JP2009049548A - 放送システム - Google Patents

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Abstract

【課題】体験日時が異なる場合であってもつながり感を伝え合うことができる放送システム10を提供する。
【解決手段】本発明の放送システム10は、それぞれのユーザのIDに対応付けて、当該ユーザが情報の共有を行いたい他のユーザのIDを予め登録しておくと共に、それぞれのユーザが視聴した番組を示す情報を記録し、あるユーザが番組を視聴する場合に、当該番組を、当該ユーザが情報の共有を行いたいユーザが既に視聴しているならば、その旨を通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザからの要求に応じて放送を配信する放送システムに関する。
人と人との間で、つながり感を伝えるために、自己の存在や意識を伝える方法として電話がある。しかし、電話は、相手の作業や思考を中断してしまう場合がある。この問題を解決するために、特許文献1では、一方の部屋内に設けられた通信端末が、人の存在、動き、または環境に関する情報をセンサ部により検出し、センサ情報を他方の部屋に設けられた通信端末へ通信回線を介して出力することにより、地理的に離れた2つの部屋の状況を伝え合い、つながり感を伝える技術が開示されている。
特開2006−254483号公報
しかし、電話や特許文献1に開示されている通信端末では、つながり感を伝え合う人と人とが、同時刻に電話を使用するか、または、同時刻に特許文献1に開示されている通信端末のセンサ部の感知範囲に存在する必要がある。そのため、同時刻の共有体験によりつながり感を伝える場合は有効であるが、生活時間帯が異なる等の理由で、同時刻に電話を使用することが困難か、あるいは、同時刻にセンサ部の感知範囲に存在することが困難な場合には、つながり感を伝え合うことができないという問題がある。
本発明は上記事情を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、体験日時が異なる場合であってもつながり感を伝え合うことを可能とすることにある。
上記課題を解決するために、本発明の放送システムは、ユーザが番組を視聴する場合に、その番組を、予め定められた他のユーザが既に視聴している場合に、その旨を通知する。
例えば、本発明の第一の態様は、ユーザから指定された番組コンテンツを配信する番組配信サーバと、それぞれのユーザに割り当てられ、当該ユーザからの要求に応じて番組コンテンツを番組配信サーバに要求すると共に、番組配信サーバから配信された番組コンテンツを表示装置に表示するSTB(セットトップボックス)とを備え、番組配信サーバは、それぞれのユーザを識別するユーザIDに対応付けて、当該ユーザIDに対応するユーザと情報の共有を行うユーザのIDを示す共有先IDを格納する共有情報格納手段と、ユーザID毎に、当該ユーザIDに対応するユーザのSTBへ配信した番組コンテンツの番組IDを格納する配信履歴格納手段と、ユーザIDおよび番組IDを含む配信要求をSTBから受信した場合に、当該配信要求に含まれているユーザIDに対応付けられた共有先IDを共有情報格納手段から抽出し、配信履歴格納手段を参照して、当該共有先IDと同一のユーザIDに、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられている場合に、当該ユーザIDおよび既に視聴されている旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツを、当該配信要求の送信元のSTBへ配信する番組配信手段と、番組コンテンツがSTBへ配信された場合に、当該番組コンテンツの番組IDを、当該STBが割り当てられているユーザのユーザIDに対応付けて配信履歴格納手段に登録する配信履歴登録手段とを有し、それぞれのSTBは、ユーザから番組の指定を受け付けた場合に、当該ユーザのユーザIDおよび指定された番組の番組IDを含む配信要求を番組配信サーバへ送信する配信要求手段と、番組配信サーバから、番組コンテンツと共に配信履歴情報を受信した場合に、当該番組コンテンツおよび当該配信履歴情報を表示装置に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする放送システムを提供する。
また、本発明の第二の態様は、それぞれのユーザに割り当てられ、放送を受信して録画または表示装置に表示するSTB(セットトップボックス)と、STBによる放送の受信履歴を管理する受信履歴管理装置とを備え、受信履歴管理装置は、それぞれのユーザを識別するユーザIDに対応付けて、当該ユーザIDに対応するユーザと情報の共有を行うユーザのIDを示す共有先IDを格納する共有情報格納手段と、ユーザID毎に、チャネルを識別するチャネルID、ならびに、当該チャネルにおいて送信される放送の受信開始日時および受信終了日時を格納する受信履歴格納手段と、STBから、ユーザIDおよびチャネルIDを含む受信開始通知を受信した場合に、当該受信開始通知を受信した日時を受信開始日時として、当該受信開始通知に含まれているユーザIDに対応付けて受信履歴格納手段に登録し、ユーザIDおよびチャネルIDを含む受信終了通知を受信した場合に、当該受信終了通知を受信した日時を受信終了日時として、当該受信終了通知に含まれているユーザIDに対応付けて受信履歴格納手段に登録する受信履歴登録手段と、ユーザID、チャネルID、および受信時間帯を含む録画再生通知をSTBから受信した場合に、当該録画再生通知に含まれているユーザIDに対応付けられた共有先IDを共有情報格納手段から抽出し、受信履歴格納手段を参照して、当該共有先IDと同一のユーザIDに、当該録画再生通知に含まれているチャネルIDが対応付けられており、かつ、当該チャネルIDに対応付けられている受信開始日時および受信終了日時から求まる受信時間帯の少なくとも一部が、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯に含まれている場合に、当該ユーザIDおよび既に視聴されている旨を示す情報を含む視聴履歴情報を、当該録画再生通知の送信元のSTBへ送信する視聴履歴通知手段とを有し、それぞれのSTBは、ユーザからの指示に応じて、当該ユーザのユーザID、および、録画または表示を開始するチャネルのチャネルIDを含む受信開始通知を受信履歴管理装置へ送信する受信開始通知手段と、ユーザからの指示に応じて、当該ユーザのユーザID、および、録画または表示を終了するチャネルのチャネルIDを含む受信終了通知を受信履歴管理装置へ送信する受信終了通知手段と、ユーザからの指示に応じて、指定されたチャネルにおいて放送局から送信される放送を録画する録画手段と、ユーザからの指示に応じて、録画手段に録画された放送を再生する場合に、録画再生通知を受信履歴管理装置へ送信する録画再生通知手段と、録画再生通知手段によって送信された録画再生通知に対して、視聴履歴情報が番組配信サーバから送信された場合に、当該視聴履歴情報を、録画手段に録画されている放送と共に表示装置に表示する表示制御手段とを有することを特徴とする放送システムを提供する。
本発明の放送システムによれば、体験日時が異なる場合であってもつながり感を伝え合うことができる。
まず、本発明の第一の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態にかかる放送システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。本実施形態の放送システム10は、番組配信サーバ20および複数のSTB(セットトップボックス)30を備える。
番組配信サーバ20は、インターネット等の通信回線11に接続され、STB30からの要求に応じて、番組コンテンツを当該STB30へ通信回線11を介して配信する。それぞれのSTB30は、例えばそれぞれのユーザ宅12に設けられる。STB30は、ユーザからの要求に応じて番組コンテンツを通信回線11を介して番組配信サーバ20へ要求し、番組配信サーバ20から配信された番組コンテンツを表示装置13に表示する。
図2は、番組配信サーバ20の機能構成の一例を示すブロック図である。番組配信サーバ20は、コンテンツ格納部21、配信履歴登録部22、番組配信部23、配信履歴格納部24、および共有情報格納部25を備える。
コンテンツ格納部21には、例えば図3に示すように、それぞれの番組コンテンツを識別する番組ID毎に、当該番組コンテンツのコンテンツ本体211が予め格納されている。なお、他の形態として、コンテンツ格納部21内のデータは、番組配信サーバ20の外部のデータベースサーバ等に格納され、番組配信サーバ20は、通信回線11を介して、当該データベースサーバからコンテンツ本体を取得するようにしてもよい。
共有情報格納部25には、例えば図4に示すように、それぞれのユーザを識別するユーザID250毎に、当該ユーザID250に対応するユーザが情報の共有を行いたい他のユーザのIDである共有先ID251が予め格納されている。
配信履歴格納部24には、例えば図5に示すように、ユーザID241毎に、配信履歴テーブル240が格納されている。それぞれの配信履歴テーブル240には、番組ID242毎に、当該番組ID242に対応する番組コンテンツの配信が開始された日時を示す配信開始日時243、および、当該番組ID242に対応する番組コンテンツの配信が終了した日時を示す配信終了日時244が格納される。
図2に戻って説明を続ける。配信履歴登録部22は、番組配信部23によって番組コンテンツの配信が開始された場合に、当該番組コンテンツの配信先のSTB30のユーザのユーザIDに対応する配信履歴格納部24内の配信履歴テーブル240に、当該番組コンテンツの番組IDに対応付けて、配信開始日時を登録する。
また、配信履歴登録部22は、番組配信部23によって配信されていた番組コンテンツの配信が終了した場合に、当該番組コンテンツの配信先のSTB30のユーザのユーザIDに対応する配信履歴格納部24内の配信履歴テーブル240に、当該番組コンテンツの番組IDに対応付けて、配信終了日時を登録する。
番組配信部23は、ユーザIDおよび番組IDを含む配信要求を、通信回線11を介してSTB30から受信した場合に、共有情報格納部25を参照して、当該配信要求に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられているか否かを判定する。
当該配信要求に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられている場合、番組配信部23は、当該共有先IDを共有情報格納部25から抽出し、抽出したそれぞれの共有先IDに基づいて配信履歴格納部24を参照し、当該共有先IDと同一のユーザIDの配信履歴テーブル240を特定する。そして、番組配信部23は、特定した配信履歴テーブル240内に、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられているか否かを判定する。
特定した配信履歴テーブル240内に、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられている場合、番組配信部23は、当該番組IDに配信終了日時が対応付けられているか否かを判定する。配信終了日時が対応付けられている場合、すなわち、当該番組IDに対応する番組コンテンツの配信が終了している場合、番組配信部23は、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツをコンテンツ格納部21から取得し、当該共有先IDおよび当該共有先IDに対応するユーザによって既に視聴されている旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、通信回線11を介して、当該配信要求の送信元のSTB30へ配信する。
一方、当該番組IDに配信終了日時が対応付けられていない場合、すなわち、当該番組IDに対応する番組コンテンツの配信が終了していない場合、番組配信部23は、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツをコンテンツ格納部21から取得し、当該共有先IDおよび視聴中である旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、通信回線11を介して、当該配信要求の送信元のSTB30へ配信する。
当該配信要求に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられていない場合、または、当該共有先IDと同一のユーザIDの配信履歴テーブル240内に、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられていない場合、番組配信部23は、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツをコンテンツ格納部21から取得し、通信回線11を介して、当該配信要求の送信元のSTB30へ配信する。
図6は、STB30の機能構成の一例を示すブロック図である。STB30は、配信要求部31および表示制御部32を備える。配信要求部31は、ユーザから番組の指定を受け付けた場合に、当該ユーザのユーザIDおよび指定された番組の番組IDを含む配信要求を、通信回線11を介して番組配信サーバ20へ送信する。
表示制御部32は、通信回線11を介して、番組配信サーバ20から番組コンテンツを受信した場合に、当該番組コンテンツと共に配信履歴情報を受信したか否かを判定する。番組コンテンツと共に配信履歴情報を受信した場合、表示制御部32は、当該番組コンテンツおよび当該配信履歴情報を表示装置に、例えば画面分割やスーパーインポーズ等により表示する。配信履歴情報を受信せずに番組コンテンツを受信した場合、表示制御部32は、当該番組コンテンツを表示装置に表示する。
図7は、STB30の動作の一例を示すフローチャートである。例えば電源を投入される等の所定のタイミングで、STB30は本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、配信要求部31は、ユーザから番組コンテンツの指定を受け付けたか否かを判定する(S100)。番組コンテンツの指定を受け付けていない場合(S100:No)、配信要求部31は、番組コンテンツの指定をユーザから受け付けるまでステップS100を繰り返す。
番組コンテンツの指定をユーザから受け付けた場合(S100:Yes)、配信要求部31は、当該ユーザのユーザIDおよび指定された番組の番組IDを含む配信要求を、通信回線11を介して番組配信サーバ20へ送信する(S101)。そして、表示制御部32は、番組配信サーバ20から番組コンテンツを受信したか否かを判定する(S102)。番組コンテンツを受信していない場合(S102:No)、表示制御部32は、番組コンテンツを受信するまでステップS102を繰り返す。
番組配信サーバ20から番組コンテンツを受信した場合(S102:Yes)、表示制御部32は、番組コンテンツと共に配信履歴情報を受信したか否かを判定する(S103)。配信履歴情報を受信していない場合(S103:No)、表示制御部32は、受信した番組コンテンツを表示装置13に表示し(S104)、配信要求部31は、再びステップS100に示した処理を実行する。
配信履歴情報を受信した場合(S103:Yes)、表示制御部32は、受信した番組コンテンツを、受信した配信履歴情報と共に表示装置に表示し(S105)、配信要求部31は、再びステップS100に示した処理を実行する。
図8は、番組配信サーバ20の動作の一例を示すフローチャートである。例えば電源を投入される等の所定のタイミングで、番組配信サーバ20は本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、番組配信部23は、STB30から配信要求を受信したか否かを判定する(S200)。配信要求を受信した場合(S200:Yes)、番組配信部23は、共有情報格納部25を参照して、当該配信要求に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられているか否かを判定する(S201)。
当該配信要求に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられている場合(S201:Yes)、番組配信部23は、当該共有先IDを共有情報格納部25から抽出し(S202)、抽出したそれぞれの共有先IDに基づいて配信履歴格納部24を参照し、当該共有先IDと同一のユーザIDの配信履歴テーブル240を特定する。そして、番組配信部23は、特定した配信履歴テーブル240内に、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられているか否かを判定する(S203)。
特定した配信履歴テーブル240内に、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられている場合(S203:Yes)、番組配信部23は、当該番組IDに配信終了日時が対応付けられているか否かを判定する(S204)。配信終了日時が対応付けられている場合(S204:Yes)、番組配信部23は、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツをコンテンツ格納部21から取得し、当該共有先IDおよび既に視聴されている旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、通信回線11を介して、当該配信要求の送信元のSTB30へ配信する(S205)。
次に、配信履歴登録部22は、番組配信部23によって配信された番組コンテンツの配信先のSTB30のユーザのユーザIDに対応する配信履歴格納部24内の配信履歴テーブル240に、当該番組コンテンツの番組IDに対応付けて、配信開始日時を登録し(S206)、番組配信部23は、再びステップS200に示した処理を実行する。
ステップS204において、配信終了日時が対応付けられていない場合(S204:No)、番組配信部23は、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツをコンテンツ格納部21から取得し、当該共有先IDおよび視聴中である旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、通信回線11を介して、当該配信要求の送信元のSTB30へ配信し(S207)、配信履歴登録部22は、ステップS206に示した処理を実行する。
ステップS201において、配信要求に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられていない場合(S201:No)、または、特定した配信履歴テーブル240内に、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられていない場合(S203:No)、番組配信部23は、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツをコンテンツ格納部21から取得し、通信回線11を介して、当該配信要求の送信元のSTB30へ配信し(S208)、配信履歴登録部22は、ステップS206に示した処理を実行する。
ステップS200において、配信要求を受信していない場合(S200:No)、番組配信部23は、配信中の番組コンテンツの配信が終了したか否かを判定する(S209)。番組コンテンツの配信が終了していない場合(S209:No)、番組配信部23は、再びステップS200に示した処理を実行する。
番組コンテンツの配信が終了した場合(S209:Yes)、配信履歴登録部22は、当該番組コンテンツの配信先のSTB30のユーザのユーザIDに対応する配信履歴格納部24内の配信履歴テーブル240に、当該番組コンテンツの番組IDに対応付けて、配信終了日時を登録し(S210)、番組配信部23は、再びステップS200に示した処理を実行する。
以上、本発明の第一の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の放送システム10によれば、番組コンテンツの視聴日時が異なる場合であっても、予め定められた他のユーザとの間で、同一の番組コンテンツを視聴したという体験を共有することができるため、体験日時が異なる場合であっても、番組コンテンツの視聴を通じて、つながり感を伝え合うことができる。
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。
図9は、本発明の第二の実施形態にかかる放送システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。本実施形態の放送システム10は、受信履歴管理装置40および複数のSTB50を備える。
それぞれのSTB50は、例えばそれぞれのユーザ宅12に割り当てられ、放送局14からそれぞれのチャネルを介して送信される放送を受信して表示装置13に表示または録画する機能を有する。また、STB50は、放送の受信を開始する場合に、当該放送が送信されているチャネルの情報等を通信回線11を介して受信履歴管理装置40に通知する。また、STB50は、録画した放送を再生する場合に、当該放送のチャネルや録画時間等を通信回線11を介して受信履歴管理装置40に通知する。
受信履歴管理装置40は、ユーザ毎に、当該ユーザが情報の共有を行いたい他のユーザの情報を保持すると共に、それぞれのSTB50から受信したチャネルの情報を視聴履歴として収集する。そして、STB50は、STB30から録画した放送に関する情報と共に、当該放送を再生する旨を示す情報を受信した場合に、当該STB30のユーザの情報に基づいて、当該ユーザと情報を共有する他のユーザの視聴履歴を参照し、当該他のユーザが既に視聴した放送の中に、再生される放送が含まれている場合に、当該他のユーザが視聴した旨を示す情報を含む視聴履歴情報を当該STB30へ送信する。
図10は、受信履歴管理装置40の機能構成の一例を示すブロック図である。受信履歴管理装置40は、受信履歴登録部41、受信履歴格納部42、受信履歴通知部43、および共有情報格納部44を備える。共有情報格納部44には、それぞれのユーザを識別するユーザID250毎に、当該ユーザID250に対応するユーザが情報の共有を行いたい他のユーザのIDである共有先ID251が予め格納されている。
受信履歴格納部42には、例えば図11に示すように、ユーザID421毎に、受信履歴テーブル420が格納されている。それぞれの受信履歴テーブル420には、放送が送信されているチャネルを識別するチャネルID422、当該チャネルを介して送信された放送の受信開始日時および受信終了日時を含む受信時間帯423、および、視聴されたのか、あるいは、録画されたのかの別を示す視聴形態424が格納される。
受信履歴登録部41は、通信回線11を介して、ユーザID、チャネルID、および、視聴形態を示す情報を含む受信開始通知をSTB50から受信した場合に、受信履歴格納部42を参照して、当該受信開始通知に含まれているユーザIDに対応する受信履歴テーブル420内に、当該受信開始通知に含まれているチャネルIDに対応付けて、当該受信開始通知を受信した日時である受信開始日時および視聴形態を格納する。
また、通信回線11を介して、ユーザIDおよびチャネルIDを含む受信終了通知をSTB50から受信した場合、受信履歴登録部41は、受信履歴格納部42を参照して、当該受信開始通知に含まれているユーザIDに対応する受信履歴テーブル420内に、当該受信開始通知に含まれているチャネルIDに対応付けて、当該受信終了通知を受信した日時である受信終了日時を格納する。
受信履歴通知部43は、通信回線11を介して、ユーザID、チャネルID、および受信時間帯を含む録画再生通知をSTB50から受信した場合に、共有情報格納部44を参照して、当該録画再生通知に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられているか否かを判定する。
当該録画再生通知に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられている場合、受信履歴通知部43は、当該共有先IDを共有情報格納部44から抽出し、抽出したそれぞれの共有先IDに基づいて受信履歴格納部42を参照し、当該共有先IDと同一のユーザIDの受信履歴テーブル420を特定する。そして、受信履歴通知部43は、特定した受信履歴テーブル420内に、当該録画再生通知に含まれているチャネルIDが対応付けられているか否かを判定する。
特定した受信履歴テーブル420内に、当該録画再生通知に含まれているチャネルIDが対応付けられている場合、受信履歴通知部43は、当該チャネルIDに対応付けられている受信時間帯の少なくとも一部が、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯に含まれているか否かを判定する。
当該チャネルIDに対応付けられている受信時間帯の少なくとも一部が、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯に含まれている場合、受信履歴通知部43は、当該チャネルIDに対応付けられている視聴形態が録画されたことを示すか否かを判定する。視聴形態が録画されたことを示す場合、受信履歴通知部43は、当該共有先IDおよび当該共有先IDに対応するユーザが録画している旨を示す情報を含む視聴履歴情報を、通信回線11を介してSTB50へ送信する。一方、視聴形態が視聴されたことを示す場合、受信履歴通知部43は、当該共有先IDおよび当該共有先IDに対応するユーザが視聴した旨を示す情報を含む視聴履歴情報を、通信回線11を介してSTB50へ送信する。
そして、受信履歴通知部43は、受信履歴格納部42において、当該録画再生通知に含まれているユーザIDおよびチャネルID、ならびに、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯と一部が重なる受信時間帯に対応付けられている視聴形態を、視聴された旨を示す「視聴」に書き換える。
図12は、STB50の機能構成の一例を示すブロック図である。STB50は、受信開始通知部51、受信終了通知部52、録画再生通知部53、放送受信部54、録画部55、および表示制御部56を備える。
放送受信部54は、受信開始通知部51または録画部55からチャネルを指定して放送の受信開始が指示された場合に、当該チャネルにおいて送信されている放送を受信して表示制御部56または録画部55へ送る。また、受信終了通知部52または録画部55からチャネルを指定して放送の受信終了を指示された場合に、当該チャネルにおいて送信されている放送の受信を終了する。
録画部55は、チャネルID、録画開始日時、および録画終了日時を含む録画設定がユーザから入力された場合に、当該録画設定を保持する。そして、録画部55は、録画開始日時になった場合に、設定されたチャネルIDに対応するチャネルを介して送信される放送の受信開始を放送受信部54に指示すると共に、当該チャネルを指定して録画開始を受信開始通知部51に指示する。そして、録画部55は、放送受信部54を介して放送局14から送信される放送の映像を録画する。
そして、録画部55は、録画終了日時になった場合に、設定されたチャネルIDに対応するチャネルを介して送信される放送の受信終了を放送受信部54に指示すると共に、当該チャネルを指定して録画終了を受信終了通知部52に指示し、録画を終了する。また、録画された放送の再生を録画再生通知部53から指示された場合、録画部55は、指示された放送の映像を再生して表示制御部56へ出力する。
受信開始通知部51は、ユーザからチャネルを指定して放送の視聴開始が指示された場合に、当該ユーザのユーザID、表示を開始するチャネルのチャネルID、および、「視聴」を示す視聴形態を含む受信開始通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信すると共に、指定されたチャネルにおいて送信されている放送の受信を開始するよう放送受信部54に指示する。
また、受信開始通知部51は、録画部55からチャネルを指定して放送の録画開始を指示された場合に、自STB50のユーザのユーザID、録画を開始するチャネルのチャネルID、および、「録画」を示す視聴形態を含む受信開始通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信する。
受信終了通知部52は、ユーザからチャネルを指定して放送の視聴終了を指示された場合に、当該ユーザのユーザID、および、表示を終了するチャネルのチャネルIDを含む受信終了通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信すると共に、指定されたチャネルにおいて送信されている放送の受信を終了するよう放送受信部54に指示する。
また、受信終了通知部52は、録画部55からチャネルを指定して放送の録画終了を指示された場合に、自STB50のユーザのユーザID、および、録画を終了するチャネルのチャネルIDを含む受信開始通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信する。
録画再生通知部53は、録画した放送の再生をユーザから指示された場合に、当該ユーザのユーザID、当該放送が送信されたチャネルのチャネルID、および当該放送が録画されたときの受信時間帯(録画時間帯)を示す情報を含む録画再生通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信すると共に、当該放送の再生を録画部55に指示する。
表示制御部56は、放送受信部54から放送を受信した場合に、受信した放送の映像を表示装置13に表示する。また、録画部55から再生された放送の映像を受信した場合、表示制御部56は、通信回線11から視聴履歴情報を受信していれば、当該視聴履歴情報を、録画部55から受信した放送の映像に重畳させて表示装置13に表示し、通信回線11から視聴履歴情報を受信していなければ、録画部55から受信した放送の映像を表示装置13に表示する。
図13は、STB50の動作の一例を示すフローチャートである。例えば電源を投入される等の所定のタイミングで、STB50は本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、受信開始通知部51は、ユーザからチャネルを指定して放送の視聴開始を指示されたか否かを判定する(S300)。放送の視聴開始を指示された場合(S300:Yes)、受信開始通知部51は、当該ユーザのユーザID、表示を開始するチャネルのチャネルID、および、「視聴」を示す視聴形態を含む受信開始通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信すると共に(S301)、指定されたチャネルにおいて送信されている放送の受信を開始するよう放送受信部54に指示する。
次に、放送受信部54は、指定されたチャネルにおいて送信されている放送を受信し、当該放送の映像を表示制御部56へ送り、表示制御部56は、放送受信部54から受信した放送の映像を表示装置13に表示する(S302)。そして、受信終了通知部52は、ユーザからチャネルを指定して放送の視聴終了を指示されたか否かを判定する(S303)。放送の視聴終了を指示されていない場合(S303:No)、放送受信部54および表示制御部56は、再びステップS302に示した処理を実行する。
放送の視聴終了を指示された場合(S303:Yes)、受信終了通知部52は、ユーザID、および、表示を終了するチャネルのチャネルIDを含む受信終了通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信すると共に(S304)、指定されたチャネルにおいて送信されている放送の受信を終了するよう放送受信部54に指示し、受信開始通知部51は、再びステップS300に示した処理を実行する。
ステップS300において、放送の視聴開始を指示されていない場合(S300:No)、録画部55は、ユーザから録画設定を受け付けたか否かを判定する(S305)。録画設定を受け付けた場合(S305:Yes)、録画部55は、受け付けた録画設定を保持し(S306)、受信開始通知部51は、再びステップS300に示した処理を実行する。
録画設定を受け付けていない場合(S305:No)、録画部55は、保持している録画設定を参照して、録画開始日時になったか否かを判定する(S307)。録画開始日時になった場合(S307:Yes)、録画部55は、録画設定されているチャネルIDに対応するチャネルを介して送信される放送の受信開始を放送受信部54に指示すると共に、当該チャネルを指定して録画開始を受信開始通知部51に指示する。
次に、受信開始通知部51は、自STB50のユーザのユーザID、録画を開始するチャネルのチャネルID、および、「録画」を示す視聴形態を含む受信開始通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信する(S308)。そして、放送受信部54は、指定されたチャネルにおいて送信されている放送を受信し、当該放送の映像を録画部55へ送り、録画部55は、放送受信部54から受信した放送の映像を録画する(S309)。
次に、録画部55は、録画終了日時になったか否かを判定する(S310)。録画終了日時になっていない場合(S310:No)、放送受信部54および録画部55は、再びステップS309に示した処理を実行する。録画終了日時になった場合(S310:Yes)、録画部55は、録画設定されたチャネルIDに対応するチャネルを介して送信される放送の受信終了を放送受信部54に指示すると共に、当該チャネルを指定して録画終了を受信終了通知部52に指示し、録画を終了する。そして、受信終了通知部52は、ユーザID、および、表示を終了するチャネルのチャネルIDを含む受信終了通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信し(S311)、受信開始通知部51は、再びステップS300に示した処理を実行する。
ステップS307において、録画開始日時になっていない場合(S307:No)、録画再生通知部53は、録画した放送の再生をユーザから指示されたか否かを判定する(S312)。録画した放送の再生をユーザから指示された場合(S312:Yes)、録画再生通知部53は、当該ユーザのユーザID、当該放送が送信されたチャネルのチャネルID、および当該放送が録画されたときの受信時間帯を示す情報を含む録画再生通知を、通信回線11を介して受信履歴管理装置40へ送信すると共に(S313)、当該放送の再生を録画部55に指示する。録画部55は、指示された放送の映像を再生して表示制御部56へ出力する。
次に、表示制御部56は、視聴履歴情報を受信したか否かを判定する(S314)。視聴履歴情報を受信した場合(S314:Yes)、表示制御部56は、当該視聴履歴情報を、録画部55から受信した放送の映像に重畳させて表示装置13に表示し(S315)、受信開始通知部51は、再びステップS300に示した処理を実行する。一方、視聴履歴情報を受信していない場合(S314:No)、表示制御部56は、録画部55から受信した放送の映像を表示装置13に表示し(S316)、受信開始通知部51は、再びステップS300に示した処理を実行する。
図14は、受信履歴管理装置40の動作の一例を示すフローチャートである。例えば電源を投入される等の所定のタイミングで、受信履歴管理装置40は本フローチャートに示す動作を開始する。
まず、受信履歴登録部41は、通信回線11を介して、ユーザID、チャネルID、および、視聴形態を示す情報を含む受信開始通知をSTB50から受信したか否かを判定する(S400)。受信開始通知をSTB50から受信した場合(S400:Yes)、受信履歴登録部41は、受信履歴格納部42を参照して、当該受信開始通知に含まれているユーザIDに対応する受信履歴テーブル420内に、当該受信開始通知に含まれているチャネルIDに対応付けて、当該受信開始通知を受信した日時および視聴形態を格納し(S401)、受信履歴登録部41は、再びステップS400に示した処理を実行する。
受信開始通知をSTB50から受信していない場合(S400:No)、受信履歴登録部41は、通信回線11を介して、ユーザIDおよびチャネルIDを含む受信終了通知をSTB50から受信したか否かを判定する(S402)。受信終了通知をSTB50から受信した場合(S402:Yes)、受信履歴登録部41は、受信履歴格納部42を参照して、当該受信開始通知に含まれているユーザIDに対応する受信履歴テーブル420内に、当該受信終了通知に含まれているチャネルIDに対応付けて、当該受信終了通知を受信した日時を格納し(S403)、受信履歴登録部41は、再びステップS400に示した処理を実行する。
受信終了通知をSTB50から受信していない場合(S402:No)、受信履歴通知部43は、通信回線11を介して、ユーザID、チャネルID、および受信時間帯を含む録画再生通知をSTB50から受信したか否かを判定する(S404)。録画再生通知をSTB50から受信していない場合(S404:No)、受信履歴登録部41は、再びステップS400に示した処理を実行する。
録画再生通知をSTB50から受信した場合(S404:Yes)、受信履歴通知部43は、共有情報格納部44を参照して、当該録画再生通知に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられているか否かを判定する(S405)。当該録画再生通知に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられている場合(S405:Yes)、受信履歴通知部43は、当該共有先IDを共有情報格納部44から抽出する(S406)。
次に、受信履歴通知部43は、抽出したそれぞれの共有先IDに基づいて受信履歴格納部42を参照し、当該共有先IDと同一のユーザIDの受信履歴テーブル420を特定する。そして、受信履歴通知部43は、特定した受信履歴テーブル420内に、当該録画再生通知に含まれているチャネルIDと同一のチャネルIDが対応付けられているか否かを判定する(S407)。特定した受信履歴テーブル420内に、当該録画再生通知に含まれているチャネルIDと同一のチャネルIDが対応付けられている場合(S407:Yes)、受信履歴通知部43は、当該チャネルIDに対応付けられている受信時間帯の少なくとも一部が、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯に含まれているか否かを判定する(S408)。
当該チャネルIDに対応付けられている受信時間帯の少なくとも一部が、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯に含まれている場合(S408:Yes)、受信履歴通知部43は、当該チャネルIDに対応付けられている視聴形態が録画か否かを判定する(S409)。視聴形態が録画されたことを示す場合(S409:Yes)、受信履歴通知部43は、当該共有先IDおよび当該共有先IDに対応するユーザが録画している旨を示す情報を含む視聴履歴情報を、通信回線11を介してSTB50へ送信し(S410)、受信履歴登録部41は、再びステップS400に示した処理を実行する。
一方、視聴形態が視聴されたことを示す場合(S409:No)、受信履歴通知部43は、当該共有先IDおよび当該共有先IDに対応するユーザが既に視聴した旨を示す情報を含む視聴履歴情報を、通信回線11を介してSTB50へ送信し(S411)、受信履歴登録部41は、再びステップS400に示した処理を実行する。
なお、共有情報格納部44において、録画再生通知に含まれているユーザIDに共有先IDが対応付けられていない場合(S405:No)、特定した受信履歴テーブル420内に、当該録画再生通知に含まれているチャネルIDと同一のチャネルIDが対応付けられていない場合(S407:No)、または、当該チャネルIDに対応付けられている受信時間帯の少なくとも一部が、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯に含まれていない場合(S408:No)、受信履歴登録部41は、再びステップS400に示した処理を実行する。
以上、本発明の第二の実施形態について説明した。
上記説明から明らかなように、本実施形態の放送システム10においても、体験日時が異なる場合であってもつながり感を伝え合うことができる。また、本実施形態の放送システム10によれば、録画した放送を再生する際に、情報の共有先の他のユーザが同一の放送を視聴しているか否かを知ることができるだけでなく、当該他のユーザが当該放送を録画してまだ視聴していない場合には、その番組を見るよう薦める等のコミュニケーションを促すことができる。
なお、上記した第一の実施形態における番組配信サーバ20もしくはSTB30、または、上記した第二の実施形態における受信履歴管理装置40もしくはSTB50は、例えば図15に示すような構成のコンピュータ60によって実現される。コンピュータ600は、CPU(Central Processing Unit)61、RAM(Random Access Memory)62、ROM(Read Only Memory)63、HDD(Hard Disk Drive)64、通信インターフェイス(I/F)65、入出力インターフェイス(I/F)66、およびメディアインターフェイス(I/F)67を備える。
CPU61は、ROM63またはHDD64に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM63は、コンピュータ60の起動時にCPU61が実行するブートプログラムや、コンピュータ60のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD64は、CPU61によって実行されるプログラムを格納する。通信インターフェイス65は、通信回線を介して他の機器からデータを受信してCPU61へ送ると共に、CPU61が生成したデータを、通信回線を介して他の機器へ送信する。
CPU61は、入出力インターフェイス66を介して、モニタやプリンタ等の出力装置、および、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU61は、入出力インターフェイス66を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU61は、生成したデータを、入出力インターフェイス66を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス67は、記録媒体68に格納されたプログラムまたはデータを読み取り、RAM62に提供する。RAM62を介してCPU61に提供されるプログラムは、記録媒体68に格納されている。当該プログラムは、記録媒体68から読み出されて、RAM62を介してコンピュータ60にインストールされ、CPU61によって実行される。記録媒体68は、例えばDVD(Digital Versatile Disk)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
コンピュータ60が第一の実施形態における番組配信サーバ20として動作する場合、コンピュータ60にインストールされて実行されるプログラムは、コンピュータ60を、コンテンツ格納部21、配信履歴登録部22、番組配信部23、配信履歴格納部24、および共有情報格納部25として機能させる。
コンピュータ60が第一の実施形態におけるSTB30として動作する場合、コンピュータ60にインストールされて実行されるプログラムは、コンピュータ60を、配信要求部31および表示制御部32として機能させる。
コンピュータ60が第二の実施形態における受信履歴管理装置40として動作する場合、コンピュータ60にインストールされて実行されるプログラムは、コンピュータ60を、受信履歴登録部41、受信履歴格納部42、受信履歴通知部43、および共有情報格納部44として機能させる。
コンピュータ60が第二の実施形態におけるSTB50として動作する場合、コンピュータ60にインストールされて実行されるプログラムは、コンピュータ60を、受信開始通知部51、受信終了通知部52、録画再生通知部53、放送受信部54、録画部55、および表示制御部56として機能させる。
コンピュータ60は、これらのプログラムを、記録媒体68から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、通信媒体を介してこれらのプログラムを取得してもよい。通信媒体とは、通信回線、または、当該通信回線を伝搬するディジタル信号もしくは搬送波を指す。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の第一の実施形態にかかる放送システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。 番組配信サーバ20の機能構成の一例を示すブロック図である。 コンテンツ格納部21に格納されるデータ構造の一例を示す図である。 共有情報格納部25に格納されるデータ構造の一例を示す図である。 配信履歴格納部24に格納されるデータ構造の一例を示す図である。 STB30の機能構成の一例を示すブロック図である。 STB30の動作の一例を示すフローチャートである。 番組配信サーバ20の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第二の実施形態にかかる放送システム10の構成の一例を示すシステム構成図である。 受信履歴管理装置40の機能構成の一例を示すブロック図である。 受信履歴格納部42に格納されるデータ構造の一例を示す図である。 STB50の機能構成の一例を示すブロック図である。 STB50の動作の一例を示すフローチャートである。 受信履歴管理装置40の動作の一例を示すフローチャートである。 番組配信サーバ20、STB30、受信履歴管理装置40、またはSTB50の機能を実現するコンピュータ60の一例を示すハードウェア構成図である。
符号の説明
10・・・放送システム、11・・・通信回線、12・・・ユーザ宅、13・・・表示装置、14・・・放送局、20・・・番組配信サーバ、21・・・コンテンツ格納部、210・・・番組ID、211・・・コンテンツ本体、22・・・配信履歴登録部、23・・・番組配信部、24・・・配信履歴格納部、25・・・共有情報格納部、30・・・STB、31・・・配信要求部、32・・・表示制御部、40・・・受信履歴管理装置、41・・・受信履歴登録部、42・・・受信履歴格納部、43・・・受信履歴通知部、44・・・共有情報格納部、50・・・STB、51・・・受信開始通知部、52・・・受信終了通知部、53・・・録画再生通知部、54・・・放送受信部、55・・・録画部、56・・・表示制御部、60・・・コンピュータ、61・・・CPU、62・・・RAM、63・・・ROM、64・・・HDD、65・・・通信インターフェイス、66・・・入出力インターフェイス、67・・・メディアインターフェイス、68・・・記録媒体

Claims (3)

  1. ユーザから指定された番組コンテンツを配信する番組配信サーバと、
    それぞれのユーザに割り当てられ、当該ユーザからの要求に応じて番組コンテンツを前記番組配信サーバに要求すると共に、前記番組配信サーバから配信された番組コンテンツを表示装置に表示するSTB(セットトップボックス)と
    を備え、
    前記番組配信サーバは、
    それぞれのユーザを識別するユーザIDに対応付けて、当該ユーザIDに対応するユーザと情報の共有を行うユーザのIDを示す共有先IDを格納する共有情報格納手段と、
    ユーザID毎に、当該ユーザIDに対応するユーザのSTBへ配信した番組コンテンツの番組IDを格納する配信履歴格納手段と、
    ユーザIDおよび番組IDを含む配信要求を前記STBから受信した場合に、当該配信要求に含まれているユーザIDに対応付けられた共有先IDを前記共有情報格納手段から抽出し、前記配信履歴格納手段を参照して、当該共有先IDと同一のユーザIDに、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられている場合に、当該ユーザIDおよび既に視聴されている旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツを、当該配信要求の送信元のSTBへ配信する番組配信手段と、
    番組コンテンツがSTBへ配信された場合に、当該番組コンテンツの番組IDを、当該STBが割り当てられているユーザのユーザIDに対応付けて前記配信履歴格納手段に登録する配信履歴登録手段と
    を有し、
    それぞれの前記STBは、
    ユーザから番組の指定を受け付けた場合に、当該ユーザのユーザIDおよび指定された番組の番組IDを含む配信要求を前記番組配信サーバへ送信する配信要求手段と、
    前記番組配信サーバから、番組コンテンツと共に前記配信履歴情報を受信した場合に、当該番組コンテンツおよび当該配信履歴情報を表示装置に表示する表示制御手段と
    を有することを特徴とする放送システム。
  2. 請求項1に記載の放送システムであって、
    前記配信履歴格納手段には、
    ユーザID毎に、当該ユーザIDに対応するユーザのSTBへ配信した番組コンテンツの配信開始日時および配信終了日時がさらに格納され、
    前記配信履歴登録手段は、
    STBへ番組コンテンツの配信が開始された場合に、当該配信が開始された日時を、当該STBが割り当てられているユーザのユーザIDに対応付けて前記配信履歴格納手段にさらに登録すると共に、STBへ番組コンテンツの配信が終了した場合に、当該配信が終了した日時を、当該STBが割り当てられているユーザのユーザIDに対応付けて前記配信履歴格納手段にさらに登録し、
    前記番組配信手段は、
    前記配信要求を前記STBから受信した場合に、当該配信要求に含まれているユーザIDに対応付けられた共有先IDを前記共有情報格納手段から抽出し、前記配信履歴格納手段を参照して、
    当該共有先IDと同一のユーザIDに、当該配信要求に含まれている番組IDおよび配信終了日時が対応付けられている場合に、当該ユーザIDおよび既に視聴されている旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツを、当該配信要求の送信元のSTBへ配信し、
    当該共有先IDと同一のユーザIDに、当該配信要求に含まれている番組IDが対応付けられているが、配信終了日時が対応付けられていない場合に、当該ユーザIDおよび現在視聴中である旨を示す情報を含む配信履歴情報と共に、当該配信要求に含まれている番組IDに対応する番組コンテンツを、当該配信要求の送信元のSTBへ配信することを特徴とする放送システム。
  3. それぞれのユーザに割り当てられ、放送を受信して録画または表示装置に表示するSTB(セットトップボックス)と、
    前記STBによる放送の受信履歴を管理する受信履歴管理装置と
    を備え、
    前記受信履歴管理装置は、
    それぞれのユーザを識別するユーザIDに対応付けて、当該ユーザIDに対応するユーザと情報の共有を行うユーザのIDを示す共有先IDを格納する共有情報格納手段と、
    ユーザID毎に、チャネルを識別するチャネルID、ならびに、当該チャネルにおいて送信される放送の受信開始日時および受信終了日時を格納する受信履歴格納手段と、
    前記STBから、ユーザIDおよびチャネルIDを含む受信開始通知を受信した場合に、当該受信開始通知を受信した日時を受信開始日時として、当該受信開始通知に含まれているユーザIDに対応付けて前記受信履歴格納手段に登録し、ユーザIDおよびチャネルIDを含む受信終了通知を受信した場合に、当該受信終了通知を受信した日時を受信終了日時として、当該受信終了通知に含まれているユーザIDに対応付けて前記受信履歴格納手段に登録する受信履歴登録手段と、
    ユーザID、チャネルID、および受信時間帯を含む録画再生通知を前記STBから受信した場合に、当該録画再生通知に含まれているユーザIDに対応付けられた共有先IDを前記共有情報格納手段から抽出し、前記受信履歴格納手段を参照して、当該共有先IDと同一のユーザIDに、当該録画再生通知に含まれているチャネルIDが対応付けられており、かつ、当該チャネルIDに対応付けられている受信開始日時および受信終了日時から求まる受信時間帯の少なくとも一部が、当該録画再生通知に含まれている受信時間帯に含まれている場合に、当該ユーザIDおよび既に視聴されている旨を示す情報を含む視聴履歴情報を、当該録画再生通知の送信元のSTBへ送信する視聴履歴通知手段と
    を有し、
    それぞれの前記STBは、
    ユーザからの指示に応じて、当該ユーザのユーザID、および、録画または表示を開始するチャネルのチャネルIDを含む受信開始通知を前記受信履歴管理装置へ送信する受信開始通知手段と、
    ユーザからの指示に応じて、当該ユーザのユーザID、および、録画または表示を終了するチャネルのチャネルIDを含む受信終了通知を前記受信履歴管理装置へ送信する受信終了通知手段と、
    ユーザからの指示に応じて、指定されたチャネルにおいて放送局から送信される放送を録画する録画手段と、
    ユーザからの指示に応じて、前記録画手段に録画された放送を再生する場合に、前記録画再生通知を前記受信履歴管理装置へ送信する録画再生通知手段と、
    前記録画再生通知手段によって送信された録画再生通知に対して、前記視聴履歴情報が前記番組配信サーバから送信された場合に、当該視聴履歴情報を、前記録画手段に録画されている放送と共に表示装置に表示する表示制御手段と
    を有することを特徴とする放送システム。
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