JP2007202668A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用シートパッド内の溝に導入された空気が、吊り溝に逃げることなく、座面に万遍なく供給されるよう構成された車両用シートパッドを提供する。
【解決手段】車両用シートパッド10のクッションパッドの上面に吊り溝13,14,15と通気溝12,12a,12bが設けられている。吊り溝15と通気溝12との間が凸形状部としての仕切り部16によって分断されているので空気が漏れない。
【選択図】図1

Description

本発明は車両用シートに係り、特に座面に通気するようにした車両用シートに関する。本発明の一態様は、底面から上方に向って凹陥した凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートに関する。本発明の他の態様は、座面から下方に凹所が設けられ、この凹所に挿填体を嵌合させた車両用シートに関する。
I.車両用シートは車両用シートパッドを備えていて、その車両用シートパッドは、一般に軟質ポリウレタンフォーム又は半硬質ポリウレタンフォームで構成され、その外面に表皮が装着されている。
この車両用シートにあっては、シートパッドに設けられた溝部に表皮を引き込んで吊り込み部を形成し、表皮をパッドに密着させて坐り心地をよくし、また、シートパッドの表面に凹条を形成して見栄えをよくするようにしている。
従来、シートパッドの表皮に吊り込み部を形成する場合、第13図〜第15図に示すように、シートパッド1にインサートワイヤ2を埋込んでおくと共に、表皮3の裏面に縫着された吊り布4の下端縁に吊り込みワイヤ5を挿通しておき、この吊り布4をシートパッド2の吊り溝7に引込み、複数のC字形リング6を用いてインサートワイヤ3に結合させるようにしている。
なお、吊り溝7には、間隔をおいて深所7aが設けられており、ワイヤ3は該深所7a内に露呈している。この深所7aに対応して、吊り布4にはリング通し口4aが設けられており、Cリング6は該リング通し口4aに挿通されると共に、ワイヤ3に掛けられる。Cリング6は、ホグリンガーと称される工具を用いて環形に曲げられ、これにより吊り布4がワイヤ3に固定される。
II.特開平11−34710号公報及び特開2005−59646号公報には、パッド本体の底面から上方に向って凹部が設けられると共に、該凹部に挿填体が挿入されており、該挿填体の上面部分にセンサが設置された着座センサ付き座席が記載されている。実公平5−10700号、特表平9−505499号には、パッド内にパッド底面に連通した溝を設けると共に、パッドの上部を通気性素材に構成した車両用シートパッドが記載されている。
また、近年、パッド上面を通気性素材とする代替案として、溝と座面とを連通するように空孔を設けることも創案されている。
特開平11−34710号公報 特開2005−59646号公報 実公平5−10700号 特表平9−505499号
シートパッドに通気溝と吊り溝とを設けた場合、それらが交叉して連通すると、通気溝内に供給した空調用空気の一部が吊り溝に逃げてしまい、座面への空気供給が効率良く行われないようになるおそれがある。
本発明は、車両用シートパッド内の溝に導入される空気が、吊り溝に逃げることなく、座面に効率良く供給されるよう構成された車両用シートパッドを提供することを目的とする。
請求項1の車両用シートは、シートパッドの表面に表皮が設けられた車両用シートであって、該表皮から吊り片が延設され、該吊り片がシートパッドの座面の吊り溝内の支持体に係止されている車両用シートにおいて、該座面に通気溝が設けられ、該シートパッドに、該通気溝をシートパッド外に連通する連通部が設けられており、該通気溝は前記吊り溝と交差方向に延在しており、該通気溝と該吊り溝の交差部が不連続になるように吊り溝内に凸形状部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の車両用シートは、請求項1において、該凸形状部の高さがパッドの座面とほぼ同じ高さになっていることを特徴とするものである。
請求項3の車両用シートは、請求項2において、該凸形状部は、該通気溝に近接していることを特徴とするものである。
請求項4の車両用シートは、請求項3において、該通気溝と該吊り溝の交差部が非通気性部材で覆われていることを特徴とするものである。
請求項5の車両用シートは、シートパッドの表面に表皮が設けられた車両用シートであって、該シートパッドは、底面部に上方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、該挿填体の上面に設けられた通気溝及び表皮吊り溝と、該通気溝と前記パッド本体の座面とを連通する空孔と、該通気溝と該車両用シートパッド外とを連通する連通部と、を備えてなり、該表皮吊り溝のうち、少なくとも表皮の支持体を含む一部を露出させるように、該パッド本体にスリットが設置され、該表皮から延設された吊り片が該パッド本体のスリットを通って該吊り溝内の支持体に連結されており、該装填体の上面では、該通気溝と該吊り溝とが交差方向に延在しており、該吊り溝と該通気溝の交差部が不連続になるように吊り溝内に凸形状部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項6の車両用シートは、請求項5において、該凸形状部の高さが挿填体の上面とほぼ同じ高さになっていることを特徴とするものである。
請求項7の車両用シートは、請求項6において、該凸形状部は、該通気溝に近接していることを特徴とするものである。
請求項8の車両用シートは、請求項7において、該通気溝と吊り溝の交差部が非通気性部材で覆われていることを特徴とするものである。
請求項9の車両用シートは、請求項7において、該通気溝と吊り溝の交差部において、パッド本体のスリットの一部もしくは全部が連結しており、その連結部によって通気溝の上方を覆っていることを特徴とするものである。
請求項10の車両用シートは、シートパッドの表面に表皮が設けられた車両用シートであって、該シートパッドは、座面部に下方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、該凹所に嵌合された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、該凹所の底面に設けられた通気溝及び表皮吊り溝と、該通気溝と前記パッド本体の座面とを連通する空孔と、該通気溝と該車両用シートパッド外とを連通する連通部と、を備えてなり、該表皮吊り溝のうち、の少なくとも表皮の支持体を含む一部を露出させるように、該挿填体にスリットが設置され、該表皮から延設された吊り片が該挿填体のスリットを通って該吊り溝内の支持体に連結されており、該凹所の底面では、該通気溝と該吊り溝とが交差しており、該吊り溝と該通気溝の交差部が不連続になるように吊り溝内に凸形状部が設けられていることを特徴とするものである。
請求項11の車両用シートは、請求項10において、該凸形状部の高さが該凹所の底面とほぼ同じ高さになっていることを特徴とするものである。
請求項12の車両用シートは、請求項11において、該凸形状部は、該通気溝に近接していることを特徴とするものである。
請求項13の車両用シートは、請求項12において、該通気溝と該吊り溝の交差部が非通気性部材で覆われていることを特徴とするものである。
請求項14の車両用シートは、請求項12において、該通気溝と吊り溝の交差部において、挿填体のスリットの一部もしくは全部が連結しており、その連結部によって通気溝の上方を覆っていることを特徴とするものである。
本発明の車両用シートパッドにあっては、座面、挿填体上面又は凹所底面に通気溝と吊り溝とが設けられているが、該通気溝と吊り溝とが不連続となっているので、通気溝から吊り溝へ空気が逃げることが防止される。このため、座面に効率よく空気が供給される。
吊り溝の端部が通気溝の一部に接近している場合、該通気溝の該一部を蓋することにより通気溝から吊り溝への空気の逃げをより確実に防止することができる。
この蓋は、専用の非通気性部材(例えばフィルム)であってもよく、凹所の天井面や挿填体の底面であってもよい。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。第1図は第1の実施の形態に係る車両用シートパッドを示すものであり、(a)図は平面図、(b)図は(a)図のB−B線である。第2図は第1図のII−II線断面図である。
この車両用シートパッド10の座面から座面にまで連通部としての空気導入孔11が貫設されている。座面には、該孔11に連なる通気溝12が前後方向に設けられている。この通気溝12は左右方向の通気溝12a,12bに分岐している。
車両用シートパッド10の上面には、表皮を吊り込むための吊り溝13,14,15が設けられている。吊り溝13は左右両サイドにおいて前後方向に延設され、吊り溝14は後部において左右方向に延設されている。吊り溝15は中央付近を左右方向に延設されている。吊り溝15の基端は吊り溝13に連なっており、先端は通気溝12の近傍に達している。各吊り溝15の先端と通気溝12との間は凸形状部としての仕切り部16となっており、通気溝12と吊り溝15とは不連続となっている。
この仕切り部16は、溝15と溝12との間の、溝を設けていない領域よりなる。仕切り部16の上面は座面と面一であるが、座面より若干低くてもよい。
この車両用シートパッド10の吊り溝13〜15の底面には、ワイヤ17が埋め込まれており、前記第13図〜第15図のようにして表皮(図示略)が装着される。
孔11に空調用空気を供給し、通気溝12,12a,12bを介して座面から空気を吹き出すことにより、暖房や冷房が行われる。吊り溝15が通気溝12と仕切り部16によって分断されており、この通気溝12内の空気は吊り溝15に逃げないので、空調効率が良好である。
なお、この実施の形態では、第3図に示す車両用シートパッド10’のように、仕切り部16,16に跨るように非通気性のフィルム18等の部材を貼着し、通気溝12から吊り溝15への空気の逃げを防止するようにしてもよい。
第4図は別の実施の形態に係る車両用シートパッド10Aの平面図、第5図、第6図及び第7図は第4図のV−V線、VI−VI線、VII−VII線に沿う断面図である。第8図は挿填体の斜視図である。
この車両用シートパッド10Aのクッションパッドは、パッド本体20と、該パッド本体20の底面の凹所21に嵌合された挿填体30とからなり、該パッド本体20をその座面から凹所21の天井面まで貫くようにして空孔27が設けられている。このクッションパッドに織布などの通気性表皮(図示略)を装着することにより車両用シートパッド10Aが構成される。
この凹所21は尻下部の下方のパッド本体20の底面から上方に向って凹陥したものである。この実施の形態では、凹所21及び挿填体30の平面視形状は方形であるが、これに限定されない。
クッション性を重視する車両用シートパッド、或いはシートパッドの上にカバー材として厚さ5mm以上のソフトウレタンやそれに類するものが用いられている場合は、パッド本体20は低密度材で構成し、挿填体30の構成材料として高性能材を使用するのが好ましい。
その場合、シートパッド本体20の構成材料としては、コア密度25〜50kg/m、25%硬度15〜25kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましく、挿填体30はコア密度45〜70kg/m、25%硬度16〜30kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましい。
一方、表面にソフト感が望まれるシートパッドあるいは初期の着座フィーリングを良くすることを目指すシートパッドの場合、パッド本体20の構成材料としては、コア密度40〜70kg/m、25%硬度8〜20kgf/φ200のポリウレタンフォームが望ましく、挿填体30はコア密度25〜55kg/m、25%硬度16〜30kgf/φ200のポリウレタンフォームが好ましい。
この車両用シートパッドにあっては、凹所21及び挿填体30の前後方向の長さが150〜500mm、特に200〜400mmであり、凹所21の深さが尻下部におけるシートパッド20の厚さの30〜90%、特に60〜80%であることが好ましい。
パッド本体20の上面には表皮を吊り込むための吊り溝23,24,25が前記吊り溝13,14,15と同パターンにて設けられている。なお、中央付近を左右に延在する吊り溝25は、前記吊り溝15と異なり、吊り溝23,23間を横断するように一直線状に一連に設けられている。
吊り溝23,24の下側にはワイヤ17が埋設されている。吊り溝25の底部には、尻下部の左側及び右側にそれぞれ凹所21の天井面にまで貫通するスリット25aが設けられている。
スリット25a,25a同士の間の吊り溝底部25bは、第6図の通り、後述の通気溝34に被さる幅を有している。
この実施の形態では、パッド本体20の凹所21の天井面は平坦である。パッド本体20の尻下部の左右両側に、前記空孔27が設けられている。この実施の形態では、空孔27は尻下部の左右にそれぞれ複数個ずつ設けられているが、1個ずつ設けられてもよい。
挿填体30の上面には、パッドの中央部を前後方向に延在する前後方向溝34と、該前後方向溝34の最前部から左右に延在した第1横溝31と、該第1横溝31よりも後方において前後方向溝34から左右に延在した第2横溝32とが設けられている。また、挿填体30の上面には、前記吊り溝25の下方位置に吊り溝36が設けられている。この吊り溝36の下側にワイヤ17が埋設されている。
各横溝31,32の延在方向の先端が空孔27に連通している。
挿填体30には、前後方向溝34から挿填体30の底面にまで上下に貫通する連通部としての貫通孔35が設けられている。この実施の形態では、貫通孔35は1個だけ設けられているが、複数個設けられてもよい。
挿填体30は、その上面が下面よりも拡大した形状である。一方、凹所21は、入口側(下部)が奥側(上部)よりも小さい形状である。これにより、挿填体30は脱落することなく凹所21に装着される。
挿填体30を凹所21に装着した状態にあっては、吊り溝25のスリット25aと吊り溝36とが合致する。これにより、パッド本体20の上面に装着した表皮がすべての吊り溝23,24,25にわたって吊支可能とされている。
この実施の形態では、挿填体30を凹所21に装着した状態において、溝31,32,34を介して貫通孔35と空孔27とが連通している。従って、貫通孔35内に温風又は冷風をエアコン(図示略)等から供給すると、この温風又は冷風が空孔27から上向きに流出し、乗員の暖房又は冷房を行うことができる。
この実施の形態では、上記の通り、吊り溝底部25bが通気溝34に被さっているので、通気溝34内の空気が吊り溝36,25に逃げることがない。この結果、貫通孔35からの空気流は前後方向溝34のみを経て各横溝31,32に流入し、すべての空孔27へ万遍なく供給され、各空孔27から十分な量の空気が流出する。
第9〜12図を参照してさらに別の実施の形態について説明する。
第9図(a)はシートパッド10Bの平面図、第9図(b)は挿填体40を取り外した状態の平面図、第10図(a),(b),(c)は第9図のXA−XA線、XB−XB線、XC−XC線断面図である。
第11図(a)はシートパッド10Cの平面図、第11図(b)は挿填体を取り外した状態の平面図、第12図(a),(b),(c)は第11図のXIIA−XIIA線、XIIB−XIIB線、XIIC−XIIC線断面図である。
第9,10図及び第11,12図の車両用シートパッド10B,10Cは、パッド本体20B,20Cの座面に凹所21B,21Cを設け、この凹所21B,21Cに挿填体40,40Cを嵌着させたものであり、この挿填体40,40Cに各空孔27が設けられている。
第9,10図の車両用シートパッド10Bでは、凹所21Bの底面に前記第4図〜第8図の実施の形態と同一パターンにて溝31,32,34が設けられている。また、前後方向溝34とパッド本体20Bの底面とを連通する貫通孔35が設けられている。
パッド本体20Bには、第4図〜第7図と同一パターンにて吊り溝23,24,25Bが設けられている。吊り溝25Bは、その一端側が吊り溝23に連なり、他端側がシートパッド中央側に位置している。吊り溝25B,25Bの該他端部は通気溝34の近傍に位置している。この吊り溝25Bの他端と通気溝34との間には、パッド本体20Bの座面にまで立ち上がる凸形状部としての仕切り部39(第9図及び第10図(b)参照)が設けられている。
この実施の形態では、この仕切り部39は、吊り溝25Bの前側及び後側の縁部を通ってパッド本体20Bの土手側にまで延在している。
仕切り部39の上面は座面と面一であるが、それよりも若干低くしてもよい。
この実施の形態においても、貫通孔35からの空気が前後方向溝34及び各横溝31,32を経て各空孔27へ万遍なく供給される。また、吊り溝25B近くでは仕切り部39が立設されていると共に、通気溝34に挿填体40が被さっているので、通気溝34から吊り溝25Bに空気が逃げない。
第11,12図の実施の形態では、凹所21Cが仕切り部39を有しないものとなっている。その代り、吊り溝25B,25Bのシート中央側の端部同士の間には挿填体40Cが通気溝34に被さっている。
この実施の形態でも、貫通孔35からの空気が各空孔27へ万遍なく供給される。また、通気溝34が挿填体40Cで蓋された状態となっており、通気溝34から吊り溝25Bへ空気が逃げない。
なお、第9図〜第12図においても、前記第3図のフィルム8と同様に通気溝34を蓋するようにフィルム等の非通気性材料をパッド本体10B,10Cに貼着してもよい。
上記実施の形態は、いずれも本発明の一例であり、本発明は図示以外の形態とされてもよい。
実施の形態に係る車両用シートパッドの平面図と断面図である。 第1図のII−II線に沿う断面図である。 別の実施の形態を示す断面図である。 異なる実施の形態を示す平面図である。 第4図のV−V線に沿う断面図である。 第4図のVI−VI線に沿う断面図である。 第4図のVII−VII線に沿う断面図である。 挿填体の斜視図である。 別の実施の形態を示す平面図である。 図9の車両用シートパッドの断面図である。 別の実施の形態を示す平面図である。 図11の車両用シートパッドの断面図である。 従来例の説明図である。 従来例の説明図である。 従来例の説明図である。
符号の説明
10,10A,10B,10C 車両用シートパッド
13,14,15,23,24,25,25B 吊り溝
16,39 仕切り部
20,20A,20B,20C パッド本体
21,21B 凹所
27 空孔
30 挿填体
31,32 横溝
34 前後方向溝
35 貫通孔(連通部)
40 挿填体

Claims (14)

  1. シートパッドの表面に表皮が設けられた車両用シートであって、
    該表皮から吊り片が延設され、該吊り片がシートパッドの座面の吊り溝内の支持体に係止されている車両用シートにおいて、
    該座面に通気溝が設けられ、該シートパッドに、該通気溝をシートパッド外に連通する連通部が設けられており、
    該通気溝は前記吊り溝と交差方向に延在しており、
    該通気溝と該吊り溝の交差部が不連続になるように吊り溝内に凸形状部が設けられていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1において、該凸形状部の高さがパッドの座面とほぼ同じ高さになっていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項2において、該凸形状部は、該通気溝に近接していることを特徴とする車両用シート。
  4. 請求項3において、該通気溝と該吊り溝の交差部が非通気性部材で覆われていることを特徴とする車両用シート。
  5. シートパッドの表面に表皮が設けられた車両用シートであって、
    該シートパッドは、
    底面部に上方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、
    該凹所に挿填された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、
    該挿填体の上面に設けられた通気溝及び表皮吊り溝と、
    該通気溝と前記パッド本体の座面とを連通する空孔と、
    該通気溝と該車両用シートパッド外とを連通する連通部と、
    を備えてなり、
    該表皮吊り溝のうち、少なくとも表皮の支持体を含む一部を露出させるように、該パッド本体にスリットが設置され、
    該表皮から延設された吊り片が該パッド本体のスリットを通って該吊り溝内の支持体に連結されており、
    該装填体の上面では、該通気溝と該吊り溝とが交差方向に延在しており、
    該吊り溝と該通気溝の交差部が不連続になるように吊り溝内に凸形状部が設けられていることを特徴とする車両用シート。
  6. 請求項5において、該凸形状部の高さが挿填体の上面とほぼ同じ高さになっていることを特徴とする車両用シート。
  7. 請求項6において、該凸形状部は、該通気溝に近接していることを特徴とする車両用シート。
  8. 請求項7において、該通気溝と吊り溝の交差部が非通気性部材で覆われていることを特徴とする車両用シート。
  9. 請求項7において、該通気溝と吊り溝の交差部において、パッド本体のスリットの一部もしくは全部が連結しており、その連結部によって通気溝の上方を覆っていることを特徴とする車両用シート。
  10. シートパッドの表面に表皮が設けられた車両用シートであって、
    該シートパッドは、
    座面部に下方へ向って凹陥する凹所が設けられたパッド本体と、
    該凹所に嵌合された挿填体とを備えてなる車両用シートパッドにおいて、
    該凹所の底面に設けられた通気溝及び表皮吊り溝と、
    該通気溝と前記パッド本体の座面とを連通する空孔と、
    該通気溝と該車両用シートパッド外とを連通する連通部と、
    を備えてなり、
    該表皮吊り溝のうち、の少なくとも表皮の支持体を含む一部を露出させるように、該挿填体にスリットが設置され、
    該表皮から延設された吊り片が該挿填体のスリットを通って該吊り溝内の支持体に連結されており、
    該凹所の底面では、該通気溝と該吊り溝とが交差しており、該吊り溝と該通気溝の交差部が不連続になるように吊り溝内に凸形状部が設けられていることを特徴とする車両用シート。
  11. 請求項10において、該凸形状部の高さが該凹所の底面とほぼ同じ高さになっていることを特徴とする車両用シート。
  12. 請求項11において、該凸形状部は、該通気溝に近接していることを特徴とする車両用シート。
  13. 請求項12において、該通気溝と該吊り溝の交差部が非通気性部材で覆われていることを特徴とする車両用シート。
  14. 請求項12において、該通気溝と吊り溝の交差部において、挿填体のスリットの一部もしくは全部が連結しており、その連結部によって通気溝の上方を覆っていることを特徴とする車両用シート。
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