JP4664624B2 - 状況監視プログラム及び状況監視システム - Google Patents

状況監視プログラム及び状況監視システム Download PDF

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本発明は、子供を安全に生活させるための状況監視プログラム及び状況監視システムに関する。
近年、子供(小学生等)が下校途中に一人になったところを狙う犯罪が増えてきている。
保護者(親など)が子供と一緒に下校するようにすれば、そのような犯罪が行われることを防止することが出来る。また、子供との間の距離が所定距離以上となったことが親に通知される技術(例えば、特許文献1参照。)も開発されているので、そのような技術を利用すれば、子供と一緒に下校している保護者が子供から目を離したと隙に、子供に対する犯罪が行われてしまうことも防止できることになる。
しかしながら、毎日、子供と一緒に下校するようにすることは、実際上、困難である。また、保護者が常に子供の傍に居ることが出来ないことも事実である。このため、保護者が子供と一緒に居なくても子供を安全に生活させることが出来る技術が望まれている。
特開2000−113348号公報
そこで、本発明の課題は、保護者が子供と一緒に居なくても、子供を安全に生活させることが出来る状況監視プログラム及び状況監視システムを、提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、状況監視システムを、複数台の携帯機器と状況監視装置とを含む状況監視システムであって、一の携帯機器が、通信可能範囲内に存在する他の携帯機器から該他の携帯機器のIDを受信するためのID受信手段と、ID受信手段によって受信された前記他の携帯機器のIと前記一の携帯機器のIDとを含む状況通知情報を状況監視装置に対して周期的に送信する状況通知情報送信手段とを備えた装置であり、状況監視装置が、一の携帯機器から送信されてくる状況通知情報を受信する受信手段と、一の携帯機器のIDと対応付けて、他の携帯機器のID及び許容時間を記憶した記憶手段と、記憶手段に記憶された他の携帯機器のID及び許容時間に基づき、前記一の携帯機器のID毎に、受信手段により受信される状況通知情報中に該他の携帯機器のIDが検出されないという状態が該許容時間以上継続したことを検出する監視手段と、監視手段による検出がなされたときに警告情報を出力する警告情報出力手段とを備えた装置であるシステムとして構成しておく。
また、本発明の状況監視プログラムは、複数台の携帯機器と状況監視装置とを含む状況監視システムにおける該状況監視装置で実行されるプログラムであって、前記状況監視装置を、一の携帯機器から周期的に送信されてくる、該一の携帯機器のIDと該一の携帯機器の通信可能範囲内に存在する他の携帯機器から受信した該他の携帯機器のIDとを含む状況通知情報を受信する受信手段と、前記一の携帯機器のIDと対応付けて記憶手段に記憶された前記他の携帯機器のID及び許容時間に基づき、前記一の携帯機器のID毎に、前記受信手段により受信される状況通知情報中に該他の携帯機器のIDが検出されないという状態が該許容時間以上継続したことを検出する監視手段と、前記監視手段による検出がなされたときに警告情報を出力する警告情報出力手段として機能させる。
本発明の携帯機器、状況監視プログラム、状況監視システムを用いれば、保護者が子供と一緒に居なくても、子供を安全に生活させることができる環境を実現することが出来る。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の一実施形態に係る状況監視システムは、複数の子供の下校状況を監視するシステムである。
まず、図1乃至図3を用いて、本実施形態に係る状況監視システムの概要を説明する。
図1に模式的に示してあるように、本実施形態に係る状況監視システムは、インターネットに接続された状況監視装置10と、当該状況監視装置10との間でインターネット,パケット網等を介した通信が可能な複数台の携帯端末20とを、主な構成要素として含むシステムである。また、図示は省略してあるが、状況監視システムは、下校状況を監視する各子供が通っている学校の出入り口(正門、裏門等)に取り付けられた幾つかの下校検出用ICタグ,下校状況を監視する各子供の自宅の玄関等に取り付けられた帰宅検出用ICタグ,下校状況を監視する各子供の保護者に付与される保護者用ICタグも含むシステムとなっている。
