JP2007173717A - 固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法 - Google Patents

固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007173717A
JP2007173717A JP2005372445A JP2005372445A JP2007173717A JP 2007173717 A JP2007173717 A JP 2007173717A JP 2005372445 A JP2005372445 A JP 2005372445A JP 2005372445 A JP2005372445 A JP 2005372445A JP 2007173717 A JP2007173717 A JP 2007173717A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
solid
photoelectric conversion
imaging device
state imaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005372445A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4751717B2 (ja
Inventor
Noriaki Suzuki
鈴木  教章
Katsumi Ikeda
勝己 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2005372445A priority Critical patent/JP4751717B2/ja
Publication of JP2007173717A publication Critical patent/JP2007173717A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4751717B2 publication Critical patent/JP4751717B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)

Abstract

【課題】素子の微細化と共に顕在化する層内レンズの問題点を解消し、固体撮像素子の集光効率を効果的に改善する。
【解決手段】光電変換部30と、この光電変換部30で生成された電荷を転送する電荷転送部80と、入射した光を光電変換部30に導く光導波路と、を有する固体撮像素子であって、光導波路が、電荷転送部80を覆うとともに光電変換部30の上方に内壁面が略垂直に形成された開口部を有する被覆層7と、開口部の内部に形成される透光性材料部とで構成され、被覆層7の内壁面および上面が遮光性を有するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、固体撮像素子および固体撮像素子の製造方法に関する。
固体撮像素子としては、CCD(charge Coupled Device;電荷結合素子)イメージセンサ(以下、単にCCDという)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどがある。これは、デジタルカメラをはじめとして、ビデオカメラ、カメラ付き携帯電話装置、スキャナ装置、デジタル複写機、ファクシミリ装置など、様々な用途に利用されている。また、このような固体撮像素子を用いたデバイスが普及するにつれて、固体撮像素子に対して、画素数の増大、受光感度の向上などの高機能化、高性能化に加えて、小型化、低価格化などに対する要求が益々強まってきている。
このように、固体撮像素子の小型化および高画素化が進み、これと同時に低価格化が要求されると、その画素サイズは益々縮小化される。このような画素サイズの縮小化に伴って、固体撮像素子の基本性能の一つである受光感度が低下するため、照度が低いところで鮮明な像を撮影することは困難である。したがって、単位画素当たりの受光感度を如何にして向上させるかということが重要な問題になっている。
固体撮像素子の集光効率を高めて受光感度を向上させる方法としては、カラーフィルタの上部に有機高分子材料によりマイクロレンズを形成し、さらに、マイクロレンズの下方に層内レンズを形成する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
図17にCCD固体撮像素子の構造を示す断面図を示した。CCD固体撮像素子は、半導体基板210内に光電変換部(受光部)212と、読み出しゲート部214と、CCD転送チャネル216とが形成され、また、絶縁膜218を介して転送電極220が形成されている。転送電極220上には層間絶縁膜222を介して遮光膜224が形成され、この遮光膜224は転送電極220への光の入射を防止する。また、遮光膜224には受光部212上に開口が設けられて、受光部212に光が入射可能としている。そして、遮光膜224を覆って、例えばBPSG(ボロンリン シリケートガラス)膜等のリフロー膜或いはHDP(高密度プラズマ)CVD膜による層間絶縁層226が形成されている。この層間絶縁層226は、例えばBPSGの組成を所定の組成とすることにより、光電変換部212上に凹部を有するように形成されている。
そして、層間絶縁層226上に、層内レンズ228(上に凸なレンズ面228aと、下に凸なレンズ面228bとで構成される)が形成される。層内レンズ228上には、例えばアクリル系樹脂膜(屈折率n=1.3〜1.4)等からなる平坦化層230が形成され、さらにその上にカラーフィルタ232が形成されている。さらにカラーフィルタ232上にはマイクロレンズ(いわゆるオンチップレンズ)234が形成されている。
このように、マイクロレンズ234の下に層内レンズ228を設けることにより、入射光を2段階で集光して、より多くの光を光電変換部212に入射させることができる。従って、オンチップレンズのみを形成した場合と比較して、CCD固体撮像素子の感度を向上させることができる。
特開2000−164837号公報
しかしながら、上記した層内レンズを設ける構造をもつ従来のCCD固体撮像素子では、遮光膜224上の層間絶縁層226の凹形状でレンズ形状が決まってしまうことから、素子の微細化に伴い、レンズ形状にばらつきが生じて、所望の集光効率を得ることができない場合がある。さらに、素子の微細化に伴い、CVD膜のカバレッジなどが原因で、層内レンズ228にボイドが発生し、これが集光効率の向上の妨げとなる場合がある。また、図17の固体撮像素子では、層内レンズ228の下には、遮光膜224による階段状部分(段差)が生じており、この階段状部分によって入射光が散乱され、迷光となる場合がある。なお、図17では、入射光の進路の例を、矢印にて示している。
本発明は、このような考察に基づいてなされたものであり、その目的は、素子の微細化と共に顕在化する層内レンズの問題点を解消し、固体撮像素子の集光効率を改善することにある。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1)光電変換部と、この光電変換部で生成された電荷を転送する電荷転送部と、入射した光を前記光電変換部に導く光導波路と、を有する固体撮像素子であって、前記光導波路が、前記電荷転送部を覆うとともに前記光電変換部の上方に内壁面が略垂直に形成された開口部を有する被覆層と、前記開口部の内部に形成される透光性材料部とで構成され、前記被覆層の内壁面および上面が遮光性を有していることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、光導波路が設けられ、入射された光が光導波路により光電変換部に導かれるために、集光効率を確実に向上させることができる。光導波路は、電荷転送部を覆うように設けられ、かつ、光電変換部上に光を導くことを可能とするための開口部をもつ被覆層によって形成される。その開口部は、被覆層を直線的に貫通する開口部であり、その被覆層の、内壁面および上面は遮光性を有しており、これによって、開口部に到来する入射光を、被覆層の内壁面にて反射させて光電変換部に確実に導くことができる。異方性エッチングを使用すれば、略垂直の内壁面を形成することは容易であり、したがって、光を下方に導くのに適した、柱状の開口部を容易に形成することができる。層内レンズの形成には、リフロー処理によるレンズの曲率形成等の製造上かなり難しい工程が必要であったが、光導波路は、被覆層の堆積技術と、RIE等の異方性エッチング技術を用いて比較的容易に形成でき、その加工精度も高いため、安定した集光性能を確実に実現することができる。
(2)(1)記載の固体撮像素子であって、前記被覆層は、金属材料からなる遮光膜であることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、例えばタングステン(W)等の金属からなる遮光膜に開口部を設けることによって、光導波路を容易に形成できる。
(3)(1)記載の固体撮像素子であって、前記光導波路は、前記光電変換部ならびに電荷転送部上に遮光性材料からなる被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記被覆層を貫通する開口部を設ける工程を経て形成されたものであることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、遮光性材料からなる被覆層を設け、平坦化し、平坦化処理後の被覆層を異方性エッチング等によって選択的に除去して、被覆層を貫通する開口部を形成することによって、光導波路を無理なく高精度に形成することが可能である。
(4)(1)記載の固体撮像素子であって、前記光導波路を構成する前記被覆層は、該被覆層を貫通する開口部と、該開口部内壁面および上面に設けられた遮光性材料膜と、によって構成されることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、開口部と、開口部内壁面および上面に設けられた遮光性材料膜とによって光導波路を形成することができる。加工が容易な層間膜の表面に選択的に遮光性材料膜を形成して、入射光を反射させることを可能とするものである。
(5)(1)記載の固体撮像素子であって、前記光導波路は、前記光電変換部ならびに電荷転送部上に被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の表面に遮光性材料からなる第1の遮光層を形成し、さらに、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記第1の遮光層を貫通する開口部を形成し、この開口部の形成に伴って生じる前記被覆層の内壁面上に、遮光性材料からなり前記第1の遮光層に連接する第2の遮光層を設ける工程を経て形成されたものであることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、被覆層を設け、その被覆層を平坦化した後、被覆層の表面に選択的に第1の遮光層を形成し、異方性エッチング等によって被覆層を選択的に除去して、その被覆層を貫通する開口部を形成し、被覆層の内壁面に第1の遮光層に連接する第2の遮光層を形成することによって、複合膜を使用した光導波路を、無理なく高精度に形成することが可能である。
(6)(1)〜(5)のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、前記光導波路を構成する前記膜の下方には、前記電荷転送部を覆う、遮光性材料からなる遮光膜が形成されていることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、光導波路となる膜の下に、さらに、転送電極を含む電荷転送部を覆う遮光膜が形成されているため、入射光の回り込みによるスミアの発生を確実に防止することができる。すなわち、半導体基板の光電変換部上に設けられる透光性の絶縁膜の膜厚が厚くなると、光導波路内を伝搬してきた光が、その絶縁膜を斜めに通過して電荷転送部側に回り込むことがあるため、そのような回り込む光を、遮光膜にて確実に遮断することができる。
