JP2008257027A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱回転体の空回転を低減し,ファーストプリントタイムの遅延を抑制し,確実にオーバーシュートを抑える定着装置および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】定着装置9は,所定の設定温度A℃で加熱ローラ91の温調制御を行う温調モードと,温調モード後に設定温度B℃で散熱制御を行う後回転モードとを有している。後回転モードでは,ヒータランプ95をオフし,加熱ローラ91の表面温度が直前の温調モードの設定温度A℃から差分温度Tを引いたB℃に下がるまで加圧ローラ93を回転させる。後回転モードで使用される差分温度は,温調モードの動作状況や記録媒体の種類によって異なり,その都度最適な差分温度が選択される。
【選択図】 図3

Description

本発明は,トナー画像を記録媒体に加熱定着させる定着装置および定着装置を備えた画像形成装置に関する。さらに詳細には,加熱回転体の表面温度を検知し,加熱回転体の温度制御および異常温度検知時の安全制御を行う定着装置および画像形成装置に関するものである。
電子写真方式の画像形成装置では,トナー画像を記録紙に定着させる定着装置が備えられている。定着装置としては,例えば,熱源を備えた加熱ローラとその加熱ローラに圧接する加圧ローラとからなるローラ対を備え,そのローラ対のニップ部に用紙を通過させることによりトナー画像の定着を図っている。
また,定着装置では,加熱ローラの表面温度を所定の温度に維持しなくてはならない。しかし,加熱ローラは,用紙を通紙する際にその用紙に熱を奪われる。そこで,加熱ローラの温度維持のため,サーミスタ等の温度センサによってローラの表面温度を検知し,その検知結果を基に熱源を制御している。
例えば,ヒータランプ等の熱源をローラ内に内蔵し,ローラあるいはベルトを内部加熱する構成の定着装置では,次のように動作する。すなわち,印字中には,定着処理に必要な温度を維持して用紙に熱を供給するため,熱源が頻繁に点灯する。この状態を長時間継続していくと,通紙外領域では記録紙に熱を奪われないため,通紙領域よりも高温になり,熱が蓄積される。また,ローラあるいはベルトの表面のみが熱を奪われることから,ローラ内部や定着装置自体にも熱が蓄積される。
このような状態で印字後にローラの回転を即停止すると,用紙等の熱を奪う媒体がなくなるため,熱源からの応答遅れ分の熱や通紙外領域に蓄積された熱が通紙領域内に流れ込む。その結果,ローラの中央部が過昇温(オーバーシュート)となる。これにより,サーミスタや定着装置を構成する各部材に変形や異臭などの不具合が生じ,ローラの寿命を著しく低下させる。また,ローラ表面がオーバーシュートした状態で通紙した場合に,用紙上のトナーがローラに付着し,ホットオフセットなどの定着不良が発生する。
このようなオーバーシュートを抑えるため,定着装置ではローラの空回転によるクールダウンが行われる。これは,通紙後の後処理として,ローラ対を回転させ,加熱ローラに蓄積した熱を加圧ローラに散熱する技術であり,オーバーシュートのピーク値が所定値以下に抑えられる。定着ローラの回転量は,温度の降下判断や一定期間判断で決定される(例えば,特許文献1,特許文献2)。
特開6−202526号公報 特開11−249489号公報
しかしながら,前記した従来の定着装置には,次のような問題があった。すなわち,外部からの影響が無ければ,加熱ローラの表面温度が一定温度に温調されている限り,長時間印字で定着装置へ蓄積される総熱量はほぼ一定であり,一定値に飽和する。その場合は,一定時間の空回転でオーバーシュートは低く抑えられる。しかし,短時間印字では高温になる飽和値よりも低い熱量しか蓄積されていない。そのため,無駄に温度を下げる結果になる。つまり,制御目標を一定時間に固定してしまうと,1枚のみの印字処理のようなオーバーシュートが起き難い状況であっても,加熱ローラが無駄に空回転してしまう。そのため,長寿命化には不利となる。
