JP2010124298A - 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 撮影直後の特定の種別の画像ファイルの記録媒体への書き出しが終了していない場合でも、再生モードに移行して過去に撮影した同じ種別の画像ファイルの概要を素早く確認することができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別であった場合、撮像された画像が一時記憶手段から記録媒体への記録中であるか否かを判定する判定手段(S703)と、
前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルを再生して表示し(S704)、
前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルを再生して表示部に表示する(S705)よう制御する表示制御手段と
を有することを特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像を再生可能なデジタルカメラ等の撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
従来、固体メモリ素子を有するメモリカードを記録媒体として、静止画像や動画像の撮像、記録および再生を行うデジタルカメラが市販されている。このようなデジタルカメラでは、撮影直後の画像はバッファとなる記録媒体に一時記憶したあと、圧縮伸長回路で圧縮・符号化処理を施し、メモリカードへと書き込むということが行われている。例えば特許文献1においては、撮影した画像を一時的にバッファに記憶し、撮影や撮影モード設定などを行わない空き時間に、バッファに一時的に記憶された画像データをメモリカードに記録する技術が開示されている。
特開2000−278577号公報
しかしながら、従来のデジタルカメラにおいては、バッファに一時的に記憶された撮影直後の画像データをメモリカードに記録し終わる前に撮影モードから再生モードに切り替えられた場合、すぐに画像を再生して表示することは出来なかった。例えば特許文献1では、バッファの画像データをメモリカードに記録し終わる前に、撮影モードから再生モードに切り替えられた場合、画像表示をOFF状態に設定する。そしてバッファに記憶している画像をメモリカードへ書き出し終わるまでは再生モードに移行しない。これは、バッファに記憶された画像を圧縮するために圧縮伸長回路を使用してしまうため、過去に撮影された記録済みの画像ファイルのうち、圧縮中の画像と同じ種別の画像ファイルを伸長することができないことが一因である。すなわち、従来のデジタルカメラにおいては、撮影終了直後に再生モードに移行して、すばやく過去に撮影した画像を確認することができなかった。
そこで本発明は、撮影直後の特定の種別の画像の圧縮や記録媒体への書き出しが終了していない場合でも、再生モードに移行して過去に撮影した同じ種別の画像の概要を素早く確認することができる撮像装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の撮像装置は、
撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、
少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段と、
前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記記録制御手段による記録中であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、
撮像ステップと、
前記撮像ステップによって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶ステップと、
前記一時記憶ステップで記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御ステップと、
少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替ステップと、
前記モード切替ステップによって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記記録制御ステップによる記録中であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
前記判定ステップによって記録中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御ステップと
を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、
撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段に記憶された画像を圧縮伸長手段を用いて圧縮するよう制御する圧縮制御手段と、
少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段と、
前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記圧縮制御手段による圧縮中であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって圧縮中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
前記判定手段によって圧縮中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、
撮像ステップと、
前記撮像ステップによって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶ステップと、
前記一時記憶ステップで記憶された画像を圧縮伸長手段を用いて圧縮するよう制御する圧縮制御ステップと、
少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替ステップと、
前記モード切替ステップによって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記圧縮制御ステップによる圧縮中であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって圧縮中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
前記判定ステップによって圧縮中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御ステップと
を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置は、
撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段と、
前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、
少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段と、
前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルの画像の種別を判定する種別判定手段と、
前記種別判定手段によって判定された前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と同じ種別の画像が前記記録制御手段によって記録中であるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と異なる他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段と
を有することを特徴とする。
また、本発明の撮像装置の制御方法は、
撮像ステップと、
前記撮像ステップによって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶ステップと、
前記一時記憶ステップで記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御ステップと、
少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替ステップと、
前記モード切替ステップによって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルの画像の種別を判定する種別判定ステップと、
前記種別判定ステップによって判定された前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と同じ種別の画像が前記記録制御ステップによって記録中であるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップによって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
前記判定ステップによって記録中であると判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と異なる他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御ステップと
を有することを特徴とする。
本発明によれば、特定の種別の画像の記録媒体への書き出しが終了していない場合でも、再生モードに移行して過去に撮影した同じ種別の画像の概要を素早く確認することができる。
以下、実施例に基づき、本発明の実施の形態を説明する。
図1には、本発明が実施されうる撮像装置としてのデジタル一眼レフカメラを含むカメラシステム(カメラ本体及び交換レンズ)の外観図を示す。また、図2には、該デジタル一眼レフカメラシステムの内部構成を示す。
図1において、100はデジタル一眼レフカメラ(以下、カメラ本体という)である。カメラ本体100の上部には、アクセサリシュー110、光学ファインダ104、AE(自動露出)ロックボタン112、AFを行う焦点検出領域を選択するための焦点検出領域選択ボタン113、及び撮像動作を指示するレリーズボタン114が設けられている。
また、カメラ本体100の上部には、メイン電子ダイヤル411、モードダイヤル60及び外部表示ユニット409も設けられている。メイン電子ダイヤル411は、他の操作ボタンとともに操作されることによってカメラ動作に関する数値を入力したり撮像モードを切り換えたりするための入力部である。また、外部表示ユニット409は、液晶パネル等により構成され、シャッタスピード値、絞り値、撮像モード等の撮像条件その他の情報を表示する。
カメラ本体100の背面には、撮像により取得された画像や各種設定画面等を表示する背面ディスプレイとしてのLCDモニタユニット417が設けられている。また、LCDモニタユニット417に撮影した画像を表示する再生ボタン66、メニューボタン68、サブ電子ダイヤル116、SETボタン117、電源スイッチ72が設けられている。
メニューボタン68は、LCDモニタユニット417にカメラの各種設定を行うためのメニュー画面を表示させるためのスイッチである。例えば、撮影モードを選択、設定する時は、このメニューボタン68を押した後、サブ電子ダイヤル116を操作して希望のモードを選択し、希望のモードが選択された状態でSETボタン117を押すことにより設定が完了する。
サブ電子ダイヤル116はダイヤルと、中央に配されたSETボタンを有し、ユーザがLCDモニタユニット417に表示されるメニュー項目などの選択や実行をカメラに表示するために用いられる。
LCDモニタユニット417には透過型LCDが用いられており、その裏面には、図2に示すようにバックライト416が設けられている。LCDモニタユニット417とバックライト416により、図3に示す画像表示部28が構成される。
カメラ本体100の前面にはマウント106(図3参照)が設けられており、該マウント106には、交換レンズ300に設けられたマウント306が着脱可能に結合される。401は撮像光軸を示す。
交換レンズ300には、複数のレンズにより構成されるレンズユニット310、絞り312が設けられている。
また、カメラ本体100の内部において、ミラー130は撮像光路内に配置されて、レンズユニット310からの被写体光をファインダ光学系に向けて反射する位置(図2に示す位置)と撮像光路外に退避する位置との間で移動可能である。
ピント板204上には、ミラー130で反射された被写体光によって被写体像が形成される。205はファインダの視認性を向上させるためのコンデンサレンズ、132はペンタゴナルダハプリズムである。ペンタゴナルダハプリズム132は、ピント板204及びコンデンサレンズ205を通った被写体光を接眼レンズ208に導く。これらピント板204〜接眼レンズ208によって光学ファインダ104が構成される。ユーザは、接眼レンズ208を通してピント板204上に形成された被写体像を観察することができる。
209,210はそれぞれ、フォーカルプレンシャッタ12(図3参照)を構成する後幕と先幕である。これら後幕209及び先幕210の開放によってその後方に配置された撮像素子14が必要時間だけ露光される。撮像素子14は、CCDセンサやCMOSセンサにより構成され、その前面には光学ローパスフィルタ418が配設されている。
また、撮像素子14は、プリント基板211に接続されている。このプリント基板211の後方には、表示基板215が配置されている。表示基板215の反対側の面に、LCDモニタユニット417及びバックライト416が配置されている。
200は撮像により取得された画像データを記録する記録媒体であり、半導体メモリやハードディスク等により構成される。86は二次電池である。記録媒体200及び電池86は、カメラ本体100に対して着脱が可能である。
図3には、本実施形態のデジタル一眼カメラシステム(カメラ本体100及び交換レンズ300)の回路構成を示す。なお、図1及び図2に示した構成要素については、図1及び図2と同符号を付す。
まず、交換レンズ300内の回路構成について説明する。交換レンズ300には、該交換レンズ300をカメラ本体100と電気的に接続するためのコネクタ322及びインターフェース320が設けられている。コネクタ322及びインターフェース320は、カメラ本体100に設けられたコネクタ122及びインターフェース120を介して、後述するレンズシステム制御回路350とカメラ本体100内のシステム制御回路50との通信を可能とする。
340は後述する測光制御部46からの測光情報に基づいて、シャッタ12を制御するシャッタ制御部40と連携しながら絞り312を制御する絞り制御部である。342はレンズユニット310のフォーカス動作を制御するフォーカス制御部、344はレンズユニット310の変倍を制御するズーム制御部である。
350は交換レンズ300全体を制御するレンズシステム制御回路である。レンズシステム制御回路350は、各種動作用の定数、変数、コンピュータプログラム等を記憶するメモリを備えている。
次に、カメラ本体100内の回路構成について説明する。レンズユニット310及び絞り312を通過した被写体光は、ミラー130が撮像光路外に退避した状態(ミラー130がハーフミラーである場合は撮像光路内に配置された状態)で、開放されたシャッタ12を通過して撮像素子14上に被写体像を形成する。
16は撮像素子14から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。18は撮像素子14、A/D変換器16及びD/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ又はメモリ制御回路22からのデータに対して画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20は、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行う。これにより得られた演算結果に基づいて、システム制御回路50は、シャッタ制御部40及び焦点調節部42を制御するためのTTL方式のオートフォーカス(AF)処理、自動露出(AE)処理及びフラッシュプリ発光(EF)処理を行う。さらに、画像処理回路20は、A/D変換器16から出力される画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のオートホワイトバランス(AWB)処理も行う。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30及び静止画用圧縮・伸長回路32、動画用圧縮・伸長回路34を制御する。A/D変換器16から出力された画像データは、画像処理回路20及びメモリ制御回路22を介して、又はメモリ制御回路22のみを介して画像表示メモリ24又はメモリ30に書き込まれる。
