JP2002008809A - 電気部品用ソケット及びその組立方法 - Google Patents

電気部品用ソケット及びその組立方法

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    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1007Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数を減少させると共に、組立工数も削
減できる電気部品用ソケット及びその組立方法を提供す
る。 【解決手段】 「電気部品」であるICパッケージを収
容するソケット本体13に、ICパッケージの端子に離
接可能な複数のコンタクトピンが配設されると共に、ソ
ケット本体13に上下動自在に操作部材21が設けら
れ、該操作部材21を上下動させることにより、レバー
部材23,24を介して移動部材17が移動され、この
移動部材17にてコンタクトピン15が変位されてIC
パッケージ半田ボールに離接されるようにした「電気部
品用ソケット」としてのICソケットにおいて、ソケッ
ト本体13にボス部13bが設けられ、このボス部13
bにレバー部材23,24の基端部が回動自在に設けら
れると共に、このレバー部材23,24の基端部側の側
方をガイドしてレバー部材23,24のボス部13bか
らの外れを防止するガイド壁13cがソケット本体13
に形成された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置(以
下「ICパッケージ」という)等の電気部品を着脱自在
に保持する電気部品用ソケット及びその組立方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のものとしては、例えば
「電気部品」であるICパッケージを収容する「電気部
品用ソケット」としてのICソケットがある。
【0003】ここでのICパッケージは、多数の端子と
しての半田ボールが下面から突設され、これら半田ボー
ルが縦列Yと横列Xとに格子状に配列されている。
【0004】一方、ICソケットは、ICパッケージが
収容されるソケット本体に、そのICパッケージの端子
と接触されるコンタクトピンが配設されると共に、その
ソケット本体には、そのコンタクトピンを弾性変形させ
てICパッケージ端子に離接させる移動部材が上下動自
在に配設されている。
【0005】また、ソケット本体には、その移動部材を
上下動させるレバー部材が、回動軸を介して回動自在に
設けられると共に、このレバー部材を回動させる操作部
材が上下動自在に配設されている。
【0006】この操作部材を上下動させることにより、
レバー部材が回動され、このレバー部材にて移動部材が
上下動されて、コンタクトピンが弾性変形されることに
より、このコンタクトピンの接触部が、ICパッケージ
端子に離接されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、レバー部材の基端部が回動
軸を介してソケット本体に回動自在に取り付けられ、こ
のレバー部材が抜けないように、Eリングが設けられて
いるため、部品点数が増加すると共に、組立工数も増加
してしまう。
【0008】また、レバー部材の先端部側の側方への倒
れ等を防止するため、レバー部材の先端部が操作部材に
支持軸を介して回動自在に連結されていることから、こ
の部分においても、部品点数の増加を招くと共に、組立
工数の増加を招く。
【0009】そこで、この発明は、部品点数を減少させ
ると共に、組立工数も削減できる電気部品用ソケット及
びその組立方法を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、電気部品を収容するソ
ケット本体に、前記電気部品の端子に離接可能な複数の
コンタクトピンが配設されると共に、前記ソケット本体
に上下動自在に操作部材が設けられ、該操作部材を上下
動させることにより、レバー部材を介して移動部材が移
動され、該移動部材にて前記コンタクトピンが変位され
て前記電気部品端子に離接されるようにした電気部品用
ソケットにおいて、前記ソケット本体にボス部が設けら
れ、該ボス部に前記レバー部材の基端部が回動自在に設
けられると共に、該レバー部材の基端部側の側方をガイ
ドして該レバー部材の前記ボス部からの外れを防止する
