JP2009078634A - 車両のシートベルト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗車時等に乗員がシートベルトを装着するとき、収納動作での手当たり(引掛り)を低減し、ベルト装着の阻害を防止し、ベルトの弛みによる外観の低下を抑制できる車両のシートベルト装置を提供する。
【解決手段】
この車両のシートベルト装置10は、ベルト13を巻回するベルトリール22と、ベルトリールを回転駆動してベルトの巻取りを行うモータ23と、ベルトリールの回転位置を検知する回転位置検知部(回転角検知部112)と、回転位置検知部の出力信号に基づいてモータへの通電量を制御する制御装置26とを備え、車両のドア201の開閉を検知するドア開閉状態検知部202と、ドア開閉状態検知部がドアが閉状態から開状態になることを検知し、かつ、回転位置検知部の出力信号に基づきベルトリールの回転位置の変化が所定値以下の変化であると判定するとき、モータの駆動を規制する規制手段(ステップS13,S14)とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は車両のシートベルト装置に関し、特に、乗員の乗降時ドアが開いた後に条件に応じてベルト収納動作を規制するようにした車両のシートベルト装置に関する。
車両の座席に座った乗員を保護するために装備されたシートベルト装置について、近年、緊急時や走行状態の不安定時(挙動の異常時)に、ベルト(ウェビング)による乗員の拘束を行うことにより、乗員の座乗姿勢の変化を抑止する技術が実用に供されている。
シートベルト装置を開示する先行技術としては、例えば下記の特許文献1に記載されたシートベルト制御装置がある。このシートベルト制御装置では、乗員が車両から降車したとき、または降車しようとするとき、乗員の体から外されたシートベルトを確実に巻取り収納する。このシートベルト制御装置の構成では、バックルとタングプレートとの係合が外れたこと、車内に乗員がいなくなったこと、ドアが開いたこと、またはエンジンキースイッチがオフになったこと等を、それぞれ対応する検知手段で検知する度にシートベルトの巻取り動作が再度行われることにより、シートベルトの巻取り動作を確実に行うようにしている。
特開2001−163186号公報
特許文献1に記載されたシートベルト制御装置によれば、乗員が車両に乗り座席に座ろうとする場合、座席を前後方向等に動かしてしまったとき、シートベルトの引出しを検知することによるベルト収納動作と乗員のシートベルト装着動作とが重なって対立関係を作り、シートベルトを装着する際にその動作に関して乗員に対して不快感を与えてしまうというおそれがある。
本発明の目的は、上記の課題に鑑み、乗車時等にドアを開いて座席に座った乗員がシートベルトを装着しようとするとき、収納動作における手当たり(引掛り)を低減し、ベルト装着の阻害を防止し、ベルトの弛みによる外観の低下を抑制することができる車両のシートベルト装置を提供することにある。
本発明に係る車両のシートベルト装置は、上記目的を達成するために、次のように構成される。
第1の車両のシートベルト装置(請求項1に対応)は、ベルトを巻回するベルトリールと、ベルトリールを回転駆動してベルトの巻取りを行うモータと、ベルトリールの回転位置を検知する回転位置検知手段と、回転位置検知手段の出力信号に基づいてモータへの通電量を制御する制御手段とを備え、さらに、車両のドアの開閉を検知するドア開閉状態検知手段と、ドア開閉状態検知手段がドアが閉状態から開状態になることを検知し、かつ、回転位置検知手段の出力信号に基づきベルトリールの回転位置の変化が所定値以下の変化であると判定するとき、モータの駆動を規制する規制手段と、を備える。
上記の構成では、例えば運転手が車両のドアを開いて当該車両の運転席の座席に座りシートベルトを装着しようとする場合であって、座席を前後方向等に動かしてしまったとき、当該乗車時の手当たりや引掛りによって生じる収納動作を抑制し、ベルト装着の阻害を防止することが可能となる。
第2の車両のシートベルト装置(請求項2に対応)は、上記の第1の構成において、好ましくは、さらにベルトリールの回転速度を検知する回転速度検知手段を備え、規制手段は、回転速度検知手段が検知した回転速度が所定値以下であるとき、モータの駆動を規制することを特徴とする。この構成では、乗車時であってドア開後、シートベルト装着時の引掛りの動作と当該装着時の操作とを切り分け、快適なベルト動作を行うことが可能となる。