画像表示部28は、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データであってD/A変換器26により変換されたアナログ画像信号を、図1及び図2に示したLCDモニタユニット417に表示する。画像表示部28(LCDモニタユニット417)に撮像により取得した画像データを逐次表示することで、電子ビューファインダ(EVF)機能を実現することができる。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能である。
メモリ30は、撮像により取得した静止画像を一時的に格納する一時記憶手段である。また、メモリ30は、動画撮影時に所定レートで連続的に書き込まれる画像のフレームバッファとして使用される。また、メモリ30は、撮影記録部202の保存された静止画像を展開する。また、メモリ30は、動画再生時に撮影記録部202から所定レートで連続的に読み込まれる画像のフレームバッファとして使用される。さらに、メモリ30は、システム制御回路50の作業領域としても使用される。
静止画用圧縮・伸長回路32は、公知の静止画像圧縮方法を用いて静止画像データを圧縮・伸長する。静止画用圧縮・伸長回路32は、メモリ30に格納された静止画像を読み込んで圧縮処理又は伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。
動画用圧縮・伸長回路34は、公知の動画圧縮方法を用いて動画データを圧縮・伸長する。動画用圧縮・伸長回路34は、メモリ30に格納された画像のフレームを読み込んで圧縮処理又は伸長処理を行い、処理を終えたデータを再びメモリ30に書き込む。
シャッタ制御部40は、前述したように、絞り制御部340と連携しながら、測光制御部46からの測光情報に基づいてシャッタ12を制御する。
焦点調節部42は、ミラー130を透過して不図示のサブミラーによって導かれた被写体光により形成される被写体像の位相差を検出することでAF(オートフォーカス)処理を行う。また、焦点調節部42による測定結果と、A/D変換器16からの画像データを画像処理回路20によって演算した結果とを用いてAF制御を行うようにしてもよい。
測光制御部46は、不図示の測光センサからの出力に基づいて、AE(自動露出)処理を行う。
48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能やフラッシュ調光機能を有する。測光制御部46はフラッシュ48と連携して、EF(フラッシュ調光)処理を行う。
システム制御回路50は、CPUやメモリを含み、カメラ本体100の全体を制御する。52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、コンピュータプログラム等を記憶するメモリである。
54はシステム制御回路50でのコンピュータプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて、カメラの動作状態やメッセージ等を外部に通知するための通知部である。通知部54は、LCDやLED等による視覚的な表示を行ったり、音声による通知を行ったりする。また、通知部54には、光学ファインダ104内に、絞り値、シャッタスピード値、合焦表示、手振れ警告表示、露出補正表示等を行うLCDユニットが含まれる。
56はコンピュータプログラム等が格納された電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROMが用いられる。
モードダイヤル60は、各種モードの選択を行うためのスイッチである。各種撮影モードや、再生モード、転送モードなどを選択することでモード切替を指示することができる。
シャッタスイッチ(SW1)62は、レリーズボタン114の第1ストローク操作(半押し操作)によってONとなり、AF処理、AE処理、AWB処理、EF処理等の動作開始を指示する。シャッタスイッチ(SW2)64は、レリーズボタン114の第2ストローク操作(全押し操作)によってONとなり、露光処理、現像処理及び記録処理からなる一連の撮像処理の動作開始を指示する。
再生ボタン66は、撮影モード状態で撮影した画像をメモリ30あるいは記録媒体200、他の付属装置213から読み出して画像表示部28に表示する再生動作の開始を指示する操作部材である。
メニューボタン68は、撮影条件を不揮発性メモリ56から読み出してメニュー動作の開始を指示する操作部材である。
操作部70は各種ボタンやタッチパネル等からなる。具体的に例示すると以下の通りとなる。セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン。再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン。各種機能の選択及び切り替えを設定する選択/切り替えボタン、各種機能の決定及び実行を設定する決定ボタン。画像表示部28のON/OFFを設定する表示ボタン。撮影直後に撮影した画像データを自動再生するクイックレビュー機能を設定するクイックレビューON/OFFスイッチ。撮影時にズームと広角を調節する、あるいは再生時に拡大/縮小を調節する、1画面表示/マルチ画面表示を切り替えるズーム操作部。JPEG(Joint Photographic Expert Group)圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するCCDRAWモードを選択するための圧縮モードスイッチ。メイン電子ダイヤル411、サブ電子ダイヤル116などの各種ダイヤル。システム制御回路50は、操作部70からの信号に応じて各種動作を行う。
電源スイッチ72は、カメラ本体100の電源のオン/オフを切り換えるためのスイッチである。また、電源スイッチ72の操作によって、カメラ本体100に接続された交換レンズ300、外部フラッシュ112、記録媒体200及び他の付属装置(パーソナルコンピュータ等)213の電源のオン/オフも切り換えることができる。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り換えるスイッチ回路等により構成されている。電源制御部80は、電池の装着の有無、電池の種類及び電池残量の検出を行い、その検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部に供給する。
82,84はコネクタであり、電池86からの電力をカメラ本体100、交換レンズ300、外部フラッシュ112、記録媒体200及び他の付属装置213に供給する。
90,94は記録媒体200及び付属装置213のインターフェースであり、92,96は記録媒体200や付属装置213との接続を行うコネクタである。98はコネクタ92,96に記録媒体200や付属装置213が装着されているか否かを検出する着脱検出回路である。
以下、図4、図5、図7,図9、図11を用いて、本発明による各処理を説明する。これらの処理は、メモリ56に格納されたコンピュータプログラムを、メモリ52に展開し、システム制御回路50が実行することにより実現する。以下では、再生モードに遷移したときにまだ直前に撮影していた動画を記録媒体200に書き込み終わっていなかった場合に、動画ファイルの代わりに対応するサムネイルファイル(静止画ファイルである)を再生する例を説明する。
[カメラ本体100の全体動作処理について]
図4は、本実施形態のカメラ本体100の全体的な動作を説明するフローチャートである。
