JP4252938B2 - 車両の車室照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内に設けられた撮像装置を用いて運転者等の所定の被写体を撮像できるように、車室内(換言すればその被写体)を照明する車両の車室照明装置に関する。
従来より、車両の車室内に設置した撮像装置を利用して、運転者等の乗員や車両への接近者を撮像し、その撮像画像を処理することで、乗員の挙動や接近者の特徴を自動で検知するようにした撮像システムが知られている。
また、この種の撮像システムでは、周囲が暗いと被写体を良好に撮像できなくなるので、被写体を照明するための投光器が別途設けられ、この投光器を利用して被写体を照明することにより、撮像装置にて被写体を確実に撮像できるようにしている(例えば、特許文献1等、参照)。
特開2002−352229号公報
しかしながら、従来では、例えば上記特許文献1に記載されているように、複数の投光器を撮像装置による撮像動作と同期して駆動させることによって、撮像画像を処理して被写体の所望の部位を正確に認識できるようにすることは行われているものの、投光器からの光の放射強度は常に一定であることから、乗員の顔の向き等、撮像装置に対する被写体の向きが変化した場合に、投光器から放射した光によって被写体に影ができてしまい、撮像装置によって鮮明な被写体画像を撮像することができないことがあった。
また、乗員の座席への着座位置の変化等によって、被写体の位置(特に投光器と被写体との距離)が変化したような場合には、投光器からの照明が強くなりすぎ、被写体の撮像画像にハレーションが生じるとか、逆に、被写体を充分照明できず、被写体の撮像画像が暗くなりすぎ、その撮像画像を処理して乗員の挙動を検出することができなくなる、といった問題も生じる。
本発明は、こうした問題に鑑みなされたものであり、車室内に設置された撮像装置を用いて運転者等の所定の被写体を撮像するに当たって、被写体の位置や向きに影響されることなく、被写体を常時最適に撮像できるようにすることを目的とする。
かかる目的を達成するためになされた請求項1、2に記載の車室照明装置は、撮像手段による撮像領域を照明するために車室内に配置された投光手段と、車室内または被写体の明るさを検出する明るさ検出手段と、この明るさ検出手段にて検出された車室内または被写体の明るさに応じて、投光手段からの光の放射強度を制御する投光制御手段とを備える。
つまり、本発明の車室照明装置においては、投光手段からの光の放射強度を車室内または被写体の明るさに応じて制御することにより、撮像手段にて所定の被写体を最適に撮像できるように被写体(換言すれば撮像手段による撮像領域)を照明する。
従って、本発明によれば、車両の走行や天候の変化等に伴い車室内または被写体の明るさが変化したとしても、撮像手段に対して、車室内または被写体の明るさの変化の影響を受けること無く、被写体を常時最適に撮像させることができるようになり、その撮像画像を処理して乗員の挙動を監視する挙動検出装置や車両への不正侵入者を監視する盗難防止装置等に対して、鮮明な撮像画像を提供することができるようになる。
また、撮像手段及び投光手段は、被写体として車両の座席に着座した乗員を撮像するために、車両の座席周囲に配置されている。
そして、請求項1に記載の車室照明装置においては、投光手段が車両の座席周囲に複数設けられており、着座方向検出手段が、撮像手段による撮像画像を処理することにより、被写体として車両の座席に着座した乗員の向きを検出し、投光制御手段が、各投光手段からの光の放射強度に加えて、着座方向検出手段により検出された乗員の向きに応じて、複数の投光手段からの光の出力バランスを制御する。
従って、請求項1に記載の車室照明装置によれば、例えば、乗員が車両の進行方向に対して斜め右側を向けば、複数の投光手段の内の乗員に向かって右側に位置する投光手段からの光の放射強度を増加させ、逆に、乗員に向かって左側に位置する投光手段からの光の放射強度を減少させる、といったことができるようになり、乗員が向きを変えることによって撮像画像に影が生じるのを防止することが可能となる。
なお、撮像手段にて撮像すべき被写体が運転者であり、その撮像画像を利用して運転者の挙動(居眠り等)を検出するシステムに本発明を適用するような場合、複数の投光手段の設置場所としては、インストルメントパネルやフロントガラス上方のルーフ部分が考えられる。
また、撮像手段にて撮像すべき被写体が助手席に着座した乗員であり、助手席のエアバック制御のために、その撮像画像を利用して乗員の頭の位置を検出するシステムに本発明を適用するような場合には、複数の投光手段の設置場所としては、助手席前方のAピラーやマップランプやルームランプが組み込まれるルーフ部分が考えられる。
一方、請求項2に記載の車室照明装置において、着座方向検出手段にて車両の座席に着座した乗員の向きが検出された際には、投光制御手段が、投光手段からの光の放射強度に加えて、着座方向検出手段により検出された乗員の向きに応じて投光手段からの光の出射方向を制御する。このため、請求項2に記載の車室照明装置によれば、投光手段が光の出射方向を制御可能である場合に、その投光手段が一つであっても或いは複数であっても、乗員の向きに応じて投光手段からの光の出射方向を制御することができ、上述した請求項1と同様の効果を得ることができる。
ここで、明るさ検出手段としては、車室内または被写体の明るさを検出できればよく、例えば、請求項3に記載のように、車室内の照度を検出する照度センサ(第1の照度センサ)を利用しても、或いは、請求項4に記載のように、撮像手段による撮像画像を処理して車室内または被写体の明るさを推定する明るさ推定手段を利用してもよく、更に、これらの第1の照度センサと推定手段との両方を利用して明るさを検出するようにしてもよい。
