JP2008215433A - 緩衝器のバルブ構造 - Google Patents

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聡 近松
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Abstract

【課題】車両における乗り心地とストローク長の両方を満足させることが可能な緩衝器のバルブ構造を提供することである。
【解決手段】緩衝器内に一方室41と他方室42とを隔成するとともに上記一方室41と他方室42とを連通するポート2bを備えたバルブディスク1と、上記バルブディスク1の他方室側面に積層されてポート2bを開閉するリーフバルブ10bとを備えた緩衝器のバルブ構造において、リーフバルブ10bに積層されるスプール12と、スプール12の背面側と一方室41とを連通する通路8と、通路を開閉するリリーフ弁14と備え、リリーフ弁14が開弁動作時にスプール12に一方室41の圧力を作用させてスプール41でリーフバルブ10bをバルブディスク1側へ附勢することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、緩衝器のバルブ構造の改良に関する。
従来、この種緩衝器のバルブ構造にあっては、たとえば、車両用の緩衝器のピストン部等に具現化され、ピストン部に設けたポートの出口端に環状のリーフバルブを積層し、このリーフバルブでポートを開閉するものが知られている。
そして、特に、リーフバルブの内周を固定支持し外周側を撓ませることによりポートをリーフバルブで開閉する上記緩衝器のバルブ構造では、ピストン速度が高速領域における減衰力が不足して振動抑制が充分に行われず、車両における乗り心地を損なう場合があり、これを解消するため、図3に示すように、リーフバルブLの内周側を固定的に支持するとともに、スプリングSでメインバルブMを介してリーフバルブLをピストンPへ向けて附勢した緩衝器のバルブ構造が提案されるに至っており、図示したところでは、緩衝器の伸側減衰バルブに具現化されている(たとえば、特許文献1参照)。
このバルブ構造にあっては、図示するところではピストンPが上方へ移動する際のピストン速度が低速領域にあるときにはリーフバルブLの外周側がリーフバルブLに積層したメインバルブMで支持される部位を支点として撓むので、内周が固定的に支持される通常のバルブ構造より高い減衰力の発揮を期待でき、また、ピストン速度が高速領域に達して、リーフバルブLが大きく撓むようになると、スプリングSが圧縮されるのでリーフバルブLをピストンP側へ附勢する力も大きくなり、スプリングSの附勢力が重畳されない通常のバルブ構造に比較して、ピストン速度が高速領域にある場合にも大きな減衰力の発揮が見込め、車両における乗り心地を向上することができる。
特開2004−190716号公報(図4)
しかしながら、上述のような提案のバルブ構造にあっては、車両における乗り心地を向上できる点で有用な技術ではあるが、以下の不具合があると指摘される可能性がある。
ここで、車両における乗り心地を向上するには、ピストン速度が中速領域にあるときに減衰係数を極力小さくして発生減衰力が過剰とならないようにするとよいが、上記従来の緩衝器のバルブ構造にあっては、スプリングSの圧縮によってより大きな附勢力がリーフバルブLに作用するので、ピストン速度が中速領域にあるときにおいても減衰力が過剰となって、車両における乗り心地を損なってしまう。
これらの問題を解決するためには、スプリングSによるリーフバルブLを附勢する初期荷重はそのままとしつつ、スプリングSのバネ定数を小さく設定することが必要となる。
ところが、スプリングSを上記条件の如く設定すると、今度は、ピストン速度が高速領域にある場合の減衰力が不足してしまうことになって、振動抑制を充分に行うことができなくなってしまう虞がある。
