JP2010144775A - 多段変速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】変速機の軸長を増加せずにギヤ列の数よりも多い段数の変速を行えるようにする。
【解決手段】変速機は、駆動ギヤG1a,G3aを固定する第1入力軸11と、駆動ギヤG2a,G4aを固定する第2入力軸12と、駆動源の動力を入力軸11,12に伝達自在な第1又は第2クラッチC1,C2と、従動ギヤG1b,G3bを軸支する第1中間軸31と、従動ギヤG2b,G4bを軸支する第2中間軸32と、第1又は第2ギヤ列G1,G3を選択的に確立する第1同期噛合機構SM1と、第2又は第4ギヤ列G2,G4を選択的に確立する第2同期噛合機構SM2と、ダブルピニオン型のプラネタリギヤ5と、プラネタリギヤ5のリングギヤRiとキャリアCaとを連結自在な第3クラッチC3とを備え、キャリアCaに第1中間軸31、サンギヤSaに第2中間軸32を連結し、リングギヤRiに出力ギヤ6を連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、駆動源の動力により回転される入力軸と出力部材との間に、変速比の異なる複数のギヤ列を介設した多段変速機に関する。
従来、この種の変速機として、入力軸と同一軸線上に、第1と第2の各別のクラッチを介して入力軸に連結される第1と第2の2つの中間軸が配置されると共に、出力部材に連結される第1と第2の2つの出力軸が配置され、第1中間軸に変速比順位で奇数番目のギヤ列の駆動ギヤが固定され、第2中間軸に変速比順位で偶数番目のギヤ列の駆動ギヤが固定され、第1出力軸に低速側の複数のギヤ列の駆動ギヤと噛合する従動ギヤが軸支され、第2出力軸に高速側の複数のギヤ列の駆動ギヤと噛合する従動ギヤが軸支され、第1と第2の各出力軸上の従動ギヤが同期噛合機構を介して該各出力軸に選択的に連結されるようにしたもの、いわゆるデュアルクラッチトランスミッション(DCT)が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このものでは、変速比順位で奇数番目のギヤ列を介しての動力伝達時(この時は第1クラッチが係合し、第2クラッチが解放されている)、偶数番目のギヤ列の従動ギヤを同期噛合機構を介して対応する出力軸に連結しておくことができる。そのため、変速時に第1クラッチを解放して第2クラッチを係合させることにより、応答性良く偶数番目のギヤ列を介しての動力伝達状態に切換えることができる。同様に、変速比順位で偶数番目のギヤ列を介しての動力伝達時に、奇数番目のギヤ列の従動ギヤを同期噛合機構を介して対応する出力軸に連結しておき、変速時に第2クラッチを解放して第1クラッチを係合させることにより、応答性良く奇数番目のギヤ列を介しての動力伝達状態に切換えることができる。
ところで、最近は、燃費性能向上のため、変速機の変速段数を増加することが望まれている。ここで、上記従来例のものは、変速段数分の数のギヤ列が必要になる。また、変速機の軸長は車載スペース的に然程増加することができない。そのため、変速段数を増やすには、各ギヤ列のギヤ幅を小さくして、増加分のギヤ列の配置スペースを確保することが必要になる。然し、ギヤ幅を小さくすると、ギヤ強度が低下してしまうため、変速機の軸長を増加せずに変速段数を増やすことは困難である。
特開2005−172220号公報
本発明は、以上の点に鑑み、ギヤ列の数よりも多い段数の変速を行い得られるようにして、軸長の延長や、軸数の増加、外形の拡大を抑制して、変速段数を増やすことができるようにした多段変速機を提供することをその課題としている。