また、撮像手段による撮像画像は、車室内または被写体の明るさだけでなく、被写体の位置(特に投光器と被写体との距離)によっても影響を受けることから、本発明の車室照明装置は、より好ましくは、請求項5に記載のように、被写体の位置を検出する位置検出手段を設け、投光制御手段については、明るさ検出手段にて検出された車室内または被写体の明るさと、位置検出手段にて検出された被写体の位置とに応じて、投光手段からの光の放射強度を制御するように構成するとよい。
つまり、このようにすれば、投光手段からの光の放射強度は、車室内または被写体の明るさだけでなく、被写体の位置によっても制御されることになり、例えば、被写体が投光器から離れて撮像画像が暗くなるような場合には、投光器からの光の放射強度を高くし、逆に、被写体が投光器に近づき撮像画像が明るくなりすぎる場合(つまりハレーションを生じる場合)には、投光器からの光の放射強度を低下させる、といったことができるようになる。
よって、請求項5に記載の車室照明装置によれば、被写体をより最適に照明して、撮像手段による撮像可能範囲を拡大することができる。
また、位置検出手段としては、例えば、測距センサ等を利用して被写体までの距離を検出するようにしてもよく、或いは、その座席の位置から被写体である乗員の位置を推定するようにしてもよいが、請求項6に記載のように、撮像手段による撮像画像を処理することにより、被写体の位置を検出するように構成すれば、測距センサや位置センサ等のセンサを別途設けることなく、被写体の位置を検出することができるようになり、装置構成を簡単にすることができる。
なお、撮像画像から被写体の位置を検出するには、例えば、撮像画像を処理して複数の特徴点(例えば、被写体が乗員の顔であれば目・口・鼻等)を抽出し、その抽出した特徴点間の長さを撮像画像上で求め、その長さから被写体の位置(撮像手段(延いては投光器)と被写体との距離)を検出するようにすればよい。
ところで、車室内または被写体の明るさは、車両の走行に伴い変化し、例えば、トンネルの出入り口等では、急激な明るさ変化が生じることなる。そして、このように車室内または被写体の明るさが急激に変化した際には、上記のように投光手段からの光の放射強度を制御していても、その制御の遅れによって、一時的に画像の光量不足、ハレーション等が発生することが考えられる。
そこで、投光手段からの光の放射強度をより最適に制御できるようにするには、請求項7に記載のように、予測手段にて、車両の走行に伴う車室内または被写体の明るさ変化を予測し、投光制御手段では、その予測結果に基づき投光手段からの光の放射強度を補正するようにするとよい。
ここで、車両の走行に伴い車室内または被写体の明るさが変化するのは、車両周囲の明るさが変化するためであり、車両周囲の明るさは、車両の走行日時や天候、或いは、走行場所等によって変化する。従って、予測手段にて車室内または被写体の明るさ変化を予測するには、例えば、現在日時、現在位置、車両の進行方向、気象情報、といった各種情報を、ナビゲーション装置や無線通信装置等を利用して取得し、その取得した情報に基づき、車室内または被写体の明るさ変化を予測するようにしてもよい。
しかし、このように車室内または被写体の明るさ変化を予測するには、上記各種情報を取得するためのナビゲーション装置や無線通信装置が必要になるだけでなく、取得した情報から明るさ変化を予測するための複雑な予測演算を行わなければならず、装置のコストアップを招く虞がある。
そこで、請求項7に記載の装置において、予測手段をより簡単に構成するには、請求項8に記載のように、予測手段に、車両の進行方向前方位置にて車両周囲の照度を検出可能な第2の照度センサを設け、この第2の照度センサによる検出照度の変化から車室内または被写体の明るさの変化を予測するようにするとよい。
つまり、車室内または被写体の明るさは、車両の進行方向前方位置での車両周囲の照度
に応じて変化し、しかも、その明るさ変化には時間遅れが生じることから、第2の照度センサにより車両の進行方向前方位置での車両周囲の照度を検出するようにすれば、その照度変化から車室内または被写体の明るさ変化を簡単且つ確実に予測することができるようになり、請求項7に記載の装置を、低コストで実現できるようになる。
また、本発明の照明装置は、主として、車室内で乗員や不正侵入者を撮像するのに利用されるものであることから、投光手段から出射する光には、可視光以外の光を利用することが望ましく、例えば、請求項9に記載のように、投光手段は、赤外光を出射するように構成するとよい。但し、投光手段をこのように構成した場合、撮像手段は、撮像領域内の物体から反射してきた赤外光からなる赤外光像を撮像するように構成されている必要はある。
以下に本発明の実施形態について説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明が適用された第1実施形態の車室照明装置全体の構成を表すブロック図である。
本実施形態の車室照明装置は、自動車の車室内で運転席周囲に配置された複数(本実施例では6個)の投光器2a〜2fを備え、これらの投光器2a〜2fからの光(本実施例では赤外光)の放射強度を制御することにより、運転席前方に設けられた撮像装置6にて運転者の画像を最適に撮像できるようにするためのものであり、CPU20、ROM22、RAM24、及び、これらを接続するバス18を中心に、所謂マイクロコンピュータとして構成された制御装置10を備える。
また、この制御装置10のバス18には、上記各投光器2a〜2fからの赤外光の放射強度を制御するために各投光器2a〜2fへの通電電流を調整可能な駆動回路12a〜12fや、撮像装置6にて撮像された撮像画像を処理して、運転者の顔の特徴部分(顔の輪郭や目・鼻・口等の位置)を抽出する画像処理部16、更には、この画像処理部16にて得られた画像処理データを、運転者の挙動(具体的には居眠り等)を検出する挙動検出装置へ転送する通信部26等も接続されている。
