JP2008290605A - リヤバンパカバーの構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リヤバンパカバー1のバンパ後方部11及びバンパ側方部は、車両の意匠表面を形成する意匠部21と、意匠部21の下端から車両内方に折り返した折返部22とを有している。車両ボディ5と折返部22との間の隙間Xは、バンパ後方部11の中央部分に比べてバンパ後方部11の左右部分201が大きくなっている。バンパ後方部11の左右部分201における前方側開口部105には、泥、石、雪、葉等の不要物がバンパ後方部11の左右部分201の内側101へ入ることを防止するための遮蔽部材3が配置してある。
【選択図】図4
Description
この不要物の蓄積を防止するために、例えば、上記隙間をほぼ完全に閉じてしまうことも考えられる。しかしながら、車両ボディの構造上、上記隙間を完全に閉じようとすると、隙間を閉じるブラケット等の別の部品が必要になってしまう。
上記リヤバンパカバーは、車両の後方側の左右方向に配置するバンパ後方部と、該バンパ後方部の左右の端部から前方側に向けて屈曲するバンパ側方部とを有しており、
該バンパ側方部及び上記バンパ後方部は、車両の意匠表面を形成する意匠部と、該意匠部の下端から車両内方に折り返した折返部とを有しており、
上記バンパ後方部の左右部分における前方側開口部には、該バンパ後方部の内側に上記不要物が入ることを防止する遮蔽部材が設けてあることを特徴とするリヤバンパカバーの構造にある(請求項1)。
具体的には、本発明のリヤバンパカバーにおいては、バンパ後方部の左右部分における前方側開口部には、バンパ後方部の内側に不要物が入ることを防止する遮蔽部材が設けてある。
そのため、バンパ後方部の左右部分の内側に上記不要物が蓄積することを防止することができる。
それ故、本発明のリヤバンパカバーの構造によれば、車両ボディとリヤバンパカバーの折返部との間に所定の隙間が形成される場合において、リヤバンパカバーに設ける遮蔽部材によって、リヤバンパカバーの内側に泥、石、雪、葉等の不要物が蓄積することを防止することができる。
本発明において、上記車両ボディと上記折返部との間の隙間は、上記バンパ後方部の中央部分に比べて上記バンパ後方部の左右部分が大きくなっていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、バンパ後方部の中央部分に石等の不要物が蓄積しやすくなるものの、上記遮蔽部材により石等の不要物がバンパ後方部の左右部分に入ることを防止でき、これによって、バンパ後方部の左右部分からバンパ後方部の中央部分へ、石等の不要物が跳ねて蓄積されることを防止することができる。
この場合には、樹脂充填物の前方側の面によって、バンパ後方部の内側に不要物が入ることを防止することができる。また、樹脂充填物は、例えばポリプロピレン等の樹脂の発泡体から構成することができる。
この場合には、遮蔽部材の一部を、車両ボディとバンパ後方部の中央部分との間に保持させることができ、バンパ後方部の左右部分における内側に遮蔽部材を保持することが容易になる。
この場合には、樹脂遮蔽板の前方側の面によって、バンパ後方部の内側に不要物が入ることを防止することができる。また、樹脂遮蔽板は、例えばポリプロピレン等の樹脂から構成することができる。
この場合には、遮蔽部材をリヤバンパカバーに対して容易に固定することができ、リヤバンパカバーへの遮蔽部材の配置が容易である。
また、遮蔽部材は、バンパ後方部の左右部分に配置する部分を、両面テープによってバンパ後方部の左右部分の内側に貼着し、バンパ後方部の中央部分に配置する部分を、車両ボディとバンパ後方部の中央部分との間に保持させることができる。
この場合には、バンパ後方部の意匠部の左右の内側から、リフレクタの配設箇所に対応して形成された貫通穴に泥等の不要物が侵入し、この不要物がリフレクタ又は意匠部の表面に流出してしまうことを防止することができる。
本例のリヤバンパカバー1の構造は、図1に示すごとく、車両ボディ5に取り付けたリヤバンパカバー1の内側101に、泥、石、雪、葉等の不要物が入ることを防止するよう構成してある。
図2に示すごとく、リヤバンパカバー1は、車両の後方側の左右方向に配置するバンパ後方部11と、このバンパ後方部11の左右の端部から前方側Fに向けて屈曲するバンパ側方部12とを有している。図1、図4、図5に示すごとく、バンパ側方部12及びバンパ後方部11は、車両の意匠表面を形成する意匠部21と、この意匠部21の下端から車両内方に折り返した折返部22とを有している。
なお、図1〜図6において、車両の前方側を矢印Fによって示し、鉛直方向を矢印Hによって示し、車両の左右方向を矢印Wによって示す。
本例のリヤバンパカバー1は、乗用車の後端部において、人、車両、種々の物体等との衝突時の緩衝を行うものである。また、リヤバンパカバー1は、乗用車のデザインコンセプトに応じた優れた意匠外観を有している。また、リヤバンパカバー1は、射出成形等を行って樹脂パネルを所定形状に成形することによって、上記バンパ後方部11及び左右一対のバンパ側方部12を備えた形状に形成されている。本例のリヤバンパカバー1は、ポリプロピレンからなる。
また、バンパ側方部12における折返部22は、車両内方に向けて折り返されており、バンパ後方部11における折返部22は、車両前方に向けて折り返されている。
そして、遮蔽部材3の左右充填部31は、バンパ後方部11の左右部分201において、リフレクタ配設凹部13の内側101まで形成してある。これにより、バンパ後方部11の意匠部21の左右の内側から、リフレクタ配設凹部13に形成された貫通穴131に泥等の不要物が侵入し、この不要物がリフレクタ4又は意匠部21の表面に流出してしまうことを防止することができる。
具体的には、本例のリヤバンパカバー1においては、車両ボディ5とリヤバンパカバー1の折返部22との間の隙間Xは、バンパ後方部11の中央部分202に比べてバンパ後方部11の左右部分201が大きくなっている。そして、バンパ後方部11の左右部分201の内側101には、泥、石、雪、葉等の不要物が入ることを防止するための遮蔽部材3が設けてあり、この遮蔽部材3の前方側の面301によって、バンパ後方部11の左右部分201における前方側開口部105が閉じられている。
そのため、バンパ後方部11の左右部分201の内側101に泥、雪、葉等の不要物が蓄積されることを防止することができ、また、石等の不要物が、バンパ後方部11の左右部分201の内側101からバンパ後方部11の中央部分202の内側101へ侵入して蓄積されることを防止することができる。
それ故、本例のリヤバンパカバー1の構造によれば、車両ボディ5とリヤバンパカバー1の折返部22との間に所定の隙間Xが形成される場合において、リヤバンパカバー1に設ける遮蔽部材3によって、リヤバンパカバー1の内側101に泥、石、雪、葉等の不要物が蓄積することを防止することができる。
なお、遮蔽部材3は、樹脂充填物から構成する以外にも、例えば、図7に示すごとく、ポリプロピレン等の樹脂からなる樹脂遮蔽板とすることもできる。そして、この樹脂遮蔽板は、両面テープ35等によってリヤバンパカバー1の内側に貼着して、バンパ後方部11の左右部分201の前方側開口部105に設けることができる。
101 内側
105 前方側開口部
11 バンパ後方部
12 バンパ側方部
201 左右部分
202 中央部分
21 意匠部
22 折返部
3 遮蔽部材
301 前方側の面
35 両面テープ
4 リフレクタ
5 車両ボディ
51 凹形状
6 後輪
X 隙間
F 前方側
H 鉛直方向
W 左右方向
Claims (7)
- 車両ボディに取り付けたリヤバンパカバーの内側に、泥、石、雪、葉等の不要物が入ることを防止するよう構成した構造であって、
上記リヤバンパカバーは、車両の後方側の左右方向に配置するバンパ後方部と、該バンパ後方部の左右の端部から前方側に向けて屈曲するバンパ側方部とを有しており、
該バンパ側方部及び上記バンパ後方部は、車両の意匠表面を形成する意匠部と、該意匠部の下端から車両内方に折り返した折返部とを有しており、
上記バンパ後方部の左右部分における前方側開口部には、該バンパ後方部の内側に上記不要物が入ることを防止する遮蔽部材が設けてあることを特徴とするリヤバンパカバーの構造。 - 請求項1において、上記車両ボディと上記折返部との間の隙間は、上記バンパ後方部の中央部分に比べて上記バンパ後方部の左右部分が大きくなっていることを特徴とするリヤバンパカバーの構造。
- 請求項1又は2において、上記遮蔽部材は、上記バンパ後方部の左右部分における内側に詰め込んだ樹脂充填物からなることを特徴とするリヤバンパカバーの構造。
- 請求項3において、上記遮蔽部材は、上記バンパ後方部の左右部分における内側から、上記バンパ後方部の中央部分における内側まで配置してあることを特徴とするリヤバンパカバーの構造。
- 請求項1又は2において、上記遮蔽部材は、上記バンパ後方部の左右部分における前方側開口部を遮蔽する樹脂遮蔽板からなることを特徴とするリヤバンパカバーの構造。
- 請求項1〜5のいずれか一項において、上記遮蔽部材は、両面テープによって上記リヤバンパカバーの内側に貼着してあることを特徴とするリヤバンパカバーの構造。
- 請求項1〜6のいずれか一項において、上記バンパ後方部の上記意匠部における左右には、リフレクタが設けてあり、
上記遮蔽部材は、上記リフレクタの配設箇所の対応位置まで配置してあることを特徴とするリヤバンパカバーの構造。
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