JP2004274287A - 情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツのダイジェストを容易に視聴できるようにする。
【解決手段】ブックマーク端末装置14は、コンテンツホルダ11からコンテンツを取得し、記録媒体62に記録するとともに、取得したコンテンツのダイジェストに関するダイジェストブックマークを生成する。ユーザ端末装置15は、コンテンツホルダ11からコンテンツを取得し、記録媒体82に記録するとともに、ブックマーク端末装置14に記録されているダイジェストブックマークを取得する。ユーザ端末装置15は、取得したコンテンツとダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成し、再生する。これにより、ユーザ端末装置15は、コンテンツのダイジェストを容易に視聴することができる。本発明は、ハードディスクレコーダに適用することができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、コンテンツのダイジェストを容易に視聴できるようにした情報処理システムおよび方法、情報処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル衛星放送等により、ユーザが数多くのコンテンツを取得できるようになってきた。
【0003】
また、ハードディスクレコーダのように、大量のコンテンツを記録できる記録媒体も販売されている。
【0004】
しかしながら、これに伴って、ユーザが保有するコンテンツも増大し、時間が足りないため、記録した全てのコンテンツを見ることができないという課題があった。
【0005】
そこで、コンテンツのうち、ユーザが興味のある部分や面白い部分だけをダイジェストにして見ることができれば、ユーザが多くのコンテンツを見ることができるようになる。
【0006】
例えば、特許文献1には、デジタル放送方式として、コンテンツのダイジェスト番組を含む映像信号と、放送する番組情報を多重化して放送する方法が提案されている。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−344858号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、番組を提供する側(放送する側)が、コンテンツのダイジェスト番組を生成するだけなので、ユーザに、より多くのダイジェスト番組を提供することが困難であるという課題があった。
【0009】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より多くのダイジェストをユーザが視聴できるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理システムは、コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成する第1の情報処理装置、および、第1の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信する第2の情報処理装置からなる情報処理システムであって、第1の情報処理装置は、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークを生成し、ダイジェストブックマークを、第2の情報処理装置に送信し、第2の情報処理装置は、第1の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信し、ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツを読み出し、ダイジェストブックマークとコンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生することを特徴とする。
【0011】
前記ダイジェストブックマークには、コンテンツのチャンネル、シーン開始時刻、およびシーン終了時刻が含まれるようにすることができる。
【0012】
前記第1の情報処理装置は、コンテンツが新たに記録されたとき、または、ユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークを生成するようにすることができる。
【0013】
前記第1の情報処理装置は、ダイジェストブックマークに、ユーセージルールをさらに書き込み、ユーセージルールが書き込まれたダイジェストブックマークを、第2の情報処理装置に送信するようにすることができる。
【0014】
前記第1の情報処理装置と第2の情報処理装置の間に、第3の情報処理装置をさらに備え、第1の情報処理装置は、ダイジェストブックマークを第3の情報処理装置に送信し、第3の情報処理装置は、第1の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信し、受信したダイジェストブックマークを記録し、第2の情報処理装置は、第3の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信するようにすることができる。
【0015】
本発明の第1の情報処理方法は、コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成する第1の情報処理装置、および、第1の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信する第2の情報処理装置からなる情報処理システムの情報処理方法であって、第1の情報処理装置は、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークを生成し、ダイジェストブックマークを、ネットワークを介して第2の情報処理装置に送信し、第2の情報処理装置は、ネットワークを介して、第1の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信し、ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツを読み出し、ダイジェストブックマークとコンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生することを特徴とする。
【0016】
本発明の第1の情報処理装置は、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークを生成する生成手段と、生成手段により生成されたダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0017】
前記生成手段により生成されるダイジェストブックマークには、コンテンツのチャンネル、シーン開始時刻、およびシーン終了時刻が含まれるようにすることができる。
【0018】
前記生成手段は、コンテンツが新たに記録されたとき、または、ユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークを生成するようにすることができる。
【0019】
前記生成手段により生成されたダイジェストブックマークにユーセージルールを書き込む書き込み手段をさらに備え、送信手段は、書き込み手段によりユーセージルールが書き込まれたダイジェストブックマークを他の情報処理装置に送信するようにすることができる。
【0020】
本発明の第2の情報処理処理方法は、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークを生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0021】
本発明の第1の記録媒体に記録されているプログラムは、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークを生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0022】
本発明の第1のプログラムは、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークを生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
本発明の第2の情報処理装置は、他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関するダイジェストブックマークを受信する受信手段と、受信手段により受信されたダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツを取得し、ダイジェストブックマークと取得したコンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成手段と、生成手段により生成されたダイジェストコンテンツを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0024】
前記ダイジェストブックマークには、コンテンツのチャンネル、シーン開始時刻、およびシーン終了時刻が含まれるようにすることができる。
【0025】
前記コンテンツを記録する記録手段をさらに備え、生成手段は、受信手段により受信されたダイジェストブックマークに対応するコンテンツが、記録手段に記録されているか否かを判定し、ダイジェストブックマークに対応するコンテンツが記録手段に記録されていたとき、ダイジェストコンテンツを生成するようにすることができる。
【0026】
前記ダイジェストブックマークに含まれるユーセージルールに基づいて、ダイジェストコンテンツの生成を制御する制御手段をさらに備えるようにすることができる。
【0027】
本発明の第3の情報処理方法は、他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツを取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得されたコンテンツと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたダイジェストコンテンツを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0028】
本発明の第2の記録媒体に記録されているプログラムは、他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツを取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得されたコンテンツと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたダイジェストコンテンツを出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0029】
本発明の第2のプログラムは、他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツを取得する取得ステップと、取得ステップの処理により取得されたコンテンツと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成ステップと、生成ステップの処理により生成されたダイジェストコンテンツを出力する出力ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0030】
本発明の第3の情報処理装置は、第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信手段と、受信手段により受信されたダイジェストブックマークを記録する記録手段と、記録手段により記録されたダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0031】
本発明の第4の情報処理方法は、第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークを記録する記録ステップと、記録ステップの処理により記録されたダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0032】
本発明の第3の記録媒体に記録されているプログラムは、第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークを記録する記録ステップと、記録ステップの処理により記録されたダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含むことを特徴とする。
【0033】
本発明の第3のプログラムは、第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、受信ステップの処理により受信されたダイジェストブックマークを記録する記録ステップと、記録ステップの処理により記録されたダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信ステップとを含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0034】
本発明の情報処理システムおよび第1の情報処理方法においては、第1の情報処理装置で、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークが生成され、第2の情報処理装置に送信され、第2の情報処理装置で、ダイジェストブックマークが受信され、ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツが読み出され、ダイジェストコンテンツが再生される。
【0035】
本発明の第1の情報処理装置および第2の情報処理方法、第1の記録媒体、並びに第1のプログラムにおいては、コンテンツに基づいて、コンテンツのダイジェストに対応するダイジェストブックマークが生成され、生成されたダイジェストブックマークが、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信される。
【0036】
本発明の第2の情報処理装置および第3の情報処理方法、第2の記録媒体、並びに第2のプログラムにおいては、コンテンツのダイジェストに関するダイジェストブックマークが受信され、受信されたダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されているコンテンツが取得され、これらに基づいて、ダイジェストコンテンツが生成され、出力される。
【0037】
本発明の第3の情報処理装置および第4の情報処理方法、第3の記録媒体、並びに第3のプログラムにおいては、第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークが受信され、記録され、記録されたダイジェストブックマークが、第2の他の情報処理装置に送信される。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0039】
