JP2008247249A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】 SUV向けの扁平タイヤであって、ドライ性能とウエット性能を両立しながら轍性能を向上することを可能にした空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】 呼び幅255以上かつ外径720mm以上かつ扁平率55%以下であって、車両に対するタイヤ表裏の装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部1にタイヤ周方向に延びる5本の主溝2a〜2eを設け、これら主溝により6列の陸部10〜60を区画し、タイヤ幅方向最外側に位置するショルダー陸部10,60をそれぞれタイヤ周方向に延びて主溝深さの50%未満の深さを持つ細溝11,61にて幅が10mm以上かつ15mm以下となる主溝側の細リブ部分10a,60aとショルダー側のブロック部分10b,60bとに分断し、ショルダー陸部10,60の間に位置する4列の陸部20〜50の幅を20mm以上かつ26mm以下にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)向けの扁平タイヤに関し、更に詳しくは、ドライ性能とウエット性能を両立しながら轍性能を向上することを可能にした空気入りタイヤに関する。
SUV向けの空気入りタイヤとして、例えば、呼び幅255以上かつ外径720mm以上かつ扁平率55%以下であって、車両に対するタイヤ表裏の装着方向が指定された空気入りタイヤが使用されている。このような空気入りタイヤにおいては、トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝を設け、これら主溝により5列の陸部を区画することが一般的である(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
しかしながら、呼び幅及び外径が大きい扁平タイヤでは、キャンバースラストが大きいため轍が形成された路面での走行性能(以下、轍性能という)が悪いという欠点がある。ここで、トレッド部の溝成分を多くすることにより、轍性能を改善し、更にはウエット性能を向上することができる。ところが、トレッド部の溝成分を多くした場合、ドライ性能が低下することになる。そのため、ドライ性能、ウエット性能、轍性能の要求を同時に満たすことは困難である。
特開2005−53311号公報 特開2006−143040号公報
本発明の目的は、SUV向けの扁平タイヤであって、ドライ性能とウエット性能を両立しながら轍性能を向上することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の空気入りタイヤは、呼び幅255以上かつ外径720mm以上かつ扁平率55%以下であって、車両に対するタイヤ表裏の装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる5本の主溝を設け、これら主溝により6列の陸部を区画し、タイヤ幅方向最外側に位置するショルダー陸部をそれぞれタイヤ周方向に延びて主溝深さの50%未満の深さを持つ細溝にて幅が10mm以上かつ15mm以下となる主溝側の細リブ部分とショルダー側のブロック部分とに分断し、前記ショルダー陸部の間に位置する4列の陸部の幅を20mm以上かつ26mm以下にしたことを特徴とするものである。
本発明では、呼び幅及び外径が大きい扁平タイヤにおいて、主溝の本数を多くし、これら主溝によって区画される陸部の幅を狭くすることにより、轍性能を改善し、更にはウエット性能を向上することができる。しかも、ショルダー陸部を主溝側の細リブ部分とショルダー側のブロック部分とに分断し、少なくとも車両外側のショルダー陸部にタイヤ周方向に連続的に延在する細リブ部分を残存させることにより、ドライ性能を確保することができる。従って、SUV向けの空気入りタイヤにおいて、ドライ性能とウエット性能を両立しながら轍性能を向上することが可能になる。
4列の陸部のうち、車両最外側に位置する陸部には該陸部を横断せずにそれぞれ両側の主溝に開口する複数本の横溝を設け、車両内側の主溝に開口する横溝の深さを主溝深さの60%〜90%とし、車両外側の主溝に開口する横溝の深さを主溝深さの10%〜30%とすることが好ましい。車両最外側に位置する陸部を上記構成とした場合、轍性能とドライ性能とを両立する上で有利である。
4列の陸部のうち、車両最内側に位置する陸部には該陸部を横断せずに円弧状をなして車両内側の主溝に開口する複数本の円弧状溝を設け、該円弧状溝の深さを車両内側に向かうほど大きくし、これら円弧状溝を互いに連結するように配置することが好ましい。車両最内側に位置する陸部を上記構成とした場合、轍性能とウエット性能とを両立する上で有利である。
4列の陸部のうち、車両外側から数えて2番目の陸部には該陸部を横断せずに円弧状をなして車両内側の主溝に開口する複数本の円弧状溝と該陸部を横断せずに車両外側の主溝に開口する複数本の横溝を設け、円弧状溝の深さを車両内側に向かうほど大きくし、これら円弧状溝を互いに連結するように配置すると共に、車両外側の主溝に開口する横溝の深さを主溝深さの10%〜30%とすることが好ましい。また、4列の陸部のうち、車両内側から数えて2番目の陸部には該陸部を横断する複数本の横溝を設け、該横溝の深さを車両内側に向かうほど大きくすることが好ましい。更に、4列の陸部のうち、車両外側から数えて2番目の陸部と車両内側から数えて2番目の陸部とで挟まれた主溝の幅を他の主溝の幅よりも小さくし、かつ7mm未満とすることが好ましい。車両外側から数えて2番目の陸部及び車両内側から数えて2番目の陸部を上記構成とした場合、轍性能とドライ性能とウエット性能とを両立する上で有利である。
車両外側のショルダー陸部の細リブ部分には該細リブ部分を横断する複数本の横溝を設け、該横溝の深さを主溝深さの10%〜30%とすることが好ましい。この場合、轍性能とドライ性能とを両立する上で有利である。
車両内側のショルダー陸部の細リブ部分に該細リブ部分を横断する複数本の横溝と該細リブ部分を横断せずに主溝に開口する複数本の横溝とを交互に設け、細リブ部分を横断する横溝の深さを主溝深さの60%〜90%とすることが好ましい。この場合、轍性能とウエット性能とを両立する上で有利である。
トレッド部の接地幅に対する接地長さの比は0.4〜0.6とすることが好ましい。この場合、轍性能とドライ性能とウエット性能とを両立する上で有利である。
本発明において、呼び幅はタイヤが基づいている規格(JATMA、ETRTO又はTRA)にて規定される呼び幅である。トレッド部の接地幅及び接地長さはそれぞれタイヤが基づいている規格(JATMA、ETRTO又はTRA)にて規定される最大負荷能力の60%の荷重条件でタイヤのトレッド部を平面に押し付けたときに得られるフットプリントのタイヤ幅方向の寸法及びタイヤ周方向の寸法である。
本発明において、主溝とは幅が3mm〜15mm、深さが5mm〜12mmの溝である。細溝とは幅が0.5mm〜2mm、深さが1mm〜5mmの溝である。横溝や円弧状溝は溝幅及び溝深さが特に限定されるものではない。なお、溝幅とはトレッド表面における溝幅を意味し、溝深さとはトレッド表面からの最大深さを意味する。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。図2は図1のX−X矢視断面である。本実施形態の空気入りタイヤは、呼び幅255以上、好ましくは255〜295、かつ、外径720mm以上、好ましくは720mm〜760mm、かつ、扁平率55%以下、好ましくは35%〜55%であって、車両に対するタイヤ表裏の装着方向が指定されたものである。但し、回転方向指定のないトレッドデザインを有している。図1において、INは車両装着時の車両内側であり、OUTは車両装着時の車両外側である。
図1に示すように、トレッド部1には、タイヤ周方向にストレート状に延びる5本の主溝2a〜2eが形成され、これら主溝2a〜2eにより車両内側から外側に向かって6列の陸部10,20,30,40,50,60が区分されている。より具体的には、タイヤ幅方向最外側に位置するショルダー陸部10,60の間にそれぞれ幅W20,W30,W40,W50が20mm以上かつ26mm以下となる4列の陸部20,30,40,50が配置されている。
このように呼び幅及び外径が大きい扁平タイヤにおいて、主溝2a〜2eの本数を多くし、これら主溝2a〜2eによって区画される陸部20〜50の幅W20〜W50を狭くすることにより、轍性能を改善し、更にはウエット性能を向上することができる。ここで、陸部20〜50の幅W20〜W50が20mm未満であるとドライ性能が低下し、逆に26mmを超えると轍性能やウエット性能が不十分になる。
車両内側のショルダー陸部10は、タイヤ周方向に延びて主溝2aの深さの50%未満の深さを持つ細溝11にて幅W10a が10mm以上かつ15mm以下となる主溝側の細リブ部分10aとショルダー側のブロック部分10bとに分断されている。ショルダー陸部10を主溝側の細リブ部分10aとショルダー側のブロック部分10bとに分断し、ショルダー陸部10にタイヤ周方向に連続的に延在する細リブ部分10aを残存させることにより、ドライ性能を確保することができる。ここで、細溝11の深さが主溝2aの深さの50%以上であるとドライ性能が低下する。また、細リブ部分10aの幅W10a が10mm未満であるとドライ性能が低下し、逆に15mmを超えると轍性能が低下する。
細リブ部分10aには、細リブ部分10aを横断する複数本の横溝12と細リブ部分10aを横断せずに主溝2aに開口する複数本の横溝13とが交互に設けられている。これら横溝12の深さは主溝2aの深さの60%〜90%に設定されている。ここで、横溝12の深さが主溝2aの深さの60%未満であるとウエット性能や轍性能が低下し、逆に90%を超えるとドライ性能が低下する。一方、ブロック部分10bには、ブロック部分10bを横断して横溝12に連通する複数本の横溝14とブロック部分10bを横断しない複数本の横溝15とが交互に設けられている。これら横溝14は横溝12よりも深く形成されている。
車両外側のショルダー陸部60は、タイヤ周方向に延びて主溝2eの深さの50%未満の深さを持つ細溝61にて幅W60a が10mm以上かつ15mm以下となる主溝側の細リブ部分60aとショルダー側のブロック部分60bとに分断されている。ショルダー陸部60を主溝側の細リブ部分60aとショルダー側のブロック部分60bとに分断し、ショルダー陸部60にタイヤ周方向に連続的に延在する細リブ部分60aを残存させることにより、ドライ性能を確保することができる。ここで、細溝61の深さが主溝2eの深さの50%以上であるとドライ性能が低下する。また、細リブ部分60aの幅W60a が10mm未満であるとドライ性能が低下し、逆に15mmを超えると轍性能が低下する。
細リブ部分60aには、細リブ部分60aを横断する複数本の横溝62が設けられている。これら横溝62の深さは主溝2eの深さの10%〜30%に設定されている。ここで、横溝62の深さが主溝2eの深さの10%未満であるとウエット性能や轍性能が低下し、逆に30%を超えるとドライ性能が低下する。一方、ブロック部分60bには、ブロック部分60bを横断して横溝62に連通する複数本の横溝64とブロック部分60bを横断しない複数本の横溝65とが交互に設けられている。これら横溝64は横溝62よりも深く形成されている。
4列の陸部20〜50のうち、車両最外側に位置する陸部50には該陸部50を横断せずにそれぞれ両側の主溝2d,2eに開口する複数本の横溝51,52が設けられている。車両内側の主溝2dに開口する横溝51の深さは主溝2dの深さの60%〜90%に設定され、車両外側の主溝2eに開口する横溝52の深さは主溝2eの深さの10%〜30%に設定されている。ここで、車両内側の主溝2dに開口する横溝51の深さが主溝2dの深さの60%未満であると轍性能が低下し、逆に90%を超えるとドライ性能が低下する。また、車両外側の主溝2eに開口する横溝52の深さが主溝2eの深さの10%未満であると轍性能が低下し、逆に30%を超えるとドライ性能が低下する。
4列の陸部20〜50のうち、車両最内側に位置する陸部20には該陸部20を横断せずに円弧状をなして車両内側の主溝2aに開口する複数本の円弧状溝21が設けられている。円弧状溝21の深さは車両内側に向かうほど大きくなっている。そして、円弧状溝21は互いに連結されている。円弧状溝21の深さは主溝2aの深さの30%〜80%に設定されている。円弧状溝21の深さを車両内側に向かうほど大きくすることで轍性能が向上し、円弧状溝21を互いに連結することで溝面積を確保してウエット性能を向上することができる。
4列の陸部20〜50のうち、車両外側から数えて2番目の陸部40には該陸部40を横断せずに円弧状をなして車両内側の主溝2cに開口する複数本の円弧状溝41と該陸部40を横断せずに車両外側の主溝2dに開口する複数本の横溝42が設けられている。円弧状溝41の深さは車両内側に向かうほど大きくなっている。そして、円弧状溝41は互いに連結されている。円弧状溝41の深さは主溝2cの深さの40%〜80%に設定されている。円弧状溝41の深さを車両内側に向かうほど大きくすることで轍性能が向上し、円弧状溝41を互いに連結することで溝面積を確保してウエット性能を向上することができる。一方、車両外側の主溝2dに開口する横溝42の深さは主溝2dの深さの10%〜30%に設定されている。車両外側の主溝2dに開口する横溝42の深さが主溝2dの深さの10%未満であると轍性能が低下し、逆に30%を超えるとドライ性能が低下する。
