JP2009052247A - 開閉体制御装置 - Google Patents

開閉体制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009052247A
JP2009052247A JP2007218728A JP2007218728A JP2009052247A JP 2009052247 A JP2009052247 A JP 2009052247A JP 2007218728 A JP2007218728 A JP 2007218728A JP 2007218728 A JP2007218728 A JP 2007218728A JP 2009052247 A JP2009052247 A JP 2009052247A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
door
closing body
initialization
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007218728A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009052247A5 (ja
Inventor
Yutaka Naito
愉孝 内藤
Takahiro Sumiya
貴博 角谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2007218728A priority Critical patent/JP2009052247A/ja
Priority to US12/219,783 priority patent/US7982589B2/en
Priority to DE200810038765 priority patent/DE102008038765A1/de
Publication of JP2009052247A publication Critical patent/JP2009052247A/ja
Publication of JP2009052247A5 publication Critical patent/JP2009052247A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05FDEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/40Safety devices, e.g. detection of obstructions or end positions
    • E05F15/41Detection by monitoring transmitted force or torque; Safety couplings with activation dependent upon torque or force, e.g. slip couplings
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2400/00Electronic control; Electrical power; Power supply; Power or signal transmission; User interfaces
    • E05Y2400/10Electronic control
    • E05Y2400/52Safety arrangements associated with the wing motor
    • E05Y2400/53Wing impact prevention or reduction
    • E05Y2400/54Obstruction or resistance detection
    • E05Y2400/56Obstruction or resistance detection by using speed sensors
    • E05Y2400/564Obstruction or resistance detection by using speed sensors sensing motor speed
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
    • E05Y2900/53Type of wing
    • E05Y2900/55Windows

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

【課題】本発明の目的は、ドア開状態とドア閉状態とで配設された開閉体の摺動抵抗の異なるドアにおいて、挟み込みの誤検出が引起されることを防止することができる初期化機能を備えた開閉体制御装置を提供することにある。
【解決手段】開閉体11を開閉駆動する駆動手段2と、車両ドアの開閉状態を検知するドア開閉状態検知手段と、開閉体の作動情報を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶された作動情報に基づき開閉体11の異物の挟み込みを検出する挟み込み検知手段とを有するとともに、駆動手段2を駆動制御する制御手段3とを備える開閉体制御装置1に関する。