図1は、本発明を適用した情報処理システムの全体の構成例を示す図である。
【0040】
コンテンツホルダ11は、テレビジョン番組、動画データ等のコンテンツを提供するコンテンツ提供者とされ、図1の例の場合、メディア作成業者31、放送局32、およびネット放送局33が含まれる。
【0041】
メディア作成業者31は、DVD(Digital Versatile Disc)、CD(Compact Disc)等のパッケージメディア41を作成し、作成したパッケージメディア41を、郵便、宅配便等の物流網12を介して、ブックマーク端末装置14、またはユーザ端末装置15に供給する。
【0042】
放送局32は、テレビジョン放送、CATV(Cable Television)網、衛星放送、地上波放送、その他の伝送媒体を介して番組(コンテンツ)の放送を行なう。放送された番組は、ブックマーク端末装置14およびユーザ端末装置15に受信される。
【0043】
ネット放送局33は、インターネット等のネットワーク13を介して、MPEG(Moving Picture Experts Group)2の方式やMPEG4の方式などにより圧縮された動画データ(コンテンツ)を配信する。配信されたコンテンツは、ネットワーク13を介してブックマーク端末装置14、ユーザ端末装置15に供給される。
【0044】
なお、いまの例の場合、コンテンツホルダ11には、メディア作成業者31、放送局32、およびネット放送局33が含まれるとしたが、これに限らず、コンテンツを提供するものであれば、何でもよい。
【0045】
ブックマーク端末装置14は、放送局32から放送されてくる番組(コンテンツ)を、アンテナ61を介して受信する他、物流網12を介してメディア作成業者31からパッケージメディア41(コンテンツが記録されている記録媒体)を受け取ったり、ネット放送局33により配信された動画データ(コンテンツ)を、ネットワーク13を介して受信する。ブックマーク端末装置14は、これらの受信したコンテンツを内蔵する記録媒体62に記録する。
【0046】
ユーザ端末装置15は、ブックマーク端末装置14と同様に、放送局32から放送されてくる番組(コンテンツ)を、アンテナ81を介して受信する他、物流網12を介してメディア作成業者31からパッケージメディア41(コンテンツが記録されている記録媒体)を受け取ったり、ネット放送局33により配信された動画データ(コンテンツ)を、ネットワーク13を介して受信する。ユーザ端末装置15は、これらの受信したコンテンツを内蔵する記録媒体82に記録する。
【0047】
また、ブックマーク端末装置14とユーザ端末装置15は、ネットワーク13を介して相互に情報を授受する。
【0048】
図2は、図1のブックマーク端末装置14の機能的構成を示すブロック図である。
【0049】
ブックマーク端末装置14は、コンテンツのダイジェストブックマーク(ダイジェストのある場所とその形式を登録する)を生成する端末装置である。なお、ダイジェストブックマークの詳細は、図9を参照して後述する。
【0050】
ブックマーク端末装置14は、入力部100、映像音声受信部101、計時部102、メタデータ生成部103、コンテンツ蓄積部104、ダイジェストブックマーク生成部105、ダイジェストブックマーク蓄積部106、ダイジェストブックマーク送信部107、要求受信部108、およびユーセージルール書き込み部109により構成される。
【0051】
入力部100には、ユーザの指令が入力される。入力部100は、ユーザの指令に基づく制御信号を映像音声受信部101、ダイジェストブックマーク生成部105等に送信する。
【0052】
映像音声受信部101は、コンテンツホルダ11(メディア作成業者31、放送局32、またはネット放送局33)からコンテンツを受信し、受信したコンテンツをメタデータ生成部103、およびコンテンツ蓄積部104に供給する。メタデータ生成部103は、コンテンツおよび計時部102により計時されている時刻に基づいて、メタデータを生成する。例えば、コンテンツがテレビジョン番組とされる場合、メタデータには、その番組のチャンネル(ガイドチャンネル)、開始時刻、および終了時刻等が含まれる。
【0053】
コンテンツ蓄積部104は、受信したコンテンツとメタデータを関連付けて記録する。
【0054】
ダイジェストブックマーク生成部105は、入力部100からダイジェストブックマークの生成を指令する信号が供給されると、ダイジェストブックマークを生成する。具体的には、コンテンツ蓄積部104に記録されている、対象となるコンテンツ、および計時部102により計時された時刻に基づいて、ダイジェストブックマークを生成する。生成されたダイジェストブックマークは、ダイジェストブックマーク蓄積部106に供給される。
【0055】
ダイジェストブックマーク蓄積部106は、ダイジェストブックマーク生成部105により生成されたダイジェストブックマークを記録する。要求受信部108は、ユーザ端末装置15からのダイジェストブックマークの要求を受信する。ユーセージルール書き込み部109は、ダイジェストブックマーク蓄積部106に記録されているダイジェストブックマークを送信するとき、ダイジェストブックマークに対して、ユーセージルール(使用条件)を書き込み、ダイジェストブックマーク送信部107は、ユーセージルールが書き込まれたダイジェストブックマークを、ネットワーク13を介して、ユーザ端末装置15に送信する。
【0056】
図3は、図1のユーザ端末装置15の機能的構成を示すブロック図である。
【0057】
ユーザ端末装置15は、ブックマーク端末装置14からダイジェストブックマークを受信し、ダイジェストコンテンツを再生する情報処理装置である。
【0058】
ユーザ端末装置15は、入力部150、映像音声受信部151、計時部152、メタデータ生成部153、コンテンツ蓄積部154、ダイジェストブックマーク蓄積部155、ダイジェストコンテンツ生成部156、映像音声出力部157、ダイジェストブックマーク蓄積部158、および要求部159により構成される。
【0059】
入力部150には、ユーザの指令が入力される。入力部150は、ユーザの指令に基づく制御信号を映像音声受信部151、ダイジェストコンテンツ生成部156等に送信する。
【0060】
映像音声受信部151は、コンテンツホルダ11からコンテンツを受信し、受信したコンテンツをメタデータ生成部153、およびコンテンツ蓄積部154に供給する。メタデータ生成部153は、コンテンツおよび計時部152により計時されている時刻に基づいて、メタデータを生成する。例えば、コンテンツがテレビジョン番組とされる場合、メタデータには、その番組のチャンネル、開始時刻、および終了時刻等が含まれる。
【0061】
コンテンツ蓄積部154は、受信したコンテンツとメタデータを関連付けて記録する。
【0062】
要求部159は、ユーザの指令(入力部150に入力されるユーザの指令)に基づいて、ブックマーク端末装置14にダイジェストブックマークを要求する。ダイジェストブックマーク受信部155は、ブックマーク端末装置14から供給されたダイジェストブックマーク(ユーセージルールが書き込まれているダイジェストブックマーク)を受信し、ダイジェストブックマーク蓄積部158に供給するとともに、ダイジェストコンテンツ生成部156に供給する。ダイジェストブックマーク蓄積部158は、ダイジェストブックマークを記録する。
【0063】
ダイジェストコンテンツ生成部156は、コンテンツ蓄積部154に記録されているコンテンツと、ダイジェストブックマーク受信部155またはダイジェストブックマーク蓄積部158から取得したダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する。なお、詳細は、図18を参照して後述する。
【0064】
映像音声出力部157は、ダイジェストコンテンツ生成部156により生成されたダイジェストコンテンツを出力する。
【0065】
図4は、ブックマーク端末装置14とユーザ端末装置15の間の情報の授受を説明する図である。
【0066】
図4の例の場合、コンテンツホルダ11は、放送局32とされ、放送局32は、地上波によりテレビジョン番組を放送する(コンテンツを供給する)。放送されたテレビジョン番組(コンテンツ)は、アンテナ61を介してブックマーク端末装置14により受信されるとともに、アンテナ81を介してユーザ端末装置15により受信される。
【0067】
ブックマーク端末装置14は、コンテンツホルダ11により配信、供給される様々なコンテンツを受信し、受信したコンテンツに基づいて、ダイジェストブックマークを生成する。また、ブックマーク端末装置14は、生成したダイジェストブックマークを、例えば、HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)の規格に基づいて、ネットワーク13を介してユーザ端末装置15に送信する。
【0068】
ユーザ端末装置15は、ユーザの指令に基づいて、コンテンツホルダ11からコンテンツを受信するとともに、受信したコンテンツとに対応するダイジェストブックマークを、ブックマーク端末装置14から受信する。ユーザ端末装置15は、受信したコンテンツとダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生する。
【0069】
次に、ブックマーク端末装置14とユーザ端末装置15がコンテンツを取得する処理を、図5乃至図7を参照して説明する。
【0070】
最初に、図5のフローチャートを参照して、ブックマーク端末装置14におけるコンテンツ取得処理を説明する。なお、この処理は、ブックマーク端末装置14のユーザにより、コンテンツの取得が指令されたとき開始される。
【0071】
ステップS1において、入力部100は、ユーザからのコンテンツの取得の指令を受け付ける。この指令には、コンテンツホルダ11の指定情報(例えば、図4の例の場合、放送局32を指定する情報)と、コンテンツの指定情報(例えば、コンテンツを放送しているチャンネルのチャンネル番号)が含まれている。入力部100は、指令に基づく制御信号を映像音声受信部101に出力する。
【0072】
ステップS2において、映像音声受信部101は、ユーザにより指定されたコンテンツホルダ11(いまの例の場合、放送局32)から、指定されたコンテンツ(例えば、チャンネル番号2640番のコンテンツ)を受信する。いまの例の場合、映像音声受信部101は、アンテナ61を介して、コンテンツを受信する。受信されたコンテンツは、メタデータ生成部103、およびコンテンツ蓄積部104に供給される。
【0073】
ステップS3において、入力部100は、ユーザから入力されるコンテンツIDを取得する。コンテンツIDは、ブックマーク端末装置14のユーザがコンテンツを保存する場合に付けるIDとされる。入力部100は、コンテンツIDをコンテンツ蓄積部104に供給する。
【0074】
ステップS4において、メタデータ生成部103は、取得したコンテンツの開始時刻および終了時刻として、計時部102から供給される時刻(従って、放送時刻)を求めるとともに、コンテンツを放送した放送局のチャンネル(いまの例の場合、2640番)を取得する。いまの例の場合、放送局32により放送されたテレビジョン番組を受信しているので、コンテンツの開始時刻は、映像音声受信部101が受信を開始した時刻とされ、コンテンツの終了時刻は、映像音声受信部101が受信を終了した時刻とされる。メタデータ生成部103は、取得したチャンネル、開始時刻、および終了時刻(すなわち、メタデータ)を、コンテンツ蓄積部104に供給する。
【0075】
ステップS5において、コンテンツ蓄積部104は、映像音声受信部101から供給されたコンテンツに、メタデータ生成部103から供給されたチャンネル、開始時刻、および終了時刻(メタデータ)、並びにコンテンツIDを関連付けて記録させる。これにより、図6に示されるように、コンテンツID、ガイドチャンネル(チャンネルに対応する)、開始日時(開示時刻)、終了日時(終了時刻)、およびデータ(コンテンツ)が一緒に記録される。
【0076】
図6において、コンテンツIDがCT123の場合、ガイドチャンネルは2640とされ、開始日時は「2002年3月5日19時00分00秒00フレーム目」とされ、終了日時は、「2002年3月5日20時00分00秒00フレーム目」とされている。これらの情報に、データ(コンテンツのデータ)が関連付けられて記録されている。
【0077】
また、コンテンツIDがCT104の場合、ガイドチャンネルは2640とされ、開始日時は「2002年3月5日20時00分00秒00フレーム目」とされ、終了日時は、「2002年3月5日21時00分00秒00フレーム目」とされている。これらの情報に、データ(コンテンツのデータ)が関連付けられて記録されている。
【0078】
さらに、コンテンツIDがCT302の場合、ガイドチャンネルは2128とされ、開始日時は「2002年3月12日19時00分00秒00フレーム目」とされ、終了日時は、「2002年3月12日20時00分00秒00フレーム目」とされている。これらの情報に、データ(コンテンツのデータ)が関連付けられて記録されている。
【0079】
図6に示される3つのコンテンツは、図5の処理を3回行なったことにより記録されたものである。
【0080】
なお、コンテンツIDの記録は省略することもできる。具体的には、ステップS3の処理は省略することができる。この場合、ステップS5において、図6に示されるコンテンツIDは記録されない。
【0081】
次に、図7のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置15におけるコンテンツ取得処理を説明する。なお、この処理は、ユーザによりコンテンツの取得が指令されたとき開始される。
【0082】
ステップS51において、入力部150は、ユーザからのコンテンツの取得の指令を受け付ける。上述した図5と同様に、この指令には、コンテンツホルダ11の指定情報(例えば、図4の例の場合、放送局32を指定する情報)、コンテンツの指定情報が含まれている。入力部150は、指令に基づく制御信号を映像音声受信部151に出力する。
【0083】
ステップS52において、映像音声受信部151は、ユーザにより指定されたコンテンツホルダ11(いまの例の場合、放送局32)から、指定されたコンテンツ(例えば、チャンネル番号2640番のコンテンツ)を受信する。受信されたコンテンツは、メタデータ生成部153、およびコンテンツ蓄積部154に供給される。
【0084】
ステップS53において、入力部150は、ユーザから入力されるコンテンツIDを取得する。コンテンツIDは、ユーザ端末装置15のユーザがコンテンツを保存する場合に付けるID(ローカルなID)とされる。入力部150は、コンテンツIDをコンテンツ蓄積部154に供給する。
【0085】
ステップS54において、メタデータ生成部105は、取得したコンテンツの開始時刻および終了時刻として、計時部152から供給される時刻を求めるとともに、コンテンツを放送した放送局のチャンネル(いまの例の場合、2640番)を取得する。いまの例の場合、放送局32により放送されたテレビジョン番組を受信しているので、コンテンツの開始時刻は、映像音声受信部151が受信を開始した時刻とされ、コンテンツの終了時刻は、映像音声受信部151が受信を終了した時刻とされる。メタデータ生成部153は、取得したチャンネル、開始時刻、および終了時刻(すなわち、メタデータ)を、コンテンツ蓄積部154に供給する。
【0086】
ステップS55において、コンテンツ蓄積部154は、映像音声受信部151から供給されたコンテンツに、メタデータ生成部153から供給されたチャンネル、開始時刻、および終了時刻(メタデータ)、並びにコンテンツIDを関連付けて記録させる。これにより、上述した図6に示される場合と同様に、コンテンツID、ガイドチャンネル(チャンネルに対応する)、開始日時(開示時刻)、終了日時(終了時刻)、およびデータ(コンテンツ)が一緒に記録される。
【0087】
図5と図7の処理により、ブックマーク端末装置14、およびユーザ端末装置15は、それぞれコンテンツを取得し、記録することができる。
【0088】
ブックマーク端末装置14は、図5の処理により取得したコンテンツに基づいて、ダイジェストブックマークを生成する。ダイジェストブックマークは、コンテンツが記録されたとき、生成されるようにしてもよいし、ユーザの指令に基づいて、生成されるようにしてもよい。以下に、この2つの処理(ダイジェストブックマークがコンテンツが記録されたとき、生成される処理、およびユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークが生成される処理)を説明する。
【0089】
最初に、ブックマーク端末装置14において、コンテンツが記録されたとき、実行されるダイジェストブックマーク自動生成処理を、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、図5の処理の後、すなわち、ブックマーク端末装置14がコンテンツを取得し、記録した後に行なわれる。
【0090】
ステップS101において、ダイジェストブックマーク生成部105は、コンテンツ蓄積部104に新たなコンテンツが記録されたか否かを判定し、新たなコンテンツが記録されるまで待機する。ダイジェストブックマーク生成部105は、新たなコンテンツがコンテンツ蓄積部104に記録されるたびに、ダイジェストコンテンツを生成する。そのため、この処理は行なわれる。
【0091】
ステップS101において、新たなコンテンツが記録されたと判定された場合、ステップS102において、ダイジェストブックマーク生成部105は、新たに記録されたコンテンツをコンテンツ蓄積部104から選択する。
【0092】
ステップS103において、ダイジェストブックマーク生成部105は、選択したコンテンツに基づいて、ダイジェストブックマークを生成する。ダイジェストブックマークは、コンテンツそのものを変更して生成されるものではなく、コンテンツに関連付けられて生成されるものである。
【0093】
ダイジェストブックマークは、例えば、図9に示されるような構成とされる。図9の例の場合、ダイジェストブックマークは、ダイジェストブックマークID、ガイドチャンネル、およびダイジェスト時間により構成される。ダイジェストブックマークIDは、このダイジェストブックマークに固有のIDであり、ユーザが設定したものである。ガイドチャンネルは、コンテンツを放送した放送局のチャンネル、すなわち、ステップS102の処理により選択されたコンテンツのガイドチャンネル(選択されたコンテンツに関連付けられて、コンテンツ蓄積部104に記録されているメタデータに含まれるガイドチャンネル)に対応する。ダイジェスト時間は、シーン開始日時(シーン開始時刻)とシーン終了日時(シーン終了時刻)であり、コンテンツのうち、ダイジェストコンテンツとして放送する日時(時刻)である。
【0094】
図9において、ダイジェストブックマークIDがDB11110とされる場合、ガイドチャンネルは、2640とされ、シーン開始時刻(日時)は「2002年3月5日19時30分10秒00フレーム目」とされ、シーン終了時刻(日時)は「2002年3月5日19時31分30秒00フレーム目」とされている。さらに、2つ目のシーン開始時刻(日時)は「2002年3月5日19時40分21秒00フレーム目」とされ、シーン終了時刻(日時)は「2002年3月5日19時40分32秒00フレーム目」とされる。いまの例の場合、ダイジェスト時間は、2つ(シーン開始時刻とシーン終了時刻のペアが2つ)とされたが、いくつでも登録することができる。
【0095】
また、ダイジェストブックマークIDがDB20393とされる場合、ガイドチャンネルは、304とされ、シーン開始時刻(日時)は「2002年3月7日20時30分50秒00フレーム目」とされ、シーン終了時刻(日時)は「2002年3月7日20時31分55秒00フレーム目」とされる。
【0096】
さらに、ダイジェストブックマークIDがDB39498とされる場合、ガイドチャンネルは、304とされ、シーン開始時刻(日時)は「2002年3月7日19時30分10秒00フレーム目」とされ、シーン終了時刻(日時)は「2002年3月7日19時31分30秒00フレーム目」とされる。さらに、2つ目のシーン開始時刻(日時)は「2002年3月7日19時40分21秒00フレーム目」とされ、シーン終了時刻(日時)は「2002年3月7日19時40分32秒00フレーム目」とされる。
【0097】
ダイジェストブックマークは、記録されているコンテンツに基づいて生成されるので、シーン開始時刻、およびシーン終了時刻(ダイジェスト時間)は、記録されているコンテンツの中に含まれる。具体的には、ステップS102において、図6のコンテンツIDがCT123であるコンテンツが選択された場合、そのダイジェストブックマークのダイジェスト時間(シーン開始時刻とシーン終了時刻)は、「2002年3月5日19時00分00フレーム目」以降であって、「2002年3月5日20時00分00フレーム目」以前に含まれる。例えば、図9のダイジェストブックマークIDが11110とされるダイジェストブックマークが生成される。
【0098】
図8に戻って、ステップS104において、ダイジェストブックマーク生成部105は、生成したダイジェストブックマークを、ダイジェストブックマーク蓄積部106に供給し、記憶させ、処理を終了する。
【0099】
図8の処理により、ブックマーク端末装置14は、コンテンツ蓄積部104に新たなコンテンツが記録された場合、ダイジェストブックマークを生成する。この処理は、新たなコンテンツが記録されるたびに、繰り返される。
【0100】
次に、ユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークが生成される処理を、図10と図11を参照して説明する。
【0101】
ユーザは、図10に示されるようなコントローラ250の各種のボタンを操作することにより、ブックマーク端末装置14に各種の指令を入力する。ブックマーク端末装置14は、テレビジョン受像機201に接続されており、ユーザは、テレビジョン受像機201にコンテンツを出力させ、そのコンテンツを閲覧しながらコントローラ250を操作する。このコンテンツは、リアルタイムに放送されている番組(コンテンツ)であってもよいし、既にコンテンツ蓄積部104に記録されているコンテンツであってもよい。
【0102】
コントローラ250には、生成開始ボタン271、生成停止ボタン272、終了ボタン273、および発光部274が設けられており、生成開始ボタン271、生成停止ボタン272、および終了ボタン273のいずれかがユーザ(の指)により押圧されたとき、発光部274は、押圧されたボタン(指令)に対応する赤外線信号を発光する。
【0103】
ブックマーク端末装置14は、その受光部211により、この赤外線信号を受光し、指令に対応する処理を実行する。受光部211は、例えば、図2の入力部100に設けられている。
【0104】
具体的には、コントローラ250の生成開始ボタン271が押圧(オン)された場合、発光部274は、ダイジェストブックマークの生成開始を指令する赤外線信号を発光し、受光部211は、これを受光する。ブックマーク端末装置14は、これに基づいて、ダイジェストブックマークの生成処理を開始する。また、生成停止ボタン272が押圧された場合、発光部274は、ダイジェストブックマークの停止を指令する赤外線信号を発光し、受光部211は、これを受光する。ブックマーク端末装置14は、これに基づいて、ダイジェストブックマークの生成処理を停止する。さらに、終了ボタン273が押圧された場合、発光部274は、ダイジェストブックマークの生成の完了を指令する赤外線信号を発光し、受光部211は、これを受光する。ブックマーク端末装置14は、これに基づいて、ダイジェストブックマークの生成処理を完了する。
【0105】
なお、図10の例の場合、ユーザは、コントローラ250を用いて指令を入力するようにしたが、ユーザは、ブックマーク端末装置14の入力部100に直接入力して指令を入力してもよい。
【0106】
次に、図11のフローチャートを参照して、ブックマーク端末装置14におけるダイジェストブックマーク手動生成処理を説明する。ユーザは、テレビジョン受像機201が表示している放送番組(コンテンツ)を閲覧しながら、図10のコントローラ250の各種のボタンを押圧することにより、ダイジェストブックマークの生成を指令する。
【0107】
ステップS151において、ブックマーク端末装置14のダイジェストブックマーク生成部105は、ユーザにより生成開始ボタン271がオン(押圧)されたか否かを判定する。具体的には、ユーザにより生成開始ボタン271がオン(押圧)された場合、発光部274からダイジェストブックマークの生成を開始する指令に基づく赤外線信号が発光され、受光部211に受光されるので、ダイジェストブックマーク生成部105は、入力部100に設けられている受光部211に、ダイジェストブックマークの生成を開始する指令が入力されたか否かを判定すればよい。
【0108】
ステップS151において、生成開始ボタン271がオンされたと判定された場合、ステップS152において、ダイジェストブックマーク生成部105は、計時部102が出力する現在時刻を、ダイジェストブックマークのシーン開始時刻として記録する。
【0109】
具体的には、ダイジェストブックマーク生成部105は、いま再生されているコンテンツにおいて、生成開始ボタン271がオンされた時刻を計時部102から取得し、これをシーン開始時刻として記録する。いまの例の場合、リアルタイムでコンテンツが再生されているので、ダイジェストブックマーク生成部105は、計時部102から現在時刻を取得し、それをダイジェストブックマークのシーン開始時刻として記録する。
【0110】
ステップS151で、生成開始ボタン271がオンされていないと判定された場合、ステップS152の処理はスキップされる。
【0111】
次に、ステップS153において、ダイジェストブックマーク生成部105は、ユーザにより生成停止ボタン272がオン(押圧)されたか否かを判定する。上述したステップS151の処理と同様に、ユーザにより生成停止ボタン272がオン(押圧)された場合、発光部274からダイジェストブックマークの生成を停止する指令に基づく赤外線信号が発光され、受光部211に受光されるので、ダイジェストブックマーク生成部105は、入力部100に設けられている受光部211に、ダイジェストブックマークの生成を停止する指令が入力されたか否かを判定すればよい。
【0112】
ステップS153において、生成停止ボタン272がオンされたと判定された場合、ステップS154において、ダイジェストブックマーク生成部105は、ダイジェストブックマークのシーン終了時刻をダイジェストブックマークに記録する。具体的には、ダイジェストブックマーク生成部105は、いま再生されているコンテンツにおいて、生成停止ボタン272がオンされた時刻を計時部102から取得し、これをダイジェストブックマークのシーン終了時刻として記録する。いまの例の場合、リアルタイムでコンテンツが再生されているので、ダイジェストブックマーク生成部105は、計時部102から現在時刻を取得し、それをダイジェストブックマークのシーン終了時刻としてダイジェストブックマークに記録する。これにより、例えば、図9のダイジェスト時間が1つ(すなわち、シーン開始時刻とシーン終了時刻のペアが1つ)生成される。
【0113】
ステップS153で、生成停止ボタン272がオンされていないと判定された場合、ステップS154の処理はスキップされる。
【0114】
次に、ステップS155において、ダイジェストブックマーク生成部105は、終了ボタン273がオン(押圧)されたか否かを判定し、オンされていないとき、ステップS151に戻り、それ以降の処理を繰り返す。
【0115】
ステップS155において、終了ボタン273がオンされたと判定された場合、ダイジェストブックマーク生成部105は、ダイジェストブックマークの生成処理を終了する。これにより、例えば、図9に示されるダイジェストブックマークが生成される。
【0116】
なお、いまの例の場合、手動によるダイジェストブックマークの生成が、リアルタイムで放送されている番組に対して行なわれるようにしたが、これに限らず、コンテンツ蓄積部104に既に記録されているコンテンツを、テレビジョン受像機201に出力させることによっても、行なわれるようにしてもよい。
【0117】
この場合、コンテンツの記録を開始した時刻と、終了した時刻が、コンテンツに対応してコンテンツ蓄積部104に記録される。そして、ステップS152において記録される開始時刻は、再生されているコンテンツの開始時刻からの相対時刻とされる。例えば、図6のコンテンツIDがCT123とされるコンテンツが再生された場合、ダイジェストブックマーク生成部105は、計時部102が出力する現在時刻を読み出す。再生が開始されてから10分後に、ユーザからダイジェストブックマークの生成を開始する指令が入力された場合、ダイジェストブックマーク生成部105は、計時部102の現在時刻を読み取り、再生を開始したときの現在時刻との差を求める。ダイジェストブックマーク生成部105は、コンテンツ蓄積部104から、そのコンテンツに対応して記録されている記録開始時刻「2002年3月5日19時10分00フレーム目」を読み出し、その値に、求めた現在時刻の差を加算して、「2002年3月5日19時10分00フレーム目」を、そのコンテンツの開始時刻とし、ダイジェストブックマークに記録する。なお、ステップS154の終了時刻も、同様にして演算され、記録される。
【0118】
このように、ブックマーク端末装置14は、図8または図11の処理により、ダイジェストブックマークを生成し、記録することができる。
【0119】
なお、例えば、リアルタイムで放送され、記録されているコンテンツに対して、ユーザ(手動)によるダイジェストブックマークの生成指令がなされたとき、図11の処理を実行するようにし、ユーザによりダイジェストブックマークの生成指令がされず、記録されたコンテンツがあった場合、図8の処理を実行するようにしてもよい。
【0120】
また、ユーザは、ダイジェストブックマークを生成する指令に加えて、そのダイジェストブックマークに関して、「コメント」を付加するようにしてもよい。
【0121】
次に、図12乃至図16を参照して、ユーザ端末装置15がブックマーク端末装置14からダイジェストブックマークを取得する処理を説明する。
【0122】
最初に、図12のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置15におけるダイジェストブックマーク取得処理を説明する。なお、この処理は、図8または図11の処理の後、すなわち、ブックマーク端末装置14がダイジェストブックマークを生成した後に行なわれる処理である。また、この処理は、ユーザにより、ブックマーク端末装置14へのアクセスが指令(入力部150に入力)されたとき開始される。
【0123】
ステップS201において、要求部159は、ユーザの指令(入力部150より入力されたユーザの指令)に基づいて、ブックマーク端末装置14にネットワーク13を介してアクセスする。例えば、要求部159は、ブックマーク端末装置14の所定のアドレスにアクセスし、そのアドレスに対応するHTML(Hyper Text Markup Language)ファイルを要求する。これに対して、ブックマーク端末装置14は、HTMLファイルを送信してくる(後述する図16のステップS252)。
【0124】
そこで、ステップS202において、ダイジェストブックマーク受信部155は、ブックマーク端末装置14からネットワーク13を介して送信されてきたHTMLファイルを取得し、映像音声出力部157は、HTMLファイルに基づく画像を図示せぬディスプレイに出力する。このとき、例えば、映像音声出力部157により、図13に示されるような画像が出力される。画像300には、ステップS201においてアクセスしたアドレス(HTMLファイルのURL)311、画像300の説明としての、「お勧めダイジェストブックマーク!!」の表示312、並びに、ダイジェストブックマークを説明するバナー331乃至334が含まれている。
【0125】
バナー331に示される番組(コンテンツ)名は「大きな時計」とされ、放送日は2002年3月3日(日)とされ、場所は東京とされ、チャンネルは6ch(チャンネル)とされ、そのコンテンツの放送時刻は、20時00分から21時00分とされている。また、「コメント」は「涙の再会」とされ、バナー331の右下には、ダイジェストブックマークを選択するバナー351が表示されている。なお、「場所」および「コメント」は、メタデータに含ませるようにしてもよいし、コンテンツそのものに関連付けられているものとしてもよい。
【0126】
バナー332に示される番組(コンテンツ)名は「大きな時計」とされ、放送日は2002年3月3日(日)とされ、場所は東京とされ、チャンネルは6ch(チャンネル)とされ、そのコンテンツの放送時刻は、20時00分から21時00分とされている。また、「コメント」は「大事件勃発」とされ、バナー332の右下には、ダイジェストブックマークを選択するバナー352が表示されている。
【0127】
すなわち、このバナー332は、バナー331に示されている番組と同一の番組(コンテンツ)の中の、異なる時間のダイジェストブックマークに関するものである。例えば、図9に示されるように、同じコンテンツで2つのダイジェスト時間が記録された場合、この2つのダイジェスト時間が、別々のダイジェストブックマークとしてバナー表示される。
【0128】
バナー333に示される番組(コンテンツ)名は「びっくり人間」とされ、放送日は2002年3月5日(火)とされ、場所は東京とされ、チャンネルは8ch(チャンネル)とされ、そのコンテンツの放送時刻は、19時00分から20時00分とされている。また、「コメント」は「とりあえず見て」とされ、バナー333の右下には、ダイジェストブックマークを選択するバナー353が表示されている。
【0129】
バナー334に示される番組(コンテンツ)名は「歌えもん」とされ、放送日は2002年3月5日(火)とされ、場所は東京とされ、チャンネルは10ch(チャンネル)とされ、そのコンテンツの放送時刻は、20時00分から21時00分とされている。また、「コメント」は「最新曲」とされ、バナー334の右下には、ダイジェストブックマークを選択するバナー354が表示されている。
【0130】
ユーザは、これらのバナー331乃至334を参照して、興味のあるダイジェストブックマーク(ダイジェストブックマークを選択するバナー351乃至354のうちのいずれか1つ)を選択する。
【0131】
図12に戻って、ステップS203において、入力部150は、ユーザにより、ダイジェストブックマークが要求されたか否かを判定する。具体的には、図13に示される画像300の中から、ダイジェストブックマークを選択するバナー351乃至354のうち、いずれか1つが選択されたか否かが判定される。ダイジェストブックマークが要求されたと判定された場合、ステップS204において、要求部159は、ブックマーク端末装置14に、ダイジェストブックマーク(ユーザにより選択されたダイジェストブックマーク)の送信を要求する。
【0132】
このとき、要求部159は、選択されたダイジェストIDに加えて、図14に示されるようなHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)メッセージ400を、ダイジェストブックマークの要求として送信する。
【0133】
このダイジェストブックマークの要求に対して、ブックマーク端末装置14は、HTTP ResponseにBodyを入れて返信してくる(後述する図16のステップS255)。この返信は、図15に示されるようなHTTPメッセージ450とされる。図15のメッセージでは、図14に示されるHTTP ResponseにBodyが挿入されている。
【0134】
そこで、ステップS205において、ダイジェストブックマーク受信部155は、ブックマーク端末装置14からネットワーク13を介して送信されてきたダイジェストブックマーク(ユーセージルールが書き込まれているダイジェストブックマーク)を受信する。
【0135】
ステップS206において、ダイジェストブックマーク蓄積部158は、受信したダイジェストブックマークを記録する。
【0136】
ステップS203において、ダイジェストブックマークの送信が要求されていないと判定された場合、またはステップS206の処理の後、処理は終了される。
【0137】
次に、図16のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置15の図12の処理に対応する、ブックマーク端末装置14におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明する。なお、この処理は、ユーザ端末装置15によりアクセスされたとき開始される。
【0138】
ステップS251において、要求受信部108は、ユーザ端末装置15からのアクセス(図12のステップS201)を受け付け、ステップS252において、ダイジェストブックマーク送信部107は、アクセスに基づくHTMLファイルを送信する。
【0139】
これに対して、ユーザ端末装置15は、HTMLファイルに基づく画像を表示し、ユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークを選択し、要求してくる(図12のステップS204)。このとき、上述したように図14に示されるようなHTTPメッセージ400が受信される。
【0140】
そこで、ステップS253において、要求受信部108は、ユーザ端末装置15から、ダイジェストブックマークが要求されたか否かを判定し、ダイジェストブックマークが要求されたと判定した場合、ステップS254において、ユーセージルール書き込み部109は、要求のあったダイジェストブックマーク(送信する予定のダイジェストブックマーク)をダイジェストブックマーク蓄積部106から読み出し、読み出したダイジェストブックマークに対して、ユーセージルール(使用条件)を書き込む。このユーセージルールには、例えば、複製および転送等を制限するような条件が含まれる。ユーセージルールの内容は、ユーザが適宜設定する。
【0141】
ステップS255において、ダイジェストブックマーク送信部107は、ユーセージルールが書き込まれたダイジェストブックマークをユーザ端末装置15に送信する。このとき、上述したように、図15に示されるようなHTTPメッセージ450とともにユーセージルールが送信される。
【0142】
ステップS253において、ダイジェストブックマークが要求されていないと判定された場合、またはステップS255の処理の後、処理は終了される。
【0143】
このように、図12と図16の処理により、ユーザ端末装置15は、ブックマーク端末装置14からダイジェストブックマークを取得することができる。
【0144】
これらの処理を、図17を参照して簡単に説明する。図17において記載されるステップは、上述した図12と図16の各ステップに対応している。
【0145】
ユーザ端末装置15がステップS204において、図14に示される要求のメッセージ400を送信すると、ブックマーク端末装置14は、ステップS255において、図15に示される応答のメッセージ450(勿論、ユーセージルールは書き込まれている)を送信する。このとき、授受される情報は、HTTPのメッセージのみとされ、コンテンツ自体は授受されない。そのため、授受する情報量、従ってネットワーク13のトラフィックを少なくすることができる。
【0146】
ユーザ端末装置15は、このようにして取得したダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生する。ユーザ端末装置15におけるダイジェストコンテンツ再生処理を、図18のフローチャートを参照して説明する。なお、この処理は、上述した図12および図16の処理の後、すなわち、ユーザ端末装置15がダイジェストブックマークを取得した後に行なわれる処理である。
【0147】
ステップS301において、入力部150は、ユーザからのダイジェストブックマークの選択を受け付ける。具体的には、入力部150に入力されるユーザの指令に基づいて、映像音声出力部157は、ダイジェストブックマーク蓄積部158に蓄積されているダイジェストブックマークを読み出し、ディスプレイに出力し、ユーザに選択させる。ユーザは、表示された複数のダイジェストブックマークの中から、好みのダイジェストブックマークの選択信号を、入力部150から入力する。
【0148】
ステップS302において、ダイジェストコンテンツ生成部156は、選択されたダイジェストブックマークを、ダイジェストブックマーク蓄積部158から読み出し、読み出したダイジェストブックマークにユーセージルールが書き込まれているか否かを判定する。
【0149】
ユーザ端末装置15のダイジェストブックマーク蓄積部158には、上述した図8または図11の処理により、自分自身で生成したダイジェストブックマーク、並びに、図12および図14の処理により、ブックマーク端末装置14から取得したダイジェストブックマークが記録されている。図8または図11の処理により、自分自身で生成したダイジェストブックマークには、ユーセージルールが書き込まれていないが、ブックマーク端末装置14から取得した(図12および図14の処理により取得した)ダイジェストブックマークには、ユーセージルールが書き込まれている。
【0150】
ステップS302において、ユーセージルールが書き込まれていると判定された場合、すなわち、ステップS301において選択されたダイジェストブックマークが、ブックマーク端末装置14から取得したダイジェストブックマークであると判定された場合、ステップS303において、ダイジェストコンテンツ生成部156は、ユーセージルールの制限内で、処理が可能であるか否かを判定する。例えば、ユーセージルールが、複製および転送を制限している場合、ダイジェストブックマークに基づいて、ユーザ端末装置15がダイジェストコンテンツを再生することができるが、例えば、ユーセージルールに、ダイジェストコンテンツの再生を禁止する条件(例えば、特定のユーザのみしか再生できないとする条件)が含まれていた場合、その条件が満たされないときは(例えば、許可されたユーザではないときは)、ダイジェストコンテンツの再生はできない。
【0151】
ステップS303において、ユーセージルールの制限内で処理可能であると判定された場合、またはステップS302において、ユーセージルールが書き込まれていないと判定された場合、ステップS304において、ダイジェストコンテンツ生成部156は、ユーザにより選択されたダイジェストブックマークのチャンネルと同一のチャンネルのコンテンツが、コンテンツ蓄積部154に記録されているか否かを判定する。
【0152】
例えば、ユーザにより選択されたダイジェストブックマークが、図9のダイジェストブックマークIDがDB11110の1つ目のダイジェスト時間のものである場合、そのチャンネルは2640であるので、コンテンツ蓄積部154に、チャンネルが2640であるコンテンツが記録されているか否かが判定される。コンテンツ蓄積部154に図6に示されるコンテンツが記録されていた場合、チャンネルが2640であるコンテンツが存在するので、この処理はYESと判定される。
【0153】
ステップS304において、ダイジェストブックマークのチャンネルと同一のチャンネルのコンテンツがコンテンツ蓄積部154に記録されていると判定された場合、ステップS305において、ダイジェストコンテンツ生成部156は、ステップS301の処理により選択されたダイジェストブックマークの時間(シーン開始時刻からシーン終了時刻までの時間)が、コンテンツの開始時刻と終了時刻に収まるか否かを判定する。
【0154】
図9の例の場合、ダイジェストブックマークIDがDB11110の1つ目の時間は、シーン開始時刻が「2002年3月5日19時30分10秒00フレーム目」であり、シーン終了時刻が「2002年3月5日19時31分30秒00フレーム目」であるので、図6のコンテンツIDがCT123のコンテンツの開始時刻と終了時刻が、上述した時間に含まれているか否かが判定される。このコンテンツは、開始日時が「2002年3月5日19時00分00秒00フレーム目」とされ、終了日時が「2002年3月5日20時00分00秒00フレーム目」とされるので、YESと判定される。
【0155】
ステップS305において、選択されたダイジェストブックマークの時間(シーン開始時刻からシーン終了時刻までの時間)が、コンテンツの開始時刻と終了時刻に収まると判定された場合、ステップS306において、ダイジェストコンテンツ生成部156は、一致するコンテンツを読み出す。いまの例の場合、図6のコンテンツIDがCT123とされるコンテンツが読み出される。
【0156】
ステップS307において、ダイジェストコンテンツ生成部156は、読み出したコンテンツ(ステップS306において読み出したコンテンツ)と、ステップS301において選択されたダイジェストブックマークの情報に基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する。具体的には、ダイジェストブックマークには、図9に示されるように、ダイジェスト時間(シーン開始時刻からシーン終了時刻までの時間)が含まれており、コンテンツそのものは、含まれていない。そのため、ダイジェストコンテンツ生成部156は、ダイジェストブックマークを参照して、コンテンツそのものから、ダイジェスト時間に対応するコンテンツを、ダイジェストコンテンツとして生成する。
【0157】
ステップS308において、映像音声出力部157は、生成されたダイジェストコンテンツをディスプレイに出力する(再生する)。
【0158】
ステップS304において、選択されたダイジェストブックマークのチャンネルと同一のチャンネルのコンテンツがコンテンツ蓄積部154に記録されていないと判定された場合、またはステップS305において、選択されたダイジェストブックマークの時間(シーン開始時刻からシーン終了時刻までの時間)が、コンテンツの開始時刻と終了時刻に収まらないと判定された場合、ダイジェストブックマークに対応するコンテンツ(一致するコンテンツ)が記録されていないことと等価であるので、処理はステップS309に進み、映像音声出力部157は、一致するコンテンツがないことを示すメッセージを出力する。
【0159】
ステップS303において、ユーセージルールの制限内で処理が可能でないと判定された場合、ステップS308の処理の後、またはステップS309の処理の後、処理は終了される。
【0160】
このように、図18の処理により、ユーザ端末装置15において、ダイジェストコンテンツを再生することができる。ユーザ端末装置15は、コンテンツホルダ11から取得したコンテンツと、ブックマーク端末装置14から取得したダイジェストブックマークを組み合わせることにより、コンテンツ蓄積部154に記録されているコンテンツのダイジェストコンテンツを再生することが可能となる。
【0161】
図18のフローチャートの処理をまとめると、次のようになる。ステップS301において選択されたダイジェストブックマークのガイドチャンネルがCHBとされ、ダイジェスト時間が(T1−T2)(シーン開始時刻がT1とされ、シーン終了時刻がT2とされるとき、以下、(T1−T2)と記述する)、(T3−T4)、または(T5−T6)とされ、また、あらかじめユーザが所有していたコンテンツ(コンテンツ蓄積部154に記録されているコンテンツ)が、コンテンツAとされ、ガイドチャンネルがchxとされ、開始時刻がtsとされ、終了時刻がteとされる場合、ステップS304において、CHBとchxが一致するコンテンツが検索される。
【0162】
該当するコンテンツがあった場合、ステップS305において、該当するコンテンツであって、かつ、ダイジェスト時間(T1−T2)(T3−T4)(T5−T6)(いまの例の場合、3つのダイジェスト時間がある)が、コンテンツの開始時刻がtsから終了時刻がteに含まれるコンテンツが検索される。ステップS304、およびステップS305が、ともにYESと判定される場合、この2つの条件(ステップS304とステップS305の条件)を満たすコンテンツが、ダイジェストブックマークにマッチするコンテンツとされるので、ダイジェストコンテンツが生成され、再生される。
【0163】
これにより、ユーザ端末装置15は、他人(ブックマーク端末装置14)から取得したダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを視聴することができる。そのため、例えば、サッカーのゴールシーンだけを抜粋したコンテンツ(ダイジェストコンテンツ)、テレビジョン番組からコマーシャルを除いたコンテンツ(ダイジェストコンテンツ)、または、好きな歌手が出ているシーンだけを抜粋したコンテンツ(ダイジェストコンテンツ)等のダイジェストコンテンツを簡単に楽しむことが可能となる。
【0164】
また、ユーザ端末装置15のユーザは、ダイジェストコンテンツを視聴することにより、時間を有効に活用することができ、多くのコンテンツを視聴することができる。
【0165】
さらに、コンテンツホルダ11以外のブックマーク端末装置14からのダイジェストを取得できるので、より多くのダイジェストコンテンツを取得することができる。
【0166】
一方、コンテンツホルダ11にしてみれば、コンテンツそのものを全て見るほどの時間がないユーザ(ユーザ端末装置15)に、コンテンツを視聴させることが可能となる。さらに、ブックマーク端末装置14(コンテンツホルダ11以外の機器)がダイジェストブックマークを生成できるので、1つのコンテンツに対して様々な楽しみ方をユーザに提供することができ、より多くの視聴者(ユーザ(ユーザ端末装置15))を得ることができる。コンテンツ自体は、コンテンツホルダ11が配布するので、コンテンツの暗号化が必要であれば、コンテンツホルダ11が行なえばよい。
【0167】
ブックマーク端末装置14は、コンテンツそのものを加工するわけではなく、非破壊編集をするだけなので、ダイジェスト(ダイジェストブックマーク)を容易に、かつ、低コストで生成することができる。
【0168】
また、ネットワークインフラ業者は、ダイジェストが、コンテンツそのものではなく、ダイジェストブックマークとして配信されるので、ネットワークの容量を増大させる必要がない。
【0169】
さらに、ユーセージルールを設定することにより、ブックマーク端末装置14は、ダイジェストブックマークを配信するユーザを限定することができる。
【0170】
なお、以上の例では、ユーザ端末装置15が記録しているコンテンツに対応しないダイジェストブックマークでも取得できるような構成としているが(図12では、ブックマーク端末装置14に記録されているダイジェストブックマークであれば、何でも取得可能であるので)、図12において、ダイジェストブックマークを要求するとき(ステップS204)に、要求するダイジェストブックマークに対応するコンテンツが、ユーザ端末装置15のコンテンツ蓄積部154に記録されているか否かを判定し、記録されていないときは、そのダイジェストブックマークを要求しないようにしてもよい。また、対応するコンテンツが記録されていないとき、コンテンツホルダ11に、対応するコンテンツを要求すると共に、ブックマーク端末装置14にダイジェストブックマークを要求するようにしてもよい。
【0171】
なお、以上の例は、ユーザ端末装置15が、ネットワーク13を介して、直接ブックマーク端末装置14にダイジェストブックマークを要求し、取得するようにしたが、例えば、検索エンジンを中心とした情報提供サイトであるポータルサイトを介して、取得するようにしてもよい。この場合の例を、図19を参照して説明する。
【0172】
図19に示される情報処理システムは、放送局32、ブックマーク端末装置14、ユーザ端末装置15、およびポータルサイト500により構成される。
【0173】
図19の例の場合、コンテンツホルダ11は放送局32とされ、放送局32は、地上波によりテレビジョン番組を放送する(コンテンツを供給する)。放送されたテレビジョン番組(コンテンツ)は、アンテナ61を介してブックマーク端末装置14に受信される。また、放送されたテレビジョン番組(コンテンツ)は、アンテナ81を介してユーザ端末装置15に受信される。
【0174】
ブックマーク端末装置14は、コンテンツホルダ11により配信、供給される様々なコンテンツを受信し、受信したコンテンツに基づいて、ダイジェストブックマークを生成する(上述した図8または図11)。また、ブックマーク端末装置14は、生成したダイジェストブックマークをHTTPの規格に基づいて、ネットワーク13を介してポータルサイト500に送信する。
【0175】
ポータルサイト500には、記録媒体501が設けられており、ブックマーク端末装置14から供給されたダイジェストブックマークを記録する。
【0176】
ユーザ端末装置15は、ユーザの指令に基づいて、コンテンツホルダ11からコンテンツを受信するとともに、受信したコンテンツと同一のコンテンツのダイジェストブックマークを、ポータルサイト500に要求する。ポータルサイト500はこの要求に対応して、ダイジェストブックマークを供給してくるので、ユーザ端末装置15は、これを受信する。ユーザ端末装置15は、受信したコンテンツとダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生する。
【0177】
次に、図20と図21を参照して、図19のブックマーク端末装置14がポータルサイト500にダイジェストブックマークを送信する処理を説明する。
【0178】
最初に、図20のフローチャートを参照して、ブックマーク端末装置14におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明する。この処理は、上述した図8の処理の後、すなわち、ブックマーク端末装置14がダイジェストブックマークを記録した後に行なわれる処理である。
【0179】
ステップS351において、ダイジェストブックマーク送信部107は、ダイジェストブックマーク蓄積部106に、新たに、ダイジェストブックマークを記録したか否かを判定し、ダイジェストブックマークを記録するまで待機する。
【0180】
ステップS351において、新たなダイジェストブックマークを記録したと判定された場合、ステップS352において、ダイジェストブックマーク送信部107は、新たに記録したダイジェストブックマークに基づくHTTPメッセージを、ネットワーク13を介して、ポータルサイト500に送信する。ポータルサイト500は、これを受信(アップロード)し、記録した後、ブックマーク端末装置14に応答(アップロードの完了の応答)を送信してくる。
【0181】
そこで、ステップS353において、要求受信部108は、ネットワーク13を介してポータルサイト500からの応答(アップロードの完了の応答)を受信し、処理を終了する。
【0182】
次に、図21のフローチャートを参照して、図20のブックマーク端末装置14の処理に対応する、ポータルサイト500におけるダイジェストブックマーク記録処理を説明する。なお、この処理は、図20のステップS352の処理により、ブックマーク端末装置14からダイジェストブックマークが送信されてきたとき開始される。
【0183】
ステップS401において、ポータルサイト500は、ブックマーク端末装置14から送信されてきた(図20のステップ352)ダイジェストブックマークを受信(アップロード)する。
【0184】
ステップS402において、ポータルサイト500は、受信したダイジェストブックマークを記録する。
【0185】
ステップS403において、ポータルサイト500は、ダイジェストブックマークの記録を完了したことを示す応答を送信し、処理を終了する。
【0186】
ポータルサイト500は、アクセスしてきた機器(ブックマーク端末装置14)により送信された情報を記録媒体501に記録しておくこともできるし、アクセスしてきた機器の要求に対応する情報を記録媒体501から読み出して提供することもできる。これにより、例えば、ユーザ端末装置15が、ポータルサイト500の所定のアドレスにアクセスした場合、ユーザ端末装置15は、ポータルサイト500に記録(アップロード)されているダイジェストブックマークを取得することができる。ポータルサイトは、ダイジェストブックマークを要求のあったユーザ端末装置15に提供することができる。
【0187】
図22と図23のフローチャートは、ユーザ端末装置15がポータルサイト500からダイジェストブックマークを取得する処理を説明するものである。最初に、図22のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置15におけるダイジェストブックマーク取得処理を説明する。
【0188】
ステップS451において、ユーザ端末装置15の要求部159は、入力部150に入力されるユーザの指令に基づいて、ポータルサイト500の所定のアドレスにアクセスする。これに対して、ポータルサイト500は、アクセスされたアドレスに対応するHTMLファイルを送信してくる(後述する図23のステップS502)。このHTMLファイルは、ポータルサイト500の記録媒体501に記録されている全てのダイジェストブックマークのインデックスのファイルとされる。
【0189】
そこでステップS452において、ダイジェストブックマーク受信部155は、ポータルサイト500からHTMLファイルを受信し、映像音声出力部157は、HTMLファイルに基づく画像を出力する。このとき、例えば、映像音声出力部157により、上述した図13に示されるような画像が出力される。ユーザは、表示された複数のダイジェストブックマークの中から好みのダイジェストブックマークを選択することができる。なお、図13の例の場合、表示されるダイジェストブックマークは4つとされているが、実際には、ポータルサイト500の記録媒体501に記録されている全てのダイジェストブックマークのインデックスが送信されているので、全てのダイジェストブックマークに対応するインデックスが表示される。ディスプレイに表示されていないインデックスは、スクロールすることで表示される。
【0190】
ステップS453において、入力部150は、ユーザにより、ダイジェストブックマークが要求されたか否かを判定する。具体的には、図13に示される画像300の中から、ダイジェストブックマークを選択するバナー351乃至354のうち、いずれか1つが選択されたか否かが判定される。ダイジェストブックマークが要求されたと判定された場合、ステップS454において、要求部159は、ポータルサイト500に、ダイジェストブックマーク(ユーザにより選択されたダイジェストブックマーク)を要求する。
【0191】
このとき、要求部159は、選択されたダイジェストIDに加えて、上述した図14に示されるようなHTTPメッセージ400を、ダイジェストブックマークの要求として送信する。
【0192】
このダイジェストブックマークの要求に対して、ポータルサイト500は、HTTP ResponseにBodyを入れて返信してくる(後述する図23のステップS504)。この返信は、上述した図15に示されるようなHTTPメッセージ450とされる。
【0193】
そこで、ステップS455において、ダイジェストブックマーク受信部155は、ポータルサイト500からダイジェストブックマークを受信し、ステップS456において、ダイジェストブックマーク蓄積部158は、ダイジェストブックマークを記録する。
【0194】
ステップS453において、ダイジェストブックマークが要求されていないと判定された場合、またはステップS456の後、処理は終了される。
【0195】
次に、図23のフローチャートを参照して、図22のユーザ端末装置15の処理に対応する、ポータルサイト500におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明する。なお、この処理は、ユーザ端末装置15によりアクセスされたとき開始される。
【0196】
ステップS501において、ポータルサイト500は、ユーザ端末装置15からのアクセス(図22のステップS451)を受け付け、ステップS502において、ポータルサイト500は、アクセスに基づくHTMLファイルを送信する。
【0197】
これに対して、ユーザ端末装置15は、HTMLファイルに基づく画像を表示し、ユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークを選択し、要求してくる(図22のステップS454)。このとき、上述したように図14に示されるようなHTTPメッセージ400が受信される。
【0198】
そこで、ステップS503において、ポータルサイト500は、ユーザ端末装置15から、ダイジェストブックマークが要求されたか否かを判定し、ダイジェストブックマークが要求されたと判定した場合、ステップS504において、ポータルサイト500は、要求されたダイジェストブックマークを送信する。このとき、上述したように、図15に示されるようなHTTPメッセージ450が送信される。
【0199】
ステップS503において、ダイジェストブックマークが要求されていないと判定された場合、またはステップS504の処理の後、処理は終了される。
【0200】
このように、図22と図23の処理により、ユーザ端末装置15は、ポータルサイト500からダイジェストブックマークを取得することができる。
【0201】
また、図20乃至図23の処理により、ユーザ端末装置15は、ポータルサイト500を介して、ブックマーク端末装置14からダイジェストブックマークを取得することができる。
【0202】
これらの処理を、図24を参照して簡単に説明する。なお、図24において記載されるステップは、上述した図20と図23の各ステップに対応している。
【0203】
ステップS352において、ブックマーク端末装置14が、ダイジェストブックマークを送信すると、ポータルサイト500は、ステップS401においてこれを受信し、ステップS403において、ダイジェストブックマークの記録完了を示す応答のメッセージを送信する。ブックマーク端末装置14は、ステップS353において、この応答を受信する。
【0204】
また、ユーザ端末装置15は、ステップS451において、ポータルサイト500に、HTMLファイルを要求すると(アクセスすると)、ポータルサイト500はステップS501においてこれを受信し、ステップS502において、この要求に対応する応答であるHTMLファイルを送信する。ユーザ端末装置15は、ステップS452においてこれを受信し、表示した後、ステップS454において、ダイジェストブックマークを要求する。ポータルサイト500は、ステップS503においてこの要求を受信し、ステップS504において、要求に対応するダイジェストブックマークを送信する。ユーザ端末装置15は、ステップS455においてこれを受信する。
【0205】
このように、ユーザ端末装置15は、ブックマーク端末装置14と直接ネットワーク13を介して接続されていなくても、ポータルサイト500を介してダイジェストブックマークを授受することができる。
【0206】
これにより、ブックマーク端末装置14は、常にネットワークに接続されていいる必要がなくなるので、サーバの設置などのコストを削減することができる。また、コンテンツそのものを授受するわけではないので、ポータルサイト500の負担を減らすことができる。
【0207】
また、ユーザ端末装置15のユーザは、コンテンツのダイジェストを容易に視聴することができる。
【0208】
なお、以上の例は、ブックマーク端末装置14において、ダイジェストブックマークを生成し、ユーザ端末装置15に提供するようにしたが、ユーザ端末装置が、自分自身でダイジェストブックマークを生成するようにしてもよい。この場合の例を、以下に示す。
【0209】
図25の情報処理システムは、放送局32、ユーザ端末装置600、およびユーザ端末装置650により構成される。
【0210】
図25において、コンテンツホルダ11は放送局32とされ、放送局32は、地上波によりテレビジョン番組を放送する(コンテンツを供給する)。放送されたテレビジョン番組(コンテンツ)は、アンテナ601を介してユーザ端末装置600に受信されたり、アンテナ651を介してユーザ端末装置650に受信される。
【0211】
ユーザ端末装置600およびユーザ端末装置650は、上述したブックマーク端末装置14と同様に、コンテンツに基づいて、ダイジェストブックマークを生成する機能を有している。ユーザ端末装置600およびユーザ端末装置650は、放送局32により放送されたコンテンツを受信し、受信したコンテンツに基づいて、ダイジェストブックマークを生成する。ユーザ端末装置600およびユーザ端末装置650は、生成したダイジェストブックマークをネットワーク13を介して、互いに授受する。
【0212】
例えば、ユーザ端末装置600は、自分自身で生成したダイジェストブックマークをネットワーク13を介してユーザ端末装置650に送信する。ユーザ端末装置650は、これを受信し、ダイジェストコンテンツを再生する。
【0213】
ユーザ端末装置600とユーザ端末装置650の間の通信は、例えば、P2P(ピアツーピア)により行なわれる。
【0214】
図26は、図25のユーザ端末装置600の機能的構成を示すブロック図である。
【0215】
ユーザ端末装置600は、コンテンツに基づいて、ダイジェストブックマークを生成するとともに、ダイジェストブックマークとコンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する情報処理装置である。
【0216】
ユーザ端末装置600には、入力部700、映像音声受信部701、計時部702、メタデータ生成部703、コンテンツ蓄積部704、ダイジェストブックマーク生成部705、ダイジェストブックマーク蓄積部706、映像音声出力部707、要求受信部708、ダイジェストブックマーク送信部709、要求部710、ダイジェストブックマーク受信部711、およびダイジェストコンテンツ生成部712が設けられている。
【0217】
入力部700には、ユーザの指令が入力される。入力部700は、ユーザの指令に基づく制御信号を映像音声受信部701、ダイジェストブックマーク生成部705、要求部710、およびダイジェストコンテンツ生成部712等に送信する。
【0218】
映像音声受信部701は、コンテンツホルダ11(いまの例の場合、放送局32)からコンテンツを受信し、受信したコンテンツをメタデータ生成部703、およびコンテンツ蓄積部704に供給する。メタデータ生成部703は、コンテンツおよび計時部702により計時されている時刻に基づいて、メタデータを生成する。例えば、コンテンツがテレビジョン番組とされる場合、メタデータには、その番組のチャンネル、開始時刻、および終了時刻等が含まれる。
【0219】
コンテンツ蓄積部704は、受信したコンテンツとメタデータを関連付けて記録する。
【0220】
ダイジェストブックマーク生成部705は、ユーザにより入力部700に入力される指令に基づいて、ダイジェストブックマークを生成する。具体的には、コンテンツ蓄積部704に記録されているコンテンツ、および計時部702により計時された時刻に基づいて、ダイジェストブックマークを生成する。生成されたダイジェストブックマークは、ダイジェストブックマーク蓄積部706に供給される。
【0221】
ダイジェストブックマーク蓄積部706は、ダイジェストブックマーク生成部705により生成されたダイジェストブックマークを記録する。要求受信部708は、例えば、ユーザ端末装置650からのダイジェストブックマークの要求を受信し、ダイジェストブックマーク送信部709は、この要求に基づいて、ダイジェストブックマーク蓄積部706に記録されているダイジェストブックマークを取得し、ネットワーク13を介して、ユーザ端末装置650に送信する。なお、ユーザ端末装置600は、ユーザ端末装置650からダイジェストブックマークの要求がなかったとしても、例えば、ユーザからの指令に基づいて、ユーザ端末装置650にダイジェストブックマークを送信する。
【0222】
要求部710は、ユーザの指令に基づいて、ユーザ端末装置650にダイジェストブックマークを要求する。ダイジェストブックマーク受信部711は、ユーザ端末装置650から供給されたダイジェストブックマークを受信し、ダイジェストブックマーク蓄積部706に記録させるとともに、ダイジェストコンテンツ生成部712に供給する。
【0223】
ダイジェストコンテンツ生成部712は、コンテンツ蓄積部704に記録されているコンテンツと、ダイジェストブックマーク蓄積部706に記録されているダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する。映像音声出力部707は、生成されたダイジェストコンテンツを出力する。
【0224】
このように、ユーザ端末装置600は、ダイジェストコンテンツを生成する機能に加え、ダイジェストブックマークを生成する機能を有する。なお、上述した図2および図3に示される名称と対応する名称のものは対応する機能を有している。
【0225】
なお、ユーザ端末装置650の構成は、図26のユーザ端末装置600と同一であるため、その説明は省略する。そして、以下においては、図26は、ユーザ端末装置650の構成としても引用する。また、ユーザ端末装置600とユーザ端末装置650を個々に区別する必要がない場合、単にユーザ端末装置600と称する。
【0226】
また、ユーザ端末装置600またはユーザ端末装置650におけるコンテンツ取得処理は、上述した図7のフローチャートに示される場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0227】
ユーザ端末装置600またはユーザ端末装置650によるダイジェストブックマークの生成は、上述したブックマーク端末装置14と同様に、自動的に生成する(図8)ようにしてもよいし、ユーザの指令に基づいて生成する(図11)ようにしてもよい。この2つの処理(ダイジェストブックマークが自動的に生成される処理、およびユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークが生成される処理)は、上述した場合と同様であるので、その説明は省略する。
【0228】
次に、図27と図28を参照して、ユーザ端末装置600が生成したダイジェストブックマークを、ユーザ端末装置650に送信する処理を説明する。最初に、図27のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置650におけるダイジェストブックマーク取得処理を説明する。この処理は、上述した図12のフローチャートの処理とほぼ同様であるので、簡単に説明する。なお、この処理は、ユーザにより、ユーザ端末装置600へのアクセスが指令されたとき開始される。
【0229】
ステップS701において、要求部710は、ユーザの指令に基づいて、ユーザ端末装置600にアクセスする。これに対して、ユーザ端末装置600は、HTMLファイルを送信してくる(後述する図28のステップS752)。そこで、ステップS702において、ダイジェストブックマーク受信部711は、ユーザ端末装置600からHTMLファイルを取得し、映像音声出力部707は、HTMLファイルに基づく画像をディスプレイに出力する。
【0230】
ステップS703において、入力部700は、ユーザにより、ダイジェストブックマークが要求されたか否かを判定し、ダイジェストブックマークが要求されたと判定した場合、ステップS704において、要求部710は、ユーザ端末装置600に、ダイジェストブックマーク(ユーザにより選択されたダイジェストブックマーク)を要求する。これに対して、ユーザ端末装置600は、ダイジェストブックマークを送信してくる(図28のステップS754)。
【0231】
そこで、ステップS705において、ダイジェストブックマーク受信部711は、ユーザ端末装置600からダイジェストブックマークを受信し、ステップS206において、ダイジェストブックマーク蓄積部706は、ダイジェストブックマークを記録する。
【0232】
ステップS703において、ダイジェストブックマークが要求されていないと判定された場合、またはステップS706の後、処理は終了される。
【0233】
次に、図28のフローチャートを参照して、図27のユーザ端末装置650の処理に対応する、ユーザ端末装置600におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明する。なお、この処理は、ユーザ端末装置650によりアクセスされたとき開始される。
【0234】
ステップS751において、要求受信部708は、ユーザ端末装置650からのアクセス(図27のステップS701)を受け付け、ステップS752において、ダイジェストブックマーク送信部709は、アクセスに基づくHTMLファイルを送信する。これに対して、ユーザ端末装置605は、HTMLファイルに基づく画像を表示し、ユーザの指令に基づいて、ダイジェストブックマークを選択し、要求してくる(図27のステップS704)。
【0235】
そこで、ステップS753において、要求受信部708は、ユーザ端末装置605から、ダイジェストブックマークが要求されたか否かを判定し、ダイジェストブックマークが要求されたと判定した場合、ステップS754において、ダイジェストブックマーク送信部709は、要求されたダイジェストブックマークをユーザ端末装置650に送信する。
【0236】
ステップS753において、ダイジェストブックマークが要求されていないと判定された場合、またはステップS754の処理の後、処理は終了される。
【0237】
図27と図28の処理により、ユーザ端末装置650はユーザ端末装置600が生成したダイジェストブックマークを取得することができる。
【0238】
なお、いまの例の場合、ユーザ端末装置650の要求に基づいて、ユーザ端末装置600がダイジェストブックマークを送信するようにしているが、ユーザ端末装置600が自分で生成したダイジェストブックマークを、自分の方からユーザ端末装置650に、送信することもできる。その場合の処理の例を図29と図30を参照して説明する。
【0239】
最初に、図29のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置600におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明する。なお、この処理は、ユーザにより、ダイジェストブックマークを送信する指令が、入力部700に入力されたとき開始される。
【0240】
ステップS801において、入力部700は、ユーザからダイジェストブックマークを送信する指令を受け付ける。
【0241】
ステップS802において、ダイジェストブックマーク送信部709は、ユーザにより送信が指令されたダイジェストブックマークをダイジェストブックマーク蓄積部706から読み出し、ネットワーク13を介して、ユーザ端末装置650に送信し、処理を終了する。
【0242】
次に、図30のフローチャートを参照して、図29のユーザ端末装置600の処理に対応する、ユーザ端末装置650におけるダイジェストブックマーク受信処理を説明する。
【0243】
ステップS851において、ユーザ端末装置650のダイジェストブックマーク受信部711は、図29のステップS802の処理により、ユーザ端末装置600から送信されてきたダイジェストブックマークを受信する。
【0244】
ステップS852において、ダイジェストブックマーク蓄積部706は、受信したダイジェストブックマークを記録し、処理を終了する。
【0245】
このように、図29および図30の処理により、ユーザ端末装置600のユーザは、自分で生成したダイジェストブックマークを、ユーザ端末装置650に送信することができる。
【0246】
このように、図27および図28、または、図29または図30の処理により、ユーザ端末装置650は、ユーザ端末装置600からダイジェストブックマークを受信し、記録することができる。
【0247】
次に、図31のフローチャートを参照して、ユーザ端末装置600におけるダイジェストコンテンツ再生処理を説明する。なお、ユーザ端末装置600のダイジェストブックマーク蓄積部706には、自分自身で生成したダイジェストブックマーク(図8または図11の処理により生成したダイジェストブックマーク)の他、他のユーザ端末装置(例えば、ユーザ端末装置650)から取得したダイジェストブックマークが記録されている。この処理は、ユーザにより、ダイジェストコンテンツの再生が、入力部700に指令されたとき開始される。
【0248】
ステップS901において、入力部700は、ユーザから、ダイジェストコンテンツの再生の指令を受け付ける。
【0249】
ステップS902において、入力部700は、ユーザから、再生するダイジェストコンテンツの基となる、ダイジェストブックマークの選択を受け付ける。例えば、ステップS901において、入力部700は、ダイジェストコンテンツの再生の指令を受け付けると、映像音声出力部707は、ダイジェストブックマーク蓄積部706に記録されている複数のダイジェストブックマークに対応するインデックスを出力し、ユーザに、ダイジェストブックマークを選択するように促す。ユーザは、映像音声出力部707に表示された複数のダイジェストブックマークに対応するインデックスを参照して、再生したいダイジェストコンテンツに対応するダイジェストブックマークを選択する。入力部700は、この選択を受け付ける。
【0250】
ステップS903において、ダイジェストコンテンツ生成部712は、ユーザにより選択されたダイジェストブックマークのチャンネルと同一のチャンネルのコンテンツが、コンテンツ蓄積部704に記録されているか否かを判定する。
【0251】
ステップS903において、ダイジェストブックマークのチャンネルと同一のチャンネルのコンテンツがコンテンツ蓄積部704に記録されていると判定された場合、ステップS904において、ダイジェストコンテンツ生成部712は、このダイジェストブックマークの時間(シーン開始時刻からシーン終了時刻までの時間)が、コンテンツの開始時刻と終了時刻に収まるか否かを判定する。
【0252】
ステップS904において、選択されたダイジェストブックマークの時間(シーン開始時刻からシーン終了時刻までの時間)が、コンテンツの開始時刻と終了時刻に収まると判定された場合、ステップS905において、ダイジェストコンテンツ生成部712は、一致するコンテンツを読み出す。
【0253】
ステップS906において、ダイジェストコンテンツ生成部712は、読み出したコンテンツ(ステップS905において読み出したコンテンツ)と、ステップS902の処理により選択されたダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する。具体的には、ダイジェストコンテンツ生成部712は、ダイジェストブックマークを参照して、コンテンツそのものから、ダイジェストするコンテンツを読み出すことにより、ダイジェストコンテンツを生成する。
【0254】
ステップS907において、映像音声出力部707は、生成されたダイジェストコンテンツを再生(出力)する。
【0255】
ステップS903において、選択されたダイジェストブックマークのチャンネルと同一のチャンネルのコンテンツがコンテンツ蓄積部704に記録されていないと判定された場合、またはステップS904において、選択されたダイジェストブックマークの時間が、コンテンツの開始時刻と終了時刻に収まらないと判定された場合、処理はステップS908に進み、映像音声出力部707は、一致するコンテンツがないことを示すメッセージの画像を出力する。
【0256】
ステップS907の処理の後、またはステップS908の処理の後、処理は終了される。
【0257】
このように、図31の処理により、ユーザ端末装置600において、ダイジェストコンテンツを再生することができる。ユーザ端末装置600は、コンテンツホルダ11(いまの例の場合、放送局32)から取得したコンテンツと、自分自身で生成したダイジェストブックマーク、または、他のユーザ端末装置(ユーザ端末装置650)から取得したダイジェストブックマークを組み合わせることにより、ダイジェストコンテンツを再生することが可能となる。
【0258】
これにより、ユーザ端末装置600は、ユーザ端末装置650により生成された、ユーザ端末装置650が勧めるダイジェストコンテンツを、再生することができる。
【0259】
例えば、ユーザ端末装置600のユーザは、好みのコンテンツのダイジェストブックマークを生成し、ユーザ端末装置650に同じダイジェストコンテンツを視聴させることができる。
【0260】
また、例えば、ユーザ端末装置600とユーザ端末装置650を、インスタントメッセンジャー等のP2Pで情報を授受するソフトウエアを用いて、ネットワーク13を介して相互に接続させることにより、例えば、ユーザ端末装置600のユーザが、ユーザ端末装置650(のユーザ)がオンラインである(ネットワーク13に接続されている)か否かを知ることができる。
【0261】
さらに、ユーザ端末装置600と同じコンテンツを、他のユーザ端末装置650が所有していた場合、そのコンテンツのサムネイルを表示させることも可能である。これにより、ユーザ端末装置600のユーザは、無駄なダイジェストブックマーク(同じコンテンツを持っていないと、ダイジェストブックマークを受信したとしても、ダイジェストコンテンツは再生できないため無駄となる)を送信するのを防ぐことができる。
【0262】
また、ユーザ端末装置600のユーザは、コンテンツのダイジェストを容易に視聴することができる。
【0263】
なお、以上の例は、ユーザ端末装置600が、ネットワーク13を介して、直接ユーザ端末装置650とダイジェストブックマークを授受するようにしたが、図19に示した場合と同様に、ポータルサイトを介して、取得するようにしてもよい。
【0264】
また、ブックマーク端末装置14がユーセージルール書き込み部109を備えるようにしたが、ダイジェストブックマークを生成し、送信する全ての情報処理装置(例えば、ユーザ端末装置15、ユーザ端末装置600、およびユーザ端末装置650)に、ユーセージルール書き込み部を設けるようにしてもよい。ユーセージルール書き込み部が設けられた場合、上述した図16や図18に示されるユーセージルールに基づく処理が行なわれる。
【0265】
なお、以上の例では、コンテンツホルダ11がコンテンツを提供するようにしたが、コンテンツホルダ11は、コンテンツ提供装置としてもよい。
【0266】
また、ダイジェストブックマークを生成する装置を、ブックマーク端末装置としたが、ダイジェストブックマークを生成する生成装置であれば、何でもよい。
【0267】
さらに、ダイジェストブックマークとコンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生する装置をユーザ端末装置15としたが、これに限らず、ダイジェストブックマークとコンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生できる情報処理装置であれば何でもよい。
【0268】
なお、以上の例では、ユーザ端末装置を1台または2台しか設けるようにしていないが、これに限らず、より多くの複数のユーザ端末装置を設けるようにしてもよい。
【0269】
また、以上の例では、ブックマーク端末装置を1台しか設けるようにしていないが、複数台設けるようにしてもよい。
【0270】
さらに、以上に記載したユーザ端末装置は、ハードディスクレコーダ、その他の情報を処理する情報処理装置とすることができる。
【0271】
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。この場合、上述した処理は、図32に示されるようなパーソナルコンピュータ800により実行される。
【0272】
図32において、CPU(Central Processing Unit)801は、ROM(Read Only Memory)802に記憶されているプログラム、または、記憶部808からRAM(Random Access Memory)803にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM803にはまた、CPU801が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
【0273】
CPU801、ROM802、およびRAM803は、内部バス804を介して相互に接続されている。この内部バス804にはまた、入出力インターフェース805も接続されている。
【0274】
入出力インターフェース805には、キーボード、マウスなどよりなる入力部806、CRT,LCD(Liquid Crystal Display)などよりなるディスプレイ、並びにスピーカなどよりなる出力部807、ハードディスクなどより構成される記憶部808、モデム、ターミナルアダプタなどより構成される通信部809が接続されている。通信部809は、電話回線やCATVを含む各種のネットワークを介しての通信処理を行なう。
【0275】
入出力インターフェース805にはまた、必要に応じてドライブ810が接続され、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、あるいは半導体メモリなどによりなるリムーバブルメディア821が適宜装着され、それから読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じて記憶部808にインストールされる。
【0276】
一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
【0277】
この記録媒体は、図32に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されているリムーバブルメディア821よりなるパッケージメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM802や記憶部808が含まれるハードディスクなどで構成される。
【0278】
なお、本明細書において、コンピュータプログラムを記述するステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0279】
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表わすものである。
【0280】
【発明の効果】
以上の如く、第1の本発明によれば、ダイジェストブックマークを配信するシステムを実現することができる。特に、この発明によれば、生成装置でダイジェストブックマークを生成することができる。また、生成装置がネットワークを介して、情報処理装置にダイジェストブックマークを送信することができる。さらに、情報処理装置は、ダイジェストブックマークとコンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生することができる。また、コンテンツのダイジェストを容易に視聴することができる。
【0281】
第2の本発明によれば、コンテンツのダイジェストブックマークを多くのユーザに提供することができる。特に、この発明によれば、コンテンツを異なる視点から視聴する場合におけるユーザの負担を軽減することができる。
【0282】
第3の本発明によれば、コンテンツを異なる視点から再生することができる。特に、この発明によれば、異なる視点からのコンテンツを容易に視聴することができる。
【0283】
第4の本発明によれば、ダイジェストブックマークを提供することができる。特に、この発明によれば、情報処理装置を介してダイジェストブックマークを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した情報処理システムの構成例を示す図である。
【図2】図1のブックマーク端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図3】図1のユーザ端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図4】図2のブックマーク端末装置と図3のユーザ端末装置の情報の授受を説明する図である。
【図5】図2のブックマーク端末装置におけるコンテンツ取得処理を説明するフローチャートである。
【図6】図5のステップS5の処理により記録されるコンテンツを説明する図である。
【図7】図3のユーザ端末装置におけるコンテンツ取得処理を説明するフローチャートである。
【図8】図2のブックマーク端末装置におけるダイジェストブックマーク自動生成処理を説明するフローチャートである。
【図9】図8のステップS104の処理により記録されたダイジェストブックマークを説明する図である。
【図10】図2のブックマーク端末装置を操作するコントローラを説明する図である。
【図11】図2のブックマーク端末装置におけるダイジェストブックマーク自動生成処理を説明するフローチャートである。
【図12】図3のユーザ端末装置におけるダイジェストブックマーク取得処理を説明するフローチャートである。
【図13】図12のステップS202の処理による表示例を示す図である。
【図14】図12のステップS204の処理により送信されるHTTPメッセージの例を示す図である。
【図15】図12のステップS205の処理により受信されるHTTPメッセージの例を示す図である。
【図16】図2のブックマーク端末装置におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明するフローチャートである。
【図17】ブックマーク端末装置とユーザ端末装置の間の情報の授受を説明する図である。
【図18】図3のユーザ端末装置におけるダイジェストコンテンツ再生処理を説明する図である。
【図19】本発明を適用した他の情報処理システムの構成例を示す図である。
【図20】図19のブックマーク端末装置におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明するフローチャートである。
【図21】図19のポータルサイトにおけるダイジェストブックマーク転送処理を説明するフローチャートである。
【図22】図19のユーザ端末装置におけるダイジェストブックマーク取得処理を説明するフローチャートである。
【図23】図19のポータルサイトにおけるダイジェストブックマーク送信処理を説明するフローチャートである。
【図24】図19のブックマーク端末装置、ポータルサイト、およびユーザ端末装置の間の情報の授受を説明する図である。
【図25】本発明を適用した他の情報処理システムの構成例を示す図である。
【図26】図25のユーザ端末装置の機能的構成を示すブロック図である。
【図27】図26のユーザ端末装置におけるダイジェストブックマーク取得処理を説明するフローチャートである。
【図28】図26のユーザ端末装置におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明するフローチャートである。
【図29】図26のユーザ端末装置におけるダイジェストブックマーク送信処理を説明するフローチャートである。
【図30】図26のユーザ端末装置におけるダイジェストブックマーク受信処理を説明するフローチャートである。
【図31】図26のユーザ端末装置におけるダイジェストコンテンツ再生処理を説明するフローチャートである。
【図32】本発明を適用したパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンテンツホルダ, 13 ネットワーク, 14 ブックマーク端末装置, 15 ユーザ端末装置, 103 メタデータ生成部, 104 コンテンツ蓄積部, 105 ダイジェストブックマーク生成部, 106 ダイジェストブックマーク蓄積部, 109 ユーセージルール書き込み部, 153 メタデータ生成部, 154 コンテンツ蓄積部, 156 ダイジェストコンテンツ生成部, 158 ダイジェストブックマーク蓄積部, 500 ポータルサイト, 704 コンテンツ蓄積部, 705 ダイジェストブックマーク生成部, 706 ダイジェストブックマーク蓄積部, 712 ダイジェストコンテンツ生成部

Claims (24)

  1. コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成する第1の情報処理装置、および、前記第1の情報処理装置から前記ダイジェストブックマークを受信する第2の情報処理装置からなる情報処理システムにおいて、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記コンテンツに基づいて、前記コンテンツのダイジェストに対応する前記ダイジェストブックマークを生成し、
    前記ダイジェストブックマークを、前記第2の情報処理装置に送信し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から前記ダイジェストブックマークを受信し、
    前記ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されている前記コンテンツを読み出し、
    前記ダイジェストブックマークと前記コンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生する
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記ダイジェストブックマークには、前記コンテンツのチャンネル、シーン開始時刻、およびシーン終了時刻が含まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の情報処理装置は、前記コンテンツが新たに記録されたとき、または、ユーザの指令に基づいて、前記ダイジェストブックマークを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の情報処理装置は、
    前記ダイジェストブックマークに、ユーセージルールをさらに書き込み、
    前記ユーセージルールが書き込まれた前記ダイジェストブックマークを、前記第2の情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  5. 前記第1の情報処理装置と前記第2の情報処理装置の間に、第3の情報処理装置をさらに備え、
    前記第1の情報処理装置は、前記ダイジェストブックマークを前記第3の情報処理装置に送信し、
    前記第3の情報処理装置は、
    前記第1の情報処理装置から前記ダイジェストブックマークを受信し、
    受信した前記ダイジェストブックマークを記録し、
    前記第2の情報処理装置は、前記第3の情報処理装置から前記ダイジェストブックマークを受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  6. コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成する第1の情報処理装置、および、前記第1の情報処理装置から前記ダイジェストブックマークを受信する第2の情報処理装置からなる情報処理システムの情報処理方法において、
    前記第1の情報処理装置は、
    前記コンテンツに基づいて、前記コンテンツのダイジェストに対応する前記ダイジェストブックマークを生成し、
    前記ダイジェストブックマークを、ネットワークを介して前記第2の情報処理装置に送信し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記ネットワークを介して、前記第1の情報処理装置から前記ダイジェストブックマークを受信し、
    前記ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されている前記コンテンツを読み出し、
    前記ダイジェストブックマークと前記コンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを再生する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  7. コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成する情報処理装置において、
    前記コンテンツに基づいて、前記コンテンツのダイジェストに対応する前記ダイジェストブックマークを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記ダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  8. 前記生成手段により生成される前記ダイジェストブックマークには、前記コンテンツのチャンネル、シーン開始時刻、およびシーン終了時刻が含まれる
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  9. 前記生成手段は、前記コンテンツが新たに記録されたとき、または、ユーザの指令に基づいて、前記ダイジェストブックマークを生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  10. 前記生成手段により生成された前記ダイジェストブックマークにユーセージルールを書き込む書き込み手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記書き込み手段により前記ユーセージルールが書き込まれた前記ダイジェストブックマークを前記他の情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
  11. コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成する情報処理装置の情報処理処理方法において、
    前記コンテンツに基づいて、前記コンテンツのダイジェストに対応する前記ダイジェストブックマークを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記ダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  12. コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成するプログラムであって、
    前記コンテンツに基づいて、前記コンテンツのダイジェストに対応する前記ダイジェストブックマークを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記ダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  13. コンテンツに関するダイジェストブックマークを生成するプログラムであって、
    前記コンテンツに基づいて、前記コンテンツのダイジェストに対応する前記ダイジェストブックマークを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記ダイジェストブックマークを、ネットワークを介して、他の情報処理装置に送信する送信ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  14. 他の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信する情報処理装置において、
    前記他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関する前記ダイジェストブックマークを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されている前記コンテンツを取得し、前記ダイジェストブックマークと取得した前記コンテンツに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された前記ダイジェストコンテンツを出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  15. 前記ダイジェストブックマークには、前記コンテンツのチャンネル、シーン開始時刻、およびシーン終了時刻が含まれる
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  16. 前記コンテンツを記録する記録手段をさらに備え、
    前記生成手段は、前記受信手段により受信された前記ダイジェストブックマークに対応する前記コンテンツが、前記記録手段に記録されているか否かを判定し、前記ダイジェストブックマークに対応する前記コンテンツが前記記録手段に記録されていたとき、前記ダイジェストコンテンツを生成する
    ことを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  17. 前記ダイジェストブックマークに含まれるユーセージルールに基づいて、前記ダイジェストコンテンツの生成を制御する制御手段を
    さらに備えることを特徴とする請求項14に記載の情報処理装置。
  18. 他の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信する情報処理装置の情報処理方法において、
    前記他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関する前記ダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されている前記コンテンツを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記コンテンツと、前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記ダイジェストコンテンツを出力する出力ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  19. 他の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信するプログラムであって、
    前記他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関する前記ダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されている前記コンテンツを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記コンテンツと、前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記ダイジェストコンテンツを出力する出力ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  20. 他の情報処理装置からダイジェストブックマークを受信するプログラムであって、
    前記他の情報処理装置からコンテンツのダイジェストに関する前記ダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークに対応する、あらかじめ記録されている前記コンテンツを取得する取得ステップと、
    前記取得ステップの処理により取得された前記コンテンツと、前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークに基づいて、ダイジェストコンテンツを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップの処理により生成された前記ダイジェストコンテンツを出力する出力ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  21. 情報を処理する情報処理装置において、
    第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記ダイジェストブックマークを記録する記録手段と、
    前記記録手段により記録された前記ダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  22. 情報を処理する情報処理装置の情報処理方法において、
    第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークを記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により記録された前記ダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  23. 情報を処理する情報処理装置のプログラムであって、
    第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークを記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により記録された前記ダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信ステップと
    を含むことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。
  24. 情報を処理する情報処理装置のプログラムであって、
    第1の他の情報処理装置から、コンテンツに関するダイジェストブックマークを受信する受信ステップと、
    前記受信ステップの処理により受信された前記ダイジェストブックマークを記録する記録ステップと、
    前記記録ステップの処理により記録された前記ダイジェストブックマークを、第2の他の情報処理装置に送信する送信ステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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