この状況監視システムに含まれる下校検出用ICタグ,帰宅検出用ICタグ,保護者用ICタグは、いずれも、ユニークな情報(以下、タグIDと表記する)を出力(無線送信)するICタグ(RFIDタグとも呼ばれる無線ICチップ)である。
状況監視システムに含まれる各携帯端末20は、下校状況が監視される各子供が携帯する装置である。具体的なハードウェア構成の説明は省略するが、各携帯端末20は、インターネットに接続可能な小型のコンピュータ(携帯情報端末)に、ICタグ(携帯者情報送信手段に相当)及びICタグリーダ(携帯者情報受信手段に相当)を組み込んだ上でタグID情報送信プログラムをインストールした装置となっている。また、各携帯端末20は、それを携帯する子供の自宅に取り付けられた帰宅検出用ICタグが出力するタグID(以下、自宅タグIDと表記する)と、上記した下校検出用ICタグが出力するタグID(以下、下校検出用タグIDと表記する)と、自端末に取り付けられているICタグが出力するタグID(以下、自端末タグIDと表記する)とが設定されてから、使用される装置となっている。
状況監視装置10は、OS(図示せず),状況監視プログラム11,個人情報データベース12,安全メンバデータベース13等がHDDに記憶されているコンピュータである。また、この状況監視装置10は、そこに表示される情報がオペレータによって監視されるディスプレイを備えたコンピュータとなっている。
状況監視装置10が備える個人情報データベース12は、図2に模式的に示したような内容のデータベースである。
すなわち、個人情報データベース12は、各携帯端末20については、その携帯端末20内のICタグが出力するタグID(図では、"1001001"と"1002001"),その携帯端末20の携帯者名(携帯端末20を携帯する子供の名前),その携帯端末20の携帯者の自宅に取り付けた帰宅検出用ICタグが出力する自宅タグID,その携帯端末20の携帯者の保護者(あるいは状況監視装置10の管理者)が指定した許容時間(用途は後述),その携帯端末20の携帯者の下校時に所定の現象(詳細は後述)が生じたときにその旨を知らせるべき者の名前や電話番号等からなる連絡先情報,及び,その携帯端末20の携帯者の保護者のタグID等からなる備考情報を記憶したデータベースとなっている。
また、個人情報データベース12は、各保護者用ICタグについては、その保護者用ICタグが出力するタグID(図では、"1001101"と"1001102"),その保護者用ICタグの携帯者名,その保護者用ICタグの携帯者に関する電話番号等からなる連絡先情報,その保護者用ICタグの携帯者に関連する者が携帯している保護者用ICタグや携帯端末20内のICタグが出力するタグID等からなる備考情報を記憶したデータベースとなっている。
安全メンバデータベース13(携帯者情報記憶手段に相当)は、図3に模式的に示したように、各携帯端末20について、その携帯端末20内のICタグが出力するタグIDと、複数の安全メンバタグIDとを記憶したデータベースである。ここで、安全メンバタグIDとは、下校状況が監視される子供(携帯端末20の携帯者)の保護者が、当該子供の下校時に一緒にいることが望ましい者として指定した者(保護者自身、他の子供、他の子供の保護者)が携帯している携帯端末20内のICタグ或いは保護者用ICタグが出力するタグIDのことである。
以上のことを前提に、以下、本実施形態に係る状況監視システムの構成及び動作を、さらに具体的に説明する。
まず、携帯端末20の動作(タグID情報送信プログラムの内容/状況通知情報送信手段としての動作)を説明する。
タグID情報送信プログラムは、起動されると、携帯端末20に図4に示した手順の処理を実行させるプログラムとなっている。なお、タグID情報送信プログラムの起動は、携帯端末20を所持している子供、或いは、タグID情報送信プログラムを指定時刻に起動するプログラム(いわゆるタスクスケジューラ)により、行われる。
すなわち、タグID情報送信プログラムが起動された携帯端末20は、まず、自端末の周囲(自端末内のICタグリーダの通信可能範囲内)に存在する各ICタグから,タグIDを取得(受信)する処理(ステップS101)を、行う。
次いで、携帯端末20は、取得した幾つかのタグIDの中に、自端末内に設定されている下校検出用タグIDと同じタグIDが含まれているか否かを判断する(ステップS102)。そして、携帯端末20は、取得したタグIDの中に下校検出用タグIDと同じタグIDが含まれていなかった場合(ステップS102;NO)には、再び、ステップS101の処理を行う。