制御手段3は、初期化を行う際に、ドア開閉状態検知手段より開状態信号が検知されている場合には、初期化をキャンセルし、ドア開閉状態検知手段より閉状態信号が検知されている場合にのみ初期化を実行する初期化処理手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は開閉体制御装置に係り、特に開閉体による異物の挟み込みを検出可能な開閉体制御装置に関する。
現在、自動車の開閉体制御装置において、閉動作中に異物の挟み込みが生じた場合に、開閉体を駆動するモータの速度変化等により、異物の挟み込みが生じたことを検知し、即座に開閉体の閉動作を中止するとともに開動作に切替える挟み込み防止機能を有しているものが主流となっている。
この制御の例として、ウインドウに掛かる負荷荷重に対応して検出される検出データ(例えば、ウインドウ駆動モータ回転速度等)に対してしきい値を設定し、このしきい値をもとに挟み込み検出するものが知られている。そして、このしきい値を検出データをもとに更新(学習)していく技術が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。このように、しきい値を学習により更新していくことによって、経年変化等による摺動抵抗の変化の影響を排除してより安定した挟み込み検出を行うことができる。
特許文献1に記載された技術では、摺動抵抗等の経年変化の影響を取り除くため、過去の開閉作動時の速度変化を記憶媒体に記憶(学習)させ、その学習データと現在の速度データとの差分をとり、それを基準に挟み込み判定を行うという学習制御が実行されている。
このため、挟み込み検出を行うための学習データを更新する機会を多く確保して、実情に即して学習データを更新することが可能であると共に、外乱等を含んでいた場合でも学習データの更新を適正に行うことができる。
しかし、このような学習データは、種々の場面で初期化する必要が生じる。
つまり、工場出荷時や車両修理完了時等の必要時期には、開閉体装置の機構や取付け状態に変化が生じたり、設計段階との相違が生じたりする可能性が排除できない。
このため、学習データの初期化が行われるが、この初期化することについての技術もまた提案されている(特許文献2参照)。
特開2006−299568号公報 特開平08−158741号公報
特許文献2には、工場出荷時や車両修理完了時等に、窓開閉機構の組付け状態等が変化して窓開閉用のモータ負荷が変動した場合を考慮して、初期化を行うための技術が開示されている。
この技術では、初期化必要時期(工場出荷時や車両修理完了時等)に、車両用窓の自動開閉を連続的若しくは断続的に行ってモータにかかる負荷を検出し、この値により検出基準値を作成して保存する。
しかし、この特許文献2に記載の技術では、開閉体が配設される車両ドアの形態によっては、挟み込みの誤検出が発生する可能性を完全には排除することができなかった。
つまり、例えばサッシュレスドアのように、ドア開作動時とドア閉作動時とで開閉体の摺動抵抗が異なるドアの場合、学習する速度変動がドアの開閉状態により全く異なる。
特に、ドア閉状態では、ドア開状態にはないウエザーストリップによる減速が現れるため、ドア開状態で学習データの初期化を行うと挟み込みの誤検出が引起される可能性が完全には排除できない。
そのため、学習データの初期化は必ずドア閉状態で行う必要があるが、ドア開状態とドア閉状態のどちらでも初期化を行うことが可能であると、工場出荷時やディーラ修理時にドア開状態で初期化された製品が流出する恐れがある。
本発明の目的は、上記各問題点を解決することにあり、ドア開状態とドア閉状態とで、配設された開閉体の摺動抵抗の異なるドアにおいて、挟み込みの誤検出が引起されることを防止することができる初期化機能を備えた開閉体制御装置を提供することにある。
上記課題は、本発明に係る開閉体制御装置によれば、開閉体を開閉駆動する駆動手段と、車両ドアの開閉状態を検知するドア開閉状態検知手段と、該開閉体の作動情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記作動情報に基づき開閉体の異物の挟み込みを検出する挟み込み検知手段とを有するとともに、前記駆動手段を駆動制御する制御手段とを備える開閉体制御装置であって、前記制御手段は、前記記憶手段に情報が記憶されていない状態で前記記憶手段に作動情報を記憶させる初期化を行う際に、前記ドア開閉状態検知手段より開状態信号が検知されている場合には、初期化をキャンセルし、前記ドア開閉状態検知手段より閉状態信号が検知されている場合にのみ初期化を実行する初期化処理手段を備えることにより解決される。
このように、本発明においては、作動情報を初期化する際に、ドアの開閉状態を検知して、ドア開状態の場合には、初期化をキャンセルし、ドア閉状態の場合のみ初期化を行うように構成されている。
例えば、サッシュレスドアのようなドアの場合、ドア開状態とドア閉状態とでは、ウインドウガラスの摺動抵抗が異なり、ドア開状態において初期化して、学習データを保存してしまうと、挟み込み検知の誤検知が発生する恐れがある。
このため、ドア開状態である場合には、初期化をキャンセルして、学習データの登録を行わないようにし、ドア閉状態のときにのみ、初期化を行い、学習データを登録することとしたものである。
特に、ドア閉状態においては、ドア開状態にはないウエザーストリップによる減速も表れるため、ドア開状態及びドア閉状態両者を同一に扱うことはできない。
