JP2008211747A - 画像処理装置、サーバ装置、タスク処理方法、記憶媒体、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 ユーザ毎、あるいは、入力されるデータの属性に適応した機能処理を連携させるタスクを自動的に起動することである。
【解決手段】 操作に対応して機能が指示されると、要求される機能に基づくタスクフローが管理サーバ11に登録されているかどうかを判断する(S701)。そして、操作に対応する機能に基づくタスクフローが管理サーバ11に登録されていると判断した場合に、タスクフローを参照して、要求に対応する機能に連携して複数の機能処理を実行する(S703)構成を特徴とする。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像処理装置とサーバ装置とが連携してジョブを処理するシステムに関するものである。
従来、複合画像処理装置(MFP(Multi Function Peripheral))では、複雑な処理設定を1つ1つユーザに設定させる手間を省くために、予めワンタッチボタンやお好みキーとして1つのボタンに複数の設定を割り当てておく方法がある。
同様に、複雑な処理設定を1つ1つユーザに設定させる手間を省くために、タスクを連ねたタスクフローを割り当てておく場合がる。この場合は、当該キーの押下により一連の設定情報あるいはタスクフローが読み出され、それに従って一連の処理を行うものである。
この場合、ユーザは、上記ワンタッチボタンもしくはお好みキーへの登録は、以下のように実行される。
MFPの操作パネルから指定する方法と、管理者がリモートで登録する方法とがある。ここで、後者の場合は、システムを運用/管理する管理者がコンピュータ(以下PC)上でエディタを用いて設定情報を付加したタスクを組み合わせてタスクフローを定義し、各MFPへ配信する形態も用いられるようになってきている。
更に、タスクフローは、MFPが単体として装備する機能の組み合わせであるばかりでなく、他のMFPあるいは外部のPCサーバーやPC上のアプリケーションが装備する機能を組み合わせて実現される場合がある。
一方、MFPに処理されるジョブを生成するPCにおいては、様々なアプリケーションがインストールされている。このようなPC上のアプリケーションでは、定型業務として毎回決まった設定、あるいは処理の組み合わせを実行したい場合に、常に予め設定されている処理内容で処理を行う機能があった。
例えば良く知られているものとして「ホットフォルダ」と呼ばれる機能がある。このホットフォルダ機能とは、例えばPODシステムにて用いられる機能である。ここで、PODとは、プリントオンデマンドを意味し、IT時代の印刷方式として注目度が高まっているデジタル印刷技術である。
このようなホットフォルダを使用することで、PC上の特定のフォルダにファイルが置かれれば、それを監視しているアプリケーションがファイルを読み込み、予め定められている処理を自動的に開始させることができる。同様に、ホットフォルダとしてPC上の特定のフォルダにファイルが置かれれば、同じく予め定められている指示書と共にファイルを処理を行う外部装置あるいは外部PCへデータを転送することができる。
ここで、指示書とは、どのファイルをどのように処理し、どう出力するかという一連の情報が記述されたデータファイルのことであり、各処理装置あるいは外部PC上の処理機能部はその指示書に従って処理を行うものである。
また、下記特許文献1には、例えば処理の開始段階で、ログインユーザや文書のページ数、あるいは例えばFax受信の場合には送信元電話番号などの各種パラメータによりその後の処理内容を決定する。そして、動的にタスクフローあるいは指示書を生成した上で、その処理を実行するといった形態が記載されている。
特開2001−306287号公報
しかしながら、従来のタスクフロー処理では、常にユーザはワンタッチボタンあるいはお好みキーを選択指定する必要がある。
しかも、ワンタッチボタンやお好みキーは複数登録される場合があるため、その中から所望のものを探し出す手間も煩雑なものとなっていた。
また、従来のホットフォルダ機能では、ホットフォルダにファイルを書き込める権限を持つユーザであれば誰でも処理を開始することができるが、以下のよう問題もあった。
つまり、処理を開始させた後、外部装置あるいは外部PCでの処理時に必要なアクセス権のチェックや制限チェックは、それぞれの外部装置あるいは外部PCの機能仕様に任せる構成となっている。このため、全ての処理がどのような結果となるかを全て制御することは実際には大変困難であった。
更には、処理の開始段階で指示書を作成することもできたが、その指示書の作成処理のために時間を要するという問題もあった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、ユーザ毎、あるいは、入力されるデータの属性に適応した機能処理を連携させるタスクを自動的に起動できる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
複数の機能処理を連携して実行するタスクフローを管理するサーバ装置と通信可能な画像処理装置であって、要求される機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されているかどうかを判断する判断手段と、前記判断手段により前記操作に対応する機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されていると判断した場合に、前記タスクフローを参照して、前記要求に対応する機能に連携して複数の機能処理を実行する実行手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザが要求する連携すべき処理をタスクとして登録できるため、ユーザは、登録されたタスクを意識することなく、簡単な最初の要求を指示するだけで、ユーザの要求しているタスクを自動的に起動させることができる。
また、情報処理装置から入力される機能処理要求に対して連携すべき処理をタスクとして登録できるため、入力されたデータ源に適応して登録されたタスクを自動的に起動させることができる。
次に本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