ガイド壁が前記ソケット本体に形成された電気部品用ソ
ケットとしたことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の構成に加え、前記レバー部材の先端部が挿入されて、
該レバー部材の側方への倒れを防止するガイド溝が前記
操作部材に形成されたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2
に記載の構成に加え、前記ボス部は、合成樹脂製の前記
ソケット本体に一体に形成されると共に、前記レバー部
材は金属製であることを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
の何れかに記載の電気部品用ソケットを組み立てる方法
において、前記ソケット本体のボス部に、前記レバー部
材を回動自在に嵌合させ、その後、該レバー部材を回動
させて、前記ソケット本体のガイド壁にガイドさせ、次
いで、前記操作部材を前記ソケット本体に上下動自在に
配設した電気部品用ソケットの組立方法としたことを特
徴とする。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
の電気部品用ソケットを組み立てる方法において、前記
ソケット本体のボス部に、前記レバー部材を回動自在に
嵌合させ、その後、該レバー部材を回動させて、前記ソ
ケット本体のガイド壁にガイドさせ、次いで、前記操作
部材を前記ソケット本体に上下動自在に配設すると共
に、前記レバー部材の先端部を該操作部材のガイド溝に
挿入した電気部品用ソケットの組立方法としたことを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて説明する。
【0016】図1乃至図13には、この発明の実施の形
態を示す。
【0017】まず構成を説明すると、図中符号11は、
「電気部品用ソケット」としてのICソケットで、この
ICソケット11は、「電気部品」であるICパッケー
ジ12の性能試験を行うために、このICパッケージ1
2の「端子」としての半田ボール12bと、測定器(テ
スター)のプリント配線板(図示省略)との電気的接続
を図るものである。
【0018】このICパッケージ12は、図10に示す
ように、いわゆるBGA(Ball Grid Array)タイプと
称されるもので、方形状のパッケージ本体12aの下面
に多数の略球状の半田ボール12bが突出して縦列と横
列とにマトリックス状に配列されている。
【0019】一方、ICソケット11は、図2に示すよ
うに、大略すると、プリント配線板上に装着される合成
樹脂製のソケット本体13を有し、このソケット本体1
3には、ICパッケージ12の各半田ボール12bに離
接されるコンタクトピン15が配設されると共に、この
コンタクトピン15を変位させる移動部材17が配設さ
れ、更に、この移動部材17の上側に、トッププレート
19がそのソケット本体13に固定されて配設されてい
る。さらにまた、その移動部材17を上下動させる操作
部材21が配設されている。
【0020】そのコンタクトピン15は、バネ性を有
し、導電性に優れた板材がプレス加工により図11に示
すような形状に形成されている。
【0021】詳しくは、コンタクトピン15は、上方
に、一対の弾性片15a,15bが形成され、下方に、
1本のソルダーテール部15cが形成されている。それ
ら一対の弾性片15a,15bは、下端部側の基部15
dが図11の(d)に示すように略U字状に折曲される
ことにより、互いに対向するように形成されている。ま
た、それら弾性片15a,15bの上端部(先端部)に
は、ICパッケージ12の半田ボール12bの側部に離
接する接触部15e,15fが形成され、この両接触部
15e,15fで半田ボール12bが挟持されて電気的
に接続されるようになっている。
【0022】また、このコンタクトピン15の一対の弾
性片15a,15bには、略くの字状に折曲された折曲
部15gが形成されることにより、これら折曲部15g
が移動部材17の後述するカム部17aにて押圧されて
両接触部15e,15fが開くように構成されている。
【0023】そして、かかるコンタクトピン15のソル
ダーテール部15c及び基部15dが、図12及び図1
3に示すように、ソケット本体13に形成された圧入孔
13aに圧入されて、この基部15dに形成された抜止
め部15mがソケット本体13に食い込むことにより、
コンタクトピン15の上方への抜けを防止するようにし
ている。そして、ソケット本体13から下方に突出した
ソルダーテール部15cは、図2及び図3に示すよう
に、ロケートボード26を介して更に下方に突出され、
図示省略のプリント配線板の各貫通孔に挿通されて半田
付けされることにより接続されるようになっている。
【0024】このようなコンタクトピン15は、図1に
示すように、縦列と横列とにマトリックス状に配列され
ている。
【0025】一方、移動部材17は、図2に示すよう
に、ソケット本体13に上下動自在、すなわち、後述す
るトッププレート19の載置面部19aに対して垂直方
向に移動可能に配設され、スプリング22により上方に
付勢されている。そして、移動部材17を上下動させる
第1,第2レバー部材23,24が、これら両レバー部
材23,24を一組として、左右に2組配設されている
(図5参照)。なお、図5中他方の組のレバー部材2
3,24は省略されている。
【0026】これら第1,第2レバー部材23,24
は、金属製で、基端部に設けられた嵌合孔23a,24
aに、合成樹脂製のソケット本体13に一体成形された
ボス部13bが嵌合されることにより、回動自在に配設
され、両レバー部材23,24は図5に示すように略X
字状に配置されている。
【0027】また、これら第1,第2レバー部材23,
24の基端部側には、移動部材17の被押圧部17cの
上面に当接して下方に押圧する押圧部23b,24bが
形成されている。そして、これらレバー部材23,24
の基端部側の側方をガイドするガイド壁13cがソケッ
ト本体13に形成され、このガイド壁13cにより、両
レバー部材23,24のボス部13bからの外れが防止
されるように構成されている。
【0028】さらに、これらレバー部材23,24の先
端部23c,24cが、図4に示すように、操作部材2
1の裏面側に形成されたガイド溝21aに挿入されて側
方へ倒れないようにガイドされていると共に、これら一
組のレバー部材23,24が接触しないように、一対の
ガイド溝21aには、図6に示すように、間隔Lが設定
されている。
【0029】これにより、操作部材21を下降させる
と、両レバー部材23,24が回動されることにより、
これら両レバー部材23,24を介して移動部材17が
下降されるようになっている。
【0030】そして、図12及び図13に示すように、
この移動部材17には、各コンタクトピン15間に位置
するカム部17aが形成され、このカム部17aの両側
に形成された摺動面17bが、両側に隣接するコンタク
トピン15の弾性片15a,15bの折曲部15gを押
圧するようになっている。すなわち、この一つのカム部
17aで、両側のコンタクトピン15の弾性片15a,
15bの両折曲部15gを押圧することができるように
なっており、コンタクトピン15の一対の弾性片15
a,15bの両折曲部15gは、このコンタクトピン1
5の両側に配置された一対のカム部17aにより互いに
接近する方向に押圧されることにより、両接触部15
e,15fが互いに開くように構成されている。
【0031】また、トッププレート19は、図1及び図
3に示すように、ICパッケージ12が上側に載置され
る載置面部19aを有すると共に、ICパッケージ12
を所定の位置に位置決めするガイド部19bがパッケー
ジ本体12aの周縁部に対応して設けられている。さら
に、このトッププレート19には、図12に示すよう
に、各コンタクトピン15の一対の接触部15e,15
fの間に挿入される位置決めリブ19cが形成され、コ
ンタクトピン15の両弾性片15a,15bに外力が作
用していない状態(両接触部15e,15fが閉じた状
態)では、その位置決めリブ19cは、両弾性片15
a,15bにて挟持された状態となっている。
【0032】さらに、操作部材21は、図1に示すよう
に、ICパッケージ12が挿入可能な大きさの開口21
bを有し、この開口21bを介してICパッケージ12
が挿入されて、トッププレート19の載置面部19a上
の所定位置に載置されるようになっている。また、この
操作部材21は、ソケット本体13に対して上下動自在
に配設され、スプリング27により上方に付勢されると
共に、最上昇位置で、係止爪21dがソケット本体13
の被係止部に係止され、操作部材21の外れが防止され
るようになっている。
