とステータホルダ46との径方向の間における左右方向(図7の左右方向)の振動を吸収する機構である。ダンパ機構52´は、ステータホルダ46の左側及び右側の2箇所に配設されている。ダンパ機構52´は、コイルスプリング及びオイルダンパ(エアダンパでも可)が組み合わされたものである。ダンパ機構52´は、一端がシート部材50を介してモータホルダ45の支持部45dを外周側に付勢し、他端がシート部材51を介してステータホルダ46の支持部46bを内周側に付勢する。
実施例4によれば、実施例1と同様な効果を奏するとともに、ダンパ機構52、52´を組み合わせることができる。
本発明の実施例5に係る車輪支持装置について図面を用いて説明する。図8は、本発明の実施例5に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した断面図である。なお、図8は、図6のC−C´間の断面に相当する。
実施例5は、実施例4の変形例であり、実施例4の上下方向(前後方向でも可)のみダンパ機構52を残し、前後方向の振動については弾性部材49のみによって吸収するようにしたものである。弾性部材49は、前後方向(ダンパ付勢方向に対し直角方向)の部分の厚さと、上下方向(ダンパ付勢方向)の部分の厚さを異なるようにしてもよい。実施例5によれば、実施例1と同様な効果を奏するとともに、実施例4よりも軽量化及びコスト低減が可能である。
本発明の実施例6に係る車輪支持装置について図面を用いて説明する。図9は、本発明の実施例6に係る車輪支持装置の構成を模式的に示した図10のX−X´間に相当する部分切り欠き断面図である。図10は、本発明の実施例6に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した図9のD−D´間の断面図である。
実施例6は、実施例4の変形例であり、ステータホルダ55の前後方向(図10の左右方向)に配されたダンパ機構56を上下方向の振動を吸収するものとし、ステータホルダ55の上下方向(図10の上下方向)に配されたダンパ機構56を前後方向の振動を吸収するようにしたものである。実施例6に係る車輪支持装置1は、アッパーアーム2と、ロアアーム3と、球面ジョイント4、5と、モータホルダ54と、ステータホルダ55と、ボルト47と、ナット48と、弾性部材49と、ステータ9と、コイル10と、ロータ11と、回転軸12と、等速ジョイント13と、ホイールハブ14と、ブレーキロータ15と、ホイール16と、ねじ17と、タイヤ18と、軸受け19と、シール20と、ブレーキキャリパ21と、ブレーキパッド22、23と、ダンパ機構56、56´と、を有する。なお、アッパーアーム2、ロアアーム3、球面ジョイント4、5、ステータ9、コイル10、ロータ11、回転軸12、等速ジョイント13、ホイールハブ14、ブレーキロータ15、ホイール16、ねじ17、タイヤ18、軸受け19、シール20、ブレーキキャリパ21、及びブレーキパッド22、23については、実施例1と同様である。ボルト47、ナット48、及び弾性部材49については、実施例4と同様である。
モータホルダ54は、モータ60を収納して支持するホルダである。モータホルダ54は、円筒部54cの片側端部にフランジ部を有するカップ形状に形成されている。モータホルダ54は、フランジ部の車体側(図9の左側)の面に接続部54a、54bを有する。接続部54aは、接続部54bよりも上側(図9の上側)に配設されており、球面ジョイント4が固定されている。球面ジョイント4の球面部分には、アッパーアーム2が揺動自在に連結されている。接続部54bは、接続部54aよりも下側(図9の下側)に配設されており、球面ジョイント5が固定されている。球面ジョイント5の球面部分には、ロアアーム3が揺動自在に連結されている。なお、モータホルダ54は、図3のようなハンドル操作用のリンク(図示せず)が揺動自在に連結された球面ジョイント24を固定する接続部6dを有する。モータホルダ54は、円筒部54cの内周側の所定の部分に、ステータホルダ55をモータホルダ54に弾性的に保持するための貫通穴部54eを有する。貫通穴部54eの内部には、ボルト47及びナット48によってステータホルダ46に固定された弾性部材49が挿入されている。モータホルダ54は、円筒部54cの内周において、ダンパ機構56、56´の一端を支持するための支持部54dを有する。モータホルダ54は、円筒部54cの内周の開口側(図9の右側)の部位にてブレーキキャリパ21が取付固定されている。モータホルダ54は、円筒部54cの外周面にて、軸受け19を介してホイール16のリム部16aを回転可能に支持する。