上記目的を達成するため、本発明は、駆動源の動力により回転される入力軸の回転速度を、変速比の異なる複数のギヤ列を介して、複数段に変速して出力部材から出力する多段変速機であって、変速比順位で奇数番目の各ギヤ列の駆動ギヤを固定又は軸支する第1入力軸と、変速比順位で偶数番目の各ギヤ列の駆動ギヤを固定又は軸支する第2入力軸と、駆動源の動力を第1入力軸に解除自在に伝達する第1摩擦係合機構と、駆動源の動力を第2入力軸に解除自在に伝達する第2摩擦係合機構と、変速比順位で奇数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと噛合する従動ギヤを軸支又は固定する第1中間軸と、変速比順位で偶数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと噛合する従動ギヤを軸支又は固定する第2中間軸と、変速比順位で奇数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと従動ギヤとのうち第1入力軸又は第1中間軸に軸支されるギヤを当該軸に連結して、変速比順位で奇数番目のギヤ列の1つを選択的に確立する第1同期噛合機構と、変速比順位で偶数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと従動ギヤとのうち第2入力軸又は第2中間軸に軸支されるギヤを当該軸に連結して、変速比順位で偶数番目のギヤ列の1つを選択的に確立する第2同期噛合機構と、相対回転可能な第1と第2と第3の3つの回転要素を有し、第1回転要素と第2回転要素が異なる速度で回転するときに第3回転要素が第1回転要素の回転速度と第2回転要素の回転速度との間の速度で回転するように構成された差動機構と、差動機構の3つの回転要素のうちの2つの回転要素を連結する第3摩擦係合機構とを備え、差動機構の第1回転要素と第2回転要素とに夫々第1中間軸と第2中間軸とが連結され、差動機構の第3回転要素が出力部材に連結されることを特徴とする。
本発明によれば、例えば第1摩擦係合機構を係合させると共に変速比順位で最低速に位置する1番目の第1ギヤ列を確立すると、第1回転要素が第1ギヤ列の出力速度で回転し、この状態で第3摩擦係合機構を係合させることにより、第3回転要素が第1回転要素と等速度で回転して、1速段での動力伝達が行われる。この状態から第3摩擦係合機構の係合を解除して、変速比順位で2番目の第2ギヤ列を確立すると、第2回転要素が第2ギヤ列の出力速度で回転する。ここで、第1回転要素は第1ギヤ列の出力速度で回転しているから、第3回転要素は第1ギヤ列の出力速度と第2ギヤ列の出力速度との間の速度で回転することになり、2速段での動力伝達が行われる。このように、第3回転要素を奇数番目のギヤ列の出力速度と偶数番目のギヤ列の出力速度との間の速度で回転させることができるため、ギヤ列の総数をNとして、(2N−1)段の変速を行うことができる。
ここで、本発明では、差動機構と第3摩擦係合機構が必要になるが、変速段数を上記の如く変速ギヤ列の数に比し飛躍的に増やすことができる。従って、変速機の軸長や軸数、外形を、従来の多段変速機に対して増加させることなく、変速段数を増やすことが可能になる。
又、本発明では、最低速と最高速のギヤ列を除くギヤ列の駆動ギヤと従動ギヤとの一方を、そのギヤ列のみで確立される変速段と、変速比順位で隣接する2つのギヤ列との組合せにより確立される2つの変速段との合計3段に亘って対応する軸に連結したままにしておくことができ、最低速と最高速のギヤ列の駆動ギヤと従動ギヤとの一方も対応する変速段とこの変速段の変速比順位で隣接する1つのギヤ列との組合せにより確立される1つの変速段の2段に亘って対応する軸に連結したままにしておくことができる。従って、同期噛合機構の断続回数が大幅に低減され、同期噛合機構の消耗を著しく少なくすることができる。
又、従来のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)では、2段変速を行う場合、摩擦係合機構の切換えでは対応できず、同期噛合機構の係合状態を切り換える必要があり、又、この切換えには時間を要しスムーズに切換えることができない。このため、従来のDCTで2段変速を行う場合には、応答性が低下してしまうため、実現が困難であった。本発明によれば、第3摩擦係合機構が係合している変速段においては、第1摩擦係合機構と第2摩擦係合機構との係合を切り換えるだけで2段変速を行うことができる。このため、2段変速を応答性良く行うことができる。