このような処理を繰り返している間に下校検出用タグIDと同じタグIDを取得できた場合(ステップS102;YES)、携帯端末20は、ステップS103以降の処理を開始する。すなわち、携帯端末20は、自端末を所持している子供が学校の出入り口付近に至った結果として、学校の出入り口に設けられている下校検出用ICタグが自端末内のICタグリーダの通信可能範囲内に入ったときに、ステップS103以降の処理を開始する。
そして、ステップS103以降の処理を開始した携帯端末20は、まず、自端末をインターネットに接続するための処理(いわゆるダイアルアップ接続処理;ステップS103)を行う。
次いで、携帯端末20は、自端末タグID(自端末内のICタグが出力するタグID)を送信元タグIDとして含むと共に、ステップS101の処理で取得した,自端末タグIDとは異なる各タグID(以下、非自端末タグIDと表記する)を含むタグID情報を、状況監視装置10に対して送信する(ステップS104)。
その後、携帯端末20は、ステップS105〜S109のループ処理を開始し、まず、現在時刻に予め設定されている規定時間(本実施形態では、20秒)を加算した値(時刻情報)を、送信時刻として記憶する(ステップS105)。次いで、携帯端末20は、自端末の周囲(自端末内のICタグリーダの通信可能範囲内)に存在する各ICタグから,タグIDを取得する(ステップS106)。
そして、携帯端末20は、ステップS106の処理により取得した幾つかのタグIDの中に、自端末内に設定されている自宅タグIDと同じタグIDが含まれているか否かを判断する(ステップS107)。
取得したタグIDの中に自宅タグIDが含まれていなかった場合(ステップS107;NO)、携帯端末20は、現在時刻が送信時刻以降の時刻となっているか否かを判断する(ステップS108)。
そして、携帯端末20は、現在時刻が送信時刻以降の時刻となっていた場合(ステップS108;YES)には、自端末タグIDを送信元タグIDとして含むと共に,ステップS106の処理により取得した各非自端末タグIDを含むタグID情報を状況監視装置10に対して送信(ステップS109)した後に、ステップS105以降の処理を実行する。一方、現在時刻が送信時刻以降の時刻となっていなかった場合(ステップS108;NO)、携帯端末20は、タグID情報を状況監視装置10に対して送信することなく、ステップS106以降の処理を実行する。
携帯端末20は、このような内容のループ処理(ステップS105〜S109)を、自宅タグIDと同じタグIDを取得できるまで繰り返す。そして、携帯端末20は、自宅タグIDと同じタグIDが取得できたとき(ステップS107;YES)には、自端末タグIDを送信元タグIDとして含むと共に,直前に実行したステップS106の処理により取得されている各非自端末タグIDを含むタグID情報を状況監視装置10に対して送信する処理(ステップS110)と、インターネットへの接続を切断する処理(ステップS111)とを行ってから、タグID情報送信プログラムに従った処理(図4の流れ図の処理)を終了する。
要するに、タグID情報送信プログラムは、携帯端末20を、自端末の携帯者が学校の正門や裏門を通ったとき(ステップS102;YES)に、タグID情報(自端末の周囲に存在する者を間接的に示すタグIDを幾つか含む情報)を状況監視装置10に対して周期的に送信するためのループ処理(ステップS103〜S109)を開始する装置であると共に、自端末の携帯者が帰宅したとき(ステップS107;YES)に、自宅タグIDを含むタグID情報を状況監視装置10に対して送信(ステップS110)してから動作を停止する装置として動作させるプログラムとなっている。
次に、上記のような手順で携帯端末20が送信するタグID情報を受信した状況監視装置10の動作(状況監視プログラム11の内容/監視手段及び警告情報出力手段としての動作)を、説明する。
状況監視プログラム11は、タグID情報を受信した状況監視装置10に、図5に示した手順の処理を実行させるプログラムとなっている。
すなわち、タグID情報を受信した状況監視装置10は、まず、受信したタグID情報(以下、処理対象情報と表記する)に含まれている送信元タグID(以下、注目タグIDと表記する)が、既に監視対象となっている送信元タグID(図では、監視開始済みタグID)であるか否かを判断する(ステップS201)。ここで、“既に監視対象となっている送信元タグID”とは、状況監視装置10のRAM上に、その送信元タグIDに関する各種情報(自宅タグID,許容時間等)が記憶されている送信元タグID(後述するステップS202〜S204の処理が既におこなわれている送信元タグID)のことである。
