JP2008027309A - 衝突判定システム、及び衝突判定方法 - Google Patents

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【課題】障害物の検出位置の算出誤差の影響を受けにくく、運転者の視点に基づく危険度との乖離の少ない障害物との衝突判定を精度良く行うことができる衝突判定システム、及び衝突判定方法を提供する。
【解決手段】車両の周辺を撮像する複数の撮像装置で撮像した画像データを取得して画像中の障害物の存在を検出し、障害物の当該車両に対する相対位置データを時系列的に検出して衝突の可能性を判定する。車両に対する相対位置に基づいて、車両の周辺領域を複数の領域に分割しておき、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを記憶しておく。検出された相対位置データに基づいて対応する領域を抽出し、抽出された領域に対応するパラメータを読み出して、衝突の可能性を判定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両の外部を撮像する複数の撮像装置が撮像した画像データに基づいて、検出された障害物の車両との相対位置に応じて、該障害物との衝突可能性を判定することができる衝突判定システム、及び衝突判定方法に関する。
自動車等の車両に周囲を撮像する撮像装置を搭載し、例えば車両前方の歩行者、自転車等の障害物の存在を認識し、障害物の動きを検出することにより自車両との衝突の可能性を判定する衝突判定システムが開発されている。
例えば撮像装置で撮像した画像から、所定の基準パターンとパターンマッチングすることにより障害物、例えば人間が存在すると考えられる領域を抽出し、ステレオ視により該領域までの距離及び車両に対する相対移動ベクトルを算出することにより、障害物との衝突の可能性を判定している(非特許文献1参照)。
そして、衝突する可能性の算出精度を高めるため、例えば特許文献1では、撮像手段により取得した画像データに含まれる障害物との実際の相対位置を時系列的に算出し、算出した実際の相対位置を直線近似することにより、障害物の自車両との相対的な移動ベクトルを算出し、自車両と衝突する可能性の高低を判定していた。
特開2001−006096号公報 「ホンダ アールアンドディー テクニカル レビュー (Honda R&D Technical Review)」Vol.13 No.1、2001年4月
上述した従来の衝突判定システムにおける移動ベクトルは、距離測定の誤差の影響を受けやすい。また、視差を算出することにより距離を測定した障害物の位置を、三次元座標に変換する場合にも、算出誤差が含まれる。したがって、自車両の進路に歩行者等の障害物の存在を検出した場合、その移動ベクトルの信頼性を高めることは困難であり、衝突判定精度を高めることが困難であるという問題点があった。
また、歩行者等の障害物の過去の移動軌跡に基づいて移動ベクトルを算出することから、突然の飛び出し等の突発的な動きを予測することはできない。したがって、数フレームといった短時間での移動を検出することは困難であり、衝突判定の信頼度は低い。
さらに、移動ベクトルに基づいて衝突の可能性を判定した結果は、車両の運転者の視点に基づく感覚的な危険度判定結果とは相違しており、実際に運転者が感じる危険度との乖離が大きいという問題点も残されている。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、障害物の検出位置の算出誤差の影響を受けにくく、運転者の視点に基づく危険度との乖離の少ない障害物との衝突判定を精度良く行うことができる衝突判定システム、及び衝突判定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために第1発明に係る衝突判定システムは、車両の周辺を撮像する複数の撮像装置、該複数の撮像装置で撮像した画像データを取得して画像中の障害物の存在を検出する障害物検出手段、及び該障害物検出手段で障害物を検出した場合、前記複数の撮像装置により取得した画像データから前記障害物の当該車両に対する相対位置データを時系列的に検出する相対位置検出手段を有し、検出した障害物との衝突の可能性を判定する衝突判定システムにおいて、車両に対する相対位置に基づいて、車両の周辺領域を複数の領域に分割しておき、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを記憶する手段と、検出された相対位置データに基づいて対応する領域を抽出する手段と、抽出された領域に対応するパラメータを読み出す手段とを備え、読み出されたパラメータに基づいて衝突の可能性を判定するようにしてあることを特徴とする。
