JP5324108B2 - コンピュータシステム、動画像編集方法、プログラム、動画像編集端末 - Google Patents

コンピュータシステム、動画像編集方法、プログラム、動画像編集端末 Download PDF

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Description

本発明は、動画像の編集を行うコンピュータシステム、動画像編集方法プログラム、動画像編集端末に関する。
近年、インターネットを介して動画像を配信するサービスが多く提供されている。このような動画像の配信サービスにおいては、あるユーザが登録した動画像を、他のユーザの操作する端末へ配信するサービスが存在し、インターネットを利用するユーザは他人の作成した動画像を自身の操作する端末で観ることにより、楽しむことができる。
ここで、他人の作成した動画像を、自由に編集して自らが配信する動画像として新たに登録するサービスの提供が現在検討されている。このようなサービスを用いた場合には、例えば、他人の作成した動画像を、自分の店を宣伝するコマーシャルとして編集および登録してインターネットに接続された多くの端末に配信するといった利用形態が生まれる。また、他人の作成した動画像を自由に編集することができれば、自分の店の店名やサービス概要などを動画データに合成して、配信することができ、動画像の作成を行うことのできないユーザが、他人が作成した動画像を有効利用することができることとなる。またこのようなサービスにおいて、他人の作成した動画像データを複数組み合わせるなどして番組を作成し、番組内の各動画像データに基づく動画像に合成データを合成させて、編集ユーザの番組として配信し、他のユーザに視聴させることもできる。なお、動画像の配信および動画像の編集に関連する技術として、特許文献1の技術が開示されている。
特開2003−134446号公報
ところで上述のような、他人の作成した動画像データを利用して新たな動画像データを編集できるようなサービスが提供された場合には、その編集作業の効率性や容易性を向上させることが望まれている。例えば、他人の作成した番組を元に、より良い番組へと編集する作業を行いたいユーザがいるような場合には、そのユーザの編集作業において容易にまた効率よく作業できるような環境を備えることにより、ある番組から様々な関連番組が作成されて閲覧可能となるような新たなメディアサービスを提供することができるようになる。
そこでこの発明は、他人の作成した動画像データを利用して新たな動画像データを編集できるようなサービスにおいて、その編集作業の効率性や容易性を向上させることのできるコンピュータシステム、動画像編集方法プログラム、動画像編集端末を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明は、動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムであって、前記動画像編集端末が、1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示する再生手段と、前記動画像の編集指示を受け付ける編集指示受付手段と、前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行うスケジュール情報読み込み手段と、編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示する番組構成表示手段と、前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付ける編集手段と、登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を前記スケジュール情報記憶手段へ登録する新規番組登録手段と、を備えることを特徴とするコンピュータシステムである。
また本発明は、上述のコンピュータシステムにおいて、前記動画像配信システムが、前記スケジュール情報で特定される動画像ファイルの動画像と、当該動画像に合成する前記合成データと、のそれぞれの参照可否情報を記憶する参照可否情報記憶手段と、前記参照可否情報において参照不可と指定されている前記動画像ファイルまたは前記合成データを指定する情報を削除したスケジュール情報を前記動画像編集端末へ送信する動画像配信管理手段と、を備えることを特徴とする。
また本発明は、上述のコンピュータシステムにおいて、前記新規番組登録手段は、編集後のスケジュール情報と、編集であることを示す識別子の引数と、編集したユーザの種別を示す引数であって編集前のスケジュール情報に含まれる動画像ファイルによる番組を作成したユーザであるか、またはそれ以外の他ユーザであるかを示す引数とを含む番組登録要求を前記動画像配信システムへ送信し、前記動画像配信管理手段は、前記番組登録要求を受信して、当該番組登録要求に、編集であることを示す識別子の引数が格納され、かつ、編集したユーザの種別を示す引数について他ユーザであることを示す引数が格納されている場合には、新たなスケジュール識別子を生成して、当該生成したスケジュール識別子と、前記番組登録要求に含まれるスケジュール情報とを対応付けて前記スケジュール情報記憶手段へ記録し、前記番組登録要求に、編集であることを示す識別子の引数が格納され、かつ、編集したユーザの種別を示す引数について編集前のスケジュール情報に含まれる動画像ファイルによる番組を作成したユーザであることを示す引数が格納されている場合には、前記番組登録要求に含まれるスケジュール情報が示すスケジュール識別情報に基づいて前記スケジュール情報記憶手段に記録されているスケジュール情報を更新することを特徴とする。