また,最適な印字温度は通紙される記録媒体の種類によって異なる。そのため,制御目標温度を一定温度に固定してしまうと,制御目標温度と印字温度とに差がある場合に,一旦制御目標温度まで下げた後に印字温度に上昇するまでの時間が長くなる。そのため,ファーストプリントタイムの遅延を招くことになる。
また,加熱ローラの空回転は印字処理後に行われているが,オーバーシュートの問題が発生するのは必ずしも印字処理後に限るものではない。例えば,ウォームアップ直後に加熱ローラの回転を停止させる場合にも発生する可能性がある。
本発明は,前記した従来の定着装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,加熱回転体の空回転を低減し,ファーストプリントタイムの遅延を抑制し,確実にオーバーシュートを抑える定着装置および画像形成装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた定着装置は,熱源を有し,回転自在に配設された加熱回転体と,当該加熱回転体に圧接し,加熱回転体との間でニップ部を形成し,回転自在に配設された加圧回転体と,加熱回転体の表面温度を検知する温度検出部とを有し,加熱回転体と加圧回転体との一方を回転駆動させ,他方を従動回転させる定着装置であって,加熱回転体および加圧回転体を回転させ,所定の設定温度で加熱回転体を温調制御する第1モードと,第1モードの終了後であって,第1モードの設定温度からあらかじめ決められた差分温度を引いた温度を第2設定温度とし,加熱回転体の熱源をオフし,加熱回転体の表面温度が第2設定温度よりも下がった後に各回転体の回転を停止する第2モードとを有することを特徴としている。
本発明の定着装置は,所定の設定温度で加熱回転体の温調制御を行う第1モードと,第1モード後に散熱制御を行う第2モードとを有している。第1モードとしては,通常の定着動作やウォーミングアップ動作が該当する。そして,第1モードの設定温度は,その動作状況によって異なる。第2モードでは,熱源をオフし,加熱回転体の表面温度が直前の第1モードの設定温度から差分温度を引いた第2設定温度に下がるまで各回転体を回転させる。つまり,第2モードでは,いわゆる空回転動作を行い,加圧回転体への散熱を行う。これにより,加熱回転体の表面温度が低下し,加熱回転体のオーバーシュートが抑制される。この第2モードで使用される差分温度は,第1モードの動作状況や記録媒体の種類によって異なり,その都度最適な差分温度が選択される。なお,加熱回転体は,記録媒体を加熱定着する回転体であればよく,ローラ状であってもベルト状であってもよい。
すなわち,本発明の定着装置では,実際の温度を検知し,所定の温度となることを検知して空回転動作を停止していることから,一定期間空回転するものと比較して無駄な空回転が少ない。さらに,無駄な空回転が無いことからファーストプリントタイムの遅延も短い。また,本発明の定着装置では,第2設定温度を加熱回転体が回転している状況(例えば,定着動作なのかウォーミングアップ動作なのか,あるいは普通紙なのか厚紙なのか)に応じて切り替えることができる。そのため,一定温度となるまで空回転するものと比較してより適切な温度で後回転制御を行うことができる。その結果,適切な時間で確実にオーバーシュートを抑制できる。
また,本発明の定着装置の第2モードでは,加熱回転体の表面温度が第2設定温度よりも下がる前に他のモードへの移行要求がある場合は,当該モードの設定温度で温調制御および各回転体の回転を継続することとするとよりよい。すなわち,第2モードを中断したとしても,加熱回転体に蓄積された熱が急に奪われることはなく,逆にその熱を利用して印字処理のための温調制御を継続することができる。これにより,印字の待機時間を短縮を図ることができる。
また,本発明の定着装置は,第2モードの終了後であって,各回転体の回転を停止した後に加熱回転体の熱源を一定期間オフする第3モードを有することとするとよりよい。このように,一定期間熱源をオフする期間を設けることで,第2モード直後の熱源オンによるオーバーシュートを抑制することができる。
