JP2007334452A - 異常検出装置および異常検出プログラム - Google Patents

異常検出装置および異常検出プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007334452A
JP2007334452A JP2006162850A JP2006162850A JP2007334452A JP 2007334452 A JP2007334452 A JP 2007334452A JP 2006162850 A JP2006162850 A JP 2006162850A JP 2006162850 A JP2006162850 A JP 2006162850A JP 2007334452 A JP2007334452 A JP 2007334452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
abnormality
information
monitoring target
target person
child
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2006162850A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Watanabe
博実 渡邊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2006162850A priority Critical patent/JP2007334452A/ja
Priority to US11/583,111 priority patent/US20070285260A1/en
Priority to CNA2006101432563A priority patent/CN101089904A/zh
Publication of JP2007334452A publication Critical patent/JP2007334452A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B25/00Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems
    • G08B25/01Alarm systems in which the location of the alarm condition is signalled to a central station, e.g. fire or police telegraphic systems characterised by the transmission medium
    • G08B25/016Personal emergency signalling and security systems
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B21/00Alarms responsive to a single specified undesired or abnormal condition and not otherwise provided for
    • G08B21/02Alarms for ensuring the safety of persons
    • G08B21/0202Child monitoring systems using a transmitter-receiver system carried by the parent and the child
    • G08B21/0269System arrangements wherein the object is to detect the exact location of child or item using a navigation satellite system, e.g. GPS

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Child & Adolescent Psychology (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Abstract

【課題】自立性、リアルタイム性を備え、児童の自由な行動を可能して児童の安全を守ること。
【解決手段】移動局100は、危険検知機能部170が位置情報取得機能部140から位置情報を取得し、歩数センサ機能部150から歩数情報を取得し、取得した位置情報および歩数情報と過去情報記憶部110に記録された過去情報とを比較して、児童に異常が発生したか否かを判定し、児童に異常が発生したと判定した場合には、電話機能部160が連絡先記憶部120に記憶された連絡先情報の連絡先に児童に異常が発生した旨を通知する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、監視対象者の異常を検出する異常検出装置および異常検出プログラムに関し、特に、自立性、リアルタイム性を備え、児童の自由な行動を可能して児童の異常を検出することができる異常検出装置および異常検出プログラムに関するものである。
近年、学校の登下校時における誘拐等、児童が被害者となる事件が多発しており、社会問題となっている。このような問題を解決し、児童の安全を守るため、様々なシステムが提案されている。ここでは一例として、ヘルプ要請型システム、監視型システムおよび行動範囲型システムについて順に説明する。
ヘルプ要請型システムは、移動局(例えば携帯電話等)に緊急用の仕掛け(緊急用ボタンやスイッチなど)を備えており、緊急時に児童が作動させ音や光などを発生して周りの注意を促すシステムである。または、緊急時に予め登録された連絡先(例えば、保護者の電話番号やメールアドレスなど)に緊急通知するシステムである。
監視型システムは、保護者が遠隔で児童を保護する移動局のGPS(Global Positioning System)機能より、児童の現在の位置情報を読み取り、自宅などから児童の所在を把握することを可能とするシステムである。
