JP2007329666A - アレーアンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】垂直面内におけるアンテナの指向特性において仰角方向におけるサイドローブレベルを抑える必要性がある。従来のサイドローブを抑制すること。
【解決手段】M個のアンテナ素子が所定の方向に配列されたアレーアンテナ装置であって:上記M個のアンテナ素子のうち一端部にあるN個のアンテナ素子のチルト角θ2及び他端部にあるN個のアンテナ素子のチルト角θ3が、一端部と他端部との間に位置する(M−2N)個のアンテナ素子のチルト角θ1とは異なることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、アレーアンテナ装置に関し、特に一端部と他端部におけるアンテナブロックのアンテナ素子のチルト角が中間部におけるアンテナブロックのアンテナ素子のチルト角とは異なることを特徴とするアレーアンテナ装置に関する。
従来の移動通信システム用基地局アンテナ装置の一例を図1に概略的に示す。図1に示すアンテナ装置10は、垂直に配列したM個のアンテナ素子1で構成されるアレーアンテナである。M個のアンテナ素子はチルト角が同一である。また、通常、アンテナの垂直面内における放射方向を制御するために各アンテナ素子に移相器が接続されている。
移動通信システムの基地局アンテナは品質ならびに加入者容量を確保するため隣接ゾーンとの干渉を抑えることが望まれる。アンテナの主ビーム方向を下方に傾斜させて俯角を設けると、主ビーム方向より上方向におけるサイドローブが干渉の原因になる。また、都市部における高層化に伴い、基地局アンテナよりも高い位置にある移動局等に対しては、仰角方向(天空方向、すなわち水平方向より上の方向全て)におけるサイドローブが干渉の原因となる。
従って、垂直面内におけるアンテナの指向特性において仰角方向(天空方向、すなわち水平方向より上の方向全て)におけるサイドローブレベルを抑える必要性がある。従来のサイドローブを抑制したアンテナとしてはチェビシェフ分布型アレーアンテナが存在するが放射素子の位置によって励振振幅値を変える必要があるため、電力分配器の設計が非常に複雑となり好ましくない。
そこで、本発明はこうした従来アンテナの問題点を解決するものであり、垂直方向に配置したアレーアンテナにおいて,上端部と下端部における所定の割合の個数の素子のチルト角を中間部におけるアンテナ素子のチルト角に比べて大きくすることによって容易に仰角方向のサイドローブレベルを低減するものである。
本発明の特徴に従ったアレーアンテナ装置は、M個のアンテナ素子が所定の方向に配列されたアレーアンテナ装置であって:上記M個のアンテナ素子のうち一端部にあるN個のアンテナ素子のチルト角θ2及び他端部にあるN個のアンテナ素子のチルト角θ3が、一端部と他端部との間に位置する(M−2N)個のアンテナ素子のチルト角θ1とは異なることを特徴とする。
上記一端部及び多端部にあるアンテナ素子の個数Nの全アンテナ素子数Mに対する割合N/Mが 0.05と0.2との間にあることが望ましい。
また、上記一端部及び多端部にあるアンテナ素子の個数Nの全アンテナ素子数Mに対する割合N/Mがほぼ0.1であることが望ましい。
上記θ1、θ2及びθ3が、θ1<θ2<θ3であることが望ましい。
さらに、上記θ1、θ2及びθ3が、θ1<θ2=θ3であることが望ましい。
上記各アンテナ素子に対して移相器が接続されており、アンテナ素子への入力励振電力の位相を調整することができる。
上記アレーアンテナ装置において、上記所定の方向が垂直方向であって良い。また、上記一端部が最上部であり、上記他端部が最下部であって良い。
本発明の実施例に従ったアンテナ装置によれば、垂直面内における指向特性において仰角方向におけるサイドローブレベルを抑えることができる。
以下、図面を参照しながら本発明に従ったアンテナ装置の実施例について説明する。
[実施例1]
図2に本発明の実施例1に従ったアンテナ装置20を概略的に示す。アンテナ装置20は、垂直方向に配列したM個(例えばM=60であるが、これに限定されない)のアンテナ素子によって構成されるアレーアンテナである。最上部のN個のアンテナ素子と最下部のN個のアンテナ素子のチルト角(俯角、すなわち水平方向を基準として下方向に傾いた角度)をそれぞれθ2,θ3とする。また最上部と最下部との間の中央部に位置する(M−2N)個のアンテナブロック素子のチルト角(俯角)をθ1とする。
上記チルト角θ1、θ2及びθ3の関係を以下のようにする。
θ1<θ2=θ3
θ2=θ3とすることにより、最適な効果が得られる。
ここでM個(M=20,30,40,50又は60)のアンテナ素子を有するアレーアンテナにおいて、それぞれチルト角がθ2、θ3であるアンテナ素子数NのMに対する割合(N/M)を変化させた場合の仰角方向におけるサイドローブ特性を図3に示す。図3に示した特性はコンピュータシミュレーションにより得られたものである。図3の縦軸は主ビーム方向から天空方向へ仰角20°の範囲内におけるサイドローブレベルの最大値を示しており、横軸はN/Mを示している。図3のグラフに示すように、Mがどのような値であってもN/Mが0.05と0.2との間にあるときに、サイドローブが小さくなり、M/N=0.1のときにサイドローブレベルが最小となることが分かった。
また,(N,M)=(2,20)の場合、及び(N,M)=(6,60)の場合における実施例1のアンテナの垂直面内指向性をそれぞれ図4及び図5に示す。図4及び図5に示されるように、実施例1に従ったアンテナでは、従来のアンテナに比較して天空方向におけるサイドローブレベルが大きく改善されていることがわかる。このように、本発明の実施例に従えば、サイドローブ特性が大きく改善されることがわかる.
[実施例2]
図6に本発明の実施例2に従ったアンテナ装置60を概略的に示す。アンテナ装置60は、実施例1のアンテナ20におけるM個の各アンテナ素子に対して移相器4を接続した構成を有する。このような構成とすることで主ビーム方向を容易に制御することができ、柔軟なエリア構成が可能となるという効果を奏する。
[実施例3]
本発明の実施例2に従ったアンテナ装置20において、θ2とθ3が等しくなくともある程度の効果が得られる。さらに、θ1<θ2<θ3とするのが公的であることがコンピュータシミュレーションから分かっている。
上記各実施例において、各アンテナ素子を指向性を有する単一のアンテナ素子として示したが、各素子を例えば4個のアンテナ素子から構成されるアンテナブロックとしても良い。その場合、4個の各素子から送信される信号の位相を(例えば位相器を挿入することにより)異ならせることにより、アンテナブロックのチルト角を設定することが可能である。また、ケーブルから各4個のアンテナ素子までの経路の物理的距離に所定の差を設けることにより、アンテナブロックのチルト角を設定することも可能である。本出願書面において、アンテナ素子という語は、アンテナ素子、アンテナブロックその他のアンテナユニットを意味するものとする。
従来の移動通信用基地局アンテナ装置の概略図である。 本発明の実施例1に従ったアンテナ装置の概略図である。 実施例1のアンテナ装置のサイドローブレベル特性を示すグラフである。 実施例1のアンテナ装置のM=20の場合の垂直面内指向性を示すグラフである。 実施例1のアンテナ装置のM=60の場合の垂直面内指向性を示すグラフである。 本発明の実施例2に従ったアンテナ装置の概略図である。
符号の説明
20、60 アンテナ装置
1 アンテナ素子
2 給電ケーブル
3 アンテナ給電点
4 位相器

Claims (8)

  1. M個のアンテナ素子が所定の方向に配列されたアレーアンテナ装置であって:
    前記M個のアンテナ素子のうち一端部にあるN個のアンテナ素子のチルト角θ2及び他端部にあるN個のアンテナ素子のチルト角θ3が、一端部と他端部との間に位置する(M−2N)個のアンテナ素子のチルト角θ1とは異なることを特徴とするアレーアンテナ装置。
  2. 前記一端部及び多端部にあるアンテナ素子の個数Nの全アンテナ素子数Mに対する割合N/Mが 0.05と0.2との間にあることを特徴とする、請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  3. 前記一端部及び多端部にあるアンテナ素子の個数Nの全アンテナ素子数Mに対する割合N/Mがほぼ0.1であることを特徴とする、請求項2記載のアレーアンテナ装置。
  4. 前記θ1、θ2及びθ3が、θ1<θ2<θ3であることを特徴とする、請求項1記載のアレーアンテナ装置。
  5. 前記θ1、θ2及びθ3が、θ1<θ2=θ3であることを特徴とする、請求項4記載のアレーアンテナ装置。
  6. 前記各アンテナ素子に対して移相器が接続されており、アンテナ素子への入力励振電力の位相を調整することのできる上記請求項のいずれかに記載のアレーアンテナ装置。
  7. 前記所定の方向が垂直方向である、上記請求項のうちいずれかの請求項に記載のアレーアンテナ装置。
  8. 前記一端部が最上部であり、前記他端部が最下部である、請求項7に記載のアレーアンテナ装置。
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