(7)(1)〜(6)のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、前記光導波路の上方に、前記光導波路に向けて集光するためのマイクロレンズが設けられることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、マイクロレンズ(オンチップレンズ)により集光された光を、光導波路により光電変換部に導くことができため、集光効率を向上させることができる。
(8)(7)記載の固体撮像素子であって、前記マイクロレンズと前記光導波路との間に、層内レンズが設けられることを特徴とする固体撮像素子。
この固体撮像素子によれば、マイクロレンズ(オンチップレンズ)、層内レンズならびに光導波路の相乗効果によって、入射光を光電変換部に効率的に導くことができる。
(9)光電変換部と、この光電変換部で生成された電荷を転送する電荷転送部と、入射した光を前記光電変換部に導く光導波路と、を有する固体撮像素子の製造方法であって、半導体基板内に前記光電変換部を形成する第1のステップと、半導体基板内および半導体基板上に、電荷転送電極を含む電荷転送部を形成する第2のステップと、前記光電変換部ならびに電荷転送部上に遮光性材料からなる被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記被覆層を貫通する開口部を設けることによって前記光導波路を形成する第3の工程と、を含むことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
この固体撮像素子の製造方法によれば、光電変換部ならびに転送電極を含む電荷転送部を形成した後、遮光性材料からなる被覆層を設け、平坦化し、平坦化処理後の被覆層を異方性エッチング等によって選択的に除去して、その被覆層を貫通する開口部を形成することによって、光導波路を無理なく高精度に形成することが可能である。
(10)光電変換部と、この光電変換部で生成された電荷を転送する電荷転送部と、入射した光を前記光電変換部に導く光導波路と、を有する固体撮像素子の製造方法であって、半導体基板内に前記光電変換部を形成する第1のステップと、半導体基板内および半導体基板上に、電荷転送電極を含む電荷転送部を形成する第2のステップと、前記光電変換部ならびに電荷転送部上に被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の表面に遮光性材料からなる第1の遮光層を形成し、さらに、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記第1の遮光層を貫通する開口部を形成し、この開口部の形成に伴って生じる前記被覆層の内壁面上に、遮光性材料からなり前記第1の遮光層に連接する第2の遮光層を設けることによって前記光導波路を形成する第3の工程と、を含むことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
この固体撮像素子の製造方法によれば、光電変換部ならびに転送電極を含む電荷転送部を形成した後、被覆層を設け、被覆層を平坦化した後、その被覆層の表面に選択的に第1の遮光層を形成し、異方性エッチング等によって被覆層を選択的に除去して、その被覆層を貫通する開口部を形成し、被覆層の内壁面に第1の遮光層に連接する第2の遮光層を形成することによって、複合膜を使用した光導波路を、無理なく高精度に形成することが可能である。
本発明によれば、光導波路を設けることによって、マイクロレンズにより集光された光を、光導波路により光電変換部に確実に導くことができ、したがって、集光効率を確実に向上させることができる。また、光導波路は、被覆層の堆積技術と、RIE等の異方性エッチング技術を用いて比較的容易に形成でき、その加工精度も高いため、安定した集光性能を確実に実現することができる。さらに、被覆層を平坦化した後、その膜を異方性エッチング等によって選択的に除去して、その被覆層を直線的に貫通する開口部を形成することによって、略垂直の内壁面を形成することが容易にでき、したがって、光を下方に導くのに適した、柱状の開口部を容易に形成することができる。
以下、本発明に係る固体撮像素子およびその製造方法の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の固体撮像素子の構造を説明する。図1は本発明に係る固体撮像素子の平面模式図、図2は図1に示す固体撮像素子の画素部の拡大平面図、図3は図2のA−A線断面模式図である。
図1〜図3に示す固体撮像素子100の撮像素子形成領域47には、受光領域43内に光電変換部(フォトダイオード)30が多数形成され、各フォトダイオード30で発生した信号電荷を列方向(図1中のY方向)に転送するための垂直転送路15が、列方向に配設された複数のフォトダイオード30からなる複数のフォトダイオード列の間を蛇行して形成される。そして、垂直転送路15は水平転送CCD(HCCD)40に接続され、水平転送CCD(HCCD)40の終端側には出力アンプ41が設けられる。
電荷転送部は、複数のフォトダイオード列の各々に対応してシリコン基板10の表面部の列方向に形成された複数本の電荷転送チャネル15と、電荷転送チャネル15の上層に形成された2層電極構造の電荷転送電極17(第1の電極17a、第2の電極17b)と、フォトダイオード30で発生した電荷を電荷転送チャネル15に読み出すための電荷読み出し領域14(図1参照)とを含む。電荷転送電極17は、行方向に配設された複数のフォトダイオード30からなる複数のフォトダイオード行の間を全体として行方向(図1中のX方向)に延在する蛇行形状となっている(図2参照)。電荷転送電極17は単層電極構造であっても良い。
図3に示すように、固体撮像素子100は、n型半導体基板10上に形成される。電荷転送部80上に、ゲート酸化膜2(2a,2b,2c)を介して第1層電極3aと第2層電極3bとが酸化シリコン膜4aとHTO膜4bとからなる電極間絶縁膜4を介して配列され、電荷転送電極を構成している。参照符号111はn型不純物層であり、参照符号113はp型不純物層である。また、電荷転送電極上には、第1の酸化膜5a、シリコン窒化膜(SiN)6、第2の酸化膜5bが形成される。
また、フォトダイオード30は、pウェル12とpn接合を形成するn型不純物領域31と、このn型不純物領域31表面に形成された表面電位調整層としての高濃度のp型不純物領域32とで形成されている。参照符号11は、チャネルストップ領域である。ゲート酸化膜2は、酸化シリコン(SiO)膜からなるボトム酸化膜2aと、窒化シリコン(SiN)膜2bと、酸化シリコン(SiO)膜からなるトップ酸化膜2cとを含む積層構造(ONO)膜で構成される。またpウェル12の下方にはp型半導体層からなるオーバードレインバッファ層13が形成されており、電圧を印加することにより、電荷の引き出しができるようになっている。
第1層電極3aおよび第2層電極3b上には、酸化シリコン膜5a,5bが形成されている。この酸化シリコン膜5a,5b上には、転送電極3a,3bを埋め込むことが可能な十分な膜厚をもつタングステン(W)からなる遮光膜(被覆層)7が形成され、このタングステン(W)からなる遮光膜7は、光電変換部30上において開口部を有する。これによって、光導波路が構成されている。その開口部は、遮光膜7を平坦化した後、異方性エッチングによって選択的に除去することにより形成される。その開口部は、遮光膜7を貫通し、半導体基板10の基板面に対して略垂直な内壁面Kによって囲まれて形成される。なお、転送電極3a,3b上方の盛り上がった酸化シリコン膜5bの位置における遮光膜7の膜厚は、前記遮光膜の開口部の開口幅の1/2以上であることが好ましい。これにより、光導波路の集光機能が確実に発揮される。
図3中に矢印で示すように、入射光Lは、遮光膜7に設けられた開口部における内壁面Kにより反射して、下方に導かれ、光電変換部30に到達する。光導波路の側面に階段状部分がないため、入射光が乱反射することなく下方に導かれる。これにより、本来なら迷光となってしまう入射光が有効な光となり、集光効率が改善される。したがって、層内レンズを設けなくても、層内レンズを設けたときと同様に集光効率を向上させることができる。また、層内レンズを形成する場合に比べて、光導波路の形成は、CVD技術と、RIEのような異方性エッチング技術を組み合わせて容易に形成することができるため、固体撮像素子の製造が容易化される。また、層内レンズを形成する場合には、デバイスの微細化と共に、レンズの形状不良や埋め込み不良に伴うボイドの発生が懸念されるが、光導波路の形成の際には、このような事態は生じない。
図3において、光導波路を構成する遮光膜7上には、層間絶縁膜としての酸化膜(CVDSiO膜)8が形成され、その上にパッシベーション膜としてのシリコン窒化膜(SiN膜)9が形成されている。
さらに、その上には、有機膜等からなる平坦化層24が形成され、その上に、カラーフィルタ50が形成されている。また、カラーフィルタ上には、平坦化膜(有機膜)70を介して、マイクロレンズ(オンチップレンズ)60が形成されている。
次に、図3の固体撮像素子の製造方法について、図4〜図8を用いて説明する。
図4は、図3の固体撮像素子の第1の製造工程における断面図である。
まず、図4に示すように、n型半導体基板10内に、p型半導体層からなるオーバードレインバッファ層13を形成するための不純物(B)をイオン打ち込みし、さらに、pウエル12を形成するための不純物(B)をイオン打ち込みする。続いて、光電変換部30においてp型層32とn型層31を形成し、電荷転送部80において、n型層111とp型層113を形成し、また、p型のチャネルストップ領域11を形成する。
続いて、酸化シリコン(SiO)膜からなるボトム酸化膜2aと、窒化シリコン(SiN)膜2bと、酸化シリコン(SiO)膜からなるトップ酸化膜2cとを含む積層構造(ONO)膜を形成する。この積層構造膜はゲート絶縁膜となる。
さらに、電荷転送部80において、ゲート酸化膜2(2a,2b,2c)上に、ドープトポリシリコンからなる第1層電極3aと第2層電極3bを形成する。第1層電極3aと第2層電極3bとの間には、酸化シリコン膜4aとHTO膜4bとからなる電極間絶縁膜4を形成する。これによって、電荷転送電極が形成される。
続いて、電荷転送電極上に、第1の酸化膜5aを形成する。そして、その光電変換部30上のゲート酸化膜2上にシリコン窒化膜(SiN膜)6を形成し、続いて、第2の酸化膜5bを形成する。このようにして、図4に示されるデバイス構造が形成される。
図5は、図3の固体撮像素子の第2の工程における断面図である。
図5に示すように、第2の酸化膜5b上に、転送電極を構成する第1層および第2層電極(3a,3b)を埋め込むことが可能な十分な膜厚をもつ(換言すれば、後の平坦化処理が可能な膜厚をもつ)タングステン(W)を堆積し、遮光膜7を形成する。続いて、その遮光膜7を、CMP(ケミカルメカニカルエッチング)やエッチバック等の平坦化技術によって平坦化する。
図6は、図3の固体撮像素子の第3の工程における断面図である。
続いて、フォトリソグラフィ技術により、タングステン(W)からなる遮光膜7の一部を選択的に除去し、光電変換部30上において開口部を形成する。遮光膜7の選択的除去には、RIE(リアクティブイオンエッチング)のような異方性エッチングを利用する。これにより、タングステン(W)からなる遮光膜7の内壁面Kは、略垂直となり、この内壁面Kは、デバイスの上方から到来する入射光を下方の光電変換部30に導くための反射材として機能する。これによって、光導波路が形成される。この導波路が存在するために、本来なら迷光となってしまう入射光が有効な光となり、集光効率が改善される。したがって、層内レンズを設けなくても、層内レンズを設けたときと同様に集光効率を向上させることができる。また、層内レンズを形成する場合に比べて、光導波路の形成は、CVD技術と、RIEのような異方性エッチング技術を組み合わせて容易に形成することができるため、固体撮像素子の製造が容易化される。
図7は、図3の固体撮像素子の第4の工程における断面図である。
続いて、光導波路を構成する遮光膜7上に、層間絶縁膜としての酸化膜(CVD SiO膜)8を形成し、さらに、その上にパッシベーション膜としてのシリコン窒化膜(SiN膜)9を形成する。
図8は、図3の固体撮像素子の第5の工程における断面図である。
続いて、パッシベーション膜としてのシリコン窒化膜(SiN膜)9上に、有機膜等からなる平坦化層24を形成する。
そして、先の図3に示されるように、平坦化層24上に、カラーフィルタ50を形成し、そのカラーフィルタ上に平坦化膜70を介して、マイクロレンズ(オンチップレンズ)60を形成する。このようにして、図3の固体撮像素子が完成する。
以上説明したように、本実施形態の固体撮像素子100によれば、入射光Lは、遮光膜7に設けられた開口部における内壁面Kにより反射して、下方に導かれて光電変換部30に到達するので、入射光が乱反射することなく、効率良く下方の光電変換部30に導かれる。これにより、層内レンズを設けたときと同様の集光効率の向上が図られる。そして、層内レンズを形成する工程と比較して、光導波路の形成はCVD技術と、RIEのような異方性エッチング技術を組み合わせて容易に形成することができるため、固体撮像素子の製造が簡単にされて、低コスト化が図られる。また、層内にボイドの発生がなくなり、高品位な層構成の固体撮像素子を得ることができる。
なお、上記例は、遮光膜7を形成した後に光電変換部30の位置に開口部を形成し、この開口部に酸化膜8を形成する方法であったが、本発明はこの方法に限らず、次のようにして光導波路を形成してもよい。
即ち、図9に光導波路の製法の第1変形例を表す断面図を示すように、遮光膜7の形成前に、電荷転送部80を覆うタングステン遮光膜140を形成し、その上に酸化膜8を形成して平坦化し、その後、電荷転送部80の領域上に開口部を形成して、この開口部の内部に遮光膜7となるタングステンのプラグを埋め込むことであってもよい。この方法によれば、光導波路の形成に特別な工程を追加することなく、通常のプロセスに些細な変更を加えるだけで済む。
また、他の方法として、図10に光導波路の製法の第2変形例を表す断面図を示すように、遮光膜7の形成前に酸化膜8を形成して平坦化し、その後、開口部を形成して、この開口部の内部に遮光膜7となるタングステンのプラグを埋め込むことであってもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る固体撮像素子の第2実施形態を説明する。
図11は、透光性の膜とその表面に設けられた遮光性材料膜とを組み合わせた複合膜によって光導波路を構成する例を示す断面図である。
図11における固体撮像素子の基本的な構造は、図3の固体撮像素子と同じであるが、光導波路の構成が異なっている。すなわち、図3の固体撮像素子では、タングステン(W)からなる単一の膜を加工して光導波路を形成していたが、図11の固体撮像素子では、透光性の膜とその表面に設けられた遮光性材料膜とを組み合わせた複合膜によって光導波路を構成する。
本実施形態の固体撮像素子では、転送電極上に設けられている第2の酸化膜5b上に、転送電極を埋め込むことができる厚みをもつ酸化膜(例えば、プラズマTEOS酸化膜)110を形成し、選択的エッチングにより開口部を形成し、その酸化膜110の上面ならびに内壁面に、金属(例えばタングステンやアルミニウム)からなる遮光性材料膜(反射性材料膜)120を形成し、酸化膜110と遮光性材料膜120とにより構成される複合膜によって、光導波路を形成する。これによって、前掲の実施形態と同様の効果を得ることができる。
以下、図12(a)〜(e)を用いて、図11の固体撮像素子における、複合膜を使用した光導波路の製造方法を説明する。
図12(a)に示すように、酸化膜110上にアルミニウム(Al)からなる金属膜(反射性材料膜)120aを形成し、その上にレジスト19を形成し、続いて、そのレジスト19をパターニングする。
次に、図12(b)に示すように、酸化膜110をエッチングする。続いて、図12(c)に示すように、レジスト19を除去した後、金属膜120a上ならびに酸化膜110の内壁面上に、Alからなる金属膜120bを形成する。
次に、図12(d)に示すように、RIEによって、上側の金属膜120bを全面エッチングする。これによって、上側の金属膜120bは、酸化膜110の内壁面だけに残ることになり、他は除去される。そして、酸化膜110の内壁面に形成される金属膜120bは、酸化膜110の上面に設けられている金属膜120aに連接(連結)する。このようにして、金属膜120からなる反射材料膜が、酸化膜110の表面に形成される。
金属膜120aは遮光材として機能し、金属膜120bは入射光を下方に導くための反射材として機能する。このようにして、図11の固体撮像素子に示されるような光導波路が形成される。複合膜を使用して光導波路を形成する場合の利点としては、厚い酸化膜110の形成と加工が容易であることがあげられる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る固体撮像素子の第3実施形態を説明する。
図13は、遮光膜からなる光導波路の下に、さらにスミア防止用の遮光膜を形成した構造を示す断面図である。
図13の固体撮像素子の基本的な構造は、前掲の実施形態にて説明したものと同様である。即ち、第1層電極3aおよび第2層電極3b上には、酸化シリコン膜5a,5bが形成されている。この酸化シリコン膜5a,5b上には、転送電極3a,3bを埋め込むことが可能な十分な膜厚をもつタングステン(W)からなる遮光膜(被覆層)7が形成され、このタングステン(W)からなる遮光膜7は、光電変換部30上において開口部を有する。
ただし、図13に示す固体撮像素子においては、遮光膜(タングステン膜)7からなる光導波路の下にスミア防止用の遮光膜150が形成され、この遮光膜(タングステン膜)150上に薄い酸化膜160が形成され、さらに、この酸化膜160上にCVD酸化膜8が形成されている。この点で、図3に示す固体撮像素子とは構成が異なっている。
図13の固体撮像素子によれば、光導波路となる遮光膜(タングステン膜)7の下に、さらに、転送電極を含む電荷転送部を覆うような遮光膜(タングステン膜)150が形成されているため、入射光の回り込みによるスミアの発生を確実に防止することができる。すなわち、半導体基板10の光電変換部30上に設けられる透光性のゲート絶縁膜2や酸化膜5bの膜厚が厚くなると、光導波路内を伝搬してきた光が、その絶縁膜を斜めに通過して電荷転送部80側に回り込むことがある。したがって、その回り込む光を、下側の遮光膜150にて確実に遮断する。これによって、スミアの発生が確実に防止される。
図14ならびに図15は、図13に示す固体撮像素子の製造工程の一部(光導波路の下に遮光膜を形成する工程)を抜き出して示すデバイスの断面図である。図14ならびに図15において、前掲の図面と同じ部分には同じ参照符号を付してある。
先に説明した図4の工程の後、図14に示されるように、酸化膜5b上にタングステン(W)からなる遮光膜150を形成する。続いて、図15に示すように、遮光膜150上に酸化膜160を形成する。以下、前掲の実施形態と同様の製造工程を経て、図13の固体撮像素子が形成される。
(第4の実施形態)
次に、本発明に係る固体撮像素子の第4実施形態を説明する。
本実施形態では、マイクロレンズ(オンチップレンズ)と光導波路との間に、さらに、層内レンズを形成する。本発明は、光導波路によって層内レンズを代替することができるが、層内レンズの使用を排除するものではない。つまり、光導波路の形成層内レンズの集光特性が少々低下しても、層内レンズの下方に光導波路を設けることによって、本来なら迷光となるような光も、光電変換部に導かれ、集光効率が向上する。
図16は、マイクロレンズ(オンチップレンズ)と光導波路との間に層内レンズを形成した構造を示す断面図である。
図示されるように、本実施形態の固体撮像素子では、マイクロレンズ(オンチップレンズ)60と光導波路(タングステンからなる遮光膜7)との間に層内レンズ22が形成されている。
層内レンズは、遮光膜7の開口部を覆うBPSG膜20の上側に、上に凸のレンズ22(SiNからなる)によって構成される。
このように、図16の固体撮像素子によれば、マイクロレンズ(オンチップレンズ)60、層内レンズ22ならびに光導波路の相乗効果によって、入射光を光電変換部30に一層効率的に導くことができる。
なお、以上の実施形態の説明においては、CCD型の固体撮像素子を例にとり説明したが、本発明はMOS型の固体撮像素子にも同様に適用可能である。また、フォトセンサ30の配列も図2に示したものに限らず、例えば正方格子配列であっても良い。
以上説明したように、本発明によれば、光導波路を設けることによって、マイクロレンズにより集光された光を、光導波路により光電変換部に確実に導くことができ、したがって、集光効率を確実に向上させることができ、また、本発明によって、素子の微細化と共に顕在化する層内レンズの問題点を解消し、固体撮像素子の集光効率を効果的に改善することができる。
本発明に係る固体撮像素子の平面模式図である。 図1に示す固体撮像素子の画素部の拡大平面図である。 図2の本発明の固体撮像素子一例におけるA−A線に沿う断面図である。 図3の固体撮像素子の製造方法を説明するための、第1の製造工程における断面図である。 図3の固体撮像素子の製造方法を説明するための、第2の製造工程における断面図である。 図3の固体撮像素子の製造方法を説明するための、第3の製造工程における断面図である。 図3の固体撮像素子の製造方法を説明するための、第4の製造工程における断面図である。 図3の固体撮像素子の第5の工程における断面図である。 光導波路の製法の第1変形例を表す断面図である。 光導波路の製法の第2変形例を表す断面図である。 本発明の固体撮像素子の他の例(透光性の膜とその表面に設けられた遮光性材料膜とを組み合わせた複合膜によって光導波路を構成する例)の構造を示す断面図である。 (a)〜(e)は、図11の固体撮像素子における、複合膜を使用した光導波路の製造方法を説明するための工程毎の断面図である。 本発明の固体撮像素子の他の例(遮光膜からなる光導波路の下に、さらにスミア防止用の遮光膜を形成した例)の構造を示す断面図である。 図13の固体撮像素子の製造工程の一部(光導波路の下に遮光膜を形成する工程)を抜き出して示すデバイスの断面図である。 図13の固体撮像素子の製造工程の一部(光導波路の下に遮光膜を形成する工程)を抜き出して示すデバイスの断面図である。 本発明の固体撮像素子の他の例(マイクロレンズ(オンチップレンズ)と光導波路との間に層内レンズを形成した例)の構造を示す断面図である。 従来のCCD固体撮像素子の構造を示す断面図である。
符号の説明
2(2a〜2c) ゲート酸化膜
3a,3b 転送電極
4 電極間絶縁膜
5a,5b 酸化膜(酸化シリコン膜)
7 遮光膜
8 酸化膜
10 半導体基板
11 チャネルストップ領域
12 遮光性材料膜
13 オーバードレインバッファ層
15 垂直転送路
30 フォトダイオード(光電変換部)
41 出力アンプ
43 受光領域
47 撮像素子形成領域
50 カラーフィルタ
70 パッシベーション膜
80 電荷転送部
100 固体撮像素子

Claims (10)

  1. 光電変換部と、この光電変換部で生成された電荷を転送する電荷転送部と、入射した光を前記光電変換部に導く光導波路と、を有する固体撮像素子であって、
    前記光導波路が、前記電荷転送部を覆うとともに前記光電変換部の上方に内壁面が略垂直に形成された開口部を有する被覆層と、前記開口部の内部に形成される透光性材料部とで構成され、前記被覆層の内壁面および上面が遮光性を有していることを特徴とする固体撮像素子。
  2. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記被覆層は、金属材料からなる遮光膜であることを特徴とする固体撮像素子。
  3. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記光導波路は、前記光電変換部ならびに電荷転送部上に遮光性材料からなる被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記被覆層を貫通する開口部を設ける工程を経て形成されたものであることを特徴とする固体撮像素子。
  4. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記光導波路を構成する前記被覆層は、該被覆層を貫通する開口部と、該開口部内壁面および上面に設けられた遮光性材料膜と、によって構成されることを特徴とする固体撮像素子。
  5. 請求項1記載の固体撮像素子であって、
    前記光導波路は、前記光電変換部ならびに電荷転送部上に被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の表面に遮光性材料からなる第1の遮光層を形成し、さらに、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記第1の遮光層を貫通する開口部を形成し、この開口部の形成に伴って生じる前記被覆層の内壁面上に、遮光性材料からなり前記第1の遮光層に連接する第2の遮光層を設ける工程を経て形成されたものであることを特徴とする固体撮像素子。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
    前記光導波路を構成する前記膜の下方には、前記電荷転送部を覆う、遮光性材料からなる遮光膜が形成されていることを特徴とする固体撮像素子。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項記載の固体撮像素子であって、
    前記光導波路の上方に、前記光導波路に向けて集光するためのマイクロレンズが設けられることを特徴とする固体撮像素子。
  8. 請求項7記載の固体撮像素子であって、
    前記マイクロレンズと前記光導波路との間に、層内レンズが設けられることを特徴とする固体撮像素子。
  9. 光電変換部と、この光電変換部で生成された電荷を転送する電荷転送部と、入射した光を前記光電変換部に導く光導波路と、を有する固体撮像素子の製造方法であって、
    半導体基板内に前記光電変換部を形成する第1のステップと、
    半導体基板内および半導体基板上に、電荷転送電極を含む電荷転送部を形成する第2のステップと、
    前記光電変換部ならびに電荷転送部上に遮光性材料からなる被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記被覆層を貫通する開口部を設けることによって前記光導波路を形成する第3の工程と、
    を含むことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
  10. 光電変換部と、この光電変換部で生成された電荷を転送する電荷転送部と、入射した光を前記光電変換部に導く光導波路と、を有する固体撮像素子の製造方法であって、
    半導体基板内に前記光電変換部を形成する第1のステップと、
    半導体基板内および半導体基板上に、電荷転送電極を含む電荷転送部を形成する第2のステップと、
    前記光電変換部ならびに電荷転送部上に被覆層を設けた後、該被覆層に平坦化処理を施してその上面を平坦化し、前記被覆層の表面に遮光性材料からなる第1の遮光層を形成し、さらに、前記被覆層の前記光電変換部の上方に位置する部分を除去して前記第1の遮光層を貫通する開口部を形成し、この開口部の形成に伴って生じる前記被覆層の内壁面上に、遮光性材料からなり前記第1の遮光層に連接する第2の遮光層を設けることによって前記光導波路を形成する第3の工程と、
    を含むことを特徴とする固体撮像素子の製造方法。
JP2005372445A 2005-12-26 2005-12-26 固体撮像素子の製造方法 Expired - Fee Related JP4751717B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005372445A JP4751717B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 固体撮像素子の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005372445A JP4751717B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 固体撮像素子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007173717A true JP2007173717A (ja) 2007-07-05
JP4751717B2 JP4751717B2 (ja) 2011-08-17

Family

ID=38299839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005372445A Expired - Fee Related JP4751717B2 (ja) 2005-12-26 2005-12-26 固体撮像素子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4751717B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088030A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujifilm Corp 裏面照射型撮像素子

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125973A (ja) * 1982-01-22 1983-07-27 Nec Corp 固体撮像素子
JPH0745805A (ja) * 1993-07-29 1995-02-14 Olympus Optical Co Ltd オンチップマイクロレンズを備えた固体撮像装置
JPH08162623A (ja) * 1994-12-09 1996-06-21 Sony Corp 固体撮像素子
JPH1131804A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Sony Corp 固体撮像素子
JP2000164837A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Sony Corp 層内レンズの形成方法
JP2002094038A (ja) * 2000-09-18 2002-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置およびその製造方法
JP2003249632A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Sony Corp 固体撮像素子およびその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58125973A (ja) * 1982-01-22 1983-07-27 Nec Corp 固体撮像素子
JPH0745805A (ja) * 1993-07-29 1995-02-14 Olympus Optical Co Ltd オンチップマイクロレンズを備えた固体撮像装置
JPH08162623A (ja) * 1994-12-09 1996-06-21 Sony Corp 固体撮像素子
JPH1131804A (ja) * 1997-07-10 1999-02-02 Sony Corp 固体撮像素子
JP2000164837A (ja) * 1998-11-24 2000-06-16 Sony Corp 層内レンズの形成方法
JP2002094038A (ja) * 2000-09-18 2002-03-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体撮像装置およびその製造方法
JP2003249632A (ja) * 2002-02-22 2003-09-05 Sony Corp 固体撮像素子およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009088030A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujifilm Corp 裏面照射型撮像素子
JP4621719B2 (ja) * 2007-09-27 2011-01-26 富士フイルム株式会社 裏面照射型撮像素子

Also Published As

Publication number Publication date
JP4751717B2 (ja) 2011-08-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5639748B2 (ja) 固体撮像装置とその製造方法
KR100790225B1 (ko) 이미지 센서 및 그 제조 방법
JP4751865B2 (ja) 裏面照射型固体撮像素子及びその製造方法
EP2657972A1 (en) Solid-state imaging device, method of manufacturing the same, and electronic apparatus
JP2011233862A (ja) 固体撮像装置及び撮像システム
KR20090023264A (ko) 고체 촬상 소자 및 그 제조 방법, 전자 정보 기기
JP2012169530A (ja) 固体撮像装置、および、その製造方法、電子機器
JP2010093081A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
TWI685093B (zh) 影像感測器、半導體影像感測器及其製造方法
JP2006120845A (ja) 光電変換装置およびその製造方法
US20130314576A1 (en) Solid-state image sensor
JP2003060179A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
JP2008066409A (ja) 固体撮像装置及びその製造方法
JP2002110953A (ja) 固体撮像装置
JP2009087983A (ja) 固体撮像装置及び固体撮像装置製造方法
JP2007287818A (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JP2007201047A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法
JP2011023455A (ja) 固体撮像装置
JP4751717B2 (ja) 固体撮像素子の製造方法
JP2010080648A (ja) 固体撮像装置及びその製造方法
JP2005340498A (ja) 固体撮像素子
JP2007173746A (ja) 固体撮像装置およびこれを備えるカメラ
KR20080013566A (ko) 이미지 센서 및 그 형성 방법
JP2006222366A (ja) 固体撮像素子およびその製造方法
JP2006344914A (ja) 固体撮像装置およびその製造方法、並びにカメラ

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071116

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071126

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110401

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110523

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140527

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees