JP2001030856A - 車載用機器の特性設定装置 - Google Patents
車載用機器の特性設定装置Info
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- JP2001030856A JP2001030856A JP11208424A JP20842499A JP2001030856A JP 2001030856 A JP2001030856 A JP 2001030856A JP 11208424 A JP11208424 A JP 11208424A JP 20842499 A JP20842499 A JP 20842499A JP 2001030856 A JP2001030856 A JP 2001030856A
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】動作が安定し、寿命の長い車載用機器の特性設
定装置を提供する。 【解決手段】車室内情報に応じて車載用機器の特性を設
定する車載用機器の特性設定装置において、ドア開閉検
出手段を設け、スタート時にはドアが閉じられているこ
とを検出すると車室内情報を取り込みその情報に応じて
車載用機器の特性設定を行い、それ以降はドアが一旦開
かれた後閉じられたことを検出したときのみ車室内情報
を取り込みその情報に応じて車載用機器の特性設定を行
ように構成した。
定装置を提供する。 【解決手段】車室内情報に応じて車載用機器の特性を設
定する車載用機器の特性設定装置において、ドア開閉検
出手段を設け、スタート時にはドアが閉じられているこ
とを検出すると車室内情報を取り込みその情報に応じて
車載用機器の特性設定を行い、それ以降はドアが一旦開
かれた後閉じられたことを検出したときのみ車室内情報
を取り込みその情報に応じて車載用機器の特性設定を行
ように構成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は車載用音響機器や
車載用エアコン等を車室内の乗員等の情報に基づき特性
を最適に設定する車載用機器の特性設定装置に係わり、
特に、無駄のない情報取り込みを行うことにより誤動作
を防止し、また、装置の耐用年数を長くすることができ
る車載用機器の特性設定装置に関する。
車載用エアコン等を車室内の乗員等の情報に基づき特性
を最適に設定する車載用機器の特性設定装置に係わり、
特に、無駄のない情報取り込みを行うことにより誤動作
を防止し、また、装置の耐用年数を長くすることができ
る車載用機器の特性設定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、車載用音響機器や車載用エアコン
等の車載用機器を車室内の乗員等の情報に基づき特性を
最適に設定する特性設定装置は常時車室内情報を取り込
み車載用機器を最適状態に設定していた。そのような従
来の車載用機器の特性設定装置の例を図３により説明す
る。
等の車載用機器を車室内の乗員等の情報に基づき特性を
最適に設定する特性設定装置は常時車室内情報を取り込
み車載用機器を最適状態に設定していた。そのような従
来の車載用機器の特性設定装置の例を図３により説明す
る。
【０００３】特性設定装置に電源が投入されると、初期
設定を行った後、ステップＳ１において、車室内の乗員
等の情報が取り込まれる。次に、ステップＳ２におい
て、車室内情報に変化があったか否かが判断され、変化
がなかった場合はステップＳ１が繰り返され、変化があ
った場合はステップＳ３に移行し、最新の車室内情報に
より車載用機器の特性を設定しステップＳ１以下が繰り
返される。
設定を行った後、ステップＳ１において、車室内の乗員
等の情報が取り込まれる。次に、ステップＳ２におい
て、車室内情報に変化があったか否かが判断され、変化
がなかった場合はステップＳ１が繰り返され、変化があ
った場合はステップＳ３に移行し、最新の車室内情報に
より車載用機器の特性を設定しステップＳ１以下が繰り
返される。
【０００４】上記した従来の車載用機器の特性設定装置
では、常時車室内情報を取り込んでいるので、誤検出が
あった場合に特性の再設定が行われ、動作が不安定とな
る。例えば、乗員の有無をカメラで検出する場合乗員の
姿勢の変化により、検出対象位置に乗員がないと判断す
る場合に誤検出が行われる。
では、常時車室内情報を取り込んでいるので、誤検出が
あった場合に特性の再設定が行われ、動作が不安定とな
る。例えば、乗員の有無をカメラで検出する場合乗員の
姿勢の変化により、検出対象位置に乗員がないと判断す
る場合に誤検出が行われる。
【０００５】また、常時検出回路を動作させているた