本発明の実施例を説明する前に、本発明を適用可能なシステム構成、およびアプリケーション構成について説明する。
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態を示す画像処理装置、サーバ装置を適用可能なデータ処理システムの全体構成を示すブロック図である。本システムは、画像処理装置、サーバ装置、情報処理装置が通信可能なシステムであって、印刷処理装置から印刷処理装置のタスクを含むさまざまなタスクを連携実行可能なシステム例である。
なお、本実施形態において、タスクとは、文書データに対して実行可能な処理のことを示している。また、印刷処理装置のタスクとは、文書データをコピー、スキャン、Fax送信、印刷処理装置内のハードディスクへの保存、メール送信等を指すが、特に限定されるものではない。
また、本データ処理システムでは、上記タスクを提供する印刷処理装置の他、さまざまなタスクを提供可能な複数のアプリケーションとも連携可能である。
さらに、本実施形態では、タスクを実行可能な印刷処理装置及びアプリケーション(アプリ)をタスク処理装置と定義する。
図1に示す本データ処理システムは、管理サーバ11、クライアントPC12、タスク一覧DB13、アプリ14、アプリ15を含んで構成される。さらに、同システムは、印刷処理装置16、印刷処理装置17、及び文書管理サーバ28とその文書を蓄積する文書管理データベース(文書管理DB)29を含んで構成される。なお、各デバイスは、それぞれネットワーク18で接続されている。
なお、アプリケーション及び印刷処理装置の数は限定されるものではない。また、タスク一覧DBはアプリケーションごとに用意するもしくは印刷処理装置とのタスク管理とは別にするなど、使用方法に関しては限定しない。以下、本データ処理システムでは2つのアプリケーション及び2台の印刷処理装置が接続されているシステムを前提に説明を行う。
管理サーバ11はアプリ14、アプリ15、印刷処理装置16、印刷処理装置17、文書管理サーバ28の管理を行い、各タスク処理装置の実行可能なタスク一覧をタスク一覧DB29で管理する。
また、クライアントPC12は、管理サーバ11を介し、実行可能なタスク一覧DB13から所望のタスクを組み合わせて、タスクフローを作成する。なお、クライアントPC12は、いわゆるCPU、ROM、RAM等を含む制御部、キーボード等の入力デバイス、表示装置等の出力デバイス、外部記憶装置等を備える。そして、外部記憶装置にインストールされているOSをRAMにロードして、各種のアプリケーションをRAMにロードして実行することでデータ処理を行う。さらに、OSに記憶されたデバイスドライバを起動して、例えばプリンタドライバを介して、印刷処理装置16、17に印刷情報を転送したりすることが可能に構成されている。
また、タスクフローとは、複数のタスクを組み合わせて1つのタスクとして複数タスクを連続実行可能な処理の単位を示している。このようにして作成されたタスクフローは管理サーバ11上で管理され、印刷処理装置16、17から印刷することができる。タスクフローはアプリ14,15のイメージデータや印刷データなどを文書として文書管理サーバ28から取得または文書管理サーバ28に保存することが可能である。文書管理サーバ28は、文書管理DB29から文書を取り出したりあるいは格納したりする機能処理を実行する。
また、文書管理サーバ28にはIPアドレス等を管理する管理サーバ11を特定することが可能な情報が予め設定されている。
なお、管理サーバ11は、クライアントPC12または印刷処理装置16、17から要求されるタスクフローをタスク一覧DB13に登録する登録機能を備えている。そして、管理サーバ11は、印刷処理装置16、17から受信するタスク参照要求に応じて、タスク一覧DB13に記憶されたタスクフローを印刷処理装置16、17に応答する。
一方、管理サーバ11は、ユーザの処理要求の変更に適応するため、タスク一覧DB13に記憶されたタスクフローを情報処理装置から受信されるタスクフローを自在に更新することができるように構成されている。
なお、管理サーバ101上で、印刷処理装置16、17に対するユーザアカウントあるいは文書属性からジョブ分岐するためのジョブフローを定義して、タスク一覧DB13に登録する。ここで、ジョブフローの定義はジョブフローエディタを用いて作成する。
そして、ジョブフロー作成後、該ジョブフローの自動実行属性をOFFとすれば、そのジョブフローは1度きりの実行ジョブフォローとなる。また、ジョブフローの自動実行属性をONとすれば、何度でも繰り返し実行できる自動実行ジョブフローとなる。
なお、自動実行ジョブフローの起動は、MFPのシステム管理者がスタートアップジョブフローとして指定することができるし、あるいはユーザがUIから指定することもできるように構成されている。
また、本実施形態では、自動実行ジョブフローは、入力ソース毎に実行することができる。例えばスキャンにより実行されるジョブフローは1つのみ起動でき、例えばFAX受信によって実行されるジョブフローは別に設定することができるように構成されている。
<動作フロー>
図2A、図2Bは、図1に示したデータ処理システムにおける新規アプリケーションの追加からタスクフローの実行までの本タスク連携処理システムの動作フローを示す図である。なお、図2Aは、クライアントPC12を介して、アプリケーションの登録を行う場合に対応し、図2Bは、クライアントPC12を介さずに、アプリケーションの登録を行う場合に対応するTK21〜TK30は各処理を示す。
図2Aにおいて、クライアントPC12を介して、アプリケーションの登録を行う場合、アプリB15が新規追加されると、クライアントPC12は新規追加されたアプリ15のタスクインタフェース(I/F)情報をアプリ15から取得する(TK21)。次に、クライアントPC12から管理サーバ11に対して、取得したタスクI/F情報を含めたアプリ情報を登録する(TK22)。
そして、アプリ情報を受け取った管理サーバ11は、タスク一覧DB13へタスク情報の登録を行う(TK23)。このようにして、新規追加されたアプリ15が実行可能なタスクの登録完了後、アプリ15のタスクを含むタスクフローを作成することができる。以下、タスクフロー作成処理について説明する。
タスクフローの作成はクライアントPC12からの指示で行い、管理サーバ11を介してタスク一覧DB13から登録されているタスク一覧を参照し(TK24)、所望のタスクを組み合わせてタスクフローの作成及び登録を行う(TK25)。登録されたタスクフローは管理サーバ11上で管理される。
タスクフローの登録完了後、管理サーバ11の管理するいずれかの印刷処理装置からタスクフローを実行することができる。例えば印刷処理装置16は管理サーバ11で管理されているタスクフロー一覧を参照することができ(TK26)、タスクフローの実行ユーザ20は、印刷処理装置16から所望のタスクフローを選択し、実行する(TK27)。以下、登録したタスクの実行処理について説明する。
ユーザ20の操作で、印刷処理装置16からタスクフローの実行依頼を受け取った管理サーバ11は、タスクフロー内のタスクを実行可能なタスク処理装置へタスク実行依頼を行い(TK28)、タスクフローを実行する。タスクフロー内のタスクをどのタスク処理装置で実行するか、タスク名等はタスク定義情報としてタスク一覧DB13内で管理される。詳細は図3で説明する。
その後、アプリ15は処理を行った結果のデータが文書である場合、該当文書を文書管理サーバ28へ文書保存を行い(TK29)、文書管理サーバ28は文書管理DB29へ該文書データを格納する(TK30)。その後の詳細は、図5を用いて後述する。
一方、クライアントPC12を介さずに、アプリケーションの登録を行う場合について図2Bに示すタスクを参照して説明する。
なお、図2Bに示す系と、図2Aに示す系との差異は、新規追加アプリケーションのタスクI/F情報の取得及びアプリケーションの登録を新規追加アプリ15から直接管理サーバ11へ登録する点で、その他の動作フローに関しては図2Aと同様である。なお、サーバへ登録する処理は、図2BのTK28に対応する。
<タスク定義情報>
図3は、図1に示したタスク一覧DB13で管理されるタスク一覧のデータ構造を説明する図である。
図3において、300はタスク定義情報で、タスク一覧DB13に対して登録される。
タスク定義情報300内には、タスク名301、タスクを実行可能なタスク処理装置302、タスクを実行する際に必要となる属性情報303が保持されている。さらに、タスク定義情報300内には、タスクを実行する場合に必要となる入力データ304、タスク実行後に出力される出力データ305情報を保持している。なお、図3に示すタスク定義情報300の記述形式は、一例であって、本例には特に限定されるものではない。
<タスクフロー定義情報>
図4Aは、本実施形態を示すデータ処理システムにおけるスクフロー定義情報によるタスクフローを説明する図である。
本例では、タスクTask1を実行後、タスクTask2及びタスクTask3を並列処理し、タスクTask4を実行して終了するタスクフロー34の例を示している。
但し、ユーザが把握できるタスクフローはここまでであるが、管理サーバ11はクライアントPC12から登録されたタスクフローに対して必ずタスクフロー終了時の文書データを文書管理サーバ28へ文書保存するタスクを自動的に追加する。
図4Bは、図4Aに示したタスクフロー定義情報をXML形式で示した図である。なお、図4Aに示したものと同一のものには同一の符号を付してある。
なお、本実施形態では、タスクの実行順序を定義するため、例えばXML内にtaskタグを用意する。そして、該タスクの前に実行するタスク名、該タスクの後に実行するタスク名を記述する。
また、図3に示したようにタスク定義情報300内にタスクの属性情報303が定義されている場合は、propertyタグ内に該当する情報を記述する。
上記定義をタスクフロー34内に定義されているタスク分記述することによってタスクフロー定義情報が完成する。
ただし、ユーザが把握できるタスクフロー34はここまでであるが、管理サーバ11はクライアントPC12から登録されたタスクフロー34に対して必ずタスクフロー終了時の文書データを文書管理サーバ30へ文書保存するタスクを自動的に追加する。
なお、タスクフロー定義情報の記述は、タスク間の前後関係を明記できるものであれば、XML形式に限定するものではない。
また、タスクフロー定義情報は複数存在することが可能であり特定可能な識別子を有する。
次に、印刷処理装置16からタスクフローボタンを指定するための操作画面について図5を用いて説明する。
図5は、図1に示した印刷処理装置16のユーザインタフェース部のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す図である。
なお、本実施形態では、印刷処理装置16がMFPデバイスで構成される。このため、印刷機能、データ通信機能(SEND)、複写機能(COPY)、ボックス機能(BOX)、タスクフロー機能(TaskFlow)を設定するためのタブが用意されている。
つまり、印刷処理装置16はスキャナ機能処理部やプリンタ機能部を備えている。そして、FAX、メール送信等のデータ通信機能(SEND)、画像蓄積機能(BOX)、さらにはタスクフロー機能(TaskFlow)を装備している。
なお、タスクフローボタン35は、本画面上に複数表示させることが出来る。
タスクフローボタン35は前述したように管理サーバ11で管理されているタスクフロー一覧をボタンとして表示したものであり、ユーザは、この画面内の所望のタスクフローボタン36−1〜36−12のいずれかを選択する。
また、タスクフローボタンの数がタスクフローボタン36−1〜36−12よりも増えた場合には、画面送りボタン37を押下することで次のタスクフロー画面を表示させたり、画面送りボタン38を押下して前のタスクフロー画面を表示させたりする。なお、当該画面制御は、印刷処理装置16内の表示制御手段による。
なお、ページ送り表示部44は、タスクフローが全部で何画面分存在するか、さらに現在表示しているタスクフローはその中の何番目のものかを表示する。
通常は、タスクフローボタン36−1〜36−12の押下では、単にタスクフローの選択を行ったのみであり、タスクフローを確定させるためには別途操作パネル上にあるOKボタン42を押下する。
なお、全てのタスクフローボタン36−1〜36−12の選択状態を解除するためには、キャンセルボタン43を押下する。これにより、間違ったタスクフローボタン36−1〜36−12を押下した場合でも、選択し直しをする事ができる。
これより、印刷処理装置16において、例えばスキャナ部に原稿を置いてスタートボタン39を押下することで、選択したタスクフローが実行されることになる。タスクフローは一度のみの実行が可能であり、全てのタスクの処理が完了した時点で処理終了となり、画面内のタスクフローボタン36−1〜36−12は全て未選択状態に戻る。
続いて、本実施形態を示すデータ処理システムにおけるタスクフローの自動実行指示操作方法について図5を参照して説明する。
システムのバックグラウンドで継続的に待機状態となり、作業開始と共に予め指定されたタスクフローを実行させることができる。このためにはタスクフローボタン36−1〜36−12中の任意のタスクフローボタンの選択押下後、自動実行ボタン41を押下する。
タスクフローボタンはタスクフローボタン36−1〜36−12中から複数選択して押下することが可能であり、選択押下されたタスクフローボタンをもう一度押下すると、選択押下されていない表示状態へと戻る表示制御が実行される。
また、全て選択されていない初期状態に戻すためにはキャンセルボタン43を押下する。なお、40はストップボタンである。
ここで、ユーザが自動実行ボタン41を押下すると、その時選択状態のタスクフローがバックグラウンドで継続的に待機状態となる。タスクフローボタン36−1〜36−12のいずれのタスクフローボタンも全て選択されていない状態で自動実行ボタン41を押下した場合には、全てのバックグラウンドで待機状態となっているタスクフローが終了となる。
タスクフローボタン36−1〜36−12中からタスクフローボタンが複数選択された状態でOKボタン42を押下した場合のタスクフローの実行状態を図6に模式的に表す。
なお、本実施形態において、印刷処理装置16、17において、操作パネルから原稿スキャン等の機能を要求するユーザは、管理サーバ11に登録したタスクを実行指示可能な要求者であるかを判別する要求者判別機能を備えている。ユーザ認証処理は、公知の方法であるため、ここでは説明しないが、IDとパスワード等でユーザ認証するものとする。
また、印刷処理装置16、17において、入力されるデータに対するタスク起動においては、入力されるデータの属性を判別する属性判別機能を備えている。例えばプリントデータが入力された場合に、そのプリントデータのパラメータ(ユーザ名、ジョブ名等)で属性を判別することで、登録された属性に適応するタスクを起動させる。以下、図6に基づいて登録されたタスクのジョブフローについて説明する。
図6は、図1に示したデータ処理システムにおけるジョブフロー(JobFlow)の一例を示す模式図である。
図6において、MFP60にて、図5に示した操作画面を介して、ユーザが3つのタスクフローを選択し、OKボタン42を押下すると、それぞれのタスクフロー61,62,63がシステムのバックグランドで起動され待機状態となる。
タスクフロー61は、スキャナにより1枚以上の原稿を読み込み、読み込んだイメージデータを電子化して扱いやすいページフォーマット言語へ変換する。そして、ページフォーマット言語へ変換した情報に文書属性情報を付けた上で電子文書化し、続けて電子文書管理システムへ文書登録(DMS)を行うものである。具体的には、図1に示した文書管理DB29へ登録される。
一旦、このタスクフローがバックグラウンドで待機状態となると、図1に示した印刷処理装置16に装備されるスキャナに原稿が置かれる。続けて、図5に示したスタートボタン39が押下されると、自動的にスキャナタスクから始まるタスクフロー61が実行される。
そして、全てのタスク処理が完了した後も引き続きタスクフロー61はバックグラウンドで起動状態となり、続けて同様の処理を行うことができる。
同じく、タスクフロー62はFAX受信が行われると、その受信した文書データをOCR処理を施しテキストデータを取得する。その後、そのテキストデータをメールで特定の宛先に送信するものである。ここで、OCRとは、光学文字認識処理(Optical Character Recognition)を意味する。
同じく、タスクフロー63はクライアントPCから印刷Jobを受け取ると、印刷するためのイメージデータを生成し、そのデータを印刷するのではなく文書管理システムへ電子文書(DMS)として登録するものである。具体的には、図1に示した文書管理DB29へ登録される。
なお、それぞれのタスクフロー61〜63は途中で分岐することが可能であり、例えばタスクフロー63の場合に、文書管理システムへ登録すると同時に、その文書データをプリント出力するような処理も可能である。
以下、図7に示すフローチャートを参照しながら、MFP60の操作パネル上からタスクフローを登録してバックグラウンドで起動する処理について説明する。
図7は、本実施形態を示す画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、タスクフローの参照と起動処理に対応する。なお、S701〜S704は各ステップを示す。また、各ステップは、図6に示したMFPが備えるCPUがROMあるいは外部記憶装置から制御プログラムをRAMにロードして実行することで実現される。
まず、MFP60のCPUは、自動実行すべきタスクが選択されているかどうかを判断する。ここで、自動実行すべきタスクがないと判断した場合は、S704へ進み、図5に示した操作パネル上で選択されたタスクを管理サーバ11からロードして、本処理を終了する。
一方、S701で、自動実行すべきタスクが選択されていると判断した場合は、選択されたタスクフローを管理サーバ11からロードして、S703で、バックグラウンドで、タスクフローを起動して、S701へ戻る。
これにより、ユーザに毎回複数のタスクフロー、つまりワンタッチボタンあるいはお好みキーの中から所望のものを選択させたり、指定させたりする必要がなくなる。
しかも、処理開始時に待ち時間を要することなく、処理内容をユーザのアクセス権や文書属性などのパラメータに応じてシステムが動的に判断するため、条件に応じた処理結果をユーザの期待通りに出力することが出来る。
図8は、本実施形態を示す画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図6に示したタスクフロー61の処理手順に対応する。なお、S801〜S809は各ステップを示す。また、各ステップは、図6に示したMFPが備えるCPUがROMあるいは外部記憶装置から制御プログラムをRAMにロードして実行することで実現される。
ユーザが、図5に示したMFP60が備える操作パネル上のスタートボタン39を押下すると、S801で、MFP60に備えられた原稿読取部に原稿が置かれているか否かを原稿読取部に設置されている原稿センサの出力よりCPUが判断する。
ここで、MFP60のCPUが原稿が置かれていないと判断した場合は、S808で、原稿が置かれていない旨、警告メッセージを操作パネルに表示して、本処理を終了する。これにより、ユーザは、操作パネルの表示状態からタスクフローの実行に伴い、原稿がセットされていない状態であることを認知する。なお、警告には、タスクフローに関わる情報を合わせて表示してもよい。
一方、S801で、MFP60のCPUが原稿が置かれていると判断した場合は、S802へ進む。そして、S802で、MFP60のCPUがスキャン動作により始めるタスクがタスク情報として、管理サーバ11が管理するタスク一覧DB13に登録されているか否かについて判断する。なお、タスク情報の登録については図3を用いて説明した通りである。つまり、管理サーバが管理するタスク一覧DB13にタスク設定があるかどうかを判断する。
ここで、MFP60のCPUがタスク設定がない、すなわち、管理サーバ11が管理するタスク一覧DB13に登録されていないと判断した場合は、S809へ進み、MFP60は、通常の画像処理機能を行う。なお、MFP60の画像処理機能は、オプション装置の接続により変動する場合がある。
一方、S802で、MFP60のCPUがタスク設定があると判断した場合、S803へ進み、管理サーバ11が管理するタスク一覧DB13に登録されているタスク情報内の情報をネットワーク経由で読み出す。
続いて、S804で、MFP60は、原稿読取部に載置された原稿に対するスキャンを実行し、原稿のビットマップ形式のイメージデータをMFP60が備えるRAMに読み込む。なお、読み込み先の媒体は、RAMに代わり、外部記憶装置であってもよい。
続いて、S805で、MFP60のCPUは、読み込んだビットマップデータから、コンピュータ上で扱いやすいページフォーマットデータ(例えばTIFFやPDF(Portable Document Format)へと変換する。
続いて、S806で、MFP60は、電子文書を管理する文書管理サーバ28にネットワーク経由でログインし、S807で、S805で変換されたページフォーマットデータを文書管理DB29へ登録して、S801へ戻る。
なお、登録するページフォーマットデータには、検索するための情報や登録依頼している機器を識別する情報等が付加されていることはいうまでもない。
なお、文書管理サーバ28に対するログイン情報や、保管場所等の情報は、図3で説明したタスク情報に保管されている。
これにより、あらかじめ認証されたユーザは、原稿を、例えば原稿給送装置、あるいは、原稿台ガラスに載置して、操作パネルからスキャン要求を指示すると、当該ユーザで登録されているタスクを自動的に実行させることができる。
したがって、例えばタスクフロー61であれば、管理サーバ101を参照して、スキャン→イメージ変換→データベースに登録するという処理を次々と連携して処理させることができる。
図9は、本実施形態を示す画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図6に示したタスクフロー62の処理手順に対応する。なお、S901〜S907は各ステップを示す。また、各ステップは、図6に示したMFPが備えるCPUがROMあるいは外部記憶装置から制御プログラムをRAMにロードして実行することで実現される。
MFP60に備えられたFAX受信装置が通信回線を介して他の通信機器よりFAXデータを受信すると、S901で、MFP60のCPUはFAXデータの受信により始めるタスクがタスク情報として登録されているか否かについて判断する。つまり、管理サーバが管理するタスク一覧DB13にタスク設定があるかどうかを判断する。
ここで、MFP60のCPUが、管理サーバ11に問い合わせてタスク設定がないと判断した場合には、S907へと進み、通常のMFP60が備える通常の機能処理を行う。
一方、S901で、MFP60のCPUがタスク設定があると判断した場合、S902で、管理サーバ101のタスク一覧DB13からタスク情報をネットワーク経由で読み出す。
続いて、S903で、MFP60のCPUは、通信機器からのFAXデータの受信を開始し、S904で、MFP60のCPUは、FAXデータの受信を完了しているかどうかを判断する。ここで、MFP60のCPUがFAXデータの受信を完了していると判断したら、S905へ進み、受信した圧縮形式のFAXデータを伸張する。そして、伸張したデータを、MFP60が備えるメモリ(例えばRAM)上にビットマップデータとして展開した上でOCR処理を施す。
このようにして、MFP60のCPUがOCR処理により抽出するテキスト文字列は、テキストデータとして上記メモリに一時保存される。
そして、S906で、管理サーバ11に登録されたタスクフロー62に従い、電子メールの添付文書として予め設定されたアドレスへ送信され、本処理を終了する。なお、電子メールの宛先アドレス情報などは図3で説明したタスク情報に保管されている。また、この際、送信先は、複数同時に送信することも可能である。
これにより、ファクシミを受信すると、画像処理装置で登録されているタスクを自動的に実行させることができる。
したがって、例えばタスクフロー62であれば、管理サーバ101を参照して、ファクシミリ受信→OCR→メール送信するという処理を次々と連携して処理させることができる。
図10は、本実施形態を示す画像処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。本例は、図6に示したタスクフロー63の処理手順に対応する。なお、S1001〜S1008は各ステップを示す。また、各ステップは、図6に示したMFPが備えるCPUがROMあるいは外部記憶装置から制御プログラムをRAMにロードして実行することで実現される。
MFP60に備えられた印刷機能装置部がネットワーク上のクライアントPC12等から印刷データを受信すると、本処理を開始する。なお、印刷データは、プリンタドライバが生成する所定のページ記述言語に基づくPDLデータとして受信する場合と、ラスタイメージデータを印刷コマンドに変換した印刷データである場合とを含む。通常、印刷データは、MFP60の印刷機能部で解析可能なプリンタ印刷用のページ記述言語で記述されている。
まず、S1001で、MFP60のCPUは、管理サーバ101に問い合わせて、印刷データの受信により始めるタスクがタスク情報としてタスク一覧DB13に登録されているか否かについて判断する。つまり、管理サーバが管理するタスク一覧DB13にタスク設定があるかどうかを判断する。ここで、MFP60のCPUがタスク設定がないと判断した場合は、S1008へ進み、通常のMFP60が備える機能処理を行う。
一方、S1001で、MFP60のCPUがタスク設定があると判断した場合は、S1002で、タスク一覧DB13に登録されているタスク情報をネットワーク経由で取得し、取得したタスク情報からタスク設定を読み出す。
続いて、S1003で、ネットワーク上のクライアントPC12等より印刷データの受信を行い、S1004で、MFP60のCPUは印刷データの受信を完了しているかどうかを判断する。ここで、MFP60のCPUが印刷データの受信を完了していると判断した場合は、S1005へ進む。
そして、S1005で、MFP60のCPUは、クライアントPC12等から受信した印刷データを解析してイメージ画像をメモリ上に描画する。
続いて、S1006で、ネットワーク経由で、文書管理サーバ28へ所定の認証情報を送信することで電子文書管理システムにログインする。そして、S1007で、S1005で描画されたイメージデータデータを文書管理サーバ28が管理する文書管理DB29へ登録して、本処理を終了する。
なお、文書管理サーバ28に対するログイン情報や、保管場所等の情報は、図3で説明したタスク情報に保管されている。
続いて、タスクフロー毎に処理内容を動的に変更し、それぞれに最適な処理結果を出力する場合の例を図11を用いて説明する。
これにより、印刷ジョブを情報処理装置から受信すると、画像処理装置で登録されているタスクを自動的に実行させることができる。
したがって、例えばタスクフロー63であれば、管理サーバ101を参照して、印刷ジョブ受信→イメージ変換→データベースに登録するという処理を次々と連携して処理させることができる。
図11は、図6に示したタスクフローとユーザ権限との対応付けを説明する図である。
図11において、図6に示したタスクフロー61のそれぞれのタスク毎に、そのタスクを実行できるユーザをタスクフロー作成時に同時に設定を受け付ける。本例では、タスク実行可能ユーザとして、「山本」と「松谷」とが設定されている状態である。
今、図6に示したタスクフロー61に従い、文書をスキャンしたものを画像変換し、文書データとして文書に関しシステムへ登録したい場合、それぞれのタスク毎に、そのタスクを実行できるユーザをタスクフロー作成時に同時に設定を受け付けておく。これにより、そのタスクフロー61を全て完了できるユーザのみを印刷処理装置16のCPUが自動的に判定し、最初のスキャン動作の段階で警告表示を操作部に行うことが可能である。
この場合、タスクフローを作成する段階では、作成者は1つ1つのタスク毎に実行可能なユーザを判断を個別に行えば良いために、全体をまとめて検証し、ユーザ毎に最初のタスク投入の可否を調べた上でタスクフローに設定する必要はない。
これにより、ジョブを実行したユーザ毎に、Job毎に実行可否を設定できる。さらに、エディタが自動的に全ジョブをチェックし、そもそもそのジョブを全て実行できるユーザからの入力のみを受付けるように設定することで、下流でのエラー発生を未然に抑止することができる。
続いて、複数のユーザが共同して文書処理を行い、それぞれが作成した文書をまとめて加工して出力する場合にも、煩雑な指定作業なしに、それぞれのユーザに応じた出力処理を得る例を図12を用いて説明する。
このように本実施形態によれば、ユーザに毎回複数のジョブフローから所望のものを選択、あるいは指定させる必要がなくなる。しかも、処理内容をユーザのアクセス権や文書属性などのパラメータに応じてシステムが動的に変更するため、条件に応じた処理結果をユーザの期待通りに出力することができる。
〔第2実施形態〕
上記第1実施形態では、1ユーザによるタスク処理について説明したが、画像処理装置を利用する複数のユーザの各要求を連携して組み合わせた1つのジョブとして処理する場合がある。
例えばタスクとして、原稿スキャン→BOX登録→PDF変換→データベース登録を想定すると、それぞれのユーザが、第1のユーザは表紙を作成、第2のユーザは本文を作成し、第3のユーザはチェックリストを作成する等である。以下、図12を参照して詳述する。
図12は、本実施形態を示すデータ処理システムにおける文書処理例を説明する図である。本例は、性能評価報告書を作成する場合、1つの文書を複数の担当者(担当P1、担当P2、担当P3)で分担して作成する例である。
ただし、報告書の保管形態あるいは送付先に応じて、文書の形態が異なるようにしたい場合、タスクフローのそれぞれで、どのユーザからの文書を処理するか、さらにその処理順序を設定しておくことが出来る。
さらにこの場合、それぞれのタスクで予め定められたユーザの文書の入力があり全て揃った段階で出力が開始されるため、文書出力のタイミングをユーザが判断する必要はない。
図12において、担当P1は表紙を作成し、担当P2は本文を作成し、担当P3は評価用のチェックリストを作成した場合、それぞれの担当P1〜P3はそれぞれに作業を進める。この場合、担当P1〜P3は、それぞれお互いの進捗状況等に気を配る必要がない。
そして、それぞれ自分の担当P1〜P3分の作業が終わった段階で、図1に示した印刷処理装置16に原稿を置きスタートボタン39を押下する。これにより、既に待機状態となっているタスクフローがその入力を受け付け、定められた判断を行い処理を行っていく。
印刷処理装置16上でスキャンされた原稿は文書データに変換され、一時ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶デバイス内に保管される。その後に続くタスクを実行するために必要なユーザからの入力が行われたかを監視し、文書が揃った段階で、それぞれの下流のタスクが実行される。
例えばプリントタスクでは、担当P1の表紙と担当P2の本文が揃った段階でタスクは実行され、プリント印刷される。
または、担当P1の表紙がスキャンされた段階で、その表紙を予め定められたメールアドレスへ表紙を添付ファイルとしてメール送信する。あるいは、全ての文書が揃った段階で、それらを1つの文書として電子文書管理システムへ文書登録を行う。
これにより、複数のユーザが協業し、それぞれが作成した文書をまとめて加工して出力する場合にも、煩雑な指定作業なしに、それぞれのユーザに応じた出力処理を行うことができる。また、操作ミスを防ぐことが可能となると共にユーザに応じた適切な処理を実行することが可能となる。
なお、上記実施形態では、タスクフローを直列的な機能処理要求である場合と、並列的な機能処理要求である場合について説明したが、これらの処理は、ユーザ毎、入力ソース毎に自在に組み合わせたタスクを設定することができる。
また、ユーザ毎に、機能要求を制限するようなシステムにも適応して、よりユーザが意図するタスクにカスタマイズすることが可能であり、また、作成したタスクを修正、追加等して更新することができる。
〔第3実施形態〕
以下、図13に示すメモリマップを参照して本発明に係る画像処理装置で読み取り可能なデータ処理プログラムの構成について説明する。
図13は、本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表示するアイコン等も記憶される場合もある。
さらに、各種プログラムに従属するデータも上記ディレクトリに管理されている。また、各種プログラムをコンピュータにインストールするためのプログラムや、インストールするプログラムが圧縮されている場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もある。
本実施形態における図7〜図10に示す機能が外部からインストールされるプログラムによって、ホストコンピュータにより遂行されていてもよい。そして、その場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給される場合でも本発明は適用されるものである。
以上のように、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、本発明の目的が達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
従って、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバやftpサーバ等も本発明の請求項に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではない。例えばそのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行う。そして、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込ませる。その後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の様々な例と実施形態を示して説明したが、当業者であれば、本発明の趣旨と範囲は、本明細書内の特定の説明に限定されるのではない。
本発明の実施形態を示す画像処理装置、サーバ装置を適用可能なデータ処理システムの全体構成を示すブロック図である。 図1に示したデータ処理システムにおける新規アプリケーションの追加からタスクフローの実行までの本タスク連携処理システムの動作フローを示す図である。 図1に示したデータ処理システムにおける新規アプリケーションの追加からタスクフローの実行までの本タスク連携処理システムの動作フローを示す図である。 図1に示したタスク一覧DBで管理されるタスク一覧のデータ構造を説明する図である。 本実施形態を示すデータ処理システムにおけるスクフロー定義情報によるタスクフローを説明する図である。 図4Aに示したタスクフロー定義情報をXML形式で示した図である。 図1に示した印刷処理装置のユーザインタフェース部のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す図である。 図1に示したデータ処理システムにおけるジョブフロー(JobFlow)の一例を示す模式図である。 本実施形態を示す画像処理装置における第1のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像処理装置における第2のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像処理装置における第3のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施形態を示す画像処理装置における第4のデータ処理手順の一例を示すフローチャートである。 図6に示したタスクフローとユーザ権限との対応付けを説明する図である。 本実施形態を示すデータ処理システムにおける文書処理例を説明する図である。 本発明に係る画像処理装置で読み取り可能な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説明する図である。
符号の説明
11 管理サーバ
12 クライアントPC
13 タスク一覧DB
16,17 印刷処理装置
28 文書管理サーバ
29 文書管理DB

Claims (22)

  1. 複数の機能処理を連携して実行するタスクフローを管理するサーバ装置と通信可能な画像処理装置であって、
    要求される機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されているかどうかを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記操作に対応する機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されていると判断した場合に、前記タスクフローを参照して、前記要求に対応する機能に連携して複数の機能処理を実行する実行手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記管理サーバに登録されたタスクフローを実行指示可能な要求者であるか否かを判別する要求者判別手段を備え、
    前記要求者判別手段が前記タスクフローを実行指示可能な要求者であると判別した場合に、前記判断手段は、要求される機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されているかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記管理サーバに登録されたタスクフローを実行指示可能なデータを受信しているかどうかを前記データの属性から判別する属性判別手段を備え、
    前記属性判別手段が前記タスクフローを実行指示可能なデータであると判別した場合に、前記判断手段は、要求される機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されているかどうかを判断することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  4. 前記要求は、操作パネルより入力されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  5. 前記要求は、通信可能な情報処理装置から入力されることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 前記実行手段は、前記要求に対応する機能に連携して複数の機能処理をバックグラウンドで実行することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  7. 前記タスクフローは、直列的な機能処理要求と、並列的な機能処理要求とを組合せ可能であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 前記タスクフローは、受信される複数のデータに対して設定された直列的な機能処理要求と、並列的な機能処理要求とを組合せた組合せタスクフローであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  9. 前記タスクフローは、複数の要求者からの各要求を組合せた組合せタスクフローであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  10. 画像処理装置と通信可能なサーバ装置であって、
    情報処理装置または前記画像処理装置から要求されるタスクフローを記憶手段に登録する登録手段と、
    前記画像処理装置から受信するタスク参照要求に応じて、前記記憶手段に記憶されたタスクフローを前記画像処理装置に応答する応答手段と、
    前記記憶手段に記憶されたタスクフローを更新する更新手段と、
    を有することを特徴とするサーバ装置。
  11. 複数の機能処理を連携して実行するタスクフローを管理するサーバ装置と通信可能な画像処理装置におけるタスク処理方法であって、
    要求される機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されているかどうかを判断する判断工程と、
    前記判断工程により前記操作に対応する機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されていると判断した場合に、前記タスクフローを参照して、前記要求に対応する機能に連携して複数の機能処理を実行する実行工程と、
    を備えることを特徴とするタスク処理方法。
  12. 前記管理サーバに登録されたタスクフローを実行指示可能な要求者であるか否かを判別する要求者判別工程を備え、
    前記要求者判別工程が前記タスクフローを実行指示可能な要求者であると判別した場合に、前記判断工程は、要求される機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されているかどうかを判断することを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  13. 前記管理サーバに登録されたタスクフローを実行指示可能なデータを受信しているかどうかを前記データの属性から判別する属性判別工程を備え、
    前記属性判別工程が前記タスクフローを実行指示可能なデータであると判別した場合に、前記判断工程は、要求される機能に基づくタスクフローが前記サーバ装置に登録されているかどうかを判断することを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  14. 前記要求は、操作パネルより入力されることを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  15. 前記要求は、通信可能な情報処理装置から入力されることを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  16. 前記実行工程は、前記要求に対応する機能に連携して複数の機能処理をバックグラウンドで実行することを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  17. 前記タスクフローは、直列的な機能処理要求と、並列的な機能処理要求とを組合せ可能であることを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  18. 前記タスクフローは、受信される複数のデータに対して設定された直列的な機能処理要求と、並列的な機能処理要求とを組合せた組合せタスクフローであることを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  19. 前記タスクフローは、複数の要求者からの各要求を組合せた組合せタスクフローであることを特徴とする請求項11記載のタスク処理方法。
  20. 画像処理装置と通信可能なサーバ装置におけるタスク処理方法であって、
    情報処理装置または前記画像処理装置から要求されるタスクフローを記憶手段に登録する登録工程と、
    前記画像処理装置から受信するタスク参照要求に応じて、前記記憶手段に記憶されたタスクフローを前記画像処理装置に応答する応答工程と、
    前記記憶手段に記憶されたタスクフローを更新する更新工程と、
    を有することを特徴とするタスク処理方法。
  21. 請求項11〜20のいずれかに記載のタスク処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  22. 請求項11〜20のいずれかに記載のタスク処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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