また、スプリングSの初期荷重をそのままとしてバネ定数を小さくするという条件を満足させるためには、スプリングSの自由長を長く設定するとともに線条径を小さく設定する必要があり、すると、スプリングSの自然長の長大化によってバルブを含んだピストン部全体の長さが長くなり、その長さ分だけ緩衝器の伸縮可能範囲であるストローク長が短くなり、上記ストローク長を確保しようとすると、緩衝器全体の長さが長くなり、車両への搭載性が悪化してしまう。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、車両における乗り心地と緩衝器におけるストローク長との両方を満足させることが可能な緩衝器のバルブ構造を提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、緩衝器内に一方室と他方室とを隔成するとともに上記一方室と他方室とを連通するポートを備えたバルブディスクと、上記バルブディスクの他方室側面に積層されてポートを開閉するリーフバルブとを備えた緩衝器のバルブ構造において、リーフバルブに積層されるスプールと、スプールの背面側と一方室とを連通する通路と、通路を開閉するリリーフ弁とを備え、リリーフ弁が開弁動作時にスプールに一方室の圧力を作用させてスプールでリーフバルブをバルブディスク側へ附勢することを特徴とする。
また、本発明の他の課題解決手段は、緩衝器内に一方室と他方室とを隔成するとともに上記一方室と他方室とを連通する一方側のポートと他方側のポートを備えたバルブディスクと、上記バルブディスクの一方室側面に積層されて一方側のポートを開閉する一方側のリーフバルブと、上記バルブディスクの他方室側面に積層されて他方側のポートを開閉する他方側のリーフバルブとを備えた緩衝器のバルブ構造において、一方側のリーフバルブに積層される一方側のスプールと、他方側のリーフバルブに積層される他方側のスプールと、一方側のスプールの背面側と他方室とを連通する一方側の通路と、他方側のスプールの背面側と一方室とを連通する他方側の通路と、一方側の通路の途中に設けた一方側のリリーフ弁と、他方側の通路の途中に設けた他方側のリリーフ弁と、を備え、一方側のリリーフ弁が開弁動作時に一方側のスプールに他方室の圧力を作用させて一方側のスプールで一方側のリーフバルブをバルブディスク側へ附勢し、他方側のリリーフ弁が開弁動作時に他方側のスプールに一方室の圧力を作用させて他方側のスプールで他方側のリーフバルブをバルブディスク側へ附勢することを特徴とする。
本発明の緩衝器のバルブ構造によれば、ピストン速度が中速領域における減衰係数を低く設定しながら、ピストン速度が高速領域における減衰係数を大きくすることが可能であるので、ピストン速度に応じて発生される減衰力に過不足が生じず、車両における乗り心地を向上することができるのである。
また、本バルブ構造にあっては、リーフバルブを附勢するスプリングが不要で、スプリングの自然長の長大化を招くことが無く、バルブ構造を含んだピストン部の軸方向長さが大型化してしまう不具合が無いため、緩衝器の伸縮可能範囲であるストローク長が短くなる不具合がなく、車両への搭載性が悪化することがない。
さらに、スプリングでリーフバルブの背面を附勢する構成を採用していないので、スプリングの附勢力のバラツキによって製品毎の減衰特性にバラツキが生じてしまうような心配が無く、緩衝器のバルブ構造の信頼性および安定性が向上する。
以下、本発明のバルブ構造を図に基づいて説明する。図1は、一実施の形態におけるバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の一部における縦断面図である。図2は、一実施の形態の緩衝器のバルブ構造が具現化した緩衝器における減衰特性を示す図である。
一実施の形態における緩衝器のバルブ構造は、図1に示すように、緩衝器のピストン部の伸側および圧側の両方の減衰バルブに具現化されており、緩衝器内に一方室41と他方室42とを隔成するとともに上記一方室41と他方室42とを連通する一方側のポート2aおよび他方側のポート2bとを備えたバルブディスクたるピストン1と、ピストン1の一方室側面に積層されて一方側のポート2aを開閉する一方側のリーフバルブ10aと、ピストン1の他方室側面に積層されて他方側のポート2bを開閉する他方側のリーフバルブ10bと、一方側のリーフバルブ10aに積層される一方側のスプール11と、他方側のリーフバルブ10bに積層される他方側のスプール12と、一方側のスプール11の背面側と他方室42とを連通する一方側の通路7と、他方側のスプール12の背面側と一方室41とを連通する他方側の通路8と、一方側の通路7の途中に設けた一方側のリリーフ弁13と、他方側の通路の途中に設けた他方側のリリーフ弁14とを備えて構成されており、一方側のリリーフ弁13が開弁動作時に一方側のスプール11に他方室42の圧力を作用させて一方側のスプール11で一方側のリーフバルブ10aをピストン1側へ附勢し、他方側のリリーフ弁14が開弁動作時に他方側のスプール12に一方室41の圧力を作用させて他方側のスプール12で他方側のリーフバルブ10bをピストン1側へ附勢するようになっている。
