JP2009175960A - 仮想マルチプロセッサシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】デバッグ用の前記記憶装置を必要としない仮想マルチプロセッサシステムのデバッグ機構を提供する。
【解決手段】物理プロセッサ100と、論理プロセッサ110〜113の状態を示す状態情報を記憶している保管部130〜133と、物理プロセッサ100に対して、複数の論理プロセッサ110〜113を切り替えながら、当該複数の論理プロセッサ110〜113のいずれかを割り当てるディスパッチ部120と、論理プロセッサ110に対してデバッグ割込みを要求することにより、論理プロセッサ110で現在実行中の処理を停止させる割込み部140とを備え、ディスパッチ部120は、物理プロセッサ100に割り当てられている論理プロセッサ110へのデバッグ割込みの要求に応答して、論理プロセッサ110に対応する状態情報を保管部130へ記憶する。
【選択図】図2

Description

本発明は、仮想マルチプロセッサシステムにおけるソフトウェア開発又はハードウェア動作解析に用いるデバッグ機構に関する。
従来、プロセッサにおけるデバッグ手法として、その動作を停止させてプロセッサの状態を参照するという方法が広く一般的に行われている。
その中でも、プロセッサが持つ割込みという仕組みの上に、様々な用途に合わせたデバッグ割込みを定義し、そのデバッグ割込みによってプロセッサのプログラム実行を中断させ、代わりにデバッグ割込み処理用のプログラムを当該プロセッサにおいて実行させる方法が最も広く一般的に用いられている。
この従来からの割込みを用いたプログラム実行の中断を具現化するためには、デバッグという目的の性質上、デバッグ対象となるプロセッサの状態を変えずにデバッグ割込み処理用のプログラムを実行させる必要性がある。そのため割込み発生時のプロセッサの状態を損なわずに退避するための記憶装置を、デバッグ用に独立して設ける必要がある。
この事例として、例えば特許文献1に記載された技術が知られている。特許文献1の図1に示されている「退避用レジスタ」、図5に示されている「オルタネートメモリ」がデバッグ用に設けられた退避用の記憶装置に該当する。
この事例のように割込みを用いたデバッグ機構には、形態は前記事例以外にも様々なものがあるがデバッグ用に割込み時のプロセッサ状態を退避する記憶装置を設けるという共通点がある。
次に、上述した割込みを用いたデバッグ機構を備えるプロセッサを用いて仮想マルチプロセッサシステムを構成する場合について説明する。
まず、仮想マルチプロセッサシステムを構成するには、物理プロセッサに対して複数の論理プロセッサを切り替えながら動作させるために、論理プロセッサが物理プロセッサ上で実行されていない期間中、その状態を保持する必要がある。このために論理プロセッサ毎にプロセッサ状態を保管する専用の保管装置が必要になる。
この従来技術の事例としては、例えば特許文献2に記載された技術が知られている。特許文献2の第2図に示されている「VMC専用領域」が論理プロセッサ毎にプロセッサ状態を保管する専用の保管装置に該当する。
この事例のように仮想マルチプロセッサシステムを実現するには、形態は前記事例以外にも様々なものがあるが論理プロセッサ毎にプロセッサ状態を保管する専用の保管装置が必要であるという共通点がある。
特開平1−93838号公報 特開昭59−167756号公報
上述の従来技術に基づき、割込みを用いたデバッグ機構を備えたプロセッサを物理プロセッサとする仮想マルチプロセッサシステムを構成しようとすると、デバッグ割込み発生時のプロセッサ状態を退避するデバッグ用の記憶装置の内容も論理プロセッサの切り替え時に併せて入れ替える必要がある。
そのため、論理プロセッサ毎のプロセッサ状態保管装置上に、デバッグ用の記憶装置の内容を記憶するための領域が必要となる。
その結果、デバッグ用の記憶装置を設けるために発生する単一の物理プロセッサにおけるコストをNとすると、その物理プロセッサをM個の論理プロセッサとして構成する仮想マルチプロセッサシステムにおけるコストは
N+(N×M)
となり、M個の物理プロセッサを並べてマルチプロセッサシステムを構成する場合と比べても必要となるコストが大きいという問題点を有している。
本発明は上記従来の問題点を解決するものであり、割込みを用いたデバッグ機構を備える物理プロセッサを用いて仮想マルチプロセッサシステムを構成する際に、デバッグ用の記憶装置および保管装置上の記憶領域を一切必要としないコスト力の高い仮想マルチプロセッサシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る仮想マルチプロセッサシステムは、論理プロセッサが割り当てられ、当該論理プロセッサの処理を実行する物理プロセッサと、前記物理プロセッサに割り当てられていない前記論理プロセッサの状態を示す状態情報を記憶している保管部と、前記物理プロセッサに対して、複数の論理プロセッサを切り替えながら、当該複数の論理プロセッサのいずれかを割り当てるとともに、当該切り替えに応答して、当該切り替え前に前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を前記保管部に記憶し、かつ、当該切り替え後に前記物理プロセッサに割り当てられる前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を、前記保管部から読出し、前記物理プロセッサに書込むディスパッチ部と、前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサに対してデバッグ割込みを要求することにより、当該論理プロセッサで実行中の処理を停止させる割込み部とを備え、前記ディスパッチ部は、前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサへの前記デバッグ割込みの要求に応答して、当該論理プロセッサに対応する前記状態情報を前記保管部へ記憶することを特徴とする。
この構成によると、デバッグ割込みが受理された時のプロセッサ状態を保管部へ退避することによって、従来必要とされていたデバッグ用の特別な記録装置が不要になる。このため、従来必要だったデバッグ用の特別な記憶装置に対して発生する仮想マルチプロセッサシステムにおけるコストを削減することができる。
好ましくは、前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサは、前記割込み部からの前記デバッグ割込みの要求に応答して、デバッグ割込み処理を実行するとともに、当該デバッグ割込み処理が終了すると前記デバッグ割込み処理からの復帰指示を前記ディスパッチ部に出力し、前記ディスパッチ部は、前記デバッグ割込み処理からの復帰指示に応答して、前記複数の論理プロセッサの中から1つを選択し、選択された前記論理プロセッサを前記物理プロセッサに割り当て、前記物理プロセッサに割り当てられる前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を、前記保管部から読出し、前記物理プロセッサに書込むことを特徴とする。
この構成によると、デバッグ割込み処理の完了を示す復帰指示に応答して、論理プロセッサが選択され、選択された論理プロセッサの状態情報が物理プロセッサに書込まれる。このため、デバッグ割込み処理からの復帰が可能となる。
また、前記ディスパッチ部は、前記デバッグ割込みの要求が受理されると、前記論理プロセッサの切り替えを禁止することを特徴とする。
この構成によると、論理プロセッサの切り替えが行なわれないため、保管部に状態情報が書込まれない。このため、デバッグ割込み処理実行中にディスパッチ部による論理プロセッサの切替え動作が発生することによって、デバッグ割込み要求が受理された時に退避された状態情報が上書きされる事を防ぐことができる。
さらに好ましくは、前記ディスパッチ部は、さらに、前記デバッグ割込み処理実行時の前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を前記保管部へ記憶することを禁止することを特徴とする。
この構成によると、デバッグ割込み処理からの復帰時にディスパッチ部により行われる論理プロセッサの切替え動作において、保管部に記憶された当該論理プロセッサの復帰後の状態を示す状態情報が上書きされる事を防ぐことができる。
本発明によれば、前記デバッグ割込みが受理された時のプロセッサ状態を前記ディスパッチ機構により前記保管装置へ退避することによって、従来必要とされていたデバッグ用の特別な記録装置が不要になり、従来必要だった前記デバッグ用の特別な記憶装置に対して発生する前述の仮想マルチプロセッサシステムにおけるコスト
N+(N×M)
分のコスト削減効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る仮想マルチプロセッサシステムの外観図である。図2は、本発明の実施の形態に係る仮想マルチプロセッサシステムの構成を示す機能ブロック図である。
仮想マルチプロセッサシステム10は、仮想的に実現されたマルチプロセッサシステムであり、物理プロセッサ100と、論理プロセッサ110〜113と、保管部130〜133と、ディスパッチ部120と、割込み部140とを含む。
物理プロセッサ100は、通常処理又は割込み処理を実行する実際に存在するプロセッサである。
論理プロセッサ110〜113の各々は、物理プロセッサ100上で通常処理又は割込み処理が実行されることにより実現される仮想的なプロセッサである。説明の便宜上、現在、論理プロセッサ110が物理プロセッサ100上で処理を実行中の論理プロセッサとする。
保管部130〜133は、論理プロセッサの処理が物理プロセッサ100上で実行されていない間、論理プロセッサの状態を保持するための記憶装置であり、保管部130は論理プロセッサ110の状態を、保管部131は論理プロセッサ111の状態を、保管部132は論理プロセッサ112の状態を、保管部133は論理プロセッサ113の状態をそれぞれ保持する。
ディスパッチ部120は、物理プロセッサ100への論理プロセッサの割り当て処理を行なう処理部であり、スケジュール部121と、コンテキストスイッチ部122とを含む。
スケジュール部121は、現在物理プロセッサ100に割り当てられていない論理プロセッサ111〜113の中から物理プロセッサ100に対して次に割り当てる論理プロセッサを決定する処理部である。
コンテキストスイッチ部122は、物理プロセッサ100上で処理を実行中の論理プロセッサ110とスケジュール部121で決定された次に割り当てる論理プロセッサ111〜113のいずれかとを入れ替える処理部であり、セーブ部123と、リストア部124とを含む。
セーブ部123は、物理プロセッサ100上で実行中の論理プロセッサ110の状態を保管部130へ転送する処理部である。リストア部124は、物理プロセッサ100へ次に割り当てる論理プロセッサに対応した保管部131〜133のいずれかの内容を物理プロセッサ100へ転送する(書込む)処理部である。
割込み部140は、デバッグのために停止させたい論理プロセッサに対しデバッグ割込みの要求を示すデバッグ割込み要求信号141を発生させる処理部である。
以上のように構成された仮想マルチプロセッサシステムのデバッグ機構について、以下その動作を説明する。
まず、通常時の仮想マルチプロセッサシステム10の動作について説明する。
図3は、本実施の形態における通常時の仮想マルチプロセッサシステム10の動作例を示す図である。
割込み部140からのデバッグ割込み要求信号141が発生しない通常動作中は、スケジュール部121による論理プロセッサの入れ替え動作指示125が発生すると、セーブ部123は、物理プロセッサ100上の論理プロセッサ(論理プロセッサ110〜113のいずれか)のプロセッサ状態102をプロセッサ状態保管情報126として、当該論理プロセッサに対応した保管部130〜133のいずれかに保管する。
また同時に、リストア部124は、スケジュール部121で決定された次に物理プロセッサ100へ割り当てる論理プロセッサ(論理プロセッサ110〜113のいずれか)に対応する保管部(保管部130〜133のいずれか)に記憶されている当該論理プロセッサの状態を、プロセッサ状態復帰情報127として取り出す。リストア部124は、取り出したプロセッサ状態復帰情報127を、次回プロセッサ状態103として物理プロセッサ100へ転送する。
セーブ部123及びリストア部124は、スケジュール部121から出力される入れ替え動作指示125に従って、上述の処理を繰り返し行なう。
上記通常時の動作において、物理プロセッサ100上で論理プロセッサ110が実行中の場合には保管部130が、論理プロセッサ111が実行中の場合には保管部131が、論理プロセッサ112が実行中の場合には保管部132が、論理プロセッサ113が実行中の場合には保管部133が、それぞれ物理プロセッサ100上での処理実行動作に対して影響を及ぼさない不定状態になる。
次にデバッグ時の仮想マルチプロセッサシステム10の動作について説明する。
図4は、本実施の形態におけるデバッグ時の仮想マルチプロセッサシステム10の動作例を示す図である。図4では、物理プロセッサ100上で論理プロセッサ110が実行中にデバッグ割込み要求信号141が発生した場合の動作を示している。
まず、割込み部140が、デバッグ割込み要求信号141を論理プロセッサ110に対して発生させる。これを物理プロセッサ100が受理する。物理プロセッサ100がデバッグ割込み要求信号141を受理した時点で、物理プロセッサ100は、デバッグ割込み受理通知101をスケジュール部121へ出力する。スケジュール部121は、デバッグ割込み受理通知101を受けると、コンテキストスイッチ部122に対して、入れ替え動作指示125を発行し、セーブ部123を起動する。起動されたセーブ部123は、物理プロセッサ100上で実行中の論理プロセッサ110がデバッグ割込み要求信号141を受理した時の論理プロセッサ110の状態を示すプロセッサ状態102を、論理プロセッサ110に対応する保管部130に、プロセッサ状態保管情報126として書込む。ここまでの動作でデバッグ割込み要求信号141が受理された時のプロセッサ状態102の退避動作が完了する。
プロセッサ状態102の退避動作完了後、物理プロセッサ100上の論理プロセッサ110は、デバッグ割込み要求信号141に対する割込み処理の実行を継続する。また、これと並行して、スケジュール部121は、コンテキストスイッチ部122に対する入れ替え動作指示125の発行が禁止された状態へ遷移する。なお、この禁止状態の解除はデバッグ割込み処理において任意に行うことが可能である。この動作によって、保管部130に保管したプロセッサ状態102の情報がデバッグ割込み処理中にディスパッチ部120による論理プロセッサ切替え動作によって上書きされる事を防ぐことができる。
デバッグ割込み要求信号141に対する割込み処理が完了した事を示すデバッグ割込み処理からの復帰指示104が、物理プロセッサ100(論理プロセッサ110)からスケジュール部121に対して発行されると、入れ替え動作指示125が発行される。入れ替え動作指示125を受けたコンテキストスイッチ部122は論理プロセッサの切替えを発生させ、リストア部124がプロセッサ状態復帰情報127を次回プロセッサ状態103として物理プロセッサ100に転送するが、この時セーブ部123による保管部130へのプロセッサ状態102の保管動作が行われないように、スケジュール部121がセーブ部123へ作用する。これによって、デバッグ割込み処理実行時のプロセッサ状態102が保管部130へ書込まれるのを防止することができる。
ディスパッチ部120による論理プロセッサの切替えが行われてから次回論理プロセッサ110が物理プロセッサ100に割り当てられた時点で、デバッグ割込み要求信号141が発生した直前の状態に論理プロセッサ110が復帰する。
前述の動作例ではデバッグ割込み要求信号141が論理プロセッサ110に対して発行される場合について述べたが、論理プロセッサ111、論理プロセッサ112及び論理プロセッサ113に対してデバッグ割込み要求信号141が発行された場合にも、対象となる保管装置が保管部130ではなく保管部131、保管部132及び保管部133へそれぞれ変わるだけで、他の動作は前述と同等になる。
また、同じく前述の動作例ではデバッグ割込み処理からの復帰指示104が発行された後に、論理プロセッサ110以外の論理プロセッサへ切替ているが論理プロセッサ110を再度割り当てることも可能である。この場合も保管部130の内容がリストア部124により物理プロセッサ100へ転送される。
上記動作によって、保管部130は物理プロセッサ100上で行われるデバッグ割込み処理に対して影響を及ぼさずに、デバッグ割込み要求信号141発生時からデバッグ割込み処理からの復帰指示104が発行されるまでの期間中、デバッグ割込み要求信号141が発生した直前の時点での論理プロセッサ110の状態を示すことになる。このため、従来のようにデバッグ用にプロセッサ状態102を退避するための特別な記憶装置が無くても保管部130の内容を以って従来と同等な論理プロセッサ110のデバッグを行うことができる。
以上、本発明の実施の形態に係る仮想マルチプロセッサシステムについて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図1に示すように仮想マルチプロセッサシステムを1チップのLSI(Large Scale Integration)で構成するものとしたが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、CPUとメモリ等を含む通常のコンピュータの構成により仮想プロセッサシステムが実現されていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、少ない記憶容量でデバッグ機構を実現することができる仮想マルチプロセッサシステム等に適用できる。
本発明の実施の形態に係る仮想マルチプロセッサシステムの外観図である。 本発明の実施の形態に係る仮想マルチプロセッサシステムの構成を示す機能ブロック図である。 本実施の形態における通常時の仮想マルチプロセッサシステムの動作例を示す図である。 本実施の形態におけるデバッグ時の仮想マルチプロセッサシステムの動作例を示す図である。
符号の説明
100 物理プロセッサ
101 デバッグ割込み受理通知
102 プロセッサ状態
103 次回プロセッサ状態
104 デバッグ割込み処理からの復帰指示
110〜113 論理プロセッサ
120 ディスパッチ部
121 スケジュール部
122 コンテキストスイッチ部
123 セーブ部
124 リストア部
125 入れ替え動作指示
126 プロセッサ状態保管情報
127 プロセッサ状態復帰情報
130〜133 保管部
140 割込み部
141 デバッグ割込み要求信号

Claims (5)

  1. 論理プロセッサが割り当てられ、当該論理プロセッサの処理を実行する物理プロセッサと、
    前記物理プロセッサに割り当てられていない前記論理プロセッサの状態を示す状態情報を記憶している保管部と、
    前記物理プロセッサに対して、複数の論理プロセッサを切り替えながら、当該複数の論理プロセッサのいずれかを割り当てるとともに、当該切り替えに応答して、当該切り替え前に前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を前記保管部に記憶し、かつ、当該切り替え後に前記物理プロセッサに割り当てられる前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を、前記保管部から読出し、前記物理プロセッサに書込むディスパッチ部と、
    前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサに対してデバッグ割込みを要求することにより、当該論理プロセッサで実行中の処理を停止させる割込み部とを備え、
    前記ディスパッチ部は、前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサへの前記デバッグ割込みの要求に応答して、当該論理プロセッサに対応する前記状態情報を前記保管部へ記憶する
    ことを特徴とする仮想マルチプロセッサシステム。
  2. 前記物理プロセッサに割り当てられている前記論理プロセッサは、前記割込み部からの前記デバッグ割込みの要求に応答して、デバッグ割込み処理を実行するとともに、当該デバッグ割込み処理が終了すると前記デバッグ割込み処理からの復帰指示を前記ディスパッチ部に出力し、
    前記ディスパッチ部は、前記デバッグ割込み処理からの復帰指示に応答して、前記複数の論理プロセッサの中から1つを選択し、選択された前記論理プロセッサを前記物理プロセッサに割り当て、前記物理プロセッサに割り当てられる前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を、前記保管部から読出し、前記物理プロセッサに書込む
    ことを特徴とする請求項1に記載の仮想マルチプロセッサシステム。
  3. 前記ディスパッチ部は、前記デバッグ割込みの要求が受理されると、前記論理プロセッサの切り替えを禁止する
    ことを特徴とする請求項2に記載の仮想マルチプロセッサシステム。
  4. 前記ディスパッチ部は、さらに、前記デバッグ割込み処理実行時の前記論理プロセッサに対応する前記状態情報を前記保管部へ記憶することを禁止する
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の仮想マルチプロセッサシステム。
  5. 前記保管部に記憶されている状態情報のうち、前記物理プロセッサ上で処理を実行中の論理プロセッサに対応する状態情報は前記物理プロセッサ上での処理実行に影響を及ぼさない不定状態となる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の仮想マルチプロセッサシステム。
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