JP2010097871A - Icソケット - Google Patents

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Abstract

【課題】ICソケットにおいて、押圧部材に押圧力を生じさせる弾性部材の付勢力の伝達損失を低減でき、小さい操作力で押圧部材を変位させることができるようにする。
【解決手段】ICソケット10は、ICデバイスを脱着可能に収容するハウジング14と、ハウジング14の内部にそれぞれの接点部16aを弾性変位可能に配置する複数のコンタクト16と、収容したICデバイスを押圧してICデバイスの複数のリードを対応のコンタクト16の接点部16aに突き当てる押圧部材18と、押圧部材18を弾性的に付勢して押圧部材18にICデバイスを押圧する押圧力を生じさせる弾性部材20と、弾性部材20の付勢力に抗してハウジング14に対し移動操作されることにより押圧部材18を変位させる操作部材22とを備える。弾性部材20と操作部材22との間には、弾性部材20の付勢力を梃子の作用で軽減して操作部材22に伝達する力伝達部材130が配設される。
【選択図】図1

Description

本発明は、IC(集積回路)デバイスを脱着可能に支持するICソケットに関する。
ICソケットは、ICデバイスの交換や増減設を行うことが予測される電子回路において、ICデバイスを脱着可能に支持しつつ、ICソケット内に組み込まれた複数のコンタクトを介してICデバイスと電子回路との間を電気的に接続する一種の実装用コネクタとして使用されている。また、電子機器に搭載する前のICデバイスに、導通試験等の電気的試験を実施する際に使用される試験用のICソケットも周知である。
例えば特許文献1は、ICデバイスを支持する支持部を有するハウジングと、支持部にそれぞれの接点部を弾性変位可能に配置する複数のコンタクトと、支持部に支持したICデバイスを押圧して、ICデバイスの複数のリードを複数のコンタクトの接点部に突き当てる押圧部材と、押圧部材にICデバイスを押圧する押圧力を生じさせる付勢機構と、ハウジング上で押圧部材を開閉操作してその押圧面を変位させる操作部材とを備えたICソケットを記述する。押圧部材は、ハウジング上で直動式に案内される支軸と、ハウジング上で支軸を中心に揺動変位可能な押圧面とを有する。付勢機構は、押圧部材の支軸に付勢力を加えることにより、押圧面に押圧力を生じさせる。付勢機構は、操作部材をハウジングから離反する方向へ弾性的に付勢する弾性部材と、弾性部材から操作部材に加わる力を付勢力として支軸に伝達するレバーとを備える。この構成により、弾性部材の弾性的付勢力を、レバーに付与される倍力機能によって増大して、押圧部材の支軸に伝達することができる。
また、特許文献2は、ICパッケージを収容する収容部を有するソケット本体と、ソケット本体に配設されてICパッケージの端子に導通接触する複数のコンタクトピンと、ソケット本体に収容されたICパッケージを押さえる押圧部材と、ソケット本体に上下動自在に配設されて押圧部材を回動させる操作部材と、ソケット本体と操作部材との間に配置されて操作部材を上限位置に付勢する複数のスプリングとを有するICソケットを記述する。操作部材には、押圧部材の基端部側に設けられた被作動部を押圧して回動させる作動部が設けられる。ソケット本体には、上下動自在に支持部材が配設され、支持部材に押圧部材が回動自在に支持される。支持部材は、操作部材にリンク部材を介して連結される。操作部材の下降に伴い、リンク部材を介して支持部材が上昇させられるとともに、作動部と被作動部との協動により押圧部材が回動されて開かれる。操作部材の上昇時には、作動部と被作動部との協動により押圧部材が回動されて略水平に閉じられるとともに、リンク部材を介して支持部材が下降させられ、それにより押圧部材が下方に平行移動してICパッケージを押圧する。
特開2005−327628号公報 特開2007−311169号公報
上記した従来のICソケットは、いずれも、操作部材を上方に付勢する弾性部材又はスプリングの付勢力を、レバー又はリンクにより倍力して押圧部材に伝達することで、操作部材の操作力(押圧部材を閉鎖位置から開放位置に変位させるための力)を軽減しつつ、押圧部材に所要の押圧力を生じさせるように構成されている。この構成では、レバー又はリンクの可動部分における摩擦損失等の、力の伝達損失を考慮して、弾性部材又はスプリングの付勢力を設定することが要求される。
本発明の目的は、複数のコンタクトにICデバイスを押し付ける押圧部材を備えたICソケットにおいて、押圧部材に押圧力を生じさせる弾性部材の付勢力の伝達損失を低減でき、しかも小さい操作力で押圧部材を変位させることができるICソケットを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の一態様は、ICデバイスを脱着可能に収容するハウジングと、ハウジングの内部にそれぞれの接点部を弾性変位可能に配置する複数のコンタクトと、ハウジングに収容したICデバイスを押圧して、ICデバイスの複数のリードを複数のコンタクトの接点部に突き当てる押圧部材と、押圧部材を弾性的に付勢して押圧部材にICデバイスを押圧する押圧力を生じさせる弾性部材と、弾性部材の付勢力に抗してハウジングに対し移動操作されることにより、押圧部材を、押圧力を生じる閉鎖位置と閉鎖位置から離れた開放位置との間で変位させる操作部材とを具備するICソケットにおいて、弾性部材と操作部材との間に介在して、弾性部材の付勢力を梃子の作用で軽減して操作部材に伝達する力伝達部材を具備し、ハウジングに対する操作部材の、力伝達部材により軽減した弾性部材の付勢力に対応する操作力の下での移動に伴い、押圧部材が閉鎖位置と開放位置との間で変位すること、を特徴とするICソケットを提供する。