他方、バルブ構造が具現化される緩衝器は、周知であるので詳細には図示して説明しないが、具体的にたとえば、シリンダ40と、シリンダ40の上端を封止するヘッド部材(図示せず)と、ヘッド部材(図示せず)を摺動自在に貫通するピストンロッド5と、軸部材を形成するピストンロッド5の先端5aが挿通されて上記先端5aに固定されるピストン1と、シリンダ40内にピストン1で隔成される図1中上方側の一方室41と下方側の他方室42と、シリンダ40の下端を封止する封止部材(図示せず)と、シリンダ40から出没するピストンロッド5の体積分のシリンダ内容積変化を補償する図示しないリザーバあるいはエア室とを備えて構成され、シリンダ40内には流体、具体的には作動油が充填されている。
そして、上記バルブ構造にあっては、シリンダ40に対してピストン1が図1中上下方に移動して、一方室41と他方室42とをポート2a,2bを介して作動油が交流するときに、その作動油の流れに対しそれぞれ対応するリーフバルブ10a,10bで抵抗を与えて所定の圧力損失を生じせしめて、緩衝器に所定の減衰力を発生させる減衰力発生要素として機能する。
以下、このバルブ構造について詳しく説明すると、バルブディスクたるピストン1は、環状に形成されて、作動油が他方室42から一方室41へ通過することを許容する一方側のポート2aと、逆に作動油が一方室41から他方室42へ通過することを許容する他方側のポート2bと、各ポート2a,2bの出口端にそれぞれ連なる窓3a,3bと、各ポート2a,2bの出口端となる窓3a,3bの外周側に形成される環状の弁座1a,1bとを備えている。
さらに、各ポート2a,2bの開口端には、ピストン1に積層される各リーフバルブ10a,10bによって閉塞されないように開口窓6a,6bが設けられ、またさらには、このピストン1は、一方側のポート2aとピストン1の内周とを連通する通孔4aと、他方側のポート2bとピストン1の内周とを連通する通孔4bとを備えている。
そして、上述のように、ピストン1の内周側には緩衝器のピストンロッド5の先端5aが挿通され、ピストンロッド5の先端5aはピストン1の図1中下方側に突出させてあり、このピストンロッド5は、軸部材における軸とされている。なお、ピストンロッド5の先端5aの外径は、先端5aより図1中上方側の外径より小径に設定され、上方側と先端5aとの外径が異なる部分に段部5bが形成されている。
また、このピストンロッド5の先端5aの外周には、上下に順に配置される四つの環状溝15,16,17,18が形成され、環状溝15と環状溝16とは同じく先端5aの外周に形成した縦溝19によって連通され、環状溝17と環状溝18とは同じく先端5aの外周に形成した縦溝20によって連通され、さらには、先端5aの図1中最下方の外周には螺子溝5cが形成されている。
また、ピストン1の図1中上下に積層されるリーフバルブ10a,10bは、環状に形成された板を複数枚積層して積層リーフバルブとして構成されており、一方側のリーフバルブ10aは、ピストン1に形成の弁座1aに当接させて、一方側のポート2aの出口端を閉塞し、他方側のリーフバルブ10bは、ピストン1に形成の弁座1bに当接させて、他方側のポート2bの出口端を閉塞している。この実施の形態においては、リーフバルブ10a,10bは、積層リーフバルブとして構成されているが、上記環状の板の枚数は、本バルブ構造で実現する減衰特性(ピストン速度に対する減衰力の関係)によって任意とされてよく、緩衝器に発生させる減衰特性によって複数枚とされても一枚のみでも差し支えなく、また、緩衝器に発生させ減衰特性によって各リーフの外径を異なるように設定することができる。
なお、一方側のリーフバルブ10aの積層リーフバルブを構成する板と板との間の一箇所に肉厚のリングrが介装されており、このリングrによって図1中上方側に積層される板群に初期撓みを与えられるようになっている。そして、リングrの厚みで初期撓みの撓み量を調節でき、この撓み量の設定によって、リーフバルブ10aが弁座1aから離れてポート2aを開放する時の開弁圧を調節することができるようになっている。このリングrは、他方側のリーフバルブ10bに適用されてもよいことは当然である。