また、制御装置10には、車室内の明るさを検出するために、図3に示すように運転席上方のルーフ部分に設けられた照度センサ4も接続されており、この照度センサ4からの検出信号は、A/D変換部14にてデジタルデータに変換されて、制御装置10内に取り込まれる。
なお、図2に示すように、上記6個の投光器2a〜2fのうち、投光器2a〜2cは、運転者の前方の斜め上方から、運転者の左側、正面、右側に光を放射できるように、フロントガラス上方のルーフ部分に配置されており、投光器2d〜2fは、運転者の前方の斜め下方から、運転者の左側、正面、右側に光を放射できるように、インストルメントパネル部分に配置されている。
つまり、図3に示すように、投光器2aは、マップランプの内部又はその近傍に設置されており、投光器2bは、運転席用サンバイザーの中央付近でサンバイザーに干渉しないルーフ部分に設置されており、投光器2cは、運転席側Aピラー付近のルーフ部分又は運転席側Aピラーのルーフ付近に設置されている。また、投光器2dは、インストルメントパネルの左端付近に設置され、投光器2eは、撮像装置6と共にインストルメントパネルの中央部分に設置され、投光器2fは、インストルメントパネルの右端付近に設置されている。
また、撮像装置6は、投光器2a〜2fが放射した赤外光が被写体である運転者に当たって反射した反射光の像を撮像できるようにするために、赤外光のみを選択的に通過させるフィルタと、このフィルタを通過した被写体像を撮像可能なCCD素子若しくはCMOS素子からなる2次元撮像素子とで構成されている。
そして、制御装置10においては、CPU20がROM22に予め記憶された制御プログラムを実行することにより、図2に点線で示すように、運転者が標準位置から車両の前方若しくは後方へ移動した場合や、運転者が顔の向きを変えた場合、或いは、車両の走行に伴い車室内の明るさが変化した場合であっても、撮像装置6にて、常に運転者の顔を正確に撮像できるように、各投光器2a〜2fからの光の放射強度を制御する。
以下、このようにCPU20が実行する投光器2a〜2fの制御について、図4に示すフローチャートに沿って説明する。
図4に示す処理は、通信部26にて、挙動検出手段から送信された照明制御指令が受信された際に実行される処理である。そして、この処理が開始されると、まずS110(Sはステップを表す)にて、照度センサ4を介して運転席周囲の照度を検出し、続くS120にて、その検出した照度に基づき、各投光器2a〜2fへの通電電流(延いては放射強度)を制御するための基本制御量Cao、Cbo、Cco、Cdo、Ceo、Cfoを設定する。
そして、続くS130では、各投光器2a〜2fの駆動回路12a〜12fを基本制御量Cao〜Cfoにて動作させることにより、各投光器2a〜2fに基本制御量Cao〜Cfoに対応した電流を通電させる。この結果、各投光器2a〜2fからの光の放射強度は、各基本制御量Cao〜Cfoに対応した強度に制御される。
また、次に、続くS140では、撮像装置6による運転者の撮像画像の全体の明るさを画像処理部16を介して取得し、続くS150にて、その明るさは予め設定された許容範囲内にあり、画像処理部16にて運転者の顔の特徴点を抽出可能であるか否かを判断する。
そして、S150にて、撮像画像の明るさは許容範囲から外れていると判断された場合には、S160に移行して、撮像画像の明るさが許容範囲内になるよう各投光器2a〜2fの基本制御量Cao〜Cfoを補正し、再度S130に移行する。
なお、S160での基本制御量Cao〜Cfoの補正は、撮像画像が暗すぎる場合には、各投光器2a〜2fからの光の放射強度を増加させるために、基本制御量Ca〜Cfoを所定のオフセット量だけ全体的に増加させ、逆に、撮像画像が明るすぎる場合には、各投光器2a〜2fからの光の放射強度を低下させるために、基本制御量Ca〜Cfoを所定のオフセット量だけ全体的に減少させる、といった手順で実行される。
次に、S150にて、撮像画像の明るさは許容範囲内にあり、画像処理部16にて運転者の顔の特徴点を抽出可能であると判断されると、S170に移行して、通信部26に対して、画像処理データの転送指令を出力することにより、画像処理部16にて生成された運転者の顔の特徴部分を表す画像処理データを通信部26から挙動検出装置へ自動で転送させる転送動作を開始した後、続くS180に移行する。
そして、S180では、画像処理部16から画像処理データを取得し、続くS190にて、その取得した画像処理データに基づき、乗員(運転者)の位置、及び、顔の向きを認識し、続くS200にて、その認識結果に基づき、各基本制御量Cao〜Cfoに対する補正係数KL1、KL2、KH1、KH2、KH3、KV1、KV2を算出する。
つまり、撮像対象となる運転者の顔の位置は、運転者の体格や好みによって変更され、また、顔の向きも運転者の動きによって変化することから、S190では、画像処理部16にて抽出された運転者の顔の複数の特徴点の距離や、各特徴点を結ぶ線によって形成される図形の形状等から、運転者の顔の位置及びその向きを認識し、続くS200では、その認識結果に基づき、撮像装置6にて最も綺麗に運転者の顔を撮像できるように各投光器2a〜2fの基本制御量Cao〜Cfoを補正するための補正係数KL1、KL2、KH1、KH2、KH3、KV1、KV2を算出するのである。