第3の車両のシートベルト装置(請求項3に対応)は、上記の各構成において、好ましくは、制御手段は、車両のイグニッションスイッチがオフになってから所定時間後に待機状態へ遷移するとき、当該待機状態への遷移前にベルトを収納位置まで巻取るようにモータを駆動する待機前巻取り手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、車両のシートベルト装置のベルトの巻取り制御の動作で、車両ドアが閉状態から開状態になったときベルトを巻回したベルトリールの回転位置変化が所定値以下であるときにはモータの駆動を規制し、収納動作を規制するようにしているため、乗員がシートベルトを装着しようとする際に抵抗になったり、妨げになったりするのを抑制することができる。
また、乗降時等にドアを開いて座席に座った乗員がシートベルトを装着しようとするとき、収納動作における手当たり(引掛り)を低減し、ベルト装着の阻害を防止し、ベルトの弛みによる外観の低下を抑制することができる。
以下に、本発明の好適な実施形態(実施例)を添付図面に基づいて説明する。
図1は運転席等におけるシートベルト装置の装備状態を示し、図2はシートベルト巻取り用のリトラクタの要部構成を示し、図3〜図5は回転検知部に関する構成を示し、図6は車両のシートベルト装置の制御システムの全体的な構成を示す。
図1において、シートベルト装置10は、乗員11の身体を座席12に拘束するベルト(ウェビング)13を備える。ベルト13は、乗員11の上体を拘束するベルト部分13aと、乗員11の腰部を拘束するベルト部分13bとから成る。ベルト部分13bの一端はアンカープレート14により車室下部の車体部分に固定されている。ベルト部分13aは、乗員11の肩近傍の箇所に設けられたスルーアンカー15で折り返され、その端部はリトラクタ16のベルトリールに連結されている。ベルト13の他方の共通端部(折返し部)にはタングプレート17が取り付けられている。このタングプレート17は、座席12の下側縁部に固定されたバックル18に着脱自在である。バックル18には、タングプレート17の連結を検出するバックルスイッチ19が設けられている。
上記において、座席12は運転席の例を示し、乗員11は運転者である。図1に示すドア201は車両の右側前部の運転席ドアである。運転席ドア201は、運転者11が乗降するときに開閉される。運転席ドア201には運転席ドアの開閉状態を検出するためのドア開閉状態検知部202が適宜な箇所に付設されている。ドア開閉状態検知部202の設置箇所は任意である。なお、シートベルト装置およびドアに関する上記の構成は、助手席、後部座席であっても同じように構成することができる。
図2に、シートベルト用のリトラクタ16の要部構成を模式的に示す。リトラクタ16は、ハウジング21内に回転自在に設けられたベルトリール(スピンドル)22と、ベルトリール22を回転駆動する電気モータ23とを備える。ベルトリール22にはベルト13の上記ベルト部分13aの端部が結合され、ベルト部分13aはベルトリール22で巻き取られ、ベルトリール22に巻回されるように構成されている。ベルトリール22の軸22aには、動力伝達機構(ギヤ機構)24を介してモータ23の駆動軸23aに接続される。ベルトリール22は、動力伝達機構24を経由してモータ23で回転駆動される。またリトラクタ16は、ベルトリール22の軸22aに接続された回転検知部25を備える。
回転検知部25は、好ましくは、回転角センサを利用して構成される。当該回転角センサには、例えば、磁気ディスクと2個のホールICとを組み合わせて成る磁気センサが利用される。この回転角センサの最小分解角度は例えば4°であり、ベルトの長さに換算すると1.3〜1.6mm程度である。
図3〜図5を参照して、回転検知部25の一例として回転角センサを利用した構成を説明する。
回転角センサとして例えば磁気センサが利用されている。この磁気センサにおいて、円板形状の磁気ディスク101は、その中心部はベルトリール22の軸22aに連結され、ベルトリール22の軸22aの回転動作と連動して回転する。磁気ディスク101の円周縁部に沿った環状領域には、微小なN極領域102aとS極領域102bを交互に配列した磁極配列部102が形成されている。磁気ディスク101における環状の磁極配列部102は、通常、磁化作用で作られる。磁極配列部102におけるN極領域とS極領域の各々の大きさは、上記のごとき所定の最小分解角度を実現するために必要な程度に設定される。磁気ディスク101の磁極配列部102に対応して、磁極配列部102のN極領域102aとS極領域102bの各々に対して磁気的に感応する2つのホールIC103,104が適宜な位置に配置される。磁気ディスク101に近接して配置された2つのホールIC103,104は、それぞれ、ホールIC同士の位置関係と、感応する磁気ディスク101の磁極配列部102の各磁極との関係に基づいて、位相的に所定量だけずれた2つの相の異なるパルス信号P1,P2を出力する。2つのパルス信号P1,P2は、そのパルスの生じる位相的関係に基づいてベルトリール22の軸22aの回転方向(巻取り方向かまたは引出し方向か)を検知することが可能となる。換言すれば、2つのパルス信号P1,P2は、ベルトリール22の軸22aの回転方向に応じて先後関係が反転するという特性を有している。さらに、2つのパルス信号P1,P2のいずれかを用いて、発生したパルス数を計数することによりベルトリール22の軸22aの回転動作で生じた回転角(回転位置、回転量)を検知することが可能となり、さらにその変化量によって回転速度を演算することにより回転速度を検知することが可能となる。
上記の回転検知部25から出力される2つのパルス信号P1,P2は、図2に示されるごとく制御装置26に入力される。制御装置26は、図5に示すごとく、回転検知部25から供給される2つのパルス信号P1,P2を利用して、下記に説明する所要の信号処理を行う機能部を有している。
図5において、符号110は、2つのパルス信号P1,P2に基づいて、ベルトリール22の回転状態(または回転動作状態)を検知する回転状態検知部である。ここで「回転状態(または回転動作状態)」は、上記の回転方向と回転角(回転位置、回転量)を含む概念であり、さらにはベルトリール22のベルト巻取り位置、ベルト巻取り位置の変化等を含む概念である。
上記回転状態検知部110は、ベルト13が巻回されたベルトリール22の軸22aの回転状態を検知して処理する機能部分である。回転状態検知部110は、回転方向検知部111と回転角検知部112を含んでいるが、これらに限定するものではない。また回転状態検知部110の次段には、回転角変化検知113が設けられている。回転角変化検知部113は、回転状態検知部110に含まれる回転角検知部112が出力する回転角検知信号を入力し、当該回転角検知信号の変化状態を検知して回転角変化に係る信号を出力する。単位時間の当たりの回転角変化を求めることによりベルトリール22の回転速度に係る信号を得ることが可能となる。回転角変化検知部113から出力された回転角変化に係る信号は、ベルトリール22によるベルト巻取り位置を検知する情報として用いられる。リトラクタ16のベルト巻取り動作は、ベルト巻取り位置の検知情報に基づいて、制御装置26によって制御される。
制御装置26は、電源27からモータ23へ供給される駆動電流I1の通電量を通電量調整部28で制御することにより、リトラクタ16のベルト巻取り動作等を制御する。制御装置26により制御されるリトラクタ16は、乗員11の姿勢を保持するための電気式プリテンショナ機構部として構成されている。
上記のごとく、回転検知部25から出力される位相の異なる2つの検知信号(パルス信号)P1,P2は制御装置26に入力され、これらの検知情報を用いて最終的に回転位置信号と回転速度信号を取り出すために、制御装置26内では所要の演算処理が実行され、回転位置検知部と回転速度検知部の各機能部分が設けられる。
リトラクタ16の動作は、制御装置26の各種の制御機能によって制御される。制御装置26は、電源27からモータ23へ供給される駆動電流I1の通電量を通電量調整部28で制御することにより、リトラクタ16によるベルトの引き込み(巻取り)または引き出し(送り出し)等の動作を制御する。
座席12に乗車した乗員11は、車両の緊急時や走行状態の不安定時に、ベルト13による保護・拘束を受け、姿勢や位置の変化を抑止され、望ましい安全状態に保持される。
以上の構成を有する上記のシートベルト装置10およびリトラクタ16等は運転席側の装置であったが、特に助手席側にも同様なシートベルト装置およびリトラクタ等が装備されている。以下において「R側」は運転席側、「L側」は助手席側とする。
次に、図6のブロック図を参照して、シートベルト装置10等の制御システムをハードウェアの観点から説明する。
図6において、制御装置26はCPUで構成される。制御装置26を含むブロック30は、シートベルトによって乗員11の姿勢を保持するための電気式プリテンショナユニットを示している。ブロック30では、制御装置(CPU)26の入力側に電源部31、車内ネットワーク(CAN)通信部32、回転角インターフェース(回転角I/F)部33、通信部34を備え、その出力側にR側モータ駆動制御部35、L側モータ駆動制御部36、記録部37を備えている。記録部37は、データや制御プログラムを格納するメモリである。
電気式プリテンショナユニット30の入力側には、シートベルト用リトラクタの一例として上記のリトラクタ16を示すブロックが設けられる。リトラクタ16は、前述した回転検知部25から出力される検知信号を制御装置26に送信するための回転角インターフェース(回転角I/F)部41を含む。回転角インターフェース部41は、電気式プリテンショナユニット30内の上記回転角インターフェース部33に接続され、回転角インターフェース部33に対して検知信号を送る。上記のリトラクタ16は運転席側および助手席側等のそれぞれについて設けられている。
電気式プリテンショナユニット30の入力側には、さらに、ACC(Adaptive Cruise Control)ユニット(障害物検知装置等の制御ユニット)42、VSA(Vehicle Stability Assist)ユニット(車両挙動安定化制御ユニット)43、FI/AT(Fuel Injection / Automatic Transmission)ユニット44、SRS(Supplement Restraint System)ユニット(補助拘束装置ユニット)45等の入力側要素が設けられている。これらの入力側要素の中には、車速センサ等の車両の走行状態または挙動状態を検出する検出ユニット、前述したドア開閉状態検知部202等も含まれる。ACCユニット42、VSAユニット43、FI/ATユニット44等の入力側要素は、車内ネットワーク46を介してそれらの出力信号を車内ネットワーク通信部32に供給する。SRSユニット45は、R側バックル47RおよびL側バックル47Lからの各信号を受けるSRS制御部45aと、通信部45bとを有している。ここでR側バックル47Rは運転席側の上記バックル17に相当し、L側バックル47Lは助手席側に装備されたシートベルト装置のバックルである。R側バックル47RおよびL側バックル47Lから出力される各信号は、内蔵されるバックルスイッチの検知信号である。SRS制御部45aは、R側バックル47RまたはL側バックル47Lからの信号を受けると、通信部45bを介してその信号を電気式プリテンショナユニット30の通信部32に送信する。またSRSユニット45は、車両走行時にシートベルトが正規に使用されていない場合には、警告灯48に対して警告信号を供給する。
電気式プリテンショナユニット30の出力側には、R側モータ51とL側モータ52が設けられる。R側モータ51は、運転席側のシートベルト装置の駆動用モータであり、R側モータ駆動制御部35に対応して配置されている。R側モータ駆動制御部35は、制御装置26からの制御指令信号に基づいて上記の電源(+V)27からの通電量を制御してR側モータ51に対して駆動電流を供給する。なおブロック53は接地部である。またL側モータ52は、助手席のシートベルト装置の駆動用モータであり、L側モータ駆動制御部36に対応して配置されている。L側モータ駆動制御部36は、制御装置26からの制御指令信号に基づいて電源(+V)54からの通電量を制御してL側モータ52に対して駆動電流を供給する。またブロック55は接地部である。上記の接地部53,55は、車体の一部をなす接地端子である。
図7は、本実施形態に係るシートベルト装置10の制御システムの基本的な機能部の構成を概念的に示す機能ブロック図である。この制御システムは、主要素として、ベルト装着・非装着判定部(バックル検知部等)61と、回転角(回転位置)検知部62と、回転角変化(回転速度)検知部63と、ドア開閉状態検知部202と、シートベルト装置制御部64と、ベルト駆動部65とから構成されている。
ベルト装着・非装着判定部61は、座席12においてベルト13が乗員11に装着されているか否かを判定する手段である。本実施形態の場合、ベルト装着・非装着は、バックルスイッチ19のオン・オフ状態に基づいて判定される。また回転角(回転位置)検知部62、回転角変化(回転速度)検知部63、ドア開閉状態検知部202は前述した通りの検出手段である。
シートベルト装置制御部64は、電気式プリテンショナとしての通常の乗員保護のための拘束制御の機能と、ベルト装着解除後にベルトを原点位置(ベルト完全収納位置)に収納するための収納制御の機能と、収納制御を行う際の引掛り状態の検知機能と、本実施形態において特徴的な引掛り状態を検知するための判定条件を変更するための制御機能とを有している。シートベルト装置制御部64は、前述した制御装置(CPU)26の演算処理機能と、R側モータ駆動制御部35およびL側モータ駆動制御部36とから構成されるものである。
またベルト駆動部65は、前述のリトラクタ16に相当するものであり、この実施形態ではより詳しくは前述のR側モータ51とL側モータ52である。
次に、図6および図7に示された上記構成と、図8〜図11に示すフローチャートとに基づき、シートベルト装置制御部64等によって実施されるシートベルト装置10の特徴的な動作制御の例を説明する。この実施形態ではR側モータ51の例で説明する。