本発明の一態様に係るICソケットは、弾性部材による付勢力が、従来構造におけるレバーやリンク等の倍力機構を介することなく、押圧部材に伝達されて押圧力を生じさせる一方で、操作部材を操作する操作力が、力伝達部材の梃子作用により軽減される構成を採用している。したがって、押圧部材に押圧力を生じさせる弾性部材の付勢力の伝達損失を低減でき、しかも、小さい操作力で押圧部材を開閉変位させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1は、本発明の一実施形態によるICソケット10を主要部分に分解して示す斜視図、図2及び図3は、ICソケット10を異なる動作状態で示す斜視図、図4は、ICソケット10の一動作状態での平面図、図5は、ICソケット10の主要部を拡大して示す斜視図、図6〜図11は、ICソケット10を異なる動作状態で示す断面図、図12は、ICソケット10の主要部を模式図的に示す動作説明図である。なお、図示のICソケット10は、多数のリード(すなわち電極パッド)を方形格子状又は千鳥格子状に配列したアレイ型パッケージ構造(例えばBGA(ボールグリッドアレイ)やLGA(ランドグリッドアレイ))を有するICデバイスに対して使用できるものであるが、本発明の用途はこれに限定されない。
図1に示すように、ICソケット10は、ICデバイスP(図3)を脱着可能に収容する空所12を有するハウジング14と、空所12に隣接してハウジング14の内部にそれぞれの接点部16aを弾性変位可能に配置する複数のコンタクト16と、空所12に収容したICデバイスPを押圧してICデバイスPの複数のリードQ(図10)を対応のコンタクト16の接点部16aに突き当てる押圧部材18と、押圧部材18を弾性的に付勢して押圧部材18にICデバイスPを押圧する押圧力を生じさせる弾性部材20と、弾性部材20の付勢力に抗してハウジング14に対し移動操作されることにより押圧部材18を変位させる操作部材22とを備える。
ハウジング14は、中心開口24を有する平面視で略矩形枠状の外郭部材26と、外郭部材26の中心開口24に配置され、複数のコンタクト16を所定の整列配置で保持する平面視で略矩形板状のコンタクト保持部材28と、コンタクト保持部材28に取り付けられ、複数の貫通孔30を有する平面視で略矩形板状の支持ガイド部材32とから構成される。
外郭部材26は、機械的強度及び耐熱性に優れた電気絶縁性樹脂材料から作製され、中心開口24を有する底壁34と、底壁34の外縁に沿って立設される周壁36とを一体に備える(図6)。外郭部材26の底壁34は、略平坦な上面34aと、上面34aの反対側の略平坦な裏面34bとを有し(図6)、裏面34bが、ICソケット10を実装する回路基板R(図8)に接触して配置される。外郭部材26の周壁36には、その外面に、底壁34の上面34a及び裏面34bに略直交する鉛直方向へ延びる複数の溝38が、適当に分散して設けられる。
コンタクト保持部材28は、機械的強度及び耐熱性に優れた電気絶縁性樹脂材料から作製され、略平坦な上面28aと、上面28aの反対側の略平坦な裏面28bとを有し(図6)、裏面28bが、ICソケット10を実装する回路基板R(図8)に接触して配置される。コンタクト保持部材28には、その上面28aと裏面28bとの間に、複数のコンタクト16を個別に受容する複数の貫通孔(図示せず)が形成される。それら貫通孔は、アレイ型パッケージ構造を有するICデバイスPのリード配置に対応して方形格子状に配置され、ICデバイスPのリードピッチと同一のピッチで複数のコンタクト16を保持する。
また、コンタクト保持部材28の上面28aには、支持ガイド部材32をコンタクト保持部材28に取り付けるための複数の係止孔40及びばね受け孔42と、コンタクト保持部材28を外郭部材26に対して位置決めするための複数の突起44とが、それぞれ所定位置に設けられる(図1)。コンタクト保持部材28は、その上面28aを外郭部材26の底壁34の上面34aに対し共通する仮想平面上に配置するとともに、裏面28bを外郭部材26の底壁34の裏面34bに対し共通する仮想平面上に配置して、外郭部材26の中心開口24に着脱自在に装着される(図6)。
支持ガイド部材32は、機械的強度及び耐熱性に優れた電気絶縁性樹脂材料から作製され、複数の貫通孔30を有する位置決め支持部46と、位置決め支持部46の四隅に局部的に立設されるガイド部48とを備える(図1)。支持ガイド部材32の位置決め支持部46は、外縁に沿って延びる厚肉の枠部分46aと、枠部分46aの内側の薄肉の多孔板部分46bとを備える。複数の貫通孔30は、コンタクト保持部材28の複数の貫通孔と同様に、アレイ型パッケージ構造を有するICデバイスPのリード配置に対応する方形格子状配置で、多孔板部分46bに形成される。
支持ガイド部材32は、位置決め支持部46の枠部分46aと多孔板部分46bとの間に形成される段差50に沿って、ICデバイスPの外縁を実質的にがたつきなく受容するとともに、多孔板部分46bの複数の貫通孔30に、ICデバイスPのリードQを個別に受容することで、ICデバイスPを所定位置に位置決めして支持する。また、支持ガイド部材32のガイド部48は、ICデバイスPを位置決め支持部46に載せる際に、ICデバイスPの四隅に摺接してICデバイスPを所定位置に案内するように作用する。
支持ガイド部材32の位置決め支持部46の枠部分46aの裏面には、支持ガイド部材32をコンタクト保持部材28に取り付けるための複数の係止突起52及びばね受け突起54が形成される(図1)。支持ガイド部材32は、係止突起52及びばね受け突起54を、コンタクト保持部材28に設けた対応の係止孔40及びばね受け孔42に挿入することにより、コンタクト保持部材28の上面28aの所定位置に着脱自在に取り付けられる。ここで、コンタクト保持部材28のばね受け孔42と支持ガイド部材32のばね受け突起54との間には、支持ガイド部材32をコンタクト保持部材28の上面28aから離れる上方へ付勢する圧縮コイルばね等の弾性要素56が配置される(図1)。支持ガイド部材32は、係止突起52がコンタクト保持部材28の係合孔40の中で抜け止め作用を受けるまでの範囲に渡り、弾性要素56の弾性的付勢力を受けながら、コンタクト保持部材28の上面28aに接近する方向及び離反する方向へ移動することができる。
複数のコンタクト16の各々は、電気良導性材料からなるピン状導体であり、コンタクト保持部材28の上面28aから突出する一端の接点部16aと、コンタクト保持部材28の裏面28bから突出する他端のテール部16bとを各々に備える(図10)。各コンタクト16は、接点部16aを含む部分とテール部16bを含む部分との間に、圧縮コイルばね等の弾性要素(図示せず)を介在させて構成され、接点部16aとテール部16bとが互いに接近する方向及び離反する方向へ弾性変位できる状態で、コンタクト保持部材28の貫通孔に保持される。
ハウジング14の空所12は、外郭部材26、コンタクト保持部材28及び支持ガイド部材32を適正な位置関係に組み合わせた状態で、支持ガイド部材32の位置決め支持部46の上に画定される。支持ガイド部材32をコンタクト保持部材28の上面28aに適正に取り付けると、複数のコンタクト16の接点部16aは、その全てが、支持ガイド部材32の位置決め支持部46の複数の貫通孔30に個別に受容され得る位置に配置される(図10)。そして、支持ガイド部材32を取り付けたコンタクト保持部材28を、外郭部材26の中心開口24に適正に組み付けることで、複数のコンタクト16の接点部16aが、ハウジング14の空所12に隣接して配置されることになる。
この状態で、支持ガイド部材32の位置決め支持部46の多孔板部分46bにICデバイスPを適正に載置すると、ICデバイスPの複数のリードQが、複数のコンタクト16の接点部16aに対し、複数の貫通孔30内で個別に突き当て可能な位置に正対して配置される(図10)。ICソケット10の使用時に、各コンタクト16は、それ自体の弾性要素の付勢力を接触圧力として、接点部16aでICデバイスPの各リードQに突き当てて導通接続されるとともに、テール部16bで回路基板R(図8)の試験回路等に導通接続される。
上記したように、コンタクト保持部材28は、外郭部材26の中心開口24に対して着脱自在な構成とすることが有利である。この構成では、コンタクト16の配列が異なる複数種類のコンタクト保持部材28を用意しておくことで、対象となるICデバイスPのリード配置に対応するコンタクト配列のコンタクト保持部材28を、適宜選択し、交換して使用することができる。同様に、支持ガイド部材32は、コンタクト保持部材28に対して着脱自在な構成とすることが有利である。この構成では、位置決め支持部46の寸法や孔配列が異なる複数種類の支持ガイド部材32を用意しておくことで、対象となるICデバイスPの外形寸法やリード配置に対応する支持ガイド部材32を、適宜選択し、交換して使用することができる。また、支持ガイド部材32の多孔板部分46bを枠部分46aに対して着脱自在としたり、多孔板部分46bの貫通孔を有する領域を除去して大きく開口させたりすることもできる。
上記構成において、外郭部材26は、その底壁34の上面34aに、表面保護用の補強部材58を備えることができる(図1)。補強部材58は、例えば板金材料を所定形状に打ち抜いて形成された平板部材であり、外郭部材26の中心開口24に対応する中心開口60を有して、底壁34の上面34aの所定位置に固定される。この構成では、補強部材58に、外郭部材26の中心開口24の内側に張り出す延長部分を設け、この延長部分に、コンタクト保持部材28の上面28aに形成した複数の突起44を個別に受容する複数の位置決め孔62を形成することができる。これにより、コンタクト保持部材28を外郭部材26に対し所定位置に正確に位置決めして装着することができる。なお、補強部材58の表面保護作用については後述するが、外郭部材26の底壁34の上面34aが十分な強度を有する場合には、補強部材58を省略することができる。
ICソケット10は、ハウジング14に対してそれぞれが支軸64を中心に回動可能に設置される一対の押圧部材18を備えている(図1)。各押圧部材18は、支軸64に取り付けられる枠要素66と、軸68を介して枠要素66に揺動可能に担持される押圧要素70とから構成される。枠要素66は、例えば板金材料を所定形状に打ち抜きかつ折曲して形成され、互いに平行に延びる一対の腕部分72と、それら腕部分72を互いに連結する連結部分74とを一体に有する。両腕部分72は、それぞれの一端で支軸64に取り付けられるとともに、それぞれの他端で、軸68を介して押圧要素70を担持する。
枠要素66には、支軸64に隣接する両腕部分72の一端縁に、互いに離反する方向へ支軸64に略平行に張り出す当接片76がそれぞれ設けられる(図5)。当接片76の機能は後述する。また枠要素66には、軸68に隣接する両腕部分72の他端縁に、互いに接近する方向へ軸68に略平行に張り出す規制片78がそれぞれ設けられる(図5)。それら規制片78は、枠要素66に対する押圧要素70の揺動動作を制限するように作用する。
押圧部材18の押圧要素70は、機械的強度及び耐熱性に優れた電気絶縁性樹脂材料から作製されるブロック体であり、軸68が、押圧要素70の略直方体輪郭の長軸に沿って固定されて、押圧要素70の長軸方向両端面から突出する。押圧要素70は、軸68の両突出部分により、枠要素66の両腕部分72に揺動可能に取り付けられる。押圧要素70は、略直方体輪郭の外面として、枠要素66の一対の規制片78に隙間を介して対向する上面80と、上面80の反対側に位置し、ICデバイスPを押圧するための平坦な押圧面82とを有する(図6)。押圧要素70は、その上面80が枠要素66の規制片78の両側縁に接触する回転位置を限界点として、枠要素66に対して僅かに揺動することができる。
