JP2011145839A - 監視システム、装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】監視エリアに人が侵入したときに、監視エリアの状況を見極めて、その状況に応じて通報できるようにする。
【解決手段】工場内の予め定められた監視エリア100を撮影する監視カメラ1と、監視カメラ1で撮影された映像に基づいて、監視エリア100に人が侵入したか否かを判定する映像判定装置3とがネットワーク8に接続されており、安全支援サーバ7は、シーケンサー6から監視エリア100にある設備101の稼働状況を取得するとともに、映像判定装置3で監視エリア100に人が侵入したと判定された場合、設備101の稼働状況に応じて通報する。また、安全支援サーバ7は、各従業員のヘルメットに付されたコードから読み取られる認識IDを取得し、予め記憶されている認識IDと照合して侵入者を特定することにより、その人物に応じて通報する。
【選択図】図1
【解決手段】工場内の予め定められた監視エリア100を撮影する監視カメラ1と、監視カメラ1で撮影された映像に基づいて、監視エリア100に人が侵入したか否かを判定する映像判定装置3とがネットワーク8に接続されており、安全支援サーバ7は、シーケンサー6から監視エリア100にある設備101の稼働状況を取得するとともに、映像判定装置3で監視エリア100に人が侵入したと判定された場合、設備101の稼働状況に応じて通報する。また、安全支援サーバ7は、各従業員のヘルメットに付されたコードから読み取られる認識IDを取得し、予め記憶されている認識IDと照合して侵入者を特定することにより、その人物に応じて通報する。
【選択図】図1
Description
本発明は、工場内の監視エリアへの人の侵入を監視するのに利用して好適な監視システム、装置、方法及びプログラムに関する。
近年では、デジタルカメラ等の撮像装置や携帯電話等の携帯端末の普及、インターネットをはじめとしたネットワークシステムの拡大等に伴って、それらを利用した多種多様な監視システムが提案されている。
例えば特許文献1には、監視対象者が携帯する携帯端末の位置を監視し、監視対象者が危険エリア内にいるか、危険エリア外にいるかに応じて、リアルタイム性が保証された通信手段と非リアルタイムな通信手段とを使い分ける危険エリア進入検知装置等が開示されている。
また、例えば特許文献2には、侵入者を検知する侵入検知器と、検知後の現場映像を撮影するネットワークカメラを備え、侵入発生を電子メールで報知するカメラ付防犯監視システムが開示されている。
また、例えば特許文献3には、集合住宅に設置される防犯システムであって、カメラ付ドアホン6の人感センサで人を検知したら、カメラを起動し、録画する防犯システムが開示されている。
また、例えば特許文献4には、車内に賊が進入したときには、その旨を車両の所有者または管理者へ通報するとともに、車内の様子を所定時間間隔でスチルカメラ撮影して保存する室内異常通報装置等が開示されている。
ところで、製鉄所等の大規模工場における監視システムとして、予め定められた監視エリアを監視カメラで撮影して監視する構成が考えられる。監視エリアは、例えば人が近づくと危険な設備が、設置されているエリアとされる。しかしながら、この監視エリアが常に危険とは限らず、設備が休止している状況であれば人が侵入しても問題はない。したがって、監視エリアに人が侵入したときに、監視エリアの状況を見極めて、その状況に応じて通報する等の対処を講ずることが求められる。
また、特許文献1では特定の個人(監視対象者)を対象とし、逆に特許文献2〜4では不特定な人物を対象としている。それに対して、製鉄所等の大規模工場では、多数であるが不特定ではない従業員が勤務しており、監視エリアに侵入した人物を見極めて、その人物に応じて通報する等の対処を講ずることが求められる。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、監視エリアに人が侵入したときに、監視エリアの状況を見極めて、その状況に応じて通報できるようにすることを目的とする。更には、監視エリアに侵入した人物を見極めて、その人物に応じて通報できるようにすることを目的とする。
本発明の監視システムは、予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラと、前記監視カメラで撮影された映像に基づいて、前記監視エリアに人が侵入したか否かを判定する映像判定手段と、前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手段と、前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手段で取得した稼働状況に応じて通報する通報手段とを備えることを特徴とする。