また,本発明の定着装置の加熱回転体は,熱源を備えた加熱ローラと,加圧回転体と対向する定着ローラと,加熱ローラおよび定着ローラに懸架された無端状のベルト部材とを有し,ニップ部を通過する記録媒体の後端が,当該記録媒体の搬送路中,ニップ部からの距離がニップ部と加熱ローラとの間のベルト部材の周長と等しくなる位置を通過する際に加熱ローラの熱源をオフすることとするとよりよい。すなわち,記録媒体がニップ部を通過中に熱源をオフする。これにより,無駄なエネルギー消費を抑えるとともにオーバーシュートのピーク値の上昇をより抑えることができる。
また,本発明は,熱源を有し,回転自在に配設された加熱回転体と,当該加熱回転体に圧接し,加熱回転体との間でニップ部を形成し,回転自在に配設された加圧回転体と,加熱回転体の表面温度を検知する温度検出部とを有し,加熱回転体と加圧回転体との一方を回転駆動させ,他方を従動回転させる定着装置を備えた画像形成装置であって,加熱回転体および加圧回転体を回転させ,所定の設定温度で加熱回転体を温調制御する第1モードと,第1モードの終了後であって,第1モードの設定温度からあらかじめ決められた差分温度を引いた温度を第2設定温度とし,加熱回転体の熱源をオフし,加熱回転体の表面温度が前記第2設定温度よりも下がった後に各回転体の回転を停止する第2モードとを有することを特徴とする画像形成装置を含んでいる。
本発明によれば,加熱回転体の空回転を低減し,ファーストプリントタイムの遅延を抑制し,確実にオーバーシュートを抑える定着装置および画像形成装置が提供されている。
以下,本発明にかかる画像形成装置を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,電子写真方式の画像形成装置およびそのプリンタに装着される定着装置に本発明を適用したものである。
本形態の画像形成装置100は,タンデム方式のカラープリンタであり,図1に示すように並列に配置された4つの画像形成ユニットを有するものである。具体的に,本形態の画像形成装置100は,4色の画像形成ユニット1K,1C,1M,1Yを有している。また,その他に露光装置7,中間転写ベルト8,2次転写ローラ50,定着装置9を有している。各画像形成ユニットは,中間転写ベルト8上に各色のトナー像を形成するものである。各画像形成ユニットは,画像形成ユニット1Kがブラック(K),画像形成ユニット1Cがシアン(C),画像形成ユニット1Mがマゼンタ(M),画像形成ユニット1Yがイエロー(Y)の各色に対応し,中間転写ベルト8の回転方向(図1中の矢印方向)の上流側から1Y,1M,1C,1Kの順に配置されている。なお,各画像形成ユニットの配置は図1の順序に限定されるものではない。
また,画像形成ユニット1Kは,図2に示すように,回転ドラム型の電子写真感光体であり,負帯電性の有機光導電体(OPC)である感光体ドラム2を有している。感光体ドラム2は,図2中の矢印方向に一定の速度で回転するようになっている。また,感光体ドラム2の周囲には,その回転方向に沿って,帯電装置3,現像装置4,転写装置5,クリーニング装置6が順次配置されている。なお,帯電装置3と現像装置4との間には,潜像が形成される露光エリアが設けられている。その他の画像形成ユニットについても同様の構成となっている。
続いて,本形態のカラープリンタ100の画像形成動作について説明する。まず,帯電装置3の帯電バイアスにより,感光体ドラム2の表面が−600Vに帯電される。次に,露光エリアにて1ページ目の潜像が形成される。次に,現像装置4により,負帯電性のトナーによる現像が行われ,感光体ドラム2上に1ページ目のトナー像が形成される。次に,転写装置5により,1ページ目のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される。すなわち,感光体ドラム2上のトナーは,転写装置5のプラスバイアスにより中間転写ベルト8に転写される。このとき,一部のトナーは,転写されずに感光体ドラム2上に残留し転写残トナーとなる。そして,クリーニング装置6により,転写残トナーが掻き取られて回収される。
このような動作を画像形成ユニットごとに繰り返し,中間転写ベルト8上にそれぞれの色のトナー画像を重ね合わせる。そして,4色のトナー像が重ね合わせられることにより,中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。このカラー画像が2次転写ローラ50にて記録紙に転写される。そして,その記録紙が定着装置9を介して排出トレイに出力される。
続いて,本形態の定着装置9の構成について,図3を基に説明する。定着装置9は,加熱ローラ91と,定着ローラ92と,加圧ローラ93と,定着ベルト94と,サーミスタ96を有している。また,加熱ローラ91には,熱源となるヒータランプ95が内蔵されている。さらに,ヒータランプ95に印加する電圧を制御する制御部97が設けられている。なお,ヒータランプ95は1本に限らず複数本であってもよい。また,定着装置9では,無端状の定着ベルト94が加熱ローラ91と定着ローラ92とに張架されており,これらが記録紙を加熱定着する加熱回転体を構成している。
加熱ローラ91は,外径が30mmであり,肉厚が0.4mmのアルミ芯金上にPTFEコート層が設けられている。加熱ローラ91内のヒータランプ95の配光は115%−100%−115%,配光長は20mm−250m−20mmである。このように端部を中央部より強い配光にすることで,端部の定着性を確保している。
定着ローラ92は,外径が30mmであり,外径が18mmの鉄芯金上に厚さが4mmのシリコーンゴム弾性層,厚さが2mmのシリコーンスポンジ層が順次積層されている。また,定着ベルト94は,外径が65mmであり,内側から厚さが35μmのニッケル層,厚さが200μmのシリコーンゴム弾性層,厚さが20μmのPFAチューブ表層が順次積層されている。
加圧ローラ93は,外径が35mmであり,肉厚が2.5mmの鉄芯金上に厚さが2.5mmのシリコーンゴム弾性層,厚さが30μmのPFA層が順次積層されている。加圧ローラ93は,定着ベルト94を挟んで定着ローラ92と対向した状態で回転可能に支持されている。すなわち,定着ベルト94と加圧ローラ93との接触部がニップ部98を構成している。ニップ部98は,ニップ荷重が50N〜450N,ニップ幅が9mm,ニップ長手方向幅が320mmとなっている。なお,記録紙の種別等により荷重を変化させてもよい。
定着装置9では,加圧ローラ93が駆動モータ90によって回転駆動され,表面速度が165mm/sで回転する。そして,加圧ローラ93を回転させることで,定着ベルト94および定着ローラ92も加圧ローラ93に従動して回転するようになっている。さらに,加熱ローラ91も定着ベルト94に従動して回転するようになっている。なお,加圧ローラ93ではなく,定着ローラ92を回転させ,他のローラが定着ローラ92に従動して回転するようにしてもよい。定着ベルト94は,回転することで加熱ローラ91によって全周が加熱され,全周が所定の温度まで昇温する。
サーミスタ96は,加熱ローラ91に接触配置されており,加熱ローラ91の表面部分の温度を取得する。なお,サーミスタ96は,定着ベルト94の温度を取得するものとしてもよい。また,サーミスタ96は,非接触タイプのものであってもよい。制御部97は,サーミスタ96からの信号に応じてヒータランプ95のオンオフ制御を行う。これにより,加熱ローラ91および定着ベルト94が所定の温度,例えば185℃になるように制御する。
上記のように構成された定着装置9の動作について説明する。まず,ヒータランプ95の点灯によって加熱ローラ91が加熱され,それに伴って定着ベルト94が所定の温度に加熱される。定着ベルト94が所定の温度まで達すると,トナー画像が転写された記録紙Sが定着装置9に向けて搬送される。そして,定着装置9まで搬送された記録紙が,定着ローラ92(定着ベルト94)と加圧ローラ93とによって形成されるニップ部98を通過する。このとき,図2に示したように,記録紙Sの印字面が定着ローラ92側になるような状態でニップ部98を通過させる。そして,トナーが定着ベルト94により熱せられて溶融し,記録紙Sに固定される。つまり定着される。
続いて,本形態の定着装置9の,印字処理終了後あるいはウォームアップ終了後の動作について説明する。定着装置9では,印字処理あるいはウォームアップ処理に伴って加熱ローラ91の温調処理を行う「温調モード」と,温調モードの直後であってヒータランプ95をオフし,加圧ローラ93を圧接させた状態で定着ベルト94の空回転処理(以下,「後回転処理」とする)を実行する「後回転モード」とを有している。
温調モードでは,制御目標となる温度が設定されている(以下,温調モードでの設定温度をA℃とする)。また,後回転モードでも制御目標となる温度が設定されている(以下,後回転モードでの設定温度をB℃とする)。設定温度B℃は,A℃から△℃下げた値(すなわちB℃=A℃−△℃,以下,この△℃を「差分温度T」とする)であり,この差分温度Tは印字処理,ウォームアップ処理等の動作状況に応じて,あるいは印字処理後においては記録媒体の種類に応じて適切な値が設定されている。すなわち,設定温度B℃は,設定温度Aと差分温度Tとによって決定される。
後回転モードでは,加熱ローラ91が回転し続ける。加熱ローラ91の表面温度は,ヒータランプ95がオフされ,さらに加圧ローラ93が圧接したままであることから徐々に低下する。そして,表面温度がB℃まで低下した後,加熱ローラ91の回転を停止し,後回転モードから次のモードへ移行する。
後回転モードの直後,印字中あるいはウォームアップ中に蓄積された熱によりローラの中央部が昇温する(いわゆるオーバーシュートの状態となる)。しかしながら,後回転モード後では,印字処理時の設定温度A℃から差分温度T(△℃)下げたB℃からの昇温となる。また,後回転によってローラ全体が一様に低い温度になる。これにより,オーバーシュートのピーク値が抑制される。
なお,サーミスタ96がB℃まで低下したことを検出するまでの間に新たな印字要求があった場合には,その記録媒体の設定温度で温調し,各種ローラの回転を継続する。これにより,後回転処理の終了を待つことなく印字を開始することができる。
図4は,設定温度の遷移と駆動モータ90およびヒータランプ95の挙動とを示している。印字処理期間(温調モード)中は,加熱ローラ91が所定の温度A℃となるようにヒータランプ95がオンオフされ,駆動モータ90が加圧ローラ93を回転駆動する。次に,最終の記録紙を定着処理した後,後回転モードに移行してヒータランプ95をオフする。なお,ヒータランプ95をオフする詳細なタイミングについては後述する。ヒータランプ95のオフと同時に,加熱ローラ91の設定温度を印字温度A℃からB℃に変更する。なお,加圧ローラ93の回転は継続する。すなわち,各回転体の空回転を行う。
その後,サーミスタ96が差分温度T(△℃)低下したことを検出すると,駆動モータ90をオフし,後回転モードを終了する。加圧ローラ93の回転を停止した後,一定期間はヒータランプ95をオフしたままにする(後回転モードの終了後,ヒータランプ95をオフしている期間を「カウント期間」とする)。すなわち,待機温度C℃が差分温度T分下げたときよりも高い場合,ヒータオフ期間を設けないとヒータランプ95が即時にオンしてしまう。そのため,後回転モード終了直後に生じるオーバーシュートを助長することになる。そのため,カウント期間の経過後にヒータランプ95のオンを許可することで確実にオーバーシュートが抑制される。カウント期間の経過後は,待機温度C℃で温調される。
本形態では,差分温度Tを適切に設定することで,定着装置9の動作状況あるいは印字処理状況に応じて適切な差分温度を設定できる。例えば,通常の定着動作における温調時とウォーミングアップ動作における温調時とで異なる差分温度Tを設けることができる。また,定着動作時においても,通紙される記録媒体の種類に応じて適切な差分温度Tを設けることができる。
また,印字時間が短い場合には,高温になる箇所が少なく,通紙内領域への熱の流れ込みが少ない。そのため,差分温度T分低下するまでの時間は長時間印字の場合と比較して短い。また,通紙外領域は本来加熱する位置ではないため,短時間印字では通紙内領域よりも温度が低い。そのため,通紙内領域の熱が通紙外領域に流れ込み,通紙内領域の温度低下は早い。これにより,短時間印字の場合の無駄な空回転動作は生じない。
また,ニップ部98を圧接し続けることによって変形してしまう定着装置であれば,印字処理後に加圧ローラ93の離間動作が必要になる。この離間動作時間内に差分温度T分低下してしまえば,空回転そのものを行わなくても済む。
また,後回転モードの設定温度B℃を決定する際に差分温度Tを利用することによって,印字時間によらず,ほぼ一定のオーバーシュートに抑えることができる。そのオーバーシュートの上限が定着温度範囲内であれば,次の定着動作に入る前にプレ回転動作をせずに済む。また,厚紙通紙時やカラー/モノクロ印字で設定温度を変えている場合であっても,一定温度に固定されていないため,どんな印字状況でも一定量のオーバーシュートに抑えることができる。
また,印字終了後にサーミスタ96がB℃を検出するまでに印字要求がある場合には,その印字要求の印字温度A’℃で温調し,加圧ローラ93の回転を継続する。空回転制御を中断終了したとしても,蓄積されている熱が一気に失われることはない。そのため,早期に印字温度A’℃まで達することができ,印字までの待ち時間が短い。なお,長時間連続印字の直後に1枚の印字ジョブがある場合であっても,その1枚印字ジョブ後に通紙内領域の昇温が起こりうる。しかし,蓄積された熱量を履歴としてとらえることができるので,最終ジョブ後でオーバーシュートが抑制される。
続いて,本形態の定着装置9のヒータランプ95をオフする際のタイミングについて説明する。本形態では,図5に示すように,用紙の搬送経路中,定着装置9のニップ部98とタイミングローラのニップ部99との間の所定の位置Pを用紙の後端が通過するのを検知し,その検知タイミングにてヒータランプ95をオフする。
すなわち,本形態の定着装置9は,熱源である加熱ローラ91と加熱定着処理が行われるニップ部98とが離れた位置に存在する。そのため,用紙が定着ニップ部98を通過した後にヒータランプ95をオフすると,用紙通過後も加熱ローラ91とニップ部98との距離分だけ余分に温めることになる。そこで,用紙の通過を予測し,用紙の後端が加熱ローラ91の相対位置となる位置Pを通過する際に,すなわち用紙がニップ部98を通過中にヒータランプ95をオフする。これにより,無駄なエネルギー消費を抑えるとともにオーバーシュートのピーク値の上昇が抑えられる。具体的に,本形態の位置Pの定着ニップ部98からの距離D1は,定着ローラ長をLb,加熱ローラ長をLr,ニップ幅をLnとすると,次の式(1)で表される。そして,ニップ部98から位置Pまでの距離D2がD1と等しくなるように位置Pを設定する。
D1=(Lb×1/2)−(Lr×1/4)−(Ln×1/2) (1)
印字制御開始から空回転制御開始までの処理手順を,図6のフローチャートを基に説明する。印字制御を開始すると,まず対象用紙に合わせて各種の設定を行う(S1)。具体的には,差分温度Tの設定,ニップ部98を形成するローラの圧接離間タイミングの設定,駆動モータ90の速度設定,ヒータランプ95のオンオフ設定等が行われる。
次に,用紙の後端が加熱ヒータ91の相対位置Pを通過したか否かを判断する(S2)。用紙の後端が位置Pを通過した場合(S2:YES),次の用紙があるか否かを判断する(S3)。次の用紙があれば(S3:NO),S1の処理に戻って再度その用紙の設定を行う。一方,次の用紙がなければ(S3:YES),ヒータランプ95をオフする(S4)。その後,用紙の後端がニップ部98を通過したか否かを判断する(S5)。用紙が完全にニップ部98を通過した場合には(S5:YES),印字制御を終了し,空回転制御を行う。
続いて,連続印字を行った際のオーバーシュート量についての評価結果について説明する。本評価では,本形態の後回転制御を行った場合と後回転制御を行わなかった場合とに分けて評価を行った。
図7は,本形態の後回転制御を行わなかったときの,加熱ローラ91の中央部の温度履歴を示している。本評価では,およそ1700秒の連続印字を行っている。図7に示すように,印字処理の終了後,両端部に蓄積された熱が中央部に流れ込み,中央部の温度が急上昇する。本評価では,印字温度に対しておよそ35℃のオーバーシュートが発生した。
一方,図8は,本形態の後回転制御(差分温度Tは10℃)を行ったときの,加熱ローラ91の中央部の温度履歴を示している。本評価でも同様に,およそ1700秒の連続印字を行っている。図8に示すように,本形態では,後回転処理によって一旦加圧ローラ93に熱が奪われて温度が低下する。そして,後回転処理の終了後,先の例と同様に温度が急上昇する。しかし,本評価では,一旦表面温度を下げた後からのオーバーシュートとなる。具体的には,印字温度に対して18℃のオーバーシュートとなり,オーバーシュートのピーク値が抑制されていることがわかる。
また,図9は,印字時間(s)とオーバーシュート量(℃)との関係をプロットしている。また,本評価では,差分温度Tを10℃とした場合と15℃とした場合との2パターンの評価を行っている。後回転制御を行わなかった場合,オーバーシュート量が大きく,さらに印字時間が長くなるとともにそのオーバーシュート量も大きくなることがわかる。一方,本形態の後回転制御を行うと,長時間の連続印字を行ったとしても,差分温度Tの大きさに関わらず,オーバーシュート量をほぼ一定に抑えることができることがわかる。
以上詳細に説明したように本形態の定着装置9は,A℃(設定温度)で加熱ローラ91の温調制御を行う温調モード(第1モード)と,温調モード後であってB℃(第2設定温度)となるように散熱制御を行う後回転モード(第2モード)とを有している。後回転モードでは,ヒータランプ95をオフし,加熱ローラ91の表面温度が直前の温調モードの設定温度A℃から差分温度Tを引いたB℃に下がるまで加圧ローラ93を回転させる。この後回転モードでは,加熱ローラ91の表面温度がB℃まで下がった段階で各ローラの回転を停止することから,オーバーシュートの発生の際の起算温度が低い。よって,加熱ローラ91のオーバーシュートのピーク値が低減される。また,後回転モードで使用される差分温度は,温調モードの動作状況や記録媒体の種類によって異なり,その都度最適な差分温度が選択される。
すなわち,定着装置9では,実際の温度を検知し,所定の温度となることを検知して空回転動作を停止していることから,一定期間空回転するものと比較して無駄な空回転が少ない。さらに,無駄な空回転が無いことからファーストプリントタイムの遅延も短い。また,定着装置9では,設定温度を加熱ローラ91が回転している状況(例えば,定着動作なのかウォーミングアップ動作なのか,あるいは普通紙なのか厚紙なのか)に応じて切り替えることができる。そのため,一定温度となるまで空回転するものと比較してより適切な温度で後回転制御を行うことができる。その結果,適切な時間で確実にオーバーシュートを抑制できる。従って,加熱回転体の空回転を低減し,ファーストプリントタイムの遅延を抑制し,確実にオーバーシュートを抑える定着装置および画像形成装置が実現している。
また,後回転モードでは,加熱ローラ91の表面温度がB℃に下がる前に他のモードへの移行要求がある場合は,そのモードの設定温度で温調制御および各回転体の回転を継続している。すなわち,後回転モードを中断したとしても,加熱ローラ91に蓄積された熱が急に奪われることはなく,逆にその熱を利用して印字処理のための温調制御を継続することができる。これにより,印字の待機時間を短縮を図ることができる。
また,定着装置9は,後回転モードの終了後であって,各回転体の回転を停止した後に加熱ローラ91のヒータランプ95を一定期間オフするカウント期間(第3モード)を有している。このように,一定期間熱源をオフする期間を設けることで,後回転モード直後の熱源オンによるオーバーシュートを抑制することができる。
また,定着装置9は,ニップ部98を通過する用紙の後端が,ニップ部98と加熱ローラ91との間の定着ベルト94の周長と等しくなる位置Pを通過する際にヒータランプ95をオフしている。すなわち,用紙がニップ部98を通過中に熱源をオフする。これにより,無駄なエネルギー消費を抑えるとともにオーバーシュートのピーク値の上昇をより抑えることができる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,実施の形態ではプリンタに本発明を適用しているがこれに限るものではない。すなわち,複写機,スキャナ,FAXあるいはワードプロセッサ等であっても定着装置を備えるものであれば適用可能である。また,カラーに限らず,モノクロ画像専用のものであってもよい。また,タンデム方式であっても,4サイクル方式であってもよい。
また,実施の形態では,加熱ローラを備え,定着ベルトを加熱するものであるが,これに限るものではない。例えば,加熱ローラと加圧ローラとがニップ部を形成するタイプであってもよい。また,磁束発生部によって加熱される定着ベルトを備え,その定着ベルトと加圧ローラとを対向配置したタイプであってもよい。
実施の形態にかかる画像形成装置の構成を示す概略図である。 実施の形態にかかる画像形成ユニットの構成を示す概略図である。 実施の形態にかかる定着装置の構成を示す概略図である。 後回転処理時の設定温度と駆動モータの挙動とを示すグラフである。 定着装置と用紙搬送経路との位置関係を示す概略図である。 印字制御開始から後回転制御を開始するまでの手順を示すフローチャートである。 加熱ローラの中央部の温度履歴を示すグラフ(温調制御無し)である。 加熱ローラの中央部の温度履歴を示すグラフ(温調制御有り)である。 オーバーシュート量と印字時間との関係を示すグラフである。
符号の説明
9 定着装置
91 加熱ローラ(加熱回転体)
92 定着ローラ
93 加圧ローラ(加圧回転体)
94 定着ベルト(加熱回転体)
95 ヒータランプ(熱源)
96 サーミスタ(温度検知部)
97 制御部
98 ニップ部
100 画像形成装置

Claims (5)

  1. 熱源を有し,回転自在に配設された加熱回転体と,前記加熱回転体に圧接し,前記加熱回転体との間でニップ部を形成し,回転自在に配設された加圧回転体と,前記加熱回転体の表面温度を検知する温度検出部とを有し,前記加熱回転体と前記加圧回転体との一方を回転駆動させ,他方を従動回転させる定着装置において,
    前記加熱回転体および前記加圧回転体を回転させ,所定の設定温度で前記加熱回転体を温調制御する第1モードと,
    前記第1モードの終了後であって,前記第1モードの設定温度からあらかじめ決められた差分温度を引いた温度を第2設定温度とし,前記加熱回転体の熱源をオフし,前記加熱回転体の表面温度が前記第2設定温度よりも下がった後に各回転体の回転を停止する第2モードとを有することを特徴とする定着装置。
  2. 請求項1に記載する定着装置において,
    前記第2モードでは,前記加熱回転体の表面温度が前記第2設定温度よりも下がる前に他のモードへの移行要求がある場合は,当該モードの設定温度で温調制御および各回転体の回転を継続することを特徴とする定着装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載する定着装置において,
    前記第2モードの終了後であって,各回転体の回転を停止した後に前記加熱回転体の熱源を一定期間オフする第3モードを有することを特徴とする定着装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する定着装置において,
    前記加熱回転体は,熱源を備えた加熱ローラと,前記加圧回転体と対向する定着ローラと,前記加熱ローラおよび前記定着ローラに懸架された無端状のベルト部材とを有し,
    前記ニップ部を通過する記録媒体の後端が,当該記録媒体の搬送路中,前記ニップ部からの距離が前記ニップ部と前記加熱ローラとの間の前記ベルト部材の周長と等しくなる位置を通過する際に前記加熱ローラの熱源をオフすることを特徴とする定着装置。
  5. 熱源を有し,回転自在に配設された加熱回転体と,前記加熱回転体に圧接し,前記加熱回転体との間でニップ部を形成し,回転自在に配設された加圧回転体と,前記加熱回転体の表面温度を検知する温度検出部とを有し,前記加熱回転体と前記加圧回転体との一方を回転駆動させ,他方を従動回転させる定着装置を備えた画像形成装置において,
    前記加熱回転体および前記加圧回転体を回転させ,所定の設定温度で前記加熱回転体を温調制御する第1モードと,
    前記第1モードの終了後であって,前記第1モードの設定温度からあらかじめ決められた差分温度を引いた温度を第2設定温度とし,前記加熱回転体の熱源をオフし,前記加熱回転体の表面温度が前記第2設定温度よりも下がった後に各回転体の回転を停止する第2モードとを有することを特徴とする画像形成装置。
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