図4において、電源スイッチ72がONされると、カメラ本体の動作が開始し、ステップS401で、システム制御回路50はまずカメラ本体100で撮影や再生をするための初期化を行う。
ステップS402では、モードダイヤル60の位置や、再生ボタン66が操作されたか否かなどにより、動作モードが再生モードであるか否かを判定する。再生モードであると判定するとステップS407へ進み、再生モード処理を実行する。再生モード処理については図7を用いて後述する。再生モード処理を終了すると、ステップS402に処理を戻す。一方、再生モードではないと判定すると、ステップS403へ進む。
ステップS403では、モードダイヤル60の位置や、再生ボタン66が操作されたか否か、レリーズボタン114の操作があったか否かなどにより、動作モードが静止画撮影モードであるか否かを判定する。静止画撮影モードであると判定するとステップS408へ進み、静止画撮影モード処理を実行し、ステップS402に処理を戻す。一方、静止画撮影モードではないと判定するとステップS404へ進む。
ステップS404では、モードダイヤル60の位置や、再生ボタン66が操作されたか否か、レリーズボタン114の操作があったか否かなどにより、動作モードが動画撮影モードであるか否かを判定する。動画撮影モードであると判定するとステップS409へ進み、動画撮影モード処理を実行する。動画撮影モード処理については図5を用いて後述する。動画撮影モード処理を終了すると、ステップS402に処理を戻す。一方、動画撮影モードではないと判定すると、ステップS405へ進む。
ステップS405では、動作モードがその他のモードであるか否かを判定し、その他のモードである場合はステップS410にすすみ、その他のモード処理を実行する。その他のモードとしては例えば、記録媒体200に格納されたファイルの送信を行う送信モード処理、外部機器からファイルを受信して記録媒体200に格納する受信モード処理がある。また、さまざまな設定を確認および変更するメニュー表示モード、カメラの本体100の異常を表示する警告モードなどがある。ステップS410でのその他のモード処理を終了すると、ステップS402に処理を戻す。一方、その他のモード処理ではないと判定すると、ステップS406へ進む。
ステップS406では、電源スイッチ72の操作などによって、カメラ本体100の処理を終了するか否かを判定する。終了しないと判定されると処理をステップS402へ戻す。終了すると判定するとステップS411へ進み、カメラの終了処理を実行して処理を終了する。
[動画撮影モード処理]
図4のステップS409で説明した動画撮影モード処理について説明する。図5は、本発明の動画撮影モード処理を説明するフローチャートである。
ステップS501ではまず、ミラー130を撮像光路外に退避させ、撮像素子14で撮像した画像をほぼリアルタイムで画像表示部28に動画として表示する、いわゆるライブビュー表示を行う。
ステップS502では、レリーズボタン114や操作部70の操作により、動画撮影開始指示がされたか否かを判定する。動画撮影開始指示がされていないと判定するとステップS508へ進み、動画撮影開始指示がされたと判定するとステップS503へ進む。
ステップS503では、動画の記録処理を行う(記録制御)。動画の記録処理では、例えばフレームレートを30fpsとする場合、撮像素子14により得られた1/30秒間隔で得られた画像データ(動画フレーム)を、バッファメモリ(メモリ30)に一時的に格納する。そして、メモリ30に一時的に格納された画像データ(動画フレーム)を動画用圧縮・伸長回路34で圧縮し、処理を終えた画像データをメモリ30に確保された書き込み用出力バッファに格納する(圧縮制御)。そして、書き込み用出力バッファに所定秒数分画像のデータが格納されると、順次書き込み用出力バッファから記録媒体200へと画像データを書き込む。同時に、動画データのヘッダ情報となる管理情報を、メモリ52へ記録する。
続くステップS504では、モードダイヤル60の位置や、再生ボタン66が操作されたか否かなどにより、動作モードが動画撮影モードから他のモードへ切り替えられたか(変更されたか)否かを判定する。動画撮影モードから他のモードへ切り替えられたと判定するとステップS505へ進む。
ステップS505では、動画撮影の終了処理を開始する(記録制御)。終了処理では、この時点でバッファメモリ(メモリ30)に一時的に格納されていた画像データ(動画フレーム)を動画用圧縮・伸長回路34で圧縮し、処理を終えた画像データをメモリ30に確保された書き込み用出力バッファに格納する(圧縮制御)。そして、書き込み用出力バッファに格納された圧縮された画像データを記録媒体200へと書き込む。バッファメモリ(メモリ30)に格納されていた画像データを記録媒体200へ書き込み終えると、ステップS503でメモリ52に記録しておいた管理情報を、ヘッダ情報として記録媒体200へ書き出す(記録する)。そして、記録媒体200上の動画ファイルをクローズする処理を行い、動画ファイルを生成する。さらに、生成された動画ファイルの対となるサムネイルファイルを生成する。
図6(a)に、生成される動画ファイルの例を示す。動画ファイル601には、例えばMVI_0005.movというファイル名がつけられる。動画ファイル601のデータ列の前半から、動画像データの本体である映像ストリームデータ、音声ストリームデータが記録されている。動画のデータ列の後半には、上述したように終了処理中に記録された管理情報がヘッダ情報として記録されている。
図6(b)に、生成されるサムネイルファイルの例を示す。サムネイルファイルとは、動画ファイルに1対1に対応する静止画ファイルであり、動画ファイルに含まれるいずれかのフレームを、動画ファイルの内容を簡易的に識別するためのサムネイル画像(静止画)として記録したファイルである。本実施形態では、サムネイルファイルに記録される静止画は、対となる動画の先頭フレームとする。サムネイルファイルには、例えばMVI_0005.THMというファイル名がつけられる。このように、サムネイルファイルのファイル名の拡張子より前の部分には、対応する動画ファイルのファイル名の拡張子より前の部分と同じものが付けられる。そして、動画ファイルの拡張子が「mov」であるのに対し、サムネイルファイルの拡張子は「THM」となる。このようなファイル名を使用することで、拡張子より前の部分によって動画ファイルとサムネイルファイルとの対応が取れるようになっており、また、拡張子によって動画ファイルなのかサムネイルファイルなのかの識別が可能となっている。 サムネイルファイルのファイル形式は、Exif(Exchangeable Image File Format)形式となっている。そして、静止画像データ(サムネイル画像)の他に様々な情報、例えば撮影日時や撮影時のカメラ情報等をExifヘッダ部分に記録することができる。さらにExifヘッダ部は拡張が可能となっており、独自データ領域を設けることができる。本実施形態のカメラ本体100では、サムネイルファイルのユーザデータ領域に、前述の動画ファイルの管理情報を記録しておく。動画ファイルを再生する際、動画ファイルを展開する前にこのサムネイルファイル内に記録された管理情報を参照することで、高速に動画ファイルを再生することができる。また、サムネイルファイルのユーザデータ領域には、動画ファイルの再生を前回どのフレームで終了したかを示すレジューム情報も記録される。
図5のステップS505で終了処理を開始すると、動画撮影モード処理を終了する。なお、本実施の形態では、この終了処理を完了しないうちに動画撮影モードを終了し、終了処理を継続したまま図4のステップS402へ進んで動作モードの判定を行う。そして、少なくとも再生モードであれば動画撮影の終了処理を完了する前に遷移することができる。