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記監視エリアの状況は、該監視エリアにある設備の稼働状況である点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、人物の属性情報と識別情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記監視エリアに侵入した人の識別情報を検出する識別情報検出手段と、前記識別情報検出手段で検出した識別情報と、前記記憶手段に記憶した識別情報とを照合して、前記監視エリアに侵入した人物を特定する人物特定手段とを更に備える点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記通報手段は、前記人物特定手段で特定された人物に応じて通報する点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記監視カメラで撮影された映像と、前記人物特定手段で特定された人物の属性情報とを関連付ける関連付け手段を備える点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、該人物の侵入日付時刻及び退出日付時刻を管理する日付時刻管理手段を更に備えた点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、該人物の位置を管理する位置管理手段を更に備えた点にある。
本発明の監視装置は、予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラに接続する監視装置であって、前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手段と、映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手段で取得した稼働状況に応じて通報する通報手段とを備えることを特徴とする。
本発明の監視方法は、予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラを用いる監視方法であって、前記監視カメラで撮影された映像に基づいて、前記監視エリアに人が侵入したか否かを判定する映像判定手順と、前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手順と、前記映像判定手順で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手順で取得した稼働状況に応じて通報する通報手順とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラに接続するコンピュータに機能させるためのプログラムであって、前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得処理と、映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得処理で取得した稼働状況に応じて通報する通報処理とをコンピュータに実行させる。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記監視エリアの状況は、該監視エリアにある設備の稼働状況である点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、人物の属性情報と識別情報を関連付けて記憶する記憶手段と、前記監視エリアに侵入した人の識別情報を検出する識別情報検出手段と、前記識別情報検出手段で検出した識別情報と、前記記憶手段に記憶した識別情報とを照合して、前記監視エリアに侵入した人物を特定する人物特定手段とを更に備える点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記通報手段は、前記人物特定手段で特定された人物に応じて通報する点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記監視カメラで撮影された映像と、前記人物特定手段で特定された人物の属性情報とを関連付ける関連付け手段を備える点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、該人物の侵入日付時刻及び退出日付時刻を管理する日付時刻管理手段を更に備えた点にある。
本発明の監視システムの他の特徴とするところは、前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、該人物の位置を管理する位置管理手段を更に備えた点にある。
本発明の監視装置は、予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラに接続する監視装置であって、前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手段と、映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手段で取得した稼働状況に応じて通報する通報手段とを備えることを特徴とする。
本発明の監視方法は、予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラを用いる監視方法であって、前記監視カメラで撮影された映像に基づいて、前記監視エリアに人が侵入したか否かを判定する映像判定手順と、前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手順と、前記映像判定手順で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手順で取得した稼働状況に応じて通報する通報手順とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラに接続するコンピュータに機能させるためのプログラムであって、前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得処理と、映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得処理で取得した稼働状況に応じて通報する通報処理とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、監視エリアに人が侵入したときに、監視エリアの状況、例えば監視エリアにある設備の稼動状況に応じて通報することができる。更に、監視エリアに侵入した人の識別情報を検出し、予め記憶されている識別情報と照合して人物を特定することにより、その人物に応じて通報することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。本実施形態では、製鉄所等の大規模工場における監視システムを説明する。
図1に、本実施形態に係る監視システムの全体構成の概要を示す。1はデジタルカメラからなる監視カメラであり、工場内の予め定められた監視エリア100を撮影する。監視エリア100は、例えば人が近づくと危険な設備101が設置されているエリアである。なお、図1では監視エリア100を一つしか図示していないが、工場内に複数の監視エリア100を定め、それぞれ監視カメラ1で撮影するようにしてもよい。また、図示した監視エリア100に設備101を一つしか図示していないが、一つの監視エリア100に複数の設備101が設置されることもある。
2は映像記録装置であり、監視カメラ1で撮影された映像(以下、撮影映像と称する)を一定時間分だけ常時録画し、安全支援サーバ7に録画映像を送出する。
3は映像判定装置であり、撮影映像を画像解析して、監視エリア100に人が侵入したか否かを判定する。映像判定装置3は、監視エリア100に人が侵入したと判定したときアラーム通知コマンドANを安全支援サーバ7に送出し、監視エリア100から全員が退出したと判定したときアラーム解除コマンドACを安全支援サーバ7に送出する。
図2(a)に、アラーム通知コマンドANの一例を示す。表1に各記号の意味を記す。アラーム通知コマンドANには、日付時刻(201)、監視エリア100にいる人物の数(202)(侵入物体数N)、各人物の検出No.(203)(検出侵入物体ID)、各人物の位置情報(204)(撮影映像上での足元中心位置Fx、Fy、平均化後の足元中心位置Fxa、Fya、重心位置Gx、Gy)が記述される。検出No.(203)には、検出順に001、002、・・・、999が付与され、999まで一巡すると001に戻る。
また、図2(b)に、アラーム解除コマンドACの一例を示す。アラーム解除コマンドACには、日付時刻(205)が記述される。
図3は、映像判定装置3での処理例を示すタイムチャートである。図3に示すように、映像判定装置3は、無人だった監視エリア100に人物1が侵入したと判定すると、アラーム通知コマンドANを定周期(例えば1秒間隔程度)で送出する。このアラーム通知コマンドANでは人物の数(202)が「N=1」となり、検出No.(203)が付与されて(例えば「001」)、人物1の位置情報(204)が関連付けられる。
そして、監視エリア100に更に人物2が侵入したと判定すると、アラーム通知コマンドANで人物の数(202)が「N=2」となり、検出No.(203)が付与されて(例えば「002」)、人物2の位置情報(204)が関連付けられる。その後、監視エリア100から人物1が退出したと判定すると、アラーム通知コマンドANで人物の数(202)が「N=1」となり、人物1についての検出No.(203)及び位置情報(204)が削除される。このように侵入者の増減に応じて、アラーム通知コマンドANに含まれる人物の数(202)、検出No.(203)及び位置情報(204)が増減する。
そして、監視エリア100から人物2が退出したと判定すると、すなわち監視エリア100から全員が退出したと判定すると、アラーム通知コマンドANの送出を停止し、所定の時間(警報確保時間)経過した後にアラーム解除コマンドACを送出する。
図1に説明を戻して、4はID検出装置、5は侵入者ID検出用装置である。工場の従業員はヘルメットの着用が義務付けられており、各人のヘルメットにはコード(バーコード、QRコード、カルラーコード等)が付されている。このコードは、各従業員の識別情報である認識IDをコード化したものである。この場合、ID検出装置4はコードリーダであって、侵入者ID検出用装置5のモニタに撮影映像が表示されるようにし、そのモニタ画面上でコードを読み取る。
図4に示すように、侵入者ID検出用装置5は、ID検出装置4から送られてくるコードから認識IDを読み取るID読取部5aを備え、例えば定周期でI/Fファイル300を生成し、安全支援サーバ7に送出する。I/Fファイル300には、日付時刻301、コードから読み取った認識ID302、撮影映像上での認識IDの検出位置303(撮影映像上でのコードの検出エリアの座標(x1,y1)〜(x4,y4))が記述される。複数の認識IDが読み取られた場合は、日付時刻が同じで複数列に分離される。