なお、これら各補正係数Kのうち、KL1及びKL2は、図5(a−1)、(a−2)に示す如き特性のマップを用いて、運転者の顔の位置(詳しくは図2に示した標準位置から車両の前後方向へのずれ)に基づき設定される位置補正係数であり、一方の位置補正係数KL1は、車室内のルーフ部分に配置された上側の投光器2a〜2cの基本制御量Cao〜Ccoに対する位置補正係数であり、他方の位置補正係数KL2は、車室内のインストルメントパネル部分に配置された下側の投光器2d〜2fの基本制御量Cdo〜Cfoに対する位置補正係数である。
そして、これら各位置補正係数KL1、KL2を求めるためのマップは、図5(a−1)、(a−2)に示すように、運転者が標準位置よりも車両の前方に位置し、投光器2a〜2fから運転者までの距離が短いときには、放射強度を減少させるために、位置補正係数KL1、KL2を「1」より小さい値に設定し、運転者が標準位置よりも車両の後方に位置し、投光器2a〜2fから運転者までの距離が長いときには、放射強度を増加させるために、位置補正係数KL1、KL2を「1」より大きい値に設定するように作成されている。
また、補正係数KH1、KH2、KH3は、図5(b−1)、(b−2)、(b−3)に示す如き特性のマップを用いて、運転者の顔の水平方向の向き(詳しくは運転者が車両前方を真っ直ぐ見たときの顔の向きを基準(0)とする水平方向のずれ)に基づき設定される水平方向補正係数であり、このうち、水平方向補正係数KH1は、運転席の左側に配置された左側投光器2a、2dの基本制御量Cao、Cdoに対する補正係数であり、水平方向補正係数KH2は、運転席の正面(中央)に配置された中央投光器2b、2eの基本制御量Cbo、Cdoに対する補正係数であり、水平方向補正係数KH3は、運転席の右側に配置された右側投光器2c、2fの基本制御量Cco、Cfoに対する補正係数である。
そして、これら各水平方向補正係数KH1、KH2、KH3を求めるためのマップは、図5(b−1)、(b−2)、(b−3)に示すように、運転者が基準方向よりも左方向を向いているときには、運転者が基準方向を向いているときに比べて、左側投光器2a、2d及び中央投光器2b、2eからの光の放射強度が増加し、右側投光器2c、2fからの光の放射強度が減少するように、各水平方向補正係数KH1、KH2、KH3を設定し、逆に、運転者が基準方向よりも右方向を向いているときには、運転者が基準方向を向いているときに比べて、右側投光器2c、2f及び中央投光器2b、2eからの光の放射強度が増加し、左側投光器2a、2dからの光の放射強度が減少するように、各水平方向補正係数KH1、KH2、KH3を設定するよう、作成されている。
また更に、補正係数KV1、KV2は、図5(c−1)、(c−2)に示す如き特性のマップを用いて、運転者の顔の上下方向の向き(詳しくは運転者が車両前方を真っ直ぐ見たときの顔の向きを基準(0)とする上下方向のずれ)に基づき設定される上下方向補正係数であり、このうち、上下方向補正係数KV1は、車室内のルーフ部分に配置された上側の投光器2a〜2cの基本制御量Cao〜Ccoに対する補正係数であり、上下方向補正係数KV2は、車室内のインストルメントパネル部分に配置された下側の投光器2d〜2fの基本制御量Cdo〜Cfoに対する補正係数である。
そして、これら各上下方向補正係数KV1、KV2を求めるためのマップは、図5(c−1)、(c−2)に示すように、運転者が基準方向よりも上方向を向いているときには、運転者が基準方向を向いているときに比べて、上側投光器2a〜2cからの光の放射強度が増加し、下側投光器2d〜2fからの光の放射強度が減少するように、各上下方向補正係数KV1、KV2を設定し、逆に、運転者が基準方向よりも下方向を向いているときには、運転者が基準方向を向いているときに比べて、下側投光器2d〜2fからの光の放射強度が増加し、上側投光器2a〜2cからの光の放射強度が減少するように、各水平方向補正係数KV1、KV2を設定するよう、作成されている。
こうして、S200にて、各基本制御量Cao〜Cfoに対する補正係数KL1、KL2、KH1、KH2、KH3、KV1、KV2が算出されると、続くS210に移行して、その算出された補正係数KL1、KL2、KH1、KH2、KH3、KV1、KV2と、各基本制御量Cao〜Cfoとに基づき、次式に則って、各投光器2a〜2fの制御量Ca、Cb、Cc、Cd、Ce、Cfを演算する。
Ca=Cao×KL1×KH1×KV1
Cb=Cbo×KL1×KH2×KV1
Cc=Cco×KL1×KH3×KV1
Cd=Cdo×KL2×KH1×KV2
Ce=Ceo×KL2×KH2×KV2
Cf=Cfo×KL2×KH3×KV2
そして、このように各投光器2a〜2fの制御量Ca〜Cfが算出されると、S220に移行して、各投光器2a〜2fの駆動回路12a〜12fをこの制御量Ca〜Cfにて動作させることにより、各投光器2a〜2fに制御量Ca〜Cfに対応した電流を通電させる。この結果、各投光器2a〜2fからの光の放射強度は、上記各補正係数にて補正された制御量Ca〜Cfに対応した強度に制御される。
また、このように、各投光器2a〜2fを補正後の制御量Ca〜Cfにて駆動制御した後は、S230にて、照度センサ4を介して運転席周囲の照度を検出し、続くS240にて、その検出した照度は、S110又は当該S240の処理にて前回検出した照度から変化しているか否かを判断する。
そして、照度が変化していれば、S240に移行して、その照度の変化量に基づき、各投光器2a〜2fの基本制御量Cao〜Cfoを補正した後、再度S210に移行する。この結果、各投光器2a〜2fの制御量は、車室内の照度に応じて更新され、各投光器2a〜2fから運転者には、撮像装置6にて運転者を撮像するのに適した明るさの赤外光が照射されることになる。
また、S240にて、照度は変化していないと判断された場合には、S260に移行して、画像処理部16から画像処理データを取得し、続くS270にて、その取得した画像処理データに基づき、乗員(運転者)の位置、及び、顔の向きを認識する。