又、本発明においては、第1中間軸と第2中間軸とが差動機構と同一軸線上に配置されることが望ましい。これによれば、第1中間軸と第2中間軸とが同一軸線上に配置されるため、変速機の径方向の外形を小さくして小型化できる。更に、第1と第2の各中間軸を差動装置の第1と第2の各回転要素に連結するギヤが不要になり、部品点数を削減してコストダウンと軽量化とを図ることができる。
本発明においては、第1及び第2入力軸と平行に配置されるアイドル軸と、アイドル軸に軸支又は固定されると共に何れかのギヤ列の駆動ギヤに噛合する第1アイドルギヤと、アイドル軸に固定又は軸支されると共に何れかのギヤ列の従動ギヤに噛合する第2アイドルギヤと、アイドル軸に軸支されるアイドルギヤを解除自在にアイドル軸に連結する第3同期噛合機構とを設けることが望ましい。これによれば、アイドル軸に軸支されるアイドルギヤを第3同期噛合機構によりアイドル軸に連結させれば、第1入力軸又は第2入力軸の回転がアイドル軸を介して、第1中間軸又は第2中間軸が逆回転し、後進段を確立することができる。
ここで、本発明の差動機構としては、例えば、サンギヤとキャリアとリングギヤからなるプラネタリギヤを用いることも考えられるが、差動機構の外径が大きくなってしまい、ディファレンシャルギヤ等の他の車両部品と干渉してしまうことも考えられる。この場合、差動機構を、第1中間軸に連結された第1回転要素たる第1サンギヤと、第2中間軸に連結された第2回転要素たる第2サンギヤと、互いに噛合すると共に一方が第1サンギヤ、他方が第2サンギヤに噛合する一対のピニオンを自転及び公転自在に支持する第3回転要素たるキャリアとから成るプラネタリギヤで構成し、第3摩擦係合機構を、キャリアと第1中間軸又は第2中間軸とを解除自在に連結するように構成すれば、一対のピニオンを周方向で噛合させることができ、これにより、リングギヤと1つのピニオンの分だけ差動機構の外径を小さくすることができ、差動機構の径方向における他の部材との干渉を抑制できる。
又、本発明の差動機構として、プラネタリギヤを用いる場合には、第2中間軸が連結された第2回転要素を変速機ケースに固定自在な第4摩擦係合機構を設けることにより、例えば、第4摩擦係合機構を係合させると共に、変速比順位で最低速に位置する1番目の第1ギヤ列を確立させれば、第1ギヤ列の変速比よりも更に低速の変速段を確立させることができ、ギヤ列の総数をNとして、(2N)段の変速を行うことができる。
図1は本発明の第1実施形態の多段変速機を示している。この変速機は、第1入力軸11と、第1入力軸11と同一軸線上に配置されると共に第1入力軸11が内挿された中空の第2入力軸12と、変速比(従動ギヤの歯数/駆動ギヤの歯数)の異なる第1〜第4の4つのギヤ列G1〜G4と、駆動源たるエンジンの弾み車2(フライホイール)の回転を第1入力軸11に解除自在に伝達する第1摩擦係合機構たる第1クラッチC1と、弾み車2の回転を第2入力軸12に解除自在に伝達する第2摩擦係合機構たる第2クラッチC2とを備える。
変速比順位で奇数番目の各ギヤ列G1,G3の駆動ギヤG1a,G3aは第1入力軸11に固定されている。変速比順位で偶数番目の各ギヤ列G2,G4の駆動ギヤG2a,G4aは第2入力軸12に固定されている。又、第1と第2の2つの中間軸31,32を設け、変速比順位で奇数番目のギヤ列G1,G3の駆動ギヤG1a,G3aと噛合する従動ギヤG1b,G3bを第1中間軸31上に軸支し、変速比順位で偶数番目のギヤ列G2,G4の駆動ギヤG2a,G4aと噛合する従動ギヤG2b,G4bを第2中間軸32上に軸支している。そして、第1中間軸31上に、第1ギヤ列G1の従動ギヤG1bと第3ギヤ列G3の従動ギヤG3bとを第1中間軸31に選択的に連結する第1同期噛合機構SM1(シンクロメッシュ機構)を配置すると共に、第2中間軸32上に、第2ギヤ列G2の従動ギヤG2bと第4ギヤ列G4の従動ギヤG4bとを第2中間軸32に選択的に連結する第2同期噛合機構SM2を配置している。