さらに、詳しくは図示しないが、弁座1a,1bに着座するリーフバルブ10a,10bの外周に形成した切欠あるいは弁座1a,1bに打刻されて形成される周知のオリフィスが設けられている。
つづいて、一方側のリーフバルブ10aより図1中上方には、間座21、環状のプレート22、一方側のリリーフ弁13における環状弁体23と、間座24、環状の蓋体25および環板状のストッパ26が積層され、さらに、リーフバルブ10aの背面となる図1中上面に当接するスプール11が上記プレート22と蓋体25の外周に摺動自在に装着されている。
他方、他方側のリーフバルブ10bより図1中下方には、間座27、環状のプレート28、他方側のリリーフ弁14における環状弁体29と、間座30、環状の蓋体31および環板状のストッパ32が積層され、が積層され、さらに、リーフバルブ10bの背面となる図1中下面に当接するスプール12が上記プレート28と蓋体31の外周に摺動自在に装着されている。
すなわち、このバルブ構造にあっては、ピストン1の上方側に配置される間座21,24、プレート22、環状弁体23、蓋体25、スプール11およびストッパ26の構成と、下方側に配置される間座27,30、プレート28、環状弁体29、蓋体31、スプール12およびストッパ32の構成とは、ピストン1を境にして天地逆とした線対称の関係にある。
なお、ピストン1に積層されるリーフバルブ10a,10b、間座21,24,27,30、プレート22,28、環状弁体23,29、蓋体25,31およびストッパ26,32の各部材にあっては、ピストン1を中心としてピストン1側を向く面を正面とし、その正面に対して裏面を背面としている。
プレート22,28は、ともに、肉厚の環状板形状とされており、その内周から外周までを貫く貫通孔22a,28aと、一端に形成されて当該貫通孔22a,28aの途中に連通される環状溝22b,28bとを備えており、一方側のプレート22は、環状溝22bを図1中上方に向け、他方側のプレート28は、環状溝28bを図1中下方に向けてピストンロッド5に組み付けられている。
環状弁体23,29は、ともに、二枚の環状板を積層するとともにこれら環状板の間に初期撓みを与えるリングを介装して構成され、環状弁体23は環状溝22bを開閉可能なようにプレート22に積層され、内周側が間座24とプレート22に挟持されて固定されて環状溝22bを開閉するようになっており、他方の環状弁体24は、環状溝28bを開閉するようにプレート28に積層され、内周側が間座30とプレート28に挟持されて固定されて環状溝28bを開閉するようになっている。
さらに、蓋体25,31は、ともに、外径がプレート22,28より大径とされるとともにピストンロッド5の先端5aの外周に装着されており、それぞれ上記各プレート22,28に環状弁体23,29および間座24,30を介して積層されて、プレート22,28との間に空間R1,R2を形成できるようになっている。
一方側のスプール11は、ともに、筒状に形成されており、中間部における内周が小径とされて形成される小径部11aと、小径部11aより図1中上方側となる背面側の筒部11bの内外周を連通するオリフィス孔11cとを備え、スプール11は、小径部11aをプレート22の外周に摺接させるとともに、当該小径部11aより図1中上方側となる筒部11bの内周を蓋体25の外周に摺接させてあり、オリフィス孔11cによって空間R1と一方室41との連通を許容しつつ空間R1と一方室41との間を仕切っている。なお、プレート22の貫通孔22aの外周側の開口端は、スプール11の小径部11aの内周面で封止されるようになっている。
また、このスプール11の図1中下端は、一方側のリーフバルブ10aの背圧側となる背面に当接されており、このスプール11の小径部11aより図1中下方となる正面側の筒部11dでリーフバルブ10aの背面側が密閉されてスプール11の図1中上下方向の移動が妨げられることが無いようにないように、上記筒部11dには孔11eが設けられている。
さらに、上記蓋体25の図1中上方には、蓋体25より大径の環板状のストッパ26が積層されており、このストッパ26によって、スプール11の図1中上方側への移動限界が設定されている。