そして、続くS280では、S270による認識結果が、S190又はS270にて前回求めた認識結果から変化しているか否かを判断し、認識結果が変化していなければ、再度S240に移行することにより、S240〜S280の処理を繰り返し実行する。
また、S280にて、認識結果が変化したと判断された際には、S290に移行し、変化後の認識結果に基づき、その認識結果に対応する補正係数を更新した後、再度S210に移行する。この結果、各投光器2a〜2fの制御量は、運転者の動きに応じて更新され、各投光器2a〜2fから運転者には、撮像装置6にて運転者を撮像するのに適した明るさの赤外光が照射されることになる。
以上説明したように、本実施形態の車室照明装置においては、自動車の運転席周囲に配置した6個の投光器2a〜2fからの光の放射強度や、その放射強度の上下方向或いは左右方向の出力バランスを、照度センサ4にて検出された車室内の照度、撮像装置6により撮像された撮像画像の明るさ、この撮像画像を処理することにより得られる運転者の位置(詳しくは車両前後方向の位置)、及び、同じく撮像画像を処理することにより得られる運転者の顔の向き、に基づき個々に制御している。
このため、本実施形態の車室照明装置を利用すれば、車両の走行や天候の変化等によって車室内の明るさが変化しても、また、運転者の運転席への着座位置や運転者の顔の向きが基準からずれても、撮像装置6を介して運転者を常時最適に撮像できることになり、従来装置に比べて、撮像装置6による運転者の撮像可能範囲を拡大することができる。
また、このように、本実施形態の車室照明装置によれば、撮像装置6による運転者の撮像可能範囲を拡大することができることから、挙動検出装置において、撮像装置6による撮像画像(本実施形態では画像処理部16にて生成された画像処理データ)から運転者の居眠り等の挙動を精度よく検出することができるようになり、運転者の照射光量不足等によって運転者の挙動が誤検出されるのを防止できる。
なお、本実施形態において、投光器2a〜2fは、本発明の投光手段に相当し、照度センサ4は、本発明の明るさ検出手段としての第1の照度センサに相当する。また、制御装置10にて実行される処理の内、S140の処理は、本発明の明るさ検出手段としての推定手段に相当し、S180及びS190の処理は、本発明の位置検出手段並びに着座方向検出手段に相当し、S210及びS220の処理は、本発明の投光制御手段に相当する。[第2実施形態]
次に、図6は、本発明の参考例である第2実施形態の車室照明装置全体の構成を表すブロック図である。
本実施形態の車室照明装置は、自動車の左右のドアの上方にそれぞれ配置され、他方のドアに向けて光(赤外光)を放射する投光器2L、2Rと、これら各投光器2L、2Rの近傍に配置され、各投光器2L、2Rが赤外光を照射するドア付近を撮像する撮像装置6L、6Rと、車室内の明るさを検出する照度センサ4と、制御装置10とから構成されている。
なお、投光器2及び撮像装置6に付与した添え字L、Rのうち、添え字Lは、車両の左側ドアを表し、添え字Rは、車両の右側ドアを表す。そして、図7に示す如く、投光器2R、撮像装置6Rは、車両の右側ドア上方のルーフ部分に、左側ドアに向けて配置されており、投光器2L、撮像装置6Lは、車両の左側ドア上方のルーフ部分に同様に配置されている。
また、制御装置10は、上記実施例と同様、CPU20、ROM22、RAM24、及び、これらを接続するバス18を中心に、所謂マイクロコンピュータとして構成されている。
そして、制御装置10のバス18には、上記各投光器2L、2Rからの赤外光の放射強度を制御するために各投光器2L、2Rへの通電電流を調整可能な駆動回路12L、12Rや、照度センサ4からの検出信号をデジタルデータに変換して取り込むためのA/D変換部14、各撮像装置6L、6Rにて撮像された撮像画像を処理して、車室内に不正に侵入してきた(或いは不正侵入しようとしている)不正侵入者の特徴部分を抽出する画像処理部16L、16R、及び、自動車に別途搭載された盗難防止装置との間でデータ通信を行うための通信部26等も接続されている。
つまり、制御装置10は、自動車に別途搭載されている盗難防止装置にて、ドアロックが不正に解除され、車室内への侵入者が不正に侵入してきたこと(或いは不正に侵入しようそしていること)が検出されて、盗難防止装置から制御装置10に不正侵入者の撮像指令が送信されてきたときに起動するようにされている。そして、制御装置10が起動すると、CPU20が、ROM22に記憶された制御プログラムを実行することにより、撮像装置6L又は6Rを介して不正侵入者を撮像し、その撮像画像をRAM24若しくは図示しないハードディスク等に記憶する。
以下、このようにCPU20が実行する制御処理について、図8に示すフローチャートに沿って説明する。
図8に示す如く、制御装置10が起動されて、CPU20が制御処理を開始すると、まず、S310にて、照度センサ4を介して運転席周囲の照度を検出し、続くS320にて、その検出した照度に基づき、投光器2L又は2Rへの通電電流(延いては放射強度)を制御するための基本制御量Coを設定し、続くS330にて、盗難防止装置側から撮像指令と共に送信されてきた不正侵入者の侵入方向とは反対側の投光器2L又は2Rを基本制御量Coにて駆動する。
そして、続くS340では、S330にて駆動した投光器2L又は2Rと同じ位置に配置された(換言すれば不正侵入者の侵入方向とは反対側の)撮像装置6L又は6Rを動作させて、その撮像装置6L又は6Rによる撮像画像のハードディスク等への記録を開始する。
次に、S350では、撮像装置6L又は6Rによる撮像画像の全体の明るさを画像処理部16を介して取得し、続くS360にて、その明るさの基準値からのずれに基づき、基本制御量Coに対する明るさ補正係数Kaを算出する。
