JP2007172440A - 電気機器 - Google Patents

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有希子 三橋
Rie Murata
理恵 村田
Mariko Watanabe
真理子 渡辺
Kenji Nishiyama
憲治 西山
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Abstract

【課題】音声案内機能として、必要な時にのみ、必要最小限のものだけを提供し、視覚の不自由な人を中心にあらゆる人にとって極めて使いやすいユニバーサルデザインを提供する。
【解決手段】現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つを音声によって説明することを起動する音声スイッチを備える。同じ状態で音声スイッチを2回以上押下された時、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つをより詳細に音声で説明する。音声スイッチが予め押下された後に、何らかの操作が行われた時、その操作によって実行される機能を音声で説明する。音声による説明の途中に音声スイッチが押下された時、その音声による説明を中断する。音声による説明が中断された時、その説明と同じ内容の音声による説明は次回から行わない。
【選択図】図3

Description

本特許出願に係る発明(以後、「本発明」という)は、各種の電気機器、例えば、ラジオ受信機、テレビ受信機、各種のオーディオ・ビデオ機器、DVD再生・録画機器、洗濯機、掃除機、冷蔵庫、炊飯器、電子レンジ、オーブン、ポット、トースター、ミキサー、ジューサー、エアコン、扇風機、その他各種の家庭用電気機器を始めとする、各種家庭電化用、或いはコンピュータや複写機、FAX等を始めとする各種事務・業務用の電気機器、これらを含むあらゆる電気機器に関するものである。
従来の、各種電気機器は、ユーザが何らかの操作を行うことによって、その電気機器の用途に応じた機能が実行され、ユーザの目的を達成することができる。
その時、ユーザの操作を助けるために、操作部にその操作によって実行される機能を簡略に表示していることが多い。例えば、その電気機器の電源をオンオフするスイッチ部には、「電源オン・電源オフ」と記載、表示されていることが多い。
或いは、近年、ランプが点灯したり、各種の文字情報を表示することができる表示部と一体になって、例えば、冷房と暖房とを切り替えて作動することができるオールシーズンタイプのエアコンでは、そのスタートスイッチの近くにこのような表示部を有しているものが多い。その一例を図5に示す。
図5(a)は、「冷房」或いは「暖房」と記載された横に、ランプ802とランプ803とが存在し、その横に、冷房または暖房を開始するスタートスイッチ801が存在する。これらとは別に、切り替えスイッチ(図示せず)が存在し、冷房と暖房とを切り替えることができる。そして、現在どちらが選択されているかに応じて、「冷房」或いは「暖房」と記載された横のランプ802またはランプ803が点灯する。
図5(a)の例では、冷房が選択されているので、「冷房」と記載された横のランプ803が点灯しており、暖房と記載された横のランプ802は消灯している。この状態で、「開始」と記載されたスタートスイッチ801を押下すると、冷房が開始される。
図5(b)は、液晶表示部822では「暖房」という文字を表示することができ、液晶表示部823では「冷房」という文字を表示することができ、現在どちらが選択されているかに応じて、液晶表示部822または液晶表示部823の文字が表示される。図5(b)に示す例では、暖房が選択されているので、「暖房」という文字を表示することのできる液晶表示部822が表示中になっており、液晶表示部823は表示中でない。この状態で、「開始」と記載されたスタートスイッチ821を押下すると、暖房が開始される。
また、近年、「ユニバーサルデザイン(UD)」が求められている。ユニバーサルデザインとは、「全ての人のためのデザイン」を意味し、年齢や性別、障害の有無等に関わりなく、あらゆる人にとって使いやすいデザインをいう。
例えば、視覚が不自由な人、或いは視覚に障害を有する人にとっては、どちらのランプが点灯しているのか、どのような文字が記載されているのか、どのような文字が表示されているのかを判別することができない、或いは判別しにくい可能性があるので、上記例のようなデザインは、必ずしも使いやすいとはいえない。
そこで、例えば下記特許文献1に記載のファクシミリ装置では、操作手順を音声で案内する音声案内機能を有している。この機能を利用すると、次に行うべき操作や次に行うことのできる操作の内容が音声で説明されるので、視覚が不自由な人にとっても、現在の機器の状態や次に行うべき操作の内容を把握することが比較的容易で、視覚が不自由な人にとって比較的使いやすいデザインということができる。
特開平6−334799号公報
しかしながら、上記のような音声案内機能では、全ての状態で行う可能性のある全ての操作の内容が音声で説明されるので、その説明に必要な時間は比較的長時間となった。そして、この説明を全て聞いた後でなければ次の操作を行うことができないので、操作に長時間かかることになってしまうという課題を有していた。更に、視覚が不自由でない人にとっては必ずしもそのような音声案内機能は必要ではないこともあるし、視覚が不自由な人であっても、その電気機器を使い慣れていたり、使用法に精通しているような人にとっては、必ずしもそのような音声案内機能は必要ではないこともあった。また、そのような人であっても、これまで余り使ったことがない機能を使うこともあり、そのような時には、やはり音声案内機能は必要かつ有効なものであった。
従って、上記のような音声案内機能は、必要な時にのみ、必要最小限のものが行われることが最も好ましいが、従来の音声案内機能を有する電気機器では、このような適応的な音声案内機能を有するものは存在しなかった。
本発明は、このような従来の電気機器の課題を解決するために行われたもので、これらの課題を解決するため、以下のような手段を採る。
請求項1に記載の電気機器は、初期状態から順次複数の状態に至ることでそれぞれの状態に応じた特定の機能を実行し、この状態の少なくとも1つでは次に至るべき状態が選択可能な電気機器であって、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つを音声によって説明することを起動する音声スイッチを備えるものである。
このようにすることによって、音声スイッチが押された時に、現在の状態を音声案内することが可能になり、視覚が不自由な人を中心に、そうでない人にとっても、現在の状態を耳で聞いて確認しながら操作を行うことができ、操作に戸惑うことはない。また、視覚が不自由でない人にとっては、必ずしもそのような音声案内機能は必要ではないこともあるし、視覚が不自由な人であっても、その電気機器を使い慣れていたり、使用法に精通しているような人にとっては、必ずしもそのような音声案内機能は必要ではないこともある。また、そのような人であっても、これまで余り使ったことがない機能を使うこともあり、そのような時には、やはりこのような音声案内機能は必要かつ有効なものである。そこで、このような音声案内機能にすることで、必要な時にのみ、必要最小限の音声案内が行われることになり、適応的な音声案内機能を提供することができる。