4列の陸部20〜50のうち、車両内側から数えて2番目の陸部30には該陸部30を横断する複数本の横溝31と該陸部30を横断せずに車両内側の主溝2bに開口する横溝32とが交互に設けられている。横溝31の深さは車両内側に向かうほど大きくなっている。横溝31の深さは主溝2bの深さの30%〜80%に設定されている。横溝31の深さを車両内側に向かうほど大きくすることで轍性能が向上する。
4列の陸部20〜50のうち、陸部30と陸部40とで挟まれた主溝2cの幅は他の主溝2a,2b,2d,2eの幅よりも小さく、かつ7mm未満に設定されている。ここで、主溝2cの幅が広過ぎると轍性能やドライ性能が低下する。
上述したようにSUV向けの空気入りタイヤにおいて、トレッド部1の溝配置及び溝形状を規定することにより、ドライ性能とウエット性能を両立しながら轍性能を向上することが可能になる。このような空気入りタイヤにおいて、更にトレッド部1の接地幅に対する接地長さの比を0.4〜0.6にすると良い。
図3は本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのフットプリントを示す平面図である。図3において、接地幅Wに対する接地長さLの比(L/W)は0.4〜0.6に設定されている。上記比(L/W)を小さくすることにより、即ち、接地領域を横長にすることにより、キャンバースラストを抑制し、轍性能を向上することができる。
タイヤサイズが295/40R20、外径が750mmであって、車両に対するタイヤ表裏の装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる5本の主溝を設け、これら主溝により6列の陸部を区画し、ショルダー陸部をそれぞれタイヤ周方向に延びて主溝深さの40%の深さを持つ細溝にて幅14mmとなる主溝側の細リブ部分とショルダー側のブロック部分とに分断し、ショルダー陸部の間に位置する4列の陸部の幅を25mmにした実施例1〜7のタイヤ(図1参照)を作製した。中央の主溝は幅を6mm、深さを8.2mmとし、それ以外の主溝は幅を12mm、深さを8.0mmとした。
これら実施例1〜7において、横溝12の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R12」と称す)、円弧状溝21の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R21」と称す)、横溝31の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R31」と称す)、円弧状溝41の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R41」と称す)、横溝42の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R42」と称す)、横溝51の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R51」と称す)、横溝52の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R52」と称す)、横溝62の深さの主溝深さに対する比率(以下、「溝深さ比率R62」と称す)、トレッド部における接地幅に対する接地長さの比(以下、「接地長さ比」と称す)を表1のように設定した。
比較のため、トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝を設け、これら主溝により5列の陸部を区画し、ショルダー陸部をそれぞれブロック列とし、ショルダー陸部の間に位置する3列の陸部の幅を30mmにした比較例1のタイヤを作製した。またショルダー陸部の間に位置する3列の陸部にはそれぞれ複数本の横溝を設けた。横溝の深さは主溝深さの40%にした。
これらタイヤについて、下記の評価方法により、ドライ性能、ウエット性能、轍性能を評価し、その結果を表1に併せて示した。
ドライ性能:
試験タイヤをリムサイズ20×10Jのホイールに組み付けて4輪駆動車に装着し、空気圧240kPaとして、ドライ路面での操縦安定性をフィーリング評価した。評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどドライ性能が優れていることを意味する。
ウエット性能:
試験タイヤをリムサイズ20×10Jのホイールに組み付けて4輪駆動車に装着し、空気圧240kPaとして、ウエット路面での操縦安定性をフィーリング評価した。評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどウエット性能が優れていることを意味する。