一方、ステップS504で、動作モードが動画撮影モードから他のモードへ切り替えられていないと判定するとステップS506へ進む。ステップS506では、レリーズボタン114や操作部70の操作により、動画撮影終了指示がされたか否かを判定する。動画撮影終了指示がされていないと判定するとステップS503へ戻り、動画の記録処理を継続する。動画撮影終了指示がされたと判定するとステップS507へ進む。ステップS507では、動画撮影の終了処理を開始する。この終了処理は前述したステップS505と同様の処理なので説明を省略する。ステップS507の終了処理の完了を待たずに、終了処理を継続したままステップS508へ進む。ステップ508では、モードダイヤル60の位置や、再生ボタン66が操作されたか否かなどにより、動作モードが動画撮影モードから他のモードへ切り替えられたか(変更されたか)否かを判定する。他のモードへ切り替えられていないと判定するとステップS502に戻り、動画撮影モード処理を継続する。動画撮影モードから他のモードへ切り替えられた判定すると、動画撮影モード処理を終了する。
[再生モード処理]
図4のステップS407で説明した再生モード処理について説明する。図7は、本発明の再生モード処理を説明するフローチャートである。
ステップS701ではまず、システム制御回路50は記録媒体200、あるいはメモリ30に記録された画像ファイルのうち、再生すべき画像ファイルを特定する。そして特定した再生すべき画像ファイルの画像の種別がなんであるか、すなわち静止画ファイルであるか動画ファイルであるかを判定する。なお、本実施の形態で再生モードに遷移して最初に再生すべき画像ファイルは、再生モードに遷移する前に画像ファイル(動画ファイルか静止画ファイル)として完成している画像ファイルのうち最も新しい画像ファイルとする。すなわち、例えば前述した図5の動画撮影モード処理における終了処理が完了せずに継続している場合は、終了処理を行っている最中の動画ではなく、その前に撮影された画像の画像ファイルのうち最も新しい画像ファイルが再生すべき画像ファイルとなる。再生すべき画像ファイルが静止画ファイルであると判定するとステップS702へ進み、再生すべき画像ファイルが動画ファイルであると判定するとステップS703へ進む。
ステップS702では、再生すべき画像の静止画ファイルを再生して画像表示部28に表示する(表示制御)。静止画ファイルは例えば拡張子が「.jpg」のJPEGファイルなどで、システム制御回路50は、静止画ファイルを静止画用圧縮・伸長回路32をもちいて伸長し、再生して表示するように制御する。続いてステップS706へ進み、ユーザからの操作を待つ。
一方、ステップS703では、前述した図5の動画撮影モード処理における終了処理(ステップS505またはS507)が完了したか否かを判定する。本実施の形態では、終了処理の完了は、終了処理を行っていた動画に関するデータを、記録媒体200へ書き込み終わっているか否か(記録中であるか否か)で判別する。書き込みが完了していると判定するとステップS704へ進み、書き込みが完了していないと判定するとステップS705へ進む。
ステップS704では、再生すべき画像の動画ファイルを、動画用圧縮・伸長回路34を用いて、レジューム情報に基いたフレームを伸長・再生し、静止映像として画像表示部28に表示するよう制御する(表示制御)。図8(a)に、このときの画像表示部28における表示例を示す。表示されている画像801は、動画ファイル(例えばMVI_0731.mov)のうち、レジューム情報に基づいたフレームの映像である。秒数表示802は動画ファイルMVI_0731.movに記録されている動画全体の時間を表している。アイコン803は、ステップS708で後述するように、SETボタンを操作すれば動画再生メニュー処理に移行できることを表している。この動画ファイルからの画像表示処理の詳細については図11を用いて後述する。続いてステップS706へ進み、ユーザからの操作を待つ。
ステップS705では、再生すべき画像の動画ファイルに対応するサムネイルファイルを検索し、そのサムネイルファイルの画像を再生して画像表示部28に表示する(表示制御)。図8(b)に、このときの画像表示部28における表示例を示す。表示されている画像811は、再生すべき画像ファイルが例えばMVI_0731.movであった場合、対応するサムネイルファイルであるMVI_0731.THMの画像(MVI_0731.movの先頭フレームを静止画としたもの)を再生したものである。秒数表示812は動画ファイルMVI_0731.movに記録されている動画全体の時間を表している。アイコン813は、グレーアウトして表示しており、動画撮影の終了処理が終了していないためにSETボタンを操作しても動画再生メニュー処理には移行できないことを表している。このステップS705では、終了処理を行っている最中の動画があるため、動画用圧縮・伸長回路34が使用中である。そのため他の動画ファイルの伸長処理を行うことが出来ず、再生すべき画像である動画ファイルは再生することができない。しかし静止画ファイルであれば静止画用圧縮・伸長回路32を用いて再生することができる。そのため、システム制御回路50は、再生すべき画像ファイルである動画ファイルの代わりに、対応するサムネイルファイルを静止画用圧縮・伸長回路32をもちいて伸長し、再生して表示するよう制御する。このように、再生すべき動画ファイルに対応するサムネイルファイルの画像を再生すべき動画ファイルを表すものとして表示することで、終了処理が終了していない動画があっても素早く再生モード処理に移行して画像を表示することができる。ステップS705の処理を終了するとステップS706へ進み、ユーザからの操作を待つ。
ステップS706では、ユーザからの操作を待つ。ユーザからの操作を受け付けるとステップS707へ進む。
ステップS707では、ユーザ操作が画像送りであったか否かを判定する。画像送りであったとすると、ユーザの操作に応じて再生すべき画像を一つ前の画像あるいは一つ次の画像として、ステップS701へ処理を戻す。画像送りでなかったと判定するとステップS708へ進む。
ステップS708では、ユーザ操作がSETボタン117の押下であったか否かを判定する。SETボタン117の押下は、本実施の形態においては、表示されている画像が示す動画ファイルへの操作指示である。SETボタン117押下であったと判定すると、ステップS710へ進み、動画再生メニュー処理を行う。動画再生メニュー処理については図9を用いて後述する。動画再生メニュー処理を終了するとステップS706へ処理を戻し、ユーザからの次の操作を待つ。一方、ステップS708でSETボタン117押下でないと判定するとステップS709へ進む。
ステップS709では、ユーザ操作が終了操作であった否かを判定する。終了操作でないと判定した場合は、ステップS711へ進み、ユーザ操作の内容に応じたその他の処理を行い、ステップS706へ処理を戻し、ユーザからの次の操作を待つ。ステップS709でユーザ操作が終了操作であったと判定した場合は、再生モード処理を終了する。
なお、ステップS701では、特定した再生すべき画像ファイルが静止画ファイルであるか動画ファイルであるかを判定し、動画ファイルである場合に、ステップS703へ進み、動画撮影モード処理における終了処理が完了したか否かを判定した。ここでの判定は、ステップS703にて動画撮影モード処理の終了処理が完了していたかを判定しているために、動画ファイルである場合はステップS703へ進むものとしている。すなわち、終了処理中であるか否かの判定対象となる画像の種別と、再生すべき画像の種別が同じであるかを判定している。
なお、ステップS703においては、終了処理を行っていた動画に関するデータを記録媒体200へ書き込み終わっているか否かを判定した。しかし書き込みが終了していなくても、動画撮影の終了処理による圧縮が終了していれば、動画用圧縮・伸長回路34は使用中ではなくなり、動画ファイルの伸長に使用することができる。ただし、圧縮が終了して動画用圧縮・伸長回路34が使用中でない場合でも、メモリ30から記録媒体200へのデータの書き込み中であれば、通信回線に余裕がなければ容量の大きい動画ファイルは記録媒体から読み込めない可能性がある。したがって本実施の形態によれば、終了処理による記録媒体200へのデータの書き込み中であるか否かを判定し、書き込みが終了するまでは動画ファイルは読み込もうとせずにサムネイルファイルで代用する。これにより、確実に再生すべき動画ファイルの概要を表す画像を表示することができる。もちろん、メモリ30から記録媒体200への通信回線の容量に余裕があれば、図7のステップS703における判定を、終了処理を行っていた動画の圧縮が終了したか否かの判定としてもよい。後述する図9のステップS902の判定も同様である。