請求項2に記載の電気機器は、初期状態で音声スイッチが押下されると、初期状態から至ることができる状態で実行可能な機能を音声によって説明する。
このようにすることによって、何も操作を行わず、音声スイッチだけを押すことによって、最初の操作から音声案内を聞くことが可能になり、電源はオンにしたものの、それ以外の操作が全く分らないような人であっても、最初の操作方法から耳で聞いて理解しながら、戸惑うことなく円滑に操作を行って、この電気機器を充分使いこなすことができる。
請求項3に記載の電気機器は、同じ状態で音声スイッチを2回以上押下された時、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つを、より詳細に音声で説明する。
このようにすることによって、同じ状態で音声スイッチをもう一度押すと、より詳しい音声案内を聞くことが可能になる。ユーザによっては最初の音声案内だけでその操作方法を理解できる人もいるし、できない人もいる。このような時、一律の音声案内では、操作できない人もいるし、却って煩わしいと感じる人もいる。そこで、このような音声案内機能を採用することによって、操作方法が理解できた人にはそれ以上詳しい説明は行わず、操作方法が理解できない人には理解できるまで詳しい説明を音声で行うことが可能になる。そして、それぞれの人に最も相応しい音声案内をより木目細かく、適応的に提供することができる。
請求項4に記載の電気機器は、一定の状態で所定の時間何ら操作が行われない時、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つを、より詳細に音声で説明する。
このようにすることによって、一定時間何も操作が行われない時には、より詳しい音声案内をすることが可能になる。一定の音声案内を聞いて、操作方法を理解し、それに従って操作が行われたらそれ以上の音声案内を行う必要はなく、何も行わない。しかしながら、一定の音声案内を行い、一定の期間が経過してもまだ何の操作も行われないということは、ユーザが操作方法を理解できず、まだ戸惑っている可能性が高い。そこで、このような時には、必ずしも再度音声スイッチが押されなくても、より詳しい音声案内を行うことで、ユーザはより適切に操作方法を理解することができ、円滑に使いこなすことができる。
請求項5に記載の電気機器は、音声スイッチが予め押下された後に、何らかの操作が行われた時、その操作によって実行される機能を音声で説明する。
このようにすることによって、音声スイッチが押された後に何らかの操作が行われた時、その操作内容を音声案内することが可能になる。従って、ユーザは、自分が行った操作の内容を耳で聞いて確認することができる。この時にも、予め音声スイッチが押されていなければ、音声案内は行われないので、ユーザは聞きたくない音声案内まで聞く必要はない。
請求項6に記載の電気機器は、音声による説明の途中に音声スイッチが押下された時、その音声による説明を中断する。
このようにすることによって、音声案内中に再度音声スイッチを押下すると、現在発声中の音声案内が停止される。従って、ユーザは、音声案内を途中まで聞いてその内容が理解できた時には、その時点で音声スイッチを押すことでその音声案内を中断することができ、不必要な音声案内まで聞く必要がないと同時に、操作の円滑化や迅速化を図ることができる。
請求項7に記載の電気機器は、音声による説明が中断された時、その説明と同じ内容の音声による説明は次回から行わない。
このようにすることによって、中断した音声案内と同一内容の音声案内は、次回から行わないことが可能になる。音声案内を中断したということは、ユーザはその操作方法を充分理解できた可能性が高い。従って、その内容と同じ内容の音声案内を再度行う必要性は低いので、この音声案内は行わない。しかしながらそれでも、再度その音声案内を必要とすることは当然考えられるので、そのような時には、再度音声スイッチを押すことで、音声案内を行うことも可能である。
請求項8に記載の電気機器は、複数の情報を表示する表示部を有し、表示部の表示に同期して、複数の情報の中の現在有効な情報を音声で説明する。
このようにすることによって、複数の意味を表示するランプ表示にあわせて、現在の意味を音声案内することが可能になる。現在の電気機器は小型でかつ高機能化しており、1つの表示で多くの意味を表現することも多い。このような時には、その表示を見ただけで意味を理解できる人にとっては特に音声案内は必要でなく、かえって煩わしく思われることも多い。一方、その表示だけではその意味を完全に理解できない人にとっては、より詳しい状況の説明を音声案内で行うことが望ましい。そこで、このような時に、音声案内を必要とする人にのみ、必要な限度で最も相応しい音声案内を提供することができる。
請求項9に記載の電気機器は、初期状態から順次複数の状態に至ることでそれぞれの状態に応じた特定の機能を実行し、この状態の少なくとも1つでは次に至るべき状態が選択可能であり、特定の機能の実行の開始と選択を行うための押下式スイッチを備えた電気機器であって、押下式スイッチに触れると、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つを音声で説明する。
このようにすることによって、操作スイッチに触れた時に、触れただけで、その機能とそのスイッチに触れたことを音声案内することが可能になる。これによって、ユーザは特別な操作を何も行わなくても、単に操作スイッチに触れるだけでその状況が音声案内されるので、視覚の不自由な人等にとっては極めて適切に操作方法を知ることが可能になる。
請求項10に記載の電気機器は、初期状態から順次複数の状態に至ることでそれぞれの状態に応じた特定の機能を実行し、この状態の少なくとも1つでは次に至るべき状態が選択可能であり、特定の機能の実行の開始と選択を行うための押下式スイッチを備えた電気機器であって、現在の状態では選択できない選択を行う押下式スイッチ、または現在の状態では押下しても何の機能も実行されない押下式スイッチ、または現在の状態では選択される可能性の低い選択を行う押下式スイッチ、または現在の状態では実行される可能性の低い機能を実行する押下式スイッチの何れかが押下された時、それによって選択される状態またはそれによって実行される機能の少なくとも1つを音声で説明する。
このようにすることによって、ユーザの操作内容を確認し、正常な操作や通常頻繁に行われる操作が行われている時には何も音声案内は行わず、行うことができない操作や、通常それほど多く行われることがない操作が行われた時のみ、音声案内でその操作内容を確認することができる。そして、視覚の不自由な人やそうでない人が、操作の間違いや思い違いによって不適切な操作を行い、炊飯に失敗することを未然に防止することができる。
本発明によると、音声案内機能として、必要な時にのみ、必要最小限のものだけを提供することができ、視覚の不自由な人を中心にあらゆる人にとって極めて使いやすいユニバーサルデザインを提供することが可能になる。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に、本発明の第1の実施の形態である炊飯器100の外観図を示す。
炊飯器100は、本体部102と上蓋部103との大きく2つに大別することができる。上蓋部103は、本体部102に付いている開閉スイッチ124で開閉することができる。上蓋部103は、内部に米や水を入れたり、炊き上がった飯を出す時や、洗浄する時は開き、炊飯中は閉じられている。