行動範囲型システムは、決められたルート情報、例えば家から学校までのルート情報(GPSによる位置情報や基地局ID)と予想時間などの情報を移動局に備えている予定行動データベースに記憶し、児童が家を出発し、目的地、例えば学校へ到着するまでの間、移動局は現在時刻と位置情報を取得し、比較手段による比較の結果、記憶した位置情報が予定行動データベースと異なる場合にのみ、位置情報による児童の所在を保護者に通視するシステムである。または、予め移動局が行動できる「安全」とするエリア(GPSによる位置情報や基地局ID)を設定し、移動局が設定されているエリアから離れた場合に、保護者にその旨を通知するシステムである。
なお、特許文献1では、ユーザの靴内にもうけられた圧力センサおよびGPS機等を利用してユーザの移動状態(航空機乗車中、自動車運転中、歩行中等)を判定し、移動状態に応じた経路案内を行うという技術が公開されている。
特開2004−361363号公報
しかしながら、上述した従来の技術では下記のような問題があった。ヘルプ要請型システム、監視型システムおよび行動範囲型システムの順にその問題点を示す。
ヘルプ要請型システムの場合は、万が一の異常事態発生時に児童が自ら移動局の仕掛けを作動させ、助けを求めることが困難であると考えられる。そのため、児童による仕掛けの作動に依存しない自立性を備えたシステムが必要となる。
監視型システムの場合は、保護者からのアクションによりは初めて児童の状態を知ることができるため、万が一の異常事態発生時には保護者が即座に事態を把握するのが困難である。そのため、異常事態が発生した場合に、即座にアラームをあげるシステムが望ましく、リアルタイム性を備えたシステムが必要となる。
行動範囲型システムは、上述した自立性およびリアルタイム性を備えているが、この行動範囲型システムは児童が行動できる範囲を限定し、更に時間的に規制してしまう欠点がある。普段の通学など、決められた範囲での行動であれば有効なシステムであるが、許容されている行動範囲から外れた場合、または予想外の時間帯で行動してしまうと、本システムは全く機能しなくなる。児童の生活する環境では、このように行動範囲を限定することは不可能であるため、行動範囲の限定、時間的に規制せず、児童の自由な行動を可能とするシステムが求められる。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、自立性、リアルタイム性を備え、児童の自由な行動を可能して児童の異常を検出することができる異常検出装置および異常検出プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、監視対象者の異常を検出する異常検出装置であって、前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得手段と、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定手段と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記異常判定手段は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が移動し、かつ、前記監視対象者が歩行していない場合に、当該監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記異常判定手段は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が停止し、かつ、前記監視対象者が歩行していない状態が所定時間以上継続した場合に、前記監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする。
また、本発明は、上記発明において、前記異常判定手段によって前記監視対象者に異常が発生したと判定された場合に、前記監視対象者に対応する緊急連絡先に当該監視対象者に異常が発生した旨の情報を出力する出力手段を更に備えたことを特徴とする。
また、本発明は、監視対象者の異常を検出する異常検出プログラムであって、前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得手順と、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定手順と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明によれば、監視対象者の位置を示す位置情報と監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得し、位置情報および歩数情報に基づいて監視対象者に異常が発生したか否かを判定するので、自立性、リアルタイム性を備え、監視対象者の自由な行動を可能して監視対象者の異常を検出することができる。
また、本発明によれば、監視対象者の位置情報および歩数情報に基づいて、監視対象者が移動し、かつ、監視対象者が歩行していない場合に、監視対象者に異常が発生したと判定するので、自立性、リアルタイム性を備え、監視対象者の自由な行動を可能して監視対象者の異常を効率よく検出することができる。
また、本発明によれば、監視対象者の位置情報および歩数情報に基づいて、監視対象者が停止し、かつ、監視対象者が歩行していない状態が所定時間以上継続した場合に、監視対象者に異常が発生したと判定するので、監視対象者に取り付けられた異常検出装置が取り外された状況でも、監視対象者の異常を検出することができる。
また、本発明によれば、監視対象者に異常が発生したと判定された場合に、この監視対象者に対応する緊急連絡先に監視対象者に異常が発生した旨の情報を出力するので、監視対象者の異常を迅速に監視者などに通知することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る異常検出装置および異常検出プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本発明の概要と特徴について説明する。図1は、本発明の概要と特徴を説明するための説明図である。本発明にかかる移動局(携帯電話等)は、監視対象者(図1の例では児童;以下、本実施例では児童と表記する)に取り付けられ、GPS(Global Positioning System)機能を利用して児童の位置の情報(以下、位置情報と表記する)を取得すると共に、児童の歩数の情報(以下、歩数情報と表記する)とを取得し、取得した位置情報および歩数情報を基にして児童に異常が発生したか否かを判定する。