また、続くS370では、画像処理部16から画像処理データを取得し、続くS380にて、その取得した画像処理データに基づき、侵入者の位置(詳しくは、現在撮像に利用している投光器2L又は2Rから侵入者までの距離)を認識し、続くS390にて、その認識結果に基づき、基本制御量Coに対する位置補正係数Kbを算出する。なお、この位置補正係数Kbの算出には、図5(a−1)又は(a−2)に示す如きマップが利用される。
そして、S390にて、位置補正係数Kbが算出されると、S400に移行して、基本制御量Coと明るさ補正係数Kaと位置補正係数Kbとをパラメータとする演算式(C=Co×Ka×Kb)に則って、投光器2L又は2Rの制御量Cを演算し、続くS410にて、その演算した制御量Cにて駆動回路12L又は12Rを動作させることにより、投光器2L又は2Rに制御量Cに対応した電流を通電させる。この結果、投光器2L又は2Rからの光の放射強度は、上記各補正係数Ka、Kbにて補正された制御量Cに対応した強度に制御される。
また、このように、投光器2L又は2Rを制御量Cにて駆動制御した後は、S420にて、撮像装置6L又は6Rによる撮像画像の全体の明るさを画像処理部16を介して取得し、続くS430にて、その明るさが、S350若しくはS420にて前回取得した明るさから変化したか否かを判断する。
そして、S430にて、撮像画像全体の明るさが変化したと判断されると、S440に移行して、その明るさの変化量に基づき明るさ補正係数Kaを更新した後、再度S400に移行する。この結果、投光器2L又は2Rの制御量Coは、撮像画像全体の明るさに応じて更新され、投光器2L又は2Rからは、撮像装置6にて不正侵入者を撮像するのに適した明るさの赤外光が照射されることになる。
また、S430にて、撮像画像の明るさは変化していないと判断された場合には、S450に移行して、画像処理部16から画像処理データを取得し、続くS460にて、その取得した画像処理データに基づき、不正侵入者の位置を認識する。
そして、続くS470では、S460による認識結果が、S380又はS460にて前回求めた認識結果から変化しているか否かを判断し、認識結果が変化していなければ、再度S420に移行することにより、S420〜S470の処理を繰り返し実行する。
また、S470にて、認識結果が変化したと判断された際には、S480に移行し、変化後の認識結果に基づき、その認識結果に対応する補正係数(本実施形態では位置補正係数Kb)を更新した後、再度S400に移行する。この結果、投光器2L又は2Rの制御量は、不正侵入者の位置に応じて更新され、不正侵入者には、撮像装置6L又は6Rにて運転者を撮像するのに適した明るさの赤外光が照射されることになる。
以上説明したように、本実施形態の車室照明装置においては、自動車に別途搭載された盗難防止装置にて、不正侵入者が検出された際に、その不正侵入者が侵入してきたドアとは反対側のドアの上方に配置された投光器2L又は2Rと撮像装置6L又は6Rとを動作させて、不正侵入者を撮像して記憶し、しかも、その撮像時には、投光器2L又は2Rからの赤外光の出射強度を、撮像画像全体の明るさ及び不正侵入者の位置に応じて制御している。
このため、本実施形態の車室照明装置を利用すれば、駐車時に自動車が不正に操作されて車両又は車両に搭載された物品が盗難されそうな場合に、盗難防止装置により不正侵入者に対する警報を発することができるだけでなく、その不正侵入者の画像を撮像装置により鮮明に撮像して、その画像を記録することができる。
よって、本実施形態の車室照明装置を自動車に搭載すれば、自動車が車上荒らしにあう確率を少なくすることができると共に、万一車上荒らしにあっても、撮像画像から犯人を特定できるので、損害を少なくすることができる。
[他の実施形態]
以上、本発明が適用された第1実施形態及び本発明の参考例である第2実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術範囲内にて種々の態様を採ることができる。
例えば、上記実施形態では、運転者の顔を撮像して居眠り等の挙動を検出したり、不正侵入者を撮像するのに使用される車室照明装置について説明したが、本発明の車室照明装置は、例えば、自動車の助手席に着座した乗員の挙動を検出して、エアバックの開き方の制御を行う装置に利用することができる。
そして、この装置の場合、助手席の乗員については、乗員の頭部位置を検出できればよいことから、図9に示す如く、助手席側Aピラーのルーフ部分近傍に投光器2aを設けると共に、マップランプ8内に撮像装置6と投光器2bとを組み込み、更に、ルームランプ9内に投光器2cを組み込むことによって、3つの投光器2a〜2cにて助手席に着座した乗員を照射し、撮像装置6にて、その乗員を上方から撮像することで、乗員の頭部位置を認識するようにするとよい。なお、図9において、(a)は自動車を斜め前方から見た斜視図であり、(b)は自動車を横方向から見た側面図である。
そして、この場合にも、第1実施形態と同様に、車室内の明るさに応じて、各投光器2a〜2cからの光(赤外光)の放射強度を制御すると共に、撮像装置6による撮像画像から乗員の頭の位置を認識して、その頭の位置に応じて、各投光器2a〜2cから放射する赤外光の出力バランスを調整するようにすれば、撮像装置6により乗員を鮮明に撮像して、その撮像画像から乗員の挙動を検出してエアバックの開き方等を最適に制御することができるようになる。
また、上記実施形態では、照度センサ4は、車室内の照度を検出するものであるとして説明したが、図9に示すように、インストルメントパネルとフロントガラスとの間に空調装置制御用の照度センサ4aが設けられている場合には、この照度センサ4aを、車室内の照度を検出するセンサとして利用することができる。