各同期噛合機構SM1,SM2は、各中間軸31,32に回り止めされ、図外のアクチュエータにより軸方向に移動自在な同期スリーブ41,42を備えている。そして、第1同期噛合機構SM1の同期スリーブ41を図示の中立位置NTから従動ギヤG1b側又は従動ギヤG3b側に移動させることで、従動ギヤG1b又は従動ギヤG3bが第1中間軸31に連結され、第1ギヤ列G1又は第3ギヤ列G3が選択的に確立される。同様に、第2同期噛合機構SM2の同期スリーブ42を図示の中立位置NTから従動ギヤG2b側又は従動ギヤG4b側に移動させることで、従動ギヤG2b又は従動ギヤG4bが第2中間軸32に連結され、第2ギヤ列G2又は第4ギヤ列G4が選択的に確立される。尚、ギヤ列が確立されるとは、入力軸11,12から対応する中間軸31,32にギヤ列G1〜G4を介して動力伝達される状態になることをいう。
又、変速機は、差動機構たるプラネタリギヤ5を備えている。このプラネタリギヤ5は、サンギヤSaと、リングギヤRiと、互いに噛合すると共に一方がサンギヤSa、他方がリングギヤRiに噛合する一対のピニオンPi1,Pi2を自転及び公転自在に軸支するキャリアCaとから成るダブルピニオン型のプラネタリギヤで構成される。一例として、プラネタリギヤ5のギヤ比(リングギヤRiの歯数/サンギヤSaの歯数)を「2.0」に設定した場合、リングギヤRiは、サンギヤSaの回転速度とキャリアCaの回転速度との中間速度(両回転速度の合計の1/2の回転速度)で回転する。
第1中間軸31は中空に形成され第2中間軸32が内挿されており、両中間軸31,32は同一軸線上に配置されている。又、第1中間軸31と第2中間軸32はプラネタリギヤ5と同一軸線上に配置されている。そして、第1中間軸31をキャリアCaに連結し、第2中間軸32をサンギヤSaに連結し、リングギヤRiに出力部材たる出力ギヤ6を連結している。即ち、第1実施形態では、キャリアCaが第1回転要素、サンギヤSaが第2回転要素、リングギヤRiが第3回転要素となる。出力ギヤ6の回転は、図外のデファレンシャルギヤを介して車両の左右の駆動輪に伝達される。尚、第1中間軸31にサンギヤSaを連結し、第2中間軸32をキャリアCaに連結してもよい。この場合、サンギヤSaが第1回転要素となり、キャリアCaが第2回転要素となる。
又、プラネタリギヤ5のリングギヤRiとキャリアCaとは、第3摩擦係合機構たる第3クラッチC3により連結自在とされている。第3クラッチC3を係合させてリングギヤRiとキャリアCaとを連結させると、プラネタリギヤ5の各回転要素が相対回転不能なロック状態となり、3つの回転要素が等速度で回転する。尚、第3クラッチC3は、リングギヤRiとサンギヤSa、又はキャリアCaとサンギヤSaとを連結自在に構成してもよい。
又、第1実施形態の変速機には、第2回転要素たるサンギヤSaを変速機ケース7に固定自在な第4摩擦係合機構たる第1ブレーキB1が設けられている。又、変速機には、入力軸11,12に平行なアイドル軸8に軸支されると共に、第2ギヤ列G2の駆動ギヤG2aに噛合する第1アイドルギヤGR1が設けられている。第1アイドルギヤGR1は、第2駆動ギヤG2aと同一(或いは、その近傍)の歯数に設定されている。又、アイドル軸8には、第1ギヤ列G1の従動ギヤG1bに噛合する第2アイドルギヤGR2が固定されている。第2アイドルギヤGR2は、第1駆動ギヤG1aと同一(或いは、その近傍)の歯数に設定されている。又、アイドル軸8には、第1アイドルギヤGR1をアイドル軸8上に連結する第3同期噛合機構SM3が配置されている。