ICソケット10は、ハウジング14に直動可能に取り付けられるとともに押圧部材18を回動可能に担持する可動ベース84をさらに備える(図1、図5)。可動ベース84は、例えば板金材料を所定形状に打ち抜きかつ折曲して形成され、平面視で略矩形枠状の底板部分86と、底板部分86の一対の外縁に沿って立設される一対の側板部分88とを一体に有する。可動ベース84は、ハウジング14の外郭部材26に固定した補強部材58の上で、外郭部材26の周壁36の内側に配置される。
可動ベース84の底板部分86には、補強部材58の中心開口60に対応する中心開口90と、中心開口90の四隅の近傍に位置する4個の貫通穴92とが形成される。それら貫通穴92には、可動ベース84をハウジング14に直動可能に取り付ける4個のガイドピン94が、個別に摺動自在に挿通して配置される。なお、ハウジング14の外郭部材26の底壁34及び補強部材58には、可動ベース84の複数の貫通穴92に対応する位置に、図示しない貫通穴が形成される。
各ガイドピン94は、可動ベース84の貫通穴92に摺動自在に挿通されるガイド軸部96と、ガイド軸部96の一端で径方向外方へ張り出す頭部98と、ガイド軸部96の他端に形成されるねじ部100とを備える(図5)。ガイドピン94は、ねじ部100を先に向けて、ハウジング14の外郭部材26の上に配置した可動ベース84の上方から貫通穴92に挿入され、さらに補強部材58及び外郭部材26の底壁34に設けた対応の貫通穴(図示せず)に挿入される。そして、外郭部材26の底壁34の裏面34b(図6)側で、図示しないナットをガイドピン94のねじ部100に螺着することで、ガイドピン94がハウジング14に対し所定位置に固定される。
ハウジング14に固定された4個のガイドピン94は、それらのガイド軸部96で、可動ベース84をハウジング14に対し直動式に案内する。したがって、可動ベース84は、その底板部分86を補強部材58及び外郭部材26の底壁34の上面34a(図6)に平行に配置した状態を維持しながら、上面34aに直交する上下方向へ、ハウジング14上で4個のガイドピン94に沿って平行移動することができる。なお、ガイドピン94は、ICソケット10を回路基板Rに取り付けるためのボルトとしても機能することができる(図8)。
可動ベース84の両側板部分88には、ガイドピン94の近傍位置に、計4個の軸受孔102が貫通形成される(図1では1つのみ図示)。一方の側板部分88に形成した一対の軸受孔102の各々と、他方の側板部分88に形成した一対の軸受孔102の各々とは、互いに同軸に整列する対向位置に配置される。両側板部分88の対向位置にある一組の軸受孔102には、いずれか一方の押圧部材18の支軸64がその両端で回動自在に支持される(図5)。それにより、一対の押圧部材18は、それぞれの支軸64を、互いに平行に、かつ可動ベース84の底板部分86に対して平行に配置した状態で、支軸64を介して可動ベース84に回動自在に取り付けられる。そして、上記したように可動ベース84をハウジング14に取り付けることで、一対の押圧部材18は、ハウジング14に対し支軸64を中心に回動できるとともに、ガイドピン94に沿った可動ベース84の平行移動に伴い、ハウジング14に対し上下方向へ移動できるものとなる。
可動ベース84をハウジング14に適正に取り付けた状態で、各押圧部材18の支軸64は、ハウジング14の外郭部材26の底壁34の裏面34bに対し平行に配置される。この状態で、各押圧部材18は、支軸64を中心として、押圧要素70の押圧面82が支持ガイド部材32の位置決め支持部46に近接対向する閉鎖位置(図6、図7)と、押圧要素70の押圧面82が支持ガイド部材32の位置決め支持部46から離隔する開放位置(図10、図11)との間で回動することができる。各押圧部材18は、閉鎖位置にあるときに、押圧要素70の押圧面82により、支持ガイド部材32の位置決め支持部46に載置したICデバイスPに、所要の押圧力を加えることができる。
一対の押圧部材18は、閉鎖位置において、それぞれの押圧要素70が軸68を平行させて互いに最も近接して並列配置され、それぞれの押圧面82を互いに共通する仮想平面上に配置できる(図6)。また一対の押圧部材18は、開放位置において、それぞれの押圧要素70が軸68を平行させて互いに最も離隔して配置され、それぞれの押圧面82を互いに実質的に対向させて配置できる(図10)。各押圧部材18の支軸64には、押圧部材18を閉鎖位置に向けて弾性的に付勢するねじりコイルばね等の弾性要素104が取り付けられる(図5)。弾性要素104の付勢力は、押圧部材18にICデバイスPを押圧する押圧力を生じさせる弾性部材20の付勢力よりも、十分に小さいものである。
ICソケット10は、ICデバイスPを押圧する所要の押圧力を一対の押圧部材18に生じさせるための、計4個の弾性部材20を備えている。それら弾性部材20は、可動ベース84の貫通穴92に挿通した4個のガイドピン94の頭部98と可動ベース84の底板部分86との間に、予め定めた圧縮状態で個別に配置される(図5)。各弾性部材20は、数kg〜数十kgのばね荷重を発生できる圧縮コイルばねからなり、ハウジング12に固定した各ガイドピン94のガイド軸部96を取り巻いて配置される。なお、ガイドピン94をハウジング12と一体のものと見なせば、各弾性部材20は、ハウジング12と可動ベース84との間に配置されることになる。
個々のガイドピン94をハウジング12に適正に固定した状態で、4個の弾性部材20はいずれも、ガイドピン94の頭部98と可動ベース84の底板部分86との間で圧縮されて所要のばね荷重を発生する。これら弾性部材20のばね荷重により、可動ベース84がハウジング14に接近する方向へ付勢されて、可動ベース84の底板部分86が、ハウジング14の外郭部材26に固定した補強部材58に圧力下で密接する。なおこのとき、可動ベース84に取り付けられた一対の押圧部材18の支軸64は、弾性部材20のばね荷重による付勢力を同様に受けているが、これだけでは押圧部材18に、ICデバイスPを押圧するための押圧力を生じさせることはできない。
ICソケット10は、可動ベース84に変位可能に設置される一対の着力部材106をさらに備える(図1、図5)。それら着力部材106は、可動ベース84の両側板部分88の近傍で中心開口90の一対の対向縁に沿ってそれぞれ配置され、可動ベース84の底板部分86に平行に延びる軸108により底板部分86に回動可能に取り付けられる。各着力部材106は、例えば板金材料を所定形状に打ち抜きかつ折曲して形成される断面S字状の部材であり、軸108から離れた一端に、中心開口90に向かう方向へ突出する第1係止爪110を有するとともに、第1係止爪110の反対側の他端に、中心開口90から離れる方向へ突出する第2係止爪112を有する(図7)。
着力部材106は、第1係止爪110が軸108の鉛直上方に配置されるとともに第2係止爪112が可動ベース84の底板部分86に当接される位置(後述する係止位置)(図7)と、第1係止爪110が軸108よりも可動ベース84の側板部分88に接近して配置されるとともに第2係止爪112が底板部分86から離れて外郭部材26の底壁34に近接する位置(後述する解放位置)(図9)とを限界点として、所定角度に渡り、可動ベース84に対して回動することができる。各着力部材106の軸108には、着力部材106を係止位置に向けて弾性的に付勢するねじりコイルばね等の弾性要素114が取り付けられる(図1)。
一対の押圧部材18が可動ベース84上で閉鎖位置にあるときに、各着力部材106は、係止位置において、第1係止爪110が、両押圧部材18の押圧要素70の軸68の、可動ベース84上で同一側に突出する部分に係合して、両押圧部材18を閉鎖位置に係止する一方、解放位置において、第1係止爪110が、両押圧部材18の押圧要素70の軸68から離脱して、両押圧部材18を解放することができる。したがって、両押圧部材18が可動ベース84上で閉鎖位置にあるときに、両着力部材106を係止位置に配置することで、4個の弾性部材20のばね荷重が、可動ベース84の底板部分86及び両着力部材106の第1係止爪110を介して、両押圧部材18の押圧要素70の軸68に、支持ガイド部材32の位置決め支持部46に接近する方向への弾性的付勢力として印加される。それにより、両押圧部材18の押圧要素70の押圧面82に、ICデバイスPを押圧するための所要の押圧力が生じる。また、両着力部材106を解放位置に配置することにより、両押圧部材18の押圧要素70の軸68への付勢力が解除され、両押圧部材18が、支軸64を中心として、閉鎖位置と開放位置との間を自由に回動できるようになる。
ICソケット10の操作部材22は、ハウジング14に対し接近する方向及び離反する方向へ平行移動可能に配置されるカバー116によって構成される(図1)。カバー116は、機械的強度及び耐熱性に優れた電気絶縁性樹脂材料から作製される平面視で略矩形の枠状部材であり、中心開口118を有する頂壁120と、頂壁120の外縁に沿って立設される周壁122とを一体に備える(図6)。カバー116の頂壁120は、略平坦な上面120aを有する。カバー116の周壁122には、頂壁120の上面120aに略直交する方向へ延びる複数の係合片124が、適当に分散して設けられる(図1)。それら係合片124は、ハウジング14の外郭部材26の周壁36に形成した複数の溝38に、摺動可能に相補的に受容される(図2)。
カバー116は、その複数の係合片124がハウジング14の対応の溝38に受容された状態でハウジング14に組み付けられる。その状態でカバー116は、係合片124と溝38との相互案内作用により、ハウジング14に対し、頂壁120の上面120aと外郭部材26の底壁34の裏面34bとを略平行に維持しつつ、上面120a及び裏面34bに略直交する上下方向へ移動できる。なお、カバー116とハウジング14との間には、所望の対を成す係合片124と溝38との双方に、ハウジング14からカバー116が脱落することを防止するための相補的係合可能な肩面124a及び爪38aを、それぞれ設けることができる(図1)。また、カバー116の頂壁120には、ハウジング14に固定した4個のガイドピン94の頭部98(図5)を個別に受容可能な4個の貫通穴125が形成される(図2)。
カバー116をハウジング14に適正に組み付けた状態では、カバー116の中心開口118は、ハウジング14の空所12を平面視で包囲する位置に配置される。この状態で、一対の押圧部材18を開放位置に配置すれば、カバー116の中心開口118を通して、ハウジング14の空所12に対し、ICデバイスPを出し入れすることができる。なお、カバー116による両押圧部材18の操作態様は後述する。
カバー116の頂壁120には、上面120aの反対側の裏面120bに、一対の押圧部材18に係合可能な4個の押圧部材操作要素126が設けられる(図1には1個のみ示す)。各押圧部材操作要素126は、頂壁120の裏面120bに一体に立設される柱状要素であり、その先端を、各押圧部材18の枠要素66の各腕部分72に設けた当接片76に当接できるように構成される。したがって、カバー116がハウジング14に対して上下方向へ移動操作される間に、個々の押圧部材操作要素126は、対応の押圧部材18の当接片76に先端で当接され、それによって生じるトルクにより、個々の押圧部材18を、支軸64を中心に閉鎖位置と開放位置との間で回動変位させることができる(図12)。
カバー116の頂壁120の裏面120bにはさらに、一対の着力部材106に係合可能な2個の着力部材操作要素128が設けられる(図1には1個のみ示す)。各着力部材操作要素128は、押圧部材操作要素126とは別に、頂壁120の裏面120bに一体に立設される柱状要素であり、その先端を、各着力部材106の第1係止爪110に衝合できるように構成される。したがって、カバー116がハウジング14に対して上下方向へ移動操作される間に、個々の着力部材操作要素128は、対応の着力部材106の第1係止爪110に先端で衝合し、それにより、個々の着力部材106を、軸108を中心に係止位置と解放位置との間で回動変位させることができる(図12)。
ICソケット10は、弾性部材20(4個の弾性部材20)と操作部材22(カバー116)との間に介在して、弾性部材20の付勢力を梃子の作用で軽減して操作部材22に伝達する二組の力伝達部材130を備える(図1、図5)。各力伝達部材130は、例えば板金材料を所定形状に打ち抜いて形成される細長い板状部材であり、ハウジング14に係合する第1係合端132と、操作部材22(カバー116)に係合する第2係合端134と、第1及び第2係合端132、134の外側であって第2係合端134よりも第1係合端132に近い位置で可動ベース84に連結される枢着端136とを備える(図5)。各力伝達部材130の枢着端136には、板厚方向へ貫通する軸受孔138が形成される。
力伝達部材130は、第1係合端132及び枢着端136を含む部分が、可動ベース84の一方の側板部分88に隣接して配置される。そして、可動ベース84の側板部分88の軸受孔102に嵌入される押圧部材18の支軸64が、さらに、力伝達部材130の枢着端136の軸受孔138にも嵌入される(図5)。それにより力伝達部材130は、支軸64を介して、可動ベース84に回動可能に連結される。
二組の力伝達部材130は、一方の押圧部材18の支軸64の両端に取着される一組(2個)の力伝達部材130と、他方の押圧部材18の支軸64の両端に取着される他の一組(2個)の力伝達部材130とを含む。各組の力伝達部材130は、可動ベース84の一方の側板部分88の内側に配置される第1の力伝達部材130と、可動ベース84の他方の側板部分88の外側に配置される第2の力伝達部材130とを含み、一方の組の第1の力伝達部材130と他方の組の第2の力伝達部材130とが、可動ベース84の側板部分88を挟んで、互いにX字状に交差して配置される(図5)。
各力伝達部材130は、第1係合端132の外縁で、ハウジング14の外郭部材26に固定した補強部材58に摺動式に係合する一方、第2係合端134の外縁で、カバー116の頂壁120の裏面126bに摺動式に係合する(図11)。なお、可動ベース84には、底板部分86と側板部分88との交差領域に、側板部分88の内側に配置される第1の力伝達部材130の第1係合端132を貫通させるスロット140が形成されている(図5)。
力伝達部材130は、第1係合端132と枢着端136の軸受孔138(支軸64)との間の距離が、第2係合端134と枢着端136の軸受孔138(支軸64)との間の距離よりも短くなるように形成されている。それにより力伝達部材130は、4個の弾性部材20から可動ベース84及び支軸64に加わる力を、補強部材58に摺動式に係合する第1係合端132を支点として軽減して、第2係合端134でカバー116に対し出力することができる。ここで、補強部材58は、個々の力伝達部材130の第1係合端132との過大な圧力下での摺動接触に対し、十分な耐久性を発揮する。
その結果、ICソケット10では、カバー116をハウジング14に対して上下方向へ移動操作する間に、4個の弾性部材20のばね荷重による付勢力が、可動ベース84及び二組の力伝達部材130を介してカバー116に印加されるから、二組の力伝達部材130により軽減した弾性部材20の付勢力に対応する操作力で、カバー116を操作することができる。そして、そのようなカバー116の移動操作に伴い、4個の弾性部材20のばね荷重を直接に受けている可動ベース84が、一対の押圧部材18と共に、ハウジング14に対して上下方向へ平行移動し、さらに、一対の押圧部材18が閉鎖位置と開放位置との間で回動変位する。
このように、ICソケット10は、4個の弾性部材20のばね荷重による付勢力が、従来構造におけるレバーやリンク等の倍力機構を介することなく、一対の押圧部材18に伝達されて押圧力を生じさせる一方で、カバー116を操作する操作力が、二組の力伝達部材130の梃子作用により軽減される構成を採用している。したがって、ICソケット10によれば、押圧部材18に押圧力を生じさせる弾性部材20の付勢力の伝達損失を低減でき、しかも、小さい操作力で押圧部材18を開閉変位させることができる。また、リード数が1000本を超えるような大形のICデバイスに対しても、対応数のコンタクト16の内蔵弾性要素を撓ませて所要の接触圧力を確保するために必要十分な縦弾性係数(又はばね定数)を有する弾性部材20を、効率的に使用することができる。
ICソケット10では、ハウジング14に対してカバー116が上下方向へ平行移動する間、個々の押圧部材18の押圧要素70の押圧面82は、支持ガイド部材32の位置決め支持部46に最も近接して配置される作用位置(すなわち押圧部材18の閉鎖位置)(図6、図7)と、支持ガイド部材32の位置決め支持部46から僅かに離隔した第1の非作用位置(すなわち押圧部材18の中間位置)(図8、図9)との間で平行移動するとともに、第1の非作用位置と支持ガイド部材32の位置決め支持部46からさらに遠隔した第2の非作用位置(すなわち押圧部材18の開放位置)(図10、図11)との間で揺動変位するように構成されている。支持ガイド部材32にICデバイスPが載置されている場合は、各押圧部材18の押圧面82は、作用位置でICデバイスPを所要の押圧力で押圧し、作用位置から第1の非作用位置に向けて平行移動でICデバイスPから僅かに離隔し、さらに第1の非作用位置から第2の非作用位置へ向けて揺動変位でICデバイスPから十分に遠隔する。