【0033】さらに、この操作部材21には、図2に示
すラッチ28を回動させる作動部が形成されている(図
示省略)。
【0034】このラッチ28は、詳細は省略するが、ソ
ケット本体13に軸を中心に回動自在に取り付けられる
と共に、図示省略のスプリングにより閉じる方向に付勢
され、先端部に設けられた押え部28bによりICパッ
ケージ12の周縁部を押さえるように構成されている。
【0035】また、このラッチ28には、操作部材21
の作動部が摺動する被押圧部(図示省略)が形成され、
操作部材21が下降されると、作動部を被押圧部が摺動
して、ラッチ28が図2中二点鎖線に示すように時計回
りに回動されて、押え部28bがICパッケージ12配
設位置より退避されるように構成されている。
【0036】次に、かかるICソケット11の組立方法
について説明する。
【0037】ソケット本体13に各レバー部材23,2
4を取り付けるには、各レバー部材23,24を立てた
状態で、これら各レバー部材23,24の嵌合孔23
a,24aを、ソケット本体13のボス部13bに回動
自在に嵌合させる(図7参照)。
【0038】その後、これら各レバー部材23,24を
図7中矢印方向に回動させて倒して行き、ソケット本体
13のガイド壁13cに、各レバー部材23,24の側
面を沿わせる。この状態で、各レバー部材23,24の
ボス部13bからの外れが防止されることとなる。
【0039】従って、ボス部13bがソケット本体13
に一体成形されているため、別途回動軸を取り付けたり
する必要がないと共に、レバー部材23,24の抜け止
めを行う部品(Eリング等)の配設が必要ないため、部
品点数や取付工数の削減を図ることができる。
【0040】その後、ソケット本体13にスプリング2
7を介在させた状態で操作部材21を装着する。この
際、各レバー部材23,24の先端部23c,24c
を、操作部材21のガイド溝21aに挿入すると共に、
操作部材21の係止爪21dをソケット本体13の被係
止部に係止させる。これにより、操作部材21は、その
上端位置を規制されつつ上下動自在にソケット本体13
に装着される。
【0041】このように操作部材21のガイド溝21a
に、各レバー部材23,24の先端部23c,24cを
挿入するだけで、各レバー部材23,24の倒れを防止
できると共に、間隔Lにより両レバー部材23,24の
接触を防止できる。
【0042】従って、従来のようにレバー部材23,2
4を支持軸により操作部材21に回動自在に支持する必
要がなく、部品点数及び取付工数の削減を図ることがで
きる。
【0043】次いで、かかるICソケット11の使用方
法について説明する。
【0044】ICパッケージ12をICソケット11に
セットするには、まず、操作部材21を下方に押し下げ
る。すると、この操作部材21により、各レバー部材2
3,24の先端部23c,24cが下方に押されて、ソ
ケット本体13のボス部13bを中心に下方に向けて図
8に示す状態から図9に示す状態まで回動される。これ
により、これらレバー部材23,24の押圧部23b,
24bにて、移動部材17の被押圧部17cが押され
て、スプリング22の付勢力に抗して移動部材17が下
降される。この移動部材17の下降により、図12から
図13に示すように、カム部17aも下降し、このカム
部17aの摺動面17bにより、コンタクトピン15の
両折曲部15gが押されて、一対の接触部15e,15
fが図13に示すように開かれる。
【0045】また、これと同時に、操作部材21の作動
部により、ラッチ28の被押圧部が押されて、図2中実
線に示す位置から二点鎖線に示す位置まで、スプリング
の付勢力に抗して開く方向に回動され、押え部28bが
退避位置まで変位する。
【0046】この状態で、ICパッケージ12がガイド
部19bにガイドされて、トッププレート19の載置面
部19a上の所定位置に載置され、ICパッケージ12
の各半田ボール12bが、各コンタクトピン15の開か
れた一対の接触部15e,15fの間に、非接触状態で
挿入される(図13の(b)参照)。
【0047】その後、操作部材21の下方への押圧力を
解除すると、この操作部材21がスプリング27等の付
勢力で上昇されることにより、移動部材17もスプリン
グ22により上昇されると共に、ラッチ28がスプリン
グの付勢力により閉じる方向に回動される。
【0048】移動部材17が上昇されると、カム部17