め、検出装置の寿命が短くなり、あるいは信頼性が低下
するという問題があった。特開平９−２１７２号公報に
提案された乗員検出装置は、車のドアの開閉を検出して
装置の作動を制御しているが、ドアが閉じられたことを
検出すると、常時乗員検知センサを作動させるので、上
記の問題は解決されない。
め、検出装置の寿命が短くなり、あるいは信頼性が低下
するという問題があった。特開平９−２１７２号公報に
提案された乗員検出装置は、車のドアの開閉を検出して
装置の作動を制御しているが、ドアが閉じられたことを
検出すると、常時乗員検知センサを作動させるので、上
記の問題は解決されない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、動作が安定し、寿命の長い車載用機器の特性設定装
置を提供することにある。
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、動作が安定し、寿命の長い車載用機器の特性設定装
置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の車載用機器の
特性設定装置は、車室内情報に応じて車載用機器の特性
を設定する車載用機器の特性設定装置において、ドア開
閉検出手段を設け、スタート時にはドアが閉じられてい
ることを検出すると車室内情報を取り込みその情報に応
じて車載用機器の特性設定を行い、それ以降はドアが一
旦開かれた後閉じられたことを検出したときのみ車室内
情報を取り込みその情報に応じて車載用機器の特性設定
を行ように構成したものである。
特性設定装置は、車室内情報に応じて車載用機器の特性
を設定する車載用機器の特性設定装置において、ドア開
閉検出手段を設け、スタート時にはドアが閉じられてい
ることを検出すると車室内情報を取り込みその情報に応
じて車載用機器の特性設定を行い、それ以降はドアが一
旦開かれた後閉じられたことを検出したときのみ車室内
情報を取り込みその情報に応じて車載用機器の特性設定
を行ように構成したものである。
【０００８】また、前記車載用機器の特性設定装置にお
いて、前記車室内情報を各座席における乗員の有無とし
たものである。
いて、前記車室内情報を各座席における乗員の有無とし
たものである。
【０００９】さらに、前記各車載用機器の特性設定装置
において、前記車載用機器を車載用音響機器としたもの
である。
において、前記車載用機器を車載用音響機器としたもの
である。
【００１０】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である車載用音
響機器の特性設定装置を図面に基づいて説明する。図１
はこの発明の実施例である車載用音響機器の特性設定装
置を示すブロック図である。
響機器の特性設定装置を図面に基づいて説明する。図１
はこの発明の実施例である車載用音響機器の特性設定装
置を示すブロック図である。
【００１１】図に示す制御回路１は乗員検出手段３およ
びドア開閉検出スイッチ４からの信号が入力され、その
信号に従って車載用音響機器２の特性の設定を行う。乗
員検出手段３はカメラあるいは超音波、赤外線等の反射
で距離を測定し乗員の有無を検出装置であり、その信号
を制御回路１に出力する。図示を省略したが乗員検出手
段３は各座席毎に設けられている。
びドア開閉検出スイッチ４からの信号が入力され、その
信号に従って車載用音響機器２の特性の設定を行う。乗
員検出手段３はカメラあるいは超音波、赤外線等の反射
で距離を測定し乗員の有無を検出装置であり、その信号
を制御回路１に出力する。図示を省略したが乗員検出手
段３は各座席毎に設けられている。
【００１２】ドア開閉検出スイッチ４はドアの開閉によ
りオンオフするスイッチでその信号を制御回路１に出力
する。図示を省略したがドア開閉検出スイッチ４は各ド
ア毎に設けられている。
りオンオフするスイッチでその信号を制御回路１に出力
する。図示を省略したがドア開閉検出スイッチ４は各ド
ア毎に設けられている。
【００１３】車載用音響機器２の特性の設定は周波数特
性について行われる。車室内の音場特性は乗員の数など
の影響を受け、これを最適設定する必要がある。この場
合、各座席の乗員の有無に対応したイコライザ特性を設
定しておき、各座席の乗員の有無に合わせて最適な条件
のイコライザ特性に設定する。
性について行われる。車室内の音場特性は乗員の数など
の影響を受け、これを最適設定する必要がある。この場
合、各座席の乗員の有無に対応したイコライザ特性を設
定しておき、各座席の乗員の有無に合わせて最適な条件
のイコライザ特性に設定する。
【００１４】次に、図２により上記車載用音響機器の特