ステータホルダ55は、ステータ9を支持するホルダである。ステータホルダ55は、環状の部材であり、その内周側においてステータ9が嵌入されている。ステータホルダ55は、モータホルダ54の円筒部54cの内周側に配されている。ステータホルダ55は、外周側に延在した取付部55aを有する。取付部55aは、ボルト47及びナット48によって弾性部材49を取り付けるための部分である。ステータホルダ55は、外周面において、ダンパ機構56、56´の他端を支持するための支持部55bを有する。
ダンパ機構56は、モータホルダ54とステータホルダ55と径方向の間における上下方向(図10の上下方向)の振動を吸収する機構である。ダンパ機構56は、ステータホルダ55の左側及び右側の2箇所に配設されている。ダンパ機構56は、コイルスプリング及びオイルダンパ(エアダンパでも可)が組み合わされたものである。ダンパ機構56は、モータホルダ54の支持部54dとステータホルダ55の支持部55bとが互いに離れる方向に付勢する。
ダンパ機構56´は、モータホルダ54とステータホルダ55との径方向の間における左右方向(図10の左右方向)の振動を吸収する機構である。ダンパ機構56´は、ステータホルダ55の上側及び下側の2箇所に配設されている。ダンパ機構56´は、コイルスプリング及びオイルダンパ(エアダンパでも可)が組み合わされたものである。ダンパ機構56´は、モータホルダ54の支持部54dとステータホルダ55の支持部55bとが互いに離れる方向に付勢する。
実施例6によれば、実施例4と同様な効果を奏する。
本発明の実施例7に係る車輪支持装置について図面を用いて説明する。図11は、本発明の実施例7に係る車輪支持装置における車輪(モータを除く)の構成を模式的に示した断面図である。なお、図11は、図9のD−D´間の断面に相当する。
実施例7は、実施例6の変形例であり、実施例6の前後方向(上下方向でも可)のみダンパ機構56を残し、上下方向の振動については弾性部材49のみによって吸収するようにしたものである。弾性部材49は、前後方向(ダンパ付勢方向に対し直角方向)を厚くし、上下方向(ダンパ付勢方向)を薄くすることが好ましい。実施例7によれば、実施例6と同様な効果を奏するとともに、実施例4よりも軽量化及びコスト低減が可能である。
本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施例ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。
1 車輪支持装置
2 アッパーアーム(アーム)
3 ロアアーム(アーム)
4、5 球面ジョイント
6 モータホルダ(第1ホルダ)
6a、6b、6d 接続部
6c 円筒部
7 弾性部材
7a 穴部
8 ステータホルダ(第2ホルダ)
9 ステータ
10 コイル
11 ロータ
12 回転軸
13 等速ジョイント
14 ホイールハブ(ホイール)
15 ブレーキロータ
16 ホイール(ホイール)
16a リム部
17 ねじ
18 タイヤ
19 軸受け
20 シール
21 ブレーキキャリパ
22、23 ブレーキパッド
24 ジョイント
26 キャリア(第1ホルダ)
26a、26b 接続部
27 モータホルダ(第1ホルダ)
27a ハブ部
27b 円筒部
28 ねじ
29 回転軸
30 ホイールディスク(ホイール)
31 ホイールリム(ホイール)
32 ねじ
33 ホイールディスク(ホイール)
33a ハブ部
33b ブレーキロータ部
34 ねじ
35 ベアリング
36 ブレーキキャリパ
37 ねじ
38、39 ブレーキパッド
41 モータホルダ(第1ホルダ)
41a ハブ部
41b 円筒部
42 回転軸
43 ホイール(ホイール)
43a リム部
45 モータホルダ(第1ホルダ)
45a、45b 接続部
45c 円筒部
45d 支持部
45e 貫通穴部
46 ステータホルダ(第2ホルダ)
46a 取付部
46b 支持部
47 ボルト(固定部材)
48 ナット
49 弾性部材
50、51 シート部材
52、52´ ダンパ機構
54 モータホルダ(第1ホルダ)
54a、54b 接続部
54c 円筒部
54d 支持部
54e 貫通穴部
55 ステータホルダ(第2ホルダ)
55a 取付部
55b 支持部
56、56´ ダンパ機構
60 モータ
70 車輪

Claims (15)

  1. 一端が車体に対して回動可能に前記車体に連結されるアームと、
    前記アームの他端に揺動可能に連結される第1ホルダと、
    前記第1ホルダの外周又は内周に配される第2ホルダと、
    前記第2ホルダに保持されるモータと、
    前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる振動を吸収する弾性部材と、
    前記第1ホルダに回転可能に支持されるホイールと、
    前記モータの回転動力を前記ホイールに対して偏芯可能に伝達する等速ジョイントと、