注目タグID(処理対象情報中の送信元タグID)が、未だ監視対象となっていない送信元タグIDであった場合(ステップS201;NO)、状況監視装置10は、個人情報データベース12(図2参照)から、その注目タグIDと同じタグIDに対応づけられている自宅タグID,許容時間を読み出し、読み出した自宅タグID,許容時間を、注目タグIDに関する情報としてRAM上に記憶する処理(ステップS202)を行う。また、状況監視装置10は、安全メンバデータベース13(図3参照)から、注目タグIDと同じタグIDに対応づけられている各安全メンバタグIDを読み出し、読み出した各安全メンバタグIDを、注目タグIDに関する情報としてRAM上に記憶する処理(ステップS203)も行う。以下、これらのステップの処理によりRAM上に記憶される,注目タグIDに関する各種情報のことを、自宅タグID[注目タグID]、安全メンバタグID[注目タグID](この情報は、通常、複数個存在する。)といったように、表記する。
そして、状況監視装置10は、現在時刻を、注目タグIDに関する確認時刻(以下、確認時刻[注目タグID]と表記する)としてRAM上に記憶(ステップS204)した後、自宅タグID[注目タグID]と同じタグIDが処理対象情報に含まれているか否かを判断する(ステップS205)。また、注目タグIDが,既に監視対象となっている注目タグIDであった場合(ステップS201;YES)、状況監視装置10は、ステップS202〜S204の処理を行うことなく、このステップS205の処理(判断)を行う。
そして、状況監視装置10は、自宅タグID[注目タグID]と同じタグIDが処理対象情報に含まれていた場合(ステップS205;YES)には、注目タグIDに関する各種情報をRAM上から消去する処理(ステップS206)を行ってから、処理対象情報(今回、受信したタグID情報)に対する処理を終了する。要するに、この場合、注目タグIDを送信する携帯端末20の携帯者の帰宅が確認できたことになるので、状況監視装置10は、不要となった,注目タグIDに関する各種情報をRAM上から消去してから、処理を終了する。
一方、自宅タグID[注目タグID]と同じタグIDが処理対象情報に含まれていなかった場合(ステップS205;NO)、状況監視装置10は、RAM上のいずれかの安全メンバタグID[注目タグID]と同じタグIDが処理対象情報に含まれているか否かを判断する(ステップS207)。そして、状況監視装置10は、RAM上のいずれかの安全メンバタグID[注目タグID]と同じタグIDが処理対象情報に含まれていた場合(ステップS207;YES)には、RAM上の確認時刻[注目タグID]を現在時刻に変更(ステップS208)してから、処理対象情報に対する処理を終了する。
一方、処理対象情報中の各タグIDがRAM上のいずれの安全メンバタグID[注目タグID]とも異なっていた場合(ステップS207;NO)、状況監視装置10は、確認時刻[注目タグID]が示している時刻からの経過時間が、許容時間[注目タグID]が示している時間以上となったか否かを判断する(ステップS209)。要するに、状況監視装置10は、現在時刻≧確認時刻[注目タグID]+許容時間[注目タグID]が成立しているか否かを判断する。
そして、状況監視装置10は、確認時刻[注目タグID]が示している時刻からの経過時間が、許容時間[注目タグID]が示している時間以上となっていなかった場合(ステップS209;NO)には、処理対象情報に対する処理を終了する。一方、確認時刻[注目タグID]が示している時刻からの経過時間が、許容時間[注目タグID]が示している時間以上となっていた場合(ステップS209;YES)、状況監視装置10は、個人情報データベース12から、注目タグIDに対応づけられている携帯者名、連絡先情報等を読み出し、読み出した情報を、犯罪行為の対象となりやすい状況となった子供に関する情報として、ディスプレイ上に表示する(ステップS210)。また、このステップS210において、状況監視装置10は、所定パターンのアラームを鳴らす処理も行う。そして、ステップS210の処理を行った状況監視装置10は、処理対象情報に対する処理を終了する。
以上の説明から明らかなように、本実施形態に係る状況監視システムは、或る携帯端末20を携帯している者の傍(携帯端末20内のICタグリーダの通信可能範囲内)に、その携帯端末20について設定されている安全メンバタグIDを送信する携帯端末20/保護者用ICタグを携帯している者が全く存在していないという状況(つまり、その携帯端末20を携帯している子供が犯罪行為の対象となりやすい状況)が、その携帯端末20について設定されている許容時間以上継続したときに、その旨を示す情報が状況監視装置10のディスプレイ上に表示されるシステムとなっている。そして、状況監視装置10のディスプレイがオペレータによって監視されているので、状況監視装置10のオペレータは、或る子供が犯罪行為の対象となりやすい状況となった場合、そのことを即座に把握してさまざまな対処(例えば、保護者への連絡や警備員の派遣)を行うことが出来ることになる。そして、その結果として、保護者が子供と一緒に居なくても、子供を安全に生活させることが出来ることになる。
<変形形態>
上記した実施形態に係る状況監視システムは、各種の変形を行うことが出来る。例えば、上記した状況監視システムは、いわゆる携帯情報端末が携帯端末20として用いられたシステムであったが、状況監視システムを、携帯電話が携帯端末20として用いられたシステム(電話会社が運営する装置に、状況監視装置10の機能が付与されたシステム)に変形しても良い。また、各携帯端末20を、下校時以外にもタグID情報を送信する装置(例えば、常時、周期的にタグID情報を送信する装置や、携帯者が戸外にいる場合だけに、周期的にタグID情報を送信する装置)に変形しておいても良い。
また、携帯端末20に、状況監視装置10としての機能を付加しておいても良い。すなわち、上記した状況監視システムで用いられている技術に基づき、幾つかの安全メンバタグID、警告情報の送信先を指定する情報(携帯電話の電話番号やメールアドレス)、及び、許容時間を設定できる携帯装置であって、設定されている安全メンバタグIDと同じタグIDを許容時間以上受信できなかった場合、指定されている送信先に警告情報を送信する携帯端末を実現しても良い。
また、許容時間を個別に設定できないように状況監視装置10を変形しても良いことや、規定時間(図4:ステップS105参照)を設定できるように携帯端末20を変形しても良いことなどは、当然のことである。
(付記1) 複数台の携帯端末と状況監視装置とを含む状況監視システムであって、
前記複数台の携帯端末のそれぞれが、
自端末の携帯者を表す携帯者情報を無線送信する携帯者情報送信手段と、
通信可能範囲内に存在する他の各携帯端末の携帯者情報送信手段が送信した携帯者情報を受信するための携帯者情報受信手段と、
前記携帯者情報受信手段を周期的に動作させ、動作させた前記携帯者情報受信手段によって受信された各携帯者情報を含む状況通知情報を前記状況監視装置に対して無線送信する状況通知情報送信手段と
を備えた装置であり、
前記状況監視装置が、
前記複数台の携帯端末のそれぞれに対して、幾つかの携帯者情報を記憶した携帯者情報記憶手段と、
各携帯端末から送信されてくる状況通知情報に基づき、携帯端末毎に、その携帯端末から所定時間内に送信されてきた各状況通知情報に含まれる各携帯者情報が、その携帯端末について前記携帯者情報記憶手段に記憶されているいずれの携帯者情報と一致していないという要警告現象の発生を監視する監視手段と、
前記監視手段により、或る携帯端末について前記要警告現象が発生したことが検出されたときに、当該携帯端末について前記要警告現象が発生したことを示す警告情報を出力する警告情報出力手段と
を備えた装置である
ことを特徴とする状況監視システム。
(付記2) 前記複数台の携帯端末がそれぞれ備える前記携帯者情報送信手段が、
自身に設定されている情報を前記携帯者情報として無線送信するICタグであり、
前記複数台の携帯端末がそれぞれ備える前記携帯者情報受信手段が、
通信可能範囲内に存在する他の各携帯端末の携帯者情報送信手段が送信した携帯者情報と、通信可能範囲内に存在する,前記携帯端末の前記携帯者情報送信手段とは異なる各ICタグが送信した携帯者情報とを受信する手段である
ことを特徴とする付記1記載の状況監視システム。
(付記3) コンピュータを携帯端末の携帯者の状況を監視する状況監視装置として機能させるためのプログラムであって、コンピュータに、
前記携帯端末からの、少なくとも該携帯端末の携帯者を表す情報を含む状況通知情報を受信する第一のステップと、
前記携帯端末の通信可能範囲内に存在する他の携帯端末の携帯者を表す情報が、前記状況通知情報に含まれているか否かを判定する第二のステップと、
前記第二のステップにおいて、前記他の携帯端末の携帯者を表す情報が前記状況通知情報に含まれていると判定した場合に、該他の携帯端末の携帯者を表す情報が、予め所定の携帯者を記憶している携帯者情報記憶手段に記憶している携帯者の情報と一致するか否かを判定する第三のステップと、
前記第二のステップにおいて、前記他の携帯端末の携帯者を表す情報が前記状況通知情報に含まれていないと判定した場合、若しくは、前記第三のステップにおいて、前記他の携帯端末の携帯者を表す情報が前記携帯者情報記憶手段に記憶している携帯者の情報と一致しないと判定した場合に、所定の警告情報を出力する第四のステップと
を実行させるための状況監視プログラム。
(付記4) 自機器の携帯者を示す携帯者情報を無線送信する機能を有する,通信可能範囲内に存在する各種機器から携帯者情報を受信するための携帯者情報受信手段と、
携帯者情報を複数個記憶した携帯者情報記憶手段と、
前記携帯者情報受信手段を周期的に動作させ、動作させた前記携帯者情報受信手段によって所定時間内に受信された各携帯者情報が前記携帯者情報記憶手段に記憶されているいずれの携帯者情報とも異なるという現象の発生を検出したときに、当該現象が発生したことを示す警告情報を予め指定されている装置に対して無線送信する警告情報送信手段と
を備えることを特徴とする携帯端末。
(付記5) 前記複数台の携帯端末がそれぞれが備える前記状況通知情報送信手段が、
前記携帯者情報受信手段によって所定内容の情報が受信されたときに、前記状況通知情報を前記状況監視装置に対して無線送信する処理を開始する手段である
ことを特徴とする付記1記載の状況監視システム。
本発明の一実施形態に係る状況監視システムの構成図である。 実施形態に係る状況監視システムに含まれる状況監視装置が備える個人情報データベースの説明図である。 実施形態に係る状況監視システムに含まれる状況監視装置が備える安全メンバデータベースの説明図である。 実施形態に係る状況監視システムに含まれる携帯端末が実行する処理の流れ図である。 実施形態に係る状況監視システムに含まれる状況監視装置がタグID情報受信時に実行する処理の流れ図である。
符号の説明
10 状況監視装置
11 状況監視プログラム
12 個人情報データベース
13 安全メンバデータベース
20 携帯端末

Claims (2)

  1. 複数台の携帯機器と状況監視装置とを含む状況監視システムであって、
    一の携帯機器が、
    通信可能範囲内に存在する他の携帯機器から該他の携帯機器のIDを受信するためのID受信手段と、
    前記ID受信手段によって受信された前記他の携帯機器のIと前記一の携帯機器のIDとを含む状況通知情報を前記状況監視装置に対して周期的に送信する状況通知情報送信手段と
    を備えた装置であり、
    前記状況監視装置が、
    前記一の携帯機器から送信されてくる状況通知情報を受信する受信手段と、
    前記一の携帯機器のIDと対応付けて、他の携帯機器のID及び許容時間を記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記他の携帯機器のID及び許容時間に基づき、前記一の携帯機器のID毎に、前記受信手段により受信される状況通知情報中に該他の携帯機器のIDが検出されないという状態が該許容時間以上継続したことを検出する監視手段と、
    前記監視手段による検出がなされたときに警告情報を出力する警告情報出力手段と
    を備えた装置である
    ことを特徴とする状況監視システム。
  2. 複数台の携帯機器と状況監視装置とを含む状況監視システムにおける該状況監視装置で実行されるプログラムであって、
    前記状況監視装置を、
    一の携帯機器から周期的に送信されてくる、該一の携帯機器のIDと該一の携帯機器の通信可能範囲内に存在する他の携帯機器から受信した該他の携帯機器のIDとを含む状況通知情報を受信する受信手段と、
    前記一の携帯機器のIDと対応付けて記憶手段に記憶された前記他の携帯機器のID及び許容時間に基づき、前記一の携帯機器のID毎に、前記受信手段により受信される状況通知情報中に該他の携帯機器のIDが検出されないという状態が該許容時間以上継続したことを検出する監視手段と、
    前記監視手段による検出がなされたときに警告情報を出力する警告情報出力手段として
    機能させることを特徴とする状況監視プログラム。
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