JP4815488B2 - 車両周辺監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両に搭載された撮像手段により撮像された画像に基づいて、車両の周辺を監視する車両周辺監視装置に関する。
従来より、2台のカメラを光軸を互いに平行にして搭載したいわゆるステレオカメラにより車両周辺に存在する対象物を検出し、同一の対象物についての右カメラの画像中の画像部分と左カメラの画像中の画像部分との視差を算出して、該視差を用いて対象物と車両との距離を算出する構成が知られている。そして、このように視差を用いて算出した対象物と車両間の距離に基づいて、対象物と車両との接触可能性を判定するようにした車両周辺監視装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−6069号公報
上述した特許文献1に記載されたアルゴリズムによって、車両に近い範囲から、例えば100mを超えるような遠距離までの範囲に所在する対象物を検出する場合、遠距離に存在する対象物を検出するときには、2台のカメラの光軸変動の影響が大きくなって、算出される距離の誤差が大きくなる。そのため、近距離から遠距離までの全範囲に対して、対象物と車両との接触可能性を安定して判定することが困難であった。
そこで、本発明は、車両周辺の近距離から遠距離までの全範囲について、接触可能性のある対象物を、安定した検出タイミングで検出することができる車両周辺監視装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、車両に搭載された台の撮像手段により得られる撮像画像を用いて、車両の周囲を監視する車両周辺監視装置に関する。
そして、本発明の第1の態様は、前記撮像画像から、実空間上の対象物の画像部分を抽出する対象物抽出手段と、前記2台の撮像手段により同時点で撮像された各撮像画像から、前記対象物抽出手段により抽出された同一の対象物の画像部分間の視差を算出する視差算出手段と、実空間上の同一の対象物について、前記視差算出手段により時系列的に算出された視差のデータから、所定時間あたりの視差変化率を算出する視差変化率算出手段と、前記車両の速度を検出する速度検出手段と、前記視差算出手段により算出された1つの視差のデータから、前記車両と前記対象物との距離を算出する第1の距離算出手段と、前記視差変化率と前記車両の速度とに基づいて、前記車両と前記対象物間の距離を算出する第2の距離算出手段と、前記第1の距離算出手段により算出された距離が所定距離以下であるときは、歩行者又は自転車を検出対象とした近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第1の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、前記第1の距離算出手段により算出された距離が前記所定距離よりも長いときには、大型動物を検出対象とした遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第2の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出する監視対象物検出手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記監視対象物検出手段は、前記第1の距離算出手段により算出される車両と対象物との距離が前記所定距離以下であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、該距離が前記所定距離よりも長いときには、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出する。これにより、例えば、近距離の範囲においては、歩行者や自転車等を対象とした近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用し、また、遠距離の範囲においては、大型動物等を対象とした遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を精度良く検出することができる。そのため、車両周辺の近距離から遠距離までの全範囲について、接触可能性のある対象物を、安定した検出タイミングで検出することができる。
さらに、本発明によれば、前記第2の距離算出手段により、前記視差変化率に基づいて前記車両と対象物の距離を算出することによって、遠距離の範囲における前記車両と前記対象物との距離の算出誤差を抑制して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することができる。
また、前記監視対象物検出手段は、前記第1の距離算出手段により算出された距離と前記所定距離との差が所定範囲内であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムと前記遠距離用アルゴリズムの両方を適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することを特徴とする。
かかる本発明によれば、対象物の種別の切り分けが難しい前記所定距離付近においては、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムと、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムの両方を適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することによって、対象物の見逃しが生じることを抑制することができる。
また、記監視対象物検出手段は、前記速度検出手段による検出速度が所定速度以下であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、前記速度検出手段による検出速度が前記所定速度よりも高いときには、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記車両の速度を用いることによって、対象物との接近に対する余裕度も加味して、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムと、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムの適用を切換えることができる。