第3同期噛合機構SM3は、アイドル軸8に回り止めされ、図外のアクチュエータにより軸方向に移動自在な同期スリーブ43を備え、第3同期噛合機構SM3の同期スリーブ43を図示の中立位置NTから第1アイドルギヤGR1側に移動させることで、第1アイドルギヤGR1がアイドル軸8に連結される。
次に、第1実施形態の変速機の変速動作について、図2を参照して説明する。先ず、発進時は、第1同期噛合機構SM1により第1ギヤ列G1の従動ギヤG1bを第1中間軸31に連結して、第1ギヤ列G1を確立すると共に、第1ブレーキB1を係合させてプラネタリギヤ5のサンギヤSaを変速機ケース7に固定し、第1クラッチC1の係合力を徐々に増加させる。
この際、キャリアCaの回転速度は第1ギヤ列G1の出力速度と等速度になり、サンギヤSaの回転速度は零となって、第1クラッチC1の係合力の増加に伴って、リングギヤRiの回転速度が、零から第1ギヤ列G1の出力速度の1/2の回転速度である1速段まで立上る。これによれば、発進時に1速段より低い変速比の領域から動力伝達を開始することができ、無用なエンジン回転数の上昇を伴わず、発進時の燃料消費量の低減を図ることができる。
第1クラッチC1が完全に係合すると、リングギヤRiの回転速度は、第1ギヤ列G1の出力速度の1/2の回転速度となり、1速段での動力伝達が行われる。この状態から第1ブレーキB1によるサンギヤSaの固定を解除し、第3クラッチC3の係合力を徐々に増加させる。この際、キャリアCaの回転速度は第1ギヤ列G1の出力速度と等速度になり、第3クラッチC3の係合力の増加に伴って、リングギヤRiの回転速度が、零から第2ギヤ列G1の出力速度に等しい2速段まで立上る。これによれば、1速段を確立する際と同様に、2速段においても、発進時の燃料消費量の低減を図ることができる。
第3クラッチC3が完全に係合すると、即ち、リングギヤRiとキャリアCaとが完全に連結されると、リングギヤRiの回転速度は、第1ギヤ列G1の出力速度と等速度になり、第2速段での動力伝達が行われる。この状態から第2従動ギヤG2bを第2同期噛合機構SM2を介して第2中間軸32に連結して第2ギヤ列G2を確立させると共に、第3クラッチC3を解放して、第2クラッチC2を係合させると、サンギヤSaが第2ギヤ列G2の出力速度で回転する。ここで、キャリアCaは第1ギヤ列G1の出力速度で回転しているから、リングギヤRiは第1ギヤ列G1の出力速度と第2ギヤ列G2の出力速度との中間速度で回転することになり、これにより、3速段での動力伝達が行われる。
次に、第1クラッチC1を解放し、第3クラッチC3を係合させると、リングギヤRiは第2ギヤ列G2の出力速度で回転することになり、4速段での動力伝達が行われる。この状態から第3従動ギヤG3bを第1同期噛合機構SM1を介して第1中間軸に連結して第3ギヤ列G3を確立させると共に、第3クラッチC3を解放して第1クラッチC1を係合させると、キャリアCaが第3ギヤ列G3の出力速度で回転する。ここで、サンギヤSaは第2ギヤ列G2の出力速度で回転しているから、リングギヤRiは第2ギヤ列G2の出力速度と第3ギヤ列G3の出力速度との中間速度で回転することになり、これにより5速段での動力伝達が行われる。
次に、第2クラッチC2を解放し、第3クラッチC3を係合させると、リングギヤRiは第3ギヤ列G3の出力速度で回転することになり、6速段での動力伝達が行われる。この状態から第4従動ギヤG4bを第2同期噛合機構SM2を介して第2中間軸に連結して第4ギヤ列G4を確立させると共に、第3クラッチC3を解放して第2クラッチC2を係合させると、サンギヤSaが第4ギヤ列G4の出力速度で回転する。ここで、キャリアCaは、第3ギヤ列G3の出力速度で回転しているから、リングギヤRiは第3ギヤ列G3の出力速度と第4ギヤ列G4の出力速度との中間速度で回転することになり、これにより7速段での動力伝達が行われる。
