JP2009096513A - キャリーカートン - Google Patents

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Taiichiro Kobayashi
泰一郎 小林
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Abstract

【課題】コンパクトに折り畳むことができ、またブランクの原反からの紙取りが効率的であり、さらには商品を入れたまま積み重ねることができる丈夫なキャリーカートンを提供すること。
【解決手段】身部と蓋部がヒンジ部を介して開閉可能に連設されたシックスコーナー貼り形式の折畳み箱からなるカートン本体Aと、両端にそれぞれ差込み板が設けられた把手部材Bとからなり、カートン本体Aの蓋部における左右の罫線上にそれぞれ設けられたスリットSと、それらのスリットSにそれぞれ合致するように身部のダストフラップ上に形成されたスリットに把手部材Bの差込み板が差し込まれることで、カートン本体Aと把手部材Bの両者が一体とされる。カートン本体Aはコンパクトに折り畳んだ状態で供給することができ、ブランクの原反からの紙取りが効率的となる。
【選択図】図5

Description

本発明は、紙器用の板紙からなるカートンの技術分野に属し、詳しくは、ドーナッツやケーキなどを収納して持ち運べるようにしたトレータイプのキャリーカートンに関するものである。
従来より、ドーナッツやケーキなどの持ち帰り用として、シックスコーナー貼り形式の折畳み箱からなる大型のトレーカートンが一般に使用されている。そして、店頭でこのような箱を使用する場合、商品を入れた箱をさらに手提げ袋(レジ袋)に入れてお客に手渡している。その際、中に入れた商品が転倒してデコレーションなどが壊れないよう箱を水平のままレジ袋に入れているのが通常である。
しかし、最近は、包装廃棄物の排出を抑制する動きや資源保護の観点から、このレジ袋についても削減する動きが強まってきており、そのためレジ袋不要のトレーカートンが望まれている。そこで、手提げ用の把手を一体に設けた構造とし、水平のまま持ち運ぶことができるようにしたキャリーカートンが使用されている。
特開2001−348023号公報 特開平8−133265号公報
上記した従来のキャリーカートンは、ウェブコーナーを糊貼りとするトレー形式であるため、そのカートンを組み立てるブランクが原反からの紙取りに際して効率の悪い形状となる欠点がある。さらに、ウェブコーナーによる貼りは、底板に連設されている四方の側板のうち相対する2枚の側板が底板に重合するように貼り合わされる関係から、どうしても対向する底板と側面の罫線を越えて畳まれることはできない。したがって、特許文献1のように、一方のみの側板と天面が底板に重合するように貼るか、また特許文献2のように、対応する両側面が底板に重合されても対向する底板と罫線を越えない範囲のブランク形状に限定され、コンパクトに折り畳むことができないという問題点がある。また、ウェッブコーナーによるキャリーカートンは側板が1枚であり、上からの強度が弱く、商品を入れたまま積み重ねることができないといった問題点もある。
本発明は、従来のキャリーカートンが有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、コンパクトに折り畳むことができ、またブランクの原反からの紙取りが効率的であり、さらには商品を入れたまま積み重ねることができる丈夫なキャリーカートンを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明のキャリーカートンは、身部と蓋部がヒンジ部を介して開閉可能に連設されたシックスコーナー貼り形式の折畳み箱からなるカートン本体と、両端にそれぞれ差込み板が設けられた把手部材とからなり、カートン本体の蓋部における左右の罫線上にそれぞれ設けられたスリットと、それらのスリットにそれぞれ合致するように身部のダストフラップ上に形成されたスリットに把手部材の差込み板が差し込まれることにより、カートン本体と把手部材の両者が一体とされることを特徴としている。
そして、上記構成のキャリーカートンにおいて、把手部材の中央に破断用のミシン目線が設けられているように構成してもよい。
本発明のキャリーカートンは、カートン本体と把手部材の2部材で構成され、そのカートン本体がシックスコーナー貼り形式の折畳み箱であるので、コンパクトに折り畳むことができ、物流・保管性に優れた効果を発揮する。また、把手をブランクに一体に設けた従来のキャリーカートンに比べて、ブランクの原反からの紙取りが効率的になるので、無駄なコストアップを生じない。また、組立てに際しても、カートン本体におけるスリットに把手部材の差込み板を差し込むだけでよいので、把手部材をカートン本体に簡単に取り付けることができる。また、商品を入れて蓋をした際、身部と蓋部のそれぞれの側板が重なるため、上方からの強度にも強くなり、商品を入れたまま積み重ねることができる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明に係るキャリーカートンの一例を示す斜視図、図2は図1に示すキャリーカートンのカートン本体Aを組み立てるブランクの展開図、図3は図1に示すキャリーカートンの把手部材Bを示す展開図である。
図2のブランクは、紙器用の板紙を打ち抜いて形成されたもので、図示のように、矩形状をした底板1の左右にそれぞれ折線を介して側板2が連設され、前後に折線を介して前板3と後板4が連設されている。そして、左右の側板2にはそれぞれ折線を介してダストフラップ5が連設され、前板3と後板4にはその左右に折線を介して一対の接着フラップ6,7が連設されており、後板4の上辺には折線を介して底板1とほぼ同じか僅かに大きいサイズの天板8が連設されている。さらに、天板8はその左右にそれぞれ折線を介して側板9が連設され、後板4と反対側に折線を介して覆い板10が連設されており、覆い板10の左右には折線を介して一対の接着フラップ11が連設されている。
このブランクにおいて、底板1とそれを中心とする側板2、前板3、後板4、ダストフラップ5及び接着フラップ6,7がキャリーカートンの身部を構成し、天板8とそれを中心とする側板9、覆い蓋10及び接着フラップ11がキャリーカートンの蓋部を構成する。そして、後板4の上辺が身部と蓋部を折曲げ可能に接続するヒンジ部となる。
底板1の左右にある側板2には、その前後に三角形状をした一対の折曲げ部2a,2bがダストフラップ5に渡って区画されており、天板8の左右にある側板9には、後板4と反対側に三角形状をした一対の折曲げ部9aが区画されている。なお、これらの折曲げ部2a,2b,9aを区画する折線は、押罫と切込線が交互に連続したリード罫で形成され、通常の折線を形成する押罫より折り曲げやすくなっている。
また、底板1の左右にある側板2とダストフラップ5の境界は、折曲げ部2a,2bにかからない中程の位置において押罫の代わりに円弧状の切込線aが形成されることで、図示の如く側板2の中央が外側に僅かに膨らんだ形状になっている。これにより、ダストフラップ5を側板2に対して直角に折り曲げたときに、側板2はダストフラップ5より円弧状に起立するとともに、ダストフラップ5には円弧状のスリットが形成される。
一方、天板8とその左右にある側板9との境界には、その中程のところにおいて、押罫の代わりに、中央に小さな円形孔のある細長い開口bとその両端の短い切込線cとからなるスリットSが形成されている。このスリットSの長さは、側板2とダストフラップ5の間に設けた円弧状の切込線aの直線距離とほぼ同じである。
また、覆い板10には係止片10aが形成されており、この係止片10aに対応して前板3にはT字状の切込線dが形成されている。なお、この係止片10aには、根元から簡単に切れるように破断線eが設けられている。
図3の把手部材Bは、図2のブランクと同じ板紙を打ち抜いて形成されたもので、図示のように、中央のミシン目線fの両側にそれぞれ折線を介して把持板12、連結板13及び差込み板14が対称に連設され、差込み板14の両サイドにそれぞれ折線を介して爪板15が連設された形状をしており、把持板12には指を入れるための把持孔12aが形成されている。なお、把持板12と連結板13の境界はリード罫で形成され、その他の折線は押罫で形成されている。
図2のブランクは、従来のシックスコーナー貼り形式の折畳み箱と同様、各折曲げ部9aの内側面とこれに隣接する接着フラップ11の外側面を接着してカートンの蓋部を折り畳み、次いで、各折曲げ部2a,2bの内側面とこれに隣接する接着フラップ6,7の外側面を接着してカートンの身部を折り畳む。これにより、折り畳んだ身部の上に折り畳んだ蓋部が重なった状態となる。このように図2のブランクはコンパクトに折り畳んだ状態とされ、例えばミシン目線fで半分に折り畳んだ把手部材Bとともに供給される。
店頭において使用するときは、先ずカートン本体を組み立てる。すなわち、身部に対して蓋部を立ててから、図4に示すように身部と蓋部をそれぞれ起函し、身部の中に商品を入れた後、後板4の上辺の折線をヒンジ部として蓋部を身部に重ねるように回動させて蓋をする。このとき、側板2の外側に側板9が重なるように蓋部を身部に被せ、各側板2の上辺に突き出た円弧状部分がそれぞれ天板8と側板9の境界にあるスリットSに入るようにする。
カートン本体Aを組み立てた後、図5に示すように、把手部材Bを中央のミシン目線fで折り曲げた状態としてカートン本体Aに取り付ける。このとき、把手部材Bの爪板15を差込み板14に対して内側に折り返した状態とし、差込み板14を側板2における突き出た円弧状部分の内面側から、蓋部における左右の罫線上に位置するスリットSと、各スリットSに合致するように身部のダストフラップ5上に形成された円弧状のスリットに差し込んで取り付ける。把手部材Bの差込み板14を2つの重なったスリットに差し込む際に、各側板2において円弧状に起立した部分がガイドの役目を果たすので、簡単に取り付けることができる。そして、取り付けた把手部材Bは、差込み板14の両サイドにある爪板15が紙の反発力で戻ることから、スリットから簡単には抜けない状態となるため、別のレジ袋等に入れなくても水平のまま安心して持ち運ぶことができる。
キャリーカートンから中の商品を取り出すときは、把手部材Bをその中央のミシン目線fのところで破断し、カートン本体Aの蓋部を開けるようにすればよい。すなわち、把手部材Bは簡単には抜けないようにしてあるので、開封時に破断することになる。
カートン本体Aに把手部材Bを取り付けたキャリーカートンは、把手部材Bの把持板12における把持孔12aに指先を入れ、把持板12を掴んで持ち運ぶことができる。そして、身部と蓋部のそれぞれの側壁2,9が重なっているので、上方からの強度にも強くなっており、商品を入れたまま積み重ねることもできる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明によるキャリーカートンは、上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
例えば、上記の例では、開封時に把手部材を破断するために中央にミシン目線を設けたが、ミシン目線の代わりにジッパーを設けるようにしてもよい。また、要は開封時に手で簡単に把手部材を破断できればよいので、他の折線のところやその他の部位を破断可能としてもよい。
本発明に係るキャリーカートンの一例を示す斜視図である。 キャリーカートンのカートン本体を組み立てるブランクの展開図である。 キャリーカートンの把手部材を示す展開図である。 キャリーカートンのカートン本体を組み立てる様子を示す説明図である。 カートン本体に把手部材を取り付ける様子を示す説明図である。
符号の説明
A カートン本体
B 把手部材
S スリット
1 底板
2 側板
2a,2b 折曲げ部
3 前板
4 後板
5 ダストフラップ
6,7 接着フラップ
8 天板
9 側板
9a 折曲げ部
10 覆い板
10a 係止片
11 接着フラップ
12 把持板
12a 把持孔
13 連結板
14 差込み板
15 爪板
a,c,d 切込線
b 開口
e 破断線
f ミシン目線

Claims (2)

  1. 身部と蓋部がヒンジ部を介して開閉可能に連設されたシックスコーナー貼り形式の折畳み箱からなるカートン本体と、両端にそれぞれ差込み板が設けられた把手部材とからなり、カートン本体の蓋部における左右の罫線上にそれぞれ設けられたスリットと、それらのスリットにそれぞれ合致するように身部のダストフラップ上に形成されたスリットに把手部材の差込み板が差し込まれることにより、カートン本体と把手部材の両者が一体とされることを特徴とするキャリーカートン。
  2. 把手部材の中央に破断用のミシン目線が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャリーカートン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013147280A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Oji Holdings Corp 簡易キャリーケース
JP2019210037A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 レンゴー株式会社 包装箱

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