他方、他方側のスプール12は、ともに、筒状に形成されており、中間部における内周が小径とされて形成される小径部12aと、小径部12aより図1中下方側となる背面側の筒部12bの内外周を連通するオリフィス孔12cとを備え、スプール12は、小径部12aをプレート28の外周に摺接させるとともに、当該小径部12aより図1中下方側となる筒部12bの内周を蓋体31の外周に摺接させてあり、オリフィス孔12cによって空間R2と他方室42との連通を許容しつつ空間R2と他方室42との間を仕切っている。なお、プレート28の貫通孔28aの外周側の開口端は、スプール12の小径部12aの内周面で封止されるようになっている。
また、このスプール12の図1中上端は、他方側のリーフバルブ10bの背圧側となる背面に当接されており、このスプール12の小径部12aより図1中上方となる正面側の筒部12dでリーフバルブ10bの背面側が密閉されてスプール12の図1中上下方向の移動が妨げられることが無いようにないように、上記筒部12dには孔12eが設けられている。
さらに、上記蓋体31の図1中下方には、蓋体31より大径の環板状のストッパ32が積層されており、このストッパ32によって、スプール12の図1中下方側への移動限界が設定されている。
そして、ストッパ26、蓋体25、間座24、環状弁体23、プレート22、間座21、一方側のスプール11、一方側のリーフバルブ10a、ピストン1、他方側のリーフバルブ10b、間座27、他方側のスプール12、プレート28、環状弁体29、間座30、蓋体31およびストッパ32のこれら各部材は、順にピストンロッド5の先端5aに組み付けられ、上記先端5aに設けた螺子溝5cに螺着されるピストンナット33とピストンロッド5の段部5bとで挟持されてピストンロッド5に固定される。
このように上記各部材がピストンロッド5に固定された状態で、ピストン1の内周に開口する通孔4aがピストンロッド5の先端5aに設けた環状溝16に対向し、プレート22の内周に開口する貫通孔22aがピストンロッド5の先端5aに設けた環状溝15に対向し、通孔4a、環状溝16、縦溝19、環状溝15、貫通孔22aおよび環状溝22bを介して上記空間R1と他方室42とが連通されるようになっている。したがって、本実施の形態の場合、これら通孔4a、環状溝16、縦溝19、環状溝15、貫通孔22aおよび環状溝22bで一方側の通路7が形成され、一方側のリリーフ弁13は、このプレート22の空間R1側の面から開通する通路7の開口端となる環状溝22bを環状弁体23で開閉するように構成されている。
また、上記各部材がピストンロッド5に固定された状態で、ピストン1の内周に開口する通孔4bがピストンロッド5の先端5aに設けた環状溝17に対向し、プレート28の内周に開口する貫通孔28aがピストンロッド5の先端5aに設けた環状溝18に対向し、通孔4b、環状溝17、縦溝20、環状溝18、貫通孔28aおよび環状溝28bを介して上記空間R2と一方室41とが連通されるようになっている。したがって、本実施の形態の場合、これら通孔4b、環状溝17、縦溝20、環状溝18、貫通孔28aおよび環状溝28bで他方側の通路8が形成され、他方側のリリーフ弁14は、このプレート28の空間R2側の面から開通する通路8の開口端となる環状溝28bを環状弁体29で開閉するように構成されている。
つまり、一方側のリリーフ弁13における環状弁体23が撓んで環状溝22bを開放する開弁動作時には、一方側の通路7を介して一方側のスプール11の小径部11aの図1中上面となる背面側に他方室42の圧力が作用し、この他方室42の圧力の作用によってスプール11を図1中下方へ附勢して一方側のリーフバルブ10aをピストン1側へ押し付けることができるようになっており、他方、他方側のリリーフ弁14における環状弁体29が撓んで環状溝28bを開放する開弁動作時には、他方側の通路8を介して他方側のスプール12の小径部12aの図1中下面となる背面側に一方室41の圧力が作用し、この一方室41の圧力の作用によってスプール12を図1中上方へ附勢して他方側のリーフバルブ10bをピストン1側へ押し付けることができるようになっている。