また本発明は、動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける動画像編集方法であって、前記動画像編集端末が、再生手段が、1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示し、編集指示受付手段が、前記動画像の編集指示を受け付け、スケジュール情報読み込み手段が、前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行い、番組構成表示手段が、編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示し、編集手段が、前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付け、新規番組登録手段が、登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を前記スケジュール情報記憶手段へ登録することを特徴とする動画像編集方法である。
また本発明は、動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける前記動画像編集端末のコンピュータを、1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示する再生手段、前記動画像の編集指示を受け付ける編集指示受付手段、前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行うスケジュール情報読み込み手段、編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示する番組構成表示手段、前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付ける編集手段、登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を前記スケジュール情報記憶手段へ登録する新規番組登録手段、として機能させるためのプログラムである。
また本発明は、動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける前記動画像編集端末であって、1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示する再生手段と、前記動画像の編集指示を受け付ける編集指示受付手段と、前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行うスケジュール情報読み込み手段と、編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示する番組構成表示手段と、前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付ける編集手段と、登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を、前記スケジュール情報記憶手段へ登録する新規番組登録手段と、を備えることを特徴とする動画像編集端末である。
本発明によれば、元の番組を作成したユーザ以外の他のユーザが、番組内の動画像データを端末で再生し、その動画像について編集して、新たな番組として登録する際に、当該端末を利用する編集者となるユーザの作成した番組として、自動的に登録される。従って、あるユーザが、他のユーザの作成した番組の編集を行うような場合における、編集作業後の番組登録時に、自身の編集した番組として登録する作業効率を向上させることができる。
また、本発明によれば、元の番組を作成したユーザ以外の他のユーザが、番組内の動画像データを端末で再生し、その動画像について編集して、編集元の番組に基づく新たな番組を作成しようとした際に、元の番組の構成、つまり動画像データが幾つ含まれているか、どの動画像にどの合成データがどの合成タイミングで表示されるのかの、番組の構成が、編集用画面によって瞬時に、また容易に把握することができる。これによって、元の番組構成を手本として、編集した他の新たな番組を容易に作成することができるため、ユーザの編集作業の効率性と容易性を向上させることができる。
また、本発明によれば、編集用画面を利用して、合成データのサンプル画像の合成タイミングを移動するだけで、番組内の動画像データに基づく動画像に、元の番組とは異なる合成タイミングでの合成データの合成をさせる編集処理を容易に行うことができる。
また、他人の作成した番組を元に、より良い番組へと編集する作業を行いたいユーザがいるような場合には、その元の番組の動画像データや合成データの選択や、合成データの合成タイミングの設定を、一からやり直す必要がなく、元の番組に自分の味付けを行うことができるので、そのユーザの編集作業において容易にまた効率よく作業できるような環境を備えることができ、ある番組から様々な関連番組が作成されて閲覧可能となるような新たなメディアサービスを提供することができるようになる。
以下、本発明の一実施形態による動画像編集装置を図面を参照して説明する。図1は同実施形態による動画像編集装置を備えた動画像配信システムの構成を示す図である。
