JP2009033867A - チャージポンプ回路ならびにその制御回路および制御方法 - Google Patents

チャージポンプ回路ならびにその制御回路および制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】レギュレータを用いずに、出力電圧を調節可能なチャージポンプ回路を提供する。
【解決手段】第1スイッチ群10は、入力電圧Vinを利用してフライングキャパシタCf1を充電する経路に設けられたスイッチ(SW1、SW2)を含む。第2スイッチ群12は、フライングキャパシタCf1に蓄えられた電荷を利用して出力キャパシタCo1を充電する経路に設けられたスイッチ(SW3、SW4)を含む。パルス変調器20は、デューティ比が、チャージポンプ回路120の出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbが所定の基準電圧Vrefと一致するように調節されるパルス信号Spwm3を生成する。ドライバ40は、パルス変調器20からパルス信号Spwm3を受け、パルス信号Spwm3のハイ期間THに応じた期間、第1スイッチ群10、第2スイッチ群12のいずれか一方をオンし、そのロー期間TLに応じた期間、他方をオンする。
【選択図】図1

Description

本発明は、チャージポンプ回路に関する。
近年の携帯電話、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器には、液晶のバックライトに用いられるLED(Light Emitting Diode)のように、電池電圧よりも高い駆動電圧を必要とするデバイスが搭載される。たとえばこれらの小型情報端末では、Liイオン電池が多く用いられ、その出力電圧は通常3.5V程度であり、満充電時においても4.2V程度であるところ、LEDはその駆動電圧として電池電圧よりも高い電圧を必要とする。このように、電池電圧よりも高い電圧が必要とされる場合、チャージポンプ回路やスイッチングレギュレータを用いて電池電圧を昇圧し、LEDを駆動するために必要な電圧を得ている。
チャージポンプ回路は、入力電圧に所定の昇圧率を乗じた出力電圧を生成する。たとえば電池電圧が3V、昇圧率が2倍の場合、出力電圧は6Vに固定される。したがって、負荷回路が6Vより低い駆動電圧を必要とする場合、チャージポンプ回路の入力側または出力側にパワートランジスタを挿入し、そのオン抵抗を調節することにより、出力電圧を調節する必要があった。たとえば特許文献1には関連技術が記載される。
特開2000−262043号公報
特許文献1に記載の技術を用いた場合、パワートランジスタが必要とされるため、回路の部品点数および回路面積が増加する。
本発明はこうした課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、回路規模の増大を抑制しつつ、出力電圧を所望の値に調節可能なチャージポンプ回路の提供にある。
本発明のある態様は、少なくともひとつのフライングキャパシタと、少なくともひとつの出力キャパシタと、を有するチャージポンプ回路の制御回路に関する。この制御回路は、入力電圧を利用してフライングキャパシタを充電する経路に設けられた少なくともひとつのスイッチを含む第1スイッチ群と、フライングキャパシタに蓄えられた電荷を利用して出力キャパシタを充電する経路に設けられた少なくともひとつのスイッチを含む第2スイッチ群と、デューティ比が、チャージポンプ回路の出力電圧に応じた帰還電圧が所定の基準電圧と一致するように調節されるパルス信号を生成するパルス変調器と、パルス変調器からパルス信号を受け、パルス信号のハイ期間に応じた期間、第1、第2スイッチ群のいずれか一方をオンし、そのロー期間に応じた期間、他方をオンするドライバと、を備え、パルス変調器は、パルス信号のデューティ比を所定の範囲に制限する。
この態様によると、フライングキャパシタに対する充電時間と、出力キャパシタに対する充電期間が、パルス信号のデューティ比に応じてフィードバックにより調節される。その結果、チャージポンプ回路の前後にレギュレータを設けずに、チャージポンプ回路の出力電圧を所望の値に安定化できる。
パルス変調器は、周期が一定でパルス幅が変化するパルス幅変調を行ってもよい。
(1)パルス変調器は、帰還電圧が低いほどハイ期間が長くなるようにパルス信号を変調し、かつパルス信号のデューティ比に上限値を設定し、パルス信号のデューティ比が上限値以下の範囲で変化するように変調してもよい。「デューティ比」とは、パルス信号の周期時間に対するハイ期間の比率をいう。
このとき、ドライバは、パルス信号のハイ期間に応じた期間、第1スイッチ群をオンし、ロー期間に応じた期間、第2スイッチ群をオンしてもよい。
この場合、第2スイッチ群がオンする時間の方が、第1スイッチ群がオンする状態より長くなるため、出力電圧のリップルを低減できる。
また、上限値は、0%より大きく、チャージポンプ回路の負荷に対する電流供給能力が最大となるときのデューティ比以下に設定してもよい。
出力キャパシタに供給される電荷は、デューティ比が0%から大きくなるに従って増加し、デューティ比がある所定値のとき最大となる。デューティ比が所定値を超えて大きくなると、逆に出力キャパシタに供給される電荷が減少していく。したがって、パルス信号のデューティ比の上限値を所定値以下の値に設定することにより、回路を安定動作させることができる。
