JP4679227B2 - 段ボール製包装箱 - Google Patents

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Description

本発明は、取手部分を改良した段ボール製包装箱に関するものである。
従来のこの種段ボール製の包装箱として、例えば特許文献1に開示されているものが知られている。この特許文献1に開示されている包装箱は箱を立てた状態において側板部に切目線を入れることにより形成されている舌片を内側に押し込むことにより取手孔が形成されるとともに舌片の先端が天板の内面に当接して舌片、側板部、天板とによって断面形状が三角形状である三角構造が形成されるようになっている。そして、ユーザーが手先を取手孔に挿入し、三角構造を把持することにより包装箱を持ち運びするものである。
特開2002−293321号公報
上記した特許文献1に開示されている包装箱の構成では、ユーザーが手先を取手孔に挿入し、三角構造を把持することにより包装箱を持ち運びするようになっているが、三角構造を把持して包装箱を持ち運びする際、包装箱(被包装物を含む)の荷重により三角構造の部分で外側に力が掛かり、舌片の基端部の両端より切り裂きが生じ、それ以後の持ち運びに困難を来たすという問題があった。
本発明の目的は、このような課題を解決するものであり、取手部分の強度アップを図った段ボール製包装箱を提供することにある。
本発明の請求項1に記載の段ボール製包装箱は、段ボール板を材料として作られ、2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、この対向側板2,2、3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6、7,7とを備えてなる平面形状が矩形の包装箱1であって、少なくとも1つの側板2の上端近傍には切目線10を入れることにより形成されている舌片11を内側に押し込むことにより取手孔12が形成されるようになっており、切目線10の上端は繋がっておらず舌片11の折り曲げ線13が形成され、また舌片11の中央部には舌片11を押し込まずに側板2と面一の状態においてほぼ冂型の切目線14が形成されているとともに、この切目線14の下端と前記切目線10との間に折り曲げ線15が形成されており、また前記折り曲げ線13および折り曲げ線15は前記側板2とこの側板2の上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線と平行となっており、前記切目線10で囲まれる舌片11を折り曲げ線13を回転中心として内側に押し込むことにより前記折り曲げ線15よりも先端側部分11aは前記切目線14で囲まれる部分11bと一体に折り曲げ線15を回転中心として切目線14を囲む舌片11の基部側部分11cに対して折れ曲がり、前記側板2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6の内面に面接触し、同時に切目線14で囲まれる部分11bの先端は側板2とその上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線に当接し、舌片11の基部側部分11cは側板2に対して傾斜状態となるように構成したことを特徴とする。
請求項2に記載の段ボール製包装箱は、段ボール板を材料として作られ、2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、この対向側板2,2、3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6、7,7とを備えてなる平面形状が矩形の包装箱1であって、短辺側の少なくとも一方の側板2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6に切目線16を入れることにより形成されている舌片17を内側に下向きに押し込むことにより取手孔18が形成されるようになっており、切目線16の両端は繋がっておらず舌片17の折り曲げ線19が形成され、この折り曲げ線19が上蓋板形成用フラップ6と一方の側板2との連設線側に向き、舌片17の先端部は連設線とは反対側に向き、また舌片17の中央部には舌片17を押し込まずに上蓋板形成用フラップ6と面一の状態においてほぼ冂型の切目線20が形成されているとともに、この切目線20の両端と前記切目線16との間に折り曲げ線21が形成されており、また前記折り曲げ線19および折り曲げ線21は前記上蓋板形成用フラップ6とこの上蓋板形成用フラップ6に繋がる一方の側板2との連設線と平行となっており、前記切目線16で囲まれる舌片17を折り曲げ線19を回転中心として内側に押し込むことにより折り曲げ線21よりも先端側部分17aは前記切目線20で囲まれる部分17bと一体に折り曲げ線21を回転中心として切目線20を囲む舌片17の基部側部分17cに対して折れ曲がり、前記上蓋板形成用フラップ6に繋がる一方の側板2の内面に面接触し、同時に切目線20で囲まれる部分17bの先端は上蓋板形成用フラップ6と一方の側板2との連設線に当接し、舌片17の基部側部分17cは上蓋板形成用フラップ6に対して傾斜した状態となるように構成したことを特徴とする。
請求項3に記載の段ボール製包装箱は、請求項2に記載の段ボール製包装箱において、切目線16を入れることにより形成される取手孔18の位置において、長辺側の対向側板3,3の上端に連設され短辺側の側板2,2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6,6の上に重なる上蓋板形成用フラップ7,7にミシン目状カット線22を入れることにより取手孔18より僅かに大きな切抜き孔23を形成してなることを特徴とする。
請求項4に記載の段ボール製包装箱は、請求項2に記載の段ボール製包装箱において、切目線16を入れることにより形成される取手孔18の位置において、長辺側の対向側板3,3の上端に連設され短辺側の側板2,2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6,6の上に重なる上蓋板形成用フラップ7,7に取手孔18より僅かに大きな切抜き孔23を形成してなることを特徴とする。
以上のように、本発明の請求項1に記載の段ボール製包装箱は、包装箱1を持ち運びする際、側板2に形成された取手孔12に差し込まれた手先が舌片11の基部側部分11cおよび先端側部分11aに当接した状態を保持することにより、舌片11の基部側部分11cは側板2に対して傾斜した状態となり、また舌片11の先端側部分11aは上蓋板形成用フラップ6の内面に面接触するとともに切目線14で囲まれる部分11bの先端は側板2とその上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線に当接し、舌片11の基部側部分11cの付け根に外側に反り返る力が掛かっても、即ち舌片11の基部側部分11cの付け根よりも上側の側板2部分を内側に押す方向の力が掛かっても前記切目線14で囲まれる部分11bの先端は側板2とその上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線を内側から外向きに力を掛けながら強く当接しているので舌片11の基部側部分11cの付け根付近で側板2が破損するようなことがなく、取手部分の強度アップを図ることができる。
また、請求項2に記載の段ボール製包装箱は、上蓋板形成用フラップ6に切目線16を入れることにより形成されている舌片17を内側に下向きに押し込むことにより取手孔18が形成されるようにした包装箱であって、この場合も同様に取手部分の強度アップを図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を用いて具体的に説明する。
先ず、図1〜図6に示す第1の実施の形態について説明すると、1は段ボール板を材料として作られ平面形状が長方形(もしくは正方形)などの矩形の包装箱であって、2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、この対向側板2,2、3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6、7,7とを備えている。具体的には、2組の対向側板2,2、3,3の内、一方の対向側板2,2の幅が他方の対向側板3,3の幅に比べて短い寸法に設定されている。そして、底板形成用フラップ4,4、5,5においては短辺側の対向側板2,2の下端に連設された底板形成用フラップ4,4を先に折り曲げ、続いて長辺側の対向側板3,3の下端に連設された底板形成用フラップ5,5を折り曲げて底板形成用フラップ5,5の先端部端面同士を突き合わせ状態として底板形成用フラップ4,5同士を接着剤で接合することによって底板を形成する。
底板形成後は包装箱1の中に被包装物として例えば飲料水などの内容物が2リットル入ったペットボトル9、所謂2リットル入りのペットボトル9を6本収納し、上蓋形成用フラップ6,6、7,7を閉じる。この上蓋形成用フラップ6,6、7,7についても閉じる順序は底板形成用フラップ4,4、5,5と同様であり、短辺側の対向側板2,2の上端に連設された上蓋板形成用フラップ6,6を先に折り曲げ、続いて長辺側の対向側板3,3の上端に連設された上蓋板形成用フラップ7,7を折り曲げて上蓋板形成用フラップ7,7の先端部端面同士を突き合わせ状態として上蓋板形成用フラップ6,7同士を接着剤で接合することによって上蓋を形成する。なお、前記ペットボトル9は上端に開閉自在なキャップ9aが螺合して設けられ、このキャップ9a取り付け位置に繋がるペットボトル9の肩部9bは胴部9cに向かって下広がり状に傾斜している。
ところで、前記短辺側の対向側板2,2の上端近傍には切目線10を入れることにより形成されている舌片11を内側に押し込むことにより取手孔12が形成されるようになっている。詳しくは、切目線10で囲まれる舌片11を内側に押し込むことにより形成される取手孔12は上記特許文献1に開示されているような包装箱に備える一般的な取手孔よりも上下方向に大きく、切目線10の上端は繋がっておらず舌片11の折り曲げ線13が形成され、また舌片11の中央部には舌片11を押し込まずに側板2と面一の状態においてほぼ冂型で両側部が下向きに広がる切目線14が形成されているとともに、この切目線14の下端と前記切目線10との間に折り曲げ線15が形成されている。また、前記折り曲げ線13および折り曲げ線15は前記短辺側の側板2と、この側板2の上端の上蓋板形成用フラップ6,6との連設線と平行となっている。そして、包装箱1の中に内容物が2リットル入ったペットボトル9を6本収納し、上蓋形成用フラップ6,6、7,7を閉じた梱包状態において、包装箱1を持ち運びする際、前記切目線10で囲まれる舌片11を折り曲げ線13を回転中心として内側に押し込むことにより舌片11の先端がペットボトル9の肩部9bに当接しながら包装箱1の内側に折り込まれる。その結果前記折り曲げ線15よりも先端側部分11aは前記切目線14で囲まれる部分11bと一体に折り曲げ線15を回転中心として切目線14を囲む舌片11の基部側部分11cに対して折れ曲がり、前記短辺側の側板2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6の内面に面接触する。また、同時に切目線14で囲まれる部分11bの先端は側板2とその上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線に当接するようになる。このように折り込まれた舌片11の基部側部分11cは側板2に対して傾斜した状態となる。つまり、包装箱1を持ち運びする際、側板2に形成された取手孔12に差し込まれた手先が舌片11の基部側部分11cおよび先端側部分11aに当接した状態を保持することにより、舌片11の基部側部分11cは側板2に対して傾斜した状態となり、また舌片11の先端側部分11aは上蓋板形成用フラップ6の内面に面接触するとともに切目線14で囲まれる部分11bの先端は側板2とその上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線に当接し、舌片11の基部側部分11cの付け根に外側に反り返る力が掛かっても、即ち舌片11の基部側部分11cの付け根よりも上側の側板2部分を内側に押す方向の力が掛かっても前記切目線14で囲まれる部分11bの先端は側板2とその上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線近傍を内側から外向きに力を掛けながら強く当接しているので舌片11の基部側部分11cの付け根付近で側板2が破損するようなことがない。
なお、この第1の実施の形態において包装箱1の中に下広がり状に傾斜する肩部9bを備えたペットボトル9を収納しているが、被包装物として前述のようなペットボトル9に限定されるものではなく、要は取手孔12が形成される側板2の上端近傍における内側に舌片11を押し込むことが可能な空間を備えるような収納状態となるものであれば良く、側板2の内側に舌片11を押し込む際に切目線14で囲まれる部分11bを指で押し込みながら舌片11の先端側部分11aを基部側部分11cに対して折り曲げるようにしても良い。
また、第1の実施の形態では短辺側の対向側板2,2の上端近傍に取手孔12が形成されるようになっているが、一方の側板2にのみ取手孔12が形成されるようになっていても良い。つまり、片手持ちする包装箱にも対応できる。