次に、第1クラッチC1を解放し、第3クラッチC3を係合させると、リングギヤRiは第4ギヤ列G4の出力速度で回転することになり、8速段での動力伝達が行われる。又、第2クラッチC2を係合し、第1アイドルギヤGR1を第3同期噛合機構SM3を介してアイドル軸8に連結し、第1従動ギヤG1bを第1同期噛合機構SM1を介して第1中間軸に連結すれば、リングギヤRiが第1ギヤ列の出力速度と同一速度で逆回転(後進方向の回転)することになり、これにより、後進段での動力伝達が行われる。
このように、第1実施形態の変速機は、4つのギヤ列G1〜G4を用いて、前進8段の変速を行うことができる。尚、ギヤ列は4つに限られず、例えば、5つでも6つでもよい。5つのギヤ列を用いる場合には、前進10段、6つのギヤ列を用いる場合には前進12段の変速を行うことができる。即ち、ギヤ列の数をNとして、(2N)段の変速を行うことができる。ここで、第1実施形態では、プラネタリギヤ5と第3クラッチC3とが必要になるが、変速段数を上記の如く飛躍的に増加させることができるため、変速機の軸長を増加させずに変速段数を増やすことができる。
又、第1実施形態では、第1従動ギヤG1bを1速段〜3速段の3つの変速段に亘って第1中間軸31に連結したままにしておくことができ、第2従動ギヤG2bを3速段〜5速段の3つの変速段に亘って、第2中間軸32に連結したままにしておくことができ、第3従動ギヤG3bを5速段〜7速段の3つの変速段に亘って第1中間軸に連結したままにしておくことができ、第4従動ギヤG4bを7速段と8速段の2つの変速段に亘って第2中間軸32に連結したままにしておくことができる。従って、第1と第2の同期噛合機構SM1,SM2の断続回数が大幅に低減され、第1と第2の同期噛合機構SM1,SM2の消耗を飛躍的に抑制することができる。又、3速段、5速段、7速段では、2つのギヤ列を介して動力伝達されるため、夫々のギヤ列に係る負担を軽減させることができる。
又、従来のデュアルクラッチトランスミッション(DCT)では、2段変速を行う場合、第1、第2クラッチの切換えでは対応できず、同期噛合機構の係合状態を切り換える必要があり、又、この切換えには時間を要しスムーズに切換えることができない。従って、従来のDCTでは、2段変速を行うと応答性が低下してしまうため、2段変速の実現が困難であった。本実施形態の自動変速機によれば、第3摩擦係合機構たる第3クラッチC3が係合している変速段(2,4,6,8速段)においては、第1摩擦係合機構たる第1クラッチC1と第2摩擦係合機構たる第2クラッチC2との係合を切り換えるだけで2段変速を行うことができる。このため、2段変速を応答性良く行うことができる。
ところで、第1実施形態では、第1と第2の中間軸31,32をプラネタリギヤ5と同一軸線上に配置したが、これに限られない。例えば、入力軸11,12をプラネタリギヤ5と同一軸線上に配置し、各中間軸31,32をプラネタリギヤ5の軸線と平行に配置してもよい。この場合、各中間軸31,32の回転をプラネタリギヤ5のキャリアCa及びサンギヤSaに伝達させる別個のギヤ列を設ければよい。
又、第1実施形態では、差動機構をダブルピニオン型のプラネタリギヤ5で構成したが、サンギヤと、リングギヤと、サンギヤ及びリングギヤに噛合するピニオンを自転及び公転自在に軸支するキャリアとから成るシングルピニオン型のプラネタリギヤで構成してもよい。この場合、第1中間軸31をサンギヤとリングギヤの何れか一方、第2中間軸32をサンギヤとリングギヤの何れか他方に連結し、キャリアに出力部材たる出力ギヤ6を連結すればよい。
又、図3に示す第2実施形態の如く、第1実施形態のプラネタリギヤ5に代えて、一対のサンギヤSa1,Sa2と、互いに噛合すると共に一方が第1サンギヤSa1、他方が第2サンギヤSa2に噛合する一対のピニオンPi1’,Pi2’を自転及び公転自在に軸支するキャリアCaとからなるプラネタリギヤ5’で構成してもよい。
