JP2010042786A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP2010042786A
JP2010042786A JP2008210057A JP2008210057A JP2010042786A JP 2010042786 A JP2010042786 A JP 2010042786A JP 2008210057 A JP2008210057 A JP 2008210057A JP 2008210057 A JP2008210057 A JP 2008210057A JP 2010042786 A JP2010042786 A JP 2010042786A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
groove
grooves
lateral
circumferential direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008210057A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5282479B2 (ja
Inventor
Eiko Ro
永虎 盧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2008210057A priority Critical patent/JP5282479B2/ja
Publication of JP2010042786A publication Critical patent/JP2010042786A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5282479B2 publication Critical patent/JP5282479B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Abstract

【課題】良好な雪上性能を確保しながら、ドライ路面での操縦安定性を高め、かつ偏摩耗を改善することが可能な空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】タイヤ装着方向が指定され空気入りタイヤである。トレッド面1の内側領域1Xに配置した内側第1周方向主溝2Aからタイヤ装着外側に向けて円弧状に延在する第1横溝8が、センター陸部3にタイヤ周方向101に所定の間隔で配置されている。各第1横溝8は、タイヤ赤道面100を越えて、トレッド面1の外側領域1Yまで延設され、かつ外側領域1Yに配置した外側第1周方向主溝2Bから離間するように設けられている。タイヤ周方向101に隣接する各第1横溝8の先端部8x間には、タイヤ周方向101に延在する第1サイプ10が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、良好な雪上性能を確保しながら、ドライ路面での操縦安定性を高め、かつ偏摩耗を改善するようにした空気入りタイヤに関する。
従来、オールシーズン用の空気入りタイヤとして、トレッド面のセンター領域に周方向溝と横溝によりブロックを区画形成した空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。このようなブロックを設けた空気入りタイヤは、高い雪上性能を発揮することができる反面、ドライ路面走行時の操縦安定性が低下し、更にブロックに偏摩耗が発生し易いという問題を招く。
他方、センター領域のトレッド剛性を高めて、ドライ路面走行時の操縦安定性を高めるようにしたトレッドパターンとして、タイヤ装着方向が指定された空気入りタイヤのトレッド面のセンター領域に配置した横溝をそのタイヤ装着外側端が周方向主溝に連通しないように配置し、センター領域にリブを区画形成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照)。1本おきの横溝をタイヤ赤道面を超えないように延在させ、それによりセンター領域のトレッド剛性を大幅に高め、ドライ路面での操縦安定性を大きく改善することができる利点がある。また、偏摩耗の改善も可能になる。
しかしながら、このように横溝を配置すると、雪上性能が低下せざるを得ず、良好な雪上性能を確保しながら、ドライ路面での操縦安定性を高め、かつ偏摩耗を改善することができない。
特開2000−280712号公報 特開2000−238510号公報