上蓋部103には、蒸気口125、表示部126、炊飯スイッチ141、取消スイッチ142、保温スイッチ143、音声スイッチ144、予約スイッチ145、右矢印スイッチ146、左矢印スイッチ147、選択スイッチ148が設置されている。炊飯スイッチ141、取消スイッチ142、保温スイッチ143、音声スイッチ144、予約スイッチ145、右矢印スイッチ146、左矢印スイッチ147、選択スイッチ148を総称して、操作部140と呼ぶ。尚、上蓋部103に設置されているこれらの部分はあくまでも一例に過ぎず、これらの一部が設置されていなくても構わないし、これら以外の部分が設置されていても構わないし、名称の異なるものが設置されていても構わない。
更に、本発明である電気機器の1つの実施の形態として炊飯器を例に取り上げて説明をするが、本発明が炊飯器だけに限定されるものではなく、あくまでも具体的な実施の形態を説明するための一例に過ぎない。本発明はあらゆる電気機器を含むもので、本発明が、説明する実施の形態に限定されるものではない(本明細書の全ての説明について同様)。
また、本特許出願に係る各種のスイッチ、例えば、上記操作部140に含まれる炊飯スイッチ141、取消スイッチ142、保温スイッチ143、音声スイッチ144、予約スイッチ145、右矢印スイッチ146、左矢印スイッチ147、選択スイッチ148が設置されている。炊飯スイッチ141、取消スイッチ142、保温スイッチ143、音声スイッチ144、予約スイッチ145、右矢印スイッチ146、左矢印スイッチ147、選択スイッチ148の全部または一部は、例えば押しボタン式のスイッチであって、例えば「音声ボタン」等とも呼ばれることがあるものと、することもできる。
さらにまた、これらの押しボタン式スイッチの幾つかは、2段階に押下して、2段階にスイッチのオンオフをすることが可能であって、第1段階のスイッチはこの押しボタン式スイッチ或いはその表面または周辺部に軽く触れるだけ、或いは僅かに押下するだけでオンし、第2段階のスイッチはこの押しボタン式スイッチをもう少し強く、或いはもう少し深く押下することでオンするものと、することもできる。
もちろん、本特許出願に係る各種のスイッチは、このような構造のスイッチだけに限るものではなく、その他、どのような構造のスイッチであっても構わない。
蒸気口125は、炊飯時に内部の気圧を最適に調節するため、必要に応じて内部の蒸気を逃がすためのもので、内部にボール上の調節弁を有している。この蒸気口125は米の旨味を閉じ込め、美味い飯を炊き上げるのに重要な役割を果たすが、本発明の本質とは直接関係しないので詳細な説明は省略する。その他、上蓋部103の内側には、蓋加熱版やスチームパイプ等も設置されており、これらも美味い飯を炊き上げるのに重要な役割を果たすが、本発明の本質とは直接関係しないので詳細な説明は省略する。
表示部126は、液晶パネルとバックライトが組み合わされて、種々の文字やマークを表示することができるもので、ユーザに炊飯器100やその操作に関する情報を提示するためのものである。この表示部126は、本発明の本質と関係が深いので、後でより詳細に説明をする。
操作部140に含まれる各種のスイッチは、ユーザが指で押下することでスイッチがオンオフし、炊飯器100に対して各種機能の実行や状態の変化を指示するためのものである。また、2段階に押下してスイッチのオンオフが2段階に可能なものもあり、軽く触れるか少し或いは僅かに押下するだけで、第1段階のスイッチがオンされ、もう少し強く或いは深く押下することで、第2段階のスイッチがオンされるものもある。本発明の実施の形態では、このような2段階にスイッチをオンオフ可能な操作部140を用いる実施の形態もあり、これについても、後で詳細に説明をする。
本体部102には、上蓋部103を開閉するための開閉スイッチ124、炊飯器100を把持するための取っ手123が付加されている。
その他、本体部102の内部には、米を入れて飯を炊くための容器である内釜部163、加湿するための水を入れておく水容器とこの水容器の水を使って米に適度な湿度を加えるための加湿部164、各種のヒータで内釜を加熱する加熱部162、マイコンやこれに類するCPUコアを含む電子回路によって全体を制御する制御部161、各種の情報を音声で出力するための音声出力部166を有している。これらの内で、本発明の本質に特に関係するものだけを機能ブロック化して、図2に示す。図2の矢印は情報の流れや作用する方向を示している。情報や作用の内容に関しては、以下で詳細に説明をする。
図2に示す機能ブロックの内、表示部126と操作部140とは上蓋部103に設置され、それ以外の機能ブロックは本体部102に設置されており、これらの間は上蓋部103と本体部102との回転連結部を介して互いに電子的に接続され、各種の情報をやり取りすることができる。また、このような構成はあくまでも一例に過ぎず、必ずしもこのような構成に限るものではなく、表示部126と操作部140との一部或いは全部が本体部102に設置されていても構わないし、制御部161、加熱部162、加湿部164、音声出力部166、その他の部分の一部または全部が上蓋部103に設置されていても構わない。
本発明の特徴は、上記の通りユニバーサルデザインにあり、誰にとっても使いやすいことである。特に視覚に障害のある人を始めとして、各種の障害を有する人にとっても使いやすいことをその特徴としており、具体的にはその操作部140と表示部126と音声出力部166とにその特徴が最もよく表れている。そこで、以下の説明では、これらを中心に詳細な説明を行い、これら以外の部分については必要に応じて説明をする。
音声出力部166は、上記の通り、各種の情報を音声で出力するためのもので、音声出力の対象となる音声データを蓄積しておく出力音声データベースと、出力音声データベースから取り出した音声データから音声信号を合成する音声信号合成回路と、合成された音声信号から音声を発するスピーカーと、その他の各種部材から構成されている。この音声出力部166は、炊飯器100の状態や機能、操作方法等を説明するもので、不特定任意の言葉を発生するものではないので、出力音声を自由に編集合成する機能は必ずしも必要ではないが、また一方、各種の出力音声を編集合成する機能を有するものであっても構わない。
これら音声合成方法の詳細は、本発明の本質と直接関係しないので、その詳細な説明は省略する。ただ、この音声出力部166では、炊飯器100の各種状況に応じて、音声出力するべき内容が制御部161から指定され、その指定された内容の音声が、上記のような各種の部分・部材と方式により合成されて出力される。
この炊飯器100の中心機能はもちろん飯を炊くことであり、そのために必要な動作や関連する機能を実行させるために、操作部140には、上記のような各種スイッチと、ユーザに炊飯器100やその操作に関する情報を提示するための表示部126とが設置されている。この表示部126と操作部140の詳細を図3に示す。上記の通り、この操作部126と操作部140も、あくまで具体的な実施の形態を説明するための一例に過ぎず、本発明が、この実施の形態に限定されるものではない。
図3に示す表示部126と操作部140とは、互いに連携しながらユーザに状況や操作内容を提示し、必要な操作を行うように構成されている。この炊飯器100は、単に飯を炊くだけでなく、より美味い飯を炊くために多くの工夫と機能が実装されている。例えば、米の種類に応じて炊き分けることができたり、高温スチーム炊飯が可能であったり、スチームの強度が調節できる。これらの各種機能に関しても、必ずしもその全ての機能が本発明の本質と直接関係するわけではないので、その全ての機能について説明は行わず、本発明の本質である音声案内に関連して、必要な時に必要な程度でのみ説明をする。従って、本発明が説明するこれらの機能にのみ限定されるわけではない。説明する機能はあくまでも説明の便宜上選んだ例示に過ぎない。
表示部126の左端には、縦に、「メニュー」、「お米」、「スチーム炊き分け」、「蒸し」、「時刻合せ」の何れかが表示可能になっている。操作部140の選択スイッチ148を押下すると、「メニュー」、「お米」、「スチーム炊き分け」、「蒸し」、「時刻合せ」の何れか1つが順に表示され、現在表示されている項目を更に詳しく設定することができる。例えば、表示部126の左端に、現在「メニュー」が表示されていたとすると、次に1回選択スイッチ148を押下することによって表示が「お米」に変わり、どのお米で飯を炊くかを選択することが可能になる。
この状態で、更にもう一度選択スイッチ148を押下すると、表示部126の左端の表示が「スチーム炊き分け」に変わり、高温スチームの強度を設定することが可能になる。
例えば、上記のように、表示部126の左端に「お米」が表示されたとすると、どのような米を使って飯を炊くかを選択することが可能になり、選択できる米の種類は、「お米」と表示されている部分の右側に、「白米」、「無洗米」、「玄米」、「発芽玄米」、「雑穀米」の何れか1つが表示可能になっている。この表示されているものを、操作部140の左矢印スイッチ147と右矢印スイッチ146とを使って1つずつ左側に或いは右側に切り替えることで、何れかの米を選択することができる。
例えば、現在「白米」が表示されていたとすると、これから炊こうとする米は白米であるように設定されている。この状態で1回右矢印スイッチ146を押下すると、表示は「無洗米」に変わり、これから炊こうとする米は無洗米であるように設定され直す。更に、もう一回右矢印スイッチ146を押下すると、表示は「玄米」に変わり、これから炊こうとする米は玄米であるように設定され直す。
しかしながら、上記のように、視覚の不自由な人であったり、必ずしもこのような機器に馴染んでいない人であったならば、このような表示内容を確認してその状態を把握することは、必ずしも容易とは限らない。
そこで、この炊飯器100の操作部140には、音声スイッチ144が設置されている。そして、このような現状で、この音声スイッチ144がユーザによって押下されると、これら現状が制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、「お米の種類を選ぶことができます」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
これだけの音声案内で充分なユーザもあるし、より詳しい音声案内を聞きたいユーザもあるかも知れない。そこで、もう一度音声スイッチ144がユーザによって押下されると、これら現状が、2度目の音声スイッチ144の押下であることも含めて制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、「右矢印スイッチまたは左矢印スイッチでお米の種類を選んで下さい」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
これだけの音声案内で充分なユーザもあるし、より詳しい音声案内を聞きたいユーザもあるかも知れない。そこで、もう一度音声スイッチ144がユーザによって押下されると、これら現状が、3度目の音声スイッチ144の押下であることも含めて制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、例えば「現在無洗米が選ばれています」或いは「無洗米を炊くことができます。無線米以外の米を炊くには、右矢印または左矢印のスイッチを押して下さい」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
これだけの音声案内で充分なユーザもあるし、より詳しい音声案内を聞きたいユーザもあるかも知れない。そこで、もう一度音声スイッチ144がユーザによって押下されると、これら現状が、4度目の音声スイッチ144の押下であることも含めて制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、「右矢印または左矢印のスイッチは、音声スイッチの2つ左とその左とにあります」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。繰り返し述べているように、これらの音声案内の言葉やスイッチの位置等は、あくまでも一例に過ぎず、本発明がこれらに限定されるものではない。
このように、音声スイッチ144を押下することで現在の状況が音声案内されるので、視覚の不自由な人や、必ずしもこのような機器に馴染んでいない人でも、その状態を把握することが容易で、操作に戸惑うこともない。しかも、音声スイッチ144を繰り返し押下することで、順次より詳しい説明が音声案内されるので、それぞれのユーザの知りたい程度や解らない程度に応じて、最適な内容を必要な限度に応じて適応的に案内することができ、多過ぎる音声案内によって却って煩わしさを感じることもない。
また、この炊飯器100の電源はオンされたが、それ以外の操作は何も行われない状態、即ち、どのように操作をすれば良いかユーザが全くわからない状態でも、ユーザが音声スイッチ144を押下すれば、制御部161から音声出力部166に、「最初に右矢印スイッチまたは左矢印スイッチでメニューを選んで下さい。現在は「普通」が選ばれています。これでよければ次に、選択スイッチでお米の種類を選んで下さい」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
このように、全く最初の状態から操作方法が音声案内されるので、どのように操作をすれば良いかユーザが全くわからない状態でも、ユーザが音声スイッチ144を押下するだけで、一から使い方が説明されるので、スムーズに炊飯器100を活用して美味い飯を炊くことができる。
これだけの音声案内で充分なユーザもあるし、より詳しい音声案内を聞きたいユーザもあるかも知れない。そこで、もう一度音声スイッチ144がユーザによって押下されると、これら現状が、最初の段階から2度目の音声スイッチ144の押下であることも含めて制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、「メニューでは現在の普通の他に、少量、早炊き、炊きこみ、すし、おかゆ、お手入れを選ぶことができます」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
これだけの音声案内で充分なユーザもあるし、より詳しい音声案内を聞きたいユーザもあるかも知れない。そこで、もう一度音声スイッチ144がユーザによって押下されると、これら現状が、最初の段階から3度目の音声スイッチ144の押下であることも含めて制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、「お米の種類は、選択スイッチを押すと選ぶことができます」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
この例でも、音声スイッチ144を繰り返し押下することで、順次より詳しい説明が音声案内されるので、それぞれのユーザの知りたい程度や解らない程度に応じて、最適な内容を必要な限度に応じて適応的に案内することができ、多過ぎる音声案内によって却って煩わしさを感じることもない。
このような状態で、例えば、選択スイッチ148が1回押下され、「お米」が選ばれたと仮定する。この時に、音声スイッチ144は押下されず、更に、予め定められた所定の時間、それ以外の何の操作もユーザによって行われなかったと仮定する。
このような時には、制御部161は、音声スイッチ144は押されなくてもユーザは操作方法が解らないと判断し、制御部161から音声出力部166に、「お米の種類を選んで下さい。現在は白米が選ばれています」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
この状態で何らかの操作がユーザによって行われると、それに従って炊飯器100は指定された動作を行う。
しかしながら、この状態でも更に、予め定められた所定の時間、それ以外の何の操作もユーザによって行われなかったと仮定する。
このような時には、制御部161は、音声スイッチ144は押されなくてもユーザはまだ操作方法が解らないと判断し、制御部161から音声出力部166に、「お米の種類は、右矢印スイッチまたは左矢印スイッチで選ぶことができます。白米で良ければ炊飯スイッチを押して下さい」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
この状態で何らかの操作がユーザによって行われると、それに従って炊飯器100は指定された動作を行う。
しかしながら、この状態でも更に、予め定められた所定の時間、それ以外の何の操作もユーザによって行われなかったと仮定する。
このような時には、制御部161は、音声スイッチ144は押されなくてもユーザはまだ操作方法が解らないと判断し、制御部161から音声出力部166に、「右矢印スイッチと左矢印スイッチは下列の左から2番目と3番目にあります。炊飯スイッチは右側の一番上にあります」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
このように、ユーザが一定時間何の操作も行わない時には、必ずしも音声スイッチ144が押下されなくても、操作方法が音声案内され、しかもその音声案内の内容は順次詳しくなっていくので、視覚の不自由な人や、必ずしもこのような機器に馴染んでいない人であって、操作方法が全く解らない時であっても、操作に戸惑うことがなく、ユーザの知りたい程度や解らない程度に応じて、最適な内容を必要な限度に応じて適応的に音声案内されると同時に、多過ぎる音声案内によって却って煩わしさを感じることもない。
(実施の形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本発明の第2の実施の形態は本発明の第1の実施の形態と多くの点について同様であるから、第2の実施の形態が第1の実施の形態と同様である部分については説明を省略し、第2の実施の形態が第1の実施の形態と異なる部分についてのみ、ここで説明する。従って、ここで特に断らない部分については、上記本発明の第1の実施の形態がそのまま、本発明の第2の実施の形態にもあてはまる。
本発明の第2の実施の形態についても、図1、図2、図3をそのまま使って説明し、本発明の第2の実施の形態も炊飯器100として説明をする。
本発明の第1の実施の形態では、音声スイッチ144が押下された時、炊飯器100の現在の状態や現在実行することのできる機能、現在選択することのできる項目等が音声案内された。一方、本発明の第2の実施の形態では、音声スイッチ144が押下された時には何も音声案内が行われず、次に何らかの操作が行われた時、その操作の内容が音声案内される。この操作と音声案内の流れを図4に示す。この操作と音声案内の流れが異なることが、本発明の第2の実施の形態の最大の特徴である。
図4(a)に示す本発明の第1の実施の形態では、操作方法が解らない場合等、ユーザが音声スイッチ144を押下すると(S401)、炊飯器100の現在の状態や現在実行することのできる機能、現在選択することのできる項目等が音声案内される(S402)。
そして、その音声案内を聞いたユーザが操作方法を理解し、それに従って何らかの操作を行うと(S403)、炊飯器100はこのユーザの操作に応じた動作を行う(S404)。
一方、図4(b)に示す本発明の第2の実施の形態では、予めユーザが音声スイッチ144を押下し(S411)、それに続けて何からの操作を行うと(S412)、炊飯器100は、このユーザが行った操作の内容を音声案内し(S413)、更に続けて、行われた操作に応じた動作を行う(S414)。
従って、この第2の実施の形態は、全く操作方法が解らないユーザよりもむしろ、ある程度操作方法が解っているユーザが、操作した内容を確認するのに有効な実施の形態である。
例えば、ユーザが予め音声スイッチ144を1回押下し(S411に相当)、続けて選択スイッチ148を1回押下した(S412に相当)と仮定する。この時、炊飯器100は、「選択スイッチが押されましたので、選ぶことのできる項目がメニューからお米に変わりました」のように音声案内を行い(S413に相当)、表示部126の左端列の表示が「メニュー」から「お米」に変化する(S414に相当)。
従って、確かに、この第2の実施の形態は、全く操作方法が解らないユーザよりもむしろ、ある程度操作方法が解っているユーザが、操作した内容を確認するのに有効な実施の形態であると思われる。しかしながらまた、S413で行われる音声案内がこれだけでなく、続けて、「現在は白米が選ばれています。右矢印か左矢印を操作して、お米を選んで下さい」と音声案内するならば、必ずしも本発明の第2の実施の形態は第1の実施の形態とそれほど大きく変わらず、ある程度操作方法が解らないユーザにとっても有効であることに変わりない。
この状態で、2回目の音声スイッチ144の押下をし(S411に相当)、右矢印スイッチ146を押下すると(S412に相当)、炊飯器100は、「右矢印スイッチが押されましたのでお米が白米から無洗米に変わりました。これでよければ炊飯スイッチを押して下さい」のように音声案内が行われ(S413に相当)、表示部126の表示が「白米」から「無洗米」に変化する(S414)。この第2の実施の形態の特徴は、この「2回目の音声スイッチ144の押下(S411に相当)」を行わない限り、何らかの操作をした時に(S412に相当)、2回目の音声案内(S413に相当)をしないことである。
これによって、必ずしも必要のない音声案内が毎回必ず行われることを防止し、必要な時に必要な限度で音声案内を聞くことができる。これが、本発明が従来の音声案内と異なる特徴である。尚、繰り返し説明しているように、これらの音声案内の内容は、あくまでも具体的に説明するための一例に過ぎず、本発明がこれらの内容に限定されるものではない。
(実施の形態3)
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。本発明の第3の実施の形態は、本発明の第1の実施の形態または本発明の第2の実施の形態と組み合わせて実施される。従って、上記第1の実施の形態または第2の実施の形態の両方或いはどちらかまたはその一部で説明したことを前提とし、更に次のような特徴を有している。
上記説明の通り、発明の第1の実施の形態または第2の実施の形態では、音声スイッチ144の操作またはその他何らかの操作が行われると、炊飯器100の現在の状態や現在実行することのできる機能、現在選択することのできる項目等が音声案内される。本発明の第3の実施の形態もこれを前提とし、ここまでは発明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様である。
本発明の第3の実施の形態では、この音声案内を行っている途中で、更に音声スイッチ144が押下されると、行っている最中の音声案内を中断する。これが、本発明の第3の実施の形態の特徴である。行っている音声案内の内容には特に拘らず、何であっても構わない。
例えば一例として、選択スイッチ148が押下され、「お米」が選ばれたので、「お米の種類を選んで下さい。現在は白米が選ばれています。右矢印か左矢印を操作して、お米を選んで下さい」という音声案内が行われようとした、と仮定する。そして、この音声案内が開始され、「お米の種類を選んで下さい。現在は白米が選ばれています。右矢印か」までを発声した時点で、音声スイッチ144が押下されたと仮定する。
この時、本発明の第3の実施の形態では、その時点で音声案内を中断し、以降の音声案内の内容である、「左矢印を操作して、お米を選んで下さい」という音声案内は行わない。
音声案内を行っている最中に、ユーザが音声スイッチ144を押下したということは、ユーザはその音声案内の内容を既に理解し、これ以上の音声案内は不必要であると思われるからである。これによって、ユーザは聞きたい音声案内だけを聞き、聞きたくない或いは不必要な音声案内は聞かずに済ませることができる。従って、聞きたくない音声案内や不必要な音声案内まで含めて、全ての音声案内を聞かなくてはならない煩わしさを避けることができる。このことはまた、操作の快適性や迅速性の向上にも極めて有効である。
上記説明では、再度音声案内スイッチ144が押下された時に中断する音声案内の内容には拘らないとしたが、音声案内の内容に応じて区分し、一定の音声案内については、再度音声案内スイッチ144が押下された時にも中断しないとすることも可能である。例えば一例をあげるならば、音声案内の内容を、重要なもの、危険を避けるためのもの、緊急を要するもの等を含む第1のグループと、それ以外の第2のグループとに2分し、第2のグループに属する内容の音声案内を行っている時には、再度音声案内スイッチ144が押下されるとその音声案内を中断するが、第1のグループに属する内容の音声案内を行っている時には、再度音声案内スイッチ144が押下されてもその音声案内を中断しない、とすることも可能である。
例えば一例をあげるならば、「蒸気口は高温になっています。手や顔を近付けないで下さい」のような音声案内は危険を避けるために重要なものであるから第1のグループとし、この音声案内を行っている途中で再度音声案内スイッチ144が押下されても、その音声案内を中断しないようにすることも可能である。
このようにすることで、ユーザは聞きたい音声案内だけを聞き、聞きたくない或いは不必要な音声案内は聞かずに済ませることができるが、重要なもの、危険を避けるためのもの、緊急を要するもの等に関しては、必ず最後まで音声案内を聞くことが強制され、重要な音声案内等を、操作ミスや軽率な判断、早とちり等によって聞き漏らしてしまう可能性をなくすことができる。
更にまた、音声案内を行っている途中で再度音声スイッチ144を押下された時に、その現在行っている音声案内を中断するだけでなく、その中断した音声案内と同じ内容の音声案内は、次回以降行わないようにすることも可能である。
例えば一例をあげるならば、上記例と同様、選択スイッチ148が押下され、「お米」が選ばれたので、「お米の種類を選んで下さい。現在は白米が選ばれています。右矢印か左矢印を操作して、お米を選んで下さい」という音声案内が開始され、「お米の種類を選んで下さい。現在は白米が選ばれています。右矢印か」までを発声した時点で、音声スイッチ144が押下されたので、その時点で音声案内が中断されたと仮定する。この時は、その続きの音声案内の内容である、「左矢印を操作して、お米を選んで下さい」という音声案内は行わないが、更にそれに加えて、次回、選択スイッチ148が押下され、「お米」が選ばれた時には、中断された音声案内と同じ内容である「お米の種類を選んで下さい。現在は白米が選ばれています。右矢印か左矢印を操作して、お米を選んで下さい」という音声案内は、最初から行わない、とすることも可能である。
ユーザは、この音声案内の内容については既に理解しており、もはや音声案内をすることは不要であると思われるからである。このようにすることで、ユーザは聞きたい音声案内だけを聞き、聞きたくない或いは不必要な音声案内は、より一層聞かずに済ませることができる。
しかしながらまた、このような音声案内も全く聞くことができないのでは不都合で、やはり改めで同じ音声案内であっても聞きたいということも当然考えられる。そのような場合には、改めて音声スイッチ144を押下するとこの音声案内を再度行う、とすることも可能である。
(実施の形態4)
次に、本発明の第4の実施の形態を説明する。本発明の第4の実施の形態は、本発明の第1の実施の形態から第3の実施の形態と多くの点について同様であるから、第4の実施の形態がこれらと同様である部分については説明を省略し、第4の実施の形態がこれらの実施の形態と異なる部分についてのみ、ここで説明する。従って、ここで特に断らない部分については、上記実施の形態がそのまま、本発明の第4の実施の形態にもあてはまる。
本発明の第4の実施の形態についても、図1、図2、図3をそのまま使って説明し、本発明の第4の実施の形態も炊飯器100として説明をする。
本発明の第4の実施の形態では、炊飯器100の現在の状態に応じて、図3に示す表示部126の右端の一部で、「炊飯中」、「保温中」、「予約中」の何れかを表示することができる。「炊飯中」の表示は、この炊飯器100が炊飯を行っている時に表示され、「保温中」の表示は、この炊飯器100が保温を行っている時に表示され、「予約中」の表示は、この炊飯器100に対して炊飯または保温の予約が行われている時に表示される。
或いは、必ずしもこのように「炊飯中」、「保温中」、「予約中」の文字が表示部126の一部に表示される実施の形態ではなく、何らかの発光をするランプが炊飯スイッチ141と、保温スイッチ143と、予約スイッチ145との近くに設置されており、これらのランプの何れかが発光することによって、「炊飯中」、「保温中」、「予約中」の何れかの状態であることを示す実施の形態であっても構わないし、これらのランプは上記スイッチとそれぞれ一体化されている実施の形態であっても構わないし、これらの一部は存在しない(例えば、「炊飯中」と「保温中」だけであって、「予約中」は存在しない)実施の形態であっても構わない。
そして、例えば一例として、炊飯器100では、比較的高温での保温と比較的低温での保温と、2種類の保温が可能であって、現在「保温」が表示されていたと仮定する。この時、ユーザはこの表示を見ることによって、炊飯器100で飯を保温中であることは分るが、比較的高温での保温を行っているのか、比較的低温での保温を行っているのかまでは、この表示だけからは分らない。
そして、ユーザは現在の保温状態が比較的高温での保温か、比較的低温での保温かが不安になり、知りたくなったと仮定する。この時、ユーザが音声スイッチ144を押下することで、現在の状態が制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、例えば「高温での保温中です」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。勿論、炊飯器100が低温での保温中ならば、「低温での保温中です」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。ユーザが現在の保温状態を知っているとか、その他の事情によって必ずしも現在の保温状態の詳細までは知る必要がない時には、ユーザは音声スイッチ144を押下しなければ、不必要な音声案内を聞くことはなく、余計な音声案内によって却って煩わしく思うこともない。
或いはまた、他の一例として、図3に示す表示部126の右上の一部に「お手入れ」という表示が行われたと仮定する。そして、この表示は、ユーザが炊飯器100に対して何らかの手入れを行う必要があることを示していたと仮定する。しかしながら、この表示だけでは、どのような手入れを行えばよいかまでは分らない。
そこで、このような状態下で、ユーザが音声スイッチ144を押下すると、現在の状態が制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、例えば「水容器の洗浄をして下さい」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。勿論、他の部分の洗浄やその他の手入れが必要な時には、そのように音声案内するよう指示が行われる。ユーザが、この炊飯器100の使い方を良く知っており、「お手入れ」の表示だけでどのようなお手入れをすればよいかを理解できるならば、ユーザは音声スイッチ144を押下しなければ、やはり不必要な音声案内を聞くことはない。
このようにして、炊飯器100は、その状態を表示によってユーザに知らせるが、表示だけでは必ずしも全てのユーザに充分な情報を伝え切ることができない時、音声スイッチ144を押下することによって、表示されている内容に関するより詳細な説明を音声で聞くことができる。これは、視覚が不自由な人にとっては勿論、そうでない人にとっても、現在の炊飯器100の状況を把握し、より円滑にかつ充分上手く使いこなすために非常に有効である。更にまた、この炊飯器100の使い方に充分精通している人にとっては、音声スイッチ100を押下しなければ、不必要な音声案内を聞くことはなく、余計な音声案内によって却って煩わしく思うこともない。
(実施の形態5)
次に、本発明の第5の実施の形態を説明する。本発明の第5の実施の形態も、本発明の第1の実施の形態から第4の実施の形態と多くの点について同様であるから、第5の実施の形態がこれらと同様である部分については説明を省略し、第5の実施の形態がこれらの実施の形態と異なる部分についてのみ、ここで説明する。従って、ここで特に断らない部分については、上記実施の形態がそのまま、本発明の第5の実施の形態にもあてはまる。
本発明の第5の実施の形態についても、図1、図2、図3をそのまま使って説明し、本発明の第5の実施の形態も炊飯器100として説明をする。
本発明の第5の実施の形態では、炊飯器100の操作部140に含まれる各種スイッチの全部または一部は、2段階に押下してスイッチのオンオフが2段階に可能なものであり、言い換えると、軽く触れるか少し或いは僅かに押下するだけで、第1段階のスイッチがオンされ、次にもう少し強く或いは深く押下することで、第2段階のスイッチがオンされるものである。本発明の第5の実施の形態では、このような2段階にスイッチをオンオフ可能な操作部140を用いることが最大の特徴である。尚、以下の説明では、炊飯器100の操作部140に含まれる各種スイッチの全部または一部は、ユーザが軽く触れるだけでその触れられたことを感知し、ユーザが押下すると押下されたことを感知するものであると仮定して説明をする。
そして、本発明の第5の実施の形態の炊飯器100では、例えば選択スイッチ148にユーザが軽く触れると、その状態が制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、例えば「選択スイッチです。設定する項目を選んで下さい。現在炊飯メニューの設定が選ばれています」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。そして、この状態で選択スイッチ148が押下されると、例えば「選択スイッチが押されましたので、設定する項目がお米になりました」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
或いはまた、例えば炊飯スイッチ141にユーザが軽く触れると、その状態が制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、例えば「炊飯スイッチです。このスイッチを押すと炊飯が始まります」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。そして、この状態で炊飯スイッチ141が押下されると、例えば「炊飯スイッチが押されましたので、炊飯を始めます」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。
尚、この時、例えば炊飯スイッチ141にユーザが軽く触れると必ず上記のような音声案内をするのではなく、上記第2の実施の形態で説明したのと同様に、予め音声スイッチ144が押下されてあった時だけ、例えば炊飯スイッチ141にユーザが軽く触れると上記のような音声案内をすることも可能である。
或いはまた、上記第1の実施の形態で説明したのと同様に、例えば炊飯スイッチ141にユーザが軽く触れた後、ユーザが音声スイッチ144を押下した時だけ、上記のような音声案内をすることも可能である。
また、上記第3の実施の形態で説明したのと同様に、この音声案内を行っている途中で再度音声スイッチ144が押下されるとその音声案内を中断することも可能であり、この中断されたのと同じ音声案内は次から行わないことや、同じ音声案内であっても、再度音声スイッチが押下された時には音声案内を行う実施の形態等も、上記第3の実施の形態と同様に可能である。
尚、ここでは、選択スイッチ148と炊飯スイッチ141についてのみ説明をしたが、他のスイッチ等に関しても同様であるから、説明を省略する。
(実施の形態6)
次に、本発明の第6の実施の形態を説明する。本発明の第6の実施の形態も、本発明の第1の実施の形態から第5の実施の形態と多くの点について同様であり、また、これらの実施の形態の全部または一部を前提として行われるものであるから、第6の実施の形態がこれらと同様である部分については説明を省略し、第6の実施の形態がこれらの実施の形態と異なる部分についてのみ、ここで説明する。従って、ここで特に断らない部分については、上記実施の形態がそのまま、本発明の第6の実施の形態にもあてはまる。
本発明の第6の実施の形態についても、図1、図2、図3をそのまま使って説明し、本発明の第6の実施の形態も炊飯器100として説明をする。
本発明の第6の実施の形態では、選択できない選択を行おうとするスイッチ、または現在の状態では押下しても何の機能も実行されないスイッチ、または現在の状態では選択される可能性の低い選択を行おうとするスイッチ、または現在の状態では実行される可能性の低い機能を実行しようとするスイッチが押下された時、炊飯器100はその旨を音声案内する。このような時に音声案内を行うことが、本発明の第6の実施の形態の最大の特徴である。
例えば、炊飯メニューで「早炊き」が選択され、次に選択スイッチ148で「お米」が選ばれ、米の種類として右矢印キー146が押下されて「無洗米」が選ばれたと仮定する。
このような時に、もしも保温スイッチ143が押下されたとしても、保温機能は実行されないので、その状態が制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、例えば「保温スイッチが押されましたが、保温することはできません」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。或いはまた、この状態で音声スイッチ144が押下されると、「炊飯を行うには炊飯スイッチを押して下さい」のようにより詳しい音声案内が行われても構わないし、このような詳しい音声案内まで含めて最初に行われる実施の形態でも構わない。
他の例として、例えば、炊飯メニューで「すし」が選択され、次に選択スイッチ148で「お米」が選ばれ、米の種類として右矢印キー146が押下されて「雑穀米」が選ばれたと仮定する。
このような時に、もしも炊飯スイッチ141が押下されたと仮定する。
雑穀米ですしを炊くことは絶対にないとはいえないので、炊飯機能が実行されないと困ることも有り得る。従って、炊飯機能は実行することができる。しかしながら、雑穀米ですしを炊くことは比較的稀で、ユーザが何らかの操作間違いや思い違いをしている可能性も高い。そこで、これらの状態が制御部161によって総合的に判断され、制御部161から音声出力部166に、例えば「雑穀米ですしを炊くことが選ばれています。これでよいですか」のように音声案内するよう指示が行われ、この音声が音声出力部166から発声される。或いはまた、この状態で音声スイッチ144が押下されると、「これでよい時にはもう一度炊飯スイッチを押して下さい。設定を変えるには取消スイッチを押して下さい」のようにより詳しい音声案内が行われても構わないし、このような詳しい音声案内まで含めて最初に行われる実施の形態でも構わない。
或いは、上記本発明の第2の実施の形態のように、予め音声スイッチ144が押下されてあった時だけ、選択できない選択を行おうとするスイッチ、または現在の状態では押下しても何の機能も実行されないスイッチ、または現在の状態では選択される可能性の低い選択を行おうとするスイッチ、または現在の状態では実行される可能性の低い機能を実行しようとするスイッチが次に押下された時、炊飯器100はその旨を音声案内する実施の形態であっても構わない。
また、上記第3の実施の形態で説明したのと同様に、この音声案内を行っている途中で再度音声スイッチ144が押下されるとその音声案内を中断することも可能であり、この中断されたのと同じ音声案内は次から行わないことや、同じ音声案内であっても、再度音声スイッチが押下された時には音声案内を行う実施の形態等も、上記第3の実施の形態と同様に可能である。
尚、ここでは、保温スイッチ143と炊飯スイッチ141についてのみ説明をしたが、他のスイッチ等に関しても同様であるから、説明を省略する。
このようにすることによって、ユーザの操作内容を確認し、正常な操作や通常頻繁に行われる操作が行われている時には何も音声案内を行わず、行うことができない操作や、通常それほど多く行われることのない操作が行われた時のみ、音声案内でその操作内容を確認することができる。そして、視覚の不自由な人やそうでない人が、操作の間違いや思い違いによって不適切な操作を行い、炊飯に失敗することを未然に防止することができる。
正常な操作や通常頻繁に行われる操作が行われている時には何も音声案内は行わないので、不必要な音声案内を聞くことはなく、余計な音声案内によって却って煩わしく思うこともない。
本発明によると、音声案内機能として、必要な時にのみ、必要最小限のものだけを提供することができ、視覚の不自由な人を中心にあらゆる人にとって極めて使いやすいユニバーサルデザインを提供することが可能になり、その産業上の利用可能性は極めて高い。
本発明の第1の実施の形態である炊飯器100の外観図 炊飯器100を構成する主要部のブロック構成図 炊飯器100の一部である表示部126と操作部140の詳細図 本発明の第1の実施の形態と第2の実施の形態とにおける操作と音声案内の手順の違いを示す流れ図 従来の電気機器の一例であるエアコンの表示部の一例を示す図
符号の説明
100 炊飯器
102 本体部
103 上蓋部
123 取っ手
124 開閉スイッチ
125 蒸気口
126 表示部
140 操作部
141 炊飯スイッチ
142 取消スイッチ
143 保温スイッチ
144 音声スイッチ
145 予約スイッチ
146 右矢印スイッチ
147 左矢印スイッチ
148 選択スイッチ
161 制御部
162 加熱部
163 内釜部
164 加湿部
166 音声出力部

Claims (10)

  1. 初期状態から順次複数の状態に至ることでそれぞれの状態に応じた特定の機能を実行し、この状態の少なくとも1つでは次に至るべき状態が選択可能な電気機器であって、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つを音声によって説明することを起動する音声スイッチを備えた電気機器。
  2. 前記初期状態で前記音声スイッチが押下されると、前記初期状態から至ることができる状態で実行可能な機能を音声によって説明する、請求項1に記載の電気機器。
  3. 同じ状態で前記音声スイッチを2回以上押下された時、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つをより詳細に音声で説明する、請求項1または請求項2に記載の電気機器。
  4. 一定の状態で所定の時間何ら操作が行われない時、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つをより詳細に音声で説明する、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電気機器。
  5. 前記音声スイッチが予め押下された後に、何らかの操作が行われた時、その操作によって実行される機能を音声で説明する、請求項1から請求項4の何れか1項に記載の電気機器。
  6. 前記音声による説明の途中に前記音声スイッチが押下された時、その音声による説明を中断する、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の電気機器。
  7. 前記音声による説明が中断された時、その説明と同じ内容の音声による説明は次回から行わない、請求項6に記載の電気機器。
  8. 複数の情報を表示する表示部を有し、前記表示部の表示に同期して、前記複数の情報の中の現在有効な情報を音声で説明する、請求項1から請求項7の何れか1項に記載の電気機器。
  9. 初期状態から順次複数の状態に至ることでそれぞれの状態に応じた特定の機能を実行し、この状態の少なくとも1つでは次に至るべき状態が選択可能であり、前記特定の機能の実行の開始と前記選択を行うための押下式スイッチを備えた電気機器であって、前記押下式スイッチに触れると、現在の状態と次に至ることができる状態とで実行可能な機能の少なくとも1つを音声で説明する電気機器。
  10. 初期状態から順次複数の状態に至ることでそれぞれの状態に応じた特定の機能を実行し、この状態の少なくとも1つでは次に至るべき状態が選択可能であり、前記特定の機能の実行の開始と前記選択を行うための押下式スイッチを備えた電気機器であって、現在の状態では選択できない選択を行う押下式スイッチ、または現在の状態では押下しても何の機能も実行されない押下式スイッチ、または現在の状態では選択される可能性の低い選択を行う押下式スイッチ、または現在の状態では実行される可能性の低い機能を実行する押下式スイッチの何れかが押下された時、それによって選択される状態またはそれによって実行される機能の少なくとも1つを音声で説明する電気機器。
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