なお、本実施形態ではヘルメットにコードが付されている例を説明したが、各人の認識IDを検出できる構成であればどのようなものでもよく、例えばRFIDを利用してもよい。すなわち、各従業員のヘルメット、作業着、IDカード等にアンテナ付ICチップを付しておき、そこに記憶された認識IDを監視エリア100に設置されたリーダ(ID検出装置4)で読み取る。この場合に、監視エリア100に複数のリーダを適宜配置しておけば、認識IDの検出位置を得ることができる。
図1に説明を戻して、6はシーケンサーであり、監視エリア100にある設備101に制御信号を出力し、また、監視エリア100にある設備101の稼働状況(休止、稼動)を取り込む。シーケンサー6は、設備101の稼動状況を安全支援サーバ7に通知する。なお、図1では設備101を一つしか図示していないが、シーケンサー6には複数の設備101が接続しており、設備101ごとにシーケンサー6上のアドレスが与えられている。
7は安全支援サーバであり、EtherNet等のネットワーク8を介して映像記録装置2、映像判定装置3、侵入者ID検出用装置5及びシーケンサー6と通信する。安全支援サーバ7は、撮影映像をリアルタイムでモニタ7cに表示することができる。
また、安全支援サーバ7は、映像判定装置3で監視エリア100に人が侵入したと判定された場合、ID検出装置4及び侵入者ID検出用装置5で検出された認識IDに基づいて侵入者を特定する。そして、認識ID、侵入日付時刻、退出日付時刻、属性情報である名前、位置情報等を関連付けたログファイルを作成、保存するとともに、ログファイルに対応する撮影映像も保存する。
また、安全支援サーバ7は、映像判定装置3で監視エリア100に人が侵入したと判定された場合、シーケンサー6で取り込まれた設備101の稼働状況に応じて通報処理を行う。本実施形態では、工場内に適宜設置されたVAスピーカ9から通報する。VAスピーカ9は、侵入者本人に直接通報すべく監視エリア100に設置されてもよいし、監視エリア100外(例えば監視エリア100外の運転室や管理室)に設置されてもよい。この場合に、どの場所のVAスピーカ9から通報するかは、後述するように侵入者及び侵入エリアに応じて決定される。また、ネットワーク8上の通話装置10から公衆網11を介して携帯端末12に通報したり、ネットワーク8上のIP電話用の通話装置13からイヤホンマイク14に通報したりする。この場合に、誰の携帯端末12やイヤホンマイク14に通報するかは、後述するように侵入者及び侵入エリアに応じて決定される。
本実施形態では、安全支援サーバ7が本発明でいう監視装置として機能するものであり、具体的には、図4に示すように、CPU7a、ROMやRAM等のメモリ7b、モニタ7cを備えたコンピュータシステムにより構成することができる。この場合、CPU7aがメモリ7bに記憶された監視プログラムを実行することによって、以下に詳述する各種処理が実行され、本発明でいう稼働状況取得手段、通報手段、人物特定手段、関連付け手段、日付時刻管理手段及び位置管理手段が実現される。
以下、実施形態に係る監視システムでの処理を詳細に説明する。安全支援サーバ7は、図5Aに示す映像判定状況テーブル(A)、図5Bに示すID検出状況テーブル(B)、図5Cに示すID検出座標テーブル(C)、図5Dに示すエリア定義テーブル(D)、図5Eに示す認識ID定義テーブル(E)、図5Fに示す稼動信号テーブル(F)、図5Gに示すログファイル(G)を記憶手段であるメモリ7bに格納する。
映像判定状況テーブル(A)は、検出No.ごとに、侵入日付時刻、退出日付時刻、侵入時座標、最新座標、認識IDの項目を有する。なお、各項目に書き込む内容及びタイミングについては後述するフローチャートで説明する。
ID検出状況テーブル(B)は、認識IDごとに、侵入日付時刻、侵入者の名前、座標、エリア名、処置、通報の要否を表す状態フラグの項目を有する。なお、各項目に書き込む内容及びタイミングについては後述するフローチャートで説明する。
ID検出座標テーブル(C)は、認識IDごとに、日付時刻、撮影映像上での認識IDの座標の項目を有する。なお、各項目に書き込む内容及びタイミングについては後述するフローチャートで説明する。
エリア定義テーブル(D)は、予め定数として登録されているものであり、監視エリア100の分割エリア(本例ではA、B、C)ごとに、撮影映像上での左上座標及び右下座標、条件1が有効であるか無効であるか(条件1を参照するか否か)、条件2が有効であるか無効であるか(条件2を参照するか否か)、条件式(条件1、2ともに有効である場合のand or)、VAスピーカ9のスピーカNo.、管理電話番号、停止信号No.、滞在基準時間の項目を有する。条件1、2は、通報の要否を判定するための条件で、稼動信号テーブル(F)で定義されており、シーケンサー6上のアドレスで特定される設備101が稼動しているか、休止しているかが条件として設定される。管理電話番号は、各分割エリアの管理者や責任者等の電話番号が登録される。停止信号No.は、各分割エリアにある設備を休止するためのシーケンサのアドレスを定義する。滞在基準時間は、各分割エリアにおいてその時間を超えて人が滞在している場合、何らかの異常(例えば事故等により侵入者が倒れている)が発生したものと考えられる時間、すなわち異常発生を判断する基準時間として設定される。