本発明の目的は、良好な雪上性能を確保しながら、ドライ路面での操縦安定性を高め、かつ偏摩耗を改善することが可能な空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明の空気入りタイヤは、タイヤ装着方向が指定され、トレッド面にタイヤ周方向に延在する4本の周方向主溝を設け、該4本の周方向主溝をタイヤ赤道面の両側に配置した2本の第1周方向主溝と、該2本の第1周方向主溝のタイヤ幅方向両外側に配置した2本の第2周方向主溝から構成し、前記4本の周方向主溝により5つの陸部列をトレッド面に形成した空気入りタイヤであって、トレッド面のタイヤ赤道面よりタイヤ装着内側に位置する内側領域に配置した内側第1周方向主溝からタイヤ装着外側に向けて円弧状に延在する第1横溝を前記2本の第1周方向主溝間のセンター陸部にタイヤ周方向に所定の間隔で配置する一方、各第1横溝をタイヤ赤道面を越え、トレッド面のタイヤ赤道面よりタイヤ装着外側に位置する外側領域まで延設すると共に該外側領域に配置した外側第1周方向主溝から離間するように設け、タイヤ周方向に隣接する各第1横溝の先端部間にタイヤ周方向に延在する第1サイプまたは第1横溝より幅が狭い第1細溝を設けたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、第1横溝を外側第1周方向主溝に連通させないように配置することで、センター陸部がリブを有する構成になるため、センター領域のトレッド剛性を増加させ、ドライ路面での操縦安定性を高めることができる。また、センター陸部の耐偏摩耗性も改善することができる。
他方、各第1横溝をタイヤ赤道面を越えて円弧状に延在させる一方、タイヤ周方向に隣接する各第1横溝の先端部間にタイヤ周方向に延在する第1サイプまたは第1細溝を設けることで、雪上性能に有効なエッジ成分を長く確保することができるので、良好な雪上性能を発揮することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示す。この空気入りタイヤは、車両に装着される際のタイヤ装着方向が指定されており、タイヤ赤道面100より右側を車両外側にして装着するようになっている。
空気入りタイヤのトレッド面1には、タイヤ周方向101に直線状に延在する4本の周方向主溝2がタイヤ幅方向に所定の間隔で設けられている。この4本の周方向主溝2はタイヤ赤道面100の両側にタイヤ赤道面100に対して対称に配置した2本の第1周方向主溝2A,2Bと、2本の第1周方向主溝2A,2Bのタイヤ幅方向両外側にタイヤ赤道面100に対して対称に配置した2本の第2周方向主溝2C,2Dから構成されている。
2本の第1周方向主溝2A,2Bは、トレッド面1のタイヤ赤道面100よりタイヤ装着内側に位置する内側領域1Xに配置した内側第1周方向主溝2Aと、トレッド面1のタイヤ赤道面100よりタイヤ装着外側に位置する外側領域1Yに配置した外側第1周方向主溝2Bから構成され、2本の第2周方向主溝2C,2Dは、内側領域1Xに配置した内側第2周方向主溝2Cと、外側領域1Yに配置した外側第2周方向主溝2Dから構成されている。なお、ここで言う周方向主溝2とは、幅が10mm〜50mm、深さが5mm〜20mmの周方向溝のことである。これら4本の周方向主溝2により、トレッド面1には5つの陸部列が形成されている。
5つの陸部列は、第1周方向主溝2A,2B間のセンター陸部3と、外側第2周方向主溝2Dよりタイヤ幅方向外側の外側ショルダー陸部4と、内側第2周方向主溝2Cよりタイヤ幅方向外側の内側ショルダー陸部5と、外側第1周方向主溝2Bと外側第2周方向主溝2Dとの間の外側中間陸部6と、内側第1周方向主溝2Aと内側第2周方向主溝2Cとの間の内側中間陸部7とから構成されている。
センター陸部3には、内側第1周方向主溝2Aからタイヤ装着外側に向けて円弧状に延在する第1横溝8がタイヤ周方向101に所定の間隔で配置されている。各第1横溝8は、をタイヤ周方向101の一方側(図1の上側)に傾斜しながらタイヤ赤道面100を越えて外側領域1Yまで延在している。各第1横溝8は、外側第1周方向主溝2Bに連通せずに外側第1周方向主溝BDから所定の距離だけ離間し、センター陸部3がタイヤ周方向101に連続するリブに形成されている。
第1横溝8は幅が先端に向けて次第に狭くなっている。また、第1横溝8は、内側領域1Xにある内側溝部8Aと外側領域1Yにある外側溝部8Bを有し、図2に示すように、外側溝部8Bの溝底に底上げ部9が設けられ、外側溝部8Bの深さを内側溝部8Aの深さより浅くしている。これによりセンター陸部3の外側領域1Yでのトレッド剛性を高めるようにしている。
タイヤ周方向101に隣接する各第1横溝8の先端部8x間には、タイヤ周方向101に円弧状に延在する1本の第1サイプ10が設けられている。第1サイプ10は、両端が第1横溝8の先端部8xに連通している。第1横溝8とその先端8xから延びる第1サイプ10は、同じ曲率半径を有する円弧で連続的に形成されている。第1サイプ10は、このように第1横溝8の先端部8xに連通するのが好ましいが、若干離間するものであってもよい。なお、本発明で言うサイプとは、幅が0.3mm〜2mmの切り込みである。
外側ショルダー陸部4には、外側第2周方向主溝2Dから離間する位置からタイヤ幅方向外側に向けて一方のタイヤ接地端102を越えて延在する第2横溝11が、タイヤ周方向101に所定の間隔で配置されている。このように第2横溝11を外側第2周方向主溝2Dに連通させないことで、外側ショルダー陸部4をタイヤ周方向101に連続するリブに形成している。これにより外側ショルダー陸部4の耐偏摩耗性と騒音性能を高めるようにしている。
