JP2008213920A - 保護シート供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】保護シート待機位置に在る保護シートに皺が生じるという事態を可及的に抑制する。
【解決手段】複数のガラス基板4を積層してパレット5上に梱包する際に各ガラス基板4の間に介装される保護シート7を、所定の搬送方向に搬送しながら予め決められた保護シート待機位置に順次供給する保護シート供給装置3であって、保護シート待機位置に在る保護シート7を保持した状態で、保護シート7に張力を付与する張力付与手段45を配設した。
【選択図】図5

Description

本発明は、ガラス基板と保護シートとを交互にパレット上に積層して梱包するガラス基板の梱包技術の改良に関する。
周知のように、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、フィールドエミッションディスプレイなどのフラットパネルディスプレイ(以下、FPDという)用のガラス基板を初めとする各種ガラス基板は、保管や輸送に際して、パレット上に、各ガラス基板の間に合紙等の保護シートを介在させた状態で縦姿勢(略鉛直姿勢)又は横姿勢(略水平姿勢)で積層されて梱包されるのが通例とされている(例えば、下記の特許文献1参照)。
そして、かかるガラス基板の梱包作業に際しては、予め所定位置(以下、保護シート待機位置という)に待機した保護シートを、例えば吸着パッドで吸着保持してガラス基板の上に載置するのが通例である。
この際、保護シート待機位置から保護シートが吸着パッド等によって順次取り出されることになるので、ガラス基板の梱包作業を実行する間、保護シート待機位置に保護シートを供給する必要が生じ得る。
この保護シートの供給方法としては、複数枚の保護シートを予め保護シート待機位置に水平姿勢で積み重ねて積層状としておくことが考えられるが(例えば、下記の特許文献2参照)、かかる手法では、積層された保護シート同士が静電気等によって接着するなどし、保護シート待機位置から保護シートを取り出す作業に面倒且つ煩雑な作業が強いられることになる。
そこで、例えば下記の特許文献3に開示の手法のように、保護シートを一枚ずつ搬送しながら保護シート待機位置に供給することで、上記のように保護シートを積層状とした場合のように保護シート同士が接着するという事態を防止することができる。詳述すると、同文献には、長尺な保護シートを所定長さに切断し、それを二つ折りにした後、ガイド板で保護シート待機位置まで案内して待機させるという手法が開示されている。そして、ガラス基板の上に保護シートを載置する際に、保護シート待機位置から保護シートを取り出すようにしている。
特開昭62−180836号公報 特開2005−75482号公報 特許2006−8192号公報
ところで、ガラス基板の梱包に利用される保護シートには、例えば厚みが0.5mm程度の比較的薄いものが使用される場合が多く、皺になりやすい。特に、近年のガラス基板の大型化に伴って、保護シートの寸法も大型化されていることから、皺の発生はより顕著なものとなって現れる。そして、このように保護シートに皺が生じた状態で、パレット上にガラス基板と保護シートとを交互に積層した場合には、保護シートの皺の分だけ保護シートの厚みが増すことになることから、ガラス基板と保護シートとを交互に積層した状態でその積層方向寸法が増大し、パレットへのガラス基板の積載枚数が不当に減少することになる。また、この場合には、保護シートの皺に起因して、ガラス基板と保護シートとの間に不当な隙間が生じることになるので、ガラス基板に撓みが生じる等して、ガラス基板に破損が生じるおそれがある。
このような保護シートに生じる皺の問題は、ガラス基板の上に載置された保護シートに皺が生じていなければ問題とはならないが、保護シートに生じた皺を事後的に取り除くことは極めて困難となる。したがって、ガラス基板の上に載置される保護シートの供給起点となる保護シート待機位置においても、保護シートに皺が発生するという事態を防止することが重要となる。
しかしながら、上記の特許文献3の開示の手法では、保護シート待機位置に在る保護シートは、ガイド板の上に水平姿勢で単に載置されているだけで、皺の発生を抑制するという観点から何ら対策が講じられていないのが実情である。
本発明は、以上の実情に鑑み、保護シート待機位置に在る保護シートに皺が生じるという事態を可及的に抑制することを技術的課題とする。
上記課題を解決するために創案された本発明は、複数のガラス基板を積層してパレット上に梱包する際に各ガラス基板の間に介装される保護シートを、所定の搬送方向に搬送しながら予め決められた保護シート待機位置に順次供給する保護シート供給装置であって、前記保護シート待機位置に在る保護シートを保持した状態で、保護シートに対して張力を付与する張力付与手段を備えていることに特徴づけられる。なお、張力付与手段としては、例えば、保持している保護シートに対してその搬送方向に対して張力を付与するもの、保持している保護シートに対してその搬送方向と直交する方向に張力を付与するもの、或いは保持している保護シートに対してその搬送方向及びその方向と直交する方向の双方に張力を付与するものなどが挙げられる。
このような構成によれば、張力付与手段によって保護シート供給装置に在る保護シートに対して張力が付与されるので、当該位置に在る保護シートに張りを持たせることができ、保護シートの皺の発生を抑制することができる。
上記の構成において、前記張力付与手段は、前記搬送方向に対向する保護シートの二辺をその各辺に沿う複数の保持領域又はその辺に沿う連続したライン状の保持領域で保持すると共に、前記搬送方向に相対的に接離移動自在な一対の保持部を有し、前記一対の保持部で保護シートを保持した状態で、該一対の保持部を離反させて、保護シートに対して、前記搬送方向に張力を付与することが好ましい。
このようにすれば、相対的に接離移動自在な一対の保持部で、保護シートの対向する二辺を、その各辺に沿う断続する複数の領域又はその各辺に沿う連続したライン状の領域で保持した状態で、一対の保持部を保護シートの搬送方向に離反させることで、保護シートに対して、その搬送方向に張力が付与されるので、保護シートに局所的ではなく、保護シート面全体に均等に張力が付与されることになる。したがって、保護シートに全体として均一に張りを持たせることができ、結果として皺の発生をより確実に抑制することが可能となる。
上記の構成において、前記一対の保持部は、前記搬送方向に対向する保護シートの二辺をその各辺に沿う複数の保持領域で保持するようにした場合には、少なくともその各辺の両隅側に位置する保持領域が前記搬送方向と直交する方向に相対的に接離移動可能に構成されており、前記一対の保持部で保護シートを保持した状態で、前記接離移動自在に構成された保持領域を離反させて、保護シートに対して、前記搬送方向と直交する方向に更に張力を付与することが好ましい。
このようにすれば、保護シートに対して、搬送方向と直交する方向にも張力が付与されることになるので、皺の発生を抑制するという観点からはより好ましいものとなる。
なお、上記の張力付与手段において、保護シートの前記搬送方向と直交する方向に対向する二辺を保持すると共に、前記搬送方向と直交する方向に相対的に離反移動自在な一対の第2保持部を別途設け、前記一対の第2保持部で保護シートを保持した状態で、該一対の第2保持部を離反させて、保護シートに対して、前記搬送方向と直交する方向に張力を付与するようにするようにしてもよい。
上記の構成において、前記搬送方向に沿って搬送される長尺なシート状の元材を所定寸法に切断して保護シートを作製する元材切断手段を備え、前記張力付与手段が、前記元材切断手段によって作製される保護シートを保持した状態で、前記保護シート待機位置まで搬送するように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、元材切断手段によって作製される保護シートが、張力付与手段によって保持された状態で保護シート待機位置まで搬送されるので、保護シート待機位置における保護シートの姿勢を安定した状態に維持することができる。したがって、保護シート待機位置で、保護シートに対して適正な張力を付与することが可能となる。
上記の構成において、前記張力付与手段によって、前記保護シート待機位置で保護シートを水平面に対して傾斜した姿勢で保持するようにしてもよい。
このようにすれば、パレットに、ガラス基板と保護シートとをそれぞれ縦姿勢で交互に積層して梱包することが要請される場合に有利となる。すなわち、保護シート待機位置において保護シートを傾斜姿勢で保持しておけば、当該保護シートの姿勢を大きく変更することなく、パレット上に積み込まれたガラス基板の上に載置することができるため有利となる。このような観点からは、張力付与手段によって保持された保護シートの姿勢が、パレットに積み込まれる保護シートの姿勢、すなわちパレット上に積層されるガラス基板の姿勢と実質的に同一になるようにすることが好ましい。
上記の構成において、保護シートが、伸縮性を有することが好ましい。
このようにすれば、張力を付与する過程で、保護シートが適度に伸びることになるので、張力付与手段との間で位置ずれ等の変位が生じ難く、したがって保護シートに適正な張力を付与することが可能となる。
ここで、伸縮性を有する保護シートとしては、例えば樹脂シートや、発泡樹脂シートが挙げられる。そして、かかる樹脂シートや、発泡樹脂シートを保護シートとして使用した場合には、保護シートとして紙等を使用した場合に比して、保護シートから塵埃等の異物がガラス基板に付着するという事態を防止することができ、ガラス基板の清浄性を良好に維持することができる。さらに、発泡樹脂シートを使用した場合には、紙等に比して良好なクッション性が得られ、輸送時等に各ガラス板に作用する衝撃を適正に緩和することができる。
以上のように本発明によれば、張力付与手段によって、保護シート供給装置に在る保護シートに対して張力が付与されるので、当該位置に在る保護シートに張りを持たせることができ、保護シートの皺の発生を可及的に抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る保護シート供給装置が組み込まれたガラス基板梱包システムの一構成例を模式的に示す斜視図である。同図に示すように、このガラス基板梱包システム1は、ガラス基板供給装置2と、保護シート供給装置3と、ガラス基板供給装置2によって供給されるガラス基板4を略L字形のパレット5に積み込むガラス基板積込装置6と、保護シート供給装置3によって供給される保護シート7をパレット5に積み込む保護シート積込装置8とを備え、ガラス基板積込装置6と保護シート積込装置8とにより、パレット5上に、ガラス基板4と保護シート7とをそれぞれ縦姿勢で交互に自動的に積層して梱包するように構成されている。なお、この実施形態では、ガラス基板4は、FPD用のガラス基板であって、一辺の寸法が1000〜2500mmで且つ厚みが0.5〜0.7mmである。また、保護シート7は、発泡樹脂シート(例えば発泡ポリエチレンシート)であって、ガラス基板4よりも縦横ともに100〜180mm程度大きく、その厚みが0.5〜0.6mmである。
ガラス基板積込装置6は、アーム部9と、アーム部9の先端に回転及び揺動可能に取り付けられたガラス基板保持手段10とを備えている。アーム部9は、ベース部11にスライド可能に載置されたスライダ12の上に回転自在に取り付けられている。また、ガラス基板保持手段10は、櫛歯形状を呈し、各櫛歯部分に、ガラス基板4を負圧作用で吸着する吸着パッド13が複数配設されている。そして、このガラス基板保持手段10には、隣接する櫛歯部分の間に、空間が形成されている。
保護シート積込装置8は、アーム部14と、アーム部14の先端に回転及び揺動可能に取り付けられ且つ保護シート7の周縁部のみを保持する保護シート保持手段15とを備えている。アーム部14は、ベース部11にスライド可能に載置されたスライダ16の上に回転自在に取り付けられている。保護シート保持手段15は、上辺部17と、この上辺部17の両端から下方に伸びる一対の側辺部18a,18bとを備え、全体として下方が開口したコ字形を呈している。
図2に示すように、一対の側辺部18a,18bは、保護シート7の幅方向両辺の略全域に当接するようになっている。そして、各側辺部18a,18bの当接面には、保護シート7の幅方向両辺に沿う方向に複数の吸引孔Xが形成されており、各吸引孔Xから保護シート7に負圧を作用させることで、保護シート7の幅方向両辺をその辺に沿う複数の領域(各吸引孔Xに対応した領域)で吸着保持するようになっている。
さらに、一方の側辺部18aは上辺部17に固定され、他方の側辺部18bは上辺部17にその長手方向にスライド可能に取り付けられており、他方の側辺部18bが一方の側辺部18aに対して接離移動自在となっている。そして、これら一対の側辺部18a,18bで保護シート7の幅方向両辺を保持した状態で、他方の側辺部18bを一方の側辺部18aから離反する方向(保護シート7の幅方向)にスライドさせることで、保護シート7に対して、幅方向に張力を付与するようになっている。
一方、上辺部17には、保護シート7の上辺を補助的に保持する複数(図示例では保護シート7の上辺の中央位置及びその両側位置を挟持する計3つ)のチャック機構19a,19b,19cが取り付けられている。そして、既に述べたように、一方の側辺部18aに対して他方の側辺部18bが接離移動自在に構成されていることから、側辺部18bを離反させた際に生じる保護シート7の伸びに追随するように、中央のチャック機構19bと他方の側辺部18b側のチャック機構19cは、上辺部17にその長手方向にスライド可能に取り付けられている。具体的には、この実施形態では、保護シート7の幅方向の伸びが均一になるように、一方の側辺部18aに対して他方の側辺部18bが例えばxmmスライドした場合、このスライドと同時且つ同方向に、この他方の側辺部18b側のチャック機構19cはxmmスライドし、中央のチャック機構19bはx/2mmスライドするように設定されている。なお、この実施形態では、側辺部18a側では保護シート7の伸びが小さいので、チャック機構19aは上辺部17に固定されている。
ガラス基板供給装置2は、図3に示すように、ガラス基板4の搬送方向(図中の矢印A方向)と直交する方向に間隔を空けた状態で、ガラス基板4の搬送方向と平行に並列に配列された複数の搬送機構20を備えている。隣接する搬送機構20の間の間隔は、櫛歯形状を呈するガラス基板保持手段10(図中一点鎖線で示す)が挿入可能な間隔に設定されている。なお、ガラス基板4は、ガラス基板供給装置2によって間欠的に搬送されると共に搬送機構20上のガラス基板待機位置に到達した時点で停止するようになっている。
各搬送機構20には、ガラス基板4が実際に載置される複数の搬送ローラ21が配設されており、各搬送ローラ21が同期回転するようになっている。詳述すると、モータ22からの回転駆動力をカウンターベルト23によって複数のプーリー24に伝達することで、各プーリー24に接続された回転シャフト25を同期回転させるようになっている。さらに、各回転シャフト25には、その軸方向に間欠的に複数のベベルギア26が固定されており、このベベルギア26が搬送ローラ21に固定されたベベルギア27に噛み合わされている。これにより、モータ22の回転駆動力が、各搬送ローラ21へと伝達されると共に、各搬送ローラ21が同期回転するようになっている。
保護シート供給装置3は、図4及び図5に示すように、長尺なシート状の元材28を供給する元材供給手段29と、元材供給手段29から供給される元材28を切断して保護シート7を作製する元材切断手段30とを備えている。
図4に示すように、元材供給手段29は、元材28が巻回されてなる一対の元材ロール31a,31bと、各元材ロール31a,31bから引き出された元材28を切断する一対のカッター32a,32bとを備え、元材ロール31a,31bのいずれか一方から引き出された元材28を元材切断手段30に供給し、元材ロール31a(31b)の残量が所定量よりも少なくなった段階で、その元材ロール31a(31b)から引き出された元材28をカッター32a(32b)で切断すると共に、この切断された元材28の末端部と、他方の元材ロール31b(31a)から引き出された元材28の先端部とを接続するようになっている。
詳述すると、図示例では、一対の元材ロール31a,31bのうち、元材ロール31aが使用されている状態を示しており、この使用中の元材ロール31aに連続する元材28が、一対のニップローラ33a,33bの間に挟持されている。そして、ニップローラ33a,33bの回転に伴って使用中の元材ロール31aから元材28が引き出され、元材切断手段30(後述する基台41の傾斜面41a上)に供給されるようになっている。
また、使用中の元材ロール31a側には、待機中の元材ロール31bから僅かに引き出された元材28に対向する面の裏面側に、間隔を空けた状態で吸着プレート34aが待機している。この吸着プレート34aは、シリンダ35aの先端側に支点A1を中心として回転可能に取り付けられている。シリンダ35aの基端側は、支点A2を中心として回転可能に支持されている。さらに、この吸着プレート34aと元材ロール31aとの間には、カッター32aが取り付けられた切断板36aと、カッター32aで元材28を切断する際に切断板36aと係合する係合板37aとが配設されている。
待機中の元材ロール31bに連続する元材28の先端部には、使用中の元材ロール31aから引き出された元材28に対向する面側に予め両面テープ38が貼着されており、その裏面側が吸着プレート34bによって吸着保持されている。この吸着プレート34bは、吸着プレート34aとの対向間隔が元材ロール31a,31b側に移行するに連れて漸次広がるように、吸着プレート34aに対して傾斜した状態で配設されると共に、シリンダ35bの先端側に支点B1を中心として回転可能に取り付けられている。このシリンダ35bの基端側は、支点B2を中心として回転可能に支持されている。さらに、この吸着プレート34bと元材ロール31bとの間には、カッター32bが取り付けられた切断板36bと、カッター32aで元材28を切断する際に切断板36bと係合する係合板37bとが配設されている。
そして、一方の元材ロール31aの残量が、図示しないセンサによって予め決められた所定量よりも少なくなったことが検知された段階で、元材ロール31aから引き出された元材28を吸着プレート34aで吸着保持すると共に、切断板36aと係合板37aとを係合させてカッター32aで元材28を切断するようになっている。その後、シリンダ35aを伸長させて、その先端に取り付けられた吸着プレート34aを待機中の吸着プレート34bに重ね合わせることにより、ニップローラ33a,33bへと連続する切断後の元材28の末端部を、待機中の元材ロール31bから引き出された元材28の先端部に両面テープ38によって接続するようになっている。この際、吸着プレート34aとシリンダ35aは、支点A1,A2を中心として回転し、吸着プレート34aが、円弧状の軌跡(図中の矢印B)を描きながら吸着プレート34bに重なるようになっている。
また、元材ロール31aから引き出された元材28がニップローラ33a,33bに至るまでの経路上には、ガイドローラ39と、ダンサーローラ40とが配設されており、元材28が各ローラ39,40の一部に巻回されている。図示例ではニップローラ33a,33bが非回転時に、ダンサーローラ40が下方に移行し、ニップローラ33a,33bが回転時に、ダンサーローラ40が上方に移行することにより、元材28が一定の張力を維持しながらニップローラ33a,33bより定尺で供給されるようにしてある。
図5に示すように、元材切断手段30は、傾斜面41aを有する基台41と、前記一対のニップローラ33a,33bによって基台41の傾斜面41a上に引き出された元材28を切断する切断機構42とを備えている。なお、基台41の傾斜面41aの水平面に対する傾斜角度αは、パレット5に縦姿勢で積み込まれたガラス基板4の水平面に対する傾斜角度と一致又は略一致している。
切断機構42は、ニップローラ33a,33bによって所定寸法引き出された元材28を基台41の傾斜面41aに押圧する押圧プレート43と、この押圧プレート43によって傾斜面41aに押圧された元材28を搬送方向(図中の矢印C方向)と直交する方向(以下、幅方向という)に切断するカッター44とを備えている。押圧プレート43は、元材28の幅方向寸法よりも長尺な板状体を呈し、基台41の傾斜面41aに対して接離移動自在に構成されている。なお、カッター44を幅方向に走行させるための空間が、押圧プレート43の上下方向中間位置にその幅方向に亘って形成されている。
さらに、保護シート供給装置3は、特徴的な構成として、元材切断手段30によって作製される保護シート7に張力を付与する張力付与手段45を備えている。この張力付与手段45は、保護シート7の搬送方向(元材28の搬送方向と同方向)に対向する二辺をその各辺に沿う複数の領域で保持する一対の保持部46,47を有しており、この実施形態では、保持部47が保持部46に対して接離移動自在に構成されている。
詳述すると、搬送方向の上流側に位置する保持部46は、保護シート7の上辺を吸着保持する複数(図示例では3つ)の吸着プレート46a,46b,46cを備えており、各吸着プレート46a,46b,46cには、保護シート7に負圧を作用させる複数の吸引孔が形成されている。さらに、両端の吸着プレート46a,46cは、保護シート7の幅方向に相対的に接離移動自在に構成されている。
一方、搬送方向の下流側に位置する保持部47は、保護シート7の下辺を挟持した状態で保持する複数(図示例では4つ)のチャック機構47a,47b,47c,47dを備えている。各チャック機構47a,47b,47c,47dは、基台41の傾斜面41aに沿って昇降移動するスライドバー48に取り付けられており、このうち両端のチャック機構47a,47dは、保護シート7の幅方向に相対的に接離移動自在に構成されている。さらに、スライドバー48と共に各チャック機構47a,47b,47c,47dが基台41の傾斜面41aに沿って昇降移動する際に、各チャック機構47a,47b,47c,47dの移動が阻害されないように、各チャック機構47a,47b,47c,47dの走行路に対応した領域には、傾斜面41aに凹部49が形成されている。さらに、両端のチャック機構47a,47dに対応する凹部49には、昇降プレート50が収納されている。
次に、以上のように構成されたガラス基板梱包システム1によるガラス基板4の梱包方法を説明し、合わせて本実施形態に係る保護シート供給装置3の動作を説明する。
本実施形態のガラス基板梱包システム1による梱包方法は、ガラス基板供給装置2からガラス基板積込装置6へとガラス基板4を供給するガラス基板供給工程と、保護シート供給装置3から保護シート積込装置8へと保護シート7を供給する保護シート供給工程と、ガラス基板積込装置6と保護シート積込装置8とによりパレット5にガラス基板4と保護シート7とをそれぞれ縦姿勢で交互に積層する積層工程とに大別される。
図1及び図3に示すように、ガラス基板供給工程では、まず、ガラス基板4が上流側から並列に配列された複数の搬送機構20上に間欠的に搬送される。その後、ガラス基板4は、各搬送機構20によって同じく間欠的に搬送されると共に、ガラス基板待機位置に達した時点で停止する。そして、その後或いはその前段階で、櫛歯形状を呈するガラス基板保持手段10(図3において一点鎖線で示す)が、隣接する搬送機構20の間の空間に挿入される。この状態で、ガラス基板保持手段10が上昇し、ガラス基板待機位置に在るガラス基板4の下面にガラス基板保持手段10の吸着パッド13が当接し、ガラス基板4の下面が吸着保持される。その後、ガラス基板保持手段10が、搬送機構20の間の空間からその搬送面よりも上方に上昇し、搬送機構20からガラス基板4が離れ、ガラス基板保持手段10へのガラス基板4の供給が完了する。このようにすれば、ガラス基板4の有効面(上面)に触れることなく、ガラス基板4の非有効面(下面)のみを吸着保持した状態で、搬送機構20からガラス基板4を容易且つ確実に供給することができる。
保護シート供給工程は、前記ガラス基板供給工程と並行して行われる。図4及び図5に示すように、保護シート供給工程では、まず、ニップローラ33a,33bによって、一対の元材ロール31a,31bのいずれか一方(図示例では元材ロール31a)から元材28が所定寸法引き出され、元材切断手段30へと供給される。この状態で、元材切断手段30によって、所定寸法引き出された元材28が切断され、保護シート7が作製される。
具体的には、元材28は、ニップローラ33a,33bによって基台41の傾斜面41aへと供給され、傾斜面41aに沿って下方に垂れ下がる。その後或いはその前段階で、チャック機構47a,47b,47c,47dが、基台41の傾斜面41aに沿ってスライドバー48と一体的に上昇し、このチャック機構47a,47b,47c,47dによって元材28の下辺部が挟持される。この状態で、ニップローラ33a,33bによって元材ロール31aから元材28がさらに引き出され、傾斜面41a上に供給される。そして、この元材28の供給と同期して、チャック機構46a,46b,46c,46dがスライドバー47と一体的に基台41の傾斜面41aに沿って下降する。このようにしてニップローラ33a,33bによって傾斜面41a上に、保護シート7に対応した寸法分の元材28が供給された段階で、ニップローラ33a,33bの回転及びチャック機構47a,47b,47c,47dの下降が停止する。
そして、この状態で、押圧プレート43が下降して、元材28を傾斜面41aに押圧し、カッター44によって元材28が切断され、保護シート7が作製される。そして、保護シート7の上方部を吸着プレート46a,46b,46cで吸着した後、押圧プレート43が上昇して保護シート7から離れる。その後、スライドバー48と一体的にチャック機構47a,47b,47c,47dが傾斜面41aに沿って更に下降して、保護シート7が、保護シート待機位置(保護シート7の上辺が押圧プレート43の下方から露出する位置)まで引き下げられる。この間、保護シート7の上方部は、吸着プレート46a,46b,46cによって補助的に吸着保持されながら、吸着プレート46a,46b,46cの上を滑るように下方に引き下げられる。
次いで、保護シート7が保護シート待機位置まで引き下げられた段階(図6参照)で、両端の吸着プレート46a,46cが離反すると共に、両端のチャック機構47a,47dが離反して、保護シート7に幅方向に張力が付与される。また、保護シート7は、その上方部が吸着プレート46a,46b,46cによって吸着された状態で、その上を滑りながらチャック機構47a,47b,47c,47dによって引き下げられていることから、保護シート7の搬送方向にも張力が付与されることになる。これにより、保護シート待機位置に在る保護シート7は幅方向及び搬送方向に張りを持った状態となることから、保護シート積込装置8(保護シート保持手段15)に保護シート7を供給する前に、保護シート7に皺が生じるという事態を確実に防止することができる。また、このように張力を付与することで保護シート7を、保護シート保持手段15に対して正確に位置決めすることも可能となる。
そして、張力が付与された状態で保持された保護シート7に、図6に示すように、保護シート保持手段15の側辺部18a,18bが当接する。この状態で、保護シート保持手段15の側辺部18a,18bに設けられた複数の吸引孔Xにより、保護シート7の幅方向両辺をその辺に沿う複数の領域(吸引孔Xに対応した領域)で吸着保持し、上辺部17のチャック機構19a,19b,19cにより保護シート7の上辺を挟持した状態で保持する(図2参照)。なお、側辺部18a,18bによって保護シート7を吸着保持する際には、基台41の凹部81に収納されている昇降プレート50が基台41の傾斜面41aと同一平面上まで上昇し、保護シート保持手段15の側辺部18a,18bによって保護シート7を吸着保持する領域の裏面側に当接される。
そして、保護シート保持手段15による保護シート7の保持が完了した段階で、基台41に配設された吸着プレート46a,46b,46c及びチャック機構47a,47b,47c,47dによる保護シート7の保持は解除されると共に、保護シート保持手段15が基台41の傾斜面41aから離れ、保護シート保持手段15への保護シート7の供給が完了する。このようにすれば、保護シート7は、張力が付与された状態で、保護シート保持手段15に供給されるので、この供給段階で、保護シート7に皺が生じるという事態を防止することができる。また、既に述べたように、基台41の傾斜面41aの傾斜角度αは、パレット5に縦姿勢で積み込まれたガラス基板4の水平面に対する傾斜角度と一致又は略一致していることから、保護シート待機位置に在る保護シート7も、同様にパレット5上のガラス基板4と実質的に同一姿勢となる。したがって、保護シート積込装置8は、保護シート7の姿勢を変更することなく、そのままの姿勢でパレット5に保護シート7を積み込むことができる。よって、保護シート積込装置8の動作の簡素化を図ることができ、結果として保護シート7の積込作業の高速化を図ることが可能となる。
一方、保護シート保持手段15は、上記した態様で保護シート7を保持した状態で、図2に示すように、他方の側辺部18b及びチャック機構19b,19cを、一方の側辺部18aから離反する方向(保護シート7の幅方向)に同時にスライドさせ、保護シート7の幅方向に張力を付与する。このようにすれば、保護シート7の幅方向両辺をその辺に沿う複数の領域(吸着孔Xに対応する領域)で保持した状態で、その保持された保護シート7に対して、幅方向に張力が付与されるので、保護シート7に局所的ではなく、保護シート面全体に均等に張力が付与されることになる。したがって、保護シート7に、全体として平面状に均一な張りを持たせることができ、結果として、パレット5上に積み込まれたガラス基板4の上に実質的に皺のない保護シート7を載置することができる。さらに、このように側辺部18a,18bにより保護シート7に張力を付与する際に、保護シート7の上辺はチャック機構19a,19b,19cによって挟持されているので、保護シート7のガラス基板4上への移送時に、保護シート7にばたつきが生じるという事態を抑制することができ、保護シート7の姿勢の安定化と保護シート7の搬送の高速化を図ることができる。
また、以上のような保護シート供給工程の実行中に、使用中の元材ロール31aの残量が、図示しないセンサによって所定量よりも少なくなったことが検知されると、ニップローラ33a,33bの回転が停止し、ダンサーローラ40が下方に移行する。その後、元材ロール31aから引き出された元材28が吸着プレート34aによって吸着保持されると共に、切断板36aと係合板37aとが係合し、元材28がカッター32aによって切断される。この状態から、シリンダ35aが伸びて、その先端に取り付けられた吸着プレート34aが待機中の吸着プレート34bと重ね合わされ、ニップローラ33a,33bへと連続する切断後の元材28の末端部が、待機中の元材ロール31bから引き出された元材28の先端部に両面テープ38により接続される。そして、このように元材28の接続が完了すると、吸着プレート34aが元の位置に戻り、使用する元材ロールが、元材ロール31bへと移行される。そして、元材ロール31bを使用している間、残量が所定量に満たなくなった元材ロール31aを新しいものに交換し、その先端部に両面テープ38を貼着した状態で、その裏面側を吸着プレート34aで吸着保持して待機させておく。これにより、元材ロール31aの交換時に、他方の元材ロール31bで元材28の供給を継続することができる。また、ダンサーローラ40を介した状態で元材28に、他方の元材ロール31bから引き出された元材28が接続されるので、接続後の元材28においても一定の張力を維持させながらニップローラ33a,33bから所定寸法で供給することができる。さらに、既に述べたように、2つの吸着プレート34a,34bは、その対向間隔が漸次広がるように配設されていることから、待機中の元材ロール31b(32a)の元材28の先端部に両面テープ38を容易に貼着することができる。
積層工程は、以上のようなガラス基板供給工程及び保護シート供給工程を経た後に行われる。図7(a)に示すように、積層工程では、まず、パレット5に先行して縦姿勢で積み込まれたガラス基板4の上に、保護シート積込装置8の保護シート保持手段15によって周縁部のみが保持された保護シート7が載置される。その後、図7(b)に示すように、保護シート保持手段15によって周縁部が保持された状態の保護シート7の上に、ガラス基板積込装置6のガラス基板保持手段10に非有効面側が保持されたガラス基板4が載置される。そして、図7(c)に示すように、保護シート7の上に、後続のガラス基板4が載置された段階で、保護シート保持手段15による保護シート7の保持が解除される。以後、この動作を繰り返すことで、パレット5に、ガラス基板4と保護シート7とがそれぞれ縦姿勢で交互に積層された状態で梱包される。このようにすれば、パレット5に先行して積み込まれたガラス基板4の上に載置された保護シート7は、ガラス基板積込装置6によって後続のガラス基板4が載置されるまで、保護シート積込装置8の保護シート保持手段15によってその周縁部が保持された状態となることから、後続のガラス基板4が載置される前に、保護シート7に位置ずれや皺が生じるという事態を防止することができる。そして、保護シート保持手段15による保護シート7の保持が解除された段階では、既に保護シート7は先行するガラス基板4と後続のガラス基板4との間に挟まれた状態となることから、事後的に保護シート7に位置ずれや皺が生じるという事態も防止することができる。したがって、ガラス基板4と保護シート7とを交互に積層した状態でその積層方向寸法が不当に増大するこがなく、パレット5に予め決められた枚数のガラス基板4を確実に積層して梱包することができる。また、ガラス基板4と保護シート7との間に不当な隙間が形成されないので、ガラス基板4に破損が生じるという事態も好適に防止できる。なお、保護シート積込装置8は、ガラス基板4よりも大きな保護シート7の周縁部のみを保持していることから、ガラス基板積込装置6と保護シート積込装置8とを相互に干渉させることなく、保護シート積込装置8で保護シート7を保持した状態のまま、保護シート積込装置8による保護シート7の保持部分を除く領域に、ガラス基板積込装置6によってガラス基板4を載置することができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。上記の実施形態では、保護シート7として発泡樹脂シートを使用した場合を説明したが、その他、保護シートとして樹脂シート等を使用してもよい。
また、上記の実施形態では、梱包対象のガラス基板4がFPD用のガラス基板である場合を例にとって説明したが、梱包対象のガラス基板4は各種電子表示機能素子や薄膜を形成するための基材として用いられるガラス基板等であってもよい。
本発明の実施形態に係る保護シート供給装置が組み込まれたガラス基板梱包システムの一構成例を模式的に示す斜視図である。 図1の保護シート積込装置の保護シート保持手段を模式的に示す斜視図である。 図1のガラス基板供給装置を模式的に示す平面図である。 図1の保護シート供給装置の元材供給手段を模式的に示す側面図である。 図1の保護シート供給装置の元材切断手段を模式的に示す斜視図である。 保護シート供給工程の終盤の状態を模式的に示す側面図である。 (a)は積層工程の序盤の状態を、(b)はその中盤の状態を、(c)はその終盤の状態をそれぞれ模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 ガラス基板梱包システム
2 ガラス基板供給装置
3 保護シート供給装置
4 ガラス基板
5 パレット
6 ガラス基板積込装置
7 保護シート
8 保護シート積込装置
9 アーム部
10 ガラス基板保持手段
11 ベース部
12 スライダ
13 吸着パッド
14 アーム部
15 保護シート保持手段
16 スライダ
17 上辺部
18a,18b 側辺部
19a,19b,19c チャック機構
20 搬送機構
21 搬送ローラ
22 モータ
23 カウンターベルト
24 プーリー
25 回転シャフト
26,27 ベベルギア
28 元材
29 元材供給手段
30 元材切断手段
31a,31b 元材ロール
32a,32b カッター
33a,33b ニップローラ
34a,34b 吸着プレート
35a,35b シリンダ
36a,36b 切断板
37a,37b 係合板
38 両面テープ
39 ガイドローラ
40 ダンサーローラ
41 基台
41a 傾斜面
42 切断機構
43 押圧プレート
44 カッター
45 張力付与手段
46 保持部
46a,46b,46c 吸着プレート
47 保持部
47a,47b,47c,47d チャック機構
48 スライドバー
49 凹部
50 昇降プレート
X 吸引孔

Claims (6)

  1. 複数のガラス基板を積層してパレット上に梱包する際に各ガラス基板の間に介装される保護シートを、所定の搬送方向に搬送しながら予め決められた保護シート待機位置に順次供給する保護シート供給装置であって、
    前記保護シート待機位置に在る保護シートを保持した状態で、該保護シートに対して張力を付与する張力付与手段を備えていることを特徴とする保護シート供給装置。
  2. 前記張力付与手段は、前記搬送方向に対向する保護シートの二辺をその各辺に沿う複数の保持領域又はその辺に沿う連続したライン状の保持領域で保持すると共に、前記搬送方向に相対的に接離移動自在な一対の保持部を有し、
    前記一対の保持部で保護シートを保持した状態で、該一対の保持部を離反させて、保護シートに対して、前記搬送方向に張力を付与することを特徴とする請求項1に記載の保護シート供給装置。
  3. 前記一対の保持部は、前記搬送方向に対向する保護シートの二辺をその各辺に沿う複数の保持領域で保持するものであって、少なくともその各辺の両隅側に位置する保持領域が前記搬送方向と直交する方向に相対的に接離移動可能に構成されており、
    前記一対の保持部で保護シートを保持した状態で、前記接離移動自在に構成された保持領域を離反させて、保護シートに対して、前記搬送方向と直交する方向に更に張力を付与することを特徴とする請求項2に記載の保護シート供給装置。
  4. 前記搬送方向に沿って搬送される長尺なシート状の元材を所定寸法に切断して保護シートを作製する元材切断手段を備え、
    前記張力付与手段が、前記元材切断手段によって作製される保護シートを保持した状態で、前記保護シート待機位置まで搬送するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の保護シート供給装置。
  5. 前記張力付与手段によって、前記保護シート待機位置で保護シートを水平面に対して傾斜した姿勢で保持することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の保護シート供給装置。
  6. 保護シートが、伸縮性を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の保護シート供給装置。
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