性設定装置の動作を説明する。特性設定装置に電源が投
入されると、初期設定を行った後、ステップＳ１１にお
いて、全てのドアが閉じられているか否かを判断し、閉
じられている場合はステップＳ１２に移行し、閉じられ
ていない場合はステップＳ１１が繰り返される。
性設定装置の動作を説明する。特性設定装置に電源が投
入されると、初期設定を行った後、ステップＳ１１にお
いて、全てのドアが閉じられているか否かを判断し、閉
じられている場合はステップＳ１２に移行し、閉じられ
ていない場合はステップＳ１１が繰り返される。
【００１５】ステップＳ１２では車室内の乗員の情報が
取り込まれる。次に、ステップＳ１３において、ステッ
プＳ１２で取り込まれた車室内の乗員の情報に基づき車
載用音響機器の特性設定を行い、ステップＳ１４に移行
する。
取り込まれる。次に、ステップＳ１３において、ステッ
プＳ１２で取り込まれた車室内の乗員の情報に基づき車
載用音響機器の特性設定を行い、ステップＳ１４に移行
する。
【００１６】ステップＳ１４では、いずれかののドアが
開かれたか否かを判断し、開かれた場合はステップＳ１
５に移行し、開かれていない場合はステップＳ１４が繰
り返される。
開かれたか否かを判断し、開かれた場合はステップＳ１
５に移行し、開かれていない場合はステップＳ１４が繰
り返される。
【００１７】ステップＳ１５では、全てのドアが閉じら
れているか否かを判断し、閉じられている場合はステッ
プＳ１６に移行し、閉じられていない場合はステップＳ
１５が繰り返される。
れているか否かを判断し、閉じられている場合はステッ
プＳ１６に移行し、閉じられていない場合はステップＳ
１５が繰り返される。
【００１８】ステップＳ１６では車室内の乗員の情報が
取り込まれ、ステップＳ１７に移行する。ステップＳ１
７では車室内情報に変化があったか否かが判断され、変
化がなかった場合はステップＳ１４以下が繰り返され、
変化があった場合はステップＳ１８に移行し、ステップ
Ｓ１６で取り込まれた車室内の乗員の情報に基づき車載
用音響機器の特性設定を行い、ステップＳ１４に移行す
る。
取り込まれ、ステップＳ１７に移行する。ステップＳ１
７では車室内情報に変化があったか否かが判断され、変
化がなかった場合はステップＳ１４以下が繰り返され、
変化があった場合はステップＳ１８に移行し、ステップ
Ｓ１６で取り込まれた車室内の乗員の情報に基づき車載
用音響機器の特性設定を行い、ステップＳ１４に移行す
る。
【００１９】このように、ドアの開閉があった場合のみ
車室内の乗員の情報が取り込まれるので、乗員有無検出
を複数回行うなどして、誤動作をなくすことができる。
なお、車室内の乗員が移動する場合は殆どの場合ドアが
開閉される。乗員有無の検出は従来のものに比べて極め
て少ない回数だけ行われるため、装置の寿命が長くな
る。
車室内の乗員の情報が取り込まれるので、乗員有無検出
を複数回行うなどして、誤動作をなくすことができる。
なお、車室内の乗員が移動する場合は殆どの場合ドアが
開閉される。乗員有無の検出は従来のものに比べて極め
て少ない回数だけ行われるため、装置の寿命が長くな
る。
【００２０】実施例は以上のように構成されているが発
明はこれに限られず、例えば、実施例ではドアの開閉が
あった場合は先の車室内の乗員の情報と新たな車室内の
乗員の情報とが比較され、変化があった場合のみ特性の
再設定をしているが、ドアの開閉があった場合必ず特性
の再設定を行うようにしてもよい。また、特性を設定す
る車載用機器は車載用エアコンであってもよい。
明はこれに限られず、例えば、実施例ではドアの開閉が
あった場合は先の車室内の乗員の情報と新たな車室内の
乗員の情報とが比較され、変化があった場合のみ特性の
再設定をしているが、ドアの開閉があった場合必ず特性
の再設定を行うようにしてもよい。また、特性を設定す
る車載用機器は車載用エアコンであってもよい。
【００２１】
【発明の効果】この発明の車載用機器の特性設定装置に
よれば、例えば、誤動作により走行中に突然車載用音響
機器の特性が変更されることがなくなる。
よれば、例えば、誤動作により走行中に突然車載用音響
機器の特性が変更されることがなくなる。
【００２２】また、車室内情報の取り込み回数が極めて
少なくなるのでカメラ等の寿命や信頼性が向上する。
少なくなるのでカメラ等の寿命や信頼性が向上する。
【図１】この発明の実施例である車載用音響機器の特性
設定装置を示すブロック図である。
設定装置を示すブロック図である。
【図２】同車載用音響機器の特性設定装置の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図３】従来の車載用機器の特性設定装置の動作を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