ここで、スプール11に設けられたオリフィス孔11cは、それぞれリリーフ弁13の開弁動作時に空間R1に導かれる他方室42の圧力が一方室41にまで低下してしまうことがないように、作動油通過時に圧力損失を生じるように設定されており、スプール12に設けられたオリフィス孔12cも同様に設定されているので、空間R1,R2内の圧力を高めて、スプール11,12を充分に附勢することができるようになっている。
また、プレート22,28と蓋体25,31とスプール11,12とで空間R1,R2を設けて、当該空間R1,R2内に環状弁体23,29を収容してリリーフ弁13,14を構成するようにしているので、リリーフ弁13,14の緩衝器のピストン部への設置が非常に簡単で、リリーフ弁13,14自体の軸方向長さも短くてすむので、ピストンロッド5に組み付けられる上記各部材で構成されるピストン部の軸方向長さも短くなり、当該ピストン部を小型化することができる。
つづいて、上述のように構成されたバルブ構造の作用について説明する。まず、ピストン1がシリンダ40に対して図1中下方側に移動すると、他方室42内の圧力が高まり、他方室42内の作動油は開口窓6aおよび一方側のポート2aを通過して一方室41内に移動しようとする。
そして、緩衝器の伸縮速度となるピストン速度が低速領域にある場合、作動油は、上述の弁座1aに着座する一方側のリーフバルブ10aの外周に設けた切欠あるいは弁座1aに打刻によって形成されるオリフィスを通過し、その後のピストン速度が上昇して中速領域に達すると、作動油は、一方側のリーフバルブ10aの外周を撓ませて、一方側のリーフバルブ10aと弁座1aと間の隙間を通過する。
このピストン速度が低中速領域にある場合、環状弁体23の正面側に通路7を介して作用する他方室42の圧力と環状弁体23の空間R1に面する背面側に作用する一方室41の圧力との差が、リリーフ弁13の開弁圧に達しないので、リリーフ弁13は通路7を開放せず、空間R1内の圧力は一方室41内の圧力と略等しくスプール11には、一方側のリーフバルブ10aをピストン1側へ附勢する力が作用せず、上記リーフバルブ10aは、ポート2a側から作用する他方室42の圧力を受けて自由に撓むことができる。
したがって、ピストン速度が低中速領域にある場合には、一方側のリーフバルブ10aの撓みがスプール11によって制限されることなく、この低中速領域では内周端固定の一方側のリーフバルブ10aのみが作用する減衰特性(ピストン速度に対する減衰力の関係)を呈することとなる。そして、一方側のリーフバルブ10aのバネ剛性を低く設定しておくことにより、図2の実線に示すが如く、ピストン速度が中速領域における減衰特性の傾きを小さくし、従来のバルブ構造に比較して発生減衰力が低くなるよう設定することができる。
他方、ピストン1の速度が高速領域に達して、他方室42内の圧力と一方室41内の圧力との差が大きくとなると、作動油の環状弁体23を図1中上方へ押し上げる力が大きくなり、上記圧力差がリリーフ弁13の開弁圧に達すると、通路7が開放されて空間R1内に他方室42の高圧が導かれて、スプール11の小径部11aの背面に他方室42の圧力が作用してスプール11が図1中下方へ向けて附勢される。
すなわち、ピストン速度が高速領域に達すると、リリーフ弁13が開弁動作してスプール11が一方側のリーフバルブ10aの外周の当接部位をピストン1側へ押圧し、リーフバルブ10aの撓みを制限するようになる。
したがって、ピストン速度が高速領域にある場合には、一方側のリーフバルブ10aの撓みがスプール11によって制限されることになり、このスプール11の一方側のリーフバルブ10aを附勢する附勢力はピストン速度の上昇に応じて大きくなるので、この高速領域における減衰特性は、図2の実線に示すが如く、ピストン速度の上昇に伴って傾きが大きくなることになって、ピストン速度が高速領域にある時の発生減衰力を高めることになる。
逆に、ピストン1がシリンダ40に対して図1中上方側に移動する場合には、ピストン1の下方側に配置されるバルブ構造の構成がピストン1の上方側に配置される構成とが互いに天地逆となった構成とされているので、上記した処と同様の作動を呈することになる。
詳しくは、ピストン1がシリンダ40に対して図1中上方側に移動する場合、一方室41内の圧力が高まって、一方室41内の作動油は開口窓6bおよび他方側のポート2bを通過して他方室42内に移動しようとする。そして、緩衝器の伸縮速度となるピストン速度が低速領域にある場合、作動油は、上述の弁座1bに着座する他方側のリーフバルブ10bの外周に設けた切欠あるいは弁座1bに打刻によって形成されるオリフィスを通過する。
その後のピストン速度が上昇して中速領域に達すると、作動油は、他方側のリーフバルブ10bの外周を撓ませて、他方側のリーフバルブ10bと弁座1bと間の隙間を通過するが、通路8を介して作用する一方室41の圧力と環状弁体29の空間R2に面する背面側に作用する他方室42の圧力との差が他方側のリリーフ弁14の開弁圧に達しないので、他方側のリーフバルブ10bの撓みがスプール12によって制限されることがなく、この低中速領域では内周端固定の他方側のリーフバルブ10bのみが作用する減衰特性(ピストン速度に対する減衰力の関係)を呈することとなる。そして、他方側のリーフバルブ10bのバネ剛性を低く設定しておくことにより、図2の破線に示すが如く、ピストン速度が中速領域における減衰特性の傾きを小さくし、従来のバルブ構造に比較して発生減衰力が低くなるよう設定することができる。
さらに、ピストン1の速度が高速領域に達すると、今度は、リリーフ弁14が開弁動作して、スプール12が他方側のリーフバルブ10bの外周の当接部位をピストン1側へ押圧し、他方側のリーフバルブ10bの撓みを制限するようになり、高速領域における減衰特性は、図2の破線に示すが如く、ピストン速度の上昇に伴って傾きが大きくなることになって、ピストン速度が高速領域にある時の発生減衰力を高めることになる。
したがって、本実施の形態の緩衝器のバルブ構造にあっては、ピストン速度が中速領域における減衰係数を低く設定しながら、ピストン速度が高速領域における減衰係数を大きくすることが可能であるので、ピストン速度に応じて発生される減衰力に過不足が生じず、車両における乗り心地を向上することができるのである。
また、本バルブ構造にあっては、リーフバルブ10a,10bを附勢するスプリングが不要で、スプリングの自然長の長大化を招くことが無く、バルブ構造を含んだピストン部の軸方向長さが大型化してしまう不具合が無いため、緩衝器の伸縮可能範囲であるストローク長が短くなる不具合がなく、車両への搭載性が悪化することがない。
さらに、スプリングでリーフバルブ10a,10bの背面を附勢する構成を採用していないので、スプリングの附勢力のバラツキによって製品毎の減衰特性にバラツキが生じてしまうような心配が無く、緩衝器のバルブ構造の信頼性および安定性が向上する。
そしてさらに、上述のように本実施の形態におけるバルブ構造にあっては、バルブディスクたるピストン1の軸心部から立ち上がる軸部材たるピストンロッド5に、プレート22,28と、プレート22,28との間に空間R1,R2を形成する蓋体25,31とを装着し、これらの外周に摺動自在にスプール11,12を装着するとともに、プレート22,28の空間R1,R2側の面に環状弁体23,29を積層してリリーフ弁13,14を構成するようにしたので、ピストンロッド5に上記各部材を組み付けることで本発明のバルブ構造を実現でき、組立が容易となる。
なお、通路7,8は、その一部をピストンロッド5内に設けることもできるが、ピストンロッド5の外周に環状溝15,16,17,18および縦溝19,20を設けて通路7,8が形成されるようになっているので、通路7,8の加工が容易となる利点がある。さらに、通路7,8は、その一部をピストンロッド5内に設ける場合には、リリーフ弁13,14をピストンロッド5内に設置するようにしてもよい。
ちなみに、減衰力を高めるべきピストン速度、つまり、中速と高速との境については、バルブ構造が具現化した緩衝器が搭載される車両に最適となるように設定すればよく、また、上記減衰力を高めるべきピストン速度は緩衝器の伸長時と圧縮時とで一致しなくともよく、上記設定は、リリーフ弁13,14における開弁圧の調整によって行うことが可能である。
また、上記したところでは、緩衝器のピストン部の伸圧両側の減衰バルブに具現化した例を用いて本発明のバルブ構造を説明しているが、伸側のみ、あるいは、圧側のみの減衰バルブに具現化することも可能で、さらには、ベースバルブ部に具現化することも可能であり、およそ減衰力を発生する減衰力発生要素として機能する緩衝器のバルブに適用することが可能なことは勿論である。すなわち、バルブ構造がベースバルブ部に具現化される場合には、一方室をピストン側室あるいはリザーバ室の一方とし、他方室をピストン側室あるいはリザーバ室の他方とすればよい。
