JP2007174289A - センサ用アナログ多段増幅回路 - Google Patents

センサ用アナログ多段増幅回路 Download PDF

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Abstract

【課題】入力信号レベルに応じて複数のアナログアンプのゲインを自動的に制御しながら、各アンプのトータルゲインを一定に維持して、出力信号のS/N比の向上を図り得るアナログ多段増幅回路を提供する。
【解決手段】入力信号Vinが入力される入力段アンプ11と、出力信号Voutを出力する出力段アンプ12と、入力段アンプと出力段アンプとの間に介在されて、入力段アンプの出力信号に含まれるノイズ成分を減衰させて出力段アンプに出力するフィルター13とを備えたアナログ多段増幅回路であって、入力段アンプの出力信号に基づいて、出力信号レベルを最大とするように入力段アンプのゲインを制御する制御信号を出力する自動利得制御回路14と、自動利得制御回路の制御信号に基づいて、入力段アンプと出力段アンプのトータルゲインを一定とするように、出力段アンプのゲインを調整する第一の利得調整回路15とを備えた。
【選択図】図1

Description

この発明は、微小入力信号を増幅するアナログ多段増幅回路に関するものである。
近年、様々な分野でセンサが使用され、そのセンサの小型化が進んでいる。また、センサの小型化にともない、その出力信号が微小となっている。従って、センサの微小な出力信号を増幅するアナログ多段増幅回路のS/N比を向上させることが必要となっている。
図16は、センサ等から出力される微小な入力信号Vinを増幅するアナログ多段増幅回路の一例を示す。入力信号Vinは直列に接続される入力段及び出力段のアンプ1,2で増幅されて、出力信号Voutとして出力される。入力段及び出力段のアンプ1,2間にはハイパスフィルター3が介在され、入力段のアンプ1の出力信号に含まれる低周波ノイズを除去する。
このような増幅回路のトータルゲインは、アンプ1のゲインとアンプ2のゲインとを乗算した値となり、そのトータルゲインが一定となるように設定される。
また、S/N比を向上させるためには、アンプ1のゲインを大きく設定し、ハイパスフィルター3でノイズ成分を減衰させた後に、アンプ2でトータルゲインが一定となるように増幅することが望ましい。
しかし、アンプ1のゲインを大きくすると、入力信号の振幅が増大したとき、アンプ1の出力信号の振幅が動作電圧範囲を超える飽和状態となる可能性があり、安定した増幅動作を行うことができない。
従って、アンプ1のゲインは、許容入力信号の最大値に対応可能とする値に設定され、アンプ2のゲインは、トータルゲインを確保する値に設定する必要がある。すると、アンプ1のゲインを十分に大きく設定し、アンプ2のゲインを小さく設定することができない。この結果、アンプ2に入力されるノイズ成分を十分に減衰させることができず、出力信号VoutのS/N比を工場させることができない。
特許文献1には、トータルゲインを一定に維持するゲインコントロール部が開示されている。すなわち、ゲインコントロール部は、ADコンバータの出力信号に基づいてゲイン可変アンプのゲインとスケーリング部の入力値を制御する。ゲイン可変アンプのゲインをn倍としたとき、スケーリング部で入力値を1/n倍とする。
このような動作により、ADコンバータのダイナミックレンジを越えないようにゲイン可変アンプのゲインを調整し、かつエラーマイクから適応信号処理部までのゲインを一定にする。
特許文献2には、複数の可変ゲインアンプのトータルゲインを一定とする構成が開示されている。
特許文献3には、ゲインを調整可能とした差動入力アンプの一例が開示されている。
特開平6−138885号公報(図1) 特開平11−154839号公報 特開2004−343539号公報
図16に示す増幅回路では、上記のようにアンプ1のゲインを許容入力信号の最大値に対応可能とする値に設定する必要があるため、十分に大きなゲインを設定することができず、S/N比を向上させることができない。
特許文献1に記載された構成では、ADコンバータの出力信号に基づいてゲイン可変アンプのゲインとスケーリング部の入力値を制御する構成であるため、アナログアンプのトータルゲインを制御することはできない。また、ADコンバータの出力信号に基づいて制御するため、ゲイン可変アンプの出力レベルをリニアに制御することはできない。
この発明の目的は、入力信号レベルに応じて複数のアナログアンプのゲインを自動的に制御しながら、各アンプのトータルゲインを一定に維持して、出力信号のS/N比の向上を図り得るアナログ多段増幅回路を提供することにある。
上記目的は、入力信号が入力される入力段アンプと、出力信号を出力する出力段アンプと、前記入力段アンプと出力段アンプとの間に介在されて、前記入力段アンプの出力信号に含まれるノイズ成分を減衰させて前記出力段アンプに出力するフィルターとを備えたアナログ多段増幅回路であって、前記入力段アンプの出力信号に基づいて、出力信号レベルを最大とするように前記入力段アンプのゲインを制御する制御信号を出力する自動利得制御回路と、前記自動利得制御回路の制御信号に基づいて、前記入力段アンプと出力段アンプのトータルゲインを一定とするように、前記出力段アンプのゲインを調整する第一の利得調整回路とを備えたアナログ多段増幅回路により達成される。
本発明によれば、入力信号レベルに応じて複数のアナログアンプのゲインを自動的に制御しながら、各アンプのトータルゲインを一定に維持して、出力信号のS/N比の向上を図り得るアナログ多段増幅回路を提供することができる。
(第一の実施の形態)
図1は、この発明の原理図を示す。入力信号Vinは直列に接続される入力段アンプ11及び出力段アンプ12で増幅されて、出力信号Voutとして出力される。入力段及び出力段のアンプ11,12間にはフィルター13が介在され、入力段のアンプ1の出力信号に含まれるノイズを減衰させる。
アンプ11の出力信号は、AGC(Auto Gain Control)回路14、すなわち自動利得制御回路に出力される。AGC回路14は、アンプ11の出力信号レベルを検知して、アンプ11の出力信号レベルを一定にする動作、すなわち出力信号レベルが低下したとき、アンプ11のゲイン(利得)を引き上げ、出力信号レベルが上昇したとき、アンプ11のゲインを引き下げるように動作する。
前記AGC回路14の出力信号は、CGA(Control Gain Amp)回路(第一の利得調整回路)15に入力される。CGA回路15は、AGC回路14の出力信号に基づいてアンプ12のゲインを制御する。すなわち、AGC回路14の出力信号によりアンプ1のゲインが引き上げられるとき、CGA回路15はアンプ12のゲインを引き下げるように動作し、AGC回路14の出力信号によりアンプ11のゲインが引き下げられるとき、CGA回路15はアンプ12のゲインを引き上げるように動作する。
従って、AGC回路14及びCGA回路15の動作により、アンプ11,12のトータルゲインが一定となるように制御される。
図2は、前記AGC回路14の具体的構成を示す。AGC回路14は、絶対値回路16と、ピークホールド回路17と、CGA回路(第二の利得調整回路)18とから構成される。アンプ11の出力信号は絶対値回路16に入力され、絶対値回路16の出力信号はピークホールド回路17に入力される。また、ピークホールド回路17の出力信号がCGA回路18に入力される。
図3は、アンプ11,12の具体的構成を示すものである。同図に示すように、アンプ11,12は差動増幅回路で構成され、アンプ11は入力信号Vinを増幅して出力信号Vout1P,Vout1Mを出力する。アンプ12は、前記フィルター13を介して入力されるアンプ11の出力信号Vout1P,Vout1Mの電位差を増幅して、出力信号Vout2P,Vout2Mを出力する。
CGA回路18は、アンプ11の動作電流を制御することによりそのゲインを制御する。また、CGA回路18の出力信号がCGA回路15に入力され、CGA回路15はアンプ12の動作電流を制御することによりそのゲインを制御する。
前記絶対値回路16の具体的構成を図4に示す。アンプ11の出力信号Vout1P,Vout1Mが入力信号として差動回路19に入力され、その差動回路19の出力信号V1,V2はNチャネルMOSトランジスタTr1,Tr2のゲートにそれぞれ入力される。
トランジスタTr1,Tr2のドレインには電源VDDが供給され、ソースは電流源20に接続されている。そして、両トランジスタTr1,Tr2のソースから出力信号V3が出力される。
図5は、前記絶対値回路16の動作を示す。同図に示すように、差動回路19の出力信号V1,V2はアンプ11の出力信号Vout1P,Vout1Mに基づいて相補信号となる。そして、出力信号V3は出力信号V1,V2の中間値に対しプラス側の成分を抽出した波形となる。
図6は、前記ピークホールド回路17の一例を示す。前記絶対値回路16の出力信号V3はアンプ21のプラス側入力端子に入力され、アンプ21の出力信号はダイオード22を介して出力信号V4として出力される。
前記出力信号V4は、アンプ21のマイナス側入力端子に入力される。また、アンプ21のマイナス側入力端子は、容量23を介してグランドGNDに接続されるとともに、定電流源24若しくは抵抗を介してグランドGNDに接続される。
このような構成により、図7に示すように、アンプ21の出力信号と容量22及び定電流源24の充放電動作により、出力信号V4は徐々に上昇し、やがて絶対値回路16の出力信号V3のピーク値に収束する。
上記のような増幅回路では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)アンプ11,12のトータルゲインを一定に維持しながら、入力信号Vinのレベルに応じてアンプ11のゲインを自動的に調整することができる。すなわち、入力信号Vinのレベルが低下したとき、アンプ11のゲインを自動的に引き上げることができる。従って、アンプ11の出力信号を常時最大振幅に設定することが可能となる。
(2)アンプ11の出力信号を常時最大振幅に設定して、フィルター13でノイズを除去した後に、アンプ2で増幅して出力することができるので、出力信号VoutのS/N比を向上させることができる。
(第二の実施の形態)
図8は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、アンプ11,12間にハイパスフィルター25とローパスフィルター26を介在させ、両フィルター25,26間に同期検波回路27を介在させたものである。その他の構成は、前記第一の実施の形態と同様である。
同期検波回路27は、ハイパスフィルター25の出力信号から入力信号Vinと同一周波数成分のみを取り出すように動作する公知の回路である。そして、ハイパスフィルター25、同期検波回路27及びローパスフィルター26によりアンプ11の出力信号に含まれるノイズ成分が減衰する。
このような増幅回路に、前記第一の実施の形態と同様なAGC回路14及びCGA回路15が設けられている。
従って、この実施の形態ではハイパスフィルター25、同期検波回路27及びローパスフィルター26により出力信号VoutのS/N比を向上させることができるとともに、AGC回路14及びCGA回路15の動作により、S/N比をさらに向上させることができる。
(第三の実施の形態)
図9は、第三の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態のアンプ12に公知の温度補正機能を持たせたものであり、温度特性補正回路28の出力信号をアンプ12の電流源29に出力して、アンプ12の動作電流を制御することにより、センサから出力される入力信号Vinの温度特性をアンプ12で補正するものである。
図10は、温度特性補正回路28の一例を示す。トランジスタTr3〜Tr6はカレントミラー回路を構成し、トランジスタTr5のソースはダイオードD1を介して電源Vssに接続され、トランジスタTr6のソースは抵抗R1及びダイオードD2を介して電源Vssに接続されている。
前記ダイオードD1,D2の接合面積は、1:nに設定され、ダイオードD2はダイオードD1のn倍の接合面積を備えている。
また、トランジスタTr7〜Tr9はトランジスタTr3〜Tr6に対しカレントミラー動作を行い、トランジスタTr9のドレイン電流が前記電流源29に出力電流Ioとして出力される。
出力電流Ioは、ダイオードD1,D2の温度特性と接合面積比及び抵抗R1に基づいて生成され、周囲温度の変化に基づいて変化する。そして、アンプ12は電流源29に供給される出力電流Ioに基づいてセンサの温度特性を補正するように動作する。
このような構成により、センサの温度特性を補正する機能を備えた増幅回路において、AGC回路14及びCGA回路15により出力信号VoutのS/N比を向上させることができる。
(第四の実施の形態)
図11は、第四の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態のアンプ12に公知のレシオメトリック機能を持たせたものであり、レシオメトリック回路30の出力信号をアンプ12の電流源29に入力して、アンプ12の動作電流を制御することにより、電源電圧変動による出力信号Vout2P,Vout2Mの変動を制御する。
図12は、レシオメトリック回路30の一例を示す。アンプ31には電源VDDと電源Vssとの電位差を抵抗R2,R3で分圧した電圧と、基準電圧Vrefが入力される。アンプ31は、電源VDDと電源Vssとの電位差に基づく出力電圧Vaをアンプ32に出力する。
アンプ32の出力信号は、トランジスタTr10のゲートに入力され、そのトランジスタTr10のソースはアンプ32の入力端子に接続されるとともに、抵抗R4を介して電源Vssに接続され、ドレインには電流源33から定電流Ioが供給される。
そして、アンプ32は入力電圧がともにVaとなるようにトランジスタTr10のドレイン電流I1を制御する。従って、出力電流Ioutは定電流Ioからドレイン電流I1を減算した値が出力される。
このような構成により、アンプ31の出力電圧Vaは電源電圧の変動にともなって変動する。すなわち、電源VDDの上昇にともなって上昇し、電源VDDの低下にともなって低下する。そして、アンプ31の出力電圧Vaの上昇によりトランジスタTr10のドレイン電流I1が増大して出力電流Ioutが減少し、アンプ31の出力電圧Vaの低下によりトランジスタTr10のドレイン電流I1が減少して出力電流Ioutが増大する。
上記のようなレシオメトリック回路30の出力電流Ioutは、アンプ12の電流源29に供給される。従って、アンプ12では電源電圧の変動に比例した出力信号Vout2P,Vout2Mを出力する。
このような構成により、トータルゲインを電源電圧に比例させることができる。
(第五の実施の形態)
図13は、第五の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態において、フィルター13の前段のアンプを多段構成としたものである。すなわち、フィルター13の前段でアンプ34a〜34cが直列に接続され、入力信号Vinはアンプ34a〜34cで増幅されてフィルター13に入力される。
各アンプ34a〜34cの出力信号レベルは、それぞれAGC回路35a〜35cにより所定レベルとなるように制御される。そして、各AGC回路35a〜35cの出力信号がCGA回路15に入力され、そのCGA回路15によりアンプ34a〜34c,12のトータルゲインが一定となるように制御される。
このような構成により、入力信号Vinをフィルター13の前段のアンプ34a〜34cで十分に増幅した後にフィルター13を通し、次いでゲインを抑制したアンプ12で増幅することができるので、前記第一の実施の形態に比してS/N比をさらに向上させることができる。
(第六の実施の形態)
図14は、第六の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態の絶対値回路16及びピークホールド回路17を間歇動作させて、消費電力を低減する構成としたものである。
すなわち、絶対値回路16及びピークホールド回路17にはスイッチ回路36を介して電源VDDが供給され、ピークホールド回路17の出力信号は第一のデータホールド回路37を介してCGA回路15に出力される。第一のデータホールド回路37は、前記スイッチ回路36と同期して開閉されるスイッチ回路38と、ピークホールド回路17の出力レベルを保持可能とした容量39とで構成される。
CGA回路15の出力信号は第二のデータホールド回路40を介してCGA回路18に出力される。第二のデータホールド回路40は、前記スイッチ回路36と同期して開閉されるスイッチ回路41と、CGA回路15の出力レベルを保持可能とした容量42とで構成される。
このように構成された増幅回路では、スイッチ回路36,38,41が間歇的に開閉される。スイッチ回路36,38,41が導通状態のとき、前記第一の実施の形態と同様に動作する。このとき、ピークホールド回路17の出力レベル及びCGA回路15の出力レベルが容量39,42で保持される。
また、スイッチ回路36,38,41が不導通となると、CGA回路15,18は容量39,42に保持された出力レベルに基づいて動作し続ける。このとき、絶対値回路16及びピークホールド回路17には電源VDDの供給が停止される。
従って、この実施の形態の増幅回路では、前記第一の実施の形態と同様な作用効果を得ることができるとともに、スイッチ回路36,38,41の開閉動作により、絶対値回路16及びピークホールド回路17を間歇動作させて、消費電力を低減させることができる。
(第七の実施の形態)
図15は、第七の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態のアンプ11,12のゲインを正確に設定可能とする構成としたものである。
すなわち、CGA回路15の出力信号は、アンプ11と、第一のゲインモニターアンプ43に入力され、第一のゲインモニターアンプ43にはあらかじめ設定された固定レベルが入力信号として入力される。そして、第一のゲインモニターアンプ43はCGA回路15の出力信号に基づいてゲインが調整され、その出力信号がCGA回路(第三の利得調整回路)44に出力される。
CGA回路18の出力信号は、アンプ12と、第二のゲインモニターアンプ45に入力され、第二のゲインモニターアンプ45にはあらかじめ設定された固定レベルが入力信号として入力される。そして、第二のゲインモニターアンプ45はCGA回路18の出力信号に基づいてゲインが調整され、その出力信号が前記CGA回路44に出力される。
CGA回路44は、第一及び第二のゲインモニターアンプ43,45の出力信号に基づいて両アンプ43,45のゲインを検知し、CGA回路18に制御信号を出力する。CGA回路18は、CGA回路44から出力される制御信号に基づいて、アンプ12及び第二のゲインモニターアンプ45のゲインを調整する。
このような動作により、第一及び第二のゲインモニターアンプ43,45のゲインをモニターすることにより、アンプ11,12のゲインを検知し、その検知結果に基づいてアンプ11,12のゲインを調整することができる。従って、アンプ11,12のトータルゲインを正確に一定とすることができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第一〜第七の実施の形態を適宜に組み合わせた増幅回路を構成してもよい。
第一の実施の形態を示すブロック図である。 第一の実施の形態を示すブロック図である。 第一の実施の形態を示す回路図である。 絶対値回路を示す回路図である。 絶対値回路の動作を示す波形図である。 ピークホールド回路を示す回路図である。 ピークホールド回路の動作を示す波形図である。 第二の実施の形態を示す回路図である。 第三の実施の形態を示す回路図である。 温度特性補正回路を示す回路図である。 第四の実施の形態を示す回路図である。 レシオメトリック回路を示す回路図である。 第五の実施の形態を示す回路図である。 第六の実施の形態を示す回路図である。 第七の実施の形態を示す回路図である。 従来例を示す回路図である。
符号の説明
11 入力段アンプ
12 出力段アンプ
13 フィルター
14 自動利得制御回路(AGC回路)
15,18,44 利得調整回路
Vin 入力信号
Vout 出力信号

Claims (8)

  1. 入力信号が入力される入力段アンプと、
    出力信号を出力する出力段アンプと、
    前記入力段アンプと出力段アンプとの間に介在されて、前記入力段アンプの出力信号に含まれるノイズ成分を減衰させて前記出力段アンプに出力するフィルターと
    を備えたセンサ用アナログ多段増幅回路であって、
    前記入力段アンプの出力信号に基づいて、出力信号レベルを最大とするように前記入力段アンプのゲインを制御する制御信号を出力する自動利得制御回路と、
    前記自動利得制御回路の制御信号に基づいて、前記入力段アンプと出力段アンプのトータルゲインを一定とするように、前記出力段アンプのゲインを調整する第一の利得調整回路と
    を備えたことを特徴とするセンサ用アナログ多段増幅回路。
  2. 前記自動利得制御回路は、
    前記入力段アンプの出力信号の絶対値を生成する絶対値回路と、
    前記絶対値回路の出力信号のピーク値を保持するピークホールド回路と、
    前記ピークホールド回路の出力信号に基づいて前記入力段アンプのゲインを調整する第二の利得調整回路と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載のセンサ用アナログ多段増幅回路。
  3. 前記フィルターは、ハイパスフィルターと、同期検波回路と、ローパスフィルターを直列に接続して構成したことを特徴とする請求項1又は2記載のセンサ用アナログ多段増幅回路。
  4. 前記出力段アンプには、前記入力信号の温度特性を補正する温度特性補正回路を接続したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセンサ用アナログ多段増幅回路。
  5. 前記出力段アンプには、トータルゲインを電源電圧に比例して変動させるレシオメトリック回路を接続したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のセンサ用アナログ多段増幅回路。
  6. 前記入力段アンプを複数段のアンプで構成し、該入力段アンプの各アンプを前記自動利得制御回路で制御したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のセンサ用アナログ多段増幅回路。
  7. 前記絶対値回路とピークホールド回路とに電源を間歇的に供給するスイッチ回路と、
    前記絶対値回路とピークホールド回路の不活性時に、該ピークホールド回路の出力信号を保持して前記第二の利得調整回路に出力する第一のデータホールド回路と、
    前記絶対値回路とピークホールド回路の不活性時に、前記第二の利得調整回路の出力信号を保持して前記第一の利得調整回路に出力する第二のデータホールド回路と
    を備えたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のセンサ用アナログ多段増幅回路。
  8. 前記第一及び第二の利得調整回路の出力信号に基づいてゲインが調整される第一及び第二のゲインモニターアンプと、
    前記第一及び第二のゲインモニターアンプの出力信号に基づいて、前記第一の利得調整回路を制御する第三の利得調整回路と
    を備えたことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載のセンサ用アナログ多段増幅回路。
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