JP2008215148A - サプライポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】サプライポンプのエンジンへの搭載性および信頼性の向上を図るとともに、これに備えたインレットバルブ及びそのバルブシートの加工作業を容易なものとする。
【解決手段】サプライポンプ1において、加圧室3aへの燃料の吸入を制御するインレットバルブ12と、加圧室3aからの燃料の圧送を制御するアウトレットバルブ13とをバルブケース14内に設け、前記インレットバルブ12とアウトレットバルブ13とを同軸線上に配置して共用化したバルブボディ21でガイドするとともに、該インレットバルブ12のバルブシート22をバルブボディ21と別体で構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、加圧室への燃料の吸入を制御するインレットバルブと、加圧室からの燃料の圧送を制御するアウトレットバルブとを備えたサプライポンプに関する。
従来、加圧室への燃料の吸入を制御するインレットバルブと、加圧室からの燃料の圧送を制御するアウトレットバルブとを備えたサプライポンプは公知となっている。このようなサプライポンプにおいて、特許文献1のように、インレットバルブとアウトレットバルブをプランジャ上方に同軸線上に直列配置し、バルブホルダで締め付けたものや、特許文献2のように、インレットバルブの一部をアウトレットバルブに摺動可能に挿入して、これらをプランジャの上方に二重構造となるように同軸上に配置し、バルブホルダで締め付けたものなどが開示されている。
特開2006−183647号公報 特開2003−184703号公報
しかし、特許文献1に示されるようなサプライポンプでは、インレットバルブとアウトレットバルブとにそれぞれをガイドするバルブボディを設けているため、その設置部が軸方向に長くなって、サプライポンプが大きくなって、エンジンへの搭載性が悪化するという問題があった。さらに、部材間に形成する高圧シール面が多くなり、信頼性が十分ではないという問題もあった。
また、特許文献2に示されるようなサプライポンプでは、インレットバルブとアウトレットバルブとが二重構造として設けられるため、シート面に対する同芯度の確保が困難となり、バルブが周囲に固着する恐れが大きくなるという問題があった。さらに、バルブの加工作業も難しいという問題があった。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、加圧室への燃料の吸入を制御するインレットバルブと、加圧室からの燃料の圧送を制御するアウトレットバルブとをバルブケース内に設けたサプライポンプであって、前記インレットバルブとアウトレットバルブとを同軸線上に配置して共用化したバルブボディでガイドするとともに、該インレットバルブのバルブシートをバルブボディと別体で構成したものである。
請求項2においては、前記インレットバルブのバルブシートを、平面状のシート面を有する構成としたものである。
請求項3においては、前記インレットバルブを、ボール弁を用いる構成としたものである。
請求項4においては、前記インレットバルブのバルブシートを、該インレットバルブと前記アウトレットバルブと前記バルブボディとをバルブケースに仕組んだ状態で前記バルブケースに圧入したものである。
請求項5においては、前記インレットバルブのバルブシートの高圧シール面と、該バルブシートを圧入したバルブボディの高圧シール面とを同一平面に形成したものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、インレットバルブとアウトレットバルブのバルブボディを共用化したため、その設置部での軸方向の長さを短縮して、サプライポンプの小型化を図ることができ、エンジンへの搭載性を改善することができる。さらに、インレットバルブとアウトレットバルブの設置部に係る高圧シール面を減少させることが可能となり、信頼性を向上させることができる。また、インレットバルブのバルブシートをバルブボディと別体としたことで、シート面をたとえばテーパ状に形成してバルブシートをバルブボディの内部に構成する必要がなくなり、インレットバルブ及びそのバルブシートの加工作業が容易となる。
請求項2においては、インレットバルブのバルブシートのシート面を平面状としたため、シート面とバルブボディの摺動孔との同芯度が不要となるとともに、シート面の加工精度と面粗さの向上が容易となり、油密性を高めることもできる。