まず一般的に、通常、車両を走行させるべく、乗員11が座席12に座り、ベルト13を体に巻き付け、タングプレート17をバックル18(R側バックル47R)に結合すると、ベルト13が乗員11の体に装着される。このとき、バックルスイッチ19がオンする。反対に、車両の走行が終了し、座席12に座乗中の乗員11がバックル18からタングプレート17を取り外すと、バックルスイッチ19はオフする。通常、ベルト13の装着を解除し、ベルト13が自由な状態にされると、ベルト13はリトラクタ16の電気式プリテンショナユニット30の「収納制御」の機能に基づいて原点位置(ベルト完全収納位置)に引き込まれ、ベルトリール22に巻き取られることによりリトラクタ16の中に収納される。
図8に示されたフローチャートは、乗員11が車両のドア201を開いて車両に乗り込み、座席12に座ろうとするときの制御の手順を示している。
車両のシートベルト装置制御部64の側では、最初、ドア開閉状態検知部202が出力する検知信号に基づいてドア202が閉状態から開状態になったか否かが判定される(ステップS11)。ドア201が開状態であると判定されたときには、その後、ベルト装着・非装着判定部61に基づいてベルト13が非装着状態であるか否かを判定する(ステップS12)。ベルト13が非装着状態であるときには次の判定ステップS13に移行し、ベルト3が非装着状態でないとき(装着状態であるとき)には「収納制御」を実行するステップS16に移行する。次の判定ステップS13では、ベルト13の引出し量(ベルト13の引出し位置の変化量またはベルトリール22の回転位置の変化量)について例えば50mm以下で変化がある場合には「収納制御」を行わないという処理が行われる(ステップS14)。判定ステップS13で、ベルト13の引出し量について例えば50mmより大きいで変化がある場合には「収納制御」を行う処理が行われる(ステップS16)。上記においてベルト13の変化の値は50mmであるが、この値には限定されず、状況に応じて任意の一定値に設定することができる。
また上記の最初の判定ステップS11でドア201が閉状態であると判定されたときには、判定ステップS15に移行し、ベルト13の引出し量について変化があるか否かを判定する。判定ステップS15でベルト13の引出し量について変化があると判定されたときには、処理ステップS16で「収納制御」が実行される。
以上のごとく、ドア201から乗員11が車両に乗り込むという状況の場合において、第1にドア201が開いたときには、ベルト13が装着されたとき、または50mmより大きいベルトの引出し量の変化があったとき、第2にドア201が閉状態であるときにはベルト13の変化があったときに、それぞれ、ステップS16により収納制御が実行される。またドア201が閉状態から開状態になり、かつベルト13が非装着状態であってベルト13の引出し量の変化量が所定の一定値以下(例えば50mm以下)である場合には、「収納制御」は行われない。すなわち、この場合には、実質的に「収納制御」に基づくシートベルト装置10の収納動作が規制されたことになる。ステップS12,S13,S14によって収納動作を規制する規制手段が実現されることになる。よって乗車時の手当たりや引掛りによってシートベルト装置10で収納動作が生じてしまうと、シートベルトを装着しようとする乗員にとっては抵抗になり妨げになるために、これを当該規制手段(ステップS12,S13,S14に基づく機能部)によってシートベルト装置10の収納動作、すなわちモータの動作を規制する。乗車時あるいは降車時において手当たりや引掛り等が生じる例としては、例えば、乗員がベルト13に接触してベルトを引き出してしまった場合、シート土手掛かりで同様にベルト13を引き出してしまう場合がある。このような場合には、収納動作を行わせないという規制が必要となる。
判定ステップSS15でベルト13の変化がないと判定されたとき、またはステップS14もしくはステップS16が実行されたとき、その後、処理フローはリターンされる。
上記の図8に示した制御フローにおいて、判定ステップS13では判断基準として、回転角検知部62の検知信号を利用することにより、ベルト13の引出し量(ベルト13の引出し位置の変化量)すなわちベルトリール22の回転位置の変化量を用いた。しかし、その代わりに、回転角変化検知部53の検知信号を利用し、ベルトリール22の回転速度を判断基準として用いることもできる。すなわち、上記の規制手段を、ベルトリールの回転速度が所定の一定値以下であることを条件にして、シートベルト装置10の動作、すなわちモータの動作を規制することもできる。
さらに図9に示されたフローチャートは、降車時、乗員11の作動状態をオフにする場合における制御の手順を示している。この例の場合には、シートベルト装置10の動作を制御するシートベルト装置制御部64がスリープ状態(待機状態)に入る段階であるか否かが問題とされる。通常、車両では、イグニッションスイッチがオフにされてから所定時間の経過後にスリープ状態(待機状態)に遷移する。そこで、この制御フローによれば、シートベルト装置制御部64がスリープ状態に入る段階であるか否かを判定し(ステップS21)、スリープの準備がなされていないときには何も処理せずリターンに移行し、スリープの準備がなされているときには、次の判定ステップS22で非装着であるか否かが判定される。判定ステップS22で非装着であるときには、収納制御が実行された後(ステップS23)、スリープ状態に入る(ステップS24)。
以上のごとく、シートベルト装置制御部64がスリープ状態にはいる段階の場合には、スリープの準備段階を判定し、スリープ状態に入る前に収納制御に基づく収納動作を行い、ベルト13を確実に全格納位置に収まるように制御が行われる。なお「収納制御」の内容については後述する。
さらに、図10と図11を参照して降車時における制御の手順を説明する。この制御フローでは、降車時においてベルト13の収納動作を確実に行うと共に、次回の乗車時における手当たりや引掛りを軽減することを可能にする。
図10において、最初の判定ステップS31では、イグニッションスイッチ(IG)がオフ(OFF)であるか否かが判定される。判定ステップS31でYESであるときには、タイマがスタートし(ステップS32)、NOであるときには直ぐにリターンされる。タイマはt=tで開始され、その後には計時を継続し、判定ステップS33で経過時間tがTthを超えたか否かが判定される。判定ステップS33で時間tがTthを超えると、その次の判定ステップS34によりバックルスイッチ19がオフになったか否かが判定される。バックルスイッチ19がオフになった場合には、収納制御による収納動作(ステップS15)が、前述した制御と同様に、スリープ状態になる(ステップS16)前に実行される。判定ステップS14で、バックルスイッチ19がオンのままであるときには、収納動作は行われず、その状態でスリープ状態になる。上記の制御によれば、タイマで設定された一定時間経過後にバックルスイッチがオフになったことに基づいて確実にベルト13を全格納する収納動作が行われる。次回、乗車するときには引掛り等の発生を軽減することができる。
次に図11において、判定ステップS41では、ドア201が開いているか否かが判定される。ドア201が開いているときには、次の判定ステップS42でバックルスイッチ19がオフであるか否かが判定され、ドア201が閉じているときにはリターンされる。次に判定ステップ42で、バックルスイッチがオフであるときには、次の判定ステップS43でベルト13の引出し量(X)が所定の値Xthよりも大きいか否かが判定される。判定ステップS43でベルト引出し量が所定の値Xth以下のときには上記の判定ステップS42,S43を繰り返す。判定ステップS43でベルト引出し量が所定の値Xthよりも大きくなると、次の判定ステップS44でベルト13の引出し速度(|V|)が所定の値Vthよりも小さいか否かが判定される。判定ステップS44でベルトの引出し速度が所定値以下である場合には、収納制御に基づく収納動作が実行される(ステップS45)。すなわち、乗員の車両降車時において、ドアが開いたことを条件に、バックルスイッチ19がオフされ、ベルト引出し量が所定値より大きくなり、かつベルト引出し速度が所定値より小さくなる場合に限り、収納制御が実行される。
上記において、判定ステップS42においてNOである場合には、シートベルト13の「弛み取り」の制御が行われる。
上記の制御によれば、降車時において、必要な場合に確実にベルト収納の動作が行われ、さらにバックルスイッチ19がオン状態にあるときにはベルトの弛み取りの制御が行われる。「弛み取り制御」のプロセスはよく知られるものであり、前述の電気式プリテンショナユニット30の機能に基づいて、座席12に座った乗員11に装着されたベルト13の弛みが最適になるように、ベルト13がリトラクタ16によって巻き取られる。
次に、図12を参照して、ステップS16,S23,S35,S45で実施される「収納制御」のプロセスを説明する。
収納制御は、バックルスイッチ19がオフであるという条件の下で(判定ステップS201でNO)で実行される。収納制御では、最初に予め設定された所定時間が経過した後に(ステップS202でYES)、モータ23(R側モータ51等)に対してベルト巻取り動作を行わせるための通電を開始する(ステップS203)。モータ23への巻取り動作のための通電を開始すると、次のステップS204でタイマをt=tとして設定してスタートする。
次に、予め用意された変数iを0に設定する(ステップS205)。変数iはカウンタとして設定され、収納制御に基づくベルト13の収納動作において生じる引掛り状態を判定するために使用されるカウンタである。引掛り判定は、変数iが、予め設定された値N以上になっても引掛りであるという判定状態が維持されるときに確定する。
次の判定ステップS206では変数iがNよりも小さいか否かが判定される。変数iがNよりも小さいときには、ステップS207に移行して回転角変化があるか否かが判定される。回転角の変化に係る情報は、前述した回転検知部25、回転状態検知部110、回転角検知部113等を経由して取り出される信号に基づいて得られる。
判定ステップS206で変数iがN以上であるときには、ベルト13の収納制御の動作状態において引掛りが生じ、リトラクタ16による巻取り動作で何かの原因でロック状態が生じたものとして、ステップS217に移行しモータ23への通電を停止して、ベルト巻取りの収納制御を停止させる。
判定ステップS207で判定される回転角変化の有無は、実質的に回転検知部25から出力される位相の異なる2つのパルス信号P1,P2に基づいて得られる情報である。
判定ステップS207で回転角の変化がない場合(NOである場合)において、この状態が所定時間経過する場合(判定ステップS218でYES)には引掛り判定の処理(ステップS219)を実行される。その後、変数iはカウント値を1だけ増して(ステップS220)、判定ステップS206に戻る。なお判定ステップS206でNOである場合には即座に判定ステップS217に戻る。引掛り判定の処理ステップS219とカウント値増加ステップS220で、「収納制御」での引掛り状態の発生が検知・監視される。
上記の判定ステップS207で回転角の変化がある場合(YESの場合)、次の判定ステップS208ではベルト13のベルトリール22による巻取り位置(x)が所定の範囲(x<x<x)に含まれているか否かが判定される。判定ステップS208でYESである場合には時間差閾値dtth がdtに設定され(ステップS209)、NOである場合には時間差閾値dtth がdtに設定される(ステップS210)。ステップS209またはステップS210の処理の後には、次の判定ステップS211に移行する。
次の判定ステップS211では、モータ23への通電によって回転動作するベルトリール22の回転が巻取り方向の回転であるか否かが判定される。判定ステップS211でNOである場合には、正常な巻取り動作ではないので、引掛り判定の処理ステップS219に移行し、ステップS220を経由して判定ステップS206に戻る。判定ステップS211でYESの場合には、変化間隔に係る時間(dt=t−tl−1)の測定が行われる(ステップS212)。ここで「dt」は前回変化の際の時間と今回変化の際の時間との差分を意味している。
次の判定ステップS216では、測定された変化間隔に係る時間dtを、引掛り判定のための第1の基準値dtと比較し、その大小関係を判断する。dtがdtよりも小さい場合には、次の判定ステップS216でベルト13が本来的な収納位置すなわち原点位置(完全収納位置)に収納されたか否かを判定する。判定ステップS216でYESである場合には、ステップS217に移行し、収納制御が完了したものとして終了する。判定ステップS216でNOである場合には、判定ステップS206に戻る。
上記の判定ステップS213でNOである場合には判定ステップS214に移行する。判定ステップS214は、上記のdtと引掛り判定のための第2の基準値dtthとを比較し、その大小関係を判断する。判定ステップS214でdtがdtthよりも小さい場合には、引掛り状態に達していないとし、巻取り力を増大すべくモータ23への通電量を増加する(ステップS215)。その後、上記の判定ステップS216に移行する。また判定ステップS214でdtがdtth以上である場合には、引掛り状態に達しているとして上記のステップS219に移行して引掛り判定処理を実行する。
次に図13を参照して「弛み取り制御」のプロセスについて説明を加える。「弛み取り制御」のプロセスは、通常、乗員11が座席に着座し、ベルト13を装着し、タングプレート17をバックル18に結合してバックルスイッチ19がオンになったときに行われる(上記のステップS46)。この場合において、イグニッションスイッチの状態は問題にしていないが、実際にはイグニッションスイッチがオンである場合と、オフである場合とに応じた弛み取り制御が行われる。イグニッションスイッチがオンである場合とはエンジン等を駆動させた後にシートベルトを装着する場合であり、イグニッションスイッチがオフである場合とはエンジン等を駆動させる前にシートベルトを装着する場合である。
図13において、弛み取り制御が実行されると、まず、定デューティー(duty)の電流に基づきモータ23を駆動し、ベルトリール22に巻取り動作を行わせ、ベルト13の引込み開始を行う(ステップS301)。次に、ベルト13を引き込みベルトリール22に巻き取ることによりベルトの引出し量が所定の一定値(dx1)より小さいか否かといぅこと(ステップS302)と、モータ23に通電される駆動電流量についての電流変化量が所定の一定値(dI1)よりも大きくなったか否かということ(ステップS302)とが判定される。2段階の判定ステップS301,S302で同時にYESが成り立つと、ベルトの弛みが取れたとして、制御フローが終了する。2段階の判定ステップS301,S302のいずれかでNOである場合には、ステップS301による定デューティーのベルト引き込みを継続し、判定ステップS302,S303の両方でYESと判定される魔で繰り返される。
以上の実施形態で説明された構成、形状、大きさおよび配置関係については本発明が理解・実施できる程度に概略的に示したものにすぎない。従って本発明は、説明された実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に示される技術的思想の範囲を逸脱しない限り様々な形態に変更することができる。
本発明は、車両のシートベルト装置で、乗降時におけるドア開後に所定条件下で収納動作を規制することで、装着の際の阻害を防止するのに利用される。
車両におけるシートベルト装置の装着状態を示す側面図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置のリトラクタの要部構成を示す図である。 本実施形態における回転検知部の要部構成を示す側面図である。 本実施形態における回転検知部の要部構成の正面図である。 制御装置の内部に設けられる回転状態検知部の構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るシートベルト装置の制御システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るシートベルト装置の制御システムの要部の機能構成を示す機能ブロック図である。 本実施形態に係るシートベルト装置の特徴的な第1の制御フローを示すフローチャートである。 本実施形態に係るシートベルト装置の特徴的な第2の制御フローを示すフローチャートである。 本実施形態に係るシートベルト装置の特徴的な第3の制御フローを示すフローチャートである。 本実施形態に係るシートベルト装置の特徴的な第4の制御フローを示すフローチャートである。 本実施形態に係るシートベルト装置の「収納制御」を説明するためのフローチャートである。 本実施形態に係るシートベルト装置の「弛み取り制御」を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 シートベルト装置
11 乗員
13 ベルト
16 リトラクタ
22 ベルトリール
23 モータ
25 回転検知部
26 制御装置
30 電気式プリテンショナユニット
61 ベルト装着・非装着判定部
62 回転角検知部
63 回転角変化検知部
64 シートベルト装置制御部
65 ベルト駆動部
201 ドア
202 ドア開閉状態検知部

Claims (3)

  1. ベルトを巻回するベルトリールと、
    前記ベルトリールを回転駆動して前記ベルトの巻取りを行うモータと、
    前記ベルトリールの回転位置を検知する回転位置検知手段と、
    前記回転位置検知手段の出力信号に基づいて前記モータへの通電量を制御する制御手段とを備えた車両のシートベルト装置において、
    前記車両のドアの開閉を検知するドア開閉状態検知手段と、
    前記ドア開閉状態検知手段が前記ドアが閉状態から開状態になることを検知し、かつ、前記回転位置検知手段の出力信号に基づき前記ベルトリールの回転位置の変化が所定値以下の変化であると判定するとき、前記モータの駆動を規制する規制手段と、
    を備えることを特徴とする車両のシートベルト装置。
  2. 前記ベルトリールの回転速度を検知する回転速度検知手段を備え、
    前記規制手段は、前記回転速度検知手段が検知した前記回転速度が所定値以下であるとき、前記モータの駆動を規制することを特徴とする請求項1記載の車両のシートベルト装置。
  3. 前記制御手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオフになってから所定時間後に待機状態へ遷移するとき、前記待機状態への遷移前に前記ベルトを収納位置まで巻取るように前記モータを駆動する待機前巻取り手段を備えることを特徴とする請求項1または2記載の車両のシートベルト装置。
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