JP2009141087A - 配線構造および半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気を流すことができる。
【解決手段】基板11と、基板11上に形成された、開口孔を有する絶縁膜12と、開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子(またはハロゲン原子)16aを有する筒状炭素構造体14と、を有する配線構造10により、基板11と、基板11上に形成された、開口孔を有する絶縁膜12と、開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子(またはハロゲン原子)16aを有する筒状炭素構造体14とにより、筒状炭素構造体14が金属性を示す。
【選択図】図1

Description

本発明は配線構造および半導体装置に関し、特に、筒状炭素構造体を用いた縦方向の配線構造およびその配線構造を備えた半導体装置に関する。
半導体技術は性能向上と高集積化を目的に微細化が図られており、今後もこの流れはますます進展していくことが予想されている。しかし、現在の半導体技術で主に用いられているシリコン(Si)や銅(Cu)などの材料では、性能向上を目的とした微細化に限界が近づきつつあることが知られている。このため、これらに対する代替材料の探求や研究が盛んに行われている。
そこで、主として配線に用いられるCuの代替材料として炭素(C)から構成される炭素構造体が提案され、特に、カーボンナノチューブ(CNT:Carbon NanoTube)が注目されている。CNTは、化学的に安定であって、低抵抗、高電気伝導特性、高電流密度耐性、耐熱性などの魅力的な物性を有している。
実際にCNTをLSI(Large Scale Integration circuit)の配線に適用する提案が幾つかなされている。例えば、非特許文献1では、触媒金属から縦方向に成長させたCNTを縦方向のビア配線に適用しており、非特許文献2では、コンタクトブロックの、例えば側面を選択して触媒金属を形成し、CVD(Chemical Vapor Deposition)法により横方向に成長させたCNT束を横方向の配線に適用している。
Shintaro Sato et al, "Novel approach to fabricating carbon nanotube via interconnects using size−controlled catalyst nanoparticles", IEEE International Interconnect Technology Conference, 2006, p.230 Mizuhisa Nihei et al, "Low−resistance Multi−walled Carbon Nanotube Vias with Parallel Channel Conduction of Inner Shells", IEEE International Interconnect Technology Conference, 2005, p.234
しかし、CNTはその巻き方(カイラリティ)によって金属性または半導体性を示すことが知られているが、CNTのカイラリティは制御できず、CNTが半導体性を示すと、配線として機能させることが難しいという問題点があった。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、電流を流すことができる配線構造およびその配線構造を備えた半導体装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、基板11と、基板11上に形成された、開口孔を有する絶縁膜12と、開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子(またはハロゲン原子)16aを有する筒状炭素構造体14と、を有することを特徴とする配線構造10が提供される。
このような配線構造は、基板と、基板上に形成された、開口孔を有する絶縁膜と、開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子(またはハロゲン原子)を有する筒状炭素構造体と、から構成されて、筒状炭素構造体が金属性を示す。
また、上記目的を達成するために、基板と、前記基板上に形成された、開口孔を有する絶縁膜と、前記開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子またはハロゲン原子を有する筒状炭素構造体と、を有する配線構造を備えることを特徴とする半導体装置が提供される。
このような半導体装置は、基板と、基板上に形成された、開口孔を有する絶縁膜と、開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子またはハロゲン原子を有する筒状炭素構造体と、を有する配線構造から構成されて、筒状炭素構造体が金属性を示す。
上記、配線構造では、基板と、基板上に形成された、開口孔を有する絶縁膜と、開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子(またはハロゲン原子)を有する筒状炭素構造体と、から構成して、筒状炭素構造体が金属性を示すようにした。これにより、電気を伝導できる配線構造が得られる。
また、上記、半導体装置では、基板と、基板上に形成された、開口孔を有する絶縁膜と、開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子またはハロゲン原子を有する筒状炭素構造体と、を有する配線構造を構成して、筒状炭素構造体が金属性を示すようにした。これにより、電気を伝導できる配線構造を備える半導体装置が得られる。
以下、本発明の実施の形態として、実施の形態の概要と、その後に概要を踏まえた実施の形態とについて、図面を参照しながら説明する。但し、本発明の技術的範囲はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
まず、実施の形態の概要について説明する。
図1は、実施の形態の概要を説明するものであって、(A)は配線構造の要部断面模式図、(B)は拡大した筒状炭素構造体の平断面および側断面の模式図である。
図1(A)には配線構造10の断面図を模式的に示している。配線構造10は次のような構成をなしている。まず、基板11上に、基板11まで開口した開口孔を備える絶縁膜12が形成されている。そして、絶縁膜12の開口孔には、絶縁膜12の開口孔の底部に堆積させた触媒材料13から成長させて、加工された筒状炭素構造体14が形成されている。なお、筒状炭素構造体14の隙間には有機材料15を塗布している。
次に、筒状炭素構造体14について説明する。
図1(B)には拡大した筒状炭素構造体14の平断面図(上)およびそれに対応した側断面図(下)を模式的に示している。なお、側断面図では、C原子14aから構成される筒状構造を便宜的に直線で表しているが実際にはC原子14aが配列している。触媒材料13から成長させた筒状炭素構造体14は、文字通り、C原子14aが互いに結合して、多層の筒状構造を構成し、先端部は閉じたドーム状をなしている。そして、先端部を開口し、その開口端から筒状炭素構造体14内へアルカリ金属原子16aを導入する。したがって、開口端を備え、多層であって、層間にアルカリ金属原子16aを有する筒状炭素構造体14が得られる。なお、アルカリ金属原子16aに代わってハロゲン原子でも構わない。
このように、配線構造10の筒状炭素構造体14は、内部にアルカリ金属原子16aを有している。
次に、このアルカリ金属原子16aを導入して生じた、筒状炭素構造体14の電子エネルギー構造の変化について説明する。なお、以下では筒状炭素構造体14としてCNT、そして、CNTに導入するアルカリ金属原子16aとして、例えば、リチウム(Li)原子の場合を例に挙げて説明する。
図2は、カーボンナノチューブのバンド構造を示すグラフである。
図2は、半導体性および金属性のそれぞれを示す複数の層から構成されたCNTの第1原理計算によるバンド構造を示している。なお、y方向はエネルギー(Energy)(eV)を示している。
複数の層から構成されるCNTは、図2に示すように、複数のバンドを有しており、それぞれ金属性や半導体性を示している。したがって、CNTは金属性または半導体性を示す層が混在していることを確認できる。例えば、フェルミ準位(0.0eV)付近にかかっている、略直線を示すバンドは、電子が伝導帯を占有しているため、金属性を示し、電気伝導に寄与するものと考えられる。一方、その他のバンドの多くは、価電子帯間の禁制帯にフェルミ準位があるため、半導体性を示し、電気伝導に寄与していないと考えられる。
続いて、このCNTの電圧−電流特性について説明する。
図3は、カーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。なお、x方向は電圧(Voltage)(V)、y方向は1ビアあたりの電流(Current)(mA)をそれぞれ示している。
これによれば、図2の計算対象となったCNTは、電圧と比例関係である電流を確認でき、電流はCNTの金属性を示す層が起因していると考えられる。
一方、このようなCNTに対して、Li原子を導入した場合のバンド構造について以下に説明する。
図4は、2個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブのバンド構造を示すグラフである。なお、y方向はEnergy(eV)を示している。また、図4は、図2の計算対象となったCNTを構成するC原子の数が104個あたり、2個のLi原子を導入した場合について示している。
これによれば、図2と比較して、CNTの電子のエネルギー全体が0.6eVから0.7eVほど低下(y方向の下側へシフト)していることがわかる。すなわち、図2の伝導帯がLi原子を導入することでフェルミ準位付近まで低下して、電気伝導に寄与するようになったと予想される。
そして、Li原子が導入されたCNTの電圧−電流特性について説明する。
図5は、2個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。なお、x方向はVoltage(V)、y方向は1ビアあたりのCurrent(mA)をそれぞれ示している。また、CNTに導入したLi原子の数の割合は図4と同様であって、104個のC原子14aに対して、2個のLi原子を導入している。
図5によれば、Li原子を導入していない場合(図3)と比較して、電流が大幅に増加していることがわかる。これは上記の予想の通り、伝導帯がフェルミ準位まで低下して、電気伝導に寄与する電子の数が増加したことに起因すると考えられる。
また、CNTに導入するLi原子の数が1個および12個の場合について説明する。
まず、Li原子が1個の場合の電圧−電流特性を示す。
図6は、1個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。なお、x方向はVoltage(V)、y方向は1ビアあたりのCurrent(mA)をそれぞれ示している。また、CNTに導入したLi原子の数の割合は、104個のC原子に対して、1個のLi原子を導入している。
これによれば、図3の何も導入していない場合と比較して、電流が大幅に増加している。ところが、図5の2個のLi原子の場合と比較すると、電流の増加は少ないことがわかる。
次に、Li原子が12個の場合の電圧−電流特性を示す。
図7は、12個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。なお、x方向はVoltage(V)、y方向は1ビアあたりのCurrent(mA)をそれぞれ示している。また、CNTに導入したLi原子の数の割合は、104個のC原子に対して、12個のLi原子を導入している。
これによれば、図3(Li原子導入無し)および図6(1個のLi原子導入)の場合よりも電流が増加しているが、2個のLi原子を導入した場合(図5)の電流とほとんど変わりがないことがわかる。
以上のことから、筒状炭素構造体14内にアルカリ金属原子16aを導入すると、筒状炭素構造体14の電気伝導を向上させることが可能となる。したがって、基板11上に形成した絶縁膜12に開口孔を形成して、開口孔の底部に堆積させた触媒材料13から成長させ、開口端が形成された筒状炭素構造体14内にアルカリ金属原子16aを導入した配線構造10は、安定した電気伝導を実現できる配線として機能することができる。なお、本実施の形態の概要では、Li原子といったアルカリ金属原子16aの場合について説明したが、ハロゲン原子を同様に用いても同様の効果を得ることができる。
次に、実施の形態について説明する。
本実施の形態では、上記の実施の形態の概要を踏まえた多層配線構造について説明する。
図8は、実施の形態における多層配線構造の要部断面模式図である。
多層配線構造20は、下部配線層21上に、低誘電率層22の開口孔に、バリア層23およびコンタクト層24を介して堆積した触媒金属粒子25から成長させ、加工したCNT26を形成し、さらに、その上に上部電極層29を形成した構成をなしている。
以下に、このような多層配線構造20の製造方法について説明する。
まず、図9を参照しながら説明する。
図9は、実施の形態における下部配線層および低誘電率層の形成工程の断面模式図である。
開口孔が形成された低誘電率層21aを用意する。続いて、低誘電率層21aの開口孔に、Cuダマシン法を用いて、タンタル(Ta)によりバリア層21bを形成し、バリア層21b上にCuを堆積して、CMP(Chemical Mechanical Polishing:化学機械研磨)法により、余分なCuを削り、Cu層21cを形成して、下部配線層21ができる。続いて、下部配線層21に、CVD法を用いて窒化シリコン(SiN)にてバリア層21dを形成する。なお、このバリア層21dは、エッチングストップ層として機能する。続いて、バリア層21d上に、プラズマCVD法を用いて、層間絶縁層として厚さが約200nmの低誘電率層22を形成する。続いて、低誘電率層22に、フォトリソグラフィを用いて、ビア開口形成予定領域にレジスト膜(図示を省略)をパターニングする。続いて、レジスト膜のパターニングを、フッ素(F)系ガスを用いたドライエッチング法により、開口孔を形成する。続いて、エッチング残渣をウェット処理により洗浄・除去する。ここで、低誘電率層22がポーラスタイプである場合は、ポアシール膜を上面、開口孔の底部および側面に形成することが望ましい。ポアシール膜としては、例えば、炭酸化シリコン(SiOC)膜(図示を省略)を用いる。これにより、後にCNT26を成長させる際に使用するプロセスガスによる低誘電率層22への悪影響を抑制することができる。以上により図9に示す構成が得られる。
次いで、図10を参照しながら説明する。
図10は、実施の形態におけるカーボンナノチューブの成長工程の断面模式図である。
図9で低誘電率層22に形成した開口孔の底部と低誘電率層22上とに、バリア層23,23aおよびコンタクト層24,24aをそれぞれ形成する。バリア層23,23aの構成材料としては、Ta、窒化タンタル(TaN)などであって、Cuの拡散を防止することができる。また、コンタクト層24,24aの構成材料としては、チタン(Ti)、窒化チタン(TiN)などであり、これらの材料は、電気的、機械的に優れている。続いて、コンタクト層24,24a上に、レーザーアブレーション法、スパッタ法または蒸着法を用いて、触媒金属粒子25,25aを堆積する。なお、触媒金属粒子25,25aの代わりに厚さが、例えば約1nmの触媒金属薄膜を堆積するようにしてもよい。また、これらの触媒金属材料としては、コバルト(Co)、鉄(Fe)、ニッケル(Ni)のいずれか、または、それらを含む多元系金属であってもよい。続いて、堆積した触媒金属粒子25,25aからCNT26,26aを垂直方向に成長させる。この成長条件としては、例えば、熱CVD法またはプラズマCVD法などのCVD法を用いて、反応ガスとしてアセチレン(C22)(10%Ar希釈)/アルゴン(Ar)の流量を0.5sccm/1000sccmとする混合ガスを真空チャンバ内に導入し、圧力1kPa、基板温度400℃から500℃とする。CNT26,26aは約1μm/60分の成長速度とする。また、熱フィラメントによりガス解離を行う熱フィラメントCVD法を用いてもよい。その場合、熱フィラメントの温度は900℃から1800℃とする。続いて、CNT26,26aの隙間に絶縁層27を堆積する。絶縁層27としては、例えば、塗布系の有機SOG(Spin On Glass)をスピンコートする。塗布の濡れ性を上げるために、塗布前に酸素(O)プラズマ処理、オゾン(O3)処理、UV(Ultra Violet)処理などを行ってもよい。コート後にベーク(例えば、約250℃で約5分間)とキュア(例えば、約400℃で約30分間)を行うことによって硬化させる。以上により図10に示す構成が得られる。
次いで、図11を参照しながら説明する。
図11は、実施の形態におけるカーボンナノチューブへのリチウム原子の導入工程の断面模式図である。
図10でCNT26,26aを成長させて、CNT26,26aの隙間に絶縁層27を堆積した。この後に、CMP法を用いて低誘電率層22の上面までCNT26a、絶縁層27、コンタクト層24aおよびバリア層23aを研磨することにより平坦化する。CMP後の処理として、例えば、F(約5%)により処理を行うことで研磨残渣を除去する。CNT26は研磨により開端しており、約200℃で気化させたLiに暴露することで、多層のCNT26の層間にLi原子を導入する。なお、CNT26の層間に導入する原子は、アルカリ金属原子またはハロゲン原子であればよく、Li原子の他に、例えば、アルカリ金属原子であれば、ナトリウム(Na)、カリウム(K)のいずれか、または、ハロゲン原子であれば、F、塩素(Cl)、ブロム(Br)などが挙げられる。
最後に、図8を参照しながら説明する。
図11でCNT26内にLi原子を導入した。この後に、CVD法を用いてSiNにてバリア層28を形成する。続いて、図9における工程と同様に、バリア層28上に、プラズマCVD法を用いて、厚さが約200nmの低誘電率層29aを形成する。続いて、フォトリソグラフィを用いて、上部配線形成予定領域にレジスト膜(図示を省略)をパターニングして、F系のガスを用いたドライエッチングにより、低誘電率層29aに開口孔を形成する。続いて、エッチング残渣をウェット処理により洗浄・除去する。続いて、上部電極として、コンタクト層29bとして、例えば、Ti、TiNのいずれかまたは複合膜を形成する。続いて、Cuダマシン法を用いて、Taによりバリア層29cを形成し、バリア層29c上にCuを堆積して、CMP法により、余分なCuを削り、Cu層29dを形成して、上部電極層29ができる。このとき、例えば、約400℃の熱処理を行うことによって、CNT26とコンタクト層29bとの電気的接合を向上することもできる。
このように、CNT26内にLi原子を導入すると、CNT26の電気伝導を向上させることが可能となる。したがって、下部配線層21と上部電極層29とに安定した電気伝導を実現できる多層配線構造20が実現する。
上記については単に本発明の原理を示すものである。さらに、多数の変形、変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応するすべての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
実施の形態の概要を説明するものであって、(A)は配線構造の要部断面模式図、(B)は拡大した筒状炭素構造体の平断面および側断面の模式図である。 カーボンナノチューブのバンド構造を示すグラフである。 カーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。 2個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブのバンド構造を示すグラフである。 2個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。 1個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。 12個のリチウム原子が導入されたカーボンナノチューブの電圧−電流特性を示すグラフである。 実施の形態における多層配線構造の要部断面模式図である。 実施の形態における下部配線層および低誘電率層の形成工程の断面模式図である。 実施の形態におけるカーボンナノチューブの成長工程の断面模式図である。 実施の形態におけるカーボンナノチューブへのリチウム原子の導入工程の断面模式図である。
符号の説明
10 配線構造
11 基板
12 絶縁膜
13 触媒材料
14 筒状炭素構造体
14a 炭素原子
15 有機材料
16a アルカリ金属原子

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板上に形成された、開口孔を有する絶縁膜と、
    前記開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子またはハロゲン原子を有する筒状炭素構造体と、
    を有することを特徴とする配線構造。
  2. 前記筒状炭素構造体はカーボンナノチューブであることを特徴とする請求項1記載の配線構造。
  3. 前記筒状炭素構造体は、前記底部に堆積した触媒材料から成長し、開口端が形成され、前記開口端から内部に前記アルカリ金属原子または前記ハロゲン原子が導入されたことを特徴とする請求項1または2に記載の配線構造。
  4. 前記アルカリ金属原子または前記ハロゲン原子の数が前記筒状炭素構造体を構成する炭素原子の数の2%以上であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の配線構造。
  5. 前記アルカリ金属原子は、リチウム、ナトリウム、カリウムのいずれか、またはこれらを含む複数種の元素からなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の配線構造。
  6. 基板と、前記基板上に形成された、開口孔を有する絶縁膜と、前記開口孔の底部に形成された、内部にアルカリ金属原子またはハロゲン原子を有する筒状炭素構造体と、を有する配線構造を備えることを特徴とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013179177A (ja) * 2012-02-28 2013-09-09 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 電子デバイス及びその製造方法
JP2014207485A (ja) * 2014-08-04 2014-10-30 株式会社東芝 半導体装置の製造方法

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