外側ショルダー陸部4には更に、外側第2周方向主溝2Dからタイヤ幅方向外側に向けてタイヤ接地端102を越えて延在する第2サイプ12がタイヤ周方向101に所定の間隔で配置されている。第2横溝11と第2サイプ12はタイヤ周方向101に交互に配置され、第2サイプ12はタイヤ接地端102よりタイヤ幅方向外側で第2横溝11に連通している。このように第2サイプ12を設けることで、雪上トラックション性能とウェット性能を高めるようにしている。
内側ショルダー陸部5には、内側第2周方向主溝2Cから離間する位置からタイヤ幅方向外側に向けて他方のタイヤ接地端103を越えて延在する第3横溝13が、タイヤ周方向101に所定の間隔で配置されている。このように第3横溝13を内側第2周方向主溝2Cに連通させないことで、内側ショルダー陸部5をタイヤ周方向101に連続するリブに形成している。これにより内側ショルダー陸部5の耐偏摩耗性と騒音性能を高めるようにしている。
タイヤ周方向101に隣接する各第3横溝13間には、内側第2周方向主溝2Cからタイヤ幅方向外側に向けて第3横溝13と平行にタイヤ接地端103を越えて延在する2本の第3サイプ14がタイヤ周方向101に所定の間隔で配置されている。このように第3サイプ14を設けることで、雪上トラックション性能とウェット性能を高めるようにしている。第3サイプ14は、第3横溝13の間隔に応じて2本以上複数本配置するようにしてもよい。
外側中間陸部6及び内側中間陸部7には、タイヤ幅方向に延在する第4横溝15がタイヤ周方向101に所定の間隔で配置されている。外側中間陸部6の第4横溝15Aは、外側第2周方向主溝2Dからタイヤ幅方向内側に向けて外側第1周方向主溝2Bまで延在し、外側中間陸部6はブロック6Aに形成されている。第4横溝15Aは、外側第1周方向主溝2Bに連通する端部の溝幅を他の部分より大幅に狭くし、それによりブロック6Aの剛性を高めるようにしている。
内側中間陸部7の第4横溝15Bは、内側第2周方向主溝2Cからタイヤ幅方向内側に向けて内側第1周方向主溝2Aまで延在し、内側中間陸部7をブロック7Aに形成している。第4横溝15Bは、略同じ幅で第1横溝8と同じ曲率半径を有する円弧状に延設され、第1横溝8に内側第1周方向主溝2Aを介して連接されている。
センター陸部3には、タイヤ周方向101に隣接する各第1横溝8間に、両端が第1横溝8に連通する複数(図1では2本)のサイプ16が更に設けられている。このサイプ16により第1横溝8を動き易くし、溝内に入り込んだ雪を排出し易くしている。また、サイプ16によるエッジ効果を発揮させるようにしている。
各ブロック6Aには第4横溝15Aと平行にタイヤ幅方向に延在し、両端が周方向主溝2B,2Dに連通する1本のサイプ17が設けられている。各ブロック7Aにも、1本のサイプ18がブロック7Aを斜めに横断するようにして延設されている。各陸部に設けた横溝8,11,13,15は同じ間隔でタイヤ周方向101に配置されている。
上述した本発明によれば、センター陸部3を上記のようにリブに形成することにより、センター領域のトレッド剛性を高めることができるので、ドライ路面走行時の操縦安定性を高めることができる。また、センター陸部3をブロックより偏摩耗が発生し難いリブにすることで、偏摩耗の改善が可能になる。
しかも、各第1横溝8をタイヤ赤道面100を越えて円弧状に延在させる一方、タイヤ周方向101に隣接する各第1横溝8の先端部8x間にタイヤ周方向101に延在する第1サイプ8を設けることにより、雪上性能に有効なエッジ成分を長く確保することができるので、良好な雪上性能を得ることができる。
本発明において、センター陸部3の幅Wとしては、タイヤ接地幅TWの20%〜40%の範囲にするのがよい。センター陸部3の幅Wがタイヤ接地幅TWの20%より狭いと、幅が狭くなりすぎるため、センター領域でトレッド剛性を効果的に高めることが難しくなる。センター陸部3の幅Wがタイヤ接地幅TWの40%より広いと、センター領域で排水性に大きく影響する第1周方向主溝2A,2Bがタイヤ幅方向外側に位置するため、ウェット性能が悪化する。
第1横溝8の先端部8xと外側第1周方向主溝2Bとの間のタイヤ幅方向における距離Lとしては、センター陸部3の幅Wの15%〜35%の範囲にするのが好ましい。距離Lがセンター陸部3の幅Wの15%未満であると、リブ剛性が低下し、センター領域でトレッド剛性を効果的に高めることが難しくなる。距離Lがセンター陸部3の幅Wの35%超であると、第1横溝8が短くなるため、雪上性能が低下する。また、ウェット性能の低下も招く。
第2サイプ12からタイヤ周方向一方側に隣接する第2横溝11までの距離D1とその第2サイプ12からタイヤ周方向他方側に隣接する第2横溝11までの距離D2との比D1/D2としては、0.8〜1.2の範囲にするのが、第2横溝11間のリブ部分の耐偏摩耗性の点からよい。なお、ここで言う距離D1と距離D2とは、タイヤ接地端102よりタイヤ幅方向内側で測定したときの距離である。
2本の第3サイプ14については、第3横溝からそれにタイヤ周方向101に隣接する1本の第3サイプ14までの距離D3とタイヤ周方向101に隣接する2本の第3サイプ14間の距離D4との比D3/D4を0.8〜1.2の範囲にするのが、第3横溝13間のリブ部分の耐偏摩耗性の点からよい。
本発明は、上記実施形態では、タイヤ周方向101に隣接する各第1横溝8の先端部8x間にタイヤ周方向101に延在する第1サイプ10を設けたが、それに代えて第1横溝8より幅が狭い第1細溝を設けるようにしてもよい。また、第2サイプ12に代えて、第2横溝11より幅が狭い第2細溝を設けてもよく、更に第3サイプ14に代えて第3横溝13より幅が狭い第3細溝を配置するようにしてもよい。各細溝の幅としては、2mm〜5mmの範囲にすることができる。
外側中間陸部6と内側中間陸部7は、上記実施形態では共にブロック6A,7Aに形成されているが、ウェット性能の点から少なくとも一方の中間陸部をブロックに形成するのがよい。
本発明は、1年を通して使用されるオールシーズン用の乗用車用空気入りタイヤに好ましく用いることができる。なお、本発明でいうタイヤ接地端102,103は、タイヤをJATMA(日本自動車タイヤ協会)に規定される標準リムに装着し、JATMAに規定される最大負荷能力に対応する空気圧を加え、その最大負荷能力の74%に相当する荷重を加えた条件下で測定されるトレッド面1の接地端である。JATMAに規定がなくTRA(米国タイヤ・リム協会)またはETRTO(ヨーロッパタイヤ・リム協会)に規定があるタイヤの場合は、それらに従って同様に測定するものとする。
タイヤサイズを215/60R16で共通にし、センター陸部の幅Wと第1横溝の先端部と外側第1周方向主溝との間のタイヤ幅方向における距離Lを表1のようにした図1に示す構成を有する本発明タイヤ1〜6(本実施例1〜6)と、センター陸部が1本おきの第1横溝を短くした図3の構成を有する他は本発明タイヤ2と同じ構成を有する比較タイヤ(比較例)、及びセンター陸部を図4に示すようなブロックに形成した他は本発明タイヤ2と同じ構成を有する基準タイヤ(基準例)をそれぞれ試験タイヤとして作製した。各試験タイヤ共に、比D1/D2と比D3/D4はそれぞれ1.0である。
これら各試験タイヤをリムサイズ16×6.5Jのリムに組付け、空気圧を200kPaにして、排気量2500ccの試験車両に装着し、以下に示す試験方法により雪上性能、操縦安定性及び耐偏摩耗性の評価試験を行ったところ、表1に示す結果を得た。
雪上性能
スノー路テストコースにおいて試験車両を走行させ、テストドライバーによる雪上性能の官能試験を実施した。その評価結果を基準タイヤを100とする指数値で示す。この値が大きい程、雪上性能が優れている。なお、指数値100±2の範囲が基準タイヤと同じレベルである。
操縦安定性
ドライ路テストコースにおいて試験車両を走行させ、テストドライバーによる操縦安定性の官能試験を実施した。その評価結果を基準タイヤを100とする指数値で示す。この値が大きい程、ドライ路面での操縦安定性が優れている。
耐偏摩耗性
テストコースにおいて試験車両を8000km走行させた後、センター陸部に発生した偏摩耗量を測定した。その評価結果を基準タイヤを100とする指数値で示す。この値が大きい程、耐偏摩耗性が優れている。
Figure 2010042786
表1から、本発明タイヤは、雪上性能が基準タイヤと同じレベルにあり、良好な雪上性能を確保しながら、ドライ路面での操縦安定性を高め、かつ耐偏摩耗性を改善できることがわかる。
本発明の空気入りタイヤの一実施形態を示すトレッド面の部分展開図である。 第1横溝の部分拡大断面図である。 比較タイヤのセンター陸部のトレッドパターンを示す部分正面図である。 基準タイヤのセンター陸部のトレッドパターンを示す部分正面図である。
符号の説明
1 トレッド面
1X 内側領域
1Y 外側領域
2 周方向主溝
2A 内側第1周方向主溝
2B 外側第1周方向主溝
2C 内側第2周方向主溝
2D 外側第2周方向主溝
3 センター陸部
4 外側ショルダー陸部
5 内側ショルダー陸部
6 外側中間陸部
6A ブロック
7 内側中間陸部
7A ブロック
8 第1横溝
8A 内側溝部
8B 外側溝部
8x 先端部
10 第1サイプ
11 第2横溝
12 第2サイプ
13 第3横溝
14 第3サイプ
15 第4横溝
16 サイプ
100 タイヤ赤道面
101 タイヤ周方向
102,103 タイヤ接地端
L 距離
TW タイヤ接地幅
W 幅

Claims (13)

  1. タイヤ装着方向が指定され、トレッド面にタイヤ周方向に延在する4本の周方向主溝を設け、該4本の周方向主溝をタイヤ赤道面の両側に配置した2本の第1周方向主溝と、該2本の第1周方向主溝のタイヤ幅方向両外側に配置した2本の第2周方向主溝から構成し、前記4本の周方向主溝により5つの陸部列をトレッド面に形成した空気入りタイヤであって、
    トレッド面のタイヤ赤道面よりタイヤ装着内側に位置する内側領域に配置した内側第1周方向主溝からタイヤ装着外側に向けて円弧状に延在する第1横溝を前記2本の第1周方向主溝間のセンター陸部にタイヤ周方向に所定の間隔で配置する一方、各第1横溝をタイヤ赤道面を越え、トレッド面のタイヤ赤道面よりタイヤ装着外側に位置する外側領域まで延設すると共に該外側領域に配置した外側第1周方向主溝から離間するように設け、タイヤ周方向に隣接する各第1横溝の先端部間にタイヤ周方向に延在する第1サイプまたは第1横溝より幅が狭い第1細溝を設けた空気入りタイヤ。
  2. 前記センター陸部の幅がタイヤ接地幅の20%〜40%である請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記第1横溝の先端部と外側第1周方向主溝との間のタイヤ幅方向における距離が前記センター陸部の幅の15%〜35%である請求項1または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1横溝がタイヤ周方向一方側に傾斜しながら延在し、タイヤ周方向に隣接する各第1横溝間に両端が第1横溝に連通する複数のサイプを設けた請求項1,2または3に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第1横溝は幅が先端に向けて次第に狭くなる請求項1,2,3または4に記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記第1横溝は内側領域にある内側溝部と外側領域にある外側溝部を有し、外側溝部の深さを内側溝部の深さより浅くした請求項1乃至5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  7. トレッド面の外側領域に配置した外側第2周方向主溝よりタイヤ幅方向外側の外側ショルダー陸部に、該外側第2周方向主溝から離間する位置からタイヤ幅方向外側に向けてタイヤ接地端を越えて延在する第2横溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置する一方、外側第2周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向けてタイヤ接地端を越えて延在し、第2横溝に連通する第2サイプまたは第2横溝より幅が狭い第2細溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置した請求項1乃至6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記第2横溝と第2サイプまたは第2細溝をタイヤ周方向に交互に配置し、第2サイプまたは第2細溝からタイヤ周方向一方側に隣接する第2横溝までの距離D1と該第2サイプまたは第2細溝からタイヤ周方向他方側に隣接する第2横溝までの距離D2との比D1/D2が0.8〜1.2である請求項7に記載の空気入りタイヤ。
  9. トレッド面の内側領域に配置した内側第2周方向主溝よりタイヤ幅方向外側の内側ショルダー陸部に、該内側第2周方向主溝から離間する位置からタイヤ幅方向外側に向けてタイヤ接地端を越えて延在する第3横溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置し、タイヤ周方向に隣接する各第3横溝間に、内側第2周方向主溝からタイヤ幅方向外側に向けて第3横溝と平行でタイヤ接地端を越えて延在する複数の第3サイプまたは第3横溝より幅が狭い第3細溝を配置した請求項1乃至8のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記複数の第3サイプまたは第3細溝が2本であり、第3横溝からそれに隣接する1本の第3サイプまたは第3細溝までの距離D3と隣接する2本の第3サイプまたは第3細溝間の距離D4との比D3/D4が0.8〜1.2である請求項9に記載の空気入りタイヤ。
  11. 第1横溝と第3横溝がタイヤ周方向に同じ間隔で配置されている請求項9または10に記載の空気入りタイヤ。
  12. 内側第1及び第2周方向主溝間の内側中間陸部と外側第1及び第2周方向主溝間の外側中間陸部の内、少なくとも一方の中間陸部にタイヤ幅方向に延在する第4横溝をタイヤ周方向に所定の間隔で配置し、該少なくとも一方の中間陸部をブロックに形成した請求項1乃至11のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  13. 前記第1サイプがタイヤ周方向に隣接する各第1横溝の先端部間に延設され、センター陸部がリブに形成され、該第1サイプは両端が第1横溝に連通する請求項1乃至12のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
JP2008210057A 2008-08-18 2008-08-18 空気入りタイヤ Expired - Fee Related JP5282479B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210057A JP5282479B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 空気入りタイヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008210057A JP5282479B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 空気入りタイヤ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010042786A true JP2010042786A (ja) 2010-02-25
JP5282479B2 JP5282479B2 (ja) 2013-09-04

Family

ID=42014530

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008210057A Expired - Fee Related JP5282479B2 (ja) 2008-08-18 2008-08-18 空気入りタイヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5282479B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102463852A (zh) * 2010-11-12 2012-05-23 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
CN103129323A (zh) * 2011-11-25 2013-06-05 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
JP2015016839A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
JP2020066279A (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 Toyo Tire株式会社 空気入りタイヤ
CN112384378A (zh) * 2018-07-13 2021-02-19 横滨橡胶株式会社 充气轮胎

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0740711A (ja) * 1993-06-29 1995-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP2000238510A (ja) * 1999-02-20 2000-09-05 Continental Ag 車両用空気タイヤ
JP2004523422A (ja) * 2001-03-30 2004-08-05 ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 車のタイヤのためのトレッドパターン
JP2005119398A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2006143040A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2007030558A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2007083768A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2007237805A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2007302112A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0740711A (ja) * 1993-06-29 1995-02-10 Yokohama Rubber Co Ltd:The 乗用車用空気入りラジアルタイヤ
JP2000238510A (ja) * 1999-02-20 2000-09-05 Continental Ag 車両用空気タイヤ
JP2004523422A (ja) * 2001-03-30 2004-08-05 ピレリ・プネウマティチ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ 車のタイヤのためのトレッドパターン
JP2005119398A (ja) * 2003-10-15 2005-05-12 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2006143040A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Yokohama Rubber Co Ltd:The 空気入りタイヤ
JP2007030558A (ja) * 2005-07-22 2007-02-08 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2007083768A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2007237805A (ja) * 2006-03-06 2007-09-20 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ
JP2007302112A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Bridgestone Corp 空気入りタイヤ

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102463852A (zh) * 2010-11-12 2012-05-23 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
CN103129323A (zh) * 2011-11-25 2013-06-05 住友橡胶工业株式会社 充气轮胎
JP2015016839A (ja) * 2013-07-12 2015-01-29 住友ゴム工業株式会社 空気入りタイヤ
CN112384378A (zh) * 2018-07-13 2021-02-19 横滨橡胶株式会社 充气轮胎
CN112384378B (zh) * 2018-07-13 2022-04-19 横滨橡胶株式会社 充气轮胎
JP2020066279A (ja) * 2018-10-22 2020-04-30 Toyo Tire株式会社 空気入りタイヤ
JP7136658B2 (ja) 2018-10-22 2022-09-13 Toyo Tire株式会社 空気入りタイヤ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5282479B2 (ja) 2013-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10894446B2 (en) Tire
JP5131248B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4107393B1 (ja) 空気入りタイヤ
JP6607041B2 (ja) 空気入りタイヤ
US9555669B2 (en) Pneumatic tire
JP4816675B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6055521B1 (ja) 空気入りタイヤ
CN109070655B (zh) 充气轮胎
JP6699270B2 (ja) 空気入りタイヤ
US9630454B2 (en) Pneumatic tire
US11407255B2 (en) Pneumatic tire
US11027579B2 (en) Pneumatic tire
JP2010247759A (ja) 空気入りタイヤ
JP6374819B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6805651B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP6620557B2 (ja) 空気入りタイヤ
KR102327919B1 (ko) 타이어
US11535066B2 (en) Tire
US10232669B2 (en) Heavy duty pneumatic tire
WO2016027647A1 (ja) 空気入りタイヤ
JP5282479B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP2008062841A (ja) 空気入りタイヤ
JP5343429B2 (ja) 空気入りタイヤ
JPH09300918A (ja) 空気入りタイヤ
JP2006131081A (ja) 空気入りタイヤ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130204

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130430

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130513

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees