JP2008046697A - データ処理ユニット、およびこれを使用したデータ処理装置 - Google Patents

データ処理ユニット、およびこれを使用したデータ処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハードウェア回路を変更したい場合でも、そのハードウェア回路を含む製品をそのまま継続して使用する。
【解決手段】処理対象のデータを保持する記憶部と、前記記憶部に保持されたデータを処理するデータ処理回路と、コンピュータプログラムを実行する処理装置に接続される接続部と、所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路による前記データの処理を無効とし、前記接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求する制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハードウェア回路と、そのハードウェア回路の処理機能と同等の機能を有するコンピュータプログラムを搭載した処理装置とを代替的に使用するデータ処理技術に関する。
図1は組み込みシステムの基本構成例を示すブロック図である。このシステムでは、CPU100(Central Processing Unit)がソフトウェア(コンピュータプログラムともいう)を実行することにより、メモリ101に格納されたデータを読み出し、データ処理回路装置102によりデータ処理を行う。データ処理回路102の処理結果がバス103経由でCPUに読み出され、メモリ101に書き込まれる。また、DMAコントローラ104の制御でメモリ101に格納されたデータがI/Oデバイス105へ出力される。データ処理回路装置102によりデータ処理を行うことでCPU100の処理負荷を分散することができる。
図1におけるデータ処理装置102は、1つまたは複数のデータ処理ユニットにより構成される。図2は、従来のデータ処理装置102が有するデータ処理ユニットの基本構造を示すブロック図である。図2に示すデータ処理ユニットにおいて、入力データは入力レジスタDREG0 200に書き込まれる。入力データの書き込みとともに、入力データが有効かどうかを示すバリッド信号もレジスタV0 201に書き込まれる。
入力レジスタDREG0200から出力されたデータとレジスタV0 201から出力されたバリッド信号は、リード信号Read0の制御でデータ処理回路204(Data
Processing Circuit)へ出力される。
データ処理回路204はデータ処理アルゴリズムfを実装し、入力レジスタDREG0
200から読み出されたデータを処理する。1クロックサイクルまたは複数のクロックサイクル後にデータ処理回路204の処理結果は、出力レジスタDREG1 205に書き込まれる。処理結果の書き込みとともに、処理結果が有効かどうかを示すバリッド信号もレジスタV1 206に書き込まれる。最後に出力レジスタDREG1 205から出力された出力データとレジスタV1 206から出力されたバリッド信号は、リード信号Read1の制御により、最終処理結果として出力される。あるいは、出力レジスタDREG1 205から出力された出力データとレジスタV1 206から出力されたバリッド信号は、さらに次のデータ処理ユニットに入力され、次のデータ処理アルゴリズムによって処理される。
入力レジスタV0 201から出力されたバリッド信号は、NOTセル203によって反転されて、データ処理回路204からのリード信号Read0と共にORセル202により論理和を求められ、レジスタDREG0 200とレジスタV0 201のライト制御信号WriteEnable0を生成する。レジスタV0 201から出力されたバリッド信号が0になる場合またはリード信号Read0が1になる場合に、入力データと入力データが有効かどうかを示すバリッド信号とを入力レジスタDREG0 201とレジスタV0 201に書き込むことができる。
レジスタV1 206から出力されたバリッド信号は、NOTセル208によって反転されて、リード信号Read1と共にORセル207により論理和を求められ、出力レジスタDREG1 205とレジスタV1 206のライト制御信号WriteEnabl
e1を生成する。レジスタV1 206から出力されたバリッド信号が0になる場合またはリード信号Read1が1になる場合に、データ処理回路204の処理結果と処理結果が有効かどうかを示すバリッド信号を出力レジスタDREG1 205とレジスタV1 206に書き込むことができる。後続処理ユニットのデータ処理が停止する場合に、入力レジスタDREG0 200、レジスタV0 201、および出力レジスタDREG1 205、レジスタV1 206への書き込み操作を禁止することによりデータ処理パイプラインを一時ストール(停止)することができる。
また、デバッグ機能として図1を参照して説明した組み込みシステムにおけるCPU100で実行されたソフトウェアはデータバス209経由で入力レジスタDREG0 200や出力レジスタDREG1 205にアクセスすることができる。
特開平5−120081号公報 特開2002−197049号公報
上述のように、データ処理回路204では、機能が半導体回路で実現されている。したがって、データ処理回路204において設計ミスで不具合が発生し、対策を必要とする場合、または、データ処理回路204が実施するアルゴリズムfを変更したい場合に、半導体回路に実現された製品が継続して使用できなくなる。その場合には、開発のやり直しとなり、または、コスト増となる場合がある。
本発明は上述したような課題を解決するためになされたものである。すなわち、本発明は、ハードウェア回路に不具合が発生し、その対策を実施する必要がある場合、または、ハードウェア回路のデータ処理アルゴリズムを変更したい場合でも、ハードウェア回路を含む製品をそのまま継続して使用することができ、コストダウンを実現し、製品開発の工数を低減することを目的とする。
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
(1)すなわち、本発明は、処理対象のデータを保持する記憶部と、前記記憶部に保持されたデータを処理するデータ処理回路と、コンピュータプログラムを実行する処理装置に接続される接続部と、所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路による前記データの処理を無効とし、前記接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求する制御部と、を備えるデータ処理ユニットである。
本発明によれば、所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路によるデータの処理を無効とし、接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求できる。ここで、所定の条件は、例えば、レジスタの設定値であり、データ処理回路によるデータの処理に問題が生じた場合、あるいは、処理を変更したい場合に、その処理を無効にすればよい。
(2)前記制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号に対して前記記憶部のデータを前記データ処理回路に提供し、前記接続部を通じた前記処理装置からの第2の読み出し要求信号に対して、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供する読み出し制御部を有するようにすればよい。
(3)さらに、前記制御部は、前記データ処理回路からの出力データおよび前記接続部を通じた前記処理装置からの出力データのいずれか一方を選択して前記記憶部に出力する
書き込み制御部をさらに備えるようにすればよい。
このような構成により、制御部は、データ処理回路および処理装置のいずれかを選択して、データを引き渡すとともに、その処理結果を取得できる。
(4)上記データ処理ユニットは、前記接続部を通じて前記処理装置から設定可能な割り込みマスクレジスタをさらに備え、前記割り込みマスクレジスタへの設定値が第1の値のときに、前記読み出し制御部は、前記処理装置からの第2の読み出し要求信号を遮断し、前記データ処理回路に前記記憶部のデータを提供し、前記書き込み制御部は、前記データ処理回路の出力データを前記記憶部に出力させるようにしてもよい。
本発明によれば、割り込みマスクレジスタへの設定値によって、処理装置からの第2の読み出し要求信号を遮断し、データ処理回路によってデータを処理するように制御できる。
(5)上記データ処理ユニットは、前記割り込みマスクレジスタが第2の値のときに、前記読み出し制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号を遮断し、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供し、前記書き込み制御部は、前記処理装置の出力データを前記記憶部に出力させるようにしてもよい。
本発明によれば、割り込みマスクレジスタへの設定値によって、データ処理回路からの第1の読み出し要求信号を遮断し、処理装置によってデータを処理するように制御できる。
(6)前記記憶部は、前記データ処理回路または前記処理装置の処理対象となる入力データを格納する第1記憶部と、前記データ処理回路または前記処理装置によって処理された出力データを格納する第2記憶部とを有するものでもよい。
(7)前記読み出し制御部は、さらに、前記入力データが有効であるか否かを示すバリッド信号が有効を示すときに前記記憶部のデータを提供するようにしてもよい。
(8)前記制御部は、前記読み出し制御部により前記データ処理回路および前記処理装置のいずれにも入力データが提供されていない場合であって、かつ、前記入力データが有効であることが前記バリッド信号によって示されている場合に、前記第1記憶部への次に処理すべき入力データの書き込みを禁止する信号を生成する第1記憶部書き込み制御部をさらに備えるようにしてもよい。
本発明によれば、有効なデータがまだデータ処理ユニットで処理されていない場合に、次の新たな入力データの第1記憶部への入力を抑止できる。これにより、部分的な回路とソフトウェアとの切り替え等の場合においても、データを安全に確保した上で、切り替えを実施できる。
(9)また、本発明は、コンピュータプログラムを実行する処理装置に接続される接続部と、前記接続部を通じて前記処理装置に接続される複数のデータ処理ユニットと、を備え、前記データ処理ユニットは、処理対象のデータを保持する記憶部と、前記記憶部に保持されたデータを処理するデータ処理回路と、所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路による前記データの処理を無効として、前記接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求する制御部と、をそれぞれ有する、データ処理装置であってもよい。
すなわち、本発明は、複数のデータ処理ユニットを含むデータ処理装置においても、上記と同様に、所定の条件が検知されたデータ処理ユニットを無効とし、そのデータ処理ユニットに代えて処理装置にデータの処理を要求できる。
複数のビットを保持し、それぞれのビットがそれぞれ対応するデータ処理ユニットのデータ処理方式を制御する割り込みマスクレジスタをさらに備え、前記制御部は、前記入力データが有効であるか否かを示すバリッド信号が有効を示しており、かつ、その制御部が含まれているデータ処理ユニットに対応する前記割り込みマスクレジスタのビットが所定の値のときに、前記処理装置に、当該処理ユニットの第1記憶部に保持された入力データの処理を要求する処理要求信号を生成する生成部を有するようにしてもよい。
すなわち、割り込みマスクレジスタによって処理装置による処理が要求されており、かつ、入力データが有効な場合に、実際に、処理装置に処理を実行させればよい。
2以上のデータ処理ユニットで生成された処理要求信号のうち、いずれの処理要求信号を先に処理すべきかを判断する優先度決定部と、先に処理する読み出し要求信号が選択された後、他の未処理の読み出し要求信号が処理できるまでに要求状態を保持する要求保持部を備えてもよい。
このような構成により、複数のデータ処理ユニットから処理要求が合った場合に、所定の優先度順に処理装置が処理できる。
本発明によれば、ハードウェア回路に不具合が発生し、その対策を実施する必要がある場合、または、ハードウェア回路のデータ処理アルゴリズムを変更したい場合でも、ハードウェア回路で実現された製品をそのまま継続して使用することができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)に係るデータ処理装置について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成には限定されない。
《発明の骨子》
本データ処理装置に係る技術は、複雑なデータ処理回路やバグ等の不具合が発生しやすい回路に対して有効である。すなわち、本技術は、予め不具合の存在が予測され、またはアルゴリズムを変更する可能が想定される回路を含むシステムの変更に対して特に有効である。本データ処理装置では、ハードウェアであるデータ処理回路の代わりにソフトウェアでデータ処理を実現する機能が提供される。不具合が発生しない場合には、本データ処理装置は、従来の技術と同じようにハードウェアであるデータ処理回路によりデータ処理を実行する。データ処理回路に不具合が発生したとき、あるいは、アルゴリズムを変更したいときには、本データ処理装置は、レジスタへの値の設定により、データ処理回路の動作を無効にする。そして、ソフトウェアを実行するCPU等の処理装置への割り込みによりソフトウェア処理方式に切り替える。
ここで、データ処理回路の動作を無効にするとは、データ処理回路の処理対象である入力データへのアクセスを遮断し、データ処理回路の処理結果の出力を停止させることをいう。そして、データ処理回路に代わって、ソフトウェアを実行するCPU等の処理装置が、入力データへアクセスし、入力データを処理し、その処理結果を出力する。
《第1実施形態》
本発明に係るデータ処理装置は、図1を参照して説明したシステム例と同様に構成されている。以下、本発明に係るデータ処理装置およびデータ処理方法の実施形態を、添付図面を参照して詳述する。
図3は、本実施形態に係るデータ処理装置の主要部であるデータ処理ユニットの基本構成を示している。図3では省略されているが、このデータ処理装置は、複数のデータ処理ユニットを有している。それぞのデータ処理ユニットは、入力レジスタDREG0 300(本発明の記憶部に相当し、第1記憶部ともいう)と、入力レジスタDREG0 300に保持された入力データの有効または無効を示すレジスタV0 301と、入力レジスタDREG0 300から入力データを読み出し、処理するハードウェア回路であるデータ処理回路307と、データ処理回路307の出力結果を出力する出力レジスタDREG1 311(本発明の記憶部に相当し、第2記憶部ともいう)と、出力レジスタDREG1 311に保持された出力データの有効または無効を示すレジスタV1 312とを有している。このデータ処理ユニットは、入力レジスタDREG0 300および出力レジスタDREG1 311を通じて、複数段接続することによって、より規模の大きいデータ処理装置を構成できる。
さらに、図3に示すデータ処理ユニットにおいて、バス315(本発明の接続部に相当)にはCPU100(本発明の処理装置に相当)が接続されている。CPU100は、ソフトウェアを実行し、バス315経由で割り込みマスクレジスタIRQM30を設定することができる。このように、外部(CPU等)からの設定値により、本データ処理ユニットでは、データ処理方式が切り替えられる。
割り込みマスクレジスタIRQM308が1の場合には、データ処理アルゴリズムfによって処理されるべきデータは、データ処理回路307によりデータ処理される。一方、割り込みマスクレジスタIRQM308が0の場合には、データ処理回路307が無効にされる。このとき、割り込みによりCPU100でソフトウェアが実行され、データが処理される。
図3の例では、入力データは入力レジスタDREG0 300に書き込まれる。入力データの書き込みとともに、入力データが有効かどうかを示すバリッド信号もレジスタV0
301に書き込まれる。割り込みマスクレジスタIRQM308の出力信号がNOTセル305によって反転され、レジスタV0 301から出力されたバリッド信号と共にANDセル304により論理積を求められ、割り込み請求信号IRQ(処理要求信号ともいう)が生成される。
すなわち、図3の例では、割り込みマスクレジスタIRQM308が0(ソフトウェアによる処理の指示)の場合で、かつ、レジスタV0 301が入力データの有効(あるいは、入力データが未処理であること)を示している場合に、CPU100への割り込み請求信号IRQが生成される。
データ処理回路307からのリード信号HRead0(第1の読み出し要求信号に相当)、およびCPU100がバス315経由で出力したリード信号SRead0(第2の読み出し要求信号ともいう)のいずれかが、セレクタMUXI0 306により選択される。選択されたリード信号は、入力レジスタDREG0 300とレジスタV0 301とに出力される。またレジスタV0 301から出力されたバリッド信号がNOTセル303に反転され、セレクタMUXI0 306から出力されたリード信号と共にORセル302により論理和が求められる。この論理和は、入力レジスタDREG0 300とレジスタV0 301のライト制御信号WriteEnable0を生成する。
すなわち、バリッド信号が、入力データの無効を示しているか、または、リード信号が出力されている(データ読み出し済みである)場合のいずれかの場合には、入力レジスタDREG0 300とレジスタV0 301への書き込みが認められる。逆に、バリッド信号が有効で、かつ、リード信号が出力されていない(データ読み出し未完である)場合には、入力レジスタDREG0 300とレジスタV0 301への書き込みが認められない。
割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号はセレクタMUXI0 306を制御する。IRQM308からの出力信号が1の場合に、データ処理回路307から出力されたリード信号HRead0が選択される。IRQMが0の場合に、CPU100で実行されたソフトウェアがバス315経由で生成したリード信号SRead0が選択される。
データ処理回路307から出力された処理結果とバリッド信号との組み合わせ、および、CPU100でソフトウェアによって処理されバス315経由で書き込まれた処理結果とバリッド信号との組み合わせのうち、いずれか一方がセレクタMUXD0 309とMUXV0 310に選択され、レジスタDREG1 311とV1 312へ書き込まれる。割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号はセレクタMUXD0 309とMUXV0 310を制御する。割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号が1となる場合に、データ処理回路307から出力された処理結果とバリッド信号との組み合わせが選択される。割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号が0となる場合に、CPU100でソフトウェアによって処理されバス315経由で書き込まれた処理結果とバリッド信号との組み合わせが選択される。
データ処理回路307で不具合が発生せず、その対策をとる必要がない場合、またはデータ処理アルゴリズムfを変更しない場合に、ソフトウェアを実行するCPU100がバス315経由で、割り込みマスクレジスタIRQM308に1を設定する。この場合には、データ処理ユニットは、データ処理回路307によりデータ処理を実行する処理方式となる。
レジスタV0 301の出力信号が1になっても、割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号がNOTセル304に反転され、0となるので、割り込み請求信号IRQがマスクされ、割り込みが発生しない。データ処理回路307からのリード信号HRead0が割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号の制御によりセレクタMUXI0 306に選択され、入力レジスタDREG0 300とV0 301へ出力される。その結果、入力レジスタDREG0 300から出力されたデータとV0 301から出力されたバリッド信号がデータ処理回路307により処理される。
そして、データ処理回路307から出力された処理結果とバリッド信号とが、割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号の制御によりセレクタMUXD0 309とMUXV0 310に選択される。選択された処理結果とバリッド信号は、出力レジスタDREG1 311とV1 312に書き込まれる。最後に出力レジスタDREG1 311から出力されたデータとV1 312から出力されたバリッド信号はリード信号Read1の制御で最終処理結果として出力される。または、レジスタDREG1 311から出力されたデータとV1 312から出力されたバリッド信号は、さらに次のデータ処理ユニットに入力され、次のデータ処理アルゴリズムによって処理される。
データ処理回路307で不具合が発生した場合、またはアルゴリズムfを変更したい場合に、CPU100で実行されるソフトウェアがバス315経由で割り込みマスクレジスタIRQM308に0を設定する。その結果、CPU100によりソフトウェア処理方式
に切り替えられる。すなわち、レジスタV0 301からの出力信号が1になる場合に、割り込みマスクレジスタIRQM308からの出力信号がNOTセル305に反転され、1となるので、割り込み請求信号IRQが1となり、CPU100への割り込みが発生する。割り込みマスクレジスタIRQM308の出力信号の制御により、データ処理回路307からのリード信号HRead0が、セレクタMUXI0 306によって選択されることなく無視にされる。また、データ処理回路307の処理結果がMUXD0 309とMUXV0 310に選択されず、無視されることになる。その結果、データ処理回路307は無効にされる。またレジスタV0 301とセレクタMUXI0 306に選択されたリード信号により生成されたライト制御信号WriteEnable0は0になるので、入力レジスタDREG0 300とV0 301への書き込み操作が禁止される。書き込み操作が禁止されると、入力レジスタDREG0 300およびV0 301には、次の新たに処理すべきデータが前段から書き込まれることなく、現在の入力データが維持されることになる。
CPUで実行されるソフトウェアは、割り込み請求信号IRQに応答し、割り込み処理モードに入る。CPU100で実行されるソフトウェアは、バス315経由でリード信号SRead0を発行する。リード信号SRead0は、セレクタMUXI0 306に選択され、入力レジスタDREG0 300とV0 301へ出力される。レジスタDREG0 300からリードされたデータがデータバス315経由でCPU100へ転送される。この転送とともに、セレクタMUXI0 306に選択されるリード信号SRead0が1となるので、ORセル302により生成されたライト制御信号WriteEnable0が1となり、レジスタDREG0 300とV0 301に新しいデータを書き込むことができる。すなわち、入力レジスタDREG0 300およびV0 301の入力データがCPU100によって処理されたので、次の新たに処理すべきデータが前段から書き込まれるようになる。
新しいデータが有効の場合に、レジスタV0の出力信号が1となり、割り込み請求信号IRQがANDセル304により新たに生成される。そうではない場合に割り込み請求信号IRQが0になり、新たに割り込みが発生しない。CPU100で実行されたソフトウェアがアルゴリズムfによってデータ処理を完了すると、処理結果がデータバス315経由でセレクタMUXD0 309に選択され、出力レジスタDREG1 311に書き込まれる。この書き込みとともに、処理結果が有効かどうかを示すバリッド信号もセレクタMUXV0 310に選択され、レジスタV1 312に書き込まれる。最後にCPU100は割り込みモードを終了し、通常の処理モードに戻る。一方、新しいデータが有効な場合、新たに生成された割り込み請求信号により新たな割り込みモードにいる。
出力レジスタDREG1 311に書き込まれた処理結果と、V1 312に書き込まれたバリッド信号はリード信号Read1の制御で最終処理結果として出力される。ただし、次段にさらにデータ処理ユニットがある場合には、出力レジスタDREG1 311に書き込まれた処理結果と、V1 312に書き込まれたバリッド信号は、さらに次のデータ処理ユニットに入力され、次のデータ処理アルゴリズムによって処理される。
上述したように、本実施形態に係るデータ処理ユニットにおいて、データ処理回路307に不具合が発生し、その対策をする必要がある場合、またはデータ処理アルゴリズムfを変更したい場合には、データ処理回路307をデータ処理ユニットの他の構成から切り離す。
すなわち、割り込みマスクレジスタIRQM308とレジスタV0のバリッド信号によって、CPU100への割り込みが発生し、データ処理回路307のアルゴリズムと同等のソフトウェアが実行される。
さらに、上記割り込みマスクレジスタの設定により、データ処理回路307からのリード信号を無視され、データ処理回路307からの出力結果がセレクタにおいて非選択となる。
一方、CPU100からのード信号が選択され、入力レジスタのDREG0 300のデータが、CPU100に読み出される。そして、CPU100での処理結果が、出力レジスタDREG1 311に書き込まれる。そして、これらの処理が完了するまで、入力レジスタDREG0 300とV0 301への書き込み操作が禁止される。
このように、データ処理回路を切り離す構成とすることにより、その回路の処理をソフトウェア処理方式に切り替えることで、ハードウェア回路によって実現された機能を含む製品をそのまま継続して使用することができる。
《第2実施形態》
図4は、大規模処理回路において本発明に係るデータ処理装置の実施形態を示すブロック図である。図4に示すデータ処理装置は、図3を参照して説明したデータ処理ユニットにより構成される。これらのデータ処理ユニットは、それぞれ、例えば、データ処理アルゴリズムfi(f0、…fn、fn+1、…)を実行する。各データ処理ユニットの割り込みマスクレジスタは、ユニット番号(i)により識別される。これらの割り込みマスクレジスタは、割り込みコントローラ(IRQ Controller)400に1ビットずつ集合され、新しい割り込みマスクレジスタIRQM403を構成する。また各データ処理ユニットから生成された割り込み請求信号IRQiは割り込み調停部(IRQ Arbiter)401につながれる。
CPU100で実行されるソフトウェアがバス404経由で割り込みマスクレジスタIRQMに書き込んだ設定値によって、各回路ユニットは各自のデータ処理方式を切り替えることができる。割り込みレジスタIRQM403が有する、いずれかのデータ処理ユニットに対応するビットが1の場合に、当該データ処理ユニットのデータ処理は、ハードウェアであるデータ処理回路により実行される。割り込みレジスタIRQM403が有する、いずれかのデータ処理ユニットに対応する対応のビットが0の場合に、当該データ処理ユニットのデータ処理は、割り込みによりCPU100でのソフトウェア処理方式に切り替えられる。
各回路ユニットで生成された割り込み請求信号IRQnは割り込みコントローラ(IRQ Controller)へ出力され、割り込み調停部(IRQ Arbiter)401は所定の優先権にしたがっていずれの割り込み要求を先に処理すべきかを判断する。先に処理する要求番号が割り込み番号レジスタIRQN402に書き込まれるとともに、割り込み請求信号IRQがCPU100へ出力される。他の未処理の割り込み請求信号は処理できるまでに請求状態をそのまま保持される。CPU100は割り込み調停部(IRQ Arbiter)401から出力された割り込み請求信号(i)に応答し、割り込みモードに切り替わる。割り込み番号(i)はデータバス404経由でレジスタIRQN402からCPU100へ出力される。CPU100で実行されるソフトウェアがバス404経由でこの番号(i)に対応するデータ処理ユニットの入力レジスタDREGiにリード信号SReadiを発行する。これにより、CPU100は、入力データを読み出し、対応のアルゴリズムfiによってデータ処理を行う。ソフトウェアの処理結果はバス404経由で対応の回路ユニットの出力レジスタDREGi+1に書き込まれる。そして、新たな(未処理の)割り込み請求信号が割り込み制御回路(IRQ Arbiter)401に選択された場合にCPU100は次の回路ユニットのデータ処理を開始する。一方、未処理の割り込み請求信号が発生しない場合に通常の処理モードに戻る。
図5に、割り込み調停部401の詳細構成例を示す。この例では、IRQ0−IRQ3の4つの割り込み請求信号が入力されたときに、所定の順序で(図5では、IRQ3、IRQ2、IRQ1、IRQ0の順に)、割り込み請求信号が選択され、IRQN402として出力される。
この割り込み制御回路401では、NOTセル501−503によって、IRQ3、IRQ2、IRQ1、IRQ0の順に、優先順位が決定される。また、その優先順位で確定したデータ処理ユニットのユニット番号(i、すなわち、割り込み番号i)は、ANDセル504−511によってコーディングされる。
例えば、処理ユニット1の割り込み請求信号IRQ1と処理ユニット2の割り込み請求信号IRQ2しかHighとならない場合に、まずORセル500により論理和を求め、割り込み請求信号IRQを生成する。IRQの生成とともに、処理ユニット3の割り込み請求信号IRQ3がLowであるので、ANDセル504と505の出力が0となり、NOTセル501の出力が1となる。処理ユニット2の割り込み請求信号IRQ2がHighであるので、ANDセル506と507によりNOTセル501の出力と処理ユニット番号10と共に論理積を求め、ANDセル506の出力が1となり、507の出力が0となる。
また、NOTセル502の出力が0となるので、処理ユニット0、1の割り込み請求信号IRQ0、IRQ1に関わらず、ANDセル508、509、510と511の出力が共に0となる。最後に、ORセル512と513により論理和を求め、出力された割り込み請求番号が10となる。したがって、処理ユニット2の割り込み要求が先に処理される。
上述したように、本発明に係るデータ処理装置において、幾つかのデータ処理回路に不具合が発生しその対策が必要な場合、または幾つかのデータ処理アルゴリズムfを変更したい場合でも、不具合が発生したデータ処理ユニット、またはアルゴリズムfを変更したいデータ処理ユニットだけが入力データから切り離される。入力データは、CPU100で実行されるソフトウェア処理方式によって処理される。このようなハードでウェアからソフトウェアへの部分的な切り替えにより、ハードウェア回路で実現された機能を含む製品がそのまま継続して使用できる。
以上述べたように、本データ処理装置は、データ処理回路に不具合が発生する場合またはデータ処理アルゴリズムを変更したい場合でも、部分的にソフトウェア処理方式に切り替えることによりハードウェア回路で実現された機能を含む製品をそのまま継続して使用できる。その結果、コストダウンを実現し、製品開発の工数を低減することができる。また、本発明は従来の回路に存在しているレジスタやデータバスをその利用するので、コストがほとんど増えずに、ハードウェアで実現された機能を含む製品の機能変更を簡単に実現できる。
<その他>
本発明は、以下の態様(付記と呼ぶ)をも開示する。それぞれの付記に含まれる構成要素は、他の付記に含まれる構成要素と組あせてもよい。
(付記1)
処理対象のデータを保持する記憶部と、
前記記憶部に保持されたデータを処理するデータ処理回路と、
コンピュータプログラムを実行する処理装置に接続される接続部と、
所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路による前記データの処理を無効と
し、前記接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求する制御部と、を備えるデータ処理ユニット。(1)
(付記2)
前記制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号に対して前記記憶部のデータを前記データ処理回路に提供し、前記接続部を通じた前記処理装置からの第2の読み出し要求信号に対して、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供する読み出し制御部を有する付記1に記載のデータ処理ユニット。(2)
(付記3)
前記制御部は、前記データ処理回路からの出力データおよび前記接続部を通じた前記処理装置からの出力データのいずれか一方を選択して前記記憶部に出力する書き込み制御部をさらに備える付記1または2に記載のデータ処理ユニット。(3)
(付記4)
前記接続部を通じて前記処理装置から設定可能な割り込みマスクレジスタをさらに備え、
前記割り込みマスクレジスタへの設定値が第1の値のときに、前記読み出し制御部は、前記処理装置からの第2の読み出し要求信号を遮断し、前記データ処理回路に前記記憶部のデータを提供し、前記書き込み制御部は、前記データ処理回路の出力データを前記記憶部に出力させる付記3に記載のデータ処理ユニット。(4)
(付記5)
前記割り込みマスクレジスタが第2の値のときに、前記読み出し制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号を遮断し、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供し、前記書き込み制御部は、前記処理装置の出力データを前記記憶部に出力させる付記4に記載のデータ処理ユニット。(5)
(付記6)
前記記憶部は、前記データ処理回路または前記処理装置の処理対象となる入力データを格納する第1記憶部と、
前記データ処理回路または前記処理装置によって処理された出力データを格納する第2記憶部とを有する付記1から5のいずれかに記載のデータ処理ユニット。(6)
(付記7)
前記読み出し制御部は、さらに、前記入力データが有効であるか否かを示すバリッド信号が有効を示すときに前記記憶部のデータを提供する付記6に記載のデータ処理ユニット。(7)
(付記8)
前記制御部は、前記読み出し制御部により前記データ処理回路および前記処理装置のいずれにもに入力データが提供されていない場合であって、かつ、前記入力データが有効であることが前記バリッド信号によって示されている場合に、前記第1記憶部への次に処理すべき入力データの書き込みを禁止する信号を生成する第1記憶部書き込み制御部をさらに備える付記7に記載のデータ処理ユニット。(8)
(付記9)
前記接続部を経由して供給され、前記データ処理回路で処理されたデータが有効かどうかを示す第1バリッド信号、および、前記処理装置によって処理されたデータが有効かどうかを示す第2バリッド信号のいずれかを選択する選択部と、
前記選択部で選択された第1バリッド信号および第2バリッド信号のいずれかにしたがって第2記憶部のデータの有効および無効のいずれかを示す第3のバリッド信号を格納するレジスタとをさらに備える付記6から8のいずれかに記載データ処理ユニット。
(付記10)
コンピュータプログラムを実行する処理装置に接続される接続部と、
前記接続部を通じて前記処理装置に接続される複数のデータ処理ユニットと、を備え、
前記データ処理ユニットは、
処理対象のデータを保持する記憶部と、
前記記憶部に保持されたデータを処理するデータ処理回路と、
所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路による前記データの処理を無効として、前記接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求する制御部と、をそれぞれ有する、データ処理装置。(9)
(付記11)
前記制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号に対して前記記憶部のデータを前記データ処理回路に提供し、前記接続部を通じた前記処理装置からの第2の読み出し要求信号に対して、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供する読み出し制御部を有する付記10に記載のデータ処理装置。
(付記12)
前記制御部は、前記データ処理回路からの出力データおよび前記接続部を通じた前記処理装置からの出力データのいずれか一方を選択して前記記憶部に出力する書き込み制御部をさらに備える付記10または11に記載のデータ処理装置。
(付記13)
複数のビットを保持し、それぞれのビットがそれぞれ対応するデータ処理ユニットのデータ処理方式を制御する割り込みマスクレジスタをさらに備え、
前記マスクレジスタのいずれかのビットへの設定値が第1の値のときに、そのビットに対応するデータ処理ユニットの読み出し制御部は、前記処理装置からの第2の読み出し要求信号を遮断し、前記データ処理回路に前記記憶部のデータを提供し、そのビットに対応するデータ処理ユニットの前記書き込み制御部は、前記データ処理回路の出力データを前記記憶部に出力させる付記12に記載のデータ処理装置。
(付記14)
前記マスクレジスタのいずれかのビットへの設定値が第2の値のときに、そのビットに対応するデータ処理ユニットの読み出し制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号を遮断し、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供し、そのビットに対応するデータ処理ユニットの書き込み制御部は、前記処理装置の出力データを前記記憶部に出力させる付記13に記載のデータ処理装置。
(付記15)
前記制御部は、前記入力データが有効であるか否かを示すバリッド信号が有効を示しており、かつ、その制御部が含まれているデータ処理ユニットに対応する前記割り込みマスクレジスタのビットが第2の値のときに、前記処理装置に、当該処理ユニットの第1記憶部に保持された入力データの処理を要求する処理要求信号を生成する生成部を有する付記12から14のいずれかに記載のデータ処理装置。
(付記16)
2以上のデータ処理ユニットで生成された処理要求信号のうち、いずれの処理要求信号を先に処理すべきかを判断する優先度決定部と、
先に処理する読み出し要求信号が選択された後、他の未処理の読み出し要求信号が処理できるまでに要求状態を保持する要求保持部を備える付記15に記載のデータ処理装置。(付記17)
前記処理要求信号は、前記各データ処理ユニットを識別する識別情報を有し、
前記処理装置は、前記識別情報を読み出す識別情報読み出し部を有し、前記識別情報に対応するデータ処理ユニットの第1記憶部から前記入力データを読み出し、前記識別情報に対応するアルゴリズムによって前記入力データを処理し、処理結果を前記接続部経由で前記識別情報に対応するデータ処理ユニットの第2記憶部に書き込む付記15または16に記載のデータ処理装置。
従来の組み込みシステムの基本構成例を示すブロック図である。 図1に示す組み込みシステムにおける従来のデータ処理ユニットの基本構造を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理ユニットの基本構成を示すブロック図である。 大規模処理回路におけるデータ処理装置の実施形態を示すブロック図である。 割り込み調停部の詳細構成例を示すブロック図である。
符号の説明
100 CPU(Central Processing Unit)
101 メモリ
102 データ処理装置
103、209、315、404 バス
104 DMAコントローラ
105 I/Oデバイス
200、300 入力データレジスタDREG0
201、301 入力データが有効かどうかを示すレジスタ
202、207、302、314 ORセル
203、208、303、305、313 NOTセル
204、307 データ処理回路
205、311 出力レジスタDREG1
206、312 処理結果が有効かどうかを示すレジスタ
304 ANDセル
306 選択器MUXI0
308、403 割り込みマスクレジスタ
309 選択器MUXD0
310 選択器MUXV0
400 割り込みコントローラIRQ Controller
401 IRQ Arbiter
402 割り込み請求番号レジスタIRQN

Claims (9)

  1. 処理対象のデータを保持する記憶部と、
    前記記憶部に保持されたデータを処理するデータ処理回路と、
    コンピュータプログラムを実行する処理装置に接続される接続部と、
    所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路による前記データの処理を無効とし、前記接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求する制御部と、を備えるデータ処理ユニット。
  2. 前記制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号に対して前記記憶部のデータを前記データ処理回路に提供し、前記接続部を通じた前記処理装置からの第2の読み出し要求信号に対して、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供する読み出し制御部を有する請求項1に記載のデータ処理ユニット。
  3. 前記制御部は、前記データ処理回路からの出力データおよび前記接続部を通じた前記処理装置からの出力データのいずれか一方を選択して前記記憶部に出力する書き込み制御部をさらに備える請求項1または2に記載のデータ処理ユニット。
  4. 前記接続部を通じて前記処理装置から設定可能な割り込みマスクレジスタをさらに備え、
    前記割り込みマスクレジスタへの設定値が第1の値のときに、前記読み出し制御部は、前記処理装置からの第2の読み出し要求信号を遮断し、前記データ処理回路に前記記憶部のデータを提供し、前記書き込み制御部は、前記データ処理回路の出力データを前記記憶部に出力させる請求項3に記載のデータ処理ユニット。
  5. 前記割り込みマスクレジスタが第2の値のときに、前記読み出し制御部は、前記データ処理回路からの第1の読み出し要求信号を遮断し、前記記憶部のデータを前記接続部を通じて前記処理装置に提供し、前記書き込み制御部は、前記処理装置の出力データを前記記憶部に出力させる請求項4に記載のデータ処理ユニット。
  6. 前記記憶部は、前記データ処理回路または前記処理装置の処理対象となる入力データを格納する第1記憶部と、
    前記データ処理回路または前記処理装置によって処理された出力データを格納する第2記憶部とを有する請求項1から5のいずれかに記載のデータ処理ユニット。
  7. 前記読み出し制御部は、さらに、前記入力データが有効であるか否かを示すバリッド信号が有効を示すときに前記記憶部のデータを提供する請求項6に記載のデータ処理ユニット。
  8. 前記制御部は、前記読み出し制御部により前記データ処理回路および前記処理装置のいずれにもに入力データが提供されていない場合であって、かつ、前記入力データが有効であることが前記バリッド信号によって示されている場合に、前記第1記憶部への次に処理すべき入力データの書き込みを禁止する信号を生成する第1記憶部書き込み制御部をさらに備える請求項7に記載のデータ処理ユニット。
  9. コンピュータプログラムを実行する処理装置に接続される接続部と、
    前記接続部を通じて前記処理装置に接続される複数のデータ処理ユニットと、を備え、
    前記データ処理ユニットは、
    処理対象のデータを保持する記憶部と、
    前記記憶部に保持されたデータを処理するデータ処理回路と、
    所定の条件が検知されたときに、前記データ処理回路による前記データの処理を無効として、前記接続部に接続された処理装置に対して、前記データの処理を要求する制御部と、をそれぞれ有する、データ処理装置。
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