    を備えることを特徴とする車輪支持装置。
  2. 前記弾性部材は、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に配設されるとともに、環状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の車輪支持装置。
  3. 前記弾性部材は、穴部を有し、
    前記穴部は、前記弾性部材における前記車体の上下方向の部位と前後方向の部位とで形状が異なることを特徴とする請求項2記載の車輪支持装置。
  4. 前記第1ホルダは、複数の貫通穴部を有し、
    前記第2ホルダは、前記貫通穴部に挿通される固定部材を有し、
    前記弾性部材は、円筒状に形成されるとともに、前記貫通穴部に挿入され、内周側に前記固定部材が挿通されていることを特徴とする請求項1記載の車輪支持装置。
  5. 前記弾性部材は、前記車体の上下方向の部位と前後方向の部位とで厚さが異なることを特徴とする請求項4記載の車輪支持装置。
  6. 前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の上下方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の上下方向の振動を吸収するダンパ機構を備えることを特徴とする請求項5記載の車輪支持装置。
  7. 前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の前後方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の前後方向の振動を吸収する他のダンパ機構を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の車輪支持装置。
  8. 前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の前後方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の上下方向の振動を吸収するダンパ機構を備えることを特徴とする請求項5記載の車輪支持装置。
  9. 前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間の隙間における前記車体の上下方向の部位に配設されるとともに、前記第1ホルダと前記第2ホルダとの間に生ずる前記車体の前後方向の振動を吸収する他のダンパ機構を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の車輪支持装置。
  10. 前記第1ホルダは、前記第2ホルダよりも外周側に配された円筒部を有し、
    前記弾性部材は、前記円筒部と前記第2ホルダとの間に配され、
    前記モータは、ステータの内周にロータを有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一に記載の車輪支持装置。
  11. 前記ホイールは、前記円筒部の外周側に配されるとともに、軸受けを介して前記円筒部に回転可能に支持されることを特徴とする請求項10記載の車輪支持装置
  12. 前記円筒部の内周に固定されるブレーキキャリパと、
    前記ホイールと一体に回転するブレーキロータと、
    前記ブレーキキャリパに保持されるとともに、前記ブレーキロータを挟み込むプレーキパッドと、
    を備えることを特徴とする請求項10又は11記載の車輪支持装置。
  13. 前記第1ホルダは、前記第2ホルダよりも内周側に配された円筒部を有し、
    前記弾性部材は、前記円筒部と前記第2ホルダとの間に配され、
    前記モータは、ステータの外周にロータを有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一に記載の車輪支持装置。
  14. 前記第1ホルダは、前記アームの他端に揺動可能に連結されるキャリアと、前記キャリアに着脱可能に締結されるホルダ部材と、を有し、
    前記ホルダ部材は、前記円筒部よりも車体側に配されたハブ部を有し、
    前記ホイールは、ベアリングを介して前記ハブ部に回転可能に支持されることを特徴とする請求項10又は13記載の車輪支持装置。
  15. 前記キャリアに固定されるブレーキキャリパと、
    前記ホイールと一体に回転するブレーキロータと、
    前記ブレーキキャリパに保持されるとともに、前記ブレーキロータを挟み込むプレーキパッドと、
    を備えることを特徴とする請求項14記載の車輪支持装置。
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