JP2008120283A - 報知装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 不快感を与えることを回避しつつ、車両の存在または接近を周囲の歩行者に把握させることを可能する。
【解決手段】 車両に配置される1又は複数のスピーカと、前記車両に配置され、その周囲の環境音を収音する1又は複数のマイクと、前記車両の走行速度が所定の閾値以上である場合には、前記1又は複数のマイクにより収音された環境音の波形データを記憶する第1の処理を実行し、前記走行速度が前記閾値未満である場合には、前記記憶した波形データを読み出し、その波形データに応じた音信号を前記1又は複数のスピーカに供給する第2の処理を実行するコントロールユニットとを具備し、前記コントロールユニットは、前記1又は複数のスピーカへ供給する音信号のピッチを前記走行速度が遅いほど低くするピッチ変換部を含んでいることを特徴とする報知装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、歩行者等に車両の存在や接近を報知する技術に関する。
近年、環境保護や資源保護への関心の高まりに伴い、いわゆるハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車など動力源として電動機を採用した車両が注目を集めている。電動機は、ガソリンエンジンなどの内燃機関とは異なり、燃料の気化圧縮および爆発工程を要しないため、車両の走行音が極めて静かになるといった利点がある一方、聴覚障害者やヘッドホンステレオで楽音を聴きながら歩いている歩行者が車両の存在や接近に気づき難いといった問題点もある。このような問題点を解決するため、クラクション音を発したり、車両の走行速度に応じた音量で人工的に作成した擬似エンジン音(ガソリンエンジンのエンジン音を模した音)を発したりすることにより車両の存在を周囲の歩行者に報知する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2005−289175号公報
しかしながら、クラクション音による報知では、その報知の受け手である歩行者を必要以上に驚かせ不快感を抱かせる場合がある一方、擬似エンジン音を用いる態様では、歩行者を必要以上に驚かせることはないものの、本来エンジン音を発することない電気自動車等から擬似エンジン音が聞こえてくるため、その聴き手に違和感を与え得ることは否めず、また、人工的に作成された音に対して嫌悪感を抱く人もいる。違和感や嫌悪感は不快感に通じるものであるから、結局、周囲の歩行者等に不快感を与えることなく、電動機を動力源として走行する車両の存在や接近を報知することはできない。
本発明は、上記課題に鑑みて為されたものであり、不快感を与えることを回避しつつ、車両の存在または接近を周囲の歩行者に把握させることを可能する技術を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両に配置される1又は複数のスピーカと、前記車両に配置され、その周囲の環境音を収音する1又は複数のマイクと、前記車両の走行速度が所定の閾値以上である場合には、前記1又は複数のマイクにより収音された環境音の波形データを記憶する第1の処理を実行し、前記走行速度が前記閾値未満である場合には、前記記憶した波形データを読み出し、その波形データに応じた音信号を前記1又は複数のスピーカに供給する第2の処理を実行するコントロールユニットとを具備することを特徴とする報知装置を提供する。
このような報知装置によれば、上記閾値以上の走行速度で走行している高速走行中に録音された環境音が、走行速度が上記閾値未満である低速走行中に再生出力される。
より好ましい態様においては、上記報知装置のコントロールユニットは、前記1又は複数のスピーカへ供給する音信号のピッチを前記走行速度が遅いほど低くするピッチ変換部を含んでいることを特徴とする。
また、別の好ましい態様においては、上記報知装置のコントロールユニットは、通過域の中心周波数を可変に設定し得るフィルタを含み、そのフィルタを介して前記1又は複数のスピーカへ音信号を供給するとともに、前記車両の走行速度が遅いほど前記中心周波数を低く設定することを特徴とする。
さらに別の好ましい態様においては、前記コントロールユニットは、前記1又は複数のスピーカへ供給する音信号を増幅して前記1又は複数のスピーカに供給するアンプを含み、前記第2の処理においては、前記車両の走行速度が増加する過程では、走行速度が前記閾値に達する手前で前記1又は複数のスピーカから出力される環境音がフェードアウトするよう前記アンプの増幅率を制御し、前記車両の走行速度が減少する過程では、前記走行速度が前記閾値を下回った直後に前記1又は複数のスピーカから出力される環境音がフェードインするよう前記アンプの増幅率を制御することを特徴とする。
本発明に係る報知装置によれば、その報知装置が搭載されている車両の走行速度が所定の閾値に達していない場合には、走行速度が所定の閾値以上である状況下で録音された環境音の再生出力が行われるため、その車両の周囲の歩行者は、再生出力される環境音を聴くことによって、その車両の存在または接近を把握することができる。本発明に係る報知装置により再生出力される環境音は人工的に作成されたものではないため、周囲の歩行者に違和感や嫌悪感を与えることはない。
つまり、本発明によれば、不快感を与えることを回避しつつ、車両の存在または接近を周囲の歩行者に把握させることが可能になる、といった効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施する際の最良の形態について説明する。
(A:第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る報知装置10の構成例を示すブロック図である。
報知装置10は、例えば電気自動車など電動機を動力源として走行する車両に搭載され、その車両の存在や接近を音の再生出力によって周囲の歩行者に報知するものである。図1に示すように、報知装置10は、6つのマイク(マイク100a〜100f)と6つのスピーカ(スピーカ200a〜200f)と、コントロールユニット300とを含んでいる。なお、図1では詳細な図示は省略したが、上記6つのマイクの各々はA/D変換器を介してコントロールユニット300に接続されている一方、上記6つのスピーカはD/A変換器を介してコントロールユニット300に接続されている。
マイク100a〜100fおよびスピーカ200a〜200fは、図2(A)および図2(B)に示すように、報知装置10が搭載される車両の車体下部にその車体の周囲に沿って配置されている。具体的には、マイク100a〜100fやスピーカ200a〜200fは、フロントバンパーやリアバンパー、サイドボディ下部などに所定方向に指向軸を向けた状態で埋設されている。
マイク100a〜100fは、報知装置10が搭載されている車両の走行中にロードノイズ(例えば、タイヤと路面の摩擦音)など周囲の環境音を収音しその環境音を示す音信号をコントロールユニット300へ出力するためのものである。マイク100a〜100fの各々は、例えばタイヤと路面との摩擦音の収音を目的とするマイクについてはその配置位置からタイヤと路面の接点へ向う方向に指向軸が向けられるなど、収音対象の音を効率良く収音できる方向に指向軸が向けられている。
スピーカ200a〜200fは、コントロールユニット300から供給された音信号に応じた音を周囲に向けて放音するためのものである。スピーカ200a〜200fの各々は、その出力音を歩行者が聴き取り易い方向に指向軸が向けられているとしても良く、また、路面による音の反射を利用するために路面に向う方向に指向軸を向けておくとしても良い。
本実施形態では、6つのマイクおよび6つスピーカを用いる場合について説明するがマイクとスピーカの数が同じである必要はなく、また、その数も6に限定されるものではない。以下では、マイク100a〜100fの各々を区別する必要がない場合には「マイク100」と表記し、同様に、スピーカ200a〜200fの各々を区別する必要がない場合も「スピーカ200」と表記する。
コントロールユニット300は、マイク100およびスピーカ200に接続されている他、ECU(Electronics Control Unit)400にも接続されている。ECU400は、報知装置10が搭載されている車両の動力源たる電動機の駆動制御を行うものであり、その電動機の回転数を検出する回転数センサやその車両の走行速度を検出する速度センサなどの各種センサ(図1では、何れも図示省略)を含んでいる。このECU400は、上記速度センサにより検出した走行速度を示す速度情報をコントロールユニット300に引き渡す。
コントロールユニット300は、ECU400から引き渡された速度情報の示す走行速度が所定の閾値(本実施形態では、20キロメートル毎時)以上である場合には、マイク100により収音された環境音を録音する一方、その走行速度が上記閾値に達していない場合には、録音した環境音を再生しスピーカ200に放音させる処理を実行するものである。なお、上記閾値の値は必ずしも20キロメートル毎時に限定されるものではないが、本実施形態において、上記閾値の値を20キロメートル毎時とした理由は以下の通りである。第1に、走行速度が20キロメートル毎時に達していない低速走行状態では、充分な音量での環境音の録音ができないからである。第2に、走行速度が20キロメートル毎時以上であれば、ロードノイズとしての特徴が顕著に現れ歩行者に理解し易い音を録音することができるからである。
図1に示すように、コントロールユニット300は、ヘッドアンプ305、ミキサ310、入力レベル検出部315、出力レベル制御部320、録音/再生部325、記憶部330、ピッチ変換部335、出力アンプ340、および制御部345を有している。
ヘッドアンプ305は、各々にマイク100a〜100fが1つずつ接続されている合計6つの入力チャネルを有し、各入力チャネルへ入力された音信号のレベルを録音に適したレベルに調整してミキサ310に出力する。
ミキサ310は、ヘッドアンプ305から受け取った6つの音信号を1つにミキシングし、そのミキシング結果である音信号を2分流して、一方を入力レベル検出部315に、他方を録音/再生部325に出力する。なお、本実施形態では、ミキサ310が各マイクから受け取った音信号を1つにミキシングする場合について説明するが、例えば左右2チャネル分の音信号を生成するようにしても勿論良い。
入力レベル検出部315は、ミキサ310から受け取った音信号のレベルを検出しそのレベル値が所定の閾値(本実施形態では、出力アンプ340にてクリップを生じさせる信号レベル)以上であるか否かを判定し、閾値以上であると判定した場合にその旨を示す制御信号を出力レベル制御部320へ与える。出力レベル制御部320は、例えば出力アンプ340にてクリップが発生しないように、その出力アンプ340における増幅率を制御するものであり、入力レベル検出部315から上記制御信号を受け取った場合に上記増幅率の調整を行う。
録音/再生部325は、マイク100により収音した環境音の録音または再生を制御部345による制御下で行うものである。より詳細に説明すると、録音/再生部325は、録音を指示する旨の制御信号(以下、録音指示信号)を制御部345から受け取ると、ミキサ310から受け取った音信号の波形を示す波形データを生成しその波形データを記憶部330へ書き込む。これにより、その音信号の示す音が録音されることになる。また、録音/再生部325は、再生を指示する旨の制御信号(以下、再生指示信号)を制御部345から受け取ると、記憶部330に記憶されている波形データを読み出し、その波形データに応じた音信号を生成してピッチ変換部335に出力する。これにより、上記録音された音(すなわち、マイク100により収音された環境音)が再生出力される。記憶部330は、例えばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリであり、その記憶容量に応じた時間長分の波形データを記憶する。
ピッチ変換部335は、例えばプログラマブル分周器であり、録音/再生部325から受け取った音信号を、制御部345から与えられたピッチ変換率に応じた分周比で分周し出力アンプ340に出力する。出力アンプ340は、ピッチ変換部335から供給された音信号のレベルを出力レベル制御部320から与えられた増幅率にしたがって引き上げた後に6つの音信号に分流し、その各々をスピーカ200a〜200fの各々へ出力する。
制御部345は、例えばCPU(Central Processing Unit)であり、ROM(Read Only
Memory:図示省略)に記憶されている制御プログラムをRAM(Random Access Memory)に読み出して実行することにより、本発明に係る報知装置に特徴的な処理を実行する。
より詳細に説明すると、図1に示すように、制御部345にはECU400が接続されており、前述した速度情報が与えられる。上記制御プログラムにしたがって作動している制御部345は、ECU400から受け取った速度情報の示す走行速度が予め定められた閾値(本実施形態では、20キロメートル毎時を示す値)未満であるのか、それとも、その閾値以上であるのかを判定する。そして、制御部345は、閾値未満であると判定した場合には、前述した再生指示信号を録音/再生部325に与え、閾値以上であると判定した場合には、前述した録音指示信号を録音/再生部325に与える。このため、本実施形態に係る報知装置10においては、その報知装置10が搭載されている車両の走行速度が上記所定の閾値(本実施形態では、20キロメート毎時)以上である場合には、マイク100により収音された環境音の録音が実行され、逆に、その走行速度が20キロメートル毎時未満である場合には、録音済みの環境音の再生が実行される。
また、上記制御プログラムにしたがって作動している制御部345は、上記録音/再生処理の実行制御に加えて、上記再生処理にて再生出力される環境音の基準ピッチを車両の走行速度が遅いほど低くするピッチ変換制御も実行する。より詳細に説明すると、制御部345は、車両の走行速度が20キロメートル毎時であるときのピッチ変換率を1倍(すなわち、ピッチ変換無し)とし、車両の走行速度が15キロメートル毎時、10キロメートル毎時、5キロメートル毎時と低下するほど、ピッチ変換率を3/4倍、1/2倍、1/4倍と引き下げてピッチ変換部335へ与える処理を実行する。なお、このようなピッチ変換を施す理由は、例えばロードノイズはタイヤと路面との摩擦によって生じるため、その基準ピッチは一般にタイヤの回転数(すなわち、走行速度)に比例することに対し、本実施形態では高速走行時に録音した環境音を低速走行時に再生するため、上記の如きピッチ変換を行わないと再生される環境音がリアルさに欠けるからである。
以上が、報知装置10の構成である。
次いで、報知装置10の動作について図面を参照しつつ説明する。
図3(A)は、報知装置10が搭載されている車両の走行速度の時間変化の一例を示す図である。図3(A)に示すように、本動作例では、上記車両の走行速度は、走行を開始した時刻T0から時刻T2までは略線形に速度Vまで増加し、時刻T2から時刻T3までは略一定となる。そして、図3(A)に示すように、上記車両は、時刻T3からT5に至るまでは略線形に減速し、時刻T5において停車する。また、図3(A)に示すように、時刻T0からT2に至るまでの加速中の期間においては時刻T1(T0<T1<T2)にて上記車両の走行速度が所定の閾値V0(20キロメートル毎時)に達する一方、時刻T3からT5までの減速中の期間においては時刻T4(T3<T4<T5)にて上記車両の走行速度が所定の閾値V0を下回るものとする。なお、本動作例では、時刻T0以前の時刻においては記憶部330の記憶領域は初期化されており、波形データは記憶されていないものとする。
さて、報知装置10が搭載されている車両の走行速度が図3(A)に示すように時間変化する場合、時刻T0からT1に至るまでは、車両の走行速度は所定の閾値V0を下回っているため、制御部345は前述した再生指示信号を出力する。しかしながら、時刻T0以前においては、記憶部330には波形データは記憶されていないのであるから、時刻T0からT1までの期間においては、スピーカ200から音が出力されることはない。なお、上記時刻T0からT1までの期間においても、環境音の出力を可能とするため、記憶部330に予め環境音のサンプル波形データを記憶させておくとしても勿論良い。
前述したように、制御部345は、ECU400から引き渡される速度情報の示す走行速度が所定の閾値以上である場合は、録音指示信号を出力するので、図3(A)の時刻T1からT4までの期間においては、マイク100により収音した環境音の録音が行われる。なお、前述したように、記憶部330は、所定時間長分の記憶容量しか有していないため、時刻T1からT4までの期間においては、記憶部330の記憶内容の上書きが随時行われることになる。また、この期間においては、上記再生処理が行われることはないため、スピーカ200から音が出力されることはない。
そして、時刻T4からT5までの期間においては、車両の走行速度は所定の閾値未満になるため、制御部345は前述した再生指示信号を出力する。時刻T4に至るまでは、記憶部330の記憶内容の上書きが随時行われるため、その時刻T4に至った時点では、20キロメートル毎秒付近の速度で走行している状況下における上記所定時間長分の環境音を表す波形データが記憶部330に記憶されている。このため、時刻T4からT5までの期間においては、前述した時刻T0からT1までの期間と異なり、記憶部330から波形データが読み出され、その波形データに応じた音信号にさらに走行速度に応じたピッチ変換(すなわち、走行速度が遅くなるほどピッチを引き下げるピッチ変換:図3(B)参照)が施された音がスピーカ200から放音されることになる。
以上説明したように、本実施形態に係る報知装置10によれば、その報知装置10を搭載した車両が低速(所定の閾値未満の速度)で走行している状況下では、高速走行時に録音した環境音の再生しつつ走行するため、その車両の周囲の歩行者は、その環境音を聴くことによって、その車両の存在および接近を把握することができる。この環境音は、擬似エンジン音などのように人工的に作成されたものではなく、高速走行時に録音されたものであるから、上記歩行者に対して違和感や嫌悪感などの不快感を与えることもない。
このように、本実施形態に係る報知装置10によれば、電動機を動力源として走行する車両の周囲の歩行者に不快感を与えることなく、その車両の存在または接近を把握させることが可能になる。
(B:第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態に係る報知装置20の構成例を示すブロック図である。
報知装置20の構成が報知装置10の構成と異なっている点は、ピッチ変換部335に代えてローパスフィルタ(低域通過フィルタ、以下:「LPF」)350を設けた点と、報知装置10とは異なる制御プログラムがROM(図示省略)に記憶されている点とである。
LPF350は、制御部345から与えられる制御信号(以下、「周波数指示信号」)に応じてそのフィルタ特性を変化させる動的フィルタである。より詳細に説明すると、LPF350は、上記周波数指示信号にて指示された周波数から1オクターブ上の周波数で出力信号レベルが6デシベル低下するフィルタ特性(すなわち、周波数指示信号にて指示された周波数を通過域の中心周波数とするフィルタ特性)を実現する。
前述した報知装置10の制御部345は、ROM(図示省略)に記憶されている制御プログラムにしたがって作動することにより、その報知装置10が搭載されている車両の走行速度が所定の閾値以上である場合は録音指示信号を録音/再生部325に与え、逆に、その走行速度が所定の閾値未満である場合には、再生指示信号を録音/再生部325に与えるとともに、その走行速度に応じたピッチ変換率をピッチ変換部335に与えた。これに対して、報知装置20の制御部345は、ROM(図示省略)に記憶されている制御プログラムにしたがって作動することにより、上記ピッチ変換率に変えて前述した周波数指示信号をフィルタ350に与える。
より詳細に説明すると、報知装置20の制御部345は、その報知装置20が搭載されている車両の走行速度が上記閾値未満であると判定した場合に、前述した再生指示信号を録音/再生部325に与えるとともに、中心周波数の常用対数値が走行速度に比例する(すなわち、走行速度が速いほど中心周波数を高くする)ように定めた中心周波数を示す周波数指示信号をLPF350に与える。具体的には、制御部345は、車両の走行速度が20キロメートル毎時から15キロメートル毎時、10キロメートル毎時、5キロメートル毎時および0キロメートル毎時と順次低下する場合には、8000Hz、4000Hz、1000Hz、500Hzおよび100Hzを中心周波数として指示する周波数指示信号を順次LPF350に与える。なお、このような中心周波数の設定制御を行う理由は、前述した第1実施形態におけるピッチ変換と同様、低速走行時に再生される環境音のリアルさを増すためである。なお、本実施形態では、ピッチ変換部に代えてローパスフィルタを用いたが、更に環境音の制御を詳細に行う場合は高域の音量を任意に制御できるシェルビング型フィルタ(ハイシェルビングフィルタ)を用いても良い。
制御部345によって上記のような処理が為される結果、報知装置20が搭載されている車両の走行速度が図3(A)に示すように時間変化する場合には、LPF350の中心周波数は図3(C)に示すように時間変化し、その結果、時刻T4からT5までの期間においてスピーカ200から出力される環境音の基本周波数も次第に低くなる。
以上説明したように、本第2実施形態に係る報知装置20によれば、その報知装置20を搭載した車両が低速で走行している状況下では、高速走行時に録音した環境音の再生しつつ走行するため、その車両の周囲の歩行者は、その環境音を聴くことによって、その車両の存在および接近を把握することができる。この報知装置20により再生出力される環境音も高速走行時に録音されたものであるから、上記歩行者に対して違和感や嫌悪感などの不快感を与えることはない。
このように、本第2実施形態に係る報知装置20によっても、電動機を動力源として走行する車両の周囲の歩行者に不快感を与えることなく、その車両の存在または接近を把握させることが可能になる。
(C:変形)
以上本発明の実施形態について説明したが、これら実施形態に以下に述べる変形を加えても良いことは勿論である。
(1)上述した第1実施形態では、ピッチ変換部335を設けることにより、スピーカ200から出力される環境音に車両の走行速度に応じたピッチ変換を施す場合について説明し、上述した第2実施形態では、フィルタ350を設けることによって、予め録音した環境音のうち車両の走行速度に応じた帯域成分をスピーカ200から出力させる場合について説明した。このようなピッチ変換やフィルタリングを施すことにより、スピーカ200から出力される環境音のリアルさが向上するのであるが、このようなリアルさを求めない場合には、ピッチ変換部335やフィルタ350を設けず、録音/再生部325から出力される音信号を出力アンプ340へ直接入力するようにしても良い。
(2)上述した第1および第2実施形態では、車両の走行速度が所定の閾値以上である場合には、その車両の周囲の環境音を録音し、その走行速度が上記閾値を下回っている場合には、録音した環境音を再生する場合について説明したが、上記閾値付近で車両の周囲の環境音とスピーカ200から出力される音とをクロスフェードさせるようにしても良い。具体的には、車両の走行速度が0キロメートル毎時から上記閾値を越えて増加する過程(図3(A):時刻T0からT2までの過程)では、図3(D)の時刻T0からT1までに示すように、スピーカ200から出力される音がフェードインするよう出力アンプ340の増幅率を上記走行速度の増加に伴って大きくする制御を制御部345に実行させる一方、上記閾値の手前では実際の走行音とクロスフェードさせるようにスピーカ200から出力される音がフェードアウトするよう出力アンプ340の増幅率を小さくする制御を制御部345に実行させるようにすれば良い。このような制御を実行することにより、走行速度が上記閾値以上になったときに再生音の急激な停止により起こることが予想される切り換えノイズの発生を防ぐことが可能になる。逆に、車両が上記閾値よりも大きい速度で走行している状態から上記閾値を下回る速度まで減少する過程(図3(A)の時刻T3からT5までの過程)では、図3(D)の時刻T4からT5までに示すように、上記閾値を下回った直後にスピーカ200から出力される音がフェードインするよう出力アンプ340の増幅率を大きくする制御を制御部345に実行させ、その後、スピーカ200から出力される環境音がフェードアウトするよう走行速度の減少に伴って出力アンプ340の増幅率を小さくする制御を制御部345に実行させるようにすれば良い。
(3)上述した第1および第2実施形態では、車両の走行速度を示す速度情報をECUから制御部345に供給することによって、本発明に係る報知装置にその報知装置が搭載されている車両の走行速度を伝達する場合について説明したが、制御部345に車速センサや加速度センサを接続し、それらセンサの計測結果から車両の走行速度の特定や、車両が加速中であるのか、それとも、減速中であるのかの特定を制御部345に実行させるようにしても勿論良い。
(4)上述した第1および第2実施形態では、電気自動車に本発明に係る報知装置を搭載する場合について説明したが、本発明の適用対象は電気自動車に限定されるものではなく、いわゆるハイブリッド自動車や燃料電池自動車であっても良い。要は、電動機を動力源として走行する車両のように低速走行時の走行音が極めた小さい車両であれば、本発明に係る報知装置を搭載することによって、周囲の歩行者に不快感を与えることなく、その車両の存在や接近を把握させることが可能になる。また、走行音を低く抑えるよう設計されたガソリンエンジン車などに本発明を適用しても良いことは勿論である。
また、ハイブリッド車に本発明に係る報知装置を適用する場合、ハイブリッド車には、電動機のみを用いて走行することを指示する切り替えスイッチが設けられている車種もあるので、この切り替えスイッチと本報知装置の作動開始スイッチとを連動させ、電動機のみを用いて走行する旨の選択が為された場合には、本報知装置を作動させないようにするようにしても良い。上記切り替えスイッチは、例えば、深夜や早朝に住宅地などを走行する際に走行音を低く抑えて走行することができるようにするために設けられているものであるから、上記切り替えスイッチにより電動機のみを用いて走行することを指示されている状況下で本発明に係る報知装置を作動させることは、運転者の意図に沿わない可能性があるからである。
(5)上述した第1および第2実施形態では、本発明に係る報知装置のコントロールユニットとECUとを別体のハードウェアで実現する場合について説明したが、一体のハードウェアで実現するとしても勿論良い。
(6)上述した第1および第2実施形態では、マイク100により収音した環境音の音量をヘッドアンプ305により適宜調整して録音する場合について説明したが、充分な音量レベルの音信号がマイク100から出力される場合には、ヘッドアンプ305は必須ではない。また、マイク100から出力される音信号から、環境音の種別毎にその特徴を示す帯域成分のみを抽出して記録するようにしても勿論良い。このようなことは、マイク100の出力信号を、上記特徴を示す帯域を通過域とするバンドパスフィルタを通過させた後に録音するようにすれば良い。
本発明の第1実施形態に係る報知装置10の構成例を示すブロック図である。 同報知装置10が有するマイク100およびスピーカ200の配置例を示す図である。 録音動作および再生動作の実行タイミングを示す図である。 本発明の第2実施形態に係る報知装置20の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
10…報知装置、100a〜100f…マイク、200a〜200f…スピーカ、300…コントロールユニット、305…ヘッドアンプ、310…ミキサ、315…入力レベル検出部、320…出力レベル制御部、325…録音/再生部、330…記憶部、335…ピッチ変換部、340…出力アンプ、345…制御部、350…LPF、400…ECU。

Claims (4)

  1. 車両に配置される1又は複数のスピーカと、
    前記車両に配置され、その周囲の環境音を収音する1又は複数のマイクと、
    前記車両の走行速度が所定の閾値以上である場合には、前記1又は複数のマイクにより収音された環境音の波形データを記憶する第1の処理を実行し、前記走行速度が前記閾値未満である場合には、前記記憶した波形データを読み出し、その波形データに応じた音信号を前記1又は複数のスピーカに供給する第2の処理を実行するコントロールユニットと
    を具備することを特徴とする報知装置。
  2. 前記コントロールユニットは、前記1又は複数のスピーカへ供給する音信号のピッチを前記走行速度が遅いほど低くするピッチ変換部を含んでいる
    ことを特徴とする請求項1に記載の報知装置。
  3. 前記コントロールユニットは、通過域の中心周波数を可変に設定し得るフィルタを含み、そのフィルタを介して前記1又は複数のスピーカへ音信号を供給するとともに、前記車両の走行速度が遅いほど前記中心周波数を低く設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の報知装置。
  4. 前記コントロールユニットは、前記1又は複数のスピーカへ供給する音信号を増幅して前記1又は複数のスピーカに供給するアンプを含み、前記第2の処理においては、前記車両の走行速度が増加する過程では、走行速度が前記閾値に達する手前で前記1又は複数のスピーカから出力される環境音がフェードアウトするよう前記アンプの増幅率を制御し、前記車両の走行速度が減少する過程では、前記走行速度が前記閾値を下回った直後に前記1又は複数のスピーカから出力される環境音がフェードインするよう前記アンプの増幅率を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の報知装置。
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