本発明にかかる移動局は、図1の上段に示すように、移動局が移動し、かつ、児童が歩行している場合には、児童に異常が発生していないと判定する。
一方、本発明にかかる移動局は、図1の下段に示すように、移動局が移動し、かつ、児童が歩行していない場合には、(車などの移動手段によって児童が悪意のある第三者につれさられた可能性があるため)児童に異常が発生したと判定し、児童に異常が発生した旨の情報を緊急連絡先(例えば保護者の携帯端末等)に通知する。
このように、本発明にかかる移動局は、児童の位置情報および歩数情報を基にして、児童に異常が発生したか否かを判定し、児童に異常が発生したと判定した場合には、児童に異常が発生した旨の情報を通知するので、児童の自由な行動を可能にすると共に、児童に危険が迫った場合に、児童の異常を即座に保護者に通知することができ、児童の安全を守ることができる。
つぎに、本実施例にかかる移動局の構成について説明する。図2は、本実施例にかかる移動局の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この移動局100は、過去情報記憶部110と、連絡先記憶部120と、カウンタ記憶部130と、位置情報取得機能部140と、歩数センサ機能部150と、電話機能部160と、危険検知機能部170とを備えて構成される。
このうち、過去情報記憶部110は、位置情報および歩数情報の履歴情報(以下、過去情報と表記する)を記憶する記憶部である。図3は、過去情報記憶部が記憶する過去情報の一例を示す図である。同図に示すように、この過去情報110aは、過去の位置情報の履歴と過去の歩数情報の履歴からなる。また、移動局100が位置情報および歩数情報を新たに取得した場合には、取得した各情報がこの過去情報110aに記録される。ここで、過去情報110aに記録された最後の位置情報と、移動局100が新たに取得した位置情報とが等しい場合は、児童が停止していることになる。一方、過去情報110aに記録された最後の位置情報と、移動局100が新たに取得した位置情報が異なる場合は、児童が移動していることになる。
また、過去情報110aに記録された最後の歩数情報と、移動局100が新たに取得した歩数情報が等しい場合は、児童が歩行していないことになる。一方、過去情報110aに記録された最後の歩数情報と、移動局100が新たに取得した歩数情報が異なる場合は、児童が歩行していることになる。
連絡先記憶部120は、緊急連絡先の情報(以下、連絡先情報と表記する)を記憶する記憶部である。図4は、連絡先記憶部が記憶する連絡先情報の一例を示す図である。同図に示すように、この連絡先情報120aは、識別情報と、名称と、電話番号と、メールアドレスとを有する。移動局100は、児童に異常が発生したと判定した場合に、児童に異常が発生した旨の情報を連絡先情報120aに記録された端末装置に通知する。
カウンタ記憶部130は、児童が移動せず、かつ、児童が歩行していない状態の連続する回数を示すカウンタの値を記憶する記憶部である(移動局100は、所定間隔ごとに位置情報および歩数情報を取得し、そのたびに児童が移動しているか否か、児童が歩行しているか否かを判定している)。このカウンタの値が所定値以上となった場合には、長時間児童が移動も歩行もしていないこととなるので、児童に異常が発生したと考えられる。
位置情報取得機能部140は、GPS機能を使用して、児童の位置情報(児童に取り付けられた移動局100の位置情報)を所定時間ごとに取得する処理部である。また、位置情報取得機能部140は、取得した位置情報を危険検知機能部170に渡す。なお、位置情報取得機能部140は、基地局と通信を行って児童の位置情報を取得しても良い。
歩数センサ機能部150は、児童に取り付けられた移動局100の揺れを感知し、児童の歩数を計数する処理部である。歩数センサ機能部150は、計数した歩数の情報、すなわち歩数情報を危険検知機能部170に渡す。
電話機能部160は、一般的な携帯電話と同様に、種種の処理(他の電話機との通話を確立する処理、メールを送受信する処理など)を実行する処理部であり、特に本実施例に密接に関連する処理としては、児童に異常が発生した場合に、連絡先情報120aの連絡先(図4参照)に、児童に異常が発生した旨の情報を通知する処理部である。電話機能部160は、連絡先となる端末装置に発呼を行い警告メッセージによって児童に異常が発生した旨を監視者(保護者など)に通知しても良いし、連絡先となる端末装置にメールを送信して児童に異常が発生した旨を監視者に通知しても良い。
危険検知機能部170は、位置情報取得機能部140および歩数センサ機能部150から位置情報および歩数情報をそれぞれ取得し、取得した位置情報および歩数情報と、過去情報記憶部110に記録された過去情報110aとを比較して、児童に異常が発生したか否かを判定する処理部である。
ここで危険検知機能部170の判定処理(児童に異常が発生したか否かを判定する処理)について具体的に説明する。危険検知機能部170は、児童が移動しており(過去情報110aに記録された最後の位置情報と、位置情報取得機能部140から取得した位置情報とが異なる場合)、かつ、児童が歩行していない場合(過去情報110aに記録された最後の歩数情報と、歩数センサ機能部150から取得した歩数情報が等しい場合)に、児童に異常が発生したと判定し、判定結果を電話機能部160に渡す。
また、危険検知機能部170は、児童が停止しており(過去情報110aに記録された最後の位置情報と、位置情報取得機能部140から取得した位置情報とが等しい場合)、かつ、児童が歩行していない場合(過去情報110aに記録された最後の歩数情報と、歩数センサ機能部150から取得した歩数情報が等しい場合)には、カウンタ記憶部130に記憶されたカウンタの値に1を加算し、加算したカウンタの値が所定値以上になったか否かを判定する。そして、カウンタの値が所定値以上になった場合には、児童に異常が発生したと判定し、判定結果を電話機能部160に渡す。