このような押圧面82の動作を含むICソケット10の動作態様を、図6〜図12を参照してさらに詳述する。
まず、力伝達部材130の梃子作用により軽減された4個の弾性部材20による弾性的付勢力下で、カバー116がハウジング14から上方へ最も離れた上限位置に保持されている間は、一対の押圧部材18は閉鎖位置に置かれ、それらの押圧要素70の押圧面82は、ハウジング14の支持ガイド部材32の位置決め支持部46に最も近接した作用位置にある(図6、図12(a))。このとき、一対の着力部材106は、弾性要素114(図1)の付勢により係止位置に配置され、4個の弾性部材20のばね荷重が、可動ベース84の底板部分86及び両着力部材106の第1係止爪110を介して、両押圧部材18の押圧要素70の軸68に、支持ガイド部材32の位置決め支持部46に接近する方向への弾性的付勢力として印加されている(図7、図12(a))。
したがって、支持ガイド部材32にICデバイスPが載置されていれば、各押圧部材18の押圧面82は、4個の弾性部材20の付勢力により、ICデバイスPを所要の押圧力で押圧する(図7)。その結果、コンタクト保持部材28に保持されている複数のコンタクト16の各々が、ICデバイスPの対応のリードQ(図10)から押圧力を受けて弾性変形し、個々のリードQとコンタクト16の接点部16a(図10)とが、予め定めた接触圧力下で互いに突き当てられて電気的に接続される。
上記した上限位置から、弾性部材20の軽減された付勢力に抗してカバー116をハウジング14に接近する方向(矢印α)へ押し込むと、前述した力伝達部材130の作用により、可動ベース84が、4個の弾性部材20のばね荷重に抗して、ハウジング14に対し上方へ平行移動する(図8)。カバー116が上限位置からハウジング14に対し不完全に押し込まれた中間位置に到達する間、可動ベース84は初期位置から上方へ所定距離だけ移動し、それに伴い、一対の押圧部材18が、係止位置にある着力部材106と共に、支持ガイド部材32の位置決め支持部46から所定距離だけ離隔する中間位置へ移動する(図9)。この間、各押圧部材18の押圧要素70の押圧面82は、作用位置から第1の非作用位置へ実質的に平行移動する。
カバー116及び押圧部材18が中間位置に到達する直前に、カバー116の2個の着力部材操作要素128が、対応の着力部材106の第1係止爪110に先端で衝合して、個々の着力部材106を、弾性要素114(図1)の付勢に抗して、軸108を中心に係止位置から解放位置へ回動変位させる(図9)。したがって、カバー116及び押圧部材18が中間位置に到達したときには、操作部材18の軸68に印加される弾性部材20の付勢力が解除され、操作部材18は閉鎖位置と開放位置との間を自由に回動できる状態になる。なお、カバー116及び押圧部材18が中間位置に到達すると、カバーの4個の押圧部材操作要素126は、対応の押圧部材18の当接片76に先端で接触する位置に配置される(図8)が、このときにはまだ、押圧部材操作要素126から当接片76に力は加わらず、したがって押圧部材18に支軸64を中心としたトルクは生じない。
上記操作の間、支持ガイド部材32にICデバイスPが載置されていれば、押圧部材18の押圧面82からの押圧力が解除されて、複数のコンタクト16が弾性復元し、ICデバイスPの個々のリードQ(図10)と対応のコンタクト16の接点部16a(図10)との接触圧力が解除される。このとき、コンタクト保持部材28と支持ガイド部材32との間に配置される弾性要素56(図1)の作用により、ICデバイスPのリードQがコンタクト16の接点部16aから確実に分離する。
上記した中間位置から、弾性部材20の軽減された付勢力に抗してカバー116をさらにハウジング14に接近する方向(矢印α)へ押し込むと、前述した力伝達部材130の作用により、可動ベース84が、4個の弾性部材20のばね荷重に抗して、ハウジング14に対しさらに上方へ平行移動する(図10)。カバー116が中間位置からハウジング14に完全に押し込まれた下限位置に到達する間、可動ベース84は上方へさらに移動し、それと同時に、カバー116の4個の押圧部材操作要素126が、対応の押圧部材18の当接片76に先端で当接して、カバー操作力に応じた力を加える。その結果、可動ベース84のさらなる上方移動に伴って、一対の押圧部材18の各々に支軸64を中心としたトルクが生じ、各押圧部材18が、弾性要素104(図5)の付勢に抗して、支持ガイド部材32の位置決め支持部46からさらに遠隔する開放位置へ回動変位する。それにより、各押圧部材18の押圧要素70の押圧面82が、第1の非作用位置から第2の非作用位置に揺動式に変位する(図11、図12(b))。
このように、カバー116が下限位置に到達した状態で、一対の押圧部材18は開放位置に置かれて支持ガイド部材32の上方空間を大きく開放するので、カバー116の中心開口118を介して、支持ガイド部材32の位置決め支持部46に対し、ICデバイスPを正確に出し入れすることができる。
ICソケット10を使用するに際して、空のICソケット10にICデバイスPを装着する場合には、回路基板R(図8)に実装したICソケット10に対し、一対の押圧部材18を開放位置(図10)に配置した状態(つまりカバー116をハウジング14に対し下限位置に押し込んだ状態)で、カバー116の中心開口118を通してハウジング14の支持ガイド部材32の位置決め支持部46にICデバイスPを装入する。次いで、カバー116への操作力を解除することで、カバー116がハウジング14から離反する方向へ平行移動するとともに、カバーの4個の押圧部材操作要素126が対応の押圧部材18の当接片76から離脱する。その結果、各押圧部材18は、弾性要素104の付勢により閉鎖位置に向かって自動的に回動し、押圧面82が第2の非作用位置から第1の非作用位置へ揺動変位する。