認識ID定義テーブル(E)は、予め定数として登録されているものであり、認識IDごとに、登録名(名前)、電話番号の項目を有する。電話番号は、登録名の人物(侵入者)本人、侵入者の所属部署や管理者等の電話番号が登録される。
稼動信号テーブル(F)は、監視エリア100の分割エリア(本例ではA、B、C)ごとに、条件No.、シーケンサー6上のアドレス、該アドレスで特定される設備の稼動状況(休止、稼動)の項目を有する。条件No.、シーケンサー6上のアドレスは、予め定数として登録されている。なお、稼動状況の項目に書き込むタイミングについては後述するフローチャートで説明する。
ログファイル(G)は、認識ID、侵入日付時刻、退出日付時刻、名前、座標、エリア名、処置が記載される。ログファイル(G)は、監視エリア100への侵入者が退出した後に履歴として作成される。
図6は、安全支援サーバ7が実行する設備稼働状態監視処理を示す。この設備稼働状態監視処理は、定周期で実行される。まず稼動信号テーブル(F)を読み込み(ステップS1)、稼動信号テーブル(F)の稼動状況の項目に、シーケンサー6から通知されてくるアドレスごと(設備101ごと)の最新の稼動状況を書き込む(ステップS2、S3)。
図7は、安全支援サーバ7が実行するID検出処理を示す。このID検出処理は、定周期で実行される。まず侵入者ID検出用装置5から送られてくるI/Fファイル300を読み込み(ステップS4)、I/Fファイル300に認識IDがあるか否かを判定する(ステップS5)。ステップS5において認識IDがない場合、本処理を抜ける。一方、ステップS5において認識IDがある場合、ステップS6に進み、その認識IDと、ID検出座標テーブル(C)の認識IDとが一致するか否かを判定する。ステップS6において認識IDが一致する場合、本処理を抜ける。一方、ステップS6において認識IDが一致しない場合は、新たな認識IDがある場合であるので、ステップS7に進み、ID検出座標テーブル(C)の新規登録を行い、ID検出座標テーブル(C)の認識ID、日付時刻、座標の項目に、I/Fファイルに記述されている認識ID、日付時刻、座標を書き込む。
次に、ID検出座標テーブル(C)の座標と、映像判定状況テーブル(A)の座標とが一定範囲内にあるか否かを判定する(ステップS8)。なお、I/Fファイルに認識IDがある場合には、次に説明する表示及び通報処理において映像判定状況テーブル(A)の侵入時刻及び座標の項目は既に書き込まれている。ステップS8において一定範囲内にない場合、本処理を抜ける。一方、ステップS8において一定範囲内にある場合、ステップS9に進み、ID検出状況テーブル(B)の新規登録を行い、ID検出状況テーブル(B)の認識IDの項目に、ID検出座標テーブル(C)に書き込まれている認識IDを書き込み、ID検出状況テーブル(B)の侵入日付時刻及び座標の項目に、映像判定状況テーブル(A)に書き込まれている侵入日付時刻及び座標を書き込む。
図8は、安全支援サーバ7が実行する表示及び通報処理を示す。この表示及び通報処理は、映像判定装置3からアラーム通知コマンドANを受信したとき、すなわち映像判定装置3で監視エリア100に人が侵入したと判定されたときに実行される。
安全支援サーバ7は、映像判定装置3からアラーム通知コマンドANを受信すると、まずエリア退出判定処理を行う(ステップS10)。ここで、図11に、エリア退出判定処理の詳細を示す。エリア侵入判定処理では、まず映像判定状況テーブル(A)を読み込む(ステップS101)。次に、アラーム通知コマンドANに記述されている検出No.と、現時点で映像判定状況テーブル(A)にある検出No.とが一致するか否かを判定する(ステップS102)。検出No.の一致/不一致を判定する際には、上述したように検出No.は001〜999まで一巡することから以前発生した001と今回発生した001とが存在する可能性があるので、アラーム通知コマンドANに記述されている日付時刻と、映像判定状況テーブル(A)にある検出No.の日付時刻が対応するか否かまで確認する。
ステップS102において検出No.が一致する場合、本処理を抜ける。一方、ステップS102において検出No.が一致しない場合は、アラーム通知コマンドANに新たな検出No.が付与されたか、検出No.が削除されたかの場合であるので、ステップS103に進み、ID検出状況テーブル(B)を読み込む。次に、映像判定状況テーブル(A)の認識IDと、ID検出状況テーブル(B)の認識IDとが一致するか否かを判定する(ステップS104)。認識IDの一致/不一致を判定する際には、映像判定状況テーブル(A)の侵入日付時刻と、ID検出状況テーブル(B)の侵入日付時刻とが対応するか否かまで確認する。
ステップS104において認識IDが一致しない場合は、アラーム通知コマンドANに新たな検出No.が付与された場合であるので、本処理を抜ける。一方、ステップS104において認識IDが一致する場合は、アラーム通知コマンドANで検出No.が削除された場合であるので、ステップS105に進み、映像判定状況テーブル(A)の該当する検出No.の退出日付時刻の項目に、アラーム通知コマンドANに記述されている日付時刻を書き込む。