なお、この場合、上記各実施形態のように、投光器2が赤外光を放射し、撮像装置6が赤外光の画像を撮像するように構成した際には、車室内の照度として、赤外光の照度を検出する必要があるが、太陽光に含まれる波長ごとの成分は明るさによらず略一定であることから、照度センサ4aによる検出照度から、フロントガラスやサイドガラスによる減衰率を考慮して、車室内の明るさを検出するようにすればよい。
また、自動車には、図10(a)に示すように、光の反射率を自動調整する自動防眩ルームミラーを搭載したものが知られており、この種の自動防眩ルームミラーには、ミラーへの入射光の照度を検出する照度センサ4bが組み込まれていることから、この照度センサ4bを利用して、車室内の明るさを検出するようにしてもよい。
また、このように自動防眩ルームミラーに組み込まれた照度センサ4bや、インストルメントパネルとフロントガラスとの間に設けられた照度センサ4aを利用して、車室内の明るさを検出する場合、車両の走行時にトンネルの出入り口等で急激な明るさ変化が生じる際には、これらの照度センサ4a、4bによる検出信号が変化してから、車室内の明るさが変化することになる。
このため、これらの照度センサ4a、4bを利用して、車室内の明るさを検出する際には、センサ出力が変化してから車室内の照度変化が生じる迄の応答遅れ時間と、駆動回路12を介して投光器2からの光の放射強度を変化させてから投光器2からの光の照射強度が実際に変化する迄の制御の応答遅れ時間とを考慮して、この制御の応答遅れ時間分だけ車室内の照度変化を早く予測するようにし、その予測結果に従い、各投光器2の制御量を補正するようにすれば、各投光器2からの光の放射強度をより最適に制御することができるようになり、トンネルの出入り口等で生じる急激な明るさ変化によって、画像の光量不足やハレーションが発生するのを防止することができる。
一方、上記第1実施形態では、投光器2a〜2fの光の放射方向は固定されており、制御装置10は、投光器2a〜2fからの光の放射強度を調整することで、被写体である運転者を撮像装置6にて確実に撮像できるようにするものとして説明したが、例えば、図10に示す如く、自動車のインストルメントパネルの左右両端に、光の放射方向を上下に自動調整し得る一対の投光器2L、2Rを設け、制御装置10において、運転者の顔の向きに応じて、各投光器2L、2Rからの光の放射方向を制御するようにしてもよい。
そして、このようにすれば、各投光器2L、2Rの光の放射方向を上下に変更できることから、自動車に設ける投光器の数を少なくしても、乗員(運転者)を良好に照明することができるようになる。
また特に、図11に示すように、光の放射方向を上下方向だけでなく、左右方向にも調整可能な投光器2Xを利用すれば、投光器2Xからの光の放射方向を自由に設定できることから、例えば、第1実施形態のように、インストルメントパネルに設けた撮像装置6にて運転者の顔を撮像する際には、その撮像装置6の近傍に、この投光器2Xを配置し、制御装置10では、運転者の位置や顔の向きに応じて、この投光器2Xの光の放射方向を調整するように構成することで、第1実施形態と略同様の効果を得ることができるようになる。
なお、図10及び図11において、(a)は、インストルメントパネルに設けた撮像装置6にて運転者の顔を撮像ために車室内に設けられる投光器2の設置位置を表す説明図であり、(b)は、その投光器2の放射方向の調整可能方向を表す説明図である。
そして、図10に示すように、光の放射方向を上下に調整し得る投光器2L、2Rを用いる場合には、図12(a)に示すようなマップを用いて、運転者の顔の上下方向の向きに応じて、各投光器2L、2Rの垂直放射方向を設定するようにすればよく、図11に示すように、光の放射方向を上下・左右に調整し得る投光器2Xを用いる場合には、図12(a)及び(b)に示すようなマップを用いて、運転者の顔の上下方向及び左右方向の向きに応じて、各投光器2L、2Rの垂直放射方向及び水平放射方向を各々設定するようにすればよい。
また、このように設定された垂直放射方向に従い、光の放射方向を上下に調整し得る投光器2L、2Rとしては、例えば、図13に示すように、投光器2としての発光素子32をホルダ33内に固定し、このホルダ33を、シャフト34を介して、基台38に立設された側壁38a,38bに対して、回動可能に固定し、このシャフト34を、基台38に固定されたモータ36、モータ36の回転軸に固定された歯車37、及び、シャフト34に固定された歯車35を介して、回動させるように構成するとよい。
また、図12(a)及び(b)に示した2つのマップを用いて設定された垂直放射方向及び水平放射方向に従い、光の放射方向を上下・左右に調整し得る投光器2Xとしては、例えば、図14に示すように、図13に示した投光器2L、2Rと同様に構成された投光器の基台38を、シャフト42を介して、水平方向に回動可能に基台48に固定し、このシャフト42を、基台48に固定されたモータ45、モータ45の回転軸に固定された歯車46、及び、シャフト42に固定された歯車43を介して、回動させるように構成すればよい。
なお、図13及び図14において、(a)は投光器2L、2R又は2Xの正面図、(b)は投光器2L、2R又は2Xの平面図、(c)は投光器2L、2R又は2Xの左側面図である。
また次に、上記実施形態では、投光器2は、赤外光を放射するものとして説明したが、投光器2が放射する光は、必ずしも赤外光でなくてもよく、可視光であっても、可視光を含んだ赤外光であっても、紫外光であっても、紫外光と可視光とを含む光であっても、紫外光と赤外光とからなる光であっても、或いは、紫外光と可視光と赤外光とからなる光であってもよい。