このように、ドア開状態での初期化をキャンセルし、学習データを登録しないこととしたため、ドア閉状態での作動時のみに現れるウエザーストリップでの速度変動を学習させた状態でのみ初期化及び学習データ登録を行うことができる。
このため、工場出荷時やディーラ修理時に誤ってドア開状態で初期化された製品の流出を防ぐことができ、挟み込み検知の誤検知が発生することを有効に防止することができる。
また、ウエザーストリップでの挟み込みの検知の誤検知をもまた有効に防止することが可能となるので、不感帯を従来製品よりも狭く設定することができる。
また、このとき、前記制御手段は、前記初期化処理手段が初期化終了を検知することにより、前記開閉体の自動上昇動作を可能とするよう構成されていると、初期化が適正に行われた状態でのみ、開閉体の自動上昇が行われるため、確実に挟み込みを防止でき、安全性が向上する。
更に、このとき、前記制御手段は、前記初期化処理手段が初期化終了を検知することにより、前記挟み込み検知手段の挟み込みの検出を可能とするよう構成されていると、より確実に挟み込み検知を行うことができるため好適である。
つまり、この状態では、ドア開状態にはないウエザーストリップによる減速も参酌された正確な学習データが記憶されているため、より確実に挟み込みを防止することができる。
また、このとき、前記ドア開閉状態検知手段は、車両に備えられたカーテシスイッチからの信号に基づき前記車両ドアの開閉状態を検知するよう構成されている。
更に、このとき、前記ドア開閉状態検知手段は、車両に備えられたドアクローザからの信号に基づき前記車両ドアの開閉状態を検知するよう構成されている。
このように構成されていることにより、ドアの開閉状態を確実に検知可能であり、特別なセンサ等を追加することが不要となる。
本発明によれば、ドア開状態とドア閉状態とで配設された開閉体(例えば、パワーウインドウ)の摺動抵抗の異なるドア(例えば、サッシュレスドア)に備えられる開閉体において、ドア開状態での作動情報の初期化をキャンセルし、ドア閉状態においてのみ作動情報の初期化を行なう学習制御を採用したことにより、挟み込みの誤検出が引起されることを有効に防止することができる。
また、工場出荷時及びディーラ修理時に誤ってドア開状態で作動情報を初期化した製品が流出することを有効に防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する構成は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することができるものである。
本実施形態は、例えば、サッシュレスドアのような、ドア開状態とドア閉状態とで、パワーウインドウの摺動抵抗の異なるドアにおいて、ドア開状態での学習データの初期化をキャンセルし、ドア閉状態においてのみ学習データの初期化を行なう初期化制御を採用したことにより、挟み込みの誤検出が引起されることを有効に防止することができる開閉体制御装置としてのパワーウインドウ装置に関するものである。
図1乃至図4は、本発明の第1実施形態を示すものであり、図1はパワーウインドウ装置の説明図、図2は図1のパワーウインドウ装置の電気構成図、図3初期化処理のフローである。
以下に本発明をパワーウインドウの制御装置に適用した一実施形態について説明する。
図1に本実施形態のパワーウインドウ装置1の説明図、図2にその電気構成図を示す。
本実施形態のパワーウインドウ装置1は、車両のドア10に配設される開閉体としてのウインドウガラス11をモータ23の回転駆動により昇降(開閉)作動させるものである。
パワーウインドウ装置1は、ウインドウガラス11を開閉駆動する駆動手段2と、駆動手段2の作動を制御するための制御手段3と、乗員が作動を指令するための操作スイッチ4を主要構成要素としている。
本実施形態の駆動手段2は、ドア10のインナパネル10aに配設された上下のブラケット21a,21bと、この上下のブラケット21a,21bを連結するように配設されたガイドレール22と、下方のブラケット21bに取り付けられたモータ23と、モータ23の出力軸に連結されたスプロケットと上方のブラケット21aとに回動可能に掛け渡されている無端状のテープ24と、テープ24に取り付けられガイドレール22に摺動可能に案内されるスライダ25と、を主要構成要素としている。スライダ25には、ウインドウガラス11の下端部を支持するキャリアプレート11aが取り付けられている。
本実施形態に係るモータ23は、制御手段3から電力が供給されることにより、正逆回転可能に構成されている。
本実施形態に係る駆動手段2では、モータ23が正逆回転すると、スプロケットを介して回転力がテープ24に伝達され、この回転力によってテープ24が回動することにより、スライダ25がガイドレール22を上下方向に案内される。スライダ25がガイドレール22を上下方向に案内されると、スライダ25はキャリアプレート11aを介してウインドウガラス11を上下方向に移動させる。このように駆動手段2は、モータ23の作動によってウインドウガラス11を開閉駆動する。
本実施形態に係るモータ23には、回転検出装置27が一体に備えられている。
回転検出装置27は、モータ23の回転と同期したパルス信号(速度検出信号,回転速度信号等)を制御手段3へ出力するものである。本実施形態に係る回転検出装置27は、モータ23の出力軸と共に回動するマグネットの磁気変化を複数のホール素子で検出するように構成されている。このような構成により、回転検出装置27は、モータ23の回転に同期したパルス信号を出力する。