aによるコンタクトピン15の折曲部15gへの押圧力
が解除され、図13に示す状態から、一対の接触部15
e,15fが互いに閉じる(狭まる)方向に移動し、両
接触部15e,15fにて半田ボール12bが挟持され
る。
【0049】これにより、ICパッケージ12の各半田
ボール12bとプリント配線板とがコンタクトピン15
を介して電気的に接続されることとなる。
【0050】一方、ICパッケージ12を装着状態から
取り外すには、同様に操作部材21を下降させることに
より、コンタクトピン15の一対の接触部15e,15
fが半田ボール12bから離間されることから、半田ボ
ール12bが一対の接触部15e,15fにて挟まれた
状態から引き抜く場合よりも弱い力で簡単にICパッケ
ージ12を外すことが出来る。
【0051】このような動作時においても、ソケット本
体13のガイド壁13cにより、レバー部材23,24
がガイドされることから、レバー部材23,24の外れ
を防止できる。換言すれば、ICソケット11の組立状
態では、操作部材21の上下動のストロークの範囲内
で、レバー部材23,24は回動できるようになってい
るため、この回動範囲(使用範囲)内において、レバー
部材23,24のガイドができるようにガイド壁13c
が形成されている。そして、その使用範囲外において、
レバー部材23,24をボス部13bから外すことがで
きるように、ガイド壁13cの大きさ等が設定されてい
る。
【0052】また、レバー部材23,24の先端部23
c,24cが操作部材21のガイド溝21aに挿入され
てガイドされるため、倒れを防止できると共に両レバー
部材23,24の接触を防止できて摩耗を防止できる。
【0053】なお、上記実施の形態では、「電気部品用
ソケット」としてICソケット11に、この発明を適用
したが、これに限らず、他の装置にも適用できることは
勿論である。また、BGAタイプのICパッケージ12
用のICソケット11に、この発明を適用したが、これ
に限らず、PGA(Pin Grid Array)タイプのICパッ
ケージ用のICソケットに、この発明を適用することも
できる。さらに、上記コンタクトピン15では、弾性片
15a,15bを一対設けているが、一方のみ有するも
のでも良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1に記
載の発明によれば、ソケット本体にボス部が設けられ、
このボス部にレバー部材の基端部が回動自在に設けられ
ると共に、このレバー部材の基端部側の側方をガイドし
て、このレバー部材のボス部からの外れを防止するガイ
ド壁がソケット本体に形成されたため、各レバー部材の
ボス部からの外れを防止する部材を別途配設する必要が
無く、部品点数及び取付工数の削減を図ることができ
る。
【0055】請求項2に記載の発明によれば、上記効果
に加え、レバー部材の先端部が挿入されて、このレバー
部材の側方への倒れを防止すると共に、隣接するレバー
部材同士の接触を防止するガイド溝を形成したため、従
来のように別途支持軸を介してレバー部材を操作部材に
取り付ける必要が無く、部品点数及び取付工数の削減を
図ることができる。
【0056】請求項3に記載の発明によれば、上記効果
に加え、ボス部は、合成樹脂製のソケット本体に一体に
形成され、ボス部の成形を簡単に行うことができると共
に、レバー部材を金属製とすることにより、レバー部材
の強度を確保することができる。
【0057】請求項4に記載の発明によれば、ソケット
本体のボス部に、レバー部材を回動自在に嵌合させ、そ
の後、このレバー部材を回動させて、ソケット本体のガ
イド壁にガイドさせ、次いで、操作部材をソケット本体
に上下動自在に配設したため、レバー部材の配設作業性
を向上させることができる。
【0058】請求項5に記載の発明によれば、操作部材
をソケット本体に上下動自在に配設すると共に、レバー
部材の先端部を、この操作部材のガイド溝に挿入したた
め、レバー部材を操作部材に支持軸を介して配設する必
要が無く、レバー部材の配設作業性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係るICソケットの平
面図である。
【図2】同実施の形態に係るICソケットの半分を断面
にした正面図である。
【図3】同実施の形態に係るICソケットの半分を断面
にした側面図である。
【図4】同実施の形態に係るICソケットの一部を断面
