JP2009274663A - 車両エネルギ吸収構造 - Google Patents

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隆太 神谷
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Abstract

【課題】エネルギ吸収部材の質量を増加させずに、エネルギ吸収部材の根元部の折れを抑制し、軽量で高効率なエネルギ吸収部材によりエネルギ吸収させる。
【解決手段】車両エネルギ吸収構造10では、車両前後方向におけるバンパリインフォースメント12とサイドメンバ14との間にクラッシュボックス16が設けられており、クラッシュボックス16は、車両前後方向視にて開断面状に形成されている。クラッシュボックス16の車両前後方向視における一対の自由端16A,16Bは、開断面の図心Oに対する車両幅方向内側の領域B及び領域Cにそれぞれ配置されており、すなわち換言すれば、最大圧縮応力が発生する領域A及び領域D以外の領域に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両エネルギ吸収構造に係り、特にエネルギ吸収部材を備えた車両エネルギ吸収構造に関する。
従来、この種の車両エネルギ吸収構造としては、次のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、特許文献1には、エネルギ吸収部材として円筒状CFRPを備えた例が開示されている。
特開2005−233263号公報 特開2005−195155号公報
しかしながら、特許文献1に記載の例では、円筒状CFRPが円筒状に形成されている。このため、円筒状CFRPに衝撃荷重が作用し、この衝撃荷重を円筒状CFRPが破壊されることで吸収させる際に、円筒状CFRPの内部に粉砕くずが溜まって詰まる虞がある。そして、この場合には、内部に詰まった粉砕くずによって円筒状CFRPの衝撃吸収性能が損なわれる虞がある。
これを解決する手段としては、例えば、エネルギ吸収部材を車両前後方向視にて開断面状に形成することが考えられる。ところが、一般的に、エネルギ吸収部材が車両前後方向視にて開断面状に形成された場合には、閉断面状に形成された場合に比して、エネルギ吸収部材の耐力が減少する傾向にある。
このため、エネルギ吸収部材が車両前後方向視にて開断面状に形成された場合、車両前後方向に対して角度のある方向からエネルギ吸収部材に衝撃荷重が作用したときに曲げモーメントが最大となるエネルギ吸収部材の根元部(つまり、エネルギ吸収部材における車両骨格部材との結合部)に折れが生じることを抑制するために、この部分の耐力を十分に確保する必要がある。
このエネルギ吸収部材の根元部の耐力を十分に確保する対策としては、例えば、根元部の板厚を増加したり、根元部を部分的に閉断面状に形成したりすることも考えられる。ところが、この場合には、エネルギ吸収部材の質量が増加する。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、エネルギ吸収部材の質量を増加させずに、エネルギ吸収部材の根元部の折れを抑制でき、軽量で高効率なエネルギ吸収部材によりエネルギ吸収させることができる車両エネルギ吸収構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造は、車両幅方向に延在された荷重入力部材と、それぞれ車両前後方向に延在されて、前記荷重入力部材の車両幅方向中央部に対する車両幅方向両側で且つ車両前後方向一方側に配置された一対の車両骨格部材と、それぞれ車両前後方向における前記荷重入力部材と前記車両骨格部材との間に設けられて、車両前後方向一方側が前記車両骨格部材に結合され、車両前後方向他方側が前記荷重入力部材に結合されると共に、車両前後方向視にて開断面状に形成され、且つ、車両前後方向視における一対の自由端のうち少なくとも一方が、前記開断面の図心に対する車両幅方向外側の領域に配置された一対のエネルギ吸収部材と、を備えている。
請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造では、車両前後方向における荷重入力部材と車両骨格部材との間にエネルギ吸収部材が設けられている。そして、例えば、荷重入力部材に対して車両前後方向一方側へ相対移動する衝突体が車両前後方向他方側から荷重入力部材へ衝突し、荷重入力部材に車両前後方向一方側へ衝撃荷重が入力されると、この衝撃荷重がエネルギ吸収部材に伝達され、このエネルギ吸収部材が破壊されることで衝撃荷重のエネルギが吸収される。
ここで、請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造では、エネルギ吸収部材が車両前後方向視にて開断面状に形成されている。従って、エネルギ吸収部材に衝撃荷重が作用し、この衝撃荷重をエネルギ吸収部材が破壊されることで吸収させる際に、エネルギ吸収部材の内部に粉砕くずが溜まって詰まることを抑制することができる。これにより、エネルギ吸収部材の衝撃吸収性能を確保することができる。
ところで、車両の衝突形態には、例えば、衝突体が荷重入力部材に垂直に衝突する場合や、衝突体が荷重入力部材に車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度のある方向から斜めに衝突する場合等がある。そして、例えば、衝突体が荷重入力部材に車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度のある方向から斜めに衝突する場合には、曲げモーメントが最大となるエネルギ吸収部材の根元部(エネルギ吸収部材における車両骨格部材との結合部)のうち車両幅方向内側の部分に最大圧縮応力が発生する。
この点、請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造では、エネルギ吸収部材の車両前後方向視における一対の自由端のうち少なくとも一方が、開断面の図心に対する車両幅方向外側の領域に配置されており、すなわち換言すれば、上述の曲げモーメントが最大となるエネルギ吸収部材の根元部のうち最大圧縮応力が発生する車両幅方向内側の部分以外の部分に配置されている。従って、例えば、断面崩れに対する耐力の小さい一対の自由端の両方がエネルギ吸収部材の根元部のうち最大圧縮応力が発生する車両幅方向内側の部分に配置された構成に比して、エネルギ吸収部材の根元部に折れが生じることを抑制することができる。
しかも、請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造では、上述のように、車両前後方向視にて開断面状に形成されたエネルギ吸収部材の一対の自由端の位置を最適に設定しただけであり、根元部の板厚を増加したり根元部を部分的に閉断面状に形成したりしていないので、エネルギ吸収部材の質量の増加も防止できる。
このように、請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造によれば、エネルギ吸収部材の質量を増加させずに、エネルギ吸収部材の根元部の折れを抑制でき、軽量で高効率なエネルギ吸収部材によりエネルギ吸収させることができる。
請求項2に記載の車両エネルギ吸収構造は、請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造において、一対の自由端が開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の領域以外の領域に配置されている、構成である。
例えば、荷重入力部材の位置が衝突体に対して相対的に低い等により、車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度があるだけでなく車両上下方向上側にも角度がある方向から衝突体が荷重入力部材に斜めに衝突する場合がある。この場合には、曲げモーメントが最大となるエネルギ吸収部材の根元部のうち車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の部分に最大圧縮応力が発生する。
この点、請求項2に記載の車両エネルギ吸収構造では、エネルギ吸収部材の車両前後方向視における一対の自由端が、開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の領域以外の領域、すなわち換言すれば、上述の曲げモーメントが最大となるエネルギ吸収部材の根元部のうち最大圧縮応力が発生する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の部分以外の部分に配置されている。従って、例えば、断面崩れに対する耐力の小さい一対の自由端の少なくとも一方がエネルギ吸収部材の根元部のうち最大圧縮応力が発生する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の部分に配置された構成に比して、エネルギ吸収部材の根元部に折れが生じることを抑制することができる。
請求項3に記載の車両エネルギ吸収構造は、請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造において、前記一対の自由端が前記開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域以外の領域に配置されている、構成である。
例えば、荷重入力部材の位置が衝突体に対して相対的に高い等により、車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度があるだけでなく車両上下方向下側にも角度がある方向から衝突体が荷重入力部材に斜めに衝突する場合がある。この場合には、曲げモーメントが最大となるエネルギ吸収部材の根元部のうち車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の部分、すなわち、開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域に最大圧縮応力が発生する。
この点、請求項3に記載の車両エネルギ吸収構造では、エネルギ吸収部材の車両前後方向視における一対の自由端が、開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域以外の領域、すなわち換言すれば、上述の曲げモーメントが最大となるエネルギ吸収部材の根元部のうち最大圧縮応力が発生する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の部分以外の部分に配置されている。従って、例えば、断面崩れに対する耐力の小さい一対の自由端の少なくとも一方がエネルギ吸収部材の根元部のうち最大圧縮応力が発生する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の部分に配置された構成に比して、エネルギ吸収部材の根元部に折れが生じることを抑制することができる。
請求項4に記載の車両エネルギ吸収構造は、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両エネルギ吸収構造において、前記一対の自由端の一方が前記開断面の図心に対する車両幅方向外側且つ車両上下方向上側の領域に配置され、前記一対の自由端の他方が前記開断面の図心に対する車両幅方向外側且つ車両上下方向下側の領域に配置されている、構成である。
請求項4に記載の車両エネルギ吸収構造によれば、一対の自由端が、開断面の図心に対する車両幅方向外側且つ車両上下方向上側の領域と、車両幅方向外側且つ車両上下方向下側の領域とに配置されており、すなわち換言すれば、エネルギ吸収部材の根元部のうち圧縮応力の小さい車両幅方向外側の部分に配置されている。従って、例えば、一対の自由端の一方のみがエネルギ吸収部材の根元部のうち圧縮応力の小さい車両幅方向外側の部分に配置された構成(又は、例えば、一対の自由端がエネルギ吸収部材の根元部のうち圧縮応力の大きい車両幅方向内側の部分に配置された構成)に比して、エネルギ吸収部材の根元部に折れが生じることを効果的に抑制することができる。
請求項5に記載の車両エネルギ吸収構造は、請求項4に記載の車両エネルギ吸収構造において、前記エネルギ吸収部材が、車両上下方向における前記一対の自由端の間で前記開断面の図心に対する車両幅方向外側の領域に配置された少なくとも一つの山部と、車両上下方向における前記自由端の一方と前記山部との間で前記開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域に配置された第一谷部と、車両上下方向における前記自由端の他方と前記山部との間で前記開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の領域に配置された第二谷部とを有する、構成である。
請求項5に記載の車両エネルギ吸収構造によれば、エネルギ吸収部材には少なくとも一つの山部と第一谷部と第二谷部とが形成されている。従って、これら山部と第一谷部と第二谷部とによってエネルギ吸収部材の剛性が向上されるので、これにより、エネルギ吸収部材の根元部に折れが生じることをより一層効果的に抑制することができる。
特に、第一谷部と第二谷部とは、開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域と車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の領域、すなわち換言すれば、エネルギ吸収部材の根元部のうち圧縮応力の大きい車両幅方向内側の部分に配置されている。従って、この第一谷部と第二谷部によってエネルギ吸収部材の根元部のうち車両幅方向内側の部分の耐力を確保することができる。
以上詳述したように、本発明によれば、エネルギ吸収部材の質量を増加させずに、エネルギ吸収部材の根元部の折れを抑制でき、軽量で高効率なエネルギ吸収部材によりエネルギ吸収させることができる。
[第一実施形態]
はじめに、本発明の第一実施形態について説明する。
図1には、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10が斜視図にて示されている。なお、これらの図及び以下に説明する各図において示される矢印UP、矢印FR、矢印OUTは、車両上下方向上側、車両前後方向前側、車両幅方向外側をそれぞれ示している。
図1に示されるように、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10は、車両の前部に適用されており、荷重入力部材としてのバンパリインフォースメント12と、一対の車両骨格部材としてのサイドメンバ14(フロントサイドメンバ)と、エネルギ吸収部材としてのクラッシュボックス16とを主要な構成として備えている。
バンパリインフォースメント12は、図示しないフロントバンパカバーを支持するためのものであり、車両幅方向に延在されている。サイドメンバ14は、それぞれ車両前後方向に延在されて、バンパリインフォースメント12の車両幅方向中央部に対する車両幅方向両側で且つ車両前後方向後側に配置されている。
クラッシュボックス16は、それぞれ車両前後方向におけるバンパリインフォースメント12とサイドメンバ14との間に設けられており、その車両前後方向後側は、サイドメンバ14に結合され、その車両前後方向前側は、バンパリインフォースメント12に結合されている。このクラッシュボックス16は、例えば、CFRP製とされており、車両前後方向に作用する衝撃荷重のエネルギを吸収可能な構成とされている。
ここで、図2には、図1の2−2線断面によってクラッシュボックス16の断面が詳細に示されている。この図に示されるように、クラッシュボックス16は、車両前後方向視にて、所謂、波形状を成しており、車両前後方向視における一対の自由端16A,16Bを有する車両前後方向視にて開断面状に形成されている。
すなわち、一方の自由端16Aは、開断面の図心Oに対する車両幅方向外側且つ車両上下方向上側の領域(以下、領域Bという)に配置されており、他方の自由端16Bは、開断面の図心Oに対する車両幅方向外側且つ車両上下方向下側の領域(以下、領域Cという)に配置されている。
また、車両上下方向における一対の自由端16A,16Bの間には、領域B及び領域Cを跨ぐように山部18が配置されている。一方、車両上下方向における一方の自由端16Aと山部18との間には、開断面の図心Oに対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域(以下、領域Aという)に位置するように、第一谷部20が配置されている。また、車両上下方向における他方の自由端16Bと山部18との間には、開断面の図心Oに対する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の領域(以下、領域Dという)に位置するように、第二谷部22が配置されている。
次に、本発明の第一実施形態の作用及び効果について説明する。
本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10では、車両前後方向におけるバンパリインフォースメント12とサイドメンバ14との間にクラッシュボックス16が設けられている。そして、例えば、バンパリインフォースメント12に対して車両前後方向後側へ相対移動する衝突体70が車両前後方向前側からバンパリインフォースメント12へ衝突し、バンパリインフォースメント12に車両前後方向後側へ衝撃荷重が入力されると、この衝撃荷重がクラッシュボックス16に伝達され、このクラッシュボックス16が破壊されることで衝撃荷重のエネルギが吸収される。
ここで、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10では、クラッシュボックス16が車両前後方向視にて開断面状に形成されている。従って、クラッシュボックス16に衝撃荷重が作用し、この衝撃荷重をクラッシュボックス16が破壊されることで吸収させる際に、クラッシュボックス16の内部に粉砕くずが溜まって詰まることを抑制することができる。これにより、エネルギ吸収部材の衝撃吸収性能を確保することができる。
ところで、車両の衝突形態には、例えば、衝突体70がバンパリインフォースメント12に垂直に衝突する場合や、衝突体70がバンパリインフォースメント12に車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度のある方向から斜めに衝突する場合等がある。そして、例えば、バンパリインフォースメント12と略同一高さの位置で衝突体70がバンパリインフォースメント12に車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度のある方向から斜めに衝突する場合には、クラッシュボックス16の根元部(クラッシュボックス16におけるサイドメンバ14との結合部)に対して、車両前後方向への軸圧縮荷重Fxと、車両幅方向内側への曲げ荷重Fyが作用する。これにより、この曲げ荷重Fyによる曲げモーメントが最大となるクラッシュボックス16の根元部うち車両幅方向内側の部分、すなわち、領域A及び領域Dには、以下の表1に示す如く、最大圧縮応力が発生する。
Figure 2009274663
この点、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10では、クラッシュボックス16の車両前後方向視における一対の自由端16A,16Bが、領域B及び領域Cにそれぞれ配置されており、すなわち換言すれば、最大圧縮応力が発生する領域A及び領域D以外の領域に配置されている。従って、断面崩れに対する耐力の小さい一対の自由端16A,16Bが領域A及び領域Dに配置された構成(例えば、図14に示される比較例のクラッシュボックス116)に比して、クラッシュボックス16の根元部に折れが生じることを抑制することができる。
しかも、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10では、上述のように、車両前後方向視にて開断面状に形成されたクラッシュボックス16の一対の自由端16A,16Bの位置を最適に設定しただけであり、根元部の板厚を増加したり根元部を部分的に閉断面状に形成したりしていないので、クラッシュボックス16の質量の増加も防止できる。
このように、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10によれば、クラッシュボックス16の質量を増加させずに、クラッシュボックス16の根元部の折れを抑制でき、軽量で高効率なクラッシュボックス16によりエネルギ吸収させることができる。
また、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10によれば、クラッシュボックス16には山部18と第一谷部20と第二谷部22とが形成されている。従って、これら山部18と第一谷部20と第二谷部22とによってクラッシュボックス16の剛性が向上されるので、これにより、クラッシュボックス16の根元部に折れが生じることをより一層効果的に抑制することができる。
特に、第一谷部20と第二谷部22とは、領域Aと領域Dにそれぞれ配置されているので、この第一谷部20と第二谷部22によってクラッシュボックス16の根元部のうち圧縮応力の大きい領域Aと領域Dが位置する部分の耐力を確保することができる。
ところで、例えば、バンパリインフォースメント12の位置が衝突体70に対して相対的に低い等により、車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度があるだけでなく車両上下方向上側にも角度がある方向から衝突体70がバンパリインフォースメント12に斜めに衝突する場合がある。この場合には、クラッシュボックス16の根元部に対して、車両前後方向への軸圧縮荷重Fxと、車両幅方向内側への曲げ荷重Fyと、車両上下方向下側への曲げ荷重Fzが作用する。これにより、この曲げ荷重Fy,Fzによる曲げモーメントが最大となるクラッシュボックス16の根元部のうち車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の部分、すなわち、領域Dには、以下の表2に示す如く、最大圧縮応力が発生する。
Figure 2009274663
また、その一方で、例えば、バンパリインフォースメント12の位置が衝突体70に対して相対的に高い等により、車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度があるだけでなく車両上下方向下側にも角度がある方向から衝突体70がバンパリインフォースメント12に斜めに衝突する場合がある。この場合には、クラッシュボックス16の根元部に対して、車両前後方向への軸圧縮荷重Fxと、車両幅方向内側への曲げ荷重Fyと、車両上下方向上側への曲げ荷重−Fzが作用する。これにより、この曲げ荷重Fy,−Fzによる曲げモーメントが最大となるクラッシュボックス16の根元部のうち車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の部分、すなわち、領域Aには、以下の表3に示す如く、最大圧縮応力が発生する。
Figure 2009274663
この点、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10では、上述のように、一対の自由端16A,16Bが、圧縮応力の大きい領域A及び領域D以外の領域、すなわち換言すれば、圧縮応力の小さい領域B及び領域Cにそれぞれ配置されている。従って、車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度があるだけでなく車両上下方向上側又は下側にも角度がある方向から衝突体70がバンパリインフォースメント12に斜めに衝突する場合にも、クラッシュボックス16の根元部に折れが生じることを抑制することができる。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態において、車両エネルギ吸収構造10は、車両の前部に適用されていたが、車両の後部に適用されても良い。
また、上記実施形態において、クラッシュボックス16は、一つの山部18と、第一谷部20及び第二谷部22とを有する構成とされていたが、複数の山部18と、複数の第一谷部20及び第二谷部22とを有する構成とされていても良い。
また、上記実施形態において、クラッシュボックス16は、図3に示されるように、領域A及び領域Dに跨るように配置された谷部24を有する構成とされていても良い。
また、上記実施形態において、クラッシュボックス16は、一対の自由端16A,16Bが領域B及び領域Cにそれぞれ配置されていれば、その他の形状とされていても良い。
[第二実施形態]
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
図4には、本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30が断面図にて示されている。本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30は、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10に対して、クラッシュボックス16の代わりにクラッシュボックス36を備えた構成とされている。
この本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30において、クラッシュボックス36は、一対の自由端36A,36Bが領域D以外の領域に配置された構成とされており、一例として、一対の自由端36A,36Bが領域A及び領域Bにそれぞれ配置された構成とされている。また、クラッシュボックス36は、領域C及び領域Dに跨るように配置された谷部38を有する構成とされている。なお、クラッシュボックス36が、例えば、CFRP製とされ、且つ、車両前後方向に作用する衝撃荷重のエネルギを吸収可能な構成とされていることは、上述のクラッシュボックス16と同一である。
次に、本発明の第二実施形態の作用及び効果について説明する。
例えば、本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30が適用された車両が車高の低いスポーツタイプ等の車種とされることにより、バンパリインフォースメント12の位置が衝突体70に対して相対的に低い場合には、車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度があるだけでなく車両上下方向上側にも角度がある方向から衝突体70がバンパリインフォースメント12に斜めに衝突する場合がある。この場合には、クラッシュボックス36の根元部に対して、車両前後方向への軸圧縮荷重Fxと、車両幅方向内側への曲げ荷重Fyと、車両上下方向下側への曲げ荷重Fzが作用する。これにより、この曲げ荷重Fy,Fzによる曲げモーメントが最大となるクラッシュボックス36の根元部のうち車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の部分、すなわち、領域Dには、上述の表2に示す如く、最大圧縮応力が発生する。
この点、本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30では、上述のように、一対の自由端36A,36Bが領域D以外の領域に配置されている。従って、衝突体70が車両前後方向に対して車両幅方向外側且つ車両上下方向上側に角度がある方向からバンパリインフォースメント12に斜めに衝突する場合でも、クラッシュボックス36の根元部に折れが生じることを抑制することができる。
しかも、本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30では、上述のように、車両前後方向視にて開断面状に形成されたクラッシュボックス36の一対の自由端36A,36Bの位置を最適に設定しただけであり、根元部の板厚を増加したり根元部を部分的に閉断面状に形成したりしていないので、クラッシュボックス36の質量の増加も防止できる。
このように、本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30によれば、クラッシュボックス36の質量を増加させずに、クラッシュボックス36の根元部の折れを抑制でき、軽量で高効率なクラッシュボックス36によりエネルギ吸収させることができる。
また、本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30によれば、クラッシュボックス36には谷部38が形成されている。従って、この谷部38によってクラッシュボックス36の剛性が向上されるので、これにより、クラッシュボックス36の根元部に折れが生じることをより一層効果的に抑制することができる。
特に、谷部38は、領域Dを跨ぐように配置されているので、この谷部38によってクラッシュボックス36の根元部のうち圧縮応力の大きい領域Dが位置する部分の耐力を確保することができる。
以上、本発明の第二実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態において、クラッシュボックス36は、一対の自由端36A,36Bが領域D以外の領域として領域A及び領域Bにそれぞれ配置された構成とされていたが、例えば、図5に示されるように、一対の自由端36A,36Bが領域D以外の領域として領域A及び領域Cにそれぞれ配置された構成とされても良い。
なお、この図5に示される変形例では、クラッシュボックス36が、主として領域Bに配置された山部40と、主として領域Dに配置された谷部42とを有する構成とされている。このように構成されていても、クラッシュボックス36の剛性を向上させることができる。
また、特に、谷部42は、領域Dに主として配置されているので、この谷部42によってクラッシュボックス36の根元部のうち圧縮応力の大きい領域Dが位置する部分の耐力を確保することができる。
また、クラッシュボックス36は、上述の図5に示される変形例以外にも、例えば、図6に示されるように、一対の自由端36A,36Bが領域D以外の領域として領域Aにそれぞれ配置された構成とされても良く、また、例えば、図7に示されるように、一対の自由端36A,36Bが領域D以外の領域として領域Bにそれぞれ配置された構成とされても良く、また、例えば、図8に示されるように、一対の自由端36A,36Bが領域D以外の領域として領域Cにそれぞれ配置された構成とされても良い。
なお、本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造30についても、車両の後部に適用されても良いことは勿論である。
[第三実施形態]
次に、本発明の第三実施形態について説明する。
図9には、本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50が断面図にて示されている。本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50は、本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造10に対して、クラッシュボックス16の代わりにクラッシュボックス56を備えた構成とされている。
この本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50において、クラッシュボックス56は、一対の自由端56A,56Bが領域A以外の領域に配置された構成とされており、一例として、一対の自由端56A,56Bが領域C及び領域Dにそれぞれ配置された構成とされている。また、クラッシュボックス56は、領域A及び領域Bに跨るように配置された山部58を有する構成とされている。なお、クラッシュボックス56が、例えば、CFRP製とされ、且つ、車両前後方向に作用する衝撃荷重のエネルギを吸収可能な構成とされていることは、上述のクラッシュボックス16と同一である。
次に、本発明の第三実施形態の作用及び効果について説明する。
例えば、本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50が適用された車両が車高の高いSUVやRV等の車種とされることにより、バンパリインフォースメント12の位置が衝突体70に対して相対的に高い場合には、車両前後方向に対して車両幅方向外側に角度があるだけでなく車両上下方向下側にも角度がある方向から衝突体70がバンパリインフォースメント12に斜めに衝突する場合がある。この場合には、クラッシュボックス56の根元部に対して、車両前後方向への軸圧縮荷重Fxと、車両幅方向内側への曲げ荷重Fyと、車両上下方向上側への曲げ荷重−Fzが作用する。これにより、この曲げ荷重Fy,−Fzによる曲げモーメントが最大となるクラッシュボックス56の根元部のうち車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の部分、すなわち、領域Aには、上述の表3に示す如く、最大圧縮応力が発生する。
この点、本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50では、上述のように、一対の自由端56A,56Bが領域A以外の領域に配置されている。従って、衝突体70が車両前後方向に対して車両幅方向外側且つ車両上下方向下側に角度がある方向からバンパリインフォースメント12に斜めに衝突する場合でも、クラッシュボックス56の根元部に折れが生じることを抑制することができる。
しかも、本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50では、上述のように、車両前後方向視にて開断面状に形成されたクラッシュボックス56の一対の自由端56A,56Bの位置を最適に設定しただけであり、根元部の板厚を増加したり根元部を部分的に閉断面状に形成したりしていないので、クラッシュボックス56の質量の増加も防止できる。
このように、本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50によれば、クラッシュボックス56の質量を増加させずに、クラッシュボックス56の根元部の折れを抑制でき、軽量で高効率なクラッシュボックス56によりエネルギ吸収させることができる。
また、本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50によれば、クラッシュボックス56には山部58が形成されている。従って、この山部58によってクラッシュボックス56の剛性が向上されるので、これにより、クラッシュボックス56の根元部に折れが生じることをより一層効果的に抑制することができる。
特に、山部58は、領域Aを跨ぐように配置されているので、この山部58によってクラッシュボックス56の根元部のうち圧縮応力の大きい領域Aが位置する部分の耐力を確保することができる。
以上、本発明の第三実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
例えば、上記実施形態において、クラッシュボックス56は、一対の自由端56A,56Bが領域A以外の領域として領域C及び領域Dにそれぞれ配置された構成とされていたが、例えば、図10に示されるように、一対の自由端56A,56Bが領域A以外の領域として領域B及び領域Dにそれぞれ配置された構成とされても良い。
なお、この図10に示される変形例では、クラッシュボックス56が、主として領域Aに配置された谷部60と、主として領域Cに配置された山部62とを有する構成とされている。このように構成されていても、クラッシュボックス56の剛性を向上させることができる。
また、特に、谷部60は、領域Aに主として配置されているので、この谷部60によってクラッシュボックス56の根元部のうち圧縮応力の大きい領域Aが位置する部分の耐力を確保することができる。
また、クラッシュボックス56は、上述の図10に示される変形例以外にも、例えば、図11に示されるように、一対の自由端56A,56Bが領域A以外の領域として領域Dにそれぞれ配置された構成とされても良く、また、例えば、図12に示されるように、一対の自由端56A,56Bが領域A以外の領域として領域Cにそれぞれ配置された構成とされても良く、また、例えば、図13に示されるように、一対の自由端56A,56Bが領域A以外の領域として領域Bにそれぞれ配置された構成とされても良い。
なお、本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造50についても、車両の後部に適用されても良いことは勿論である。
本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造を示す斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 本発明の第一実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造を示す断面図である。 本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第二実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造を示す断面図である。 本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の第三実施形態に係る車両エネルギ吸収構造の変形例を示す図である。 本発明の比較例に係る車両エネルギ吸収構造を示す断面図である。
符号の説明
10,30,50 車両エネルギ吸収構造
12 バンパリインフォースメント(荷重入力部材)
14 サイドメンバ(車両骨格部材)
16 クラッシュボックス(エネルギ吸収部材)
16A,16B 自由端
18 山部
20 第一谷部
22 第二谷部

Claims (5)

  1. 車両幅方向に延在された荷重入力部材と、
    それぞれ車両前後方向に延在されて、前記荷重入力部材の車両幅方向中央部に対する車両幅方向両側で且つ車両前後方向一方側に配置された一対の車両骨格部材と、
    それぞれ車両前後方向における前記荷重入力部材と前記車両骨格部材との間に設けられて、車両前後方向一方側が前記車両骨格部材に結合され、車両前後方向他方側が前記荷重入力部材に結合されると共に、車両前後方向視にて開断面状に形成され、且つ、車両前後方向視における一対の自由端のうち少なくとも一方が、前記開断面の図心に対する車両幅方向外側の領域に配置された一対のエネルギ吸収部材と、
    を備えた車両エネルギ吸収構造。
  2. 前記一対の自由端は、前記開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の領域以外の領域に配置されている、
    請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造。
  3. 前記一対の自由端は、前記開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域以外の領域に配置されている、
    請求項1に記載の車両エネルギ吸収構造。
  4. 前記一対の自由端の一方は、前記開断面の図心に対する車両幅方向外側且つ車両上下方向上側の領域に配置され、
    前記一対の自由端の他方は、前記開断面の図心に対する車両幅方向外側且つ車両上下方向下側の領域に配置されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の車両エネルギ吸収構造。
  5. 前記エネルギ吸収部材は、
    車両上下方向における前記一対の自由端の間で前記開断面の図心に対する車両幅方向外側の領域に配置された少なくとも一つの山部と、
    車両上下方向における前記自由端の一方と前記山部との間で前記開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向上側の領域に配置された第一谷部と、
    車両上下方向における前記自由端の他方と前記山部との間で前記開断面の図心に対する車両幅方向内側且つ車両上下方向下側の領域に配置された第二谷部と、を有する、
    請求項4に記載の車両エネルギ吸収構造。
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