また、第2発明に係る衝突判定システムは、第1発明において、車両の速度を検出する手段と、検出された車両の速度に応じて、分割された領域の形状を変形させる手段とを備えることを特徴とする。
また、第3発明に係る衝突判定システムは、第1又は第2発明において、車両が旋回しているか否かを判断する手段と、該手段で旋回していると判断した場合、旋回方向及び旋回半径を算出する手段と、算出された旋回方向及び旋回半径に応じて、分割された領域の形状を変形させる手段とを備えることを特徴とする。
また、第4発明に係る衝突判定システムは、第1乃至第3発明のいずれか1つにおいて、抽出された領域に対応するパラメータを時系列的に読み出すようにしてあり、読み出されたパラメータを時系列的に記憶する手段と、パラメータの時系列的変化に応じて、衝突の可能性を示す指標値を算出する手段とを備え、算出された指標値に基づいて、衝突の可能性を判定するようにしてあることを特徴とする。
また、第5発明に係る衝突判定方法は、車両の周辺を撮像する複数の撮像装置で撮像した画像データを取得して画像中の障害物の存在を検出し、障害物が検出された場合、前記複数の撮像装置により取得した画像データから前記障害物の当該車両に対する相対位置データを時系列的に検出し、衝突の可能性を判定する衝突判定方法において、車両に対する相対位置に基づいて、車両の周辺領域を複数の領域に分割しておき、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを記憶し、検出された相対位置データに基づいて対応する領域を抽出し、抽出された領域に対応するパラメータを読み出し、読み出されたパラメータに基づいて衝突の可能性を判定することを特徴とする。
第1発明、及び第5発明では、車両の周辺を撮像する複数の撮像装置で撮像した画像データを取得して画像中の障害物の存在を検出する。障害物が検出された場合、複数の撮像装置により取得した画像データから障害物の当該車両に対する相対位置データを時系列的に検出し、衝突の可能性を判定する。車両に対する相対位置に基づいて、車両の周辺領域を複数の領域に分割しておき、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを記憶しておく。検出された相対位置データに基づいて対応する領域を抽出し、抽出された領域に対応するパラメータを読み出し、読み出されたパラメータに基づいて衝突の可能性を判定する。障害物が実際に存在する位置に該当する領域に応じて衝突の可能性、すなわち危険度を判定することができ、距離測定に誤差が存在する場合であっても危険度判定の結果は影響を受けにくい。また、歩行者等の障害物の突然の飛び出し等の突発的な動きがあった場合であっても、所定の領域に存在するか否かに応じて危険度を判定することができ、衝突判定の信頼度を高く維持することが可能となる。さらに、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを、運転者の視点に基づく感覚的な危険度に合致させて記憶しておくことにより、実際に運転者が感じる危険度との乖離を最小限に止めることができ、運転者の感覚に合致した衝突判定を行なうことが可能となる。
第2発明では、車両の速度を検出し、検出された車両の速度に応じて、分割された領域の形状を変形させる。このようにすることで、車両の走行速度に応じて障害物との衝突の危険度判定を動的に変更することができ、車両の速度が低速である場合には衝突の可能性が少ない位置にて検出した障害物であっても、車両の速度が増加した場合には衝突の可能性が高いと判定することが可能となる。
第3発明では、車両が旋回しているか否かを判断し、旋回していると判断した場合、旋回方向及び旋回半径を算出して、分割された領域の形状を変形させる。このようにすることで、車両が旋回しているか否かに応じて障害物との衝突の危険度判定を動的に変更することができ、例えば車両が直進している場合には衝突の可能性が少ない位置にて検出した障害物であっても、車両が旋回した場合には衝突の可能性が高いと判定することが可能となる。また、第2発明と併用することにより、車両の走行状態に応じてより正確な衝突判定を行なうことが可能となる。
第4発明では、読み出されたパラメータを時系列的に記憶しておき、パラメータの時系列的変化に応じて、衝突の可能性を示す指標値を算出する。算出された指標値に基づいて、衝突の可能性を判定する。このようにすることで、障害物までの距離の推定誤差、車両の走行状態等による誤った衝突可能性判定を未然に防止することができ、障害物の動きに応じて適切な危険度判定を行なうことが可能となる。
本発明によれば、障害物が実際に存在する位置に該当する領域に応じて衝突の可能性、すなわち危険度を判定することができ、距離測定に誤差が存在する場合であっても危険度判定の結果は影響を受けにくい。また、歩行者等の障害物の突然の飛び出し等の突発的な動きがあった場合であっても、所定の領域に存在するか否かに応じて危険度を判定することができ、衝突判定の信頼度を高く維持することが可能となる。さらに、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを、運転者の視点に基づく感覚的な危険度に合致させて記憶しておくことにより、実際に運転者が感じる危険度との乖離を最小限に止めることができ、運転者の感覚に合致した衝突判定を行なうことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の実施の形態では、走行中に遠赤外線撮像装置で撮像された画像に基づいて車両の前方に存在する障害物までの距離を算出する場合を例として説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る衝突判定システムの構成を示す模式図である。本実施の形態1では、走行中に周辺の画像を撮像する遠赤外線撮像装置1、1を、車両前方の中央近傍のフロントグリル内に並置している。なお、遠赤外線撮像装置1、1は、波長が7〜14マイクロメートルの赤外光を用いた撮像装置である。遠赤外線撮像装置1、1で撮像された画像データは、NTSC等のアナログ映像方式、又はデジタル映像方式に対応した映像ケーブル7を介して接続してある判定装置3へ送信される。
判定装置3は、遠赤外線撮像装置1、1の他、操作部を備えた表示装置4とは、NTSC、VGA、DVI等の映像方式に対応したケーブル8を介して接続されており、音声、効果音等により聴覚的な警告を発する警報装置5等の出力装置とは、CANに準拠した車載LANケーブル6を介して接続されている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る衝突判定システムの遠赤外線撮像装置1の構成を示すブロック図である。画像撮像部11は、光学信号を電気信号に変換する撮像素子をマトリックス状に備えている。赤外光用の撮像素子としては、マイクロマシニング(micromachining)技術を用いた酸化バナジウムのボロメータ型、BST(Barium−Strontium−Titanium)の焦電型等の赤外線センサを用いている。画像撮像部11は、車両の周囲の赤外光像を輝度信号として読み取り、読み取った輝度信号を信号処理部12へ送信する。
信号処理部12は、LSIであり、画像撮像部11から受信した輝度信号をデジタル信号に変換し、撮像素子のばらつきを補正する処理、欠陥素子の補正処理、ゲイン制御処理等を行い、画像データとして画像メモリ13へ記憶する。なお、画像データを画像メモリ13へ一時記憶することは必須ではなく、映像出力部14を介して直接判定装置3へ送信しても良いことは言うまでもない。
映像出力部14は、LSIであり、NTSC等のアナログ映像方式、又はデジタル映像方式に対応した映像ケーブル7を介して判定装置3に映像データを出力する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る障害物位置算出システムの判定装置3の構成を示すブロック図である。映像入力部31aは、遠赤外線撮像装置1、1から映像信号の入力を行う。映像入力部31aは、遠赤外線撮像装置1、1から入力された画像データを、1フレーム単位に同期させて画像メモリ32に記憶する。また、映像出力部31bは、ケーブル8を介して液晶ディスプレイ等の表示装置4に対して画像データを出力し、通信インタフェース部31cは車載LANケーブル6を介してブザー、スピーカ等の警報装置5に対して合成音等の出力信号を送信する。
画像メモリ32は、SRAM、フラッシュメモリ、SDRAM等であり、映像入力部31aを介して遠赤外線撮像装置1、1から入力された画像データを記憶する。RAM331は、演算処理の途上で生成したデータ及び推算した障害物の時系列的位置データを記憶する。また、RAM331は、車両の周辺の領域を複数の領域に区分けした領域情報を、衝突の危険度を示す危険度パラメータと対応付けて記憶してある。
画像処理を行うLSI33は、画像メモリ32に記憶された画像データをフレーム単位で読み出し、遠赤外線撮像装置1、1から取得した画像データに基づいて、視差を算出する対象となる対象領域を特定する。LSI33は、対象領域について、遠赤外線撮像装置1、1から取得した左右の画像データの視差を算出し、対象物までの距離及び方向を三角測量の原理に基づいて推算する。
LSI33は、推算された位置データに基づいて、車両の周辺の領域のうちどの領域に属するか否かを判断し、属する領域に対応付けてRAM331に記憶してある危険度パラメータを抽出する。抽出された危険度パラメータにより、外部へ送信する警告情報の内容を変更することにより、運転者へ適切な情報を通知することが可能となる。すなわち、危険度パラメータが所定値より大きい場合には危険が迫っていることを示す情報を、所定値以下である場合には単なる警告情報を、というように使い分けることができる。
LSI33での詳細な処理について以下に説明する。図4は、本発明の実施の形態1に係る衝突判定システムの判定装置3のLSI33の危険度抽出処理の手順を示すフローチャートである。
LSI33は、画像メモリ32に記憶してある画像データを読み出し(ステップS401)、読み出した画像データを所定の大きさの対象領域に分割する(ステップS402)。分割する対象領域の設定方法は特に限定されるものではない。例えばm×n(m、nは自然数)画素からなる方形領域として設定しても良い。本実施の形態1では、3×3画素からなる方形領域として対象領域を設定する。
LSI33は、設定された対象領域ごとに画像単位で相関値を算出する(ステップS403)。例えば左の遠赤外線撮像装置1で撮像された画像に基づいて設定された対象領域を基準として、右の遠赤外線撮像装置1で撮像された画像中の該対象領域と同一の形状、同一の大きさの領域群との間の相関値を算出する。なお、対象領域と同一の形状、同一の大きさの領域群とは、例えば視差=1、2、・・・、n(nは自然数)の場合の領域群を意味している。
LSI33が、対象領域ごとに画像単位で相関値Rを算出する場合、相関値Rは(数1)に基づいて算出される。
Figure 2008027309
(数1)において、Nはマッチング処理を行う領域の総画素数を、kは0≦k≦(N−1)の整数を、Fkは左の遠赤外線撮像装置1で撮像された画像に基づいて設定された対象領域内におけるk番目の画素の画素値を、Gkは右の遠赤外線撮像装置1で撮像された画像中の該対象領域と同一の形状、同一の大きさの領域群におけるk番目の画素の画素値を、それぞれ示している。
LSI33は、算出した相関値が最大である視差を抽出する(ステップS404)。すなわち算出された相関値が最大である視差にて障害物が存在する可能性が高い。
LSI33は、抽出された相関値が最大である対象領域を障害物候補領域として特定する(ステップS405)。LSI33は、特定された障害物候補領域の代表点の実際の位置を推算する(ステップS406)。例えば障害物候補領域の重心を代表点とする。
具体的には、LSI33は、左右の遠赤外線撮像装置1、1で撮像された画像にて対応している障害物候補領域の視差に基づいて、車両前部中心点と検出された障害物との距離、及び障害物の方向を示す車両前部中心点からの角度を算出する。方向を示す角度は、車両の進行方向に対して左側を正の角度、右側を負の角度として算出する。
LSI33は、算出した障害物までの距離及び障害物が存在する方向に基づいて、障害物の車両前部からの相対位置を三次元座標値に換算する(ステップS407)。三次元座標値を算出する座標系は、車両前面中央を原点とし、前方をX軸正方向、右方向をY軸正方向、上方をZ軸正方向とする座標系である。
LSI33は、換算された三次元座標値に基づいて、RAM331に記憶してある領域情報を照会し、衝突の危険度を示す危険度パラメータを抽出する(ステップS408)。図5は、RAM331に記憶してある領域情報の内容を模式的に示す図である。
図5に示すように、車両の前方領域を所定の領域にて複数の領域に分割している。図5の例では、前方の距離に応じてX軸方向に3分割している。すなわち、車両前端からX1(m)までの領域51、X1(m)以上X2(m)までの領域52、X2(m)以上の領域53の3領域に分割している。
車両前端からX1(m)までの領域51は、ステレオ視により距離を推算した場合であって、警告情報を通知した場合であっても回避することが困難である近い距離にある領域を示す。領域51では、状況はあまり変化せず、検出された障害物の確度も高い。
X1(m)以上X2(m)までの領域52は、適切な衝突判定を行うことができる領域を示す。領域52では、状況が変化するおそれが比較的少なく、検出された対象物が障害物であると確認することも比較的容易である。
X2(m)以上の領域53は、検出された対象物が障害物であるか否かを判定することが困難である領域を示す。領域53では、状況が変化するおそれが高く、障害物として検出された場合であっても、検出された対象物が何であって、障害物として警告すべき対象物であるか保証することができない。
一方、Y軸方向には、車幅、法定の安全幅、車幅の整数倍を加算した幅等に基づいて4つの領域に分割している。すなわち車幅の範囲内の領域61、車幅に対する法定の安全幅、例えば車幅から1.5mの範囲内の領域62、領域62に車幅分を加算した領域63、領域63にさらに車幅分を加算した領域64に分割している。
そして、X軸方向の3領域、Y軸方向の4領域が交差する領域に応じて最も危険度が高い旨を示す危険度パラメータ‘3’である領域71、以下、危険度パラメータ‘2’である領域72、危険度パラメータ‘1’である領域73、危険度パラメータ‘0’である領域74を、それぞれ設定してRAM331に記憶してある。LSI33は、換算した三次元座標値が、どの領域に存在するかを照会して、対応する領域の危険度パラメータを抽出する。
なお、三次元座標値へ変換する場合に、演算誤差が発生する。したがって、画面上にRAM331に記憶されている領域を表示し、検出された障害物の位置と対応付けて領域を特定することにより、より精度良く危険度パラメータを抽出することができる。
LSI33は、抽出した危険度パラメータに基づいて、警告情報を送出する(ステップS409)。例えば図5に示す危険度パラメータが‘3’である場合には、障害物との衝突を回避する緊急度が高い旨を示す信号を表示装置4又は警報装置5へ出力する。表示装置4では、障害物との衝突を回避する緊急度が高い旨を示す表示を出力する、警告表示を点滅させる等の警告表示を出力する。警報装置5では、ブザーの鳴動等によって障害物との衝突を回避する緊急度が高い旨を運転者へ報知する。危険度パラメータに応じて、警告表示を変化させ、警報装置5での鳴動を変化させる。このようにすることで運転者は、検出された障害物と衝突する危険度を判断することが可能となる。
なお、上述した実施の形態1は、車両が一定速度で直進している場合にのみ有効であり、車両の速度が変化する場合、車両が旋回している場合等にはそのまま適用することはできない。そこで、車両の速度及び/又は車両が旋回しているか否かに応じて、RAM331に記憶してある分割された領域の形状(座標値)を変化させる。車両の速度は、車両の速度を検出する速度センサの検出値に基づいて検出する。車両が旋回しているか否かは、例えばステアリングホイールの操舵角度、操舵軸の回転角度等を検出するセンサの検出値に基づいて検出する。
図6は、車両の速度の変化に応じて、RAM331に記憶してある分割された領域のX軸方向の分割位置X1、X2の変化を示す図である。図6の例では、車両前端からX1(m)までの領域51、X1(m)以上X2(m)までの領域52、X2(m)以上の領域53の3領域に分割する境界値X1、X2を車両の速度に応じて変化させている。
図6の例では、X1は、車両の速度V(km/h)が30(km/h)までは一定値15(m)である。30(km/h)を越えてからX1は漸次増加しており、40(km/h)では25(m)となるよう設定している。X2は、車両の速度V(km/h)が0(km/h)、すなわち停止時に30(m)であり、速度30(km/h)では55(m)、40(km/h)では70(m)となるよう設定している。なお、領域のX軸方向の分割位置X1、X2の変化は図6の例に限定されるものではなく、速度に応じて変化させる方法であればなんでも良い。
図7は、車両が回転半径Rで右旋回している場合のRAM331に記憶してある領域の変化状態を示す模式図である。図7に示すように、最も危険度が高い旨を示す危険度パラメータ‘3’である領域71、危険度パラメータ‘2’である領域72、危険度パラメータ‘1’である領域73を、それぞれ変形させている。衝突危険度の判定は、変形された領域に基づいて、検出された障害物の三次元座標値が存在する領域の危険度パラメータを抽出することにより行なう。このようにすることで、車両の速度及び/又は車両が旋回しているか否かに応じて、動的に障害物との衝突の危険度を判定することが可能となる。
以上のように本実施の形態1によれば、障害物が実際に存在する位置に該当する領域に応じて衝突の可能性、すなわち危険度を判定することができ、距離測定に誤差が存在する場合であっても危険度判定の結果は影響を受けにくい。また、歩行者等の障害物の突然の飛び出し等の突発的な動きがあった場合であっても、所定の領域に存在するか否かに応じて危険度を判定することができ、衝突判定の信頼度を高く維持することが可能となる。さらに、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを、運転者の視点に基づく感覚的な危険度に合致させて記憶しておくことにより、実際に運転者が感じる危険度との乖離を最小限に止めることができ、運転者の感覚に合致した衝突判定を行なうことが可能となる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2に係る衝突判定システムについて図面を参照しながら詳細に説明する。実施の形態2に係る衝突判定システムの構成、遠赤外線撮像装置1の構成、判定装置3の構成は実施の形態1と同様であることから、同一の符号を付することにより詳細な説明は省略する。本実施の形態2は、検出された障害物の移動遷移に基づいて危険度パラメータを抽出する点で、実施の形態1と相違する。
すなわち画像処理を行うLSI33は、画像メモリ32に記憶された画像データをフレーム単位で読み出し、遠赤外線撮像装置1、1から取得した画像データに基づいて、視差を算出する対象となる対象領域を特定する。LSI33は、対象領域について、遠赤外線撮像装置1、1から取得した左右の画像データの視差を算出し、対象物までの距離及び方向を三角測量の原理に基づいて推算する。
RAM331には、検出された障害物の過去の相対位置データ及び該相対位置が属する領域を時系列的に記憶しておく。LSI33は、推算された位置データに基づいて、車両の周辺の領域のうちどの領域に属するか否かを判断し、過去の移動遷移を特定する。LSI33は、特定された移動遷移に基づいてRAM331に記憶してある危険度パラメータを抽出する。抽出された危険度パラメータにより、外部へ送信する警告情報の内容を変更することにより、運転者へ適切な情報を通知することが可能となる。すなわち、危険度パラメータが所定値より大きい場合には危険が迫っていることを示す情報を、所定値以下である場合には単なる警告情報を、というように使い分けることができる。
LSI33での詳細な処理について以下に説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る衝突判定システムの判定装置3のLSI33の危険度抽出処理の手順を示すフローチャートである。
LSI33は、画像メモリ32に記憶してある画像データを読み出し(ステップS801)、読み出した画像データを所定の大きさの対象領域に分割する(ステップS802)。分割する対象領域の設定方法は特に限定されるものではない。例えばm×n(m、nは自然数)画素からなる方形領域として設定しても良い。本実施の形態1では、3×3画素からなる方形領域として対象領域を設定する。
LSI33は、設定された対象領域ごとに画像単位で相関値を算出する(ステップS803)。例えば左の遠赤外線撮像装置1で撮像された画像に基づいて設定された対象領域を基準として、右の遠赤外線撮像装置1で撮像された画像中の該対象領域と同一の形状、同一の大きさの領域群との間の相関値を算出する。なお、対象領域と同一の形状、同一の大きさの領域群とは、例えば視差=1、2、・・・、n(nは自然数)の場合の領域群を意味している。
LSI33は、視差ごとに算出した相関値が最大である視差を抽出する(ステップS804)。すなわち算出された相関値が最大である視差で障害物が存在する可能性が高い。
LSI33は、相関値が最大である対象領域を障害物候補領域として特定する(ステップS805)。LSI33は、特定された障害物候補領域の代表点の実際の位置を推算する(ステップS806)。例えば障害物候補領域の重心を代表点とする。
具体的には、LSI33は、左右の遠赤外線撮像装置1、1で撮像された画像にて対応している障害物候補領域の視差に基づいて、車両前部中心点と検出された障害物との距離、及び障害物の方向を示す車両前部中心点からの角度を算出する。方向を示す角度は、車両の進行方向に対して左側を正の角度、右側を負の角度として算出する。
LSI33は、算出した障害物までの距離及び障害物が存在する方向に基づいて、障害物の車両前部からの相対位置を三次元座標値に換算する(ステップS807)。三次元座標値を算出する座標系は、車両前面中央を原点とし、前方をX軸正方向、右方向をY軸正方向、上方をZ軸正方向とする座標系である。
LSI33は、検出された障害物の過去の三次元座標値をRAM331から読み出し、移動遷移を特定する(ステップS808)。図9は、図5と同様、RAM331に記憶してある領域情報の内容を模式的に示す図である。
図9の例では、図5と同様、車両前方の距離に応じてX軸方向に3分割している。車両前端からX1(m)までの領域を領域N、X1(m)以上X2(m)までの領域を領域M、X2(m)以上の領域を領域Fとする。
一方、Y軸方向には、車幅、法定の安全幅、車幅の整数倍を加算した幅等に基づいて4つの領域に分割している。車幅の範囲内の領域を領域C0、車幅に対する法定の安全幅、例えば車幅から1.5mの範囲内までの領域を領域L1、R1、領域L1、R1の外側であって車幅分を加算した領域を領域L2、R2、領域L2、R2にさらに車幅分を加算した領域を領域L3、R3とする。
そして、X軸方向の3領域、Y軸方向の4領域が交差する領域に応じて最も危険度が高い旨を示す危険度パラメータ‘3’である領域71、以下、危険度パラメータ‘2’である領域72、危険度パラメータ‘1’である領域73、危険度パラメータ‘0’である領域74を、それぞれ設定してある。RAM331には、検出された障害物の現在の位置、1回前に検出された位置、2回前に検出された位置のそれぞれが属する領域の遷移をX軸方向、Y軸方向の領域座標として記憶してある。RAM331には、検出された障害物の移動遷移に対応付けて危険度パラメータを記憶してある。
図10は、RAM331に記憶してある移動遷移に対応付けた危険度パラメータの一例を示す図である。検出された障害物の位置は、図9の領域座標で記憶してあり、例えば(M、C0)は、X軸方向にてX1(m)以上X2(m)までの領域であり、Y軸方向にて車幅の範囲内の領域を示している。LSI33は、特定された移動遷移に対応する領域の危険度パラメータを抽出する(ステップS809)。
LSI33は、抽出した危険度パラメータに基づいて、警告情報を送出する(ステップS810)。例えば図10に示す危険度パラメータが‘5’である場合には、障害物との衝突を回避する緊急度が高い旨を示す信号を表示装置4又は警報装置5へ出力する。表示装置4では、障害物との衝突を回避する緊急度が高い旨を示す表示を出力する、警告表示を点滅させる等の警告表示を出力する。警報装置5では、ブザーの鳴動等によって障害物との衝突を回避する緊急度が高い旨を運転者へ報知する。危険度パラメータに応じて、警告表示を変化させ、警報装置5での鳴動を変化させる。このようにすることで運転者は、検出された障害物と衝突する危険度を判断することが可能となる。
なお、実施の形態1と同様、車両の速度及び/又は車両が旋回しているか否かに応じて、RAM331に記憶してある分割された領域の形状(座標値)を変化させることにより、動的に障害物との衝突の危険度を判定することが可能となる。
以上のように本実施の形態2によれば、障害物までの距離の推定誤差、車両の走行状態等による誤った衝突可能性判定を未然に防止することができ、障害物の動きに応じて適切な危険度判定を行なうことが可能となる。
上述した実施の形態1及び2の他、走行する周囲の環境を検出する各種のセンサを用いて、領域の設定、危険度パラメータの設定を変化させることにより、様々な状況に対応した衝突判定を行うことができる。例えばGPS等を介して地図情報を取得し、走行している道路が市街地であるのか、郊外であるのか、あるいは事故多発地点を走行しているのか等の情報に基づき、領域の設定、危険度パラメータの設定を変化させる。
具体的には、車両が市街地を走行していると判断した場合には、歩行者等の飛び出しの検出感度を高めるために危険度パラメータを増大させる。また、移動遷移に基づく衝突判定を行う場合には、危険領域へ侵入するまで危険度パラメータを低く抑制することにより、頻繁な警告通知による運転者の煩わしさを緩和することも可能となる。
一方、車両が高速道路等を高速かつ速度変動幅が少なく走行していると判断した場合には、障害物が存在する確率が通常の道路走行時よりも低いことから、障害物を検出次第警告情報を送出するように、危険度パラメータをすべて最大値に設定する。このようにすることで、障害物を検出した時点で早期に運転者に通知することが可能となり、事故の発生を未然に回避することができる。
また、GPS等を介して取得した地図情報、あるいは白線検出処理により検出された白線位置等に基づいて道路幅を推定することにより、衝突の危険度を示す危険度パラメータと対応付けてある領域情報の区分けを変更することもできる。一般に道路幅が広い道路は、車両が高速かつ速度変動幅が少なく走行する場合が多い。したがって、高速道路等を走行していると判断した場合と同様、障害物を検出次第警告情報を送出するように、危険度パラメータをすべて最大値に設定する。このようにすることで、障害物を検出した時点で早期に運転者に通知することが可能となり、事故の発生を未然に回避することができる。
また、フロントウインドウの雨滴センサの検出値、ワイパーの動作状況を示す情報、フォグランプの点灯状況を示す情報、携帯電話等の車外との通信システム等を介して取得した天気に関する情報等に基づいて、領域の設定、危険度パラメータの設定を変化させても良い。例えば雨天走行時、降雪走行時等は視界が狭く、停止距離も延伸する。したがって、近接領域の危険度パラメータを増大させ、車両の速度に対する領域変動幅を大きくする。このようにすることで、障害物との衝突判定をより安全側で行うことができ、安全の確保の観点からも有効である。
また、運転者の脈拍、顔の表面温度等の生体情報を検出するセンサを備え、運転者の覚醒状態を把握することにより、より早期に警告情報を送出するようにしても良い。もちろん、運転者ごとに車両運転の経験度合も相違していることから、上述した領域の設定、危険度パラメータの設定を運転者ごとに変動させるようにしても良いことは言うまでもない。
なお、上述した実施の形態では、判定装置3のLSI33が上述した制御を行っているが、別個に制御装置を設けても良いし、他の機器の制御装置が兼用しても良い。
本発明の実施の形態1に係る衝突判定システムの構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態1に係る衝突判定システムの遠赤外線撮像装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る障害物位置算出システムの判定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る衝突判定システムの判定装置のLSIの危険度抽出処理の手順を示すフローチャートである。 RAMに記憶してある領域情報の内容を模式的に示す図である。 車両の速度の変化に応じて、RAMに記憶してある分割された領域のX軸方向の分割位置の変化を示す図である。 車両が回転半径Rで右旋回している場合のRAMに記憶してある領域の変化状態を示す模式図である。 本発明の実施の形態2に係る衝突判定システムの判定装置のLSIの危険度抽出処理の手順を示すフローチャートである。 RAMに記憶してある領域情報の内容を模式的に示す図である。 RAMに記憶してある移動遷移に対応付けた危険度パラメータの一例を示す図である。
符号の説明
1 遠赤外線撮像装置
3 判定装置
4 表示装置
5 警報装置
31a 映像入力部
31b 映像出力部
31c 映像出力部
32 画像メモリ
33 LSI
331 RAM

Claims (5)

  1. 車両の周辺を撮像する複数の撮像装置、
    該複数の撮像装置で撮像した画像データを取得して画像中の障害物の存在を検出する障害物検出手段、及び
    該障害物検出手段で障害物を検出した場合、前記複数の撮像装置により取得した画像データから前記障害物の当該車両に対する相対位置データを時系列的に検出する相対位置検出手段を有し、
    検出した障害物との衝突の可能性を判定する衝突判定システムにおいて、
    車両に対する相対位置に基づいて、車両の周辺領域を複数の領域に分割しておき、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを記憶する手段と、
    検出された相対位置データに基づいて対応する領域を抽出する手段と、
    抽出された領域に対応するパラメータを読み出す手段と
    を備え、
    読み出されたパラメータに基づいて衝突の可能性を判定するようにしてあることを特徴とする衝突判定システム。
  2. 車両の速度を検出する手段と、
    検出された車両の速度に応じて、分割された領域の形状を変形させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1記載の衝突判定システム。
  3. 車両が旋回しているか否かを判断する手段と、
    該手段で旋回していると判断した場合、旋回方向及び旋回半径を算出する手段と、
    算出された旋回方向及び旋回半径に応じて、分割された領域の形状を変形させる手段と
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の衝突判定システム。
  4. 抽出された領域に対応するパラメータを時系列的に読み出すようにしてあり、読み出されたパラメータを時系列的に記憶する手段と、
    パラメータの時系列的変化に応じて、衝突の可能性を示す指標値を算出する手段と
    を備え、
    算出された指標値に基づいて、衝突の可能性を判定するようにしてあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の衝突判定システム。
  5. 車両の周辺を撮像する複数の撮像装置で撮像した画像データを取得して画像中の障害物の存在を検出し、障害物が検出された場合、前記複数の撮像装置により取得した画像データから前記障害物の当該車両に対する相対位置データを時系列的に検出し、衝突の可能性を判定する衝突判定方法において、
    車両に対する相対位置に基づいて、車両の周辺領域を複数の領域に分割しておき、分割された領域ごとに衝突の可能性の大小を示すパラメータを記憶し、
    検出された相対位置データに基づいて対応する領域を抽出し、
    抽出された領域に対応するパラメータを読み出し、
    読み出されたパラメータに基づいて衝突の可能性を判定することを特徴とする衝突判定方法。
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