パルス変調器はさらに、パルス信号のデューティ比を所定の下限値と比較し、パルス信号のデューティ比が下限値より小さいとき、パルス信号のレベルを固定してもよい。
軽負荷時において負荷電流が減少するに従い、帰還電圧が高くなりデューティ比が小さくなっていく。デューティ比が下限値より小さくなったときに、パルス信号のデューティ比を固定することにより、チャージポンプ回路のスイッチング動作を一時的に停止して間欠動作させることができる。その結果、チャージポンプ回路の消費電流を低減することができる。
パルス変調器は、パルス信号のデューティ比が下限値より小さいとき、第2スイッチ群がオンするように、パルス信号のレベルを固定することが望ましい。
この場合、負荷に接続される容量が大きな状態で、スイッチング動作が停止するため、出力電圧Voutのリップルを低減できる。
(2)パルス変調器は、帰還電圧が低いほどロー期間が長くなるようにパルス信号を変調し、かつパルス信号のデューティ比に下限値を設定し、パルス信号のデューティ比が下限値以上の範囲で変化するように変調してもよい。
ドライバは、パルス信号のロー期間に応じた期間、第1スイッチ群をオンし、ハイ期間に応じた期間、第2スイッチ群をオンしてもよい。
この場合、第2スイッチ群がオンする時間の方が、第1スイッチ群がオンする状態より長くなるため、出力電圧のリップルを低減できる。
下限値は、100%より小さく、チャージポンプ回路の負荷に対する電流供給能力が最大となるときのデューティ比以上の値に設定してもよい。
出力キャパシタに供給される電荷は、デューティ比が100%から小さくなるに従って増加し、デューティ比が所定値のとき最大となる。デューティ比が所定値を跨いで小さくなると、逆に出力キャパシタに供給される電荷が減少していく。したがって、パルス信号のデューティ比の下限値を所定値以下の値に設定することにより、回路を安定動作させることができる。
パルス変調器はさらに、パルス信号のデューティ比に上限値を設定し、パルス信号のデューティ比が上限値より大きいとき、パルス信号のレベルを固定してもよい。
この場合、軽負荷時に間欠動作させることができ、消費電流を低減できる。
パルス変調器は、パルス信号のデューティ比が上限値より大きいとき、第2スイッチ群がオンするように、パルス信号のレベルを固定することが望ましい。
この場合、負荷に接続される容量が大きな状態で、スイッチング動作が停止するため、出力電圧のリップルを低減できる。
本発明の別の態様は、チャージポンプ回路に関する。このチャージポンプ回路は、フライングキャパシタと、出力キャパシタと、フライングキャパシタおよび出力キャパシタの充放電状態を制御する上述の制御回路と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、少なくともひとつのフライングキャパシタと、少なくともひとつの出力キャパシタと、を有するチャージポンプ回路の制御方法に関する。この制御方法は、入力電圧を利用してフライングキャパシタを充電するステップと、フライングキャパシタに蓄えられた電荷を利用して出力キャパシタを充電するステップと、チャージポンプ回路の出力電圧に応じた帰還電圧と所定の基準電圧との誤差を増幅した誤差電圧を生成するステップと、誤差電圧を所定の周期の三角波信号でスライスし、パルス幅変調されたパルス信号を生成するステップと、パルス信号のパルス幅を、所定の範囲に制限するステップと、パルス信号のハイ期間に応じた時間、第1、第2スイッチ群の一方をオンし、ロー期間に応じた時間、他方のスイッチ群をオンするステップと、を備える。
パルス信号のロー期間とハイ期間のうち、時間が長い方に第2スイッチ群のオンを割り当て、短い方に第1スイッチ群のオンを割り当ててもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、回路規模の増大を抑制しつつ、出力電圧を所望の値に調節可能なチャージポンプ回路を提供できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aと部材Bが接続」された状態とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Aと部材Bの間に部材Cが設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、本発明の実施の形態に係るチャージポンプ回路120の構成を示す回路図である。チャージポンプ回路120は、入力端子122に入力された入力電圧Vinを昇圧し、出力端子124から出力電圧Voutを出力する。入力電圧Vinとして、図示しない電池から出力される電池電圧や、電源回路から供給される電源電圧Vddが利用される。本発明は、任意の昇圧率のチャージポンプ回路に適用可能であるが、以下、理解を容易とするため、2倍のチャージポンプ回路について説明する。
チャージポンプ回路120は、制御回路100、フライングキャパシタCf1、出力キャパシタCo1、帰還抵抗R1、R2を備える。図1のチャージポンプ回路は、昇圧率が2倍であるため、ひとつのフライングキャパシタCf1とひとつの出力キャパシタCo1を備えるが、別の昇圧率の場合や、複数の出力電圧を生成する場合、フライングキャパシタや出力キャパシタは複数であってもよい。