請求項3においては、インレットバルブのバルブシートにボール弁の当たり面としてシート面を形成することができ、油密性を高めることもできる。
請求項4においては、バルブケースにインレットバルブとアウトレットバルブとバルブボディとを仕組んだ状態で組み付けが可能となって、取り扱いが容易となり、組立性を向上させることができる。
請求項5においては、高圧シール面を減少させることが可能となり、信頼性の向上を図ることができる。また、組立性も向上させることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。
図1は本発明の一実施例に係るサプライポンプの全体構成を示す正面断面図、図2は図1における一部拡大断面図、図3はインレットバルブおよびアウトレットバルブの構成を示す断面図、図4はバルブボディにバルブシートを圧入した場合の構成を示す断面図、図5は別実施例のインレットバルブおよびアウトレットバルブの構成を示す断面図、図6は別実施例のインレットバルブおよびアウトレットバルブの構成を示す断面図である。
まず、サプライポンプの全体構成について説明する。
図1、図2に示すように、サプライポンプ1においては、サプライポンプ本体2の上部にプランジャバレル3・3が挿嵌され、各プランジャバレル3内にプランジャ4が上下方向に往復動可能に設けられている。各プランジャバレル3では、プランジャ4の下方にスプリング受け5が配置され、該スプリング受け5にプランジャバレル3から突出するプランジャ4の下端部が係合されている。そして、プランジャバレル3の下端部とスプリング受け5との間にスプリング6がプランジャ4の軸心方向に伸縮するように介装されて、該スプリング6の付勢力によりプランジャ4が下方へ付勢されている。
前記プランジャバレル3の下方には、タペット7がプランジャ4と同軸線上に配置されて、該プランジャ4の下方でサプライポンプ本体2に上下方向に往復動可能に設けられている。タペット7は、筒形状のタペットガイド7aとタペットローラ7bとを備え、タペットガイド7a内の下部にタペットローラ7bをその一部が下方へ突出するように回転自在に支持して構成されている。そしてこのタペットガイド7a内の上部に前記スプリング受け5が嵌設されて、タペット7がプランジャ4とともにスプリング6の付勢力により下方へ付勢され、タペットローラ7bで下方に配置されたカム軸8上のカム9と圧接されている。
前記カム軸8は、サプライポンプ本体2の下部にプランジャ4の軸心方向と直交する方向に配置されて、回転自在に支持されている。カム軸8の一端は図示しないエンジン本体に突入されて、そこに設けられた駆動ギヤや当該駆動ギヤに噛合するギヤなどを含む動力伝達機構を介して、クランク軸と連動連結されている。これにより、カム軸8がクランク軸から動力を受けて、回転可能とされている。そして、カム軸8の各タペット7に対向する位置にカム9がそれぞれ互いに適切な位相差をもって並列に配置され、クランク軸からカム軸8に動力が伝達されると、該カム軸8と一体回転するようになっている。
また、前記プランジャバレル3内の上部には、インレットバルブ12、アウトレットバルブ13、バルブケース14などがプランジャ4側から上方に向かって順に設けられている。これらのインレットバルブ12、アウトレットバルブ13、バルブケース14は、プランジャ4の上方でこれと同軸線上に配置され、インレットバルブ12を介して、プランジャ4とバルブシート22との間に形成されたプランジャバレル3の加圧室3aに、フィードポンプ15からサプライポンプ本体2の燃料通路2aを通じて圧送される燃料を吸入し、アウトレットバルブ13を介して、加圧室3aでプランジャ4にて加圧された燃料を、バルブケース14からその上部に形成された高圧管継手を介して高圧管などの燃料通路を通じて図示しない蓄圧室に圧送できるように構成されている。
こうして、前記カム軸8の回転にともなって各カム9が回転することで、各プランジャ4が適宜プランジャバレル3内を上下方向に往復動して、各プランジャ4による加圧室3aへの燃料の吸入と、加圧室3aからの燃料の圧送とが交互に行われるようになっている。すなわち、プランジャ4がスプリング6の付勢力により付勢されて最上位置から下方へ移動を開始することで燃料の吸入行程となり、燃料タンクからフィードポンプ15にて吸入側燃料通路を通じて圧送される燃料が、加圧室3aにインレットバルブ12を介して吸入されるようになっている。一方、プランジャ4がカム9に押し上げられることによりスプリング6の付勢力に抗して最下位置から上方に移動を開始することで圧送行程となり、加圧室3aの燃料がアウトレットバルブ13を介してバルブケース14から蓄圧室に圧送されるようになっている。