すなわち、パルス信号は、ウインドウガラス11の所定移動量毎もしくはモータ23の所定回転角毎に出力される。これにより、回転検出装置27は、モータ23の回転速度に略比例するウインドウガラス11の移動速度に応じた信号を出力可能である。
後述するが、制御手段3に備えられるマイクロコンピュータ31は、このパルス信号によりウインドウガラス11の開閉位置を検出する。
なお、本実施形態においては、回転検出装置27にホール素子を用いたものを採用しているが、これに限らずエンコーダ等を採用してもよい。
また、本実施形態では、モータ23に回転検出装置27を一体に設けているが、これに限らず、公知の手段によってウインドウガラス11の位置及び移動速度等を直接的に検出するようにしてもよい。
本実施形態における制御手段3は、マイクロコンピュータ31と、駆動回路32から構成されている。
マイクロコンピュータ31,駆動回路32には、車両に搭載されるバッテリ5から作動に必要な電力が供給される。
本実施形態に係るマイクロコンピュータ31は、CPU、ROM,RAM等の不図示のメモリ、入力回路、出力回路等を備えるマイクロコンピュータである。
このCPUは、不図示のメモリ、入力回路及び出力回路は、バスを介して互いに接続されている。
なお、構成はこれに限らず、マイクロコンピュータ31をDSPやゲートアレイで構成してもよい。
マイクロコンピュータ31は、通常時、操作スイッチ4からの操作信号に基づいて駆動回路32を介してモータ23を正逆回転させて、ウインドウガラス11を開閉動作させる。
また、このマイクロコンピュータ31は、回転検出装置27からパルス信号を受け取り、このパルス信号に基づいてウインドウガラス11の上端部と窓枠との間における異物の挟み込みの検出が可能となっている。
異物の挟み込みが検出された場合には、マイクロコンピュータ31は、駆動回路32を介してモータ23を開方向へ回転させて、ウインドウガラス11を開駆動する。このように、本実施形態に係るマイクロコンピュータ31は、記憶手段及び挟み込み検知手段として機能する。
本実施形態に係る駆動回路32は、FETによって構成されており、マイクロコンピュータ31からの入力信号に基づいて、モータ23への電力供給の極性を切換えている。
すなわち、駆動回路32は、マイクロコンピュータ31から正回転指令信号を受けたときは、モータ23を正回転方向に回転させるようにモータ23へ電力を供給し、マイクロコンピュータ31から逆回転指令信号を受けたときは、モータ23を逆回転方向に回転させるようにモータ23へ電力を供給する。
なお、駆動回路32は、リレー回路を用いて極性を切換えるように構成してもよい。また、駆動回路32がマイクロコンピュータ31内に組み込まれた構成であってもよい。
マイクロコンピュータ31は、入力されるパルス信号からパルス信号の立上がり部,立下り部(パルスエッジ)を検出し、このパルスエッジの間隔(周期)に基づいてモータ23の回転速度(回転周期)を算出すると共に、各パルス信号の位相差に基づいてモータ23の回転方向を検出する。つまり、マイクロコンピュータ31は、モータ23の回転速度(回転周期)に基づいてウインドウガラス11の移動速度を間接的に算出し、モータ23の回転方向に基づいてウインドウガラス11の移動方向を特定している。
また、マイクロコンピュータ31は、パルスエッジをカウントしている。このパルスカウント値は、ウインドウガラス11の開閉動作に伴って加減算される。マイクロコンピュータ31は、このパルスカウント値の大きさによってウインドウガラス11の開閉位置を特定する。
また、マイクロコンピュータ31は、モータ23の回転速度データを学習データとしてメモリ内に記憶する。
本実施形態においては、このマイクロコンピュータ31は、後述する初期化処理により学習データが書き込まれた後、通常使用状態では、原則としてウインドウガラス11が閉動作する毎にこの学習データを更新する。
なお、本実施形態では、挟み込みが検出された場合を除き、回転速度データに影響を与える外力がウインドウガラス11に掛かるような高速走行時,ドア開閉動作時,凍結時,悪路走行時等であっても、このような状況を反映して学習データの更新を行うように構成されている。
本実施形態においては、このように種々の外力が掛かる場合でも学習データの更新を行うことによって、学習機会をできるだけ多く確保している。これにより、常に使用状態に適合した学習データを維持していくことが可能となり、挟み込みの誤検出の発生を低減することができる。
ただし、構成はこれに限られることはなく、従来のように上記外力が掛からない状況のときのみ学習データを更新してもよい。
この場合は、上記外力がウインドウガラス11に掛かる状況であるか否かをセンサ入力等に基づいて判断処理するとよい。
しかしながら、学習機会を多くする構成とすると、上記外力が掛かる場合でも、以後のウインドウガラス11の閉動作時に挟み込みの誤検出を発生させることのないように学習データを更新するので、上記センサ等による判断処理が不要となる。これにより、全体構成を簡略化することが可能となり、コスト上昇を抑えることができる。
本実施形態に係る操作スイッチ4は、2段階操作可能な揺動型スイッチ等で構成され、開スイッチ,閉スイッチ及びオートスイッチを有している。この操作スイッチ4を乗員が操作することにより、マイクロコンピュータ31へウインドウガラス11を開閉動作させるための指令信号が出力される。
具体的には、操作スイッチ4は、一端側へ1段階操作されると開スイッチがオンされ、ウインドウガラス11を通常開動作(すなわち操作している間だけ開動作)させるための通常開指令信号をマイクロコンピュータ31へ出力する。
また、操作スイッチ4は、他端側へ1段階操作されると閉スイッチがオンされ、ウインドウガラス11を通常閉動作(すなわち操作している間だけ閉動作)させるための通常閉指令信号をマイクロコンピュータ31へ出力する。
更に、操作スイッチ4は、一端側へ2段階操作されると開スイッチ及びオートスイッチが共にオンされ、ウインドウガラス11をオート開動作(すなわち操作を止めても全開位置まで開動作)させるためのオート開指令信号をマイクロコンピュータ31へ出力する。
また、操作スイッチ4は、他端側へ2段階操作されると閉スイッチ及びオートスイッチが共にオンされ、ウインドウガラス11をオート閉動作(すなわち操作を止めても全閉位置まで閉動作)させるためのオート閉指令信号をマイクロコンピュータ31へ出力する。
マイクロコンピュータ31は、操作スイッチ4から通常開指令信号を受けている間中(操作スイッチ4が操作されている間中)、駆動回路32を介してモータ23を駆動し、ウインドウガラス11を通常開動作させる。
一方、マイクロコンピュータ31は、操作スイッチ4から通常閉指令信号を受けている間中(操作スイッチ4が操作されている間中)、駆動回路32を介してモータ23を駆動し、ウインドウガラス11を通常閉動作させる。
また、マイクロコンピュータ31は、操作スイッチ4からオート開指令信号を受けると、駆動回路32を介してモータ23を駆動し、ウインドウガラス11を全開位置までオート開動作させる。一方、マイクロコンピュータ31は、操作スイッチ4からオート閉指令信号を受けると、駆動回路32を介してモータ23を駆動し、ウインドウガラス11を全閉位置までオート閉動作させる。
マイクロコンピュータ31は、ウインドウガラス11を閉動作(通常閉動作及びオート閉動作)させているとき、ウインドウガラス11による挟み込みの有無を監視している。
すなわち、挟み込みが生じると、ウインドウガラス11の移動速度およびこれに関連してモータ23の回転速度が低下する(回転周期が長くなる)。
このため本実施形態に係るマイクロコンピュータ31は、モータ23の回転速度の変動を常時監視している。
このように本実施形態に係るマイクロコンピュータ31では、この回転速度の変動に基づいて、まず挟み込みの開始を検出し、次いで挟み込みの開始が検出されてから回転速度が所定量変動したことを検出した場合に、挟み込みと判定(確定)する。
そして、挟み込みを確定した場合には、マイクロコンピュータ31は、ウインドウガラス11にて挟持された異物を解放すべくモータ23を反転させ、ウインドウガラス11を所定量だけ開動作させるように制御する。
なお、挟み込みと判定した場合に、モータ23の作動を停止してウインドウガラス11のそれ以上の閉動作を停止させて、ウインドウガラス11にて挟持した異物を解放可能とするように制御してもよい。
また、ドア開閉信号28は、ドア10に配設されたドア開閉状態検知手段としてのスイッチ等により検出される。
本実施形態においては、ドア10の開閉状態は、カーテシスイッチからの信号及び/若しくはドアクローザからの信号により検知されるよう構成されている。
このため、特別にセンサ等を備える必要がなく、簡易な構成及び低いコストで本実施形態に係る構成を実現できる。
このドア開閉信号28は、マイクロコンピュータ31に入力されて、後述する初期化実行処理に使用される。
次いで、図3及び図4より、本実施形態に係るパワーウインドウ装置1の初期化処理について説明する。
図3に、本実施形態に係るパワーウインドウ装置1の初期化処理のフローについて説明する。
まず、ステップS11で初期化動作を開始する。
次いで、ステップS12で、ドア10が閉状態か否かを判定する。
ステップS12でドア10が閉状態ではないと判定した場合(ステップS12:No)、ステップS13で、初期化をキャンセルしてリターンする。
これは、図4に示すように、サッシュレスドアのようなドアの場合、ドア開状態とドア閉状態とでは、ウインドウガラスの摺動抵抗が異なり、ドア開状態において初期化して、学習データを更新してしまうと、挟み込み検知の誤検知が発生する恐れがあるためである。
つまり、ドア開状態である場合には、初期化をキャンセルして、学習データの更新を行わないようにし、ドア閉状態のときにのみ、初期化を行い、学習データを更新することとしたものである。
特に、ドア閉状態においては、ドア開状態にはないウエザーストリップによる減速も表れるため、ドア開状態及びドア閉状態両者を同一に扱うことはできない。
このように、ドア開状態での初期化をキャンセルし、学習データを更新しないこととしたため、ドア閉状態での作動時のみに現れるウエザーストリップでの速度変動を学習させた状態でのみ初期化及び学習データ更新を行うことができる。
このため、工場出荷時やディーラ修理時に誤ってドア開状態で初期化された製品の流出を防ぐことができ、挟み込み検知の誤検知が発生することを有効に防止することができる。
また、ウエザーストリップでの挟み込みの検知の誤検知をもまた有効に防止することが可能となるので、不感帯を従来製品よりも狭く設定することができる。
ステップS12で、ドア10が閉状態であると判定した場合(ステップS12:Yes)、ステップS14で初期化を実行して、終了させる。
次いで、ステップS15で学習データ更新量を算出する。
この学習データ量の算出は、例えば、ウインドウガラス11の閉動作を連続的若しくは断続的に所定回(n回、n≧1の自然数)実行し、これに伴い回転検出装置27から受け取るパルス信号に基づいてモータ23の回転速度ω(n≧1の自然数)を算出し、その平均値をとり閾値とすることにより行うとよい。
更に、この回転速度ωに基づいて、パルスエッジ検出毎に回転速度差Δωが算出される。
この回転速度差Δωは、各パルスカウント値に対応させて記憶されるデータ列であり、これらの回転速度情報は、学習データの更新のためのデータ列として記憶される。
これにより、ウインドウガラス11の所定移動間隔毎に学習データΔωの特徴を記憶することができるので、各位置に合わせた挟み込み検出が可能となる。
次いで、ステップS16で更新した学習データを保存し、ステップS17で初期化処理の完了フラグを立てて、処理を終了する。
このように、初期化及び学習データの更新が実行された後、初期化処理の完了フラグを立てる。
この完了フラグは、ウインドウガラス11のオート開作動及び挟み込み検知機能の作動を行うための可能条件となっている。
つまり、この初期化の完了フラグが立っていなければ、ウインドウガラス11のオート開作動挟み込み検知機能の作動は実行されない。
このため、工場出荷時やディーラ修理時に誤ってドア開状態で初期化された製品が流出することが更に確実に防止され、挟み込み検知の誤検知が発生することを有効に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るパワーウインドウ装置の説明図である。 図1のパワーウインドウ装置の電気構成図である。 初期化処理のフローである。 ウインドウガラス位置とモータの回転速度の関係を示すチャートである。
符号の説明
1‥パワーウインドウ装置、2‥駆動手段、3‥制御手段、4‥操作スイッチ、
5‥バッテリ、10‥ドア、10a‥インナパネル、11‥ウインドウガラス、
11a‥キャリアプレート、21a,21b‥ブラケット、22‥ガイドレール、
23‥モータ、24‥テープ、25‥スライダ、27‥回転検出装置、
28‥ドア開閉信号、31‥マイクロコンピュータ、32‥駆動回路

Claims (5)

  1. 開閉体を開閉駆動する駆動手段と、
    車両ドアの開閉状態を検知するドア開閉状態検知手段と、
    該開閉体の作動情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記作動情報に基づき開閉体の異物の挟み込みを検出する挟み込み検知手段とを有するとともに、前記駆動手段を駆動制御する制御手段とを備える開閉体制御装置であって、
    前記制御手段は、前記記憶手段に情報が記憶されていない状態で前記記憶手段に作動情報を記憶させる初期化を行う際に、前記ドア開閉状態検知手段より開状態信号が検知されている場合には、初期化をキャンセルし、前記ドア開閉状態検知手段より閉状態信号が検知されている場合にのみ初期化を実行する初期化処理手段を備えることを特徴とする開閉体制御装置。
  2. 前記制御手段は、前記初期化処理手段が初期化終了を検知することにより、前記開閉体の自動上昇動作を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の開閉体制御装置。
  3. 前記制御手段は、前記初期化処理手段が初期化終了を検知することにより、前記挟み込み検知手段の挟み込みの検出を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の開閉体制御装置。
  4. 前記ドア開閉状態検知手段は、車両に備えられたカーテシスイッチからの信号に基づき前記車両ドアの開閉状態を検知することを特徴とする請求項1に記載の開閉体制御装置。
  5. 前記ドア開閉状態検知手段は、車両に備えられたドアクローザからの信号に基づき前記車両ドアの開閉状態を検知すること特徴とする請求項1に記載の開閉体制御装置。
JP2007218728A 2007-08-24 2007-08-24 開閉体制御装置 Pending JP2009052247A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218728A JP2009052247A (ja) 2007-08-24 2007-08-24 開閉体制御装置
US12/219,783 US7982589B2 (en) 2007-08-24 2008-07-29 Window glass control apparatus
DE200810038765 DE102008038765A1 (de) 2007-08-24 2008-08-12 Steuergerät für eine Schließtafel

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218728A JP2009052247A (ja) 2007-08-24 2007-08-24 開閉体制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009052247A true JP2009052247A (ja) 2009-03-12
JP2009052247A5 JP2009052247A5 (ja) 2010-09-30

Family

ID=40340255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007218728A Pending JP2009052247A (ja) 2007-08-24 2007-08-24 開閉体制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7982589B2 (ja)
JP (1) JP2009052247A (ja)
DE (1) DE102008038765A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211272A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 パワーウインドウ制御装置
JP2020029739A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 株式会社デンソー 開閉部材制御装置及び制御装置付きモータ

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009052247A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Asmo Co Ltd 開閉体制御装置
US8457831B2 (en) * 2010-07-14 2013-06-04 Honda Motor Co., Ltd. Power door safety locking system
JP6161576B2 (ja) * 2014-06-24 2017-07-12 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 開閉体制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10331524A (ja) * 1997-06-02 1998-12-15 Omron Corp パワーウインドウ制御装置
JP2005054408A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Tokai Rika Co Ltd ウインドウガラスの挟持有無検出装置

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4283721A (en) * 1979-10-30 1981-08-11 Pitney Bowes Inc. Electronic postage meter having check date warning
US4687311A (en) * 1986-05-09 1987-08-18 Eastman Kodak Company Film-on-spool sensor for controlling frame counter
US4683975A (en) * 1986-09-30 1987-08-04 General Motors Corporation Vehicle power window control
JPH01124872A (ja) * 1987-11-10 1989-05-17 Ricoh Co Ltd 事務機器のモード設定装置
JP2519021Y2 (ja) * 1990-07-30 1996-12-04 株式会社大井製作所 サッシュレスドアのパワーウインド制御装置
US5351439A (en) * 1992-04-21 1994-10-04 Koito Manufacturing Co., Ltd. Power window apparatus having improved safety device
JPH08158741A (ja) 1994-12-06 1996-06-18 Nissan Motor Co Ltd 車両用パワーウインドゥ装置
EP1266803B1 (en) * 1995-05-24 2003-10-22 Hitachi, Ltd. Car electronic control system & method for controlling the same
CN1083924C (zh) * 1996-06-07 2002-05-01 丰田自动车株式会社 窗户开关装置
JP3428470B2 (ja) * 1998-11-30 2003-07-22 アイシン精機株式会社 開閉体の自動駆動装置
JP4120074B2 (ja) * 1998-11-30 2008-07-16 アイシン精機株式会社 自動開閉体の挟み込み防止装置
US6922622B2 (en) * 1999-06-03 2005-07-26 Robert Bosch Corporation Hot vehicle safety system and methods of preventing passenger entrapment and heat suffocation
WO2005096022A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha 状態検知センサ
US7690152B2 (en) * 2005-03-30 2010-04-06 Asmo Co., Ltd. Opening and closing member control system
JP4579757B2 (ja) 2005-04-18 2010-11-10 アスモ株式会社 開閉部材制御装置
US7830107B2 (en) * 2005-07-04 2010-11-09 Shiroki Kogyo Co., Ltd. Safety device for power window
JP4818697B2 (ja) * 2005-11-28 2011-11-16 アスモ株式会社 開閉部材制御装置
JP2009052247A (ja) * 2007-08-24 2009-03-12 Asmo Co Ltd 開閉体制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10331524A (ja) * 1997-06-02 1998-12-15 Omron Corp パワーウインドウ制御装置
JP2005054408A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Tokai Rika Co Ltd ウインドウガラスの挟持有無検出装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016211272A (ja) * 2015-05-12 2016-12-15 オムロンオートモーティブエレクトロニクス株式会社 パワーウインドウ制御装置
JP2020029739A (ja) * 2018-08-24 2020-02-27 株式会社デンソー 開閉部材制御装置及び制御装置付きモータ

Also Published As

Publication number Publication date
US7982589B2 (en) 2011-07-19
US20090051513A1 (en) 2009-02-26
DE102008038765A1 (de) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7250736B2 (en) Opening and closing member control system
US9121214B2 (en) Opening and closing member control apparatus and method for controlling opening and closing member
US7690152B2 (en) Opening and closing member control system
US7541759B2 (en) Panel member control system
JP4855173B2 (ja) 開閉体制御装置
JP4818697B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP2016160574A (ja) 開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法
JP2007070949A (ja) 開閉部材制御装置および挟み込み検出方法
JP2009052247A (ja) 開閉体制御装置
JP2007023585A (ja) 車両用自動開閉装置
JP4463670B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP4579757B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP4482383B2 (ja) 車両用自動開閉装置
JP2009007919A (ja) 開閉体制御装置
JP5914042B2 (ja) 開閉体制御装置
JP4781222B2 (ja) 開閉体制御装置
JP4781868B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP2018145633A (ja) 開閉体駆動装置
JP6828325B2 (ja) 車両開閉体の開閉装置、車両開閉体の開閉制御装置
JP5596911B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP4781873B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP5314304B2 (ja) 開閉部材制御装置
JP3889329B2 (ja) 開閉部材制御装置及び開閉部材制御方法
JP6988742B2 (ja) 開閉部材制御装置及び制御装置付きモータ
JP2020117972A (ja) 開閉体制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100817

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100817

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130402