この図において、符号1は動画像配信管理サーバであり、ウェブサーバの機能、動画像編集機能、等を備えている。また2はアップロードサーバであり、ユーザが操作する端末6より動画像配信管理サーバ1が受信した動画像データや合成データ(写真データ、テキストデータ、エフェクトデータ)などのアップロード対象のデータを当該動画像配信管理サーバ1から受付けて、他のサーバへ登録する処理を行う。また3は番組サーバであり、ユーザが端末6を操作して動画像配信管理サーバ1へアクセスして作成した、番組内の動画像を配信するために必要であるスケジュール情報を記憶する。また4はデータ記憶サーバであり、動画像データやその動画像データに端末上で合成させる合成データのIDや、それらデータをアップロードしたユーザのIDや、それらデータの記憶先の情報を記憶する。また5は配信サーバであり、データ記憶サーバ4で記憶している動画像データや合成データを端末6へ配信する。
本実施形態による動画像配信システムでは、端末6からアップロードされた動画像データと、その動画像データに合成させる合成データとを、データ記憶サーバ4に記憶させ、その動画像データに合成データを合成した動画像を、通信ネットワークを介して動画像配信システムに接続された多くの端末6上で再生させる機能を有する。また動画像配信システムでは、端末6から登録された動画像データを、その動画像を登録したユーザとは異なるユーザが端末6を用いて編集できる機能と、その編集後の動画像データをシステム上に新たに登録させ、通信ネットワークを介して動画像配信システムに接続されている多くの端末6に閲覧させる機能を有する。また、動画像配信システムでは、登録されている一つまたは複数の動画像データを用いてユーザに番組を作成させ、その番組を、通信ネットワークを介して動画像配信システムに接続されている多くの端末6に配信する機能を有する。
そして、そのような動画像配信システムにおいて、動画像配信管理サーバ1は、端末6からの動画像データの指定と、合成データ(動画像に合成するテキストデータや写真データやエフェクトデータ。なお、エフェクトデータとは、動画像上に何らかの動きを与えるためのデータであり、爆発時の炎の動きを表現した画像、小さな星が空中を舞っている動きを表現した画像、など様々である)と、動画像への合成データの合成タイミング(動画像の再生開始からの経過時刻)と、の指定を少なくとも受付けて、当該指定された動画像データと合成データの識別情報と、それら動画像データと合成データを端末6上で再生する番組の識別情報(下記の処理の詳細な説明においてはスケジュールIDと呼ぶ)と、その動画像データへ合成データを合成して端末6上で再生する合成タイミングと、を少なくとも格納した番組情報(下記の処理の詳細な説明においてはスケジュール情報と呼ぶ)を生成する。そして、動画像配信管理サーバ1は、端末6を操作するユーザの識別情報(ユーザIDなど)や番組のスケジュールIDに対応付けて、生成したスケジュール情報を番組サーバ3(スケジュール情報記憶手段)へ登録する。
また、動画像配信管理サーバ1は、番組を再生する端末6からの動画像再生要求時に、当該端末6から番組のスケジュールIDを受付ける。そして、動画像配信管理サーバ1は、番組のスケジュールIDで指定される動画像データと合成データとを、サーバから読み込ませる処理を、端末6に実行させる再生開始用プログラムと、番組のスケジュールIDや、番組内で再生させる動画像データのIDや、その動画像データの動画像に合成する合成データの識別情報(以下、合成データIDと呼ぶ)や、合成データの動画像への合成タイミング等を格納したスケジュール情報とを、当該番組を再生する端末6へ送信する。端末6は、再生開始用プログラムとスケジュール情報とに基づいて、動画像データと合成データとを配信サーバ5より読み込んで、当該動画像データの動画像へ合成タイミングに基づいて合成データを合成して表示する処理を行う。
図2は動画像配信管理サーバの機能ブロック図である。
この図が示すように、動画像配信管理サーバ1は、端末6や他のサーバと情報を送受信する通信処理部11、動画像配信管理サーバ1の各処理部を制御する制御部12、動画像データのシステムへのアップロードや削除を管理するアップロード管理部13、端末6からの指示に基づいて動画像データの編集処理を行う動画像編集処理部14、端末6からの指示に基づいて動画像の配信処理の管理を行う動画像配信管理部15、各種情報を記憶する記憶部16を備えている。なお、本実施形態において動画像の編集とは、既に登録(アップロード)された動画像データに合成する合成データや、その合成データの動画像における合成タイミングの指定を受付けて、その動画像データや合成データや合成タイミングの情報をユーザごとに登録する処理を言う。
図3はスケジュール情報を示す図である。
この図が示すようにスケジュール情報内には、番組を特定するスケジュールIDや、番組を作成したユーザのユーザIDや、その番組内で再生される動画像データのIDや、どの動画像データに合成される合成データのIDや、各合成データの動画像データの再生時間長における合成タイミングの時刻、動画像データの再生時間帯などからなる時間割情報が格納されている。スケジュール情報は、ユーザが作成した番組ごとに生成されて番組サーバ3に記録されているものとする。
図4は端末の機能ブロック図である。
図4が示すように、端末6は、通信ネットワークを介してサーバ等と通信を行う通信処理部21、端末6の各処理部を制御する制御部22、マウスやモニタなどの入力装置との情報送受信を行う入出力部23、番組内の動画像を再生する動画像再生処理部24、番組内の動画像の編集指示を受け付ける編集指示受付部25、サーバ等からスケジュール情報を読み込むスケジュール情報読み込み部26、編集時の番組の構成をモニタに表示する番組構成表示部27、編集処理を行う編集処理部28、変更後の番組の情報を登録する新規番組登録部29を少なくとも備えている。
図5は番組再生処理の処理フローを示す図である。
次に図5を用いて動画像配信システムにおける番組再生の処理について説明する。
ユーザが、端末6を用いて動画像配信管理サーバ1にアクセスする操作を行うと、動画像配信管理サーバ1は、ウェブページを端末6に送信する。このウェブページにおいて、ユーザが動画像配信開始用のウェブページに移動すると、そのウェブページには、登録された番組内のある一つの動画像データに対応するサンプル画像が、番組ごとに一覧表示されている。このウェブページに表示されている各番組を示すサンプル画像それぞれは、あるユーザが作成した元の動画像データを保持する番組を示す場合や、元の動画像データが他のユーザによって編集された編集後の動画像データを保持する番組を示す場合など様々であり、端末6上でサンプル画像が指定されることにより、そのサンプル画像に対応する番組が端末6で再生されることとなる。
そして、ユーザが番組を再生したいと考えた際に、端末6は、ある一つのサンプル画像(端末6を利用するユーザとは異なる他のユーザが編集した番組内の動画像データに対応するサンプル画像)に対する動画像データの再生指示の入力をユーザから受付け(ステップS201)、動画像配信管理サーバ1へ、指定されたサンプル画像に対応する番組のスケジュールIDを格納した動画像再生要求を送信する(ステップS202)。そして、動画像配信管理サーバ1の動画像配信管理部15は、動画像再生要求に格納されているスケジュールIDを読み取り、そのスケジュールIDの番組の再生開始用プログラムを生成して、端末6へ送信する(ステップS203)。ここで、この再生開始用プログラムは、スケジュール情報を動画像配信管理サーバ1に要求して、そのスケジュール情報を読み込ませる処理を端末6に開始させるためのプログラムである。また、さらに、再生開始用プログラムは、番組として指定された動画像データを再生させる処理、番組として指定された動画像データとその合成データとのそれぞれを配信サーバ5から再取得させる処理、番組として指定された1つまたは複数の動画像データのサンプル画像を、番組を再生する端末6の画面に表示させる処理、番組として指定された動画像データが複数の場合にはそれら複数の動画像データを連続して順に再生させる処理、などを端末6に実行させるプログラムである。
なお、端末6は、動画像データのストリーミングを受けた場合には、そのストリーミングのデータに基づいて再生動画像を構築して端末6の画面の動画像表示領域に表示させ、また編集指示に基づいて動画像の編集処理を行う動画像再生・編集プログラムを予め記憶しており、その動画像再生・編集プログラムは端末6上で実行されると、図4で示したように、端末6内に動画像再生処理部24、編集指示受付部25、スケジュール情報読み込み部26、番組構成表示部27、編集処理部28、新規番組登録部29が構成される。
端末6の動画像再生処理部24は、端末6における再生開始用プログラムの受信を検出すると、その再生開始用プログラムに格納されているスケジュールIDを読み込んで(ステップS204)、当該スケジュールIDを格納したスケジュール情報送信要求を、動画像配信管理サーバ1へ送信する(ステップS205)。そして、動画像配信管理サーバ1の動画像配信管理部15は、スケジュール情報送信要求に格納されているスケジュールIDを読み取って、番組サーバ3へ転送する(ステップS206)。番組サーバ3はスケジュールIDを受信すると、そのスケジュールIDに対応付けて格納しているスケジュール情報を動画像配信管理サーバ1へ返信する(ステップS207)。そして動画像配信管理サーバ1の動画像配信管理部15は、番組サーバ3から返信を受けたスケジュール情報を端末6へ送信する(ステップS208)。
次に、端末6でスケジュール情報を受信すると、端末6内の動画像再生処理部24は、スケジュール情報をメモリ等に記録するとともに、スケジュール情報に格納されている動画像データID、合成データID等を取得する(ステップS209)。そして、少なくとも動画像データIDと合成データIDとを格納した動画像配信要求を配信サーバ5へ送信する(ステップS210)。配信サーバ5は、動画像配信要求を受信すると、その動画像配信要求に格納されている動画像データIDと合成データIDと、端末6の送信先(IPアドレスなど)を読み取って、当該読み取った、動画像データIDと合成データIDとに基づいて、記憶している動画像データと合成データとを取得する。そして動画像データを端末6のIPアドレス宛にストリーミングにより配信するとともに(ステップS211)、合成データを端末6へ送信する(ステップS212)。
次に、端末6の動画像再生処理部24は、配信サーバ5から送信されるストリーミングデータのパケットを受信して、複数のパケットにより、順次、動画像を構築して、画面上の動画像再生領域へ表示する(ステップS213)。これにより動画像が再生される。また端末6の動画像再生処理部24は、配信サーバ5から受信した合成データの合成タイミングの時刻をスケジュール情報に格納されている情報内から検出し、動画像の再生開始の時間から経過した時刻が、検出した合成タイミング時刻になったかを判定する(ステップS214)。そして、動画像の再生開始の時間から経過した時刻が、検出した合成タイミング時刻になったと判定すると、合成データを画面上の動画像再生領域へ表示する(ステップS215)。これにより合成データが動画像データに合成されて表示される。なお、この表示されている動画像の番組は、他人が作成したものである。
図6は番組表示画面のインタフェースを示す図である。
この図で示すように、動画像表示画面は、動画像再生領域aやボタン表示領域bを備えている。そしてボタン表示領域bには編集ボタンが表示されており、ユーザは端末6に接続されたマウスやキーボード等の入力装置を用いて、端末6のモニタに表示されているカーソルに合わせて、編集ボタンを押下することにより、再生中の番組における動画像データの編集を行うことができる。ここでいう編集とは、上述したように、番組内に含まれる1つ以上動画像データや、それら動画像データに合成する合成データの追加、変更、削除、または、合成データの合成タイミングの変更の処理である。そして、端末6に表示されている他人の利用した番組の動画像において、ユーザがこの番組を編集して異なる番組を作成したいと考えた場合には、動画像表示画面における編集ボタンを押下することにより、編集を行うことが可能となる。
図7は番組編集処理の処理フローを示す第1の図である。
図8は番組編集処理の処理フローを示す第2の図である。
次に、図7を用いて番組編集処理について説明する。
まず、指定した番組内の動画像データの再生中や再生後において、端末6の動画像表示画面に表示されている編集ボタンが押下されると、端末6の編集指示受付部25は、その編集指示の入力を検出する(ステップS301)。すると、端末6のスケジュール情報読み込み部26が、端末6を利用しているユーザのユーザIDを格納した編集アプリケーションプログラムの起動要求を動画像配信管理サーバ1へ行う(ステップS302)。
なおこの起動要求は具体的には、動画像配信管理サーバ1のURLに、編集であることを示す識別子を示す引数を加えた情報が、動画像配信管理サーバ1に送信されることにより、動画像配信管理サーバ1が編集アプリケーションプログラムの起動要求であることを検出する。また、URLに加える引数には、さらに、端末6から送信された編集アプリケーションプログラムの起動要求が、番組を作成したユーザ自身からの起動要求か、または番組を作成したユーザ以外のユーザからの起動要求かを示す識別子が付け加えられる。これにより、動画像配信管理サーバ1の動画像編集処理部14は、編集アプリケーションプログラムの起動要求が、端末6で再生している動画像の番組を作成したユーザ、またはそのユーザ以外の他のユーザの、どちらかから受け付けているかを検知する。本実施形態においては、端末6で再生している動画像の番組を作成したユーザ以外の、他のユーザから編集アプリケーションプログラムの起動要求を受け付けた場合について以下説明する。
次に、動画像配信管理サーバ1の動画像編集処理部14は、編集アプリケーションプログラムの起動要求からユーザIDを検出し、当該ユーザIDに基づいて認証を行い(ステップS303)、認証がOKであれば編集アプリケーションプログラムの起動許可を端末6へ送信する(ステップS304)。すると端末6の編集処理部が編集アプリケーションプログラムを起動し、編集用画面をモニタに表示する(ステップS305)。また端末6のスケジュール情報読み込み部26が、メモリ等に記憶している番組のスケジュール情報からスケジュールIDを読み取り、当該スケジュールIDを格納したスケジュール情報送信要求を動画像配信管理サーバ1へ送信する(ステップS306)。
次に、動画像配信管理サーバ1の動画像配信管理部15は、スケジュール情報送信要求を受信すると、当該スケジュール情報送信要求に格納されているスケジュールIDを読み取って、番組サーバ3へ転送する(ステップS307)。番組サーバ3はスケジュールIDを受信すると、そのスケジュールIDに対応付けて格納しているスケジュール情報を動画像配信管理サーバ1へ返信する(ステップS308)。次に、動画像配信管理サーバ1の動画像配信管理部15は、番組サーバ3から受信したスケジュール情報に格納されている動画像データのデータ存在有無、閲覧権限フラグ、参照許可フラグや、合成データのデータ存在有無、閲覧権限フラグ、参照許可フラグを読み取る。ここで、閲覧権限フラグは端末6を利用するユーザに閲覧権限が有るか否かを示す情報であり、また参照許可フラグは、スケジュール情報で示される番組を作成したユーザが動画像データや合成データなどの番組内データへの他者の参照を許可しているか否かを示す情報である。そして、動画像配信管理部15は、データ存在有無が「無し」を示すか、閲覧権限フラグが「閲覧不可」を示すか、参照許可フラグが「参照不可」を示すか、の何れか1つが当てはまる動画像データのIDや、合成データのID以外のIDを検出し、そのIDをスケジュール情報から削除する(ステップS309)。そして、動画像配信管理サーバ1の動画像配信管理部15は、スケジュール情報を端末6へ送信する(ステップS310)。
次に、端末6では、スケジュール情報を受信すると、端末6内の番組構成表示部27が、スケジュール情報をメモリ等に記録・更新するとともに、スケジュール情報に格納されている動画像データIDや合成データIDを読み取って、それらIDに対応するサンプル画像をスケジュール情報と共に動画像配信管理サーバ1送られてきた設定ファイル等から取得し、動画像データのサンプル画像を当該編集用画面における番組の再生リスト欄に表示し、また、合成データIDに対応する合成データのサンプル画像を、動画像の再生時間帯における合成タイミングを示すインジケータ内に表示することにより、編集用画面内に、番組構成を表示する(ステップS311)。なお、編集用画面の詳細については後述する。
また、端末6の動画像再生処理部24が、スケジュール情報に格納されている動画像データIDと、合成データIDとを格納した動画像配信要求を配信サーバ5へ送信する(ステップS312)。配信サーバ5は、動画像配信要求を受信すると、その動画像配信要求に格納されている動画像データIDと合成データIDと、端末6の送信先(IPアドレスなど)を読み取って、当該読み取った、動画像データIDと合成データIDとに基づいて、データ記憶サーバ4で記憶している動画像データと合成データとを取得する。そして動画像データを端末6のIPアドレス宛にストリーミングにより配信するとともに(ステップS313)、合成データを端末6へ送信する(ステップS314)。
端末6の動画像再生処理部24は、配信サーバ5から送信されるストリーミングデータのパケットを受信して、複数のパケットにより、順次、動画像を構築して、編集用画面上の動画像再生領域へ表示する(ステップS315)。これにより動画像が再生される。また端末6の動画像再生処理部24は、配信サーバ5から受信した合成データの合成タイミングの時刻をスケジュール情報に格納されている情報内から検出し、動画像の再生開始の時間から経過した時刻が、検出した合成タイミング時刻になったかを判定する(ステップS316)。そして、動画像の再生開始の時間から経過した時刻が、検出した合成タイミング時刻になったと判定すると、合成データを画面上の動画像再生領域へ表示する(ステップS317)。これにより合成データが動画像データに合成されて表示される。
図9は編集用画面を示す図である。
この図が示すように端末6に表示される編集用画面においては、編集対象の番組内に含まれる動画像データのサンプル画像を1つまたは複数表示させることのできる動画像データのサンプル画像表示領域と、動画像データの再生時間長の範囲のどのタイミングで合成データを動画像データに合成させるのかを設定するためのインジケータと、合成タイミングに対応するインジケータ内の位置に合成データのサンプル画像を表示する合成タイミング指定領域と、番組内の動画像が再生される再生動画像表示領域とが存在する。
今、端末6に、図9で示したような編集用画面が表示されているとする。ユーザは、この編集用画面上において、合成タイミング指定領域に表示されている合成データのサンプル画像を、インジケータ内で左右に移動させることができる。そして、インジケータ内の合成タイミングの位置(動画像の再生開始時刻からの経過時間)を合成タイミング指定領域内で変更操作することにより、その合成データの動画像への合成タイミングを自由に変更することができる。また、ユーザは、合成タイミングの変更と共に、編集用画面を利用して、動画像データの動画像への合成データの追加、他の合成データへの変更を、動画像データのサンプル画像表示領域に表示されている各サンプル画像の動画像データそれぞれについて行うことができる。また、番組内のある動画像データを他の動画像データへ変更することもできる。これらの編集処理については、端末6の編集処理部28が受け付け(ステップS318)、メモリ等に記録されているスケジュール情報の内容を、編集内容に書き換える(ステップS319)。例えば合成データが追加になった場合には、スケジュール情報内の合成データの記載領域に、追加された合成データのIDを書き込み、また合成データの合成タイミングが変更になった場合には、その合成タイミングの時刻の情報を書き換える。
そして、編集完了後、ユーザによる編集用画面上の保存ボタンの押下を検出すると(ステップS320)、端末6の新規番組登録部29は、編集処理部28によって変更されたスケジュール情報を格納した番組登録要求を、動画像配信管理サーバ1へ送信する(ステップS321)。そして、変更されたスケジュール情報を受信した動画像配信管理サーバ1の動画像編集処理部14は、新たなスケジュールIDを生成し(ステップS322)、当該スケジュールIDと、端末6より受信したスケジュール情報を、番組サーバ3に対応付けて登録する(ステップS323)。これにより編集処理が完了する。
なお番組登録要求は、具体的には、上述した編集アプリケーションプログラムの起動要求と同様に、動画像配信管理サーバ1のURLに、編集であることを示す識別子の引数と、番組を作成したユーザ自身の端末6からの番組登録要求かまたは番組を作成したユーザ以外のユーザの端末6からの番組登録要求かを示す識別子の引数が加えられた情報である。そして、動画像配信管理サーバ1の動画像編集処理部14は、それら引数によって、番組登録要求が、端末6で再生している動画像の番組を作成したユーザから受け付けたのか、または番組を作成したユーザ以外の他のユーザから受け付けたのかを検知する。そして動画像の番組を作成したユーザ以外から受け付けていると判定した場合には、新規登録として、新たなスケジュールIDを生成して、端末6から受信したスケジュール情報を、新たに生成したスケジュールIDに対応付けて番組サーバ3に記録している。他方、番組登録要求が、番組を作成したユーザ自身の操作する端末6から受信している場合には、受信したスケジュール情報で示されるスケジュールIDに基づいて、番組サーバ3で記憶しているスケジュール情報を更新する処理を行う。
そして、ステップS323によって登録されたスケジュール情報に基づく番組が配信が端末6に対して行われた場合には、端末6上において、上記の処理によって編集された番組内の動画像データが再生されることとなる。
以上の処理によれば、元の番組を作成したユーザ以外の他のユーザが、番組内の動画像データを端末6で再生し、その動画像について編集して、新たな番組として登録する際には、当該端末6を利用する編集者となるユーザの作成した番組として、自動的に登録される。従って、あるユーザが、他のユーザの作成した番組の編集を行うような場合における、編集作業後の番組登録時に、自身の編集した番組として登録する作業効率を向上させることができる。
また、上述の処理によれば、元の番組を作成したユーザ以外の他のユーザが、番組内の動画像データを端末6で再生し、その動画像について編集して、編集元の番組に基づく新たな番組を作成しようとした際に、元の番組の構成、つまり動画像データが幾つ含まれているか、どの動画像にどの合成データがどの合成タイミングで表示されるのかの、番組の構成が、図9で示した編集用画面によって瞬時に、また容易に把握することができる。これによって、元の番組構成を手本として、編集した他の新たな番組を容易に作成することができるため、ユーザの編集作業の効率性と容易性を向上させることができる。
また、上述の処理によれば、図9で示した編集用画面にを利用して、合成データのサンプル画像の合成タイミングを移動するだけで、番組内の動画像データに基づく動画像に、元の番組とは異なる合成タイミングでの合成データの合成をさせる編集処理を容易に行うことができる。
また、他人の作成した番組を元に、より良い番組へと編集する作業を行いたいユーザがいるような場合には、その元の番組の動画像データや合成データの選択や、合成データの合成タイミングの設定を、一からやり直す必要がなく、元の番組に自分の味付けを行うことができるので、そのユーザの編集作業において容易にまた効率よく作業できるような環境を備えることができ、ある番組から様々な関連番組が作成されて閲覧可能となるような新たなメディアサービスを提供することができるようになる。
なお、上述の端末や各サーバは内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
そして上述の「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
動画像編集装置を備えた動画像配信システムの構成を示す図である。 動画像配信管理サーバの機能ブロック図である。 スケジュール情報を示す図である。 スケジュール情報を示す図である。 番組再生処理の処理フローを示す図である。 番組表示画面のインタフェースを示す図である。 番組編集処理の処理フローを示す第1の図である。 番組編集処理の処理フローを示す第2の図である。 編集用画面を示す図である。
符号の説明
1・・・動画像配信管理サーバ
2・・・アップロードサーバ
3・・・番組サーバ
4・・・データ記憶サーバ
5・・・配信サーバ
6・・・端末

Claims (6)

  1. 動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムであって、
    前記動画像編集端末が、
    1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示する再生手段と、
    前記動画像の編集指示を受け付ける編集指示受付手段と、
    前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行うスケジュール情報読み込み手段と、
    編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示する番組構成表示手段と、
    前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付ける編集手段と、
    登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を前記スケジュール情報記憶手段へ登録する新規番組登録手段と、
    を備えることを特徴とするコンピュータシステム
  2. 前記動画像配信システムが、
    前記スケジュール情報で特定される動画像ファイルの動画像と、当該動画像に合成する前記合成データと、のそれぞれの参照可否情報を記憶する参照可否情報記憶手段と、
    前記参照可否情報において参照不可と指定されている前記動画像ファイルまたは前記合成データを指定する情報を削除したスケジュール情報を前記動画像編集端末へ送信する動画像配信管理手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のコンピュータシステム
  3. 前記新規番組登録手段は、編集後のスケジュール情報と、編集であることを示す識別子の引数と、編集したユーザの種別を示す引数であって編集前のスケジュール情報に含まれる動画像ファイルによる番組を作成したユーザであるか、またはそれ以外の他ユーザであるかを示す引数とを含む番組登録要求を前記動画像配信システムへ送信し、
    前記動画像配信管理手段は、
    前記番組登録要求を受信して、当該番組登録要求に、編集であることを示す識別子の引数が格納され、かつ、編集したユーザの種別を示す引数について他ユーザであることを示す引数が格納されている場合には、新たなスケジュール識別子を生成して、当該生成したスケジュール識別子と、前記番組登録要求に含まれるスケジュール情報とを対応付けて前記スケジュール情報記憶手段へ記録し、前記番組登録要求に、編集であることを示す識別子の引数が格納され、かつ、編集したユーザの種別を示す引数について編集前のスケジュール情報に含まれる動画像ファイルによる番組を作成したユーザであることを示す引数が格納されている場合には、前記番組登録要求に含まれるスケジュール情報が示すスケジュール識別情報に基づいて前記スケジュール情報記憶手段に記録されているスケジュール情報を更新する
    ことを特徴とする請求項2に記載のコンピュータシステム。
  4. 動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける動画像編集方法であって、
    前記動画像編集端末が、
    再生手段が、1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示し、
    編集指示受付手段が、前記動画像の編集指示を受け付け、
    スケジュール情報読み込み手段が、前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行い、
    番組構成表示手段が、編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示し、
    編集手段が、前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付け、
    新規番組登録手段が、登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を前記スケジュール情報記憶手段へ登録する
    ことを特徴とする動画像編集方法。
  5. 動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける前記動画像編集端末のコンピュータを、
    1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示する再生手段、
    前記動画像の編集指示を受け付ける編集指示受付手段、
    前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行うスケジュール情報読み込み手段、
    編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示する番組構成表示手段、
    前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付ける編集手段、
    登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を前記スケジュール情報記憶手段へ登録する新規番組登録手段、
    として機能させるためのプログラム。
  6. 動画像配信システムと動画像編集端末とがコンピュータネットワークを介して接続されたコンピュータシステムにおける前記動画像編集端末であって、
    1つ以上の動画像ファイルと、それら動画像に合成表示する合成データと、前記動画像ファイルの再生順と、前記合成データの前記動画像への合成タイミングと、前記動画像ファイル、前記合成データ、前記再生順、前記合成タイミングに基づく動画像の番組を編集したユーザの識別情報と、を指定するスケジュール情報を、前記動画像配信システムのスケジュール情報記憶手段より読み込んで、前記動画像ファイルを、前記再生順に再生すると共に、その再生中の動画像に、指定された前記合成データを前記合成タイミングで合成表示する再生手段と、
    前記動画像の編集指示を受け付ける編集指示受付手段と、
    前記編集指示を受け付けた場合に、前記読み込んだスケジュール情報と同一のスケジュール情報の前記スケジュール情報記憶手段からの新たな読み込みを行うスケジュール情報読み込み手段と、
    編集用画面を表示し、当該編集用画面内の再生リスト欄に、新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる1つまたは複数の動画像ファイルの識別情報に対応する動画像ファイルのサンプル画像を表示すると共に、前記動画像ファイルの再生開始時刻からの経過時間を示す再生時間帯の間のどの時間に合成データを合成するかの合成タイミングをユーザに設定させる前記編集用画面内のインジケータの合成時間の位置に、前記新たに読み込んだスケジュール情報に含まれる合成データの識別情報に対応する合成データのサンプル画像を表示する番組構成表示手段と、
    前記スケジュール情報の指定する合成データの追加、変更、削除、または、当該追加、変更、削除の後のスケジュール情報の指定する合成データのサンプル画像の前記インジケータにおける合成時刻の位置の変更による合成タイミングの変更の少なくとも何れかを示す編集指示を受け付ける編集手段と、
    登録指示を受け付けた場合に、前記編集指示を受け付けた後の、前記動画像に合成する前記合成データと、その合成データの前記動画像における合成タイミングと、前記編集指示を行った新たなユーザの識別情報とを含むスケジュール情報を前記スケジュール情報記憶手段へ登録する新規番組登録手段と、
    を備えることを特徴とする動画像編集端末
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