制御回路100は、第1スイッチ群10、第2スイッチ群12、パルス変調器20、ドライバ40、を備え、ひとつの半導体基板上に集積化された機能回路である。入力端子102には、外部からの入力電圧Vinが印加される。キャパシタ端子104、キャパシタ端子106の間には、出力キャパシタCo1が接続され、出力端子108と接地間には出力キャパシタCo1が接続される。接地端子110は接地されており、帰還端子112には出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbが入力される。帰還電圧Vfbは、出力電圧Voutを帰還抵抗R1、帰還抵抗R2によって分圧された電圧である。
一般に、チャージポンプ回路は、フライングキャパシタを充電する充電期間φ1と、フライングキャパシタに蓄えられた電荷を利用して出力キャパシタの充電する放電期間φ2と、を繰り返すことにより、昇圧された電圧を生成する。
第1スイッチ群10は、入力電圧Vinを利用してフライングキャパシタCf1を充電する経路に設けられた少なくともひとつのスイッチを含む。第1スイッチ群10およびフライングキャパシタCf1は、入力端子122と接地間に直列な経路を形成している。本実施の形態では、第1スイッチ群10は、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2を含んでいる。具体的には、第1スイッチSW1は、入力端子102とキャパシタ端子104の間に設けられ、第2スイッチSW2は、キャパシタ端子106と接地端子110の間に設けられる。第1スイッチSW1はPチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、第2スイッチSW2はNチャンネルMOSFETである。
第2スイッチ群12は、充電期間φ1においてフライングキャパシタCf1に蓄えられた電荷を利用して出力キャパシタCo1を充電する経路に設けられた少なくともひとつのスイッチを含む。本実施の形態では、第2スイッチ群12は第3スイッチSW3、第4スイッチSW4を含んでおり、具体的には、第3スイッチSW3は入力端子102とキャパシタ端子106の間に設けられており、第4スイッチSW4はキャパシタ端子104と出力端子108の間に設けられている。第3スイッチSW3、第4スイッチSW4はともにPチャンネルMOSFETである。
ドライバ40は、レベルシフト回路を含んでおり、第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4のゲート電圧を切り換えて、オン、オフを制御する。
充電期間φ1において、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2がともにオンすると、フライングキャパシタCf1の一端に入力電圧Vinが印加され、他端が接地され、その結果、フライングキャパシタCf1が入力電圧Vinで充電される。フライングキャパシタCf1の両端の電位差をΔVとする。
放電期間φ2において、第3スイッチSW3、第4スイッチSW4がともにオンすると、キャパシタ端子106の電位は、入力電圧Vinと等しくなり、キャパシタ端子104の電位は、Vin+ΔVとなる。キャパシタ端子104の電位が、第4スイッチSW4を介して出力キャパシタCo1に印加されることにより、出力キャパシタCo1が充電される。
ドライバ40は、充電期間φ1と放電期間φ2を交互に繰り返し、入力電圧Vinを昇圧する。従来のチャージポンプ回路は、デューティ比が50%のクロック信号のハイレベルとローレベルに、充電期間φ1と放電期間φ2を割り当てていたため、充電期間φ1と放電期間φ2は固定されていた。これに対して、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120では、充電期間φ1と放電期間φ2をフィードバックによって調節することを特徴としている。
パルス変調器20は、パルス信号Spwm3を生成し、ドライバ40に供給する。ドライバ40は、パルス信号Spwm3のハイ期間THを、充電期間φ1または放電期間φ2のいずれか割り当て、ロー期間TLを他方に割り当て、第1スイッチ群10と第2スイッチ群12を交互にオンさせる。
パルス変調器20には、チャージポンプ回路120の出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbが入力されている。パルス変調器20は、帰還電圧Vfbが所定の基準電圧Vrefと一致するようにパルス信号Spwm3のデューティ比を調節する。デューティ比とは、ハイ期間THに対する周期時間Tp(=TH+TL)の比率である。本実施の形態では、パルス変調器20はパルス幅変調を行う。
ドライバ40は、第1スイッチ群10と第2スイッチ群12とが同時にオンしないように、デッドタイムを設けて、パルス信号Spwm3のポジティブエッジとネガティブエッジの付近において、第1スイッチ群10と第2スイッチ群12が両方オフとなるデッドタイムを設定することが好ましい。デッドタイムの設定方法は、公知の技術を利用すればよい。
パルス変調器20は、パルス信号Spwm1のデューティ比を、所定の範囲に制限して調節する。以下、この理由を説明する。
パルス信号Spwm3のデューティ比が0%の場合、第1スイッチ群10がオンしないため、入力電圧VinによるフライングキャパシタCf1の充電が行われない。したがって、出力キャパシタCo1に対する電荷転送が行われず、出力端子124に接続される負荷(不図示)に対する電流供給能力(駆動能力)が低い状態(実質的に0)となる。
パルス信号Spwm3のデューティ比がある範囲で増大していくと、フライングキャパシタCf1に対する充電期間φ1が長くなっていく。それに応じて、充電期間φ1にフライングキャパシタCf1に蓄えられる電荷量が増加し、充電期間φ1直後のフライングキャパシタCf1の電位差ΔVが大きくなっていく。
上述のように、放電期間φ2において出力キャパシタCo1は、Vin+ΔVの電圧で充電される。したがって、フライングキャパシタCf1の電位差ΔVが大きくなると、放電期間φ2において出力キャパシタCo1に供給される電荷量が増加する。つまり、パルス信号Spwm3のデューティ比の増大にともない、負荷に対する電流供給能力が増加していく。
パルス信号Spwm3のデューティ比を大きくしていくと、フライングキャパシタCf1に対する充電期間φ1は長くなる。ところが、充電期間φ1直後の電位差ΔVの上限値は、入力電圧Vinである。いま、電位差ΔVが上限値に達したときのデューティ比をα%と書く。パルス信号Spwm3のデューティ比がα%を超えて増大していくと、充電期間φ1にフライングキャパシタCf1に供給される電荷量が一定の状態で、放電期間φ2が短くなっていく。その結果、デューティ比の増大にともない、放電期間φ2において出力キャパシタCo1に供給される電荷量が減少していく。つまり、パルス信号Spwm3のデューティ比がα%を超えて増大するにしたがい、負荷に対する電流供給能力は低下していく。
パルス信号Spwm3のデューティ比が100%となると、フライングキャパシタCf1から出力キャパシタCo1に対する電荷転送が行われず、負荷に対する電流供給能力は実質的に0となる。
つまり、チャージポンプ回路120の電流供給能力は、デューティ比が0%と100%で最低となり、ある値α%のときに最大となる。言い換えれば、デューティ比には、チャージポンプ回路の電流供給能力に最大値を与える値が存在する。
したがって、出力電圧Voutをモニタしておき、出力電圧Voutが低下するとき、すなわち負荷電流が増加するときに、チャージポンプ回路120の電流供給能力を増大させ、反対に出力電圧Voutが増大するとき、すなわち負荷電流が減少するときに、チャージポンプ回路120の電流供給能力を減少させるようにフィードバックを行うことにより、出力電圧Voutを一定値に保つことができる。
もし、パルス信号Spwm3のデューティ比がα%を跨いで変化すると、出力電圧Voutが目標値から離れる方向にフィードバックが係るため、出力電圧Voutが不安定となる。そこで、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120は、パルス信号Spwm3のデューティ比を所定の範囲に制限する。
このように、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120では、デューティ比の範囲が制限されたパルス信号Spwm3にもとづいて第1スイッチ群10、第2スイッチ群12を制御することにより、出力電圧Voutを安定化することができる。
従来のチャージポンプ回路は、入力電圧が2Vの場合、4Vの出力電圧Voutのみ出力可能であった。したがって、4V以下の所望の電圧を得たい場合、チャージポンプ回路の前段または後段にリニアレギュレータを設ける必要があり、回路面積が増大していた。これに対して、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120によれば、レギュレータを設けなくても、出力電圧Voutを所望の値に安定化することができるため、回路面積を小さくできる。
また、従来のようにレギュレータを設ける場合、入力電圧が供給される入力端子から負荷に至る経路上に、パワートランジスタが挿入されるため、パワートランジスタの電力損失によって、効率が低下していた。これに対して本実施の形態に係るチャージポンプ回路120はパワートランジスタが不要となるため、回路の効率を改善できる。
αの値は、フライングキャパシタCf1、出力キャパシタCo1の容量値や、パルス信号Spwm3の周波数(周期時間Tp)に依存するが、典型的には50%である。以下、α=50%の場合について説明する。
所定の範囲は、
(1)0%〜βmax%
(2)γmin%〜100%
のいずれかに設定することができる。以下、それぞれの範囲におけるフィードバック制御について説明する。
(1)第1の制御方法
パルス変調器20は、帰還電圧Vfbが低いほどハイ期間THが長くなるようにパルス信号Spwm3を変調する。このとき、パルス信号Spwm3のデューティ比に上限値βmaxを設定し、パルス信号Spwm3のデューティ比が0%から上限値βmax%の範囲で変化するように変調する。
βmax≦αに設定することが望ましい。この場合、デューティ比のαを跨いだ変化を防止できるため、出力電圧Voutを安定化できる。ただし、出力電圧Voutにリップルが生ずることが許容できる場合、βmaxをαより大きく設定してもよい。チャージポンプ回路の効率が最も高くするためには、βmax=αとすることが好ましい。α=50の場合、βmaxは0%〜50%の間でなるべく大きな値に設定する。