このプラネタリギヤ5’では、第1サンギヤSa1に第1中間軸31が連結され、第2サンギヤSa2に第2中間軸32が連結され、キャリアCaに出力部材たる出力ギヤ6が連結されている。従って、第2実施形態においては、第1サンギヤSa1が第1回転要素、第2サンギヤSa2が第2回転要素、キャリアCaが第3回転要素となる。第1サンギヤSa1の歯数と第2サンギヤSa2の歯数とは同一に設定されており、キャリアCaは、第1サンギヤSa1の回転速度と第2サンギヤSa2の回転速度との中間速度で回転する。第3摩擦係合機構たる第3クラッチC3は、第2サンギヤSa2とキャリアCaとを係合自在に構成され、第4摩擦係合機構たる第1ブレーキB1は、第2サンギヤSa2を変速機ケース7に固定自在に構成されている。他の構成は、第1実施形態と同一である。
第2実施形態の多段変速機によれば、一対のピニオンPi1’,Pi2’は周方向で噛合させることができ、第1実施形態のものと比較して、リングギヤと1つのピニオンの分だけプラネタリギヤの外径を小さくすることができ、ディファレンシャルギヤ等の他の車両部品との径方向における干渉を抑制させることができる。
尚、両実施形態においては、差動機構としてプラネタリギヤを用いてるが、差動機構を軸方向一側の第1サイドギヤと、軸方向他側の第2サイドギヤと両サイドギヤに噛合するピニオンを軸支するギヤケースとから成るサイドギヤ・ピニオンギヤ式の差動ギヤ機構で構成してもよい。この場合、第1サイドギヤに第1中間軸を連結して第1回転要素とし、第2サイドギヤに第2中間軸を連結して第2回転要素とし、ギヤケースに出力部材たる出力ギヤを連結して第3回転要素とし、第3摩擦係合機構たる第3クラッチC3で、両サイドギヤを連結するように構成すればよい。これによっても、第1サイドギヤと第2サイドギヤとが異なる速度で回転する場合、ギヤケースが第1サイドギヤの回転速度と第2サイドギヤの回転速度との中間速度で回転し、第1実施形態と同様の変速を行うことができる。
又、第1実施形態では、各ギヤ列G1〜G4の駆動ギヤG1a〜G4aを対応する入力軸11,12に固定し、従動ギヤG1b〜G4bを対応する中間軸31,32に軸支したが、各ギヤ列G1〜G4の従動ギヤG1b〜G4bを対応する中間軸31,32に固定子、駆動ギヤG1a〜G4aを対応する入力軸11,12に軸支してもよい。この場合、第1入力軸11上に第1駆動ギヤG1aと第3駆動ギヤG3aとを第1入力軸11に選択的に連結する第1同期噛合機構SM1を配置し、第2入力軸12上に第2駆動ギヤG2aと第4駆動ギヤG4aとを第2入力軸12に選択的に連結する第2同期噛合機構SM2を配置すればよい。又、同期噛合機構SM1,SM2の一方を第1入力軸11又は第1中間軸31上に配置し、他方を第2入力軸12又は第2中間軸32上に配置するように構成することも可能である。
又、第1,第2実施形態においては、第4摩擦係合要素たる第1ブレーキB1を設けているが、この第1ブレーキB1は設けなくてもよい。これによれば、ギヤ列の数をNとしいて(2N−1)段の変速を行うことができ、変速機の軸長や軸数、外形を増加させることなく、変速段数を増やすことができる。
又、第1,第2実施形態の差動機構たるプラネタリギヤ5,5’のギヤ比は、変速機全体の変速比設定を考慮し、総合的に判断して決定されるものであり、第1実施形態で例示したギヤ比2.0を中心に、ギヤ列の成立するある程度の幅(例えば、1.6〜2.4)において成立し得る。又、サイドギヤ・ピニオンギヤ式の差動ギヤ機構などの、その他の差動機構で構成する場合も同じである。
本発明の第1実施形態の多段変速機を示すスケルトン図。 第1実施形態の多段変速機の変速動作を説明する説明図。 本発明の第2実施形態の多段変速機を示すスケルトン図。
符号の説明