次に、図7〜図10に示す第2の実施の形態について説明すると、この第2の実施の形態では第1の実施の形態のように短辺側の側板2に取手孔を設ける代わりに、短辺側の一方の側板2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6に切目線16を入れることにより形成されている舌片17を内側に下向きに押し込むことにより取手孔18が形成されるようになっている。詳しくは、切目線16の両端は繋がっておらず舌片17の折り曲げ線19が形成され、この折り曲げ線19が上蓋板形成用フラップ6と一方の側板2との連設線側に向き、舌片17の先端部は連設線とは反対側に向くように切目線16が入れられている。そして、この舌片17にも中央部には舌片17を押し込まずに上蓋板形成用フラップ6と面一の状態においてほぼ冂型で両側部が舌片17の先端側に広がる切目線20が形成されているとともに、この切目線20の両端と前記切目線16との間に折り曲げ線21が形成されている。また、前記折り曲げ線19および折り曲げ線21は前記上蓋板形成用フラップ6とこの上蓋板形成用フラップ6に繋がる一方の側板2との連設線と平行となっている。そして、切目線16で囲まれる舌片17を折り曲げ線19を回転中心として内側に押し込んで折り曲げ線21よりも先端側部分17aは前記切目線20で囲まれる部分17bと一体に折り曲げ線21を回転中心として切目線20を囲む舌片17の基部側部分17cに対して折り曲げてこの上蓋板形成用フラップ6に繋がる短辺側の側板2の内面に面接触させ、また、同時に切目線20で囲まれる部分17bの先端を上蓋板形成用フラップ6と側板2との連設線に当接させることができる。このように折り込まれた舌片17の基部側部分17cは上蓋板形成用フラップ6に対して傾斜した状態となる。つまり、この第2の実施の形態の取手は、第1の実施の形態の取手が縦方向に向いているのに対して横方向に向いている。さらに、この第2の実施の形態では、切目線16を入れることにより形成される取手孔18の位置において、長辺側の対向側板3,3の上端に連設された上蓋板形成用フラップ7,7にミシン目状カット線22を入れることにより取手孔18より僅かに大きな切抜き孔23を形成できるようになっており、包装箱1の持ち運び時に切抜き孔23を形成して、取手孔18を形成できるようになっている。なお、ミシン目状カット線22を入れずに取手孔18の位置で上蓋板形成用フラップ7,7に始めから抜き孔を形成しておいても良い。この第2の実施の形態の包装箱は片手持ち用の包装箱であるが、短辺側の他方の側板2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6にも同様の取手孔18を形成するようにしても良い。
以上述べた2つの実施の形態の切目線10で形成される取手孔12および切目線16で形成される取手孔18の形状は、折り曲げ線13および19に向かって窄まり状に傾斜しているが、図11に示すように4つのコーナー24が丸みを帯びた長方形の切目線25により取手孔を形成することも可能である。切目線25内部の構成は前記2つの実施の形態と同様である。
本発明の第1の実施の形態における段ボール製包装箱の展開図である。 同包装箱の組み立て途中の状態を示す斜視図である。 同包装箱にペットボトルを収納した状態を示す斜視図である。 同包装箱による梱包状態を示す斜視図である。 同包装箱の取手孔に手先を差し込んだ状態を示す要部拡大斜視図である。 同包装箱の取手孔に手先を差し込み舌片を折り込んだ状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の第2の実施の形態における段ボール製包装箱の展開図である。 同包装箱による梱包状態を示す斜視図である。 同包装箱の取手孔に手先を差し込んだ状態を示す要部拡大斜視図である。 同包装箱の取手孔に手先を差し込み舌片を折り込んだ状態を示す要部拡大断面図である。 本発明の取手孔の変形例を示す要部拡大図である。
符号の説明
1 包装箱
2,3 側板
4,5 底板形成用フラップ
6,7 上蓋形成用フラップ
9 ペットボトル
10 切目線
11 舌片
11a 先端側部分
11b 切目線で囲まれる部分
11c 基部側部分
12 取手孔
13 折り曲げ線
14 切目線
15 折り曲げ線
16 切目線
17 舌片
17a 先端側部分
17b 切目線で囲まれる部分
17c 基部側部分
18 取手孔
19 折り曲げ線
20 切目線
21 折り曲げ線
22 ミシン目状カット線
23 切抜き孔
24 コーナー
25 切目線

Claims (4)

  1. 段ボール板を材料として作られ、2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、この対向側板2,2、3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6、7,7とを備えてなる平面形状が矩形の包装箱1であって、少なくとも1つの側板2の上端近傍には切目線10を入れることにより形成されている舌片11を内側に押し込むことにより取手孔12が形成されるようになっており、切目線10の上端は繋がっておらず舌片11の折り曲げ線13が形成され、また舌片11の中央部には舌片11を押し込まずに側板2と面一の状態においてほぼ冂型の切目線14が形成されているとともに、この切目線14の下端と前記切目線10との間に折り曲げ線15が形成されており、また前記折り曲げ線13および折り曲げ線15は前記側板2とこの側板2の上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線と平行となっており、前記切目線10で囲まれる舌片11を折り曲げ線13を回転中心として内側に押し込むことにより前記折り曲げ線15よりも先端側部分11aは前記切目線14で囲まれる部分11bと一体に折り曲げ線15を回転中心として切目線14を囲む舌片11の基部側部分11cに対して折れ曲がり、前記側板2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6の内面に面接触し、同時に切目線14で囲まれる部分11bの先端は側板2とその上端の上蓋板形成用フラップ6との連設線に当接し、舌片11の基部側部分11cは側板2に対して傾斜状態となるように構成したことを特徴とする段ボール製包装箱。
  2. 段ボール板を材料として作られ、2組の対向側板2,2、3,3と、この対向側板2,2、3,3の下端に連設された底板形成用フラップ4,4、5,5と、この対向側板2,2、3,3の上端に連設された上蓋形成用フラップ6,6、7,7とを備えてなる平面形状が矩形の包装箱1であって、短辺側の少なくとも一方の側板2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6に切目線16を入れることにより形成されている舌片17を内側に下向きに押し込むことにより取手孔18が形成されるようになっており、切目線16の両端は繋がっておらず舌片17の折り曲げ線19が形成され、この折り曲げ線19が上蓋板形成用フラップ6と一方の側板2との連設線側に向き、舌片17の先端部は連設線とは反対側に向き、また舌片17の中央部には舌片17を押し込まずに上蓋板形成用フラップ6と面一の状態においてほぼ冂型の切目線20が形成されているとともに、この切目線20の両端と前記切目線16との間に折り曲げ線21が形成されており、また前記折り曲げ線19および折り曲げ線21は前記上蓋板形成用フラップ6とこの上蓋板形成用フラップ6に繋がる一方の側板2との連設線と平行となっており、前記切目線16で囲まれる舌片17を折り曲げ線19を回転中心として内側に押し込むことにより折り曲げ線21よりも先端側部分17aは前記切目線20で囲まれる部分17bと一体に折り曲げ線21を回転中心として切目線20を囲む舌片17の基部側部分17cに対して折れ曲がり、前記上蓋板形成用フラップ6に繋がる一方の側板2の内面に面接触し、同時に切目線20で囲まれる部分17bの先端は上蓋板形成用フラップ6と一方の側板2との連設線に当接し、舌片17の基部側部分17cは上蓋板形成用フラップ6に対して傾斜した状態となるように構成したことを特徴とする段ボール製包装箱。
  3. 切目線16を入れることにより形成される取手孔18の位置において、長辺側の対向側板3,3の上端に連設され短辺側の側板2,2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6,6の上に重なる上蓋板形成用フラップ7,7にミシン目状カット線22を入れることにより取手孔18より僅かに大きな切抜き孔23を形成してなることを特徴とする請求項2記載の段ボール製包装箱。
  4. 切目線16を入れることにより形成される取手孔18の位置において、長辺側の対向側板3,3の上端に連設され短辺側の側板2,2の上端に繋がる上蓋板形成用フラップ6,6の上に重なる上蓋板形成用フラップ7,7に取手孔18より僅かに大きな切抜き孔23を形成してなることを特徴とする請求項2記載の段ボール製包装箱。
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