また、ステップS705でサムネイルファイルの画像を再生して表示した場合、動画撮影モード処理における終了処理が完了した時点で、本来再生すべき画像であった動画ファイルの画像を再生してサムネイルファイルの画像に置き換えてもよい。この際、表示していたサムネイルファイル内に記録されていた、対応する動画ファイルの管理情報を参照すれば、該動画ファイルの画像の再生をより高速に行うことが可能である。
[動画再生メニュー処理]
図7のステップS710で説明した動画再生メニュー処理について説明する。図9は、本発明の動画再生メニュー処理を説明するフローチャートである。
ステップS901では、再生対象画像が静止画ファイルか否かを判定する。画像表示部28に表示中の画像が、動画ファイルを表している画像、すなわち動画ファイルを再生した画像、あるいはサムネイルファイルを再生した画像である場合は、再生対象画像は動画ファイルであるので、ステップS902へ進む。一方、画像表示部28に表示中の画像が、拡張子が「jpg」等の静止画ファイルを表す画像である場合は、なにもせずに動画再生メニュー処理を終了する。
ステップS902では、前述した図5の動画撮影モード処理における終了処理(ステップS505またはS507)が完了したか否かを判定する。本実施の形態では、終了処理の完了は、終了処理を行っていた動画に関するデータを、記録媒体200へ書き込み終わっているか否かで判別する。書き込みが完了していないと判定するとステップS903へ進み、書き込みが完了していると判定するとステップS904へ進む。
ステップS903では、動画ファイルをまだ再生することが出来ないため、画像表示部28に処理中である旨を表示し、ステップS902に戻り、書き込みが完了するのを待つ。
ステップS904では、再生対象の動画ファイルから、レジューム情報に基いたフレームを再生し、静止映像として画像表示部28に表示する。なお、すでに表示されていた静止映像が動画ファイルから再生された画像であった場合はこの処理を省いても良い。この動画ファイルからの画像表示処理の詳細については図11を用いて後述する。続いてステップS905へ進む。
ステップS905では、動画再生メニューを表示する。図10に、画像表示部28に表示される動画再生メニューの表示例を示す。静止映像1001は、動画像ファイルがら再生された画像であり、動画像に含まれる特定のフレーム(ステップS905においてはレジューム情報に基づいたフレーム)の映像である。動画再生メニュー1002には、再生対象となっている動画ファイルの再生に関する指示をするための複数の操作アイコンが表示されており、操作部70を操作していずれかの操作アイコンを指定することにより、各種指示を行うことができる。
続いてステップS906では、ユーザからの操作を待つ。ユーザからの操作を受け付けるとステップS907へ進む。
ステップS907では、ユーザ操作が、動画再生メニューに含まれるいずれかの操作アイコンのうち、動画ファイルの再生に関する操作アイコンの指定か否かを判定する。操作アイコンの指定であった場合は、ステップS910へ進み、動画再生メニュー操作処理を行う。動画再生メニュー操作処理では、指定された操作アイコンに応じた処理を行う。操作アイコンの指定で行える処理としては、再生対象である動画ファイルの動画再生開始、再生中動画の停止、動画コマ送り、動画頭だし、動画スロー再生等がある。これらのいずれかの処理によって表示している画像(フレーム)に変更があった場合は、メモリ52に記憶しているレジューム情報を更新する。例えば、再生中動画の停止によって、再生開始前と表示している画像(フレーム)が変わった場合等である。動画再生メニュー操作処理を終了するとステップS906へ処理を戻し、ユーザからの次の操作を待つ。一方、ステップS907で、ユーザ操作が、動画再生メニューに含まれるいずれかの操作アイコンのうち、動画ファイルの再生に関する操作アイコンの指定ではないと判定するとステップS908へ進む。
ステップS908では、ユーザ操作が終了操作であった否かを判定する。終了操作でないと判定した場合は、ステップS911へ進み、ユーザ操作の内容に応じたその他の処理、例えば音量操作処理などを行い、ステップS906へ処理を戻し、ユーザからの次の操作を待つ。ステップS908でユーザ操作が終了操作であったと判定した場合は、ステップS909へ進む。
ステップS909では、動画再生メニュー処理の終了処理を行う。動画再生メニューの表示を終了し、メモリ52に記憶されたレジューム情報を、再生対象の動画ファイルに対応する、記録媒体200に記録されているサムネイルファイルのユーザデータ領域に記録(更新)する。終了処理を終えると動画再生メニュー処理を終了する。
なお、ステップS909の終了処理では、サムネイルファイル内のレジューム情報のみを更新するとしたが、サムネイルファイル内のサムネイル画像を同時に更新することも可能である。
[動画ファイルからの画像表示処理]
図7のステップS704、図9のステップS904で説明した動画ファイルからの画像表示処理について説明する。図11は、本発明の動画ファイルからの画像表示処理を説明するフローチャートである。
ステップS1101では、メモリ52に再生対象である動画ファイルのレジューム情報が存在するか否かを判定し、存在すると判定するとステップS1103へ進み、存在しないと判定するとステップS1102へ進む。
ステップS1102では、再生対象である動画ファイルに対応するサムネイルファイルのユーザデータ領域からレジューム情報をメモリ52に読み込む。
ステップS1103では、動画用圧縮・伸長回路34を用いて動画ファイルを伸長するよう制御し、メモリ52のレジューム情報が示すフレームの画像を動画ファイルから切り出す(抽出する)。続いてステップS1104で画像表示部28に切出した画像を表示し、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、動画撮影の終了処理中は、動画ファイルに対応するサムネイルファイルの表示で動画ファイルの表示を代用する。これにより、撮影直後で動画ファイルの圧縮、記録媒体への書き出しが終了していない場合でも、過去に撮影した他の動画ファイルの概要を素早く確認することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。特定の種別の画像用の第1の圧縮伸長回路での圧縮中に、該特定の種別の画像のファイルの概要を確認したい場合、代用として、対応する他の種別の画像のファイルを該他の種別の画像用の第2の圧縮伸長回路で伸長して表示するものであれば本発明に含む。上記実施の形態でいえば、特定の種別の画像は動画に、他の種別の画像は静止画にそれぞれ相当する。また、特定の種別の画像用の圧縮伸長回路は動画用圧縮・伸長回路34に、他の種別の画像用の圧縮伸長回路は静止画用圧縮・伸長回路32にそれぞれ相当する。
例えば、静止画撮影モードによる静止画撮影の直後に再生モードに移行し、撮影したばかり静止画の圧縮が終了していなければ静止画用圧縮・伸長回路32が使用されているため、他の静止画ファイルを再生することができない。そのため、この場合に、再生すべき画像が圧縮中である静止画と同じ種別の画像、すなわち静止画ファイルであるか否かを判定してもよい。そして静止画ファイルであった場合は、静止画ファイルに対応する動画ファイルを動画用圧縮・伸長回路34で伸長して表示し、静止画ファイルの表示に代用するとしてもよい。この場合は特定の種別の画像は静止画に、他の種別の画像は動画にそれぞれ相当する。また、特定の種別の画像用の圧縮伸長回路は静止画用圧縮・伸長回路32に、他の種別の画像用の圧縮伸長回路は動画用圧縮・伸長回路34にそれぞれ相当する。
以上説明したように、本発明によれば、特定の種別の画像のファイルに対応する他の種別の画像のファイルの表示で、特定の種別の画像のファイルの表示に代用する。これにより、撮影直後で特定の種別の画像の圧縮、記録媒体への書き出しが終了していない場合でも、過去に撮影した特定の種別の画像のファイルの概要を素早く確認することができる。すなわち、静止画や動画の撮影モードから素早く再生モードに移行して画像を表示することが可能となる。