次に、前記インレットバルブ12およびアウトレットバルブ13の構成について詳細に説明する。
図2、図3に示すように、インレットバルブ12およびアウトレットバルブ13は、これらをガイドする筒形状のバルブボディ21を共用化して、該バルブボディ21の上下方向に貫通する摺動孔21aに、インレットバルブ12が下側に、アウトレットバルブ13が上側に位置するように摺動可能に挿入されている。そしてこのバルブボディ21がバルブケース14の下部に開口された挿入穴14aに挿入され、さらにその下方にバルブボディ21と別体としたインレットバルブ12のバルブシート22が圧入されて、該インレットバルブ12とアウトレットバルブ13とバルブボディ21とがバルブケース14の内側に仕組まれている。
バルブケース14内において、インレットバルブ12のバルブシート22は平面状のシート面22aを有して構成され、インレットバルブ12と同軸線上に配置されて、その上面中央に形成された当該シート面22aに円柱状のインレットバルブ12を着座させることができるようになっている。このバルブシート22の上面外周側には、バルブボディ21の下面に形成された高圧シール面21bが密着されて、バルブボディ21とバルブシート22の間がシールされている。また、バルブボディ21の上面に形成された高圧シール面21cが、これと対向するバルブケース14に形成された高圧シール面14bに密着されて、バルブボディ21とバルブケース14との間がシールされている。
そして、アウトレットバルブ13とインレットバルブ12とを仕組んだバルブケース14が、その開口部からプランジャバレル3側に一部突出するインレットバルブ12のバルブシート22の底面がプランジャバレル3の加圧室3aに臨むように、プランジャバレル3の上部に開口された挿入穴3bに挿嵌されている。この状態で、バルブシート22の下面に形成された高圧シール面22cが、これと対向するプランジャバレル3に形成された高圧シール面3cに密着されて、バルブシート22とプランジャバレル3との間がシールされている。
このようにプランジャバレル3にバルブケース14が挿嵌されることで、該プランジャバレル3とバルブケース14とバルブシート22との間に、環状の油路25aが形成されている。この油路25aは、プランジャバレル3とサプライポンプ本体2との間に形成された油路25bと、該プランジャバレル3に形成された油路25cを介して連通されている。そして、油路25bがフィードポンプ15とサプライポンプ本体2に形成された燃料通路2aを介して連通されて、フィードポンプ15から圧送される燃料が当該油路25bおよび油路25cを通って油路25aに流入するようになっている。
また、バルブシート22中央(軸心)のインレットバルブ12に対向する部分には、油路25dがインレットバルブ12側に開口されるように凹状に形成されて、その開口部がインレットバルブ12により開閉可能とされている。すなわち、油路25dの開口部は、インレットバルブ12がバルブボディ21の摺動孔21aを摺動する際に、バルブシート22のシート面22aに着座して閉弁すると閉じられ、シート面22aから離間して開弁すると開かれるようになっている。この油路25dは、環状油路25aとバルブシート22に形成された油路25eを介して連通されている。
バルブシート22の油路25dの周囲には、複数の油路25fが上下方向に延びるように形成されて、その下方のプランジャバレル3の加圧室3aと連通されている。なお、前記油路25eは直径方向に穿設されて、該油路25fと油路25fの間を通過する構成となっている。一方、バルブシート22の上方でバルブボディ21の下側開口部に油路25gが摺動孔21aに通じるように形成されて、バルブシート22の各油路25fと連通されている。この油路25gはインレットバルブ12が開弁した場合に、バルブシート22の油路25dとも連通されるようにもなっている。
そして、バルブボディ21とその摺動孔21aに挿入されたインレットバルブ12との間に油路25hが上下方向に延びるように形成されて、バルブボディ21の油路25gと連通されている。ここで、この油路25hの軸心からの距離は、前記油路25fの軸心からの距離よりも短くなるように設定されて、インレットバルブ12が油路25fからの油圧を受けず、後述するプランジャ4の上昇による圧油が油路25hを通過する際に、上昇しないように構成されている。また、インレットバルブ12の上方で、バルブボディ21とその摺動孔21aに挿入されたアウトレットバルブ13との間に油路25jが上下方向に延びるように形成されて、インレットバルブ12の油路25hと摺動孔21aの一部を介して連通されている。
アウトレットバルブ13の油路25jの上側開口部は、アウトレットバルブ13により開閉可能とされている。すなわち、油路25jの上側開口部は、アウトレットバルブ13がバルブボディ21の摺動孔21aを摺動する際に、バルブボディ21の上側開口部にテーパ状に形成されたシート面21dに着座して閉弁すると閉じられ、シート面21dから離間して開弁すると開かれるようになっている。こうして、油路25jはアウトレットバルブ13が開弁した場合に、バルブケース14の油路25kと連通されようになっている。
バルブケース14の油路25kは挿入穴14aの上側で上下方向に延びるように形成されて、アウトレットバルブ13の開閉に応じて当該アウトレットバルブ13の油路25jと連通可能とされている。そして、バルブケース14の油路25kのさらに上側に油路25mが上下方向に延びるように形成されて、油路25kと連通されるとともに、図示しない蓄圧室に配管などで形成される燃料通路を介して連通されている。こうして、燃料がバルブケース14の油路25mから燃料通路を通じて蓄圧室に流れるようになっている。
また、インレットバルブ12の上側中央にスプリング収納穴12aがアウトレットバルブ13側に開口するように形成されるとともに、アウトレットバルブ13の下側中央にスプリング収納穴13aがインレットバルブ12側に開口するように形成されている。そして、両スプリング収納穴12a・13aにわたってスプリング27が収納されて、該スプリング27の付勢力により、インレットバルブ12がバルブシート22のシート面22aに着座して閉弁するように付勢されている。
アウトレットバルブ13の上方では、バルブケース14の油路25kがスプリング収納穴とされて、これにスプリング28が収納されている。こうして、アウトレットバルブ13とバルブケース14との間にスプリング28が介装されて、該スプリング28の付勢力により、アウトレットバルブ13がバルブボディ21のシート面21dに着座して閉弁するように付勢されている。なお、該スプリング28のバネ力は前記スプリング27のバネ力よりも大きく構成されている。
このよう構成することにより、燃料の吸入行程の際には、プランジャ4の下降にともなって、サプライポンプ本体2の燃料通路2aを通って油路25b・25cから油路25aに流入したフィードポンプ15からの燃料が、油路25eを通じて油路25dに流入し、インレットバルブ12をバルブシート22のシート面22aに着座した状態からスプリング27の付勢力に抗して押し上げて、インレットバルブ12を開弁し、油路25gを経て油路25fに流入して、該油路25fから加圧室3aに吸入されるようになっている。またこの際には、アウトレットバルブ13はスプリング28の付勢力によりバルブボディ21のシート面21dに着座して閉弁した状態となる。
一方、燃料の圧送行程の際には、プランジャ4の上昇により、加圧室3a内の燃料が加圧され、その高圧化した燃料が加圧室3aから油路25fを通じて油路25gに流れる。そしてこのときには、インレットバルブ12がスプリング27の付勢力によりバルブシート22のシート面22aに着座して閉弁した状態となるため、高圧燃料が油路25gからインレットバルブ12の油路25hを経て、アウトレットバルブ13の油路25jに流れて、アウトレットバルブ13をバルブボディ21のシート面21dに着座した状態からスプリング28の付勢力に抗して押し上げて、アウトレットバルブ13を開弁し、油路25kを通って油路25mまで流れる。こうして、この油路25mから燃料通路を通って蓄圧室に圧送されるようになっている。
以上のように、サプライポンプ1において、加圧室3aへの燃料の吸入を制御するインレットバルブ12と、加圧室3aからの燃料の圧送を制御するアウトレットバルブ13とをバルブケース14内に設け、前記インレットバルブ12とアウトレットバルブ13とを同軸線上に配置して共用化したバルブボディ21でガイドするとともに、該インレットバルブ12のバルブシート22をバルブボディ21と別体で構成したことによって、インレットバルブ12およびアウトレットバルブ13の設置部での軸方向の長さの短縮して、サプライポンプの小型化を図ることが可能となり、サプライポンプ1のエンジンへの搭載性を改善することができる。さらに、両バルブ12・13の設置部に係る高圧シール面を減少させることが可能となり、信頼性を向上させることができる。また、インレットバルブ12のバルブシート22をバルブボディ21と別体としたことで、シート面22aをたとえばテーパ状に形成してバルブシート22をバルブボディ21の内部に構成する必要がなくなり、インレットバルブ12及びそのバルブシート22の加工作業が容易となる。
また、前記サプライポンプ1において、前記インレットバルブ12のバルブシート22を、平面状のシート面22aを有する構成としたことによって、バルブシート22のシート面22aとバルブボディ21の摺動孔21aとの同芯度が不要となるとともに、シート面22aの加工精度と面粗さの向上が容易となり、油密性を高めることができる。
また、前記サプライポンプ1において、前記インレットバルブ12のバルブシート22を、該インレットバルブ12と前記アウトレットバルブ13と前記バルブボディ21とをバルブケース14に仕組んだ状態で前記バルブケース14に圧入したことによって、バルブケース14にインレットバルブ12とアウトレットバルブ13とバルブボディ21とを仕組んだ状態で組み付けが可能となって、取り扱いが容易となり、組立性を向上させることができる。
また、前記サプライポンプ1においては、図4に示すように、バルブボディ21とバルブシート22を構成することができる。つまり、バルブボディ21の下部に摺動孔21aと連続するそれよりも大径のシート収納穴21fをプランジャ4側に開口するように形成して、該シート収納穴21fにそれよりも小径としたバルブシート22を圧入し、そして該バルブシート22下面に形成される高圧シール面22dとバルブボディ21の下面に形成される高圧シール面21gとを同一平面として、これらをプランジャバレル3の高圧シール面3cと密着させて、バルブボディ21とバルブシート22およびプランジャバレル3との間をシールするようにも構成することができる。なお、この場合には、バルブシート22と、これと重なるバルブボディ21の下部とに前記油路25eが形成される。
このように前記サプライポンプ1において、前記インレットバルブ12のバルブシート22の高圧シール面22dと、該バルブシート22を圧入したバルブボディ21の高圧シール面21gとを同一平面に形成することによって、高圧シール面を減少させることが可能となり、信頼性の向上を図ることができる。また、組立性も向上させることができる。
次に、前記サプライポンプ1において、別実施例のインレットバルブおよびアウトレットバルブの構成について説明する。
図5に示すように、インレットバルブ32はボール弁として、球状の弁体32aと摺動体32bとを備えて構成されている。この構成では、摺動体32bがバルブボディ21の摺動孔21aに摺動可能に挿入され、該摺動体32bの下側に弁体32aが当着するように設けられている。そして、弁体32a下方に位置するバルブシート22の油路25dの開口部にテーパ状のシート面22eが形成され、弁体32aがシート面22eに着座することで油路25dの開口部が閉じられて、インレットバルブ32が閉弁し、弁体32aがシート面22aから離間することで油路25dの開口部が開かれて、インレットバルブ32が開弁するようになっている。
バルブボディ21の摺動孔21aでは、摺動体32bとアウトレットバルブ13との間にスプリング収納空間21eが形成されて、該スプリング収納空間21eにスプリング35が収納されている。こうして、インレットバルブ32とアウトレットバルブ13との間にスプリング35が介装されて、該スプリング35の付勢力により、摺動体32bを介してこれに当着した弁体32aがバルブシート22のシート面22eに着座するように付勢されている。つまり、インレットバルブ32が閉弁するように付勢されている。
また、バルブボディ21とその摺動孔21aに挿入されたインレットバルブ32の摺動体32bとの間に油路25pが上下方向に延びるように形成されて、バルブシート22の複数の油路25fとバルブボディ21の油路25gを介して連通されるとともに、アウトレットバルブ13の油路25jとスプリング収納空間21eを介して連通されている。
このように構成することにより、燃料の吸入行程の際には、前記実施例同様に燃料が油路25aなどを通じて油路25dに流入すると、これが弁体32aをバルブシート22のシート面22eに着座した状態からスプリング35の付勢力に抗して押し上げて、インレットバルブ32を開弁し、油路25gを経て油路25fに流入するようになっている。こうして、燃料が油路25fから加圧室3aに吸入可能とされている。またこの際には、アウトレットバルブ13はスプリング28の付勢によりバルブボディ21のシート面21dに着座して閉弁した状態となる。
一方、燃料の圧送行程の際には、加圧室3aからバルブシート22の油路25fに流れた燃料が、弁体32aがスプリング35の付勢力によりバルブシート22のシート面22eに着座してインレットバルブ32が閉弁されるため、油路25fからバルブボディ21の油路25gを通って摺動体32bの油路25pに流れ、ここからアウトレットバルブ13の油路25jに流れるようになっている。こうして、高圧燃料がアウトレットバルブ13を開弁したあと、バルブケース14の油路25k・25mを経て蓄圧室へ圧送可能とされている。
このように、前記サプライポンプ1において、前記インレットバルブ12を、ボール弁を用いる構成とすることによって、インレットバルブ12のバルブシート22にボール弁(球状弁体32a)の当たり面としてシート面22eを形成することができ、油密性を高めることもできる。
また、前記サプライポンプ1において、インレットバルブおよびアウトレットバルブは次のように構成することも可能である。
すなわち、図6に示すように、インレットバルブ42は円柱状に形成されて、バルブボディ21の摺動孔21aに摺動可能に挿入されている。インレットバルブ42にはスプリング収納穴42aがアウトレットバルブ43側に開口するように形成されて、該スプリング収納穴42aにスプリング45が収納されるとともに、アウトレットバルブ43の下部が収納されている。こうして、スプリング45の付勢力により、インレットバルブ42がバルブシート22のシート面22aに着座して閉弁するように付勢されている。
また、バルブボディ21とその摺動孔21aに挿入されたインレットバルブ42との間に油路25sが上下方向に延びるように形成されて、バルブシート22の複数の油路25fとバルブボディ21の油路25gを介して連通されるとともに、バルブボディ21とアウトレットバルブ43との間に形成された油路25tと連通されている。そしてこの油路25tが、前記同様にバルブケース14の油路25kにアウトレットバルブ43を介して連通可能とされている。
よって、このようにインレットバルブ42とアウトレットバルブ43とを、該インレットバルブ42にアウトレットバルブ43の一部を摺動可能に設けたうえで、その共用化したバルブボディ21の摺動孔21aに摺動可能に挿入する構成とすることにより、バルブボディ21の上下幅、延いてはサプライポンプ1の上下幅を小さくすることが可能となり、サプライポンプ1の小型化を図ることができる。
本発明の一実施例に係るサプライポンプの全体構成を示す正面断面図。 図1における一部拡大断面図。 インレットバルブおよびアウトレットバルブの構成を示す断面図。 バルブボディにバルブシートを圧入した場合の構成を示す断面図。 別実施例のインレットバルブおよびアウトレットバルブの構成を示す断面図。 別実施例のインレットバルブおよびアウトレットバルブの構成を示す断面図。
符号の説明
1 サプライポンプ
3a 加圧室
12 インレットバルブ
13 アウトレットバルブ
14 バルブケース
21 バルブボディ
21g 高圧シール面
22 バルブシート
22a シート面
22d 高圧シール面

Claims (5)

  1. 加圧室への燃料の吸入を制御するインレットバルブと、加圧室からの燃料の圧送を制御するアウトレットバルブとをバルブケース内に設けたサプライポンプであって、
    前記インレットバルブとアウトレットバルブとを同軸線上に配置して共用化したバルブボディでガイドするとともに、該インレットバルブのバルブシートをバルブボディと別体で構成したことを特徴とするサプライポンプ。
  2. 前記インレットバルブのバルブシートを、平面状のシート面を有する構成としたことを特徴とする請求項1に記載のサプライポンプ。
  3. 前記インレットバルブを、ボール弁を用いる構成としたことを特徴とする請求項1に記載のサプライポンプ。
  4. 前記インレットバルブのバルブシートを、該インレットバルブと前記アウトレットバルブと前記バルブボディとをバルブケースに仕組んだ状態で前記バルブケースに圧入したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のサプライポンプ。
  5. 前記インレットバルブのバルブシートの高圧シール面と、該バルブシートを圧入したバルブボディの高圧シール面とを同一平面に形成したことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のサプライポンプ。
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