JP2007245118A - 排ガス処理方法および排ガス処理システム - Google Patents

排ガス処理方法および排ガス処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】省エネルギーかつ処理効率の高い排ガス処理方法および排ガス処理システムを提供する。
【解決手段】この排ガス処理システムでは、前処理装置37とその後段の排ガス処理装置3を備える。排ガスを前処理装置37においてマイクロナノバブルを含有する洗浄水で前処理するので、前処理装置37に導入される排ガスの濃度が変化した場合でも、排ガス処理装置3でのマイクロナノバブルを含有する洗浄水による排ガス処理を安定化でき、排ガス中の排ガス成分の除去率を安定化でき、排ガス成分の除去率を向上できる。
【選択図】図1

Description

この発明は、排ガス処理方法および排ガス処理システムに関し、一例として、排水が発生しないと共に、入り口での排ガス濃度が変化する排ガスに対処可能な排ガス処理方法および排ガス処理システムに関する。
排ガス中の揮発性有機化合物は、大気汚染の観点から言えば処理する必要がある。特に、排ガス中の揮発性有機化合物は確実に処理することが必要であるが、従来はエネルギーを浪費する燃焼法が一般的であった。
この燃焼法は、省エネルギーが重要視される時代では、エネルギーを浪費する上にランニングコストが高いことから、環境が重視される時代に適合する排ガス処理方式とは言えない。
特開2004−121962号公報 特開2003−334548号公報 特開2004−321959号公報
そこで、この発明の課題は、省エネルギーかつ処理効率の高い排ガス処理方法および排ガス処理システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の排ガス処理方法は、排ガスを前処理装置にてマイクロナノバブルを含有する洗浄水で前処理する工程と、
上記前処理した排ガスを、排ガス処理装置に導入してマイクロナノバブルを含有する洗浄水で処理する工程とを備えることを特徴としている。
この発明の排ガス処理方法によれば、排ガスを前処理装置においてマイクロナノバブルを含有する洗浄水で前処理するので、前処理装置に導入される排ガスの濃度が変化した場合でも、排ガス処理装置での排ガス処理を安定化でき、排ガス中の排ガス成分の除去率を安定化でき、排ガス成分の除去率を向上できる。
また、一実施形態の排ガス処理方法では、上記洗浄水は、MLSS濃度で300ppm以上の微生物を含有している。
この実施形態によれば、MLSS(Mixed Liquor Suspended Solid:混合物浮遊物質)濃度で300ppm以上の微生物を含有している洗浄水によって、排ガス中の排ガス成分、特に揮発性有機化合物を効率よく微生物分解できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、マイクロナノバブルを含有する洗浄水で排ガスを前処理する前処理装置と、
上記前処理装置で前処理された排ガスが導入されると共に上記排ガスをマイクロナノバブルを含有する洗浄水で洗浄する排ガス処理装置とを備える。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、排ガスを前処理装置においてマイクロナノバブルを含有する洗浄水で前処理するので、前処理装置に導入される排ガスの濃度が変化した場合でも、排ガス処理装置での排ガス処理を安定化でき、排ガス中の排ガス成分の除去率を安定化でき、排ガス成分の除去率を向上できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記洗浄水は、MLSS濃度で300ppm以上の微生物を含有している。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、MLSS濃度で300ppm以上の微生物を含有している洗浄水によって、排ガス中の排ガス成分、特に揮発性有機化合物を効率よく微生物分解できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記排ガスは、揮発性有機化合物を含有している。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、揮発性有機化合物を含有した排ガスを洗浄した洗浄水に揮発性有機化合物が含まれることとなり、洗浄水中にマイクロナノバブルが発生し易くなることが分かった。したがって、マイクロナノバブルによる排ガス成分の吸着効果の向上を図れる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記排ガス処理装置の洗浄水に尿素を添加する尿素添加部と、上記排ガス処理装置の洗浄水にリン酸を添加するリン酸添加部とを備える。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、窒素源となる尿素およびリン源となるリン酸を洗浄水に添加することで、洗浄水に微生物を効率よく繁殖させることが可能となる。なお、排ガスが揮発性有機化合物を含有する場合は、この揮発性有機化合物が炭素源となり微生物の繁殖に役立てられる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記排ガス処理装置の洗浄水に、生活排水処理装置からの処理水を添加する生活排水処理水添加部を備える。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、生活排水処理装置からの処理水に含有されている各種ミネラルでもって、洗浄水中に微生物を繁殖させると共に活性化させることができる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記排ガス処理装置は、上記排ガスに上記マイクロナノバブルを含有する洗浄水を散水する上部散水部と、上記上部散水部で散水された洗浄水が導入される下部水槽部とを備える。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、排ガス処理装置を上下に配置した上部散水部と下部水槽部とで構成して設置床面積の低減を図れる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記下部水槽部は、上記マイクロナノバブル発生機が設置された下部第1水槽と、上記上部散水部にマイクロナノバブルを含有する洗浄水を送出する散水ポンプが設置された下部第2水槽とを有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、上記下部水槽部は、上記マイクロナノバブル発生機が設置された下部第1水槽をマイクロナノバブルを発生させるための水槽とすることができ、マイクロナノバブル発生機が閉塞する等の障害を回避して、マイクロナノバブルを含有する洗浄水を効率よく作製できる。そして、散水ポンプでマイクロナノバブルを含有する洗浄水を下部第2水槽から上部散水部に送出できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前処理装置で排ガスを洗浄した洗浄水を上記下部水槽部に導入する導入部を備え、上記下部水槽部は、上記下部第2水槽から上記前処理装置にマイクロナノバブルを含有する洗浄水を送出する送出部を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、マイクロナノバブルを含有する洗浄水が前処理装置と排ガス処理装置の間で循環することとなり、前処理装置と排ガス処理装置を有機的に連結した排ガス処理システムを構築でき、排ガス処理効率の向上を図ることができる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記下部第2水槽は、ポリ塩化ビニリデン充填材を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、下部第2水槽が有するポリ塩化ビニリデン充填材に微生物を繁殖させて、下部第1水槽で発生させたマイクロナノバブルで微生物を活性化させることができる。したがって、洗浄水中の排ガス成分の微生物分解を促進できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記ポリ塩化ビニリデン充填材は、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材またはリング型ポリ塩化ビニリデン充填材である。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材またはリング型ポリ塩化ビニリデン充填材に微生物を効率よく繁殖させることができ、微生物処理を促進できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記下部第2水槽は、炭を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、下部第2水槽において、炭に微生物を繁殖させて、下部第1水槽で発生させたマイクロナノバブルで微生物を活性化させることができる。したがって、洗浄水中の排ガス成分の微生物分解を促進できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記上部散水部は、プラスチック充填材と、ポリ塩化ビニリデン充填材とを有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、排ガス処理装置の上部散水部が有するポリ塩化ビニリデン充填材に微生物が繁殖するので、この微生物で排ガスを微生物処理できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記下部第2水槽が有する炭は、活性炭、備長炭、合成炭のうちの少なくとも1つである。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、処理対象としての排ガスの性状と処理後の排ガス濃度に対応して、下部第2水槽に設置する炭を活性炭、備長炭、合成炭のうちから選定すればよい。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前処理装置で排ガスを洗浄した洗浄水を上記排ガス処理装置に導入する導入部を備え、上記排ガス処理装置は、洗浄水にマイクロナノバブルを含有させるマイクロナノバブル発生機を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、排ガス処理装置には、前処理装置からの揮発性有機化合物を含有する洗浄水が導入される。よって、この排ガス処理装置が有するマイクロナノバブル発生機は、上記揮発性有機化合物を含有する洗浄水に効率よくマイクロナノバブルを発生できる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記前処理装置は、上記排ガス処理装置から上記マイクロナノバブルを含有する洗浄水が導入される水スクラバーである。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、排ガスを洗浄した洗浄水を前処理装置から排ガス処理装置に導入し、排ガス処理装置から前処理装置をなす水スクラバーにマイクロナノバブルを含有する洗浄水を導入する。したがって、水スクラバー(前処理装置)と排ガス処理装置とを有機的に連結したシステムを構築して、排ガス処理効率の向上を図れる。
また、一実施形態の排ガス処理システムでは、上記水スクラバーである前処理装置は、充填材を有する。
この実施形態の排ガス処理システムによれば、水スクラバーが充填材を有することで、水スクラバーによる排ガス洗浄性能を一層向上できる。
この発明の排ガス処理方法によれば、排ガスを前処理装置においてマイクロナノバブルを含有する洗浄水で前処理するので、前処理装置に導入される排ガスの濃度が変化した場合でも、排ガス処理装置での排ガス処理を安定化でき、排ガス中の排ガス成分の除去率を安定化でき、排ガス成分の除去率を向上できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に、この発明の排ガス処理システムの第1実施形態を模式的に示す。この第1実施形態は、前処理装置37とその後段の排ガス処理装置3を備える。この前処理装置37は、上部散水部38と下部水槽31と、上部散水部38と下部水槽31との間に設置された前処理装置排ガス入口32とを有する。
また、排ガス処理装置3は、上部散水部19と下部水槽部20と、上部散水部19と下部水槽部20との間に設置された排気入口1とを有する。この排気入口1は、上部散水部19に接続されている。また、排気入口1には排気ファン2が設置されている。また、上部散水部19は最上部の排気出口4を有する。
この排ガス処理システムでは、排気ファン2の駆動により、一例として、半導体工場や液晶工場からの揮発性有機化合物を含有する排ガスが、排ガス入口32から前処理装置37に導入され、続いて、排気入口1から排ガス処理装置3に導入される。これにより、上記排ガスは、前処理装置37および排ガス処理装置3の組み合わせで処理されて、排気出口4から排出される。
上記前処理装置37は、上部散水部38に散水ノズル33が設置されている。この散水ノズル33は散水配管34に接続され、この散水配管34はバルブ29を経由して洗浄水配管6に接続されている。この洗浄水配管6は、バルブ28を経由して排ガス処理装置3の上部散水部19に設置された散水ノズル5に接続されている。また、この洗浄水配管6は散水ポンプ7に接続され、散水ポンプ7は下部第2水槽23内に突き出した配管に接続されている。この散水配管34,バルブ29,洗浄水配管6および散水ポンプ7が送出部を構成している。
したがって、散水ポンプ7の駆動により、排ガス処理装置3の下部第2水槽23の洗浄水が、洗浄水配管6と散水配管34を経由して前処理装置の上部散水部38の散水ノズル33から散水される。そして、排ガス入口32から導入された排ガスは、散水ノズル33から散水される洗浄水で洗浄され、上記排ガスが含有する揮発性有機化合物の一部が洗浄水とともに洗浄排水として下部水槽31に貯留される。そして、この下部水槽31の揮発性有機化合物を含有する洗浄排水は、導入部をなす前処理装置排水配管35を経て、後段の排ガス処理装置3の下部第1水槽18に導入される。
次に、前処理装置37で揮発性有機化合物等が前処理された排ガスは、排気入口1を通って、排気ファン2によって、排ガス処理装置3に導入される。
ここで、上述した揮発性有機化合物を含有する排ガスは半導体工場や液晶工場からの揮発性有機化合物を含有する排ガスに限定するものではなく、塗装工場や自動車工場他からの揮発性有機化合物を含有する排ガスでも構わない。また、上記排ガスの発生源としては特に業種を限定するものではない。また、上記揮発性有機化合物としては、一例として、イソプロピールアルコール、アセトン、酢酸ブチルなどが挙げられるが、他の多種存在する揮発性有機化合物でもよい。
この排ガス処理装置3では、下部水槽部20の洗浄水を散水ポンプ7で洗浄水配管6を経由して上部散水部19に移送して散水ノズル5から散水している。この上部散水部19は、下から順に、多孔板9、プラスチック充填材8が設置されている。このプラスチック充填材8としては、例えば、商品名テラレットと呼ばれる充填材が用いられる。この排ガス処理装置3のプラスチック充填材8の最上部のさらに上方には、所定の距離を隔てて、上記散水ノズル5が設置されている。
一方、排ガス処理装置3の下部水槽部20は、下部第1水槽18とその下方の下部第2水槽23を有しており、下部第1水槽18にはマイクロナノバブル発生機13が設置されている。マイクロナノバブル発生機13は、配管によって循環ポンプ10と接続しており、循環ポンプ10は下部第2水槽23内の洗浄水をマイクロナノバブル発生機13に必要圧力状態で供給している。必要圧力状態でマイクロナノバブル発生機13に洗浄水を供給することで、マイクロナノバブル発生機13はマイクロナノバブルを効率よく発生する。上記必要圧力とは、例えば1.5kg/cm以上を意味する。また、マイクロナノバブル発生機13は、マイクロナノバブルを発生するために空気が必要となるが、必要量の空気は、バルブ12と空気吸い込み管11から確保している。
このように、下部第1水槽18内にマイクロナノバブル発生機13が設置されて、マイクロナノバブルを発生しているので、下部第1水槽内の洗浄水はマイクロナノバブルを含有することとなる。同時に、このマイクロナノバブルはマイクロナノバブル流14を起こし、下部第1水槽18内を撹拌している。
そして、下部第1水槽18よりオーバーフロウ(自然流下)した洗浄水は、下部第2水槽23に導入される。この下部第2水槽23には、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材22が充填されている。このひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材22は固定金具21で下部第2水槽23内に固定されている。そして、下部第2水槽部23内のマイクロナノバブルを含有した洗浄水は、下部第2水槽23の外に設置された散水ポンプ7によって、洗浄水配管6を通って、上部散水部19の散水ノズル5から散水される。この散水ノズル5から散水されたマイクロナノバブルを含んだ洗浄水は、プラスチック充填材8に散水され、排気入口から導入された前処理後の排ガスと接触して、排ガスの排ガス成分を吸着する。そして、上部散水部19のプラスチック充填材8を通過した洗浄水は多孔板9から下部第1水槽18に落下する。
ここで、マイクロナノバブルを含んだ洗浄水は、マイクロナノバブルを含んでいない洗浄水と比較すると、排ガス中の揮発性有機化合物の除去率が良いことが、実験により確認できた。その理由としては、マイクロナノバブルを含んだ洗浄水は、気体中の汚れ成分に対する洗浄効果が拡大することが考えられる。
また、下部第2水槽23では、前述の如く、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材22が充填されているので、洗浄水が含有するマイクロナノバブルによって活性化した微生物が繁殖する。そして、この活性化した微生物によって、洗浄水中の排ガス成分(揮発性有機化合物など)が微生物処理される。なお、上記ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材22に替えてリング型ポリ塩化ビニリデン充填材を用いてもよい。
上記下部第2水槽23内の洗浄水は、一例として、MLSS(混合物浮遊物質)濃度で300ppm以上の微生物を含有している。MLSS濃度で300ppm以上の微生物を含有している洗浄水によれば、排ガス中の排ガス成分、特に揮発性有機化合物を効率よく微生物分解できる。
さらに、下部第2水槽23には、尿素タンク25から尿素定量ポンプ24によって尿素が添加され、リン酸タンク27からリン酸定量ポンプ26によってリン酸が添加される。これら尿素およびリン酸は、微生物の栄養剤として機能して、下部第2水槽23内での微生物分解に関する性能を向上させる。この実施形態では、下部第2水槽23内の微生物に対して、(i)炭素源(揮発性有機化合物由来)、(ii)窒素源としての尿素、(iii)リン源としてのリン酸を供給したことで、微生物分解性能が向上することが実験により判明した。
上述の如く、この第1実施形態では、排ガスを前処理装置37においてマイクロナノバブルを含有する洗浄水で前処理するので、前処理装置37に導入される排ガスの濃度が変化した場合でも、排ガス処理装置3での排ガス処理を安定化でき、排ガス中の排ガス成分の除去率を安定化でき、排ガス成分の除去率を向上できる。
また、この第1実施形態では、下部水槽部20は、マイクロナノバブル発生機13が設置された下部第1水槽18をマイクロナノバブルを発生させるための水槽とすることができ、マイクロナノバブル発生機13が閉塞する等の障害を回避して、マイクロナノバブルを含有する洗浄水を効率よく作製できる。また、この第1実施形態では、マイクロナノバブルを含有する洗浄水が前処理装置37と排ガス処理装置3の間で循環することとなり、前処理装置37と排ガス処理装置3を有機的に連結した排ガス処理システムを構築でき、排ガス処理効率の向上を図ることができる。
尚、マイクロナノバブル発生機13としては、例えば、市販されているものを採用できるが、メーカーを限定するものではない。この実施形態では、具体的一例として、株式会社ナノプラネット研究所と株式会社オーラテックのものを採用した。
ここで、3種類のバブルについて説明する。
(i) 通常のバブル(気泡)は水の中を上昇して、ついには表面でパンとはじけて消滅する。
(ii) マイクロバブルは、直径が10(μm)〜数10(μm)以下の微細気泡で、水中で縮小していき、ついには消滅(完全溶解)してしまう。
(iii) ナノバブルは、マイクロバブルよりさらに小さいバブル(直径が1(μm)以下の100〜200nm)でいつまでも水の中に存在することが可能なバブルといわれている。マイクロナノバブルとは、マイクロバブルとナノバブルとが混合したバブルと説明できる。
(第2の実施の形態)
次に、図2にこの発明の排ガス処理システムの第2実施形態を示す。この第2実施形態は、図1に示す第2実施形態は、図1の前処理装置37の上部散水部38に替えて、上部散水部38Uを備えた点だけが、前述の第1実施形態と異なる。よって、この第2実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については同じ符号を付けて詳細説明を省略し、前述の第1実施形態と異なる部分を説明する。
図2に示すように、この第2実施形態では、前処理装置37Uが上部散水部38Uを備え、この上部散水部38Uは散水ノズル33の下方のプラスチック充填材36を有している。このプラスチック充填材36は、多孔板30上に設置されている。この第2実施形態では、水スクラバーをなす前処理装置37Uが、上部散水部38Uにプラスチック充填材36を設置したことで、散水ノズル33から散水される洗浄水と排ガスとの接触を促進して、水スクラバーによる排ガス洗浄性能を向上できる。すなわち、前処理装置37Uによる排ガス中の揮発性有機化合物の除去率を、前述の第1実施形態に比べて改善できる。
(第3の実施の形態)
次に、図3に、この発明の排ガス処理システムの第3実施形態を示す。この第3実施形態は、図2の前処理装置37Uの上部散水部38Uに替えて、上部散水部38Vを備える点だけが前述の第1実施形態とことなる。よって、この第3実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については、同じ符号を付けて詳細説明を省略し、前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
図3に示すように、この第3実施形態では、前処理装置37Vが上部散水部38Vを備え、この上部散水部38Vは散水ノズル33の下方のリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15を有している。このリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15は、多孔板30上に設置されている。
この第3実施形態では、上部散水部38Vに、プラスチック充填材に比べて格段に表面積が大きなリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15を設置したので、このリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15に格段に多くの微生物を繁殖させることができる。よって、前処理装置37Vは、微生物学的機能を有する前処理装置37Vとなり、前処理装置37Vでの排ガス中の揮発性有機化合物除去率を第1,第2実施形態に比べて向上できる。すなわち、前処理装置37Vの排ガス処理性能が向上する。
尚、リング型ポリ塩化ビニリデン充填材15は、マイナス電荷を有しており、各種微生物が付着し易く、また繁殖し易い。各種微生物が多く繁殖すれば当然揮発性有機化合物に対する除去率も改善される。
(第4の実施の形態)
次に、図4に、この発明の排ガス処理システムの第4実施形態を示す。この第4実施形態は、排ガス処理装置3Wが、図2の下部水槽部20に替えて下部水槽部20Wを備えた点が、前述の第2実施形態と異なる。よって、この第4実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については同じ符号を付けて、詳細説明を省略し前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
図4に示すように、この第4実施形態では、排ガス処理装置3Wの下部水槽部20Wは、下部第2水槽23に替えて下部第2水槽23Wを有する。この下部第2水槽23Wは、ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材22に替えてリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15を有する。図4に示すように、このリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15は、アミ16と下部第1水槽18の底とで区画された領域に充填されている。
この第4実施形態では、下部第2水槽23のリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15にマイクロナノバブルで活性化した微生物が繁殖し、この微生物は洗浄水が排ガスから吸収した排ガス成分(揮発性有機化合物など)を微生物分解することとなる。
(第5の実施の形態)
次に、図5に、この発明の排ガス処理システムの第5実施形態を示す。この第5実施形態は、排ガス処理装置3Xが、図2の下部水槽部20に替えて、下部水槽部20Xを備えた点が、前述の第2実施形態と異なる。よって、この第5実施形態では、前述の第2実施形態と同じ部分については同じ符号を付けて、詳細説明を省略し前述の第2実施形態と異なる部分を説明する。
図5に示すように、この第5実施形態では、下部水槽部20Xが下部第2水槽23Xを備え、この下部第2水槽23Xは炭17を有している。この炭17はアミ16で区画された領域に設置されている。この第5実施形態では、下部第2水槽23Xに設置された炭17に活性化した微生物が繁殖し、洗浄水が吸収した排ガス中の排ガス成分(揮発性有機化合物など)を微生物分解することとなる。
(第6の実施の形態)
次に、図6に、この発明の排ガス処理システムの第6実施形態を示す。この第6実施形態は、排ガス処理装置3Yが、図1の上部散水部19に替えて、上部散水部19Yを備えた点が、前述の第1実施形態と異なる。よって、この第6実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については同じ符号を付けて詳細説明を省略し、前述の第1実施形態と異なる部分を説明する。
この第6実施形態では、排ガス処理装置3Yの上部散水部19Yは、多孔板9上の最下段充填物としてのリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15と、このリング型ポリ塩化ビニリデン充填材15上に積層されたプラスチック充填材8とを備える。つまり、この第6実施形態では、前処理装置37の後段の排ガス処理装置3Yの上部散水部19Yに、充填材としてプラスチック充填材8だけでなく、リング型ポリ塩化ビニリデン充填物15が設置されている。
したがって、この第6実施形態では、上部散水部19Yの充填材がプラスチック充填材8だけの場合に比べて、上部散水部19Yに活性化した微生物が多く繁殖する。よって、この第6実施形態では、排ガス中の揮発性有機化合物の除去率が、前述の第1実施形態に比べて、改善されることとなる。
(第7の実施の形態)
次に、図7に、この発明の排ガス処理システムの第7実施形態を示す。この第7実施形態は、処理水配管L1から排ガス処理装置3の下部水槽部20の下部第2水槽23に導入する点だけが、前述の第1実施形態と異なる。よって、この第7実施形態では、前述の第1実施形態と同じ部分については同じ符号を付けて詳細説明を省略し、前述の第1実施形態と異なる部分を説明する。
この第7実施形態では、生活排水処理水添加部をなす処理水配管L1から、生活排水処理設備からの処理水を下部第2水槽23に導入することで、この処理水に微量であるが含まれるマグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄等のミネラルが下部第2水槽23内の洗浄水中の微生物活性を一層増加させることとなる。よって、排ガスが含有する有機化合物等の排ガス成分の除去性能がさらに増加することとなる。
なお、微生物にとって必要なマグネシウム、カリウム、カルシウム、鉄等のミネラルが含有されているならば、処理水配管L1から下部第2水槽23に導入する処理水は、生活排水処理設備の処理水にこだわることはなく、食品排水等の処理水でも構わないことは勿論である。
(実験例)
図1の第1実施形態の排ガス処理システムに対応する実験装置を製作した。この実験装置では、前処理装置37の容量を2mとし、前処理装置37の後段の排ガス処理装置3の全体容量を4mとした。また、排ガス処理装置3の内部の下部第1水槽18の容量を0.5mとし、下部第2水槽23の容量を1mとした。そして、この実験装置に、イソプロピールアルコール含有排ガスを導入して、約1ケ月試運転を行った。この試運転後、排ガス入口1のイソプロピールアルコール濃度と排気出口4のイソプロピールアルコール濃度を測定し、イソプロピールアルコールの除去率を測定したところ、除去率92%であった。
この発明の排ガス処理装置の第1実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理装置の第2実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理装置の第3実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理装置の第4実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理装置の第5実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理装置の第6実施形態を模式的に示す図である。 この発明の排ガス処理装置の第7実施形態を模式的に示す図である。
符号の説明
1 排ガス入口
2 排気ファン
3、3W、3X、3Y 排ガス処理装置
4 排気出口
5 散水ノズル
6 洗浄水配管
7 散水ポンプ
8 プラスチック充填材
9 多孔板
10 循環ポンプ
11 空気吸い込み管
12 バルブ
13 マイクロナノバブル発生機
14 マイクロナノバブル流
15 リング型ポリ塩化ビニリデン充填材
16 アミ
17 炭
18 下部第1水槽
19、19Y 上部散水部
20、20X 下部水槽部
21 固定金具
22 ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材
23、23W、23X 下部第2水槽
24 尿素定量ポンプ
25 尿素タンク
26 リン酸定量ポンプ
27 リン酸タンク
28 バルブ
29 バルブ
30 多孔板
31 下部水槽
32 排ガス入口
33 散水ノズル
34 散水配管
35 前処理装置排水配管
36 プラスチック充填材
37、37U、37V 前処理装置
38、38U、38V 上部散水部

Claims (18)

  1. 排ガスを前処理装置にてマイクロナノバブルを含有する洗浄水で前処理する工程と、
    上記前処理した排ガスを、排ガス処理装置に導入してマイクロナノバブルを含有する洗浄水で処理する工程とを備えることを特徴とする排ガス処理方法。
  2. 請求項1に記載の排ガス処理方法において、
    上記洗浄水は、MLSS(Mixed Liquor Suspended Solid)濃度で300ppm以上の微生物を含有していることを特徴とする排ガス処理方法。
  3. マイクロナノバブルを含有する洗浄水で排ガスを前処理する前処理装置と、
    上記前処理装置で前処理された排ガスが導入されると共に上記排ガスをマイクロナノバブルを含有する洗浄水で洗浄する排ガス処理装置とを備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  4. 請求項3に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記洗浄水は、MLSS濃度で300ppm以上の微生物を含有していることを特徴とする排ガス処理システム。
  5. 請求項3に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記排ガスは、揮発性有機化合物を含有していることを特徴とする排ガス処理システム。
  6. 請求項3に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記排ガス処理装置の洗浄水に尿素を添加する尿素添加部と、
    上記排ガス処理装置の洗浄水にリン酸を添加するリン酸添加部とを備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  7. 請求項3に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記排ガス処理装置の洗浄水に、生活排水処理装置からの処理水を添加する生活排水処理水添加部を備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  8. 請求項3に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記排ガス処理装置は、
    上記排ガスに上記マイクロナノバブルを含有する洗浄水を散水する上部散水部と、
    上記上部散水部で散水された洗浄水が導入される下部水槽部とを備えることを特徴とする排ガス処理システム。
  9. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記下部水槽部は、
    上記マイクロナノバブル発生機が設置された下部第1水槽と、
    上記上部散水部にマイクロナノバブルを含有する洗浄水を送出する散水ポンプが設置された下部第2水槽とを有することを特徴とする排ガス処理システム。
  10. 請求項9に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前処理装置で排ガスを洗浄した洗浄水を上記下部水槽部に導入する導入部を備え、
    上記下部水槽部は、
    上記下部第2水槽から上記前処理装置にマイクロナノバブルを含有する洗浄水を送出する送出部を有することを特徴とする排ガス処理システム。
  11. 請求項9に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記下部第2水槽は、
    ポリ塩化ビニリデン充填材を有することを特徴とする排ガス処理システム。
  12. 請求項11に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記ポリ塩化ビニリデン充填材は、
    ひも状型ポリ塩化ビニリデン充填材またはリング型ポリ塩化ビニリデン充填材であることを特徴とする排ガス処理システム。
  13. 請求項9に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記下部第2水槽は、
    炭を有することを特徴とする排ガス処理システム。
  14. 請求項8に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記上部散水部は、
    プラスチック充填材と、
    ポリ塩化ビニリデン充填材とを有することを特徴とする排ガス処理システム。
  15. 請求項13に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記下部第2水槽が有する炭は、活性炭、備長炭、合成炭のうちの少なくとも1つであることを特徴とする排ガス処理システム。
  16. 請求項5に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前処理装置で排ガスを洗浄した洗浄水を上記排ガス処理装置に導入する導入部を備え、
    上記排ガス処理装置は、
    洗浄水にマイクロナノバブルを含有させるマイクロナノバブル発生機を有することを特徴とする排ガス処理システム。
  17. 請求項16に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記前処理装置は、
    上記排ガス処理装置から上記マイクロナノバブルを含有する洗浄水が導入される水スクラバーであることを特徴とする排ガス処理システム。
  18. 請求項17に記載の排ガス処理システムにおいて、
    上記水スクラバーである前処理装置は、充填材を有することを特徴とする排ガス処理システム。
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