JP6988742B2 - 開閉部材制御装置及び制御装置付きモータ - Google Patents

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Description

本発明は、車両用の開閉部材制御装置及び制御装置付きモータに関するものである。
例えば特許文献1に開示されるように、車両のパワーウインド装置としては、閉作動時のウインドガラスによる異物の挟み込みを防止する挟み込み防止機能を有したものがある。このようなパワーウインド装置では、駆動源としてのモータの回転速度の変動推移等からウインドガラスの作動が異物によって妨げられたことを検出し、その異物検出を基にモータを停止又は反転駆動させて、異物に掛かる荷重の軽減を図るようになっている。
ところで、上記のようなパワーウインド装置では、閉作動中にモータの回転が拘束される位置(機械的なロック位置)を原点位置(全閉位置)として認識している。そして、閉作動中のウインドガラスが窓枠上部のウェザーストリップ等に接触したときに異物の挟み込みの判定がなされないようにするために、前記原点位置からその開方向側(下側)の所定位置までの区間を、挟み込み判定を行わないマスク区間としている。
特開2014−34831号公報
また、上記のようなパワーウインド装置では、ウインドガラスの閉じ切りの度にウインドガラスの上端が窓枠と衝突しないようにするために、前記原点位置付近の区間(前記マスク区間に含まれる区間)においてモータの速度低下に基づきモータへの通電を停止する停止処理(いわゆるソフトストップ処理)を行うことが望ましい。この処理を行うことで、ウインドガラスの上端がウェザーストリップ内に入り込んだ状態(すなわち、窓枠をウインドガラスで閉じ切った状態)としつつも、ウインドガラスの上端が窓枠と衝突する前にモータを停止させることができる。
しかしながら、上記ソフトストップ処理を行う制御装置において、マスク区間で異物の挟み込みが生じた場合、その挟み込みによるモータの拘束位置が原点位置として更新されるため、原点位置を基に設定されるソフトストップ処理の実行区間が所望の位置よりも開方向側にずれてしまう。すると、例えばウインドガラスの上端の一部がウェザーストリップ内に入り込んでいない状態(すなわち、窓枠を完全に閉じ切っていない状態)にも関わらず、ソフトストップ処理によってウインドガラスの作動が停止されてしまう閉じ切り不良が発生するおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、開閉部材の閉じ切り不良を抑制できる開閉部材制御装置及び制御装置付きモータを提供することにある。
上記課題を解決する開閉部材制御装置は、車両の開閉部材(WG)を開閉させるためのモータ(M)の駆動を制御する制御部(6)を備え、前記制御部は、閉作動中に前記モータの回転が拘束された位置を原点位置(Ps)として設定する原点位置設定処理と、前記原点位置からその開方向側の第1設定位置(P1)までのマスク区間(A1)を除く区間(A2)において、閉作動中の前記モータの駆動情報に基づき異物の挟み込みの発生を判定する挟み込み判定処理と、前記原点位置と前記第1設定位置との間に設定された第2設定位置(P2)から前記原点位置までの区間(A3)において、閉作動中の前記モータの回転が拘束される前に該モータの速度低下に基づいて前記モータへの通電を停止するソフトストップ処理と、を実行する開閉部材制御装置であって、前記制御部は、閉作動中の前記マスク区間で前記モータの回転が拘束されたとき、その拘束位置がその時点で記憶されている前記原点位置に対して予め設定された設定値(Py)以上、開方向側にずれている場合、次回の閉作動時において前記ソフトストップ処理を無効化する。
上記態様によれば、マスク区間での異物の挟み込みによって原点位置が開方向側にずれて更新されたとき、次回の閉作動時においてソフトストップ処理を無効化することができる。このため、開閉部材の閉じ切り前にソフトストップ処理によって開閉部材の閉作動が停止される閉じ切り不良の発生を抑制できる。
上記課題を解決する制御装置付きモータは、開閉部材(WG)を開閉させるためのモータ(M)に、上記の開閉部材制御装置が一体に設けられる。
上記態様によれば、開閉部材制御装置を一体に備えた制御装置付きモータにおいて、開閉部材の閉じ切り前にソフトストップ処理によって開閉部材の閉作動が停止される閉じ切り不良の発生を抑制できる。
実施形態のパワーウインド装置の概略構成図。 同形態におけるウインドガラスの駆動制御を説明するための模式図。 同形態におけるソフトストップ処理を説明するための説明図。 同形態のウインドガラスの閉作動時における制御部の処理を説明するためのフロー図。
以下、開閉部材制御装置及び制御装置付きモータの一実施形態について説明する。
図1に示すように、車両ドアDには、開閉部材としてのウインドガラスWGが上下動可能に設けられている。ウインドガラスWGには、ワイヤ式やXアーム式などのレギュレータRを介してパワーウインド装置1のモータMが駆動連結されている。また、モータMは、該モータMを制御するパワーウインドECUなどの制御装置5が一体に設けられた制御装置付きモータである。
パワーウインド装置1は、モータMの回転を検出するホールIC等の回転検出センサ2を備える。制御装置5は、回転検出センサ2からの信号及び操作スイッチ3からの信号に基づいて車両バッテリ4の電源をモータMに供給する制御部6を備える。回転検出センサ2は、モータMの回転に応じたパルス信号を制御部6に出力する。そして、制御部6は、入力されるパルス信号によりウインドガラスWGの位置や速度を把握しながら種々の制御を行い、モータMを駆動制御する。
詳述すると、制御部6は、車両ドアDに設けられた操作スイッチ3が操作されると、その操作に応じてウインドガラスWGを開閉駆動(すなわち上下動)させるべくモータMを駆動制御する。
ここで、制御部6は、モータMの駆動情報(例えば回転速度や電流値等)に基づいて、閉作動中のウインドガラスWGにて異物の挟み込みが行われたか否かの判定を行い、挟み込みが行われた際にはウインドガラスWGを停止、又は反転作動させるべくモータMを駆動制御する挟み込み検出処理を行う。
また、制御部6は、ウインドガラスWGの閉作動(すなわち上動)時に、ウインドガラスWGが全閉位置(すなわち、可動域端部の機械的限界位置)に到達してモータMの回転が拘束されたとき、その拘束によるロック電流を検知し、モータMへの通電を停止させる(ロック停止処理)。
図2に示すように、制御部6は、モータMの回転が拘束されてロック電流を検知した位置を原点位置Psとして設定する原点位置設定処理を行う。そして、制御部6が認識するウインドガラスWGの位置情報としては、ウインドガラスWGが開方向側に作動されるにつれて、回転検出センサ2からのパルス信号に基づくカウント数を原点位置Psに加算していく。
制御部6は、原点位置Psからその開方向側(すなわち下側)の第1設定位置P1までの区間を、前記挟み込み検出処理を実行しないマスク区間A1として設定する。なお、原点位置Psが変動した場合でもマスク区間A1の長さは一定である。また、原点位置Psが変動した場合でも、マスク区間A1の下端位置が窓枠上部のウェザーストリップDaの開方向側端部である下端から数ミリメートル程度下側に位置するように設定されている。なお、ロック停止処理によってリセット(更新)される原点位置Psは、気温や車両バッテリ4の電圧値の変動に応じて変動しうる。また、制御部6は、マスク区間A1以外の区間(挟み込み検出区間A2)において前記挟み込み検出処理を実行する。
また、制御部6は、閉作動中のウインドガラスWGが原点位置Psに近づいたとき、ウインドガラスWGが窓枠上部(機械的可動限界位置)に到達する前にモータMへの通電を停止させるソフトストップ処理を実行する。
当該ソフトストップ処理について詳述すると、制御部6は、原点位置Psからその開方向側(すなわち下側)の第2設定位置P2までの区間をソフトストップ区間A3として設定する。また、第2設定位置P2に対し原点位置Psから離間する位置(第2設定位置P2よりも開方向側の位置)に設定した第1設定位置P1と原点位置Psとの間の区間をマスク区間A1とする。従って、ソフトストップ区間A3の長さは、マスク区間A1の長さよりも短く、ソフトストップ区間A3の下端位置である第2設定位置P2は、マスク区間A1の下端位置である第1設定位置P1よりも閉方向側(上側)に設定されている。なお、ソフトストップ区間A3の長さは、原点位置Psが変動した場合でも一定である。
図3に示すように、ソフトストップ区間A3では、制御部6は、回転検出センサ2からの信号に基づき、閉作動中のモータMの回転速度の低下に応じてモータMへの通電を停止させる。これにより、ウインドガラスWGがウェザーストリップDaと摺接する際の抵抗によるモータMの減速によってモータMへの通電が停止されるため、ウインドガラスWGが可動域端部に到達してモータMの回転が拘束される前にモータMへの通電を停止できる。従って、ウインドガラスWGの上端全体がウェザーストリップDa内に入り込んだ状態(ウインドガラスWGが窓枠を閉じ切った状態)としつつも、ウインドガラスWGの上端が窓枠(可動域端部)と衝突する前にモータMを停止させて異音の発生などを抑制できる。
次に、ウインドガラスWGの閉作動時における制御部6の制御態様について、図4のフロー図に従って説明する。
制御部6は、操作スイッチ3からの信号に基づいてウインドガラスWGの閉作動を開始すると、ステップS1でモータMの回転速度の演算を行い、次のステップS2でウインドガラスWGの位置情報のカウントを行う。
その後、ステップS3において、制御部6は、ウインドガラスWGがマスク区間A1内に位置しているか否かを判定する。ここで、ウインドガラスWGがマスク区間A1内に位置している場合、制御部6の処理はステップS4に移行する。一方、ウインドガラスWGがマスク区間A1外に位置している(すなわち、挟み込み検出区間A2に位置している)場合、制御部6の処理はステップS13に移行する。
ステップS13において、制御部6は前述の挟み込み検出処理を行う。ここで、異物の挟み込みの検出がなされなかった場合、ステップS1に戻る。
一方、異物の挟み込みが検出された場合には、ステップS14でモータMの駆動を一旦停止させ、次のステップS15でウインドガラスWGを開作動させるべくモータMを反転駆動させる。その後、ステップS16でウインドガラスWGの開作動の移動量が所定量に到達すると、ステップS12でモータMの駆動を停止させる。
前記ステップS3でウインドガラスWGがマスク区間A1内に位置していると判定された後のステップS4において、制御部6は、前述のソフトストップ処理を無効化するためのリセットフラグFrがオンであるか否かを判定する。ここで、リセットフラグFrがオンである場合、後述するソフトストップ処理の要否判定のステップS5を飛ばして、ロック停止処理の要否判定のステップS6に移行する。
一方、ステップS4でリセットフラグFrがオフである場合、ソフトストップ処理の要否判定のステップS5に移行する。このステップS5では、制御部6は、ウインドガラスWGがソフトストップ区間A3内にあるときに、モータMの速度低下に基づいてソフトストップ処理の要否を判定する。そして、ソフトストップ処理が必要であると判定した場合、ステップS12に移行して制御部6はモータMの駆動を停止させる。
一方、ステップS5でソフトストップ処理が不要であると判定した場合、制御部6はステップS6に移行して、前述したロック停止処理の要否判定をロック電流の検知に基づき行う。ここで、ロック停止処理が不要であると判定した場合、制御部6は前記ステップS4に戻る。
一方、ステップS6でロック停止処理が必要であると判定した場合、制御部6はステップS7に移行し、その時点でのウインドガラスWGの位置を原点位置Psとしてリセット(更新)する処理を行う。
その後、ステップS8において、制御部6は、リセットした原点位置Psと当該リセット直前の原点位置Psのずれ量Pxを算出する。なお、ずれ量Pxがプラスの値である場合、リセット後の原点位置Psが、リセット前の原点位置Psに対して開方向側にずれていることを指す。
その後、ステップS9において、制御部6は、前記ずれ量Pxが予め設定された設定値Py以上か否かを判定する。すなわち、制御部6は、リセット後の原点位置Psが、リセット前の原点位置Psに対して開方向側に設定値Py以上ずれているか否かを判定する。設定値Pyは、車両バッテリ4の電圧変動によって生じうるモータMの拘束位置(すなわち、原点位置Psのリセット位置)のずれよりも大きな値に設定されている。
ステップS9において、ずれ量Pxが設定値Py以上である場合、制御部6はリセットフラグFrをオンにする(ステップS10)。一方、同ステップS9において、ずれ量Pxが設定値Py未満である場合、制御部6はリセットフラグFrをオフにする(ステップS11)。
このようにステップS10でリセットフラグFrをオンにした後、または、ステップS11でリセットフラグFrをオフにした後、制御部6はステップS12に移行してモータMの駆動を停止させる。
本実施形態の作用について説明する。
ウインドガラスWGの閉作動時、マスク区間A1に入ってからソフトストップ区間A3に入るまでの区間においては、異物の挟み込みによるモータMの回転拘束に基づいてロック停止処理が実行されて、原点位置Psがリセットされる場合がある。このとき、リセット後の原点位置Psが、リセット前の原点位置Psに対して開方向側に設定値Py以上ずれると、リセットフラグFrがオンとされる。これにより、次回のウインドガラスWGの閉作動時において、前記ステップS4によりソフトストップ処理(ステップS5)が無効化される。そして、当該ソフトストップ処理が無効化された閉作動において、ウインドガラスWGが全閉位置(すなわち、可動域端部の機械的限界位置)に到達してロック停止処理が実行されると、原点位置Psが適切な位置にリセットされるとともに、リセットフラグFrがオフとされる。
本実施形態の効果について説明する。
(1)制御部6は、閉作動中にモータMの回転が拘束された位置を原点位置Psとして設定する原点位置設定処理を行う。また、制御部6は、原点位置Psからその開方向側の第1設定位置P1までのマスク区間A1を除く区間(つまり、マスク区間A1の開方向側に設定した挟み込み検出区間A2)において、閉作動中のモータMの駆動情報に基づき異物の挟み込みの発生を判定する挟み込み判定処理を行う。また、制御部6は、原点位置Psと第1設定位置P1との間に設定された第2設定位置P2から原点位置Psまでのソフトストップ区間A3において、閉作動中のモータMの回転が拘束される前に該モータMの速度低下に基づいてモータMへの通電を停止するソフトストップ処理を行う。
そして、制御部6は、閉作動中のマスク区間A1でモータMの回転が拘束されたとき、その拘束位置がその時点で記憶されている原点位置Psに対して設定値Py以上、開方向側にずれている場合、次回の閉作動時においてソフトストップ処理を無効化する。これにより、マスク区間A1での異物の挟み込みによって原点位置Psが開方向側にずれて更新されたとき、次回の閉作動時においてソフトストップ処理を無効化することができる。このため、ウインドガラスWGの閉じ切り前にソフトストップ処理によってウインドガラスWGの閉作動が停止される閉じ切り不良の発生を抑制できる。
(2)設定値Pyは、モータMに給電する車両バッテリ4の電圧変動によって生じうるモータMの拘束位置(原点位置Psのリセット位置)のずれよりも大きな値に設定されている。これにより、車両バッテリ4の電圧変動によって原点位置Psがずれたときにソフトストップ処理が無効化されることを防止できる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・上記実施形態の制御部6のフローは例示であって、前記ずれ量Pxが設定値Py以上のときに次回のソフトストップ処理を無効化できるフローであれば、上記実施形態以外の態様に変更可能である。
・上記実施形態の制御部6のフローにおいて、ステップS14〜S16を省略してもよい。すなわち、ステップS13で異物の挟み込みが検出された場合に、モータMを反転駆動させること無く停止させる態様としてもよい。
・上記実施形態のロック停止処理では、ロック電流に基づいてモータMの回転の拘束を検知したが、モータMの回転速度に基づいてモータMの回転の拘束を検知してもよい。例えば、回転検出センサ2から入力されるパルス信号の変化が無い状態が予め設定された所定時間継続したとき、制御部6がモータMの回転が拘束されたことを認識する態様としてもよい。
・上記実施形態では、制御部6を含む制御装置5はモータMと一体的に設けられて車両ドアDに固定されるものとしたが、これに限定されず、例えば、モータMとは別体で離間した位置に設けられてモータMを駆動制御するものとしてもよい。
・上記実施形態では、車両のパワーウインド装置1に具体化したが、これに限定されず、車両のサンルーフ装置やスライドドア装置などに具体化してもよい。
WG…ウインドガラス(開閉部材)、M…モータ(制御装置付きモータ)、4…車両バッテリ、5…制御装置(開閉部材制御装置)、6…制御部、Ps…原点位置、Py…設定値、P1…第1設定位置、P2…第2設定位置、A1…マスク区間、A2…挟み込み検出区間、A3…ソフトストップ区間。

Claims (3)

  1. 車両の開閉部材(WG)を開閉させるためのモータ(M)の駆動を制御する制御部(6)を備え、
    前記制御部は、
    閉作動中に前記モータの回転が拘束された位置を原点位置(Ps)として設定する原点位置設定処理と、
    前記原点位置からその開方向側の第1設定位置(P1)までのマスク区間(A1)を除く区間(A2)において、閉作動中の前記モータの駆動情報に基づき異物の挟み込みの発生を判定する挟み込み判定処理と、
    前記原点位置と前記第1設定位置との間に設定された第2設定位置(P2)から前記原点位置までの区間(A3)において、閉作動中の前記モータの回転が拘束される前に該モータの速度低下に基づいて前記モータへの通電を停止するソフトストップ処理と、を実行する開閉部材制御装置であって、
    前記制御部は、閉作動中の前記マスク区間で前記モータの回転が拘束されたとき、その拘束位置がその時点で記憶されている前記原点位置に対して予め設定された設定値(Py)以上、開方向側にずれている場合、次回の閉作動時において前記ソフトストップ処理を無効化する、開閉部材制御装置。
  2. 前記設定値は、前記モータに給電する車両バッテリ(4)の電圧変動によって生じうる前記拘束位置のずれよりも大きな値に設定されている、請求項1に記載の開閉部材制御装置。
  3. 開閉部材(WG)を開閉させるためのモータ(M)に、請求項1又は2に記載の開閉部材制御装置が一体に設けられた制御装置付きモータ。
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