カバー116への操作力を解除し続けると、可動ベース84は一対の押圧部材18と共に、ハウジング14に固定した補強部材58に接近する下方へ平行移動する。そして、カバー116が中間位置から上限位置に移動する間、2個の着力部材操作要素128が対応の着力部材106の第1係止爪110から離脱して、一対の着力部材106が弾性要素114の付勢により係止位置に配置され、その状態で、各押圧部材18の押圧面82が第1の非作用位置から作用位置へと平行移動する。個々の押圧部材18の押圧面82が作用位置に到達した時点で、係止位置にある一対の着力部材106が、弾性部材20による付勢力を、第1係止爪110を介して両押圧部材18の押圧要素70の軸68に印加する。それにより、支持ガイド部材32に載置したICデバイスPに、各押圧部材18の押圧面82から所要の押圧力が加えられ、複数のコンタクト16とICデバイスPの複数のリードQとが、予め定めた接触圧力下で互いに突き当てられて電気的に接続される。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明に係るICソケットの構成は上記実施形態に限定されず、特に構成要素の形状、個数、配置等については様々な変形を施すことができる。
本発明の一実施形態によるICソケットの分解斜視図である。 図1のICソケットを操作部材が上限位置にある状態で示す組立斜視図である。 図1のICソケットを操作部材が下限位置にある状態で示す組立斜視図である。 図1のICソケットを押圧部材が閉鎖位置にある状態で示す組立平面図である。 図1のICソケットの主要部を押圧部材が閉鎖位置にある状態で示す斜視図である。 図4の線VI−VIに沿った断面図である。 図4の線VII−VIIに沿った断面図である。 図6に対応する断面図で、押圧部材が中間位置にある状態を示す。 図7に対応する断面図で、押圧部材が中間位置にある状態を示す。 図6に対応する断面図で、押圧部材が開放位置にある状態を示す。 図7に対応する断面図で、押圧部材が開放位置にある状態を示す。 図1のICソケットの主要部を模式図的に示す動作説明図で、(a)押圧部材が閉鎖位置にある状態、及び(b)押圧部材が開放位置にある状態を示す。
符号の説明
10 ICソケット
14 ハウジング
16 コンタクト
18 押圧部材
20 弾性部材
22 操作部材
26 外郭部材
28 コンタクト保持部材
32 支持ガイド部材
58 補強部材
64 支軸
66 枠要素
68 軸
70 押圧要素
76 当接片
82 押圧面
84 可動ベース
94 ガイドピン
106 着力部材
110 第1係止爪
116 カバー
126 押圧部材操作要素
128 着力部材操作要素
130 力伝達部材
132 第1係合端
134 第2係合端
136 枢着端

Claims (6)

  1. ICデバイスを脱着可能に収容するハウジングと、該ハウジングの内部にそれぞれの接点部を弾性変位可能に配置する複数のコンタクトと、該ハウジングに収容したICデバイスを押圧して、該ICデバイスの複数のリードを該複数のコンタクトの該接点部に突き当てる押圧部材と、該押圧部材を弾性的に付勢して該押圧部材にICデバイスを押圧する押圧力を生じさせる弾性部材と、該弾性部材の付勢力に抗して該ハウジングに対し移動操作されることにより、該押圧部材を、該押圧力を生じる閉鎖位置と該閉鎖位置から離れた開放位置との間で変位させる操作部材とを具備するICソケットにおいて、
    前記弾性部材と前記操作部材との間に介在して、前記弾性部材の付勢力を梃子の作用で軽減して前記操作部材に伝達する力伝達部材を具備し、
    前記ハウジングに対する前記操作部材の、前記力伝達部材により軽減した前記弾性部材の前記付勢力に対応する操作力の下での移動に伴い、前記押圧部材が前記閉鎖位置と前記開放位置との間で変位すること、
    を特徴とするICソケット。
  2. 前記ハウジングに直動可能に取り付けられるとともに前記押圧部材を回動可能に担持する可動ベースをさらに具備し、前記弾性部材が、前記ハウジングと該可動ベースとの間に配置されて、該可動ベースを前記ハウジングに接近する方向へ付勢するとともに、前記弾性部材の前記付勢力が該可動ベースを介して前記押圧部材に加えられる、請求項1に記載のICソケット。
  3. 前記力伝達部材は、前記ハウジングに係合する第1係合端と、前記操作部材に係合する第2係合端と、該第1及び第2係合端の外側であって該第2係合端よりも該第1係合端に近い位置で前記可動ベースに連結される枢着端とを備える、請求項2に記載のICソケット。
  4. 前記可動ベースに変位可能に設置され、前記弾性部材の前記付勢力を前記押圧部材に印加するとともに前記押圧部材を前記閉鎖位置に係止する着力部材をさらに具備する、請求項2又は3に記載のICソケット。
  5. 前記操作部材に設けられ、前記操作部材が前記ハウジングに対して移動操作される間に前記着力部材に係合して、前記着力部材を、前記押圧部材を前記閉鎖位置に係止する係止位置と前記押圧部材を解放する解放位置との間で変位させる着力部材操作要素を備える、請求項4に記載のICソケット。
  6. 前記操作部材に設けられ、前記操作部材が前記ハウジングに対して移動操作される間に前記押圧部材に係合して、前記押圧部材を前記閉鎖位置と前記開放位置との間で変位させる押圧部材操作要素を備える、請求項1〜5のいずれか1項に記載のICソケット。
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