にした斜視図である。
【図5】同実施の形態に係るICソケットの操作部材を
取り外した状態の斜視図である。
【図6】同実施の形態に係るICソケットの操作部材の
裏面図である。
【図7】同実施の形態に係るICソケットの組立状態を
示す分解正面図である。
【図8】同実施の形態に係るICソケットの操作部材が
最上昇位置にある状態を示す正面図である。
【図9】同実施の形態に係るICソケットの操作部材が
最下降位置にある状態を示す正面図である。
【図10】同実施の形態に係るICソケットに取り付け
るICパッケージを示す図で、(a)は底面図、(b)
は(a)の左側面図である。
【図11】同実施の形態に係るICソケットのコンタク
トピンを示す図で、(a)は正面図、(b)は(a)の
左側面図、(c)は(a)の平面図、(d)は(a)の
A−A線に沿う断面図である。
【図12】同実施の形態に係るICソケットのコンタク
トピンの接触部が閉じた状態を示す断面図である。
【図13】同実施の形態に係るICソケットのコンタク
トピンの接触部が開いた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ICソケット(電気部品用ソケット) 12 ICパッケージ(電気部品) 12a パッケージ本体 12b 半田ボール(端子) 13 ソケット本体 13b ボス部 13c ガイド壁 15 コンタクトピン 15a,15b 弾性片 15e,15f 接触部 17 移動部材 17a カム部 19 トッププレート 19a 載置面部 21 操作部材 21a ガイド溝 21b 開口 23 第1レバー部材(レバー部材) 24 第2レバー部材(レバー部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気部品を収容するソケット本体に、前
    記電気部品の端子に離接可能な複数のコンタクトピンが
    配設されると共に、前記ソケット本体に上下動自在に操
    作部材が設けられ、該操作部材を上下動させることによ
    り、レバー部材を介して移動部材が移動され、該移動部
    材にて前記コンタクトピンが変位されて前記電気部品端
    子に離接されるようにした電気部品用ソケットにおい
    て、 前記ソケット本体にボス部が設けられ、該ボス部に前記
    レバー部材の基端部が回動自在に設けられると共に、該
    レバー部材の基端部側の側方をガイドして該レバー部材
    の前記ボス部からの外れを防止するガイド壁が前記ソケ
    ット本体に形成されたことを特徴とする電気部品用ソケ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記レバー部材の先端部が挿入されて、
    該レバー部材の側方への倒れを防止するガイド溝が前記
    操作部材に形成されたことを特徴とする請求項1記載の
    電気部品用ソケット。
  3. 【請求項3】 前記ボス部は、合成樹脂製の前記ソケッ
    ト本体に一体に形成されると共に、前記レバー部材は金
    属製であることを特徴とする請求項1又は2記載の電気
    部品用ソケット。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3の何れかに記載の電気部
    品用ソケットを組み立てる方法において、 前記ソケット本体のボス部に、前記レバー部材を回動自
    在に嵌合させ、その後、該レバー部材を回動させて、前
    記ソケット本体のガイド壁にガイドさせ、次いで、前記
    操作部材を前記ソケット本体に上下動自在に配設したこ
    とを特徴とする電気部品用ソケットの組立方法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の電気部品用ソケットを
    組み立てる方法において、 前記ソケット本体のボス部に、前記レバー部材を回動自
    在に嵌合させ、その後、該レバー部材を回動させて、前
    記ソケット本体のガイド壁にガイドさせ、次いで、前記
    操作部材を前記ソケット本体に上下動自在に配設すると
    共に、前記レバー部材の先端部を該操作部材のガイド溝
    に挿入したことを特徴とする電気部品用ソケットの組立
    方法。
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