以上で緩衝器のバルブ構造の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
一実施の形態における緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の一部における縦断面図である。 一実施の形態の緩衝器のバルブ構造が具現化した緩衝器における減衰特性を示す図である。 従来の緩衝器のバルブ構造が具現化された緩衝器のピストン部の縦断面図である。
符号の説明
1 バルブディスクたるピストン
1a,1b 弁座
2a 一方側のポート
2b 他方側のポート
3a,3b 窓
4a,4b 通孔
5 ピストンロッド
5a ピストンロッドの先端
5b ピストンロッドの段部
5c ピストンロッドの螺子溝
6a,6b 開口窓
7 一方側の通路
8 他方側の通路
10a 一方側のリーフバルブ
10b 他方側のリーフバルブ
11 一方側のスプール
11a,12a スプールの小径部
11b,12b スプールの背面側の筒部
11d,12d スプールの正面側の筒部
11c,12c スプールのオリフィス孔
11e,12e スプールの孔
12 他方側のスプール
13 一方側のリリーフ弁
14 他方側のリリーフ弁
15,16,17,18 環状溝
19,20 縦溝
21,24,27,30 間座
22,28 プレート
23,29 環状弁体
25,31 蓋体
26,32 ストッパ
22a,28a プレートの貫通孔
22b,28b プレートの環状溝
40 シリンダ
41 一方室
42 他方室
R1,R2 空間
r リング

Claims (4)

  1. 緩衝器内に一方室と他方室とを隔成するとともに上記一方室と他方室とを連通するポートを備えたバルブディスクと、上記バルブディスクの他方室側面に積層されてポートを開閉するリーフバルブとを備えた緩衝器のバルブ構造において、リーフバルブに積層されるスプールと、スプールの背面側と一方室とを連通する通路と、通路を開閉するリリーフ弁と備え、リリーフ弁が開弁動作時にスプールに一方室の圧力を作用させてスプールでリーフバルブをバルブディスク側へ附勢することを特徴とする緩衝器のバルブ構造。
  2. 緩衝器内に一方室と他方室とを隔成するとともに上記一方室と他方室とを連通する一方側のポートと他方側のポートを備えたバルブディスクと、上記バルブディスクの一方室側面に積層されて一方側のポートを開閉する一方側のリーフバルブと、上記バルブディスクの他方室側面に積層されて他方側のポートを開閉する他方側のリーフバルブとを備えた緩衝器のバルブ構造において、一方側のリーフバルブに積層される一方側のスプールと、他方側のリーフバルブに積層される他方側のスプールと、一方側のスプールの背面側と他方室とを連通する一方側の通路と、他方側のスプールの背面側と一方室とを連通する他方側の通路と、一方側の通路の途中に設けた一方側のリリーフ弁と、他方側の通路の途中に設けた他方側のリリーフ弁と、を備え、一方側のリリーフ弁が開弁動作時に一方側のスプールに他方室の圧力を作用させて一方側のスプールで一方側のリーフバルブをバルブディスク側へ附勢し、他方側のリリーフ弁が開弁動作時に他方側のスプールに一方室の圧力を作用させて他方側のスプールで他方側のリーフバルブをバルブディスク側へ附勢することを特徴とする緩衝器のバルブ構造。
  3. バルブディスクの軸心部から立ち上がる軸部材と、軸部材の外周に装着された環状のプレートと、同じくプレートより大径とされるとともに軸部材の外周に装着されて上記プレートとの間に空間を形成する環状の蓋体とを備え、リリーフ弁はプレートの空間側面に積層される環状弁体を備えてプレートの空間側面から開通する通路の開口端を開閉するように設定され、スプールは、筒状に形成されるとともにプレートと蓋体の外周に摺動自在に装着されてなることを特徴する請求項1または2に記載の緩衝器のバルブ構造。
  4. バルブディスクはピストンであって、軸部材はピストンの軸心部に挿通されるピストンロッドであることを特徴とする請求項3に記載の緩衝器のバルブ構造。
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