なお、上述した実施の形態の処理は、各機能を具現化したソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或いは装置に提供してもよい。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによって、前述した実施形態の機能を実現することができる。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。このようなプログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどを用いることができる。或いは、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることもできる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけではない。そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施例の機能が実現される場合も含まれている。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれてもよい。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も含むものである。
本発明の一実施形態としてのデジタル一眼レフカメラシステムの外観図である。 本発明の一実施形態としてのデジタル一眼レフカメラシステムの内部構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態としてのデジタル一眼レフカメラシステムの回路構成を示すブロック図である。 本実施形態におけるカメラ本体100の全体的な動作を説明するフローチャートである 本実施形態における動画撮影モード処理を説明するフローチャートである。 (a)本実施形態における動画撮影モード処理で生成される動画ファイルの例である。(b)本実施形態における動画撮影モード処理で生成されるサムネイルファイルの例である。 本実施形態における再生モード処理を説明するフローチャートである。 (a)本実施形態において動画ファイルからの画像表示処理によって画像表示部28に画像を表示した際の表示画面例である。(b)本実施形態においてサムネイルファイルからの画像表示処理によって画像表示部28に画像を表示した際の表示画面例である。 本実施形態における動画再生メニュー処理を説明するフローチャートである。 本実施形態において画像表示部28に表示される動画再生メニューの表示例である。 本実施形態における動画ファイルからの画像表示処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
14 撮像素子
28 画像表示部
30 メモリ
32 静止画用圧縮伸長回路
34 動画用圧縮伸長回路
50 システム制御回路
52 メモリ
56 不揮発性メモリ
60 モードダイヤル
66 再生ボタン
70 操作部
100 カメラ本体
200 記録媒体
601 動画ファイル
602 サムネイルファイル

Claims (18)

  1. 撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段と、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記記録制御手段による記録中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記特定の種別の画像を圧縮または伸長するための第1の圧縮伸長手段と、
    前記他の種別の画像を圧縮または伸長するための第2の圧縮伸長手段とを更に有し、
    前記記録制御手段は、前記一時記憶手段に記憶された画像を、該画像の種別に応じて前記第1の圧縮伸長手段あるいは前記第2の圧縮伸長手段のいずれかを使用して圧縮し、圧縮された画像を前記記録媒体にファイルとして記録するよう制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記特定の種別の画像は動画であり、前記他の種別の画像は静止画であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、再生すべき動画ファイルに対応するサムネイルファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御することを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記記録制御手段は、前記一時記憶手段に記憶された画像の種別が動画であった場合、前記記録媒体に該動画の動画ファイルを記録するよう制御するとともに、該動画ファイルに対応し、該動画のいずれかのフレームを静止画として記録したサムネイルファイルを前記記録媒体に記録するよう制御することを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記表示制御手段は、前記判定手段によって記録中であると判定し、前記他の種別の画像のファイルのうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示している際に、再生すべき前記画像ファイルの操作指示を受け付けると、前記記録制御手段による記録の終了を待ち、前記表示部に表示している画像を、前記特定の種別の前記再生すべき画像ファイルから再生した画像に切り替えて表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか5項に記載の撮像装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記判定手段によって記録中であると判定し、前記他の種別の画像のファイルのうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示した場合、前記記録制御手段による記録が終了した時点で、前記表示部に表示している画像を、前記特定の種別の前記再生すべき画像ファイルから再生した画像に切り替えて表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 撮像ステップと、
    前記撮像ステップによって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶ステップと、
    前記一時記憶ステップで記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御ステップと、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替ステップと、
    前記モード切替ステップによって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記記録制御ステップによる記録中であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定ステップによって記録中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  9. コンピュータを、
    撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記記録制御手段による記録中であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  10. コンピュータを、
    撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記記録制御手段による記録中であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  11. 撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を圧縮伸長手段を用いて圧縮するよう制御する圧縮制御手段と、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段と、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記圧縮制御手段による圧縮中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって圧縮中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって圧縮中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  12. 撮像ステップと、
    前記撮像ステップによって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶ステップと、
    前記一時記憶ステップで記憶された画像を圧縮伸長手段を用いて圧縮するよう制御する圧縮制御ステップと、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替ステップと、
    前記モード切替ステップによって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記圧縮制御ステップによる圧縮中であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって圧縮中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定ステップによって圧縮中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  13. コンピュータを、
    撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を圧縮伸長手段を用いて圧縮するよう制御する圧縮制御手段、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記圧縮制御手段による圧縮中であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって圧縮中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって圧縮中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  14. コンピュータを、
    撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を圧縮伸長手段を用いて圧縮するよう制御する圧縮制御手段、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルが特定の種別の画像のファイルであった場合、前記圧縮制御手段による圧縮中であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって圧縮中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって圧縮中であると判定した場合は、他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
  15. 撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段と、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段と、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段と、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルの画像の種別を判定する種別判定手段と、
    前記種別判定手段によって判定された前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と同じ種別の画像が前記記録制御手段によって記録中であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と異なる他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段と
    を有することを特徴とする撮像装置。
  16. 撮像ステップと、
    前記撮像ステップによって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶ステップと、
    前記一時記憶ステップで記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御ステップと、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替ステップと、
    前記モード切替ステップによって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルの画像の種別を判定する種別判定ステップと、
    前記種別判定ステップによって判定された前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と同じ種別の画像が前記記録制御ステップによって記録中であるか否かを判定する判定ステップと、
    前記判定ステップによって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定ステップによって記録中であると判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と異なる他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御ステップと
    を有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  17. コンピュータを、
    撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルの画像の種別を判定する種別判定手段、
    前記種別判定手段によって判定された前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と同じ種別の画像が前記記録制御手段によって記録中であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と異なる他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段
    として機能させるためのプログラム。
  18. コンピュータを、
    撮像手段、
    前記撮像手段によって撮像された画像を一時的に記憶する一時記憶手段、
    前記一時記憶手段に記憶された画像を記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段、
    少なくとも撮影モードと再生モードとを切り替えるモード切替手段、
    前記モード切替手段によって再生モードに切り替えられた際に、再生すべき画像ファイルの画像の種別を判定する種別判定手段、
    前記種別判定手段によって判定された前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と同じ種別の画像が前記記録制御手段によって記録中であるか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段によって記録中でないと判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御し、
    前記判定手段によって記録中であると判定した場合は、前記再生すべき画像ファイルの画像の種別と異なる他の種別の画像のファイルうち、前記再生すべき画像ファイルに対応するファイルから画像を再生して表示部に表示するよう制御する表示制御手段
    として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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