11…第1入力軸、12…第2入力軸、2…弾み車(フライホイール)、31…第1中間軸、32…第2中間軸、41〜43…同期スリーブ、5…プラネタリギヤ、Sa…サンギヤ、Ri…リングギヤ、Ca…キャリア、Pi1,Pi2…ピニオン、6…出力ギヤ、7…変速機ケース、8…アイドル軸、GR1…第1アイドルギヤ、GR2…第2アイドルギヤ、G1〜G4…第1〜第4ギヤ列、G1a〜G4a…第1〜第4駆動ギヤ、G1b〜G4b…第1〜第4従動ギヤ、C1〜C3…第1〜第3クラッチ(第1〜第3摩擦係合機構)、B1…第1ブレーキ(第4摩擦係合機構)、SM1〜SM3…第1〜第3同期噛合機構。

Claims (5)

  1. 駆動源の動力により回転される入力軸の回転速度を、変速比の異なる複数のギヤ列を介して、複数段に変速して出力部材から出力する多段変速機であって、
    変速比順位で奇数番目の各ギヤ列の駆動ギヤを固定又は軸支する第1入力軸と、変速比順位で偶数番目の各ギヤ列の駆動ギヤを固定又は軸支する第2入力軸と、駆動源の動力を第1入力軸に解除自在に伝達する第1摩擦係合機構と、駆動源の動力を第2入力軸に解除自在に伝達する第2摩擦係合機構と、
    変速比順位で奇数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと噛合する従動ギヤを軸支又は固定する第1中間軸と、変速比順位で偶数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと噛合する従動ギヤを軸支又は固定する第2中間軸と、
    変速比順位で奇数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと従動ギヤとのうち第1入力軸又は第1中間軸に軸支されるギヤを当該軸に連結して、変速比順位で奇数番目のギヤ列の1つを選択的に確立する第1同期噛合機構と、変速比順位で偶数番目の各ギヤ列の駆動ギヤと従動ギヤとのうち第2入力軸又は第2中間軸に軸支されるギヤを当該軸に連結して、変速比順位で偶数番目のギヤ列の1つを選択的に確立する第2同期噛合機構と、
    相対回転可能な第1と第2と第3の3つの回転要素を有し、第1回転要素と第2回転要素が異なる速度で回転するときに第3回転要素が第1回転要素の回転速度と第2回転要素の回転速度との間の速度で回転するように構成された差動機構と、差動機構の3つの回転要素のうちの2つの回転要素を連結する第3摩擦係合機構とを備え、
    差動機構の第1回転要素と第2回転要素とに夫々第1中間軸と第2中間軸とが連結され、差動機構の第3回転要素が出力部材に連結されることを特徴とする多段変速機。
  2. 請求項1記載の多段変速機であって、第1中間軸と第2中間軸とが差動機構と同一軸線上に配置されることを特徴とする多段変速機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の多段変速機であって、第1及び第2入力軸と平行に配置されるアイドル軸と、アイドル軸に軸支又は固定されると共に何れかのギヤ列の駆動ギヤに噛合する第1アイドルギヤと、アイドル軸に固定又は軸支されると共に何れかのギヤ列の従動ギヤに噛合する第2アイドルギヤと、アイドル軸に軸支されるアイドルギヤを解除自在にアイドル軸に連結する第3同期噛合機構とを備えることを特徴とする多段変速機。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項記載の多段変速機であって、差動機構は、第1中間軸に連結された第1回転要素たる第1サンギヤと、第2中間軸に連結された第2回転要素たる第2サンギヤと、互いに噛合すると共に一方が第1サンギヤ、他方が第2サンギヤに噛合する一対のピニオンを自転及び公転自在に支持する第3回転要素たるキャリアとから成るプラネタリギヤで構成されることを特徴とする多段変速機。
  5. 請求項1から請求項3の何れか1項記載の多段変速機であって、差動機構はプラネタリギヤで構成され、プラネタリギヤの第2回転要素を変速機ケースに固定自在な第4摩擦係合機構を備えることを特徴とする多段変速機。
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