１ 制御回路 ２ 車載用音響機器 ３ 乗員検出手段 ４ ドア開閉検出スイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】 車室内情報に応じて車載用機器の特性を
設定する車載用機器の特性設定装置において、ドア開閉
検出手段を設け、スタート時にはドアが閉じられている
ことを検出すると車室内情報を取り込みその情報に応じ
て車載用機器の特性設定を行い、それ以降はドアが一旦
開かれた後閉じられたことを検出したときのみ車室内情
報を取り込みその情報に応じて車載用機器の特性設定を
行ように構成した車載用機器の特性設定装置。 - 【請求項２】 前記車室内情報は各座席における乗員の
有無である請求項１の車載用機器の特性設定装置。 - 【請求項３】 前記車載用機器は車載用音響機器である
請求項１または２の車載用機器の特性設定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11208424A JP2001030856A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 車載用機器の特性設定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11208424A JP2001030856A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 車載用機器の特性設定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001030856A true JP2001030856A (ja) | 2001-02-06 |
Family
ID=16556002
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11208424A Pending JP2001030856A (ja) | 1999-07-23 | 1999-07-23 | 車載用機器の特性設定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001030856A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512170A (ja) * | 2003-11-27 | 2007-05-17 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 車両用光学式表示システム |
| JP2009107527A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Denso Corp | 車両の乗員検出装置 |
| US10777068B2 (en) | 2015-03-26 | 2020-09-15 | Fca Fiat Chrysler Automóveis Brasil Ltda. | System and method for detecting the presence of non-self-sufficient occupants at the back seat of vehicles |
-
1999
- 1999-07-23 JP JP11208424A patent/JP2001030856A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007512170A (ja) * | 2003-11-27 | 2007-05-17 | ダイムラークライスラー・アクチェンゲゼルシャフト | 車両用光学式表示システム |
| JP2009107527A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Denso Corp | 車両の乗員検出装置 |
| US10777068B2 (en) | 2015-03-26 | 2020-09-15 | Fca Fiat Chrysler Automóveis Brasil Ltda. | System and method for detecting the presence of non-self-sufficient occupants at the back seat of vehicles |
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