βmax=45%の場合、ハイ期間THは、Tp×(0〜0.45)の範囲で変化し、ロー期間TLは、Tp×(1〜0.55)の範囲で変化する。すなわち、ロー期間TLの方が、ハイ期間THよりも長くなるよう制限される。このときドライバ40は、パルス信号Spwm3のハイ期間THに応じた期間、第1スイッチ群10をオンし、ロー期間TLに応じた期間、第2スイッチ群12をオンすることが好ましい。つまり、第2スイッチ群12がオンする時間が長くなるようにすることが好ましい。この理由を説明する。
いま、出力端子124から制御回路100側の望んだ容量について考察する。充電期間φ1では、第4スイッチSW4がオフするため、出力端子124に接続される容量は出力キャパシタCo1のみである。放電期間φ2では、出力キャパシタCo1に加えて、フライングキャパシタCf1が接続される。負荷電流が一定の場合、出力端子124に接続される容量が大きい方が、出力電圧Voutの変動は小さくなる。
したがって、パルス信号Spwm3のハイ期間THに応じた時間を、充電期間φ1に割り当てることにより、放電期間φ2の方が充電期間φ1より長くなるため、出力電圧Voutのリップルを小さくできる。
放電期間φ2が長い方が出力電圧Voutのリップルを小さくできるという利点があるが、出力キャパシタCo1の容量が大きい場合や、リップルが許容できる場合、ハイ期間THを放電期間φ2に割り当ててもよい。
図1の制御回路100は、第1の制御方法を実行する構成を示している。パルス変調器20は、誤差増幅器22、オシレータ24、PWM(Pulse Width Modulation)コンパレータ26、ANDゲート30、最小デューティコンパレータ32、PFM(Pulse Frequency Modulation)コントローラ34、最大デューティコンパレータ28を備える。
誤差増幅器22は、帰還電圧Vfbを反転入力端子に、基準電圧Vrefを非反転入力端子に受け、2つの電圧の誤差を増幅する。誤差増幅器22の出力を誤差電圧Verrという。オシレータ24は、三角波またはのこぎり波の周期電圧Voscを出力する。PWMコンパレータ26は、誤差電圧Verrを非反転入力端子に、周期電圧Voscを反転入力端子に受ける。PWMコンパレータ26は周期電圧Voscを誤差電圧Verrでスライスし、交点でレベルが変化するパルス信号Spwm1を出力する。パルス信号Spwm1のパルス幅は、出力電圧Voutが目標値に近づくように変調されている。
最大デューティコンパレータ28は、周期電圧Voscと最大電圧Vmaxを受ける。最大デューティコンパレータ28は、周期電圧Voscを最大電圧Vmaxでスライスし、所定のデューティ比を有する最大パルス信号Smaxを生成する。最大電圧Vmaxの値は、最大パルス信号Smaxのデューティ比が、上述したβの値と一致するように設定される。
ANDゲート30は、PFMコントローラ34から出力されるパルス信号Spwm2と、最大パルス信号Smaxを受け、2つの信号の論理積を出力する。ANDゲート30の出力、すなわちパルス信号Spwm3のデューティ比は、パルス信号Spwm1のデューティ比がβmax%以下のとき、パルス信号Spwm1のデューティ比と一致し、パルス信号Spwm1のデューティ比がβmax%以上のとき、βmax%となる。なお、パルス信号Spwm3のデューティ比を制限するために、別の回路構成を利用してもよく、その形式は限定されない。
パルス変調器20は、パルス信号Spwm1のデューティ比を、所定の下限値βminと比較し、パルス信号Spwm1のデューティ比が下限値βminより小さいとき、パルス信号Spwm1のレベルを固定し、第1スイッチ群10、第2スイッチ群12のスイッチングを停止させる。つまりパルス変調器20からはパルスが出力されなくなる。このために、最小デューティコンパレータ32、PFMコントローラ34が設けられている。
パルス変調器20は、パルス信号Spwm3のデューティ比が下限値βminより小さいとき、第2スイッチ群12がオンするように、パルス信号Spwm3のレベルを固定することが望ましい。理由は後述する。
最小デューティコンパレータ32は、周期電圧Voscと最小電圧Vminを受ける。最小デューティコンパレータ32は、周期電圧Voscを最小電圧Vminでスライスし、所定のデューティ比を有する最小パルス信号Sminを生成する。最小電圧Vminの値は、最小パルス信号Sminのデューティ比が20%程度となるよう設定する。
PFMコントローラ34は、パルス信号Spwm1と最小パルス信号Sminを受け、2つの信号のデューティ比を比較する。そして、パルス信号Spwm1のデューティ比が最小パルス信号Sminのデューティ比より小さくなると、パルス信号Spwm2のデューティ比をローレベルに固定する。パルス信号Spwm1のデューティ比が最小パルス信号Sminのデューティ比より大きい場合、パルス信号Spwm2はパルス信号Spwm1と等しくなる。
なお、ANDゲート30とPFMコントローラ34の順序は逆としてもよい。
以上のように構成されたチャージポンプ回路120の動作を説明する。図2は、図1のチャージポンプ回路120の信号波形図である。本明細書に示される波形図は、説明を簡潔にするため、あるいは理解を容易とするために、縦軸および横軸が適宜拡大、縮小されている。
負荷電流が増大するにしたがい、出力キャパシタCo1から負荷に対して電荷が多く供給されるため、出力電圧Voutが低下し、誤差電圧Verrが上昇していく。出力電圧Voutが低いほど、パルス信号Spwm1のデューティ比は増加していく。ただし、パルス信号Spwm3のデューティ比は、最大パルス信号Smaxのデューティ比βmax以下に制限される。また、パルス信号Spwm1のデューティ比が最小パルス信号Sminのデューティ比βminより小さくなると、パルス信号Spwm3がローレベルに固定され、パルスがカットされる。
図3(a)、(b)はそれぞれ、通常の負荷時および軽負荷時におけるチャージポンプ回路120の動作波形図である。
図3(a)に示すように、負荷電流がある程度大きく一定値の場合、フィードバックによってパルス信号Spwm1のデューティ比が調節される。第1スイッチ群10は、パルス信号Spwm3がハイレベルとなる充電期間φ1にオンとなり、第2スイッチ群12は、パルス信号Spwm1がローレベルとなる放電期間φ2にオンとなる。充電期間φ1においては、出力キャパシタCo1から負荷電流が流れ出るため、出力電圧Voutは低下する。放電期間φ2においては、出力キャパシタCo1がフライングキャパシタCf1を用いて充電されるため、出力電圧Voutが上昇する。充電期間φ1と放電期間φ2を繰り返すことにより、出力電圧Voutはわずかに変動しながら目標値付近に安定化される。
図3(b)は、軽負荷時の動作を示す。軽負荷状態では、パルス信号Spwm1のデューティ比が最小デューティ比βminより小さくなる。その結果、第1スイッチ群10、第2スイッチ群12のスイッチングが停止するため、出力キャパシタCo1の充電動作が停止する。この間、出力キャパシタCo1は、小さな負荷電流によって放電されるため、出力電圧Voutは緩やかに低下していく。出力電圧Voutの低下にともなって、誤差電圧Verrが上昇していき、時刻t1にパルス信号Spwm1のデューティ比が最小デューティ比βminを超えると、パルス信号Spwm3がハイレベルとなり、充電期間φ1となる。その直後の放電期間φ2において、出力キャパシタCo1が充電され、出力電圧Voutが上昇する。出力電圧Voutが上昇すると、再び誤差電圧Verrが低下し、デューティ比が最小デューティ比βminより小さくなり、スイッチングが停止する。
このように、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120では、パルス信号Spwm3のデューティ比をモニタし、下限値βminより小さなパルスをカットすることにより、軽負荷状態において、間欠モードで動作させることができる。第1スイッチ群10、第2スイッチ群12のオン、オフを切り換えるためには、各トランジスタのゲート容量を充放電するための駆動電流が必要であるが、間欠モードで動作させることにより、駆動電流が低減されるため、チャージポンプ回路120の消費電流を低減することができる。
さらに、軽負荷時において、パルス信号Spwm3はローレベルに固定する場合、第2スイッチ群12がオンとなる状態で回路が停止する。したがって、出力端子124には、フライングキャパシタCf1と出力キャパシタCo1の合成容量が接続されるため、出力電圧Voutのリップルを小さくすることができる。
ただし、本発明はこれに限定されず、軽負荷時にパルス信号Spwm3をハイレベルに固定してもよい。
なお、図3(b)に示される出力電圧Voutのリップルは図3(a)のそれより大きいが、実際には同程度かそれより小さい。なぜなら、負荷電流が小さい軽負荷時、出力キャパシタCo1から放電量は小さく、出力電圧Voutの低下量も小さいからである。
以上が、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120の動作である。なお、チャージポンプ回路120のパルス変調技術は、スイッチングレギュレータのパルス変調技術とは思想が異なっている点に注目すべきである。すなわち、昇圧型のスイッチングレギュレータにおいてパルス幅変調を行う場合、生成されるパルス信号のデューティ比Dsrは、
Dsr=1−Vin/Vout
で与えられる。すなわち、パルス信号のデューティ比が入力電圧Vinと出力電圧の目標値Voutに応じて調節される。
これに対して、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120のパルス変調では、パルス信号Spwm3のデューティ比は、負荷電流に応じて決定される点でスイッチングレギュレータのパルス変調とは異なっている。
また、スイッチングレギュレータでは、デューティ比を増加させるほど、出力電圧Voutが増大する方向にフィードバックがかかるが、チャージポンプ回路では、デューティ比がある境界値を跨ぐと、フィードバックの方向が反転する。このため、本実施の形態に係るチャージポンプ回路120では、パルス信号Spwm3のデューティ比の範囲に制限を設けている。
(2)第2の制御方法
第1の制御方法では、帰還電圧Vfbが低いほどハイ期間THが長くなるようにパルス信号を変調した。これに対して、第2の制御方法では、帰還電圧Vfbが低いほどロー期間TLが長くなるようにパルス信号Spwm3を変調する。さらに、パルス信号Spwm3のデューティ比に下限値γminを設定し、パルス信号Spwm3のデューティ比が下限値γmin%から100%の範囲で変化するように変調する。
このとき、γmin≧αに設定することが望ましい。この場合、αを跨いだ変化を防止できるため、出力電圧Voutを安定化できる。ただし、出力電圧Voutにリップルが生ずることが許容できる場合、γminをαより小さくしてもよい。
チャージポンプ回路の効率が最も高くするためには、γmin=αとすることが好ましい。α=50の場合、γminは50%〜100%の間でなるべく小さな値に設定する。
γmin=55%の場合、ハイ期間THは、Tp×(0.55〜1)の範囲で変化し、ロー期間TLは、Tp×(0.45〜0)の範囲で変化する。すなわち、ハイ期間THの方が、ロー期間TLよりも長くなるように制限される。このときドライバ40は、パルス信号Spwm3のロー期間TLに応じた期間、第1スイッチ群10をオンし、ハイ期間THに応じた期間、第2スイッチ群12をオンすることが好ましい。つまり、第2スイッチ群12がオンする時間が長くなるようにすることが好ましい。これにより出力電圧Voutのリップルを小さくできる。
第2の制御方法を実現するためには、図1の制御回路100を変形すればよい。たとえば、誤差増幅器22の反転入力端子に基準電圧Vrefを、非反転入力端子に帰還電圧Vfbを入力してもよい。この場合、負荷電流が小さいほど、すなわち出力電圧Voutが大きいほど、誤差電圧Verrは大きくなり、パルス信号Spwm1のディーティ比は100%に近づく。その結果、負荷に対する電流供給能力が減少し、適切なフィードバックをかけることができる。負荷電流が増加すると、デューティ比がαに近づいていき、電流供給能力が増加する。
この場合、最大デューティコンパレータ28によって、デューティ比がγminとなるパルス信号を生成し、パルス信号Spwm3のデューティ比がγmin以上となるように制限をかければよい。
第2の制御方法で、軽負荷時に間欠モードを実現するために、パルス信号Spwm3のデューティ比に上限値γmaxを設定し、パルス信号Spwm3のデューティ比が上限値γmaxより大きいとき、パルス信号Spwm3のレベルを固定する。この場合、最小デューティコンパレータ32によってデューティ比がγmaxのパルス信号を生成すればよい。
第2の制御方式においても、第1の制御方式と同様の効果を得ることが可能である。
以上、実施の形態にかかるチャージポンプ回路120について説明した。上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
チャージポンプ回路の構成は図1のトポロジーに限定されない。たとえば、トランジスタのスイッチに代えてダイオードを用いてもよい。また、実施の形態では、昇圧率2倍のチャージポンプ回路を説明したが、2つの入力電圧を加算する加算型チャージポンプ回路であってもよい。この場合、第1スイッチSW1と第3スイッチSW3の共通接続される端子を分離し、第1入力端子と第2入力端子を設ければよい。そして、第1スイッチSW1の一端を第1入力端子と接続し、第3スイッチSW3の一旦を第2入力端子と接続する。
また、昇圧率が1.5倍、あるいは4倍のチャージポンプ回路であってもよく、あるいは複数の昇圧率が切り換え可能なチャージポンプ回路であってもよい。さらに、負電圧を生成するための電圧反転型のチャージポンプ回路にも本発明は適用可能である。
実施の形態では、第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4が制御回路100に内蔵される場合を説明したが、ディスクリート素子を用いて、制御回路100の外部に設けてもよい。
実施の形態では、パルス変調器20が三角波やのこぎり波をスライスしてパルス信号を生成するパルス幅変調を行う場合について説明したが、変調方法はこれに限定されない。たとえば、パルス周波数変調やパルス密度変調を行ってもよい。すなわち、出力電圧Voutが目標電圧に近づくようにパルス信号のデューティ比を調節し、かつデューティ比を所定の範囲に制限すればよい。
各信号の論理レベルは実施の形態のそれに限定されず、適宜反転することができる。
実施の形態にもとづき、特定の語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
本発明の実施の形態に係るチャージポンプ回路の構成を示す回路図である。 図1のチャージポンプ回路の信号波形図である。 図3(a)、(b)はそれぞれ、通常の負荷時および軽負荷時における図1のチャージポンプ回路の動作波形図である。
符号の説明
100…制御回路、102…入力端子、104…キャパシタ端子、106…キャパシタ端子、108…出力端子、110…接地端子、112…帰還端子、120…チャージポンプ回路、122…入力端子、124…出力端子、Cf1…フライングキャパシタ、Co1…出力キャパシタ、R1…帰還抵抗、R2…帰還抵抗、10…第1スイッチ群、12…第2スイッチ群、SW1…第1スイッチ、SW2…第2スイッチ、SW3…第3スイッチ、SW4…第4スイッチ、20…パルス変調器、22…誤差増幅器、24…オシレータ、26…PWMコンパレータ、28…最大デューティコンパレータ、30…ANDゲート、32…最小デューティコンパレータ、34…PFMコントローラ、40…ドライバ、Vin…入力電圧、Vout…出力電圧。

Claims (15)

  1. 少なくともひとつのフライングキャパシタと、少なくともひとつの出力キャパシタと、を有するチャージポンプ回路の制御回路であって、