その後、映像判定状況テーブル(A)及びID検出状況テーブル(B)に基づいて、認識ID、侵入日付時刻、退出日付時刻、名前、位置情報等を関連付けたログファイル(G)を作成、保存するとともに、ログファイル(G)に対応する撮影映像も保存する(ステップS106)。ログファイル(G)に対応する撮影映像は、侵入日付時刻〜退出日付時刻の撮影映像としてもよいが、本実施形態ではその前後の所定時間分の撮影映像まで含めて保存するようにしている。
図8に説明を戻して、次に安全支援サーバ7は、エリア侵入判定処理を行う(ステップS11)。ここで、図12に、エリア侵入判定処理の詳細を示す。エリア侵入判定処理では、まず映像判定状況テーブル(A)を読み込む(ステップS107)。次に、アラーム通知コマンドANに記述されている検出No.と、現時点で映像判定状況テーブル(A)にある検出No.とを比較照合し、アラーム通知コマンドANに新たな検出No.が記述されているか否かを判定する(ステップS108)。
ステップS108において新たな検出No.が記述されている場合、ステップS109に進み、映像判定状況テーブル(A)の新規登録を行い、映像判定状況テーブル(A)の検出No.、侵入日付時刻、侵入時座標及び最新座標の項目に、アラーム通知コマンドANに記述されている新たな検出No.、日付時刻及び人物の位置情報を書き込む。一方、ステップS108において新たな検出No.が記述されていない場合、ステップS110に進み、既存の映像判定状況テーブル(A)の最新座標の項目に、アラーム通知コマンドANに記述されている人物の位置情報を書き込む。
図8に説明を戻して、次に安全支援サーバ7は、通報判定処理を行う(ステップS12)。ここで、図13に通報判定処理の詳細を示す。通報判定処理では、まずID検出状況テーブル(B)を読み込む(ステップS111)。また、エリア定義テーブル(D)を読み込む(ステップS112)。そして、ID検出状況テーブル(B)の座標と、エリア定義テーブル(D)の座標とを比較照合し、どの分割エリアに人が侵入したのかを判定する(ステップS113)。
次に、ID検出状況テーブル(B)の侵入日付時刻と、エリア定義テーブル(D)の滞在基準時間の定義情報とを参照して、侵入者が滞在基準時間を超えて滞在しているか否かを判定する(ステップS114)。ステップS114において侵入者が滞在基準時間を超えて滞在している場合、ステップS121に進み、ID検出状況(B)の状態フラグの項目を通報要にする。
ステップS114において侵入者が滞在基準時間を超えて滞在していない場合、ステップS115に進み、稼動信号テーブル(F)を読み込み、エリア定義テーブル(D)を参照して通報の要否を判定する(ステップS116)。本実施形態の場合、分割エリアAでは、稼動信号テーブル(F)においてアドレス「1」で特定される設備101の稼動状況が条件「1」として設定されている。そして、分割エリアAでは、エリア定義テーブル(D)において条件1のみ有効とされているので、稼動信号テーブル(F)のアドレス「1」で特定される設備101の稼動状況が「稼動」であれば、通報要としてステップS117に進み、「休止」であれば、通報否として本処理を抜ける。また、分割エリアBでは、エリア定義テーブル(D)において条件1、2共に無効とされているので、設備101の稼動状況に関係なく、通報要としてステップS117に進む。また、分割エリアCでは、稼動信号テーブル(F)においてアドレス「2」で特定される設備101の稼動状況が条件「1」として設定され、アドレス「5」で特定される設備101の稼動状況が条件「2」として設定さている。そして、分割エリアCでは、エリア定義テーブル(D)において条件1及び条件2が有効で、and条件とされているので、稼動信号テーブル(F)のアドレス「2」及び「5」で特定される設備101の稼動状況が共に「稼動」であれば、通報要としてステップS117に進み、それ以外であれば、通報否として本処理を抜ける。
ステップS117では、エリア定義テーブル(D)の停止信号を読込、停止信号を出力する。これにより設備を緊急停止することも可能である。ID検出座標テーブル(C)を読み込み、ID検出状況テーブル(B)と照合して認識IDが検出済みか否かを判定する(ステップS118)。すなわち、ID検出座標テーブル(C)の日付時刻及び座標が、ID検出状況テーブル(B)の侵入日付時刻及び座標に対応するものであるか否かを判定する。そして、対応するものである場合、ステップS119に進み、対応するものでない場合、本処理を抜ける。
ステップS119では、認識ID定義テーブル(E)を読み込む。そして、映像判定状況テーブル(A)の認識IDの項目に、認識ID定義テーブル(E)に登録されている認識IDを書き込み、ID検出状況テーブル(B)の名前の項目に、認識ID定義テーブル(E)に登録されている登録名を書き込む(ステップS120)。また、ID検出状況テーブル(B)のエリア名の項目に、ステップS113において判定された分割エリアを書き込む(ステップS120)。その後、ID検出状況(B)の状態フラグの項目を通報要にする(ステップS121)。
図8に説明を戻して、次に安全支援サーバ7は、リアルタイム表示処理を行う(ステップS13)。ここで、図14にリアルタイム表示処理の詳細を示す。リアルタイム表示処理では、まずID検出状況テーブル(B)を読み込み(ステップS122)、名前と座標を取得する(ステップS123)。そして、名前をインポーズする位置を決定する(ステップS124)。名前をインポーズする位置は、例えばID検出状況テーブル(B)に書き込まれている座標から一定座標分ずらした位置とする。その後、安全支援サーバ7のモニタ7cの侵入者表示画面に名前をインポーズ出力する(ステップS125)。これにより、図16に示すように、安全支援サーバ7のモニタ7cの侵入者表示画面に撮影映像がリアルタイム表示されるとともに、侵入者の名前がインポーズ出力される。
図8に説明を戻して、次に安全支援サーバ7は、通報処理を行う(ステップS14)。ここで、図15に通報処理の詳細を示す。通報処理では、まずID検出状況テーブル(B)を読み込み(ステップS126)、状態フラグに基づいて通報の要否を判定する(ステップS127)。ステップS127において状態フラグが通報要でない場合、本処理を抜ける。一方、ステップS127において状態フラグが通報要である場合、ステップS128及びステップS131に進む。
ステップS128では、エリア定義テーブル(D)を読み込み、分割エリアに応じてスピーカNo.を取得する。そして、VA(Voice announce)音声編集を行い(ステップS129)、ステップS128において決定されたスピーカNo.のVAスピーカ9からVA音声を出力する(ステップS130)。
また、ステップS131では、エリア定義テーブル(D)を読み込み、分割エリアに応じて管理電話番号を取得する。また、認識ID定義テーブル(E)を読み込み、認識IDに応じて電話番号を取得する(ステップS132)。そして、VA音声編集を行うとともに(ステップS133)、グループ通話を行う場合には回線編集を行う(ステップS134)。そして、通話装置10、13を介して接続し(ステップS135)、VA音声を出力する(ステップS136)。
これらステップS128〜S130及びステップS131〜S136の処理により、侵入者及び侵入エリアに応じて通報が行われる。具体的には、侵入者本人、その所属部署や管理者等に、また、侵入エリアの管理者や責任者等に通報がなされる。ステップS129やステップS133のVA音声編集では、侵入者の名前やエリア名を含めるようにする。
その後、ID検出状況テーブル(B)の処置の項目に通報済みであることを書き込む(ステップS137)。
図9は、安全支援サーバ7が実行するエリア退出判定処理を示す。このエリア退出判定処理は、映像判定装置3からアラーム解除コマンドACを受信したとき、すなわち映像判定装置3で監視エリア100から全員が退出したと判定されたときに実行される。より具体的に、映像判定装置3からアラーム解除コマンドACを受信したときは、監視エリア100に1人が侵入してその人物が退出した場合、監視エリア100に複数人が侵入してそれら人物が略同時に退出した場合、監視エリア100に複数人が侵入して最後の1人が退出した場合である。
安全支援サーバ7は、映像判定装置3からアラーム解除コマンドACを受信すると、まず映像判定状況テーブル(A)を読み込む(ステップS15)。また、ID検出状況テーブル(B)を読み込む(ステップS16)。
次に、映像判定状況テーブル(A)の認識IDと、ID検出状況テーブル(B)の認識IDとが一致するか否かを判定する(ステップS17)。認識IDの一致/不一致を判定する際には、映像判定状況テーブル(A)の侵入日付時刻と、ID検出状況テーブル(B)の侵入日付時刻とが対応するか否かまで確認する。
ステップS17において認識IDが一致しない場合、本処理を抜ける。一方、ステップS17において認識IDが一致する場合、ステップS18に進み、映像判定状況テーブル(A)の退出日付時刻の項目に、アラーム解除コマンドACに記述されている日付時刻を書き込む。
その後、映像判定状況テーブル(A)及びID検出状況テーブル(B)に基づいて、認識ID、侵入日付時刻、退出日付時刻、名前、位置情報等を関連付けたログファイル(G)を作成、保存するとともに、ログファイル(G)に対応する撮影映像も保存する(ステップS19)。ログファイル(G)に対応する撮影映像は、侵入日付時刻〜退出日付時刻の撮影映像としてもよいが、本実施形態ではその前後の所定時間分の撮影映像まで含めて保存するようにしている。
図10は、安全支援サーバ7が実行する履歴映像表示処理を示す。この履歴映像表示処理はユーザ起動で実行される。まずログファイル(G)を読み込み(ステップS20)、図17に示すように、安全支援サーバ7のモニタ7cにログファイル(G)のリストを表示する(ステップS21)。そして、ユーザ操作によりリストからログファイル(G)が選択されたならば(ステップS22)、表示開始時刻をログファイル(G)の侵入日付時刻より前(侵入日付時刻−α)、表示終了時刻をログファイル(G)の退出日付時刻より後(退出日付時刻+β)に設定した上で(ステップS23)、保存している撮影映像を読み出し、安全支援サーバ7のモニタ7cに再生表示する(ステップS24)。なお、ここでは安全支援サーバ7で操作し、モニタ7cに再生表示する例を述べたが、安全支援サーバ7にネットワーク接続する不図示のパーソナルコンピュータ等で操作し、そのパーソナルコンピュータのモニタに再生表示できるようにしてもよい。
以上述べたように、監視エリアにある設備の稼動状況に応じて、更には侵入者及び侵入エリアに応じて通報することができ、現場作業における安全監視を行うことができる。また、認識ID、侵入日付時刻、退出日付時刻、名前、位置情報等を関連付けたログファイル(G)を作成、保存するとともに、ログファイル(G)に対応する撮影映像も保存することにより、後から確認できるだけでなく、安全を確保するためのアセスメントの題材を提供し、安全検討の業務支援を行うことができる。
以上、本発明を種々の実施形態と共に説明したが、本発明はこれらの実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲内で変更等が可能である。例えば図1に示した構成は一例であり、例えば安全支援サーバ7の機能を複数の機器で分散処理するような形態でもよいし、例えば映像判定装置3や侵入者ID検出用装置5の機能を安全支援サーバ7の機能として持たせるような形態でもよい。
また、上記実施形態では、設備101の稼動状況として休止及び稼動を説明したが、それに限定されるものではない。例えば休止(設備101が完全に停止している)、設備101の作動状態、設備101の作動待機状態(見た目は休止と同じであるが待機状態にある)のように細分化してもよい。
1:監視カメラ、2:映像記録装置、3:映像判定装置、4:ID検出装置、5:侵入者ID検出用装置、5a:ID読取部、6:シーケンサー、7:安全支援サーバ、7a:CPU、7b:メモリ、7c:モニタ、8:ネットワーク、9:VAスピーカ、10:通話装置、11:公衆網、12:携帯端末、13:IP電話用の通話装置、14:イヤホンマイク、100:監視エリア、101:設備
Claims (9)
- 予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラと、
前記監視カメラで撮影された映像に基づいて、前記監視エリアに人が侵入したか否かを判定する映像判定手段と、
前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手段と、
前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手段で取得した稼働状況に応じて通報する通報手段とを備えることを特徴とする監視システム。 - 人物の属性情報と識別情報を関連付けて記憶する記憶手段と、
前記監視エリアに侵入した人の識別情報を検出する識別情報検出手段と、
前記識別情報検出手段で検出した識別情報と、前記記憶手段に記憶した識別情報とを照合して、前記監視エリアに侵入した人物を特定する人物特定手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の監視システム。 - 前記通報手段は、前記人物特定手段で特定された人物に応じて通報することを特徴とする請求項2に記載の監視システム。
- 前記監視カメラで撮影された映像と、前記人物特定手段で特定された人物の属性情報とを関連付ける関連付け手段を備えることを特徴とする請求項2又は3に記載の監視システム。
- 前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、該人物の侵入日付時刻及び退出日付時刻を管理する日付時刻管理手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の監視システム。
- 前記映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、該人物の位置を管理する位置管理手段を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の監視システム。
- 予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラに接続する監視装置であって、
前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手段と、
映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手段で取得した稼働状況に応じて通報する通報手段とを備えることを特徴とする監視装置。 - 予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラを用いる監視方法であって、
前記監視カメラで撮影された映像に基づいて、前記監視エリアに人が侵入したか否かを判定する映像判定手順と、
前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得手順と、
前記映像判定手順で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得手順で取得した稼働状況に応じて通報する通報手順とを有することを特徴とする監視方法。 - 予め定められた監視エリアを撮影する監視カメラに接続するコンピュータに機能させるためのプログラムであって、
前記監視エリアにある設備の稼働状況を取得する稼働状況取得処理と、
映像判定手段で前記監視エリアに人が侵入したと判定された場合、前記稼動状況取得処理で取得した稼働状況に応じて通報する通報処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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