第1実施形態の車室照明装置全体の構成を表すブロック図である。 車室内での投光器の位置及び運転者の位置変化を説明する説明図である。 車室内での投光器、撮像装置及び照度センサの配置位置を説明する説明図である。 第1実施形態の制御装置にて実行される制御処理を表すフローチャートである。 図5の制御処理を実行する際に使用される補正係数算出用のマップを表す説明図である。 第2実施形態の車室照明装置全体の構成を表すブロック図である。 第2実施形態の投光器及び撮像装置の車室への配置状態を説明する説明図である。 第2実施形態の制御装置にて実行される制御処理を表すフローチャートである。 助手席に着座した乗員の頭部位置を認識するのに用いられる投光器及び撮像装置の車室内への配置例を説明する説明図である。 光の放射方向を上下に調整可能な投光器を用いて運転者を撮像する際の投光器及び撮像装置の車室内への配置例を説明する説明図である。 光の放射方向を上下・左右に調整可能な投光器を用いて運転者を撮像する際の投光器及び撮像装置の車室内への配置例を説明する説明図である。 図10及び図11に示した投光器の光の照射方向を制御するのに用いられるマップの一例を表す説明図である。 図10に示した投光器の詳細構成を表す説明図である。 図11に示した投光器の詳細構成を表す説明図である。
符号の説明
2a〜2f,2L,2R,2X…投光器、4,4a,4b…照度センサ、6,6L,6R…撮像装置、10…制御装置、12a〜12f,12L,12R…駆動回路、14…A/D変換部、16,16L,16R…画像処理部、18…バス、26…通信部、32…発光素子、33…ホルダ、34,42…シャフト、35,37,43,46…歯車、36,45…モータ、38,48…基台。

Claims (9)

  1. 撮像手段による撮像領域を照明するために車室内に配置された投光手段と、
    車室内または被写体の明るさを検出する明るさ検出手段と、
    該明るさ検出手段にて検出された車室内または被写体の明るさに応じて、前記投光手段からの光の放射強度を制御する投光制御手段と、
    を備えた車両の車室照明装置であって、
    前記撮像手段及び投光手段は、前記被写体として車両の座席に着座した乗員を撮像するために、車両の座席周囲に配置されており、
    前記撮像手段による撮像画像を処理することにより、前記被写体として車両の座席に着座した乗員の向きを検出する着座方向検出手段を備える共に、
    前記投光手段を複数備え、
    前記投光制御手段は、該複数の投光手段からの光の放射強度に加えて、前記着座方向検出手段により検出された乗員の向きに応じて、前記複数の投光手段からの光の出力バランスを制御することを特徴とする車両の車室照明装置。
  2. 撮像手段による撮像領域を照明するために車室内に配置された投光手段と、
    車室内または被写体の明るさを検出する明るさ検出手段と、
    該明るさ検出手段にて検出された車室内または被写体の明るさに応じて、前記投光手段からの光の放射強度を制御する投光制御手段と、
    を備えた車両の車室照明装置であって、
    前記撮像手段及び投光手段は、前記被写体として車両の座席に着座した乗員を撮像するために、車両の座席周囲に配置されており、
    前記撮像手段による撮像画像を処理することにより、前記被写体として車両の座席に着座した乗員の向きを検出する着座方向検出手段を備えると共に、
    前記投光制御手段は、前記投光手段からの光の放射強度に加えて、前記着座方向検出手段により検出された乗員の向きに応じて、前記投光手段からの光の出射方向を制御することを特徴とする車両の車室照明装置。
  3. 前記明るさ検出手段として、車室内の照度を検出する第1の照度センサを備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両の車室照明装置。
  4. 前記明るさ検出手段として、前記撮像手段による撮像画像を処理して車室内または被写体の明るさを推定する明るさ推定手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両の車室照明装置。
  5. 前記被写体の位置を検出する位置検出手段を備え、
    前記投光制御手段は、前記明るさ検出手段にて検出された車室内または被写体の明るさと、前記位置検出手段にて検出された被写体の位置とに応じて、前記投光手段からの光の放射強度を制御することを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の車両の車室照明装置。
  6. 前記位置検出手段は、前記撮像手段による撮像画像を処理することにより、前記被写体の位置を検出することを特徴とする請求項5に記載の車両の車室照明装置。
  7. 車両の走行に伴う車室内または被写体の明るさ変化を予測する予測手段を備え、
    前記投光制御手段は、前記予測手段にて車室内または被写体の明るさの変化が予測されると、該予測結果に基づき、前記投光手段からの光の放射強度を補正することを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載の車両の車室照明装置。
  8. 前記予測手段は、車両の進行方向前方位置にて車両周囲の照度を検出可能な第2の照度センサを備え、該第2の照度センサによる検出照度の変化から車室内または被写体の明るさの変化を予測することを特徴とする請求項7に記載の車両の車室照明装置。
  9. 前記投光手段は、赤外光を出射し、前記撮像手段は、前記撮像領域内の物体から反射してきた赤外光からなる赤外光像を撮像することを特徴とする請求項1〜請求項8の何れかに記載の車両の車室照明装置。
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