    入力電圧を利用して前記フライングキャパシタを充電する経路に設けられた少なくともひとつのスイッチを含む第1スイッチ群と、
    前記フライングキャパシタに蓄えられた電荷を利用して前記出力キャパシタを充電する経路に設けられた少なくともひとつのスイッチを含む第2スイッチ群と、
    デューティ比が、前記チャージポンプ回路の出力電圧に応じた帰還電圧が所定の基準電圧と一致するように調節されるパルス信号を生成するパルス変調器と、
    前記パルス変調器から前記パルス信号を受け、前記パルス信号のハイ期間に応じた期間、前記第1、第2スイッチ群のいずれか一方をオンし、そのロー期間に応じた期間、他方をオンするドライバと、
    を備え、前記パルス変調器は、前記パルス信号のデューティ比を所定の範囲に制限することを特徴とする制御回路。
  2. 前記パルス変調器は、周期が一定でパルス幅が変化するパルス幅変調を行うことを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  3. 前記パルス変調器は、帰還電圧が低いほどハイ期間が長くなるように前記パルス信号を変調し、かつ前記パルス信号のデューティ比に上限値を設定し、前記パルス信号のデューティ比が前記上限値以下の範囲で変化するように変調することを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  4. 前記ドライバは、前記パルス信号のハイ期間に応じた期間、前記第1スイッチ群をオンし、ロー期間に応じた期間、前記第2スイッチ群をオンすることを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  5. 前記上限値は、0%より大きく、チャージポンプ回路の負荷に対する電流供給能力が最大となるときのデューティ比以下の値に設定されることを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  6. 前記パルス変調器はさらに、前記パルス信号のデューティ比を所定の下限値と比較し、前記パルス信号のデューティ比が前記下限値より小さいとき、前記パルス信号のレベルを固定することを特徴とする請求項3に記載の制御回路。
  7. 前記パルス変調器は、前記パルス信号のデューティ比が前記下限値より小さいとき、前記第2スイッチ群がオンするように、前記パルス信号のレベルを固定することを特徴とする請求項6に記載の制御回路。
  8. 前記パルス変調器は、帰還電圧が低いほどロー期間が長くなるように前記パルス信号を変調し、かつ前記パルス信号のデューティ比に下限値を設定し、前記パルス信号のデューティ比が前記下限値以上の範囲で変化するように変調することを特徴とする請求項1に記載の制御回路。
  9. 前記ドライバは、前記パルス信号のロー期間に応じた期間、前記第1スイッチ群をオンし、ハイ期間に応じた期間、前記第2スイッチ群をオンすることを特徴とする請求項8に記載の制御回路。
  10. 前記下限値は、100%より小さく、チャージポンプ回路の負荷に対する電流供給能力が最大となるときのデューティ比以上の値に設定されることを特徴とする請求項8に記載の制御回路。
  11. 前記パルス変調器はさらに、前記パルス信号のデューティ比に上限値を設定し、前記パルス信号のデューティ比が前記上限値より大きいとき、前記パルス信号のレベルを固定することを特徴とする請求項8に記載の制御回路。
  12. 前記パルス変調器は、前記パルス信号のデューティ比が前記上限値より大きいとき、前記第2スイッチ群がオンするように、前記パルス信号のレベルを固定することを特徴とする請求項11に記載の制御回路。
  13. フライングキャパシタと、
    出力キャパシタと、
    前記フライングキャパシタおよび前記出力キャパシタの充放電状態を制御する請求項1から12のいずれかに記載の制御回路と、
    を備えることを特徴とするチャージポンプ回路。
  14. 少なくともひとつのフライングキャパシタと、少なくともひとつの出力キャパシタと、を有するチャージポンプ回路の制御方法であって、
    入力電圧を利用して前記フライングキャパシタを充電するステップと、
    前記フライングキャパシタに蓄えられた電荷を利用して前記出力キャパシタを充電するステップと、
    前記チャージポンプ回路の出力電圧に応じた帰還電圧と所定の基準電圧との誤差を増幅した誤差電圧を生成するステップと、
    前記誤差電圧を所定の周期の三角波信号でスライスし、パルス幅変調されたパルス信号を生成するステップと、
    前記パルス信号のパルス幅を、所定の範囲に制限するステップと、
    前記パルス信号のハイ期間に応じた時間、前記第1、第2スイッチ群の一方をオンし、ロー期間に応じた時間、他方のスイッチ群をオンするステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  15. 前記パルス信号のロー期間とハイ期間のうち、時間が長い方に第2スイッチ群のオンを割り当て、短い方に第1スイッチ群のオンを割り当てることを特徴とする請求項14に記載の制御方法。
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