また、危険検知機能部170は、児童が移動しており(過去情報110aに記録された最後の位置情報と、位置情報取得機能部140から取得した位置情報とが異なる場合)、かつ、児童が歩行している場合(過去情報110aに記録された最後の歩数情報と、歩数センサ機能部150から取得した歩数情報が異なる場合)には、児童に異常は発生していないと判定し、判定結果を電話機能部160に通知すると共に、カウンタ記憶部130に記憶されたカウンタの値を初期値に戻す。
危険検知機能部170は、判定処理を行った後に、位置情報取得機能部140から取得した位置情報および歩数センサ機能部150から取得した歩数情報を過去情報記録部110の過去情報110aに記録する。
つぎに、本実施例にかかる移動局100の処理について説明する。図5は、本実施例にかかる移動局の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、移動局100は、危険検知機能部170が位置情報取得機能部140から位置情報を取得し(ステップS101)、歩数センサ機能部150から歩数情報を取得する(ステップS102)。
続いて、危険検知機能部170は、過去情報記憶部110から過去情報110aを取得し(ステップS103)、過去情報110aの位置情報、歩数情報と位置情報取得機能部140および歩数センサ機能部150からそれぞれ取得した位置情報、歩数情報とを比較し、児童に異常が発生したか否かを判定する(ステップS104)。
危険検知機能部170が児童に異常が発生したと判定した場合には(ステップS105,Yes)、電話機能部160が連絡先記憶部120から連絡先情報を取得し(ステップS106)、児童に異常が発生した旨の情報を連絡先に通知する(ステップS107)。
一方、危険検知機能部170が児童に危険が発生していないと判定した場合には(ステップS105,No)、危険検知機能部170は、過去情報110aの位置情報および歩数情報と位置情報取得機能部140および歩数センサ機能部150から取得した位置情報および歩数情報とが一致するか否かを判定する(ステップS108)。
危険検知機能部170が一致しないと判定した場合には(ステップS109,No)、カウンタ記憶部130に記憶されたカウンタの値を初期値に設定し(ステップS110)、ステップS114に移行する。
一方、危険検知機能部170が一致すると判定した場合には(ステップS109,Yes)、危険検知機能部170がカウンタ記憶部130に記憶されたカウンタの値に1を加算し(ステップS111)、カウンタの値が所定値以上か否かを判定する(ステップS112)。
カウンタの値が所定値以上の場合には(ステップS113,Yes)、ステップS106に移行し、カウンタの値が所定値よりも小さい場合には(ステップS113,No)、危険検知機能部170が位置情報取得機能部140から取得した位置情報および歩数センサ機能部150から取得した歩数情報を過去情報記憶部110の過去情報110aに記録し(ステップS114)、所定時間待機した後(ステップS115)、ステップS101に移行する。
このように、危険検知機能部170が位置情報および歩数情報と過去情報記録部110に記録された過去情報110aとを比較して児童にかかる異常を検出し、連絡先に児童の異常を通知するので、児童の安全を効率よく守ることができる。
上述してきたように、本実施例にかかる移動局100は、危険検知機能部170が位置情報取得機能部140から位置情報を取得し、歩数センサ機能部150から歩数情報を取得し、取得した位置情報および歩数情報と過去情報記憶部110に記録された過去情報110aとを比較して、児童に異常が発生したか否かを判定し、児童に異常が発生したと判定した場合には、電話機能部160が連絡先記憶部120に記憶された連絡先情報120aの連絡先に児童に異常が発生した旨を通知するので、児童の自由な行動を可能にすると共に、児童に危険が迫った場合に、児童の異常を即座に保護者に通知することができ、児童の安全を守ることができる。
また、本実施例にかかる移動局100の危険検知機能部170は、児童が移動せず、かつ、児童が歩行していない状態が所定時間以上継続した場合に、児童に異常が発生したと判定し、連絡先に児童に異常が発生した旨を通知するので、児童に取り付けられた移動局100が取り外された状況(あるいは、児童が持ち運ぶ移動局100が放置された状況)で、児童に異常が発生した場合にでも、児童に異常が発生した旨を保護者に通知することができる。
ところで、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図6を用いて、上記各種処理を実現するプログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図6は、図2に示した移動局100を構成するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。このコンピュータは、ユーザからのデータの入力を受け付ける入力装置30、モニタ31、RAM(Random Access Memory)32、ROM(Read Only Memory)33、各種プログラムを記録した記録媒体からプログラムを読み取る媒体読取装置34、ネットワークを介して他のコンピュータとの間でデータの授受をおこなうネットワークインターフェース35、CPU(Central Processing Unit)36、および、HDD(Hard Disk Drive)37をバス38で接続して構成される。
そして、HDD37には、上述した移動局100の機能と同様の機能を発揮する各種プログラム37bが記憶されている。そして、CPU36が、各種プログラム37bをHDD37から読み出して実行することにより、上述した移動局100の機能部の機能を実現する各種プロセス36aが起動される。
また、HDD37には、上述した移動局100の過去情報記憶部110、連絡先記憶部120およびカウンタ記憶部に記憶されるデータに対応する各種データ37aが記憶される。CPU36は、各種データ37aをHDD37に記憶するとともに、各種データ37aをHDD37から読み出してRAM32に格納し、RAM32に格納された各種データ32aに基づいてデータ処理を実行する。
ところで、各種プログラム37bは、必ずしも最初からHDD37に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータに挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」、または、コンピュータの内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」、さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータに接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各種プログラム37bを記憶しておき、コンピュータがこれらから各種プログラム37bを読み出して実行するようにしてもよい。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。
この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示のように構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
さらに、各装置にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
(付記1)監視対象者の異常を検出する異常検出装置であって、
前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得手段と、
前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定手段と、
を備えたことを特徴とする異常検出装置。
(付記2)前記異常判定手段は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が移動し、かつ、前記監視対象者が歩行していない場合に、当該監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする付記1に記載の異常検出装置。
(付記3)前記異常判定手段は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が停止し、かつ、前記監視対象者が歩行していない状態が所定時間以上継続した場合に、前記監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする付記1に記載の異常検出装置。
(付記4)前記異常判定手段によって前記監視対象者に異常が発生したと判定された場合に、前記監視対象者に対応する緊急連絡先に当該監視対象者に異常が発生した旨の情報を出力する出力手段を更に備えたことを特徴とする付記1に記載の異常検出装置。
(付記5)監視対象者の異常を検出する異常検出プログラムであって、
前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得手順と、
前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする異常検出プログラム。
(付記6)前記異常判定手順は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が移動し、かつ、前記監視対象者が歩行していない場合に、当該監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする付記5に記載の異常検出プログラム。
(付記7)前記異常判定手順は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が停止し、かつ、前記監視対象者が歩行していない状態が所定時間以上継続した場合に、前記監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする付記5に記載の異常検出プログラム。
(付記8)監視対象者の異常を検出する異常検出方法であって、
前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得工程と、
前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定工程と、
を含んだことを特徴とする異常検出方法。
(付記9)前記異常判定工程は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が移動し、かつ、前記監視対象者が歩行していない場合に、当該監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする付記8に記載の異常検出方法。
(付記10)監視対象者の異常を検出する異常検出装置に用いられる制御回路であって、
前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得手段と、
前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定手段と、
を備えたことを特徴とする制御回路。
以上のように、本発明にかかる異常検出装置および異常検出プログラムは、監視対象者の異常を検出する異常検出システムなどに対して有用であり、特に、監視対象者の自由な行動を可能し、異常発生時には即座に監視者に異常を通知する必要がある場合に適している。
本発明の概要と特徴を説明するための説明図である。 本実施例にかかる移動局の構成を示す機能ブロック図である。 過去情報記憶部が記憶する過去情報の一例を示す図である。 連絡先記憶部が記憶する連絡先情報の一例を示す図である。 本実施例にかかる移動局の処理手順を示すフローチャートである。 図2に示した移動局を構成するコンピュータのハードウェア構成を示す図である。
符号の説明
100 移動局
110 過去情報記憶部
110a 過去情報
120 連絡先記憶部
120a 連絡先情報
130 カウンタ記憶部
140 位置情報取得機能部
150 歩数センサ機能部
160 電話機能部
170 危険検知機能部

Claims (5)

  1. 監視対象者の異常を検出する異常検出装置であって、
    前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得手段と、
    前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定手段と、
    を備えたことを特徴とする異常検出装置。
  2. 前記異常判定手段は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が移動し、かつ、前記監視対象者が歩行していない場合に、当該監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記異常判定手段は、前記位置情報および前記歩数情報に基づいて、前記監視対象者が停止し、かつ、前記監視対象者が歩行していない状態が所定時間以上継続した場合に、前記監視対象者に異常が発生したと判定することを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  4. 前記異常判定手段によって前記監視対象者に異常が発生したと判定された場合に、前記監視対象者に対応する緊急連絡先に当該監視対象者に異常が発生した旨の情報を出力する出力手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  5. 監視対象者の異常を検出する異常検出プログラムであって、
    前記監視対象者の位置を示す位置情報と前記監視対象者の歩数を示す歩数情報とを取得する取得手順と、
    前記位置情報および前記歩数情報に基づいて前記監視対象者に異常が発生したか否かを判定する異常判定手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする異常検出プログラム。
JP2006162850A 2006-06-12 2006-06-12 異常検出装置および異常検出プログラム Withdrawn JP2007334452A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006162850A JP2007334452A (ja) 2006-06-12 2006-06-12 異常検出装置および異常検出プログラム
US11/583,111 US20070285260A1 (en) 2006-06-12 2006-10-19 Method, device, and computer product for detecting emergency
CNA2006101432563A CN101089904A (zh) 2006-06-12 2006-11-01 检测紧急情况的方法、装置以及计算机产品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006162850A JP2007334452A (ja) 2006-06-12 2006-06-12 異常検出装置および異常検出プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007334452A true JP2007334452A (ja) 2007-12-27

Family

ID=38821333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006162850A Withdrawn JP2007334452A (ja) 2006-06-12 2006-06-12 異常検出装置および異常検出プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070285260A1 (ja)
JP (1) JP2007334452A (ja)
CN (1) CN101089904A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015535411A (ja) * 2012-10-19 2015-12-10 マカフィー, インコーポレイテッド 安否サービスおよび緊急サービス

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8058987B1 (en) * 2006-05-04 2011-11-15 Skybitz, Inc. Satellite aided location tracking with user interface
US8058988B1 (en) 2008-09-22 2011-11-15 United Services Automobile Association (Usaa) Systems and methods for wireless object tracking
US8159342B1 (en) * 2008-09-22 2012-04-17 United Services Automobile Association (Usaa) Systems and methods for wireless object tracking
US20120135703A1 (en) * 2010-09-20 2012-05-31 Jesse Bryan Hartt Mycchild modified cellphone locating devices
KR101110639B1 (ko) 2011-06-22 2012-06-12 팅크웨어(주) 세이프 서비스 시스템 및 그 방법
JP5796396B2 (ja) * 2011-08-04 2015-10-21 富士通株式会社 移動無線通信装置及びプログラム
US9922538B2 (en) 2014-11-12 2018-03-20 Justin Chiwon Kim Alarm and monitoring system and method of operation thereof
US10147305B2 (en) * 2014-11-12 2018-12-04 Jwin Electronics Corp. Alarm and monitoring system and method of operation thereof
US10417899B2 (en) 2014-11-12 2019-09-17 Jwin Electronics Corp. Alarm and monitoring system and method of operation thereof
CN104808992A (zh) * 2015-04-23 2015-07-29 广州视源电子科技股份有限公司 智能鞋使用情景的响应方法和***
CN106372693A (zh) * 2016-09-23 2017-02-01 滁州学院 一种基于物联网技术的智能书包***及方法
CN108073577A (zh) * 2016-11-08 2018-05-25 中国电信股份有限公司 一种基于人脸识别的报警方法和***
US10923227B2 (en) * 2017-08-03 2021-02-16 Episode Solutions, LLC Tracking program interface

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6072396A (en) * 1994-12-30 2000-06-06 Advanced Business Sciences Apparatus and method for continuous electronic monitoring and tracking of individuals
US5731757A (en) * 1996-08-19 1998-03-24 Pro Tech Monitoring, Inc. Portable tracking apparatus for continuous position determination of criminal offenders and victims
US6243039B1 (en) * 1998-04-21 2001-06-05 Mci Communications Corporation Anytime/anywhere child locator system
JP3532773B2 (ja) * 1998-09-26 2004-05-31 ジヤトコ株式会社 携帯用位置検出装置および位置管理システム
EP1673953A2 (en) * 2003-10-01 2006-06-28 LAIRD, Mark, D. Wireless virtual campus escort system
US6847295B1 (en) * 2004-04-08 2005-01-25 Vernice Doyle Taliaferro Anti-abduction system and method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015535411A (ja) * 2012-10-19 2015-12-10 マカフィー, インコーポレイテッド 安否サービスおよび緊急サービス
US10536570B2 (en) 2012-10-19 2020-01-14 Mcafee, Llc Personal safety and emergency services

Also Published As

Publication number Publication date
US20070285260A1 (en) 2007-12-13
CN101089904A (zh) 2007-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007334452A (ja) 異常検出装置および異常検出プログラム
US11715161B1 (en) Safety notification service
JP2007087136A (ja) 位置検出システムおよびその方法
JP2006350869A (ja) 端末装置、サーバ、安全確認システム、安全確認方法、制御プログラムおよび可読記録媒体
CN112132055A (zh) 一种家庭安全管理方法及***
JP2016066314A (ja) 警備システム及び警備方法
US10262521B2 (en) Security monitoring system and methods
US9978243B2 (en) Wandering notification server and wandering notification system
JP2009157485A (ja) 救助要請システム及び方法
CN104518932B (zh) 创建基于网络动态的***和方法
CN112017401A (zh) 监测人员安全的警报***、相应的方法和存储介质
JP2011145839A (ja) 監視システム、装置、方法及びプログラム
WO2018168604A1 (en) Method, system, storage medium and computer system for determining fall response of subject
KR101680863B1 (ko) 미아 방지 장치 및 방법
JP6095722B2 (ja) 行動管理装置、情報端末、行動管理方法、情報処理方法、コンピュータプログラム
JP4664624B2 (ja) 状況監視プログラム及び状況監視システム
CN106297181A (zh) 在安全面板中实现基于gps的扩展铃声和特殊护卫模式的方法
KR20160131678A (ko) 카메라를 구비한 보호용 휴대 장치 및 영상 촬영 방법
US10410508B2 (en) Methods and apparatus for security monitoring
KR101537814B1 (ko) 위치 및 시간 기반 사용자 위험 상황 감지 시스템
JP2008102751A (ja) 登下校監視システム
US10565837B1 (en) Security monitoring system and methods
KR101540330B1 (ko) 위치 및 시간 기반 사용자 위험 상황 감지 방법
JP2009003871A (ja) 安全管理システム
JP4233971B2 (ja) 火災監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090309

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090625