JP2009107527A - 車両の乗員検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車室内の撮像画像を処理して乗員を検出する装置において、撮像時の車室内の明るさや入射光の影響を受けることなく、乗員を常時正確に検出できるようにする。
【解決手段】ドアが開いたことが検出(又は予測)されると(S110-YES)、車室内の撮像画像を取り込み基準画像として記憶する(S120)。次に、ドアが閉じられるまで車室内の撮像画像と基準画像とを比較することで、開いたドア近傍の座席位置で基準画像から変化した領域を検出する物体検出処理(S140)を実行し、ドアが閉じられると、その検出結果に基づき物体の有無を判定する(S160)。そして、物体があると判断すると、一定時間、上記と同様の手順で開閉されたドア近傍の座席位置で基準画像から変化した領域を検出して、その領域が動いているか否かを判断する物体検出処理(S180)を実行し、一定時間が経過すると、その判断結果に基づき座席位置に乗員が着座しているか否かを判断する(S200)。
【選択図】図2

Description

本発明は、車室内を撮像した画像を処理して、車室内の乗員を検出する車両の乗員検出装置に関する。
従来、この種の乗員検出装置として、
(1)車室内を撮像して、その撮像画像から車室内の座席や座席上の物体の輪郭を検出すると共に、座席各部にスポット光を照射して、その反射光を受光した位置に基づき座席各部までの距離を測定し、検出した輪郭の形状及びその輪郭で特定される物体までの距離に基づき、車室内に乗員がいるか否かを判定するよう構成されたもの、
(2)車室内を撮像して、その撮像画像から車室内の座席や座席上の物体により形成される画像のエッジを検出し、その検出したエッジの形状に基づき、車室内に乗員がいるか否かを判定するよう構成されたもの、
(3)車両内を撮像して、その撮像画像と、予め記憶された基準画像とを比較することで、車室内に乗員いるか否かを判定するよう構成されたもの、
等が知られている(例えば、特許文献1等、参照)。
特開平11−078657号公報
しかし、従来の乗員検出装置では、車室内の撮像画像が、車室内の明るさ、車室内への光の入射方向、といった撮像時の条件によって大きく変化することから、その条件を変化させる天候や時間帯等によっては、乗員の有無を正確に検出できないことがあった。
つまり、上記(1)、(2)の乗員検出装置では、撮像画像を処理して画像の輪郭やエッジを抽出することで、車両の座席を含む物体の形状を認識し、その形状が座席に着座した乗員の形状であるか否かによって、乗員の有無を判定する。
従って、この装置では、画像処理だけで座席と乗員とを識別できるように車室内を撮像する必要があるが、上述した撮像条件によっては、撮像画像上で座席と乗員とを識別することができず、乗員の有無を誤判定してしまうことがある。
また、上記(1)の装置では、こうした誤判定を防止するために、座席に向けてスポット光を照射し、その反射光の受光位置から、スポット光が当たった座席や物体までの距離を測定するが、例えば、車室内に直射日光が入射しているような場合には、スポット光を利用して距離測定を行うことができず、距離測定によって誤判定を防止し得る時間帯が制限されてしまうという問題がある。
一方、上記(3)の装置では、車室内を撮像した撮像画像と基準画像とを比較することで乗員の有無を判定することから、基準画像が、検出時の撮像画像と同じ条件で撮像されていれば、乗員の有無を正確に判定できる。
しかし、乗員検出は、ドアの開閉時等に頻繁に行う必要があるため、乗員検出のために車室内を撮像する際の撮像条件は、季節、時間帯、天候、…等によって変化し、基準画像撮像時の撮像条件と一致する確率は少ない。このため、上記(3)の装置でも、基準画像と乗員検出時の撮像画像との撮像条件の違いによって、乗員の有無が誤判定されることがある。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、車室内の撮像画像を処理して車室内に乗員がいるか否かを判定する車両の乗員検出装置において、撮像時の車室内の明るさや入射光の影響を受けることなく、乗員の有無を常時正確に判定できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の乗員検出装置においては、ドア状態検出手段にてドアが開いたことが検出されるか、或いは、車両各部の動作状態に基づきドアが開くことを予測すると、基準画像記憶手段が、撮像手段から車室内の撮像画像を取り込み、その取り込んだ撮像画像を基準画像として記憶する。
また、ドア状態検出手段にてドアが開閉したことが検出されると、乗員検出手段が、撮像手段から車室内の撮像画像を取り込み、その取り込んだ撮像画像と基準画像記憶手段にて記憶された基準画像とを比較することにより、車室内の乗員を検出する。
つまり、本発明では、車両のドアが開いたとき、或いは、ドアが開くことを予測したときに、車室内を撮像し、その撮像画像を、乗員の有無を判定するのに用いる基準画像として記憶することから、基準画像は、乗員がドアを開いて車両に乗車(又は降車)する直前に車室内を撮像した画像となる。
従って、この基準画像と、その後撮像される画像とは、略同一の撮像条件下で撮像した画像となり、上記(3)の従来装置のように、これら各画像の撮像条件の違いによって乗員の検出精度が低下することはない。
また、本発明では、車両のドアが開くとき、或いは、ドアが開く前に車室内を撮像し、これを基準画像として、その後撮像された画像と比較することにより、乗員の有無を判定することから、上記(1)(2)の従来装置(つまり基準画像を使用しない装置)のように、乗員を検出し得る撮像条件が制限されることもない。
よって、本発明によれば、車室内にいる乗員を常時正確に検出することができるようになり、その検出結果を利用して、車室内に設けられた車載機器(エアコン、オーディオ機器、エアバック等)を最適に制御することができるようになる。
ところで、車両には、通常、複数のドアが設けられており、各ドアを開いて乗降する乗員が着座する座席は略決まっていることから、本発明の乗員検出装置は、更に請求項2に記載のように構成してもよい。
すなわち、請求項2に記載の乗員検出装置において、ドア状態検出手段は、車両に設けられた複数のドア毎に開閉状態を検出するよう構成されており、乗員検出手段は、ドア状態検出手段にて開閉したことが検出されたドアの位置に基づき、検出対象となる座席位置を特定し、撮像手段から取り込んだ撮像画像及び基準画像のうち、座席位置に対応した領域内の画像同士を比較することにより、座席位置にいる乗員を検出する。
従って、請求項2に記載の乗員検出装置によれば、乗員を検出する際に、撮像手段にて撮像される車室内の全撮像領域で基準画像と撮像画像との比較を行う必要がないため、その比較(延いては乗員検出)に要する画像処理を短時間で行うことができるようになる。
また、撮像画像と基準画像とを比較する画像領域を、乗員が乗車或いは降車する可能性がある座席位置に制限できることから、画像比較時に、乗員検出に不要な画像領域に含まれるノイズの影響を受け難くなり、これによっても、乗員の検出精度を向上できる。
一方、乗員検出手段は、ドアが閉じられた後でなく、ドアが開いてから閉じられる迄の間(つまり車室内への乗員の乗降時)にも、撮像手段から車室内の撮像画像を取得し、基準画像と比較するようにしてもよい。
しかし、ドアが開いている間は、車室内への乗員の乗降や荷物の積み卸し等によって画像が大きく変化し、また、車外から入射する光の量も多くなるので、撮像画像と基準画像との比較によって乗員の有無を正確に判定できないことがある。
このため、乗員検出手段は、ドア状態検出手段にてドアが閉じられたことが検出されてから、撮像手段から撮像画像を取得して、基準画像と比較するように構成するとよい。
またこの場合、乗員検出手段を、撮像手段から取得した撮像画像と基準画像とを比較することにより、撮像画像の中で基準画像から変化した画像領域を特定して、その領域の形状や大きさから乗員が着座しているか否かを判定するようにしてもよいが、単に基準画像から変化した画像領域の形状や大きさだけでは、座席に置かれた荷物と乗員との区別がつかず、乗員の有無を誤判定することも考えられる。
このため、乗員検出手段は、請求項3に記載のように、ドア状態検出手段にてドアが閉じられたことが検出されてから所定期間が経過する迄、撮像手段から複数回撮像画像を取り込み、その取り込んだ複数の撮像画像と基準画像とを各々比較し、その比較結果の変化に基づき乗員を検出するようにするとよい。
つまり、このようにすれば、車室内の撮像画像と基準画像との比較結果から、座席上の物体の大きさや形状だけでなく、その物体の動きを検出して、乗員がいるか否かを判定できることになり、乗員の検出精度をより向上することが可能となる。
また、請求項3に記載の乗員検出手段は、ドアが閉じられてから所定期間だけ、着座状態を判定することから、ドアが閉じられている間、常時着座状態を判定するようにした場合に比べて、乗員検出手段として機能させる画像処理装置やコンピュータの処理の負担を軽減することもできる。
また次に、基準画像記憶手段は、ドア状態検出手段にてドアが開いたことが検出されたとき(ドアの開時)に撮像手段から撮像画像を取得して基準画像として記憶するようにしてもよく、車両各部の動作状態からドアが開くことを予測できたときに撮像手段から撮像画像を取得して基準画像として記憶するようにしてもよく、或いは、ドアが開くことを予測できたときと、予測できずにドアが開いたことが検出されたときに、撮像手段から撮像画像を取得して基準画像として記憶するようにしてもよい。
そして、基準画像記憶手段を、ドアが開くことを予測したときに、車室内の撮像画像を基準画像として記憶するように構成する場合、請求項4に記載のように、自車両操作用の電子キーから無線送信された送信電波を受信する受信手段が車両に搭載されていれば、基準画像記憶手段において、受信手段がその電子キーからの送信電波を受信したときにドアが開状態に変化すると予測して、撮像手段から撮像画像を取得し、これを基準画像として記憶するようにするとよい。
また、請求項5に記載のように、車両の停車を検出する停車検出手段を設け、この停車検出手段にて車両の停車が検出されると、基準画像記憶手段が、撮像手段から撮像画像を取得し、これを基準画像として記憶するようにしてもよい。
そして、このように、ドアが開くことを予測して車室内を撮像し、その撮像画像を基準画像として記憶するようにすれば、ドアが完全に閉じているときの撮像画像を基準画像とすることができるため、ドア開時に撮像された撮像画像を基準画像として利用する場合に比べて、乗員をより正確に検出することができるようになる。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
図1は、実施形態の乗員検出装置全体の構成を表すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態の乗員検出装置2は、自動車の車室内前方の天井部分に、運転席、助手席及び後部座席からなる座席全体を撮像可能に配置された車室内カメラ4と、自動車の4つの乗降用ドアに夫々設けられ、各ドアの開閉状態を検出するドアスイッチ(以下、ドアSWと記載する)6FL,6FR,6RL,6RRと、これら各部4,6FL〜6RRに接続された乗員検出用の電子制御装置(以下、乗員検出ECUという)10と、から構成されている。
なお、ドアSW6FL〜6RRのうち、ドアSW6FLは、助手席側のドアである左前席ドア(FL)に設けられ、ドアSW6FRは、運転席側のドアである右前席ドア(FR)に設けられ、ドアSW6RLは、後部座席左側のドアである左後席ドア(RL)に設けられ、ドアSW6RRは、後部座席右側のドアである右後席ドア(RR)に設けられている。
次に、乗員検出ECU10は、ドアSW6FL〜6RRのオン/オフ状態から各ドアの開閉状態を判定して、車室内カメラ4から車室内の全座席を撮像した画像(以下、座席画像という)を取り込み、その取り込んだ座席画像を処理することにより、各座席に乗員が着座しているか否かを判定し、その判定結果を、エアコンECU30、オーディオECU40、エアバッグECU50、等に出力するものであり、CPU12,ROM14,RAM16,これら各部を接続するバス18等からなるマイクロコンピュータを中心に構成されている。
そして、乗員検出ECU10のバス18には、車室内カメラ4により撮像された撮像画像を処理する画像処理部20、上記各ドアSW6FL〜6RRのオン/オフ状態を検出するスイッチ入力部22、及び、車室内に配線された通信線26を介して車両に搭載された他のECU(エアコンECU30、オーディオECU40、エアバッグECU50、…等)との間でデータ通信を行う通信部24、が接続されている。
なお、エアコンECU30は、車両に搭載された空調装置(エアコン)を制御するためのものであり、例えば、乗員検出ECU10から乗員の検出結果を受けると、車室内での乗員の着座位置に応じて空調空気の吹出方向を調整する。
また、オーディオECU40は、車両に搭載されたオーディオ機器を制御するためのものであり、例えば、乗員検出ECU10から乗員の検出結果を受けると、車室内での乗員の着座位置に応じて複数のスピーカからの音声の出力バランス、音量等を調整する。
また、エアバッグECU50は、車室内の各座席のエアバッグの動作状態を制御するものであり、例えば、乗員検出ECU10から乗員の検出結果を受けると、乗員が着座している座席に配置されたエアバッグを動作可能状態にし、乗員が着座していない座席に配置されたエアバッグの動作を停止させる。
そして、これら各ECU40,50,60は、乗員検出ECU10と同様、マイクロコンピュータを中心に構成され、通信線26を介して他のECUとの間でデータ通信ができるようにされている。
次に、車両の各座席への乗員の着座状態を判定するために乗員検出ECU10のCPU12にて実行される着座状態判定処理を、図2に示すフローチャートに沿って説明する。
図2に示すように、この着座状態判定処理では、まずS110(Sはステップを表す)にて、ドアSW6FL〜6RRの何れかがオン状態となったか否かを判断することにより、車両の4つのドアの何れかが開いたか否かを判断する。
そして、ドアSW6FL〜6RRの全てがオフ状態で、車両の4つのドアが全て閉じていれば、再度S110を実行することにより、4つのドアの何れかが開くのを待ち、ドアSW6FL〜6RRの何れかがオフ状態からオン状態に変化して、車両の4つのドアの何れかが開いたと判断すると、S120に移行する。
S120では、画像処理部20を介して、車室内カメラ4から撮像画像(例えば、図5(a)に示す画像)を取得し、その取得した撮像画像を基準画像としてRAM16(若しくは画像処理部20内の画像メモリ)に記憶する。
次に、S130では、物体検出スコアを初期値「0」にセットし、続くS140では、その物体検出スコアを更新する物体検出処理を実行する。
この物体検出処理は、車室内カメラ4から撮像画像を取得して基準画像と比較することにより、撮像画像の中で基準画像から変化した画像領域を検出し、その検出結果に基づき物体検出スコアを更新する処理であり、図3に示す手順で実行される。
すなわち、図3に示すように、物体検出処理では、まずS310にて、画像処理部20を介して、車室内カメラ4から撮像画像(例えば、図5(b)に示す画像)を取得し、続くS320にて、その取得した撮像画像とS120で記憶した基準画像との差分を検出することで、図5(c)に例示する差分画像を生成する。
なお、S320にて差分画像を生成する際には、そのとき開状態となっているドアの位置に基づき、そのドアを開けて乗降する乗員の座席位置を特定し、今回取得した撮像画像及び先に記憶した基準画像の中から、その特定した座席位置に対応した領域(以下、抽出領域という)の画像データを抽出する。
そして、差分画像は、撮像画像及び基準画像から夫々抽出した抽出領域内の画像データの中から、各画素毎に画素値を取り出し、その画素値の差の絶対値を求めて、これを対応する画素の画素値とし、抽出領域以外の画素の画素値は零(又は最大値)とすることにより生成される。
このため、本実施形態では、差分画像を生成する際に撮像画像及び基準画像から画像データを抽出する抽出領域を設定するための座席位置が、車両の各ドア毎に予め設定されており、図5に例示するように、助手席側のドア(左前席ドア)が開いたときには、助手席が画像データを抽出すべき座席位置として選択されて、助手席に対応した画像領域が画像データの抽出領域として設定されることになる。
なお、図5において、抽出領域の枠は四角形になっているが、この枠の形状は各座席の形状に対応させてもよく、或いは、各座席に着座した人の形に設定してもよい。
次に、S320にて差分画像が生成されると、S330にて、その生成された差分画像を2値化することで、図5(d)に例示する2値化画像を生成し、更に、続くS340にて、その2値化画像をラベリング処理することで、図5(e)に例示するように、背景とは異なる画素値が連続する画素領域を物体領域として抽出する。
そして、続くS350では、図5(f)に例示するように、S340で抽出した物体領域の中から、面積がノイズ判定用のしきい値よりも小さい物体領域をノイズとして除去することで、物体領域を確定し、S360にて、その確定した物体領域が抽出領域内で占める面積割合を算出する。
そして、最後に、S370にて、物体領域の面積割合が、予め設定された大きさ判定用のしきい値以上か否かを判断し、物体領域の面積割合がそのしきい値以上であれば、物体検出スコアに値「1」を加えることで物体検出スコアを更新し、当該物体検出処理を終了する。また、物体領域の面積割合がしきい値未満であれば、物体検出スコアを更新することなく、当該物体検出処理を終了する。
このようにS140の物体検出処理が実行されると、今度は、S150に移行して、ドアSW6FL〜6RRが全てオフ状態となっているか否か(換言すれば車両の4つのドアが全て閉じられているか否か)を判断し、ドアが全て閉じられていなければ、再度S140に移行することにより、車両の4つのドアが全て閉じられるまで、S140の物体検出処理を繰り返し実行する。
一方、S150にて、車両の4つのドアが全て閉じられたと判断されると、S160に移行する。そして、S160では、上記物体検出処理を繰り返し実行することにより更新された物体検出スコアの値が、予め設定された物体判定用のしきい値以上か否かを判断することにより、今回開閉されたドアに対応する座席領域に物体があるか否かを判断する。
S160にて、物体検出スコアの値がしきい値以上で、物体があると判断されると、S170に移行し、逆に、物体検出スコアの値がしきい値未満で、物体はないと判断されると、当該着座状態判定処理を一旦終了し、その後、再度S110以降の処理を実行する。
次に、S170では、乗員検出スコアを初期値「0」にセットし、続くS180では、その乗員検出スコアを更新する乗員検出処理を実行する。
この乗員検出処理は、車室内カメラ4から撮像画像を取得して基準画像と比較することで、撮像画像の中で基準画像から変化した画像領域を検出し、その検出結果が変化したか否かを判断することにより、乗員検出スコアを更新する処理であり、図4に示す手順で実行される。
すなわち、図4に示すように、乗員検出処理では、まず、S410にて、画像処理部20を介して、車室内カメラ4から撮像画像を取得し、続くS420にて、その取得した撮像画像とS120で記憶した基準画像との差分を検出することで差分画像を生成する。
なお、S420にて差分画像を生成する際には、S110にて4つのドアのいずれかが開いたと判定されてから、S150にて全てのドアが閉じられたと判定されるまでの間に開閉されたドアの位置に基づき、そのドアを開けて乗降する乗員の座席位置を特定し、その後は、S320と同様の手順で、今回取得した撮像画像及び先に記憶した基準画像の中から、その特定した座席位置に対応した領域(以下、抽出領域という)の画像データを抽出する。
次に、S420にて差分画像が生成されると、続くS430〜S450にて、図3のS330〜S350と同様の手順で、今回開閉されたドアに対応した座席位置の画像領域(抽出領域)内で、基準画像から変化した画像領域(物体領域)を検出することで、図5(f)に例示するように、物体領域と背景領域とで区分された抽出領域の画像データを生成し、S460に移行する。
S460では、上記のように生成された抽出領域の画像データと、当該乗員検出処理をn回前(nは正の整数)に実行した際に生成された抽出領域の画像データとを用いて、これら各画像データの画素毎に排他的論理和(イクスクルーシブオア:XOR)を算出することにより、今回検出した物体領域とn回前に検出した物体領域のうち、一方の検出結果では物体領域となっていない画素を特定する。
そして、続くS470では、S460で特定した画素の数(つまりXORの演算により値「1」となった画素数)が、物体領域の変化を判定するために予め設定されたしきい値以上となっているか否かを判断し、その画素数がしきい値以上であれば、物体領域が変化していると判断して、乗員検出スコアに値「1」を加えることで、乗員検出スコアを更新し、当該乗員検出処理を終了する。また、上記画素数がしきい値未満であれば、乗員検出スコアを更新することなく、当該乗員検出処理を終了する。
なお、S460にて画像データのXORを算出するに当たって、全てのドアが閉じられてから乗員検出処理がn回以上実行されていない場合(つまりn回前に生成された抽出領域の画像データがない場合)には、S460、S470の処理を実行することなく、当該乗員検出処理を終了する。
このようにS180の乗員検出処理が実行されると、今度は、S190に移行して、S150にて全てのドアが閉じられたと判断されてから、予め設定された一定時間が経過したか否かを判断し、一定時間が経過していなければ、再度S180に移行する。この結果、S180の乗員検出処理は、全てのドアが閉じられてから一定時間が経過するまでの間、繰り返し実行されることになる。
一方、S190にて、全てのドアが閉じられてから一定時間が経過したと判断されると、S200に移行し、上記乗員検出処理を繰り返し実行することにより更新された乗員検出スコアの値が、予め設定された乗員判定用のしきい値以上か否かを判断することにより、今回開閉されたドアに対応する座席位置に置かれた物体は動いているか否か、つまり、座席位置に乗員が着座しているか否か、を判断する。
そして、続くS210では、S200での判断結果、つまり、検出対象座席への乗員の着座状態(換言すれば乗員の有無)を、通信部24を介して他のECU(エアコンECU30、オーディオECU40、エアバッグECU50等)に通知し、当該着座状態判定処理を一旦終了する。
以上説明したように、本実施形態の乗員検出装置2においては、ドアSW6FL〜6RRにて車両のいずれかのドアが開いたことが検出されると、乗員検出ECU10が、その旨を検出して、車室内カメラ4から車室内の全座席を撮像した座席画像を取り込み、これを基準画像として記憶する。
そして、その後、車両のドアが閉じられ、一定時間が経過する迄の間に実行される乗員検出処理では、車室内カメラ4で撮像された座席画像と基準画像とを比較することにより、座席画像上で基準画像から変化した物体領域を特定し、その物体領域の変化に基づき、乗員有無判定用の乗員検出スコアを更新し、この乗員検出スコアがしきい値以上となる場合に、車両の座席に乗員が着座していると判定する。
従って、本実施形態によれば、乗員検出のために車室内カメラ4で撮像された座席画像と、その座席画像に基づき乗員の有無を判定するのに用いられる基準画像とが、略同一の撮像条件下で撮像されることになり、これら各画像の撮像条件の違いによって乗員の検出精度が低下することはない。
また、本実施形態では、車室内カメラ4で撮像された座席画像と基準画像とを比較することで、乗員の有無を判定するので、基準画像を使用せず、カメラで撮像した画像だけで乗員の有無を判定する従来装置のように、乗員を検出し得る撮像条件が制限されることもない。
よって、本実施形態の乗員検出装置2によれば、車室内の乗員を常時正確に検出することができるようになり、その検出結果を利用して、車室内に設けられた車載機器(エアコン、オーディオ機器、エアバック等)を最適に制御することができるようになる。
また、本実施形態では、乗員検出処理で座席画像と基準画像とを比較して物体領域を特定する際には、開状態となっているドアの位置から、検出対象となる座席位置を特定して、その座席位置に対応した画像領域(抽出領域)内の画像データだけを抽出する。
このため、座席画像と基準画像とを比較する際に、車室内カメラ4による全撮像領域で各画像を比較する必要がなく、その比較(延いては乗員検出)に要する画像処理(具体的にはS320〜S350の処理)を短時間で行うことができる。
またこのように、座席画像と基準画像とを比較する画像領域を、乗員の乗車(或いは降車)によって着座状態が変化すると予測される座席位置に制限できることから、S320〜S350の処理実行時に、乗員検出に不要な画像領域に含まれるノイズの影響を受け難くなり、これによっても、乗員の検出精度を向上できる。
また次に、本実施形態では、車両のドアが一旦開いて閉じられる迄の間、車室内カメラ4で撮像された座席画像と基準画像とを比較することにより、座席画像の中で基準画像から変化した画像領域(物体領域)を検出して、その物体領域の面積から座席に物体があるか否かを判断する物体検出処理を実行し、この処理で座席に物体があると判断されたときにだけ、乗員検出処理を実行するようにされている。
このため、本実施形態によれば、車両の座席に着座した乗員は、物体検出処理と乗員検出処理とを段階的に行うことで検出されることになり、乗員検出処理だけで乗員を検出するようにした場合に比べて、乗員の検出精度を向上することができる。
なお、本実施形態においては、車室内カメラ4が、本発明の撮像手段に相当し、ドアSW6FL〜6RRが、本発明のドア状態検出手段に相当する。また、乗員検出ECU10にて実行される着座状態判定処理(図2)のうち、S110及びS120の処理が、本発明の基準画像記憶手段に相当し、図4に示す乗員検出処理を含むS170〜S200の処理が、本発明の乗員検出手段に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内にて種々の態様をとることができる。
例えば、上記実施形態では、車両のドアが一旦開いて閉じられる迄の間は、カメラによる撮像画像と基準画像とを比較して、撮像画像の中で基準画像から変化した物体領域を検出し、その面積から物体の有無を判定する物体検出処理を実行するものとして説明したが、この処理は必ずしも実行する必要はなく、ドアが閉じられてから、乗員検出処理を実行するだけでも、車室内の各座席への乗員の着座状態は検出できる。
また、上記実施形態では、物体検出処理は、ドアが開いてからドアが閉じられる迄の間に実行するものとして説明したが、物体検出処理及び乗員検出処理は、共に、ドアが閉じられてから順に実行するようにしてもよい。そして、このようにすれば、物体検出処理をドアが閉じた状態で実行できるので、ドアが開いているときに車室内に入射する光や物体の移動等によって、物体の有無を誤判定してしまうのを防止できる。
一方、上記実施形態では、ドアSW6FL〜6RRを介して車両のいずれかのドアが開いたことが検出されたときに、車室内カメラ4から座席画像を取り込み、これを基準画像として記憶するものとして説明した。
しかし、この基準画像は、乗員によりドアが開かれたときの座席画像であるため、乗員がドアを開く際の動作(特に速さ)によっては、車室内カメラ4による撮像時に、既にドアが大きく開かれ、その開口部から光が入射した状態で撮像された座席画像が、基準画像として設定されることも考えられる。そして、このような場合、ドアが閉じられてから撮像された座席画像と基準画像とを比較しても、乗員の有無を正確に判定できないことも考えられる。
このため、ドアSW6FL〜6RRによりドアが開いたことが検出される前に、ドアが開くことを予測できたときには、その予測直後に車室内カメラ4から撮像画像(座席画像)を取得して、これを基準画像として記憶するようにしてもよい。
例えば、自動車においては、乗員(運転者)が所持する電子キー(スマートキー)からの送信電波を受信するとドアロックを解除する準備状態となり、その後、乗員がドアの操作部に触るとドアロックを解除するように構成されたスマートエントリシステムが知られている。
このため、自動車に、スマートエントリシステム用のECU(図1に点線で示すスマートECU60参照)が搭載されている場合には、乗員検出ECU10において、図6(a)に示す基準画像取得処理を実行するようにするとよい。
つまり、この基準画像取得処理では、S510にて、スマートECU60との間でデータ通信を行うことにより、現在スマートキーが車両に接近しているか否かを判断し、スマートキーが接近中であれば(S510−YES)、車両のドアのいずれかが開かれると予測して、S520に移行し、車室内カメラ4から撮像画像(座席画像)を取得して、その画像を一定時間だけ基準画像として記憶する。なお、この場合、スマートECU60は、請求項4に記載の受信手段に相当する。
また、この場合、着座状態判定処理では、図6(b)に示すように、S110にて、4つのドアの何れかが開状態となったことが検出されると、S115に移行して、基準画像取得処理によって既に基準画像が記憶されているか否かを判断し、基準画像が記憶されていれば、S120の処理を実行することなく、S130に移行し、逆に、基準画像が記憶されていなければ、S120にて基準画像を記憶した後、S130に移行する。
そして、このように基準画像取得処理及び着座状態判定処理を実行するようにすれば、スマートECU60にてスマートキー(延いては乗員)の車両への接近が検出されてから、一定時間が経過する迄の間に、車両のドアが開いたときには、スマートキーの接近を検出したときに撮像した車室内の画像が基準画像として使用されることになり、基準画像を、ドアが開かれる直前に車室内の座席を撮像したものにすることができる。
なお、スマートキーの接近を検出してから一定時間が経過すると、そのとき記憶した基準画像を消去するが、これは、スマートキーの接近を検出しても、乗員がドアを開けるとは限らず、基準画像をそのまま記憶し続けると、次にドアが開閉されたときの撮像画像と撮像条件が異なるものとなってしまう虞があるためである。
また、ドアが開くのを予測するには、必ずしもスマートECUを利用する必要はなく、例えば、図6(c)に示すように、基準画像取得処理において、例えば、電子キーや操作スイッチを介して入力される乗員からの指令に応じてドアのロック/アンロックを制御するボデーECUとの間でデータ通信を行うことにより、ドアロックが解除されたか否かを判定し(S610)、ドアロックが解除されると(S610−YES)、車両のドアのいずれかが開かれると予測して、S620に移行し、車室内カメラ4から撮像画像(座席画像)を取得して、その画像を一定時間だけ基準画像として記憶するようにしてもよい。
また、例えば、図6(d)に示すように、基準画像取得処理において、例えば、イグニッションスイッチがオン状態であるときに、乗員が自動変速機のシフト位置をパーキング位置に切り換えるか、或いはパーキングブレーキを操作することにより、車両を停車させたか否か判断し(S710)、乗員が車両を停車させたと判断すると(S710−YES)、車両のドアのいずれかが開かれると予測して、S720に移行し、車室内カメラ4から撮像画像(座席画像)を取得して、その画像を一定時間だけ基準画像として記憶するようにしてもよい。
そして、このようにドアロックの解除、或いは車両の停車を検出して、基準画像を記憶するようにすれば、乗員が車両に乗車するときだけでなく、乗員が車両から降りるときにも、ドアが開く前に車室内の画像を撮像して、基準画像として記憶できることになる。
なお、図6(d)の基準画像取得処理において、乗員による車両の停車操作を検出する際には、自動変速機を制御するA/TECUとの間のデータ通信によって、自動変速機のシフト位置がパーキング位置に切り換えられたことを検出するか、或いは、パーキングブレーキに設けられたスイッチのオン/オフ状態若しくはパーキングブレーキの操作状態を表示する表示ランプの点灯状態に基づき、パーキングブレーキの操作状態を検出するようにすればよい。
そして、この場合、A/TECU或いはパーキングブレーキの動作検出スイッチが、本発明の停車検出手段に相当する。但し、車両の停車を検出するには、必ずしも、パーキングブレーキや自動変速機のシフト位置を検出する必要はなく、例えば、運転者が車両の制動装置を操作して、車速が零になったときに、車両が停車したと判断するようにしてもよい。
また、図6(a)、(c)、(d)に示した基準画像取得処理は、乗員検出ECU10において、全て並列的に実行するようにしてもよく、或いは、その一部を組み合わせて実行するようにしてもよい、
次に上記実施形態では、着座状態判定処理において、乗員検出処理は、車両の全てのドアが閉じられてから一定時間が経過するまで、繰り返し実行するものとして説明したが、例えば、車両のイグニッションスイッチがオフ状態で、エンジンが停止しているときにドアの開閉があったときには、車両の全てのドアが閉じられてからイグニッションスイッチがオン状態に切り換えられるまで(つまりエンジンが始動されるまで)の間、乗員検出処理を実行するようにしてもよい。また、乗員検出処理は、車両の全てのドアが閉じられてから、自動変速機のシフト位置がドライブ位置に切り換えられて車両の走行が開始されるまでの間、繰り返し実行するようにしてもよい。
実施形態の乗員検出装置全体の構成を表すブロック図である。 乗員検出ECUにて実行される着座状態判定処理を表すフローチャートである。 図2における物体検出処理の詳細を表すフローチャートである。 図2における乗員検出処理の詳細を表すフローチャートである。 物体検出処理及び乗員検出処理での撮像画像の処理手順を表す説明図である。 実施形態の変形例としての基準画像取得処理及び着座判定処理を表すフローチャートである。
符号の説明
2…乗員検出装置、4…車室内カメラ、6FL,6FR,6RL,6RR…ドアスイッチ、10…乗員検出ECU、12…CPU、14…ROM、16…RAM、18…バス、20…画像処理部、22…スイッチ入力部、24…通信部、26…通信線、30…エアコンECU、40…オーディオECU、50…エアバッグECU、60…スマートECU。

Claims (5)

  1. 車室内を撮像する撮像手段と、
    車両のドアの開閉状態を検出するドア状態検出手段と、
    該ドア状態検出手段にて前記ドアが開いたことが検出されるか、或いは、車両各部の動作状態に基づき前記ドアが開くことを予測すると、前記撮像手段から車室内の撮像画像を取り込み、該取り込んだ撮像画像を基準画像として記憶する基準画像記憶手段と、
    前記ドア状態検出手段にて前記ドアが開閉したことが検出されると、前記撮像手段から車室内の撮像画像を取り込み、該取り込んだ撮像画像と前記基準画像記憶手段にて記憶された基準画像とを比較することにより、車室内の乗員を検出する乗員検出手段と、
    を備えたことを特徴とする車両の乗員検出装置。
  2. 前記ドア状態検出手段は、車両に設けられた複数のドア毎に開閉状態を検出するよう構成されており、
    前記乗員検出手段は、前記ドア状態検出手段にて開閉したことが検出されたドアの位置に基づき、検出対象となる座席位置を特定し、前記撮像手段から取り込んだ撮像画像及び前記基準画像のうち、前記座席位置に対応した領域内の画像同士を比較することにより、当該座席位置にいる乗員を検出することを特徴とする請求項1に記載の車両の乗員検出装置。
  3. 前記乗員検出手段は、前記ドア状態検出手段にて前記ドアが閉じられたことが検出されてから所定期間が経過する迄、前記撮像手段から複数回撮像画像を取り込み、該取り込んだ複数の撮像画像と前記基準画像とを各々比較し、該比較結果の変化に基づき乗員を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の乗員検出装置。
  4. 自車両操作用の電子キーから無線送信された送信電波を受信する受信手段を備え、
    前記基準画像記憶手段は、前記受信手段が前記電子キーからの送信電波を受信したときに、前記ドアが開くことを予測して、前記撮像手段から車室内の撮像画像を取り込み、前記基準画像として記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両の乗員検出装置。
  5. 車両の停車を検出する停車検出手段を備え、
    前記基準画像記憶手段は、前記停車検出手段にて車両の停車が検出されたときに、前記ドアが開くことを予測して、前記撮像手段から車室内の撮像画像を取り込み、前記基準画像として記憶することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車両の乗員検出装置。
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