また、前記監視対象物検出手段は、前記速度検出手段による検出速度と前記所定速度との差が所定範囲内であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムと前記遠距離用アルゴリズムの両方を適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することを特徴とする。
かかる本発明によれば、対象物の種別の切り分けが難しい前記所定速度付近においては、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムと、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムの両方を適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することによって、対象物の見逃しが生じることを抑制することができる。
また、前記監視対象物検出手段は、所定時点における撮像画像に対して、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出しているときに、前記第1の距離算出手段による検出距離が前記所定距離よりも長くなっても、該近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用した前記車両との接触可能性がある対象物の検出を中断せずに継続することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムが中断されて、前記車両との接触可能性がある対象物の検出タイミングが遅れることを防止することができる。
また、前記監視対象物検出手段は、所定時点における撮像画像に対して、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出しているときに、前記第1の距離算出手段による検出距離が前記所定距離以下となっても、該遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用した前記車両との接触可能性がある対象物の検出を中断せずに継続することを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムが中断されて、前記車両との接触可能性がある対象物の検出タイミングが遅れることを防止することができる。
また、本発明の第2の態様は、前記撮像画像から、実空間上の対象物の画像部分を抽出する対象物抽出手段と、前記2台の撮像手段により同時点で撮像された各撮像画像から、前記対象物抽出手段により抽出された同一の対象物の画像部分間の視差を算出する視差算出手段と、実空間上の同一の対象物について、前記視差算出手段により時系列的に算出された視差のデータから、所定時間あたりの視差変化率を算出する視差変化率算出手段と、前記車両の速度を検出する速度検出手段と、前記視差算出手段により算出された1つの視差のデータから、前記車両と前記対象物との距離を算出する第1の距離算出手段と、前記視差変化率と前記車両の速度とに基づいて、前記車両と前記対象物間の距離を算出する第2の距離算出手段と、前記速度検出手段による検出速度が所定速度以下であるときは、歩行者又は自転車を検出対象とした近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第1の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、前記速度検出手段による検出速度が前記所定速度よりも高いときには、大型動物を検出対象とした遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第2の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出する監視対象物検出手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記監視対象物検出手段は、前記速度検出手段により検出される前記車両の速度が前記所定速度以下であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、該速度が前記所定速度よりも高いときには、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出する。これにより、例えば、低速域においては、歩行者や自転車等を対象とした近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用し、また、高速道路走行中のような高速域においては、大型動物等を対象とした遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を精度良く検出することができる。そのため、低速域から高速域までの全範囲について、接触可能性のある対象物を、安定した検出タイミングで検出することができる。
本発明の実施の形態について、図1〜18を参照して説明する。図1は本発明の車両周囲監視装置の構成図であり、本発明の車両周囲監視装置は画像処理ユニット1により構成されている。画像処理ユニット1には、遠赤外線を検出可能な赤外線カメラ2R(本発明撮像手段に相当する),2L(本発明の撮像手段に相当する)、車両のヨーレートを検出するヨーレートセンサ3、車両の走行速度を検出する車速センサ4(本発明の速度検出手段に相当する)、運転者によるブレーキの操作量を検出するブレーキセンサ5、音声により注意喚起を行うためのスピーカ6、及び、赤外線カメラ2R,2Lにより得られた画像を表示すると共に、接触の可能性が高い対象物を運転者に視認させる表示を行うための表示装置7が接続されている。
図2を参照して、赤外線カメラ2R,2Lは、車両10の前部に、車両10の車幅方向の中心部に対してほぼ対称な位置に配置され、2台の赤外線カメラ2R,2Lの光軸を互いに平行とし、各赤外線カメラ2R,2Lの路面からの高さを等しくして固定されている。なお、赤外線カメラ2R,2Lは、撮像物の温度が高い程出力レベルが高くなる(輝度が大きくなる)特性を有している。また、表示装置7は、車両10のフロントウィンドウの運転者側の前方位置に画面7aが表示されるように設けられている。
また、図1を参照して、画像処理ユニット1は、マイクロコンピュータ(図示しない)等により構成された電子ユニットであり、赤外線カメラ2R,2Lから出力されるアナログの映像信号をデジタルデータに変換して画像メモリ(図示しない)に取り込み、該画像メモリに取り込んだ車両前方の画像に対して該マイクロコンピュータにより各種演算処理を行う機能を有している。
そして、該マイクロコンピュータに、車両監視用プログラムを実行させることによって、該マイクロコンピュータが、赤外線カメラ2Rにより撮像された第1画像から、実空間上の対象物の第1画像部分を抽出する対象物抽出手段20、赤外線カメラ2Lにより撮像された第2画像から、該第1画像部分と相関性を有する第2画像部分を抽出する対応画像抽出手段21、対象物抽出手段20により抽出された第1画像部分と対応画像抽出手段21により抽出された第2画像部分との視差を算出する視差算出手段22、視差算出手段22により算出された同一の対象物についての視差の時系列データから、単位時間あたりの視差の変化率である視差勾配(本発明の視差変化率に相当する)を算出する視差勾配算出手段23、1つの視差のデータに基いて対象物と車両10との距離を算出する第1の距離算出手段24、視差勾配に基づいて対象物と車両10との距離を算出する第2の距離算出手段25、及び、車両10との接触可能性がある対象物を検出する監視対象物検出手段26として機能する。
なお、対象物抽出手段20と対応画像抽出手段21とにより、本発明の対象物抽出手段が構成されている。
次に、図3に示したフローチャートに従って、画像処理ユニット1による車両10の周辺の監視処理について説明する。
画像処理ユニット1は、先ずSTEP1で赤外線カメラ2R,2Lから出力される赤外線画像のアナログ信号を入力し、続くSTEP2で該アナログ信号をA/D変換によりデジタル化したグレースケール画像を画像メモリに格納する。
なお、STEP1〜STEP2では、赤外線カメラ2Rによるグレースケール画像(以下、右画像という。)と、赤外線カメラ2Lによるグレースケール画像(以下、左画像という。)とが取得される。そして、右画像と左画像では、同一の対象物の画像部分の水平位置にずれ(視差)が生じるため、この視差に基づいて実空間における車両10から該対象物までの距離を算出することができる。
続くSTEP3で、画像処理ユニット1は、右画像を基準画像として2値化処理(輝度が閾値以上の画素を「1(白)」とし、該閾値よりも小さい画素を「0(黒)」とする処理)を行って2値画像を生成する。次のSTEP4〜STEP6は、対象物抽出手段20による処理である。対象物抽出手段20は、STEP4で、2値画像に含まれる各白領域の画像部分をランレングスデータ(2値画像のx(水平)方向に連続する白の画素のラインのデータ)化する。また、対象物抽出手段20は、STEP5で、2値画像のy(垂直)方向に重なる部分があるラインを一つの画像部分としてラベリングし、STEP6で、ラベリングした画像部分を監視対象物の画像候補として抽出する。
次のSTEP7で、画像処理ユニット1は、各画像候補の重心G、面積S、及び外接四角形の縦横比ASPECTを算出する。なお、具体的な算出方法については、前掲した特開2001−6096号公報に詳説されているので、ここでは説明を省略する。そして、画像処理ユニット1は、続くSTEP8〜STEP9と、STEP20〜STEP22を平行して実行する。
STEP8で、画像処理ユニット1は、所定のサンプリング周期毎に赤外線カメラ2R,2Lにより撮像された画像に基づく2値画像から抽出された画像部分について、同一性判定を行い、同一の対象物の画像であると判定された画像部分の位置(重心位置)の時系列データをメモリに格納する(時刻間追跡)。また、STEP9で、画像処理ユニット1は、車速センサ4により検出される車速VCAR及びヨーレートセンサ3により検出されるヨーレートYRを読み込み、ヨーレートYRを時間積分することにより、車両10の回頭角θrを算出する。
また、STEP20〜STEP21は対応画像抽出手段21による処理である。図4を参照して、対応画像抽出手段21は、STEP20で、対象物抽出手段20により抽出された監視対象物の画像候補の中の一つを選択して、右画像のグレースケール画像30から対応する探索画像30a(選択された候補画像の外接四角形で囲まれる領域全体の画像、本発明の第1画像部分に相当する)を抽出する。続くSTEP21で、対応画像抽出手段20は、左画像のグレースケール画像31から探索画像30aに対応する画像を探索する探索領域32を設定し、探索画像30aとの相間演算を実行して対応画像31aを抽出する。
続くSTEP22は、視差算出手段22による処理である。視差算出手段22は、探索画像30aの重心位置と対応画像31aの重心位置との差を視差dxとして算出し、STEP10に進む。
STEP10は、第1の距離算出手段24による処理である。第1の距離算出手段24は、探索画像30a及び対応画像31aに対応する実空間上の対象物と車両10間の距離Zを、以下の式(1)によって算出する。
但し、Z:対象物と車両10との距離、f:赤外線カメラ2R,2Lの焦点距離、p:赤外線カメラ2R,2Lの画素ピッチ、D:赤外線カメラ2R,2Lの基線長、dx:視差。
続くSTEP11は監視対象物検出手段26による処理であり、監視対象物検出手段26は、車両10に接触する可能性があって、注意喚起の対象となる監視対象物を検出する「監視対象物検出処理」を実行する。そして、監視対象物が検出されたときは、次のSTEP12でSTEP30に分岐し、画像処理ユニット1は、ブザー6による注意喚起音の出力と、表示装置7への注意喚起表示を行う。一方、監視対象物が検出されなかったときにはSTEP1に戻り、画像処理ユニット1は注意喚起を行わない。
ここで、第2の距離算出手段25による対象物と車両10との距離Zの算出処理について説明する。
上述したように、第1の距離算出手段24により、1つの視差のデータを用いて上記式(1)により対象物と車両10との距離Zを算出する場合、(a)車両10の走行時における振動の影響、(b)赤外線カメラ2R,2Lを車両10に搭載するときのエイミング精度、(c)対応画像抽出手段21により同一の対象物の画像部分を抽出するときの相関演算による影響等の要因によって、車両と対象物との実際の距離(実距離)と、算出した距離Zとの間に誤差が生じる。
このような実距離と算出距離との誤差は、上記式(1)については、以下の式(2)に示したように、視差オフセットαとして影響が現れる。
そして、特に車両10と対象物との距離Zが長くなると視差算出手段22により算出される視差dxが小さくなって、上記式(2)の視差オフセットαの影響が無視できなくなる。そのため、第1の距離算出手段24により算出された距離Zを用いて対象物と車両10との接触可能性を判定するときに、接触判定の精度が低下するという不都合が生じる。
ここで、図5(a)は、例えば、車両10が72km/hで走行しているときの視差dxと距離Zとの関係を、縦軸を視差dxに設定し、横軸を車両10と対象物との距離Zに設定して示したものである。図中d1は視差オフセットα=0のとき、d2は視差オフセットα=−2(pixel)のとき、d3は視差オフセットα=−4(pixel)のときを示している。
図5(a)から明らかなように、視差オフセットαの値に応じて距離に対応する視差dxの値が変化するため、距離の算出誤差が生じる。例えば、実際の車両10と対象物との距離が150mであるときに、視差オフセットα=−2(pixel)があると距離の算出値は205mとなり、視差オフセットα=−4(pixel)があると距離の算出値は322mとなる。
しかし、視差勾配は、視差オフセットが生じても変化しない。そこで、第2の距離算出手段25は、視差の時系列データから視差勾配を算出し、視差勾配を用いて対象物と車両10との距離を算出することによって、視差オフセットαの影響を排除している。
第2の距離算出手段25は、図6に示したフローチャートに従って、視差勾配を用いて車両10と対象物との距離を算出する。第2の距離算出手段25は、STEP50で、予め設定された時系列時間Ts(例えば1秒間)の間に、視差算出手段22により算出された視差の時系列データから、視差が算出されなかったときのデータ(対応画像抽出手段21による相関演算が失敗したときのデータ等)や、視差の値が他のデータから極端に乖離しているデータを除外する外れ値除外処理を行う。
また、STEP51で、第2の距離算出手段25は、視差の時系列データの個数や視差を求める際の相関演算における相関度等に基づいて、視差の時系列データの信頼性を判定する。そして、視差の時系列データの信頼性があると判定したときは、次のSTEP52からSTEP53に進む。一方、視差の時系列データの信頼性がないと判定したときには、STEP52からSTEP60に分岐し、今回の視差の時系列データに基く監視対象物検出手段26による処理が禁止される。
STEP53で、第2の距離算出手段25は、視差の時系列データから視差勾配を算出し、STEP54で視差勾配に基づいて車両10と対象物との距離Zを算出する(第2の距離算出処理)。STEP54の第2の距離算出処理の詳細については、後述する。
続くSTEP55で、第2の距離算出手段25は、視差勾配を用いて算出した車両10と対象物との距離Z2と、例えば視差の時系列データの中間値を用いて、第1の距離算出手段24により上記式(1)によって算出された車両10と対象物との距離Z1とを比較する。
そして、第2の距離算出手段25は、Z1とZ2との差が所定範囲内(赤外線カメラ2R,2Lの取付精度や車両の振動等により変化する車両10固有の範囲)から外れたときは、視差オフセットαが大きく、Z2の信頼性が低いと判定する。第2の距離算出手段25は、Z2の信頼性が低いと判定したときは、次のSTEP56からSTEP60に分岐し、この場合は、今回の監視対象物検出手段26による監視対象物検出処理を禁止する。一方、Z1の信頼性が低くないと判定したときには、STEP56からSTEP57に進み、この場合には、監視対象物検出手段26による監視対象物検出処理が実行される。
次に、図7を参照して、図6のSTEP54における「第2の距離算出処理」について説明する。第2の距離算出手段25は、STEP70で、車速センサ4により算出される車両10の走行速度VCARを入力する。また、続くSTEP71で、第2の距離算出手段25は、図6のSTEP53で算出された視差勾配の算出値Iaを入力し、STEP72で時系列時間(視差の時系列データのサンプリング時間)Ts(例えば、1秒)を入力する。
そして、第2の距離算出手段25は、STEP73〜STEP76のループを繰り返し実行して、視差勾配の算出値Iaに対応する視差を算出する。図5(b)は、視差オフセットα=0であって、車両10が100km/hで走行しているときの視差と視差勾配の変化を、左側の縦軸を視差に設定し、右側の縦軸を視差勾配に設定し、横軸を時間に設定して、静止した対象物について示したものである。図中e1が視差の時系列データ(理論的な視差の時系列データ)であり、e2が視差勾配(理論的な視差勾配)である。
第2の距離算出手段25は、STEP73〜STEP76のループにおいて、STEP73で、視差のサンプリング期間Twを図5(b)の5秒経過時から0秒に向かって、サンプリング時間Ts(例えば1秒)ずつずらしながら設定し(例えば、4〜5秒、3.5〜4.5秒、3.0〜4.0秒、2.5〜3.5秒、…)、STEP74で、車両10の速度VCARとサンプリング期間Twとに基づいて、Twにおける視差の理論的な時系列データを作成する。
そして、第2の距離算出手段25は、続くSTEP75で、各サンプリング期間Twにおける視差の理論的な時系列データから視差勾配の理論値Itを算出して、STEP76で視差勾配の算出値Iaが理論値It以上となったか否かを判断する。
そして、STEP76で視差勾配の算出値Iaが理論値It以上となったときは、ループを抜けてSTEP77に進み、視差勾配の算出値Iaが理論値Itよりも小さいときにはSTEP73に戻って、次のサンプリング期間Twを設定してSTEP74以降の処理を行う。
STEP77で、第2の距離算出手段25は、STEP73〜STEP76のループで最後に算出した視差勾配の理論値Itに対応する視差dx_tを取得する。例えば、視差勾配の算出値Iaが150であったときには、図5(b)に示したように、視差勾配の算出値Iaが理論値It以上となったサンプリング期間Tw(2.5〜3.5秒)の中間値である3.0秒における理論的な時系列データの視差9.0が取得される。
そして、第2の距離算出手段24は、続くSTEP78で、視差9.0を上記式(1)に代入して車両と対象物との距離(補正距離)Z2を算出する。
次に、図8〜図9を参照して、視差勾配から車両と対象物との距離を算出する処理の他の実施形態について説明する。
先ず、図8(a)及び図8(b)は、視差の時系列データの分布を、縦軸を視差に設定し、横軸を時間に設定して示したものであり、図8(a)はt11〜t13のサンプリング期間における9個の視差の算出データから直線Saを求めている。
また、図8(b)は、視差オフセットα=0としたときの理論的な視差勾配を持つ直線を、車両と対象物との距離毎に示したものであり、S1は距離を190mに設定した直線、S2は距離を180mに設定した直線、Snは距離を100mに設定した直線を示している。
そして、第2の距離算出手段25は、図8(a)に示したように、視差の時系列データから作成した直線Saの勾配と同じ勾配を有する直線を、図8(b)のS1〜Snの直線の中から選択し、選択した直線の設定距離を車両10と対象物の距離として求めることができる。
次に、図9は、車両10の走行速度毎(図9では、70km/h,95km/h,100km/h)に、視差勾配と対象物との距離との相関マップM1,M2,M3,…を予め用意するものである。第2の距離算出手段25は、視差の時系列データから算出した視差勾配を、車両10の走行速度に応じて選択した相関マップに適用することによって、車両10と対象物との距離Zを求めることができる。
例えば、車両10の走行速度が70km/hであって、視差の時系列データから算出した視差勾配がIaであるときには、第1の距離算出手段24は、図9の相関マップM1を選択して視差勾配Iaを適用することにより、車両10と対象物との距離Zを得ることができる。
次に、図3のSTEP11における「監視対象物検出処理」の第1の実施形態から第4の実施形態について説明する。
[第1の実施形態]先ず、「監視対象物検出処理」の第1の実施形態について、図10に示したフローチャートに従って説明する。監視対象物検出手段26は、STEP100で、対象物抽出手段20により抽出された画像部分のいずれかを、検出対象として選択する。
そして、続くSTEP101で、監視対象物検出手段26は、選択された画像部分について、第1の距離算出手段24により算出された対象物と車両10間の距離Z1が、Z_th(本発明の所定距離に相当する)以下であるか否かを判断する。
ここで、図11(b)は、第1の距離算出手段24により、1つの視差データを用いて算出した対象物と車両10間の距離Z1の真の距離に対する誤差の推移をaで示し、第2の距離算出手段25により、視差勾配を用いて算出した対象物と車両10間の距離Z2の真の距離に対する誤差の推移をbで示したものである。図11(b)では、縦軸が誤差Eに設定され、横軸が距離Zに設定されている。
図11(b)を参照して、STEP101におけるZthは、例えば、第1の距離算出手段24による算出距離Z1の誤差が、誤差の許容範囲の上限Ethを超えるZbや、第1の距離算出手段24による算出距離Z1の誤差が、第2の距離算出手段25による算出距離Z2の誤差よりも大きくなるZaに設定される。
また、図12は、対象物と車両10間の距離を算出するときの必要距離精度を、対象物と車両10間の距離が長くなるに従って低く設定する場合の、所定距離Zthの設定方法を説明したものであり、縦軸が誤差Eに設定され、横軸が距離Zに設定されている。
図12中、c1〜c2が必要距離精度(許容される誤差の範囲)であり、d1〜d2が第1の距離算出手段24による算出距離Z1の誤差範囲、e1〜e2が第2の距離算出手段25による算出距離Z2の誤差範囲である。この場合は、第1の距離算出手段24による算出距離Z1の誤差が、c1〜c2の範囲を超えるZcが、所定距離Zthとして設定されている。
STEP101で、第1の距離算出手段24による算出距離Z1が所定距離Zth以下であるときはSTEP102に進む。そして、監視対象物検出手段26は、「近距離用検出処理」を実行する。
「近距離用検出処理」は、主として車両10の付近に存在する歩行者及び自転車を対象とした近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、対象物が歩行者或いは自転車であるか否かを判断する。そして、対象物が歩行者或いは自転車であると判断したときには、対象物が所定の余裕時間内に自車両10と接触する可能性、対象物が自車両周囲に設定した接近判定領域内に存在するか否か、対象物が接近判定領域外から接近判定領域内に進入して自車両10と接触する可能性等を判定し、STEP103に進む。
なお、このような自車両との接触可能性の判定処理については、前掲した特開2001−6069公報に「警報判定処理」として詳説されているので、ここでは説明を省略する。
また、STEP101で、第1の距離算出手段24により算出された距離Z1が所定距離Zthよりも長いときには、STEP110に分岐する。そして、監視対象物検出手段26は、第2の距離算出手段25により、視差勾配を用いて対象物と車両10との距離Z2(補正距離)を算出する。また、続くSTEP111で、監視対象物検出手段26は、「遠距離用検出処理」を実行する。
「遠距離用検出処理」は、主として車両10からある程度離れた範囲に存在する大型動物を対象とした遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、対象物が大型動物であるか否かを判断する。そして、対象物が大型動物であると判断したときには、対象物が所定の余裕時間内に自車両10と接触する可能性、対象物が接近判定領域外から接近判定領域内に進入して自車両10と接触する可能性等を判定して、STEP103に進む。
「近距離用検出処理」又は「遠距離用検出処理」によって、対象物と車両10との接触可能性ありと判定されたときは、STEP103からSTEP104に進み、監視対象物検出手段26は、対象物を注記喚起の対象として登録する。一方、「近距離用検出処理」により、対象物が車両との接触可能性なしと判定されたときは、STEP103からSTEP105に分岐する。
STEP105で、監視対象物検出手段26は、次の検出対象(図3のSTEP6で抽出された画像部分のうち、未だSTEP100〜STEP104、STEP110〜STEP111の処理が行われていないもの)の有無を判断する。そして、次の検出対象があるときはSTEP100に戻り、次の対象物についてSTEP100以下の処理を実行する。一方、次の検出対象がないときには、STEP106に進んで「監視対象物検出処理」を終了する。
ここで、図11(a)は、以上説明した「監視対象物検出処理」の第1の実施形態において、「近距離用検出処理」と「遠距離用検出処理」が実行される範囲を示したものであり、縦軸が対象物と車両10との距離(Z)に設定され、横軸が車両10の走行速度(V)に設定されている。
図11(a)では、対象物と車両10間の距離がZth以下の範囲A1で、「近距離用検出処理」が実行され、対象物と車両との距離がZthよりも長い範囲B2で、「遠距離用検出処理」が実行される。
[第2の実施形態]次に、「監視対象物検出処理」の第2の実施形態について、図13に示したフローチャートに従って説明する。図13のフローチャートは、図10に示したフローチャートに対して、STEP130の判断部を追加したものであり、STEP120〜STEP126の処理は、図10のSTEP100〜STEP106の処理に相当し、STEP131〜STEP132の処理は、図10のSTEP110〜STEP111の処理に相当する。そのため、これらの処理についての説明は省略する。
図13のフローチャートでは、STEP121で、第1の距離算出手段24により算出された対象物と車両10間の距離Z1がZthよりも長いときにSTEP130に分岐し、監視対象物検出手段26は、車速センサ4により検出される車両10の走行速度Vが、車速の判定閾値Vth(本発明の所定速度に相当する)以下であるか否かを判断する。
ここで、車速の判定閾値Vthは、Zthと対象物の検出タイミングの上限時間Tthから決定される。例えば、Zth=80(m)、Tth=4(sec)であるときは、Vth=72(km/h)となる。或いは、高速道路のみで「遠距離用検出処理」を適用するときには、Vth=80(km/h)に設定してもよい。
STEP130で、車両10の走行速度VがVth以下であるときはSTEP122に分岐し、監視対象物検出手段26は、「近距離用検出処理」を実行する。一方、車両10の走行速度VがVthを超えているときにはSTEP131に進み、監視対象物検出手段26は、「遠距離用検出処理」を実行する。
ここで、図14は、以上説明した「監視対象物検出処理」の第2の実施形態において、「近距離用検出処理」と「遠距離用検出処理」が実行される範囲を示したものであり、縦軸が対象物と車両10との距離(Z)に設定され、横軸が車両10の走行速度(V)に設定されている。
図14では、対象物と車両10間の距離がZth以下、及び対象物と車両10間の距離がZthよりも長く、且つ、車両10の速度VがVth以下である範囲A2で、「近距離用検出処理」が実行される。また、対象物と車両10間の距離ZがZthよりも長く、且つ、車両10の速度VがVthを越えている範囲B2で、「遠距離用検出処理」が実行される。
[第3の実施形態]次に、「監視対象物検出処理」の第3の実施形態について、図15に示したフローチャートに従って説明する。監視対象物検出手段26は、STEP140で、対象物抽出手段20により抽出された画像部分のいずれかを、検出対象として選択する。
そして、続くSTEP141で、監視対象物検出手段26は、選択された画像部分について、第1の距離算出手段24により算出された対象物と車両10間の距離Z1が、Zthを中心とした設定範囲(Zmin〜Zmax)内にあるか否かを判断する。
第1の距離算出手段24による算出距離Z1がZmin〜Zmaxの範囲内にあるときはSTEP142に進み、監視対象物検出手段26は、「近距離用検出処理」を実行する。そして、対象物と車両との接触可能性ありと判定されたときは、次のSTEP143からSTEP144に進む。
一方、対象物と車両との接触可能性なしと判定されたときには、STEP143からSTEP170に分岐する。そして、監視対象物検出手段26は、第2の距離算出手段25により、視差勾配を用いて対象物と車両10間の距離Z2を算出し、次のSTEP171で「遠距離用検出処理」を実行する。
このように、第1距離算出手段24による算出距離がZ1がZmin〜Zmaxの範囲内にあるときには、「近距離用検出処理」で対象物と車両10との接触可能性無しと判断されたときに、「遠距離用検出処理」を実行することにより、距離の遠近判断の境界付近において、歩行者や大型動物等の検出ミスが生じることを抑制することができる。
監視対象物検出手段26は、次のSTEP172で、対象物の車両10との接触可能性の有無を判断する。そして、対象物と車両10との接触可能性が有るときはSTEP144に分岐し、対象物と車両10との接触可能性が無いときにはSTEP145に進む。
また、STEP141で、第1の距離算出手段24による算出距離Z1がZmin〜Zmaxの範囲内にないときには、STEP150に分岐する。そして、監視対象物検出手段26は、第1の距離算出手段24による算出距離Z1がZmin以下であるか否かを判断する。
第1の距離算出手段24による算出距離Z1がZmin以下であるときはSTEP152に分岐し、監視対象物検出手段26は、「近距離用検出処理」を実行する。そして、STEP153に進み、監視対象物検出手段26は、対象物と車両10の接触可能性を判断する。
一方、STEP150で、第1の距離算出手段24による算出距離Z1がZminよりも長いときにはSTEP151に進み、監視対象物検出手段26は、車両10の速度VがVth以下であるか否かを判断する。そして、車両10の速度VがVth以下であるときはSTEP152に進み、車両10の速度VがVthを越えているときにはSTEP160に分岐する。
監視対象物検出手段26は、STEP160で、第2の距離算出手段25により、対象物と車両間の距離Z2を算出し、続くSTEP161で「遠距離用検出処理」を実行してSTEP153に進む。
STEP152の「近距離用検出処理」又はSTEP161の「遠距離用検出処理」により、対象物と車両10との接触可能性有りと判断されたときはSTEP144に分岐し、接触可能性無しと判断されたときにはSTEP145に進む。STEP144〜STEP146の処理は、図10のSTEP104〜STEP106の処理に相当するので、ここでは説明を省略する。
ここで、図16は、以上説明した「監視対象物検出処理」の第3の実施形態において、「近距離用検出処理」と「遠距離用検出処理」が実行される範囲を示したものであり、縦軸が対象物と車両10間の距離(Z)に設定され、横軸が車両10の走行速度(V)に設定されている。
図16では、対象物と車両10間の距離Zが、Zthを中心としたZmin〜Zmaxの範囲C内にあるときに、「近距離用検出処理」が実行されると共に、「近距離用検出処理」で対象物と車両10との接触可能性が無しと判断されたときには、「遠距離用検出処理」も実行される。
また、車両10の速度VがVth以下、且つ対象物と車両10間の距離がZmxよりも長い範囲A3と、対象物と車両10間の距離ZがZmin以下の範囲A4では、「近距離用検出処理」のみが実行される。また、車両10の速度VがVthを超え、且つ、対象物と車両10間の距離ZがZmaxよりも長い範囲B3では、「遠距離用検出処理」のみが実行される。
[第4の実施形態]次に、「監視対象検出処理」の第4の実施形態について、図17に示したフローチャートに従って説明する。図17のフローチャートは、図15に示したフローチャートに対して、STEP141の判断部の条件を変えてSTEP181とすると共に、STEP150の判断部の条件を変えてSTEP190としたものである。
図17のSTEP183〜STEP186の処理は、図15のSTEP142〜STEP146に相当し、STEP210〜STEP212の処理は図15のSTEP170〜STEP172に相当し、STEP191〜STEP193の処理は図15のSTEP151〜STEP153に相当し、STEP200〜STEP201の処理は図15のSTEP160〜STEP161に相当する。そのため、これらの処理についての説明は省略する。
図17のフローチャートでは、STEP181で、第1の距離算出手段24による算出距離Z1が、Zthを中心とした設定範囲(Zmin〜Zmax)であり、且つ、車両10の速度Vが、Vthを中心とした設定範囲(Vmin〜Vmax)内にあるか否かを判断する。
そして、STEP181の条件が満たされるときはSTEP182に進み、満たされないときにはSTEP190に分岐する。STEP190で、監視対象物検出手段26は、第1の距離算出手段24による算出距離Z1がZth以下であるか否かを判断し、Z1がZth以下であるときはSTEP192に進み、Z1がZthよりも長いときにはSTEP200に分岐する。
ここで、図18は、以上説明した「監視対象物検出処理」の第4の実施形態において、「近距離用検出処理」と「遠距離用検出処理」が実行される範囲を示したものであり、縦軸が対象物と車両10との距離(Z)に設定され、横軸が車両10の速度(V)に設定されている。
図18では、対象物と車両10間の距離Zが、Zthを中心としたZmin〜Zmaxの範囲内にあり、且つ、車両10の速度Vが、Vthを中心としたVmin〜Vmaxの範囲内にあるCで、「近距離用検出処理」が実行されると共に、「近距離用検出処理」で対象物と車両10との接触可能性無しと判断されたときには、「遠距離用検出処理」も実行される。
また、車両の速度VがVmin以下の範囲、対象物と車両10間の距離ZがZmin以下の範囲、車両の速度VがVmin〜Vthであって対象物と車両10間の距離ZがZmaxを越えた範囲、車両の速度VがVmaxを超えて対象物と車両10間の距離ZがZth以下である範囲からなる範囲A5内で、「近距離用検出処理」のみが実行される。
また、車両10の速度がVthを超えて対象物と車両10間の距離ZがZthよりも長い範囲B4内で、「遠距離用検出処理」のみが実行される。
なお、本実施の形態では、対象物と車両との距離に基づいて、或いは該距離と車両の速度とに基づいて「近距離用検出処理」と「遠距離用検出処理」のいずれを用いて監視対象物を検出するかを決定したが、車両の速度のみに基づいて、「近距離用検出処理」と「遠距離用検出処理」のいずれを用いて監視対象物を検出するかを決定するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、車両前方を撮像する構成を示したが、車両の後方や側方等、他の方向を撮像して対象物との接触可能性を判断するようにしてもよい。
また、本実施の形態においては、本発明の撮像手段として赤外線カメラ2R,2Lを用いたが、可視画像を撮像する可視カメラを用いてもよい。
また、本実施の形態においては、本発明の第1の距離算出手段として、2台の赤外線カメラの視差のデータから車両と対象物との距離を算出するものを示したが、他の構成とし、例えば、ミリ波レーダやレーザーレーダ等により距離を算出してもよい。
また、「遠距離用検出処理」においては、第2の距離算出手段により遠距離の範囲での対象物自体の距離精度が確保されたとしても、周囲の距離情報等を用いた詳細な対象物の形状認識を行うことが困難になる。そのため、遠距離の範囲での対象物の形状認識を、例えば距離情報を用いない映像特徴を主とする形状認識アルゴリズム等の、近距離の範囲での対象物の形状認識とは異なるアルゴリズムを使用するようにしてもよい。
本発明の車両周囲監視装置の構成図。 図1に示した車両周囲監視装置の車両への取り付け態様の説明図。 図1に示した画像処理ユニットにおける処理手順を示したフローチャート。 対応画像抽出手段による画像の抽出処理と、画像間の視差の説明図。 視差オフセットによる影響の説明図、及び視差勾配に基づく理論的な視差の算出の説明図。 視差の時系列データの信頼性を判定して視差勾配を算出し、視差勾配に基づく対象物との推定距離の信頼性を判定する処理のフローチャート。 視差勾配に基づいて、対象物との距離を求める処理のフローチャート。 視差勾配に基づいて対象物との距離を求める処理の説明図。 視差勾配に基づいて対象物との距離を求める処理の説明図。 監視対象物検出処理の第1の実施形態のフローチャート。 監視対象物検出処理の第1の実施形態における近距離用検出処理と遠距離用検出処理の実行範囲の説明図。 対象物と車両の距離を算出するときの必要距離精度を、対象物と車両間の距離が長くなるに従って低く設定する場合の、所定距離の設定方法の説明図。 監視対象物検出処理の第2の実施形態のフローチャート。 監視対象物検出処理の第2の実施形態における近距離用検出処理と遠距離用検出処理の実行範囲の説明図。 監視対象物検出処理の第3の実施形態のフローチャート。 監視対象物検出処理の第3の実施形態における近距離用検出処理と遠距離用検出処理の実行範囲の説明図。 監視対象物検出処理の第4の実施形態のフローチャート。 監視対象物検出処理の第4の実施形態における近距離用検出処理と遠距離用検出処理の実行範囲の説明図。
符号の説明
1…画像処理ユニット、2R…赤外線カメラ(第1の撮像手段)、2L…赤外線カメラ(第2の撮像手段)、3…ヨーレートセンサ、4…車速センサ、5…ブレーキセンサ、6…スピーカ、7…表示装置、20…対象物抽出手段、21…対応画像抽出手段、22…視差算出手段、23…視差勾配算出手段、24…第1の距離算出手段、25…第2の距離算出手段、26…監視対象物検出手段

Claims (7)

  1. 車両に搭載された台の撮像手段により得られる撮像画像を用いて、車両の周囲を監視する車両周辺監視装置であって、
    前記撮像画像から、実空間上の対象物の画像部分を抽出する対象物抽出手段と、
    前記2台の撮像手段により同時点で撮像された各撮像画像から、前記対象物抽出手段により抽出された同一の対象物の画像部分間の視差を算出する視差算出手段と、
    実空間上の同一の対象物について、前記視差算出手段により時系列的に算出された視差のデータから、所定時間あたりの視差変化率を算出する視差変化率算出手段と、
    前記車両の速度を検出する速度検出手段と、
    前記視差算出手段により算出された1つの視差のデータから、前記車両と前記対象物との距離を算出する第1の距離算出手段と、
    前記視差変化率と前記車両の速度とに基づいて、前記車両と前記対象物間の距離を算出する第2の距離算出手段と、
    前記第1の距離算出手段により算出された距離が所定距離以下であるときは、歩行者又は自転車を検出対象とした近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第1の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、前記第1の距離算出手段により算出された距離が前記所定距離よりも長いときには、大型動物を検出対象とした遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第2の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出する監視対象物検出手段とを備えたことを特徴とする車両周辺監視装置。
  2. 請求項1記載の車両周辺監視装置において、
    前記監視対象物検出手段は、前記第1の距離算出手段により算出された距離と前記所定距離との差が所定範囲内であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムと前記遠距離用アルゴリズムの両方を適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することを特徴とする車両周辺監視装置。
  3. 請求項1又は請求項記載の車両周辺監視装置において、
    記監視対象物検出手段は、前記速度検出手段による検出速度が所定速度以下であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、前記速度検出手段による検出速度が前記所定速度よりも高いときには、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することを特徴とする車両周辺監視装置。
  4. 請求項3記載の車両周辺監視装置において、
    前記監視対象物検出手段は、前記速度検出手段による検出速度と前記所定速度との差が所定範囲内であるときは、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムと前記遠距離用アルゴリズムの両方を適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出することを特徴とする車両周辺監視装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項記載の車両周辺監視装置において、
    前記監視対象物検出手段は、所定時点における撮像画像に対して、前記近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出しているときに、前記第1の距離算出手段による検出距離が前記所定距離よりも長くなっても、該近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用した前記車両との接触可能性がある対象物の検出を中断せずに継続することを特徴とする車両周辺監視装置。
  6. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項記載の車両周辺監視装置において、
    前記監視対象物検出手段は、所定時点における撮像画像に対して、前記遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記車両との接触可能性がある対象物を検出しているときに、前記第1の距離算出手段による検出距離が前記所定距離以下となっても、該遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用した前記車両との接触可能性がある対象物の検出を中断せずに継続することを特徴とする車両周辺監視装置。
  7. 車両に搭載された台の撮像手段により得られる撮像画像を用いて、該車両の周囲を監視する車両周辺監視装置であって、
    前記撮像画像から、実空間上の対象物の画像部分を抽出する対象物抽出手段と、
    前記2台の撮像手段により同時点で撮像された各撮像画像から、前記対象物抽出手段により抽出された同一の対象物の画像部分間の視差を算出する視差算出手段と、
    実空間上の同一の対象物について、前記視差算出手段により時系列的に算出された視差のデータから、所定時間あたりの視差変化率を算出する視差変化率算出手段と、
    前記車両の速度を検出する速度検出手段と、
    前記視差算出手段により算出された1つの視差のデータから、前記車両と前記対象物との距離を算出する第1の距離算出手段と、
    前記視差変化率と前記車両の速度とに基づいて、前記車両と前記対象物間の距離を算出する第2の距離算出手段と、
    前記速度検出手段による検出速度が所定速度以下であるときは、歩行者又は自転車を検出対象とした近距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第1の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出し、前記速度検出手段による検出速度が前記所定速度よりも高いときには、大型動物を検出対象とした遠距離用の対象物検出アルゴリズムを適用して、前記第2の距離算出手段により算出された前記車両と前記対象物との距離を用いて前記車両との接触可能性がある対象物を検出する監視対象物検出手段とを備えたことを特徴とする車両周辺監視装置。
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