轍性能:
試験タイヤをリムサイズ20×10Jのホイールに組み付けて4輪駆動車に装着し、空気圧240kPaとして、轍が形成された路面での操縦安定性をフィーリング評価した。評価結果は、比較例1を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど轍性能が優れていることを意味する。
Figure 2008247249
この表1から明らかなように、実施例1〜7のタイヤはいずれもドライ性能、ウエット性能、轍性能が良好であった。
本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図1のX−X矢視断面図である。 本発明の実施形態からなる空気入りタイヤのフットプリントを示す平面図である。
符号の説明
1 トレッド部
2a〜2e 主溝
10,20,30,40,50,60 陸部
10a,60a 細リブ部分
10b,60b ブロック部分
11,61 細溝
12〜15,31,32,42,51,52,62,64,65 横溝
21,41 円弧状溝

Claims (9)

  1. 呼び幅255以上かつ外径720mm以上かつ扁平率55%以下であって、車両に対するタイヤ表裏の装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる5本の主溝を設け、これら主溝により6列の陸部を区画し、タイヤ幅方向最外側に位置するショルダー陸部をそれぞれタイヤ周方向に延びて主溝深さの50%未満の深さを持つ細溝にて幅が10mm以上かつ15mm以下となる主溝側の細リブ部分とショルダー側のブロック部分とに分断し、前記ショルダー陸部の間に位置する4列の陸部の幅を20mm以上かつ26mm以下にした空気入りタイヤ。
  2. 前記4列の陸部のうち、車両最外側に位置する陸部には該陸部を横断せずにそれぞれ両側の主溝に開口する複数本の横溝を設け、車両内側の主溝に開口する横溝の深さを主溝深さの60%〜90%とし、車両外側の主溝に開口する横溝の深さを主溝深さの10%〜30%とした請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記4列の陸部のうち、車両最内側に位置する陸部には該陸部を横断せずに円弧状をなして車両内側の主溝に開口する複数本の円弧状溝を設け、該円弧状溝の深さを車両内側に向かうほど大きくし、これら円弧状溝を互いに連結するように配置した請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記4列の陸部のうち、車両外側から数えて2番目の陸部には該陸部を横断せずに円弧状をなして車両内側の主溝に開口する複数本の円弧状溝と該陸部を横断せずに車両外側の主溝に開口する複数本の横溝を設け、前記円弧状溝の深さを車両内側に向かうほど大きくし、これら円弧状溝を互いに連結するように配置すると共に、車両外側の主溝に開口する横溝の深さを主溝深さの10%〜30%とした請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記4列の陸部のうち、車両内側から数えて2番目の陸部には該陸部を横断する複数本の横溝を設け、該横溝の深さを車両内側に向かうほど大きくした請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記4列の陸部のうち、車両外側から数えて2番目の陸部と車両内側から数えて2番目の陸部とで挟まれた主溝の幅を他の主溝の幅よりも小さくし、かつ7mm未満とした請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 車両外側のショルダー陸部の細リブ部分に該細リブ部分を横断する複数本の横溝を設け、該横溝の深さを主溝深さの10%〜30%とした請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 車両内側のショルダー陸部の細リブ部分に該細リブ部分を横断する複数本の横溝と該細リブ部分を横断せずに主溝に開口する複数本の横溝とを交互に設け、前記細リブ部分を横断する横溝の深さを主溝深さの60%〜90%とした請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記トレッド部における接地幅に対する接地長さの比を0.4〜0.6とした請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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