JPH11134059A - ガイダンス出力装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

ガイダンス出力装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH11134059A
JPH11134059A JP9311573A JP31157397A JPH11134059A JP H11134059 A JPH11134059 A JP H11134059A JP 9311573 A JP9311573 A JP 9311573A JP 31157397 A JP31157397 A JP 31157397A JP H11134059 A JPH11134059 A JP H11134059A
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JP
Japan
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output
group
guidance information
guidance
information
Prior art date
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JP9311573A
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Inventor
Junji Yamamoto
淳次 山本
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイダンス情報をグループ化すると共に、グ
ループ毎にガイダンス情報を出力するか否かを任意に設
定しておくことで、オペレータの都合や習熟度等に合っ
たガイダンスのみを出力する。 【解決手段】 複数種の音声ガイダンスが種類毎にグル
ープ化されて記憶されている場合に、グループ毎に音声
ガイダンスを出力するか否かを示す出力フラグを音声デ
ータ管理テーブル2−3に任意に設定しておく。この状
態において音声ガイダンスの出力タイミングで、CPU
1はその音声ガイダンスが属するグループを判別すると
共に、このグループに対応する出力フラグを参照し、音
声ガイダンスを出力するか否かを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予め決められて
いるガイダンス情報を出力するガイダンス出力装置およ
びそのプログラム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサやパーソナルコ
ンピュータ等のデータ処理装置には、操作説明やエラー
通知等をオペレータに報知するためにメッセージ画面の
一部にガイダンス情報を表示出力していた。ところで、
近年、音声技術の進歩並びに記憶装置の大容量/低価格
化に伴って音声によってガイダンス情報を出力するもの
が普及している。この種の音声ガイダンス出力装置は、
予め記憶装置内に音声データを登録しておき、それを再
生出力する録音方式、あるいはテキストデータを音声合
成して出力する音声合成方式があり、今後、益々音声技
術を搭載した製品が登場することが予想される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の音声ガイダン
ス機能を搭載したデータ処理装置において、オペレータ
の習熟度や周囲の環境等によっては、エラーや入力ミス
のガイダンスは聞きたいが、操作説明のガイダンスを必
要としない場合、あるいは入力ミスのガイダンスのみで
足りる場合があるが、従来においては全てのガイダンス
を音声出力するため、耳障りだったり、周囲への騒音と
なったり、更に必要な情報を聞き逃してしまう等の問題
があった。また、操作ガイダンスを途中まで聞いて次の
操作方法を理解できた場合に、次の操作を開始すると、
従来においては、現在出力中の操作ガイダンスを最後ま
でアナウンスするか、操作の開始によってアナウンスを
自動的に中断するかの何れの方式を採用するようにして
いるが、エラー通知のように最後まで聞きたいガイダン
スと操作説明のように次の操作方法が理解できれば、そ
の途中で音声出力を中断してもよいガイダンスとを使い
分けることはできず、必要情報が中断されたり、不要な
情報がいつまでもアナウンスされるという問題があっ
た。更に、どのような音声ガイダンスであっても、一律
に音声出力することは単調な音声ガイダンスとなり、オ
ペレータは音声ガイダンスを常に注意深く聞いてその内
容を理解しようと努めない限り、重要な音声ガイダンス
を聞き逃してしまうおそれがあった。第1の発明の課題
は、ガイダンス情報をグループ化すると共に、グループ
毎にガイダンス情報を出力するか否かを任意に設定して
おくことで、オペレータの都合や習熟度等に合ったガイ
ダンスのみを出力できるようにすることである。第2の
発明の課題は、ガイダンス情報をグループ化すると共
に、グループ毎にガイダンス出力を中断するか否かを任
意に設定しておくことで、ガイダンス出力の途中で入力
操作が行われたとしても無条件に中断せず、中断が許可
されているグループか否かに基づいてガイダンス出力を
中断、あるいは継続できるようにすることである。第3
の発明の課題は、ガイダンス情報をグループ化すると共
に、グループ毎にガイダンス出力の繰り返し回数を任意
に設定しておくことで、ガイダンス情報の重要度等に応
じてオペレータの注意を喚起できるようにすることであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、複数種のガイダンス
情報をグループに対応付けて記憶するガイダンス情報記
憶手段と、グループ毎にガイダンス情報を出力するか否
かを示す制御情報を任意に設定する制御情報設定手段
と、ガイダンス情報を出力するタイミングでそのガイダ
ンス情報が属するグループを判別するグループ判別手段
と、このグループ判別手段によって判別されたグループ
に対応して前記制御情報設定手段に設定されている制御
情報を参照し、ガイダンス情報を出力するか否かを制御
する出力制御手段とを具備するものである。なお、前記
ガイダンス情報記憶手段に定義されているグループは、
オペレータのレベルを示すオペレータグループであり、
現在操作中のオペレータのレベルに基づいてガイダンス
情報を出力するか否かを制御するようにしてもよい。ま
た、直前に出力されたガイダンス情報を再出力させるこ
とを指定する再出力指定手段を設け、この再出力指定手
段によって再出力が指定された際に、直前に出力された
ガイダンス情報を繰り返して出力するようにしてもよ
い。請求項1記載の発明においては、複数種のガイダン
ス情報がグループに対応付けて記憶されている場合に、
グループ毎にガイダンス情報を出力するか否かを示す制
御情報を任意に設定しておくと、ガイダンス情報を出力
するタイミングに到達した際に、そのガイダンス情報が
属するグループが判別されると共にこのグループに対応
する制御情報を参照することによってガイダンス情報を
出力するか否かが制御される。したがって、ガイダンス
情報をグループ化すると共に、グループ毎にガイダンス
情報を出力するか否かを任意に設定しておくことで、オ
ペレータの都合や習熟度等に合ったガイダンスのみを出
力することができる。
【0005】請求項4記載の発明は、複数種のガイダン
ス情報をグループに対応付けて記憶するガイダンス情報
記憶手段と、グループ毎にガイダンス情報の出力を中断
するか否かを任意に設定する制御情報設定手段と、ガイ
ダンス情報の出力時に入力操作が行われた際に、そのガ
イダンス情報が属するグループを判別するグループ判別
手段と、このグループ判別手段によって判別されたグル
ープに対応して前記制御情報設定手段に設定されている
制御情報を参照し、ガイダンス情報の出力を中断するか
否かを制御する出力制御手段とを具備するものである。
請求項4記載の発明においては、複数種のガイダンス情
報がグループに対応付けて記憶されている場合に、グル
ープ毎にガイダンス情報の出力を中断するか否かを任意
に設定しておくと、ガイダンス情報の出力時に入力操作
が行われた際に、そのガイダンス情報が属するグループ
が判別されると共に、このグループに対応する制御情報
を参照することによってガイダンス情報の出力を中断す
るか否かが制御される。したがって、ガイダンス情報を
グループ化すると共に、グループ毎にガイダンス出力を
中断するか否かを任意に設定しておくことで、ガイダン
ス出力の途中で入力操作が行われたとしても無条件に中
断せず、中断が許可されているグループか否かに基づい
てガイダンス出力を中断、あるいは継続することができ
る。
【0006】請求項5記載の発明は、複数種のガイダン
ス情報をグループに対応付けて記憶するガイダンス情報
記憶手段と、グループ毎にガイダンス情報を繰り返して
出力させる繰り返し回数を任意に設定する制御情報設定
手段と、ガイダンス情報を出力するタイミングでそのガ
イダンス情報が属するグループを判別するグループ判別
手段と、このグループ判別手段によって判別されたグル
ープに対応して前記制御情報設定手段に設定されている
制御情報を参照し、ガイダンス情報をその設定回数分繰
り返して出力させる出力制御手段とを具備するものであ
る。請求項5記載の発明においては、複数種のガイダン
ス情報がグループに対応付けて記憶されている場合に、
グループ毎にガイダンス情報を繰り返して出力させる繰
り返し回数を任意に設定しておくと、ガイダンス情報を
出力するタイミングに到達した際に、そのガイダンス情
報が属するグループが判別されると、このグループに対
応する制御情報を参照することによってガイダンス情報
をその設定回数分繰り返して出力させる。したがって、
ガイダンス情報をグループ化すると共に、グループ毎に
ガイダンス出力の繰り返し回数を任意に設定しておくこ
とで、ガイダンス情報の重要度等に応じてオペレータの
注意を喚起することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1(A)はガイダンス
出力機能を備えたデータ処理装置の全体構成を示したブ
ロック図である。CPU1はRAM2内にロードされて
いる各種プログラムにしたがってこのデータ処理装置の
全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置
3はオペレーティングシステムや各種アプリケーション
プログラム、データファイル、文字フォントデータ等が
予め格納されている記憶媒体4やその駆動系を有してい
る。この記憶媒体4は固定的に設けたもの、もしくは着
脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、
ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的
・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されてい
る。また、記憶媒体4内のプログラムやデータは、必要
に応じてCPU1の制御により、RAM2にロードされ
る。更に、CPU1は通信回線等を介して他の機器側か
ら送信されて来たプログラム、データを受信して記憶媒
体4に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒
体に格納されているプログラム、データを通信回線等を
介して使用することもできる。そして、CPU1にはそ
の入出力周辺デバイスである入力装置5、表示装置6、
印刷装置7、音声出力装置8がバスラインを介して接続
されており、入出力プログラムにしたがってCPU1は
それらの動作を制御する。
【0008】図1(B)はRAM2の主要構成を示し、
記憶装置3から必要に応じて各種のプログラムやデータ
がRAM2にロードされる。出力音声データメモリ2−
1はグループ毎に音声データ(テキストデータ)を記憶
するもので、図2(A)は出力音声データメモリ2−1
の一部を例示している。すなわち、出力音声データメモ
リ2−1にはグループA(操作指示ガイダンス)に属す
る各種の音声実データがそのデータアドレスP1、P2
……に対応付けて記憶されていると共に、グループB
(エラーガイダンス)に属する各種の音声実データがそ
のデータアドレスP10、P20……に対応付けて記憶
されている。ここで、グループAのデータアドレスP1
に対応する音声実データは、「実行キーを入力して下さ
い」を案内し、データアドレスP2に対応する音声実デ
ータは「マウスの左ボタンをクリックして下さい」を案
内する。また、グループBのデータアドレスP10に対
応する音声実データは「入力した値は限度値を越えてい
ます」を案内し、データアドレスP20に対応する音声
実データは「マウスカーソルの位置が不正です」を案内
する。このように各種の音声実データはガイダンスの種
類に応じて予めグループ化されている。オペレータ判定
用メモリ2−2はオペレータの習熟度に応じてオペレー
タをグループ化したもので、その内容は入力装置5から
任意に設定される。図2(B)はオペレータ判定用メモ
リ2−2の一部を例示している。すなわち、オペレータ
OP1は操作に習熟しているため、グループAのみをガ
イダンス出力すべきことを示し、またオペレータOP2
は初心者であるため、全グループをガイダンス出力すべ
きことを示している。このようにオペレータ判定用メモ
リ2−2にはオペレータの習熟度に応じて音声ガイダン
スを生成すべきか否かがグループ単位毎に設定されてい
る。音声データ管理テーブル2−3は音声ガイダンスの
出力を制御する各種の制御情報を記憶するもので、その
内容は入力装置5から任意に設定される。図3(A)は
音声データ管理テーブル2−3の一部を例示したもの
で、音声データ管理テーブル2−3の一連No(音声ナン
バ)とオペレータ判定用メモリ2−2のリンク先を示す
データアドレスP1、P2……P10、P20……とを
対応付けて記憶すると共に、オペレータ判定用メモリ2
−2に定義されているグループ毎に、音声ガイダンスを
出力するか否かを示す出力フラグ、出力中の音声ガイダ
ンスを中断するか継続するかを示す中断フラグ、音声ガ
イダンスを繰り返し出力させる繰り返し回数が設定され
ている。
【0009】図3(B)はRAM2内の各種レジスタ群
2−4を示したもので、グループレジスタは出力要求の
あった音声ガイダンスが属するグループ名がセットさ
れ、出力判定レジスタは音声ガイダンスを出力するタイ
ミングで音声ガイダンスを出力するか否かを判定するた
めに、音声データ管理テーブル2−3から読み出された
出力フラグがセットされるレジスタである。中断判定レ
ジスタは音声ガイダンスを出力している際中に入力操作
が行われた際に、音声ガイダンスを中断するか継続する
かを判定するために、音声データ管理テーブル2−3か
ら読み出された中断フラグがセットされ、繰り返しカウ
ンタは同一の音声ガイダンスを繰り返して出力させるた
めに、音声データ管理テーブル2−3から読み出された
繰り返し回数がセットされるレジスタである。音声出力
回数レジスタは繰り返し回数分、音声ガイダンスを出力
したか否かを判定するためにその出力回数を計数するカ
ウンタである。また、音声データポインタは音声出力す
べきあるいは出力中の音声データのアドレスがセットさ
れるアドレスポインタである。音声バッファは直前に音
声出力された音声ガイダンスを保持するもので、入力装
置5から再出力が指示された際に、この音声バッファの
内容を読み出して音声ガイダンスを再出力させる。
【0010】入力装置5はオペレータ判定用メモリ2−
2や音声データ管理テーブル2−3に対する設定データ
や文字列データ等を入力したり、各種のコマンドを入力
するキーボード、マウス等のポインティングデバイスを
有している。ここで、CPU1は入力操作が行われる毎
に、その操作状態を判別し、それに応じて音声ガイダン
スを出力する。ここで、オペレータは入力操作を開始す
る際に、自己固有の識別コードをログインするようにし
ているが、これに基づいてCPU1はそのオペレータが
属するグループを判別したり、グループ毎に音声データ
管理テーブル2−3に設定されている出力フラグ、中断
フラグ、繰り返し回数を読み出して音声ガイダンスの出
力を制御する。音声出力装置8は出力音声データメモリ
2−1から読み出された音声実データを音声合成して出
力する。
【0011】次に、データ処理装置の動作を図4に示す
フローチャートにしたがって説明する。ここで、このフ
ローチャートに記述されている各機能を実現するための
プログラムは、CPU1が読み取り可能なプログラムコ
ードの形態で記憶媒体4に記憶されており、その内容が
RAM2内にロードされている。図4は音声ガイダンス
出力処理を示したフローチャートである。いま、オペレ
ータ判定用メモリ2−2、音声データ管理テーブル2−
3に任意のデータが設定されているものとする。先ず、
イベント待ち状態においてイベントが発生すると、その
種類を判別する(ステップA1)。すなわち、音声ガイ
ダンスの出力中において、キー・マウス操作があった場
合(キー・マウスイベント発生)、現在の入力操作状態
を監視するメイン処理から入力操作に応じて音声出力の
要求があった場合(音声出力イベント発生)、音声ガイ
ダンスの出力終了を監視するメイン処理から音声出力の
終了通知があった場合(音声終了イベント発生)の何れ
かを判別する。
【0012】いま、音声出力イベントの発生を検出した
場合には、ステップA2に進み、出力要求のあった音声
ガイダンスが属するグループナンバを音声データ管理テ
ーブル2−3から読み出してグループレジスタにセット
する。そして、このグループに対応して音声データ管理
テーブル2−3に設定されている出力フラグ、中断フラ
グ、繰り返し回数を読み出し、対応する出力判定レジス
タ、中断判定レジスタ、繰り返しカウンタにそれぞれセ
ットする(ステップA3)。この状態において、出力判
定レジスタ内の出力フラグを参照し、そのON/OFF
状態を調べる(ステップA4)。いま、出力フラグ=O
FFが検出された場合には、その音声ガイダンスを出力
せずにそのままこのフローから抜けてイベント待ちとな
るが、出力フラグがONされていれば、ステップA5に
進み、現在のオペレータが属するグループを判別する。
すなわち、入力操作の開始に先立ってオペレータは予め
自己固有の判別コードをログインするようにしており、
この識別コードに基づいてそのオペレータが属するグル
ープをオペレータ判定用メモリ2−2を参照することに
よって判別し、音声ガイダンスの出力を必要としないオ
ペレータグループであれば、出力フラグがONされてい
るグループであっても、音声出力は行わず、そのままイ
ベント待ちとなる。一方、音声ガイダンスの出力を必要
とするオペレータグループであれば、先ず、音声バッフ
ァの内容をクリアしておく(ステップA6)。ここで、
音声バッファには前回の音声出力イベント発生に伴って
出力された音声データが記憶保持されており、今回新た
な音声出力イベントの発生に伴って音声バッファの内容
をクリアしておく。そして、新たな音声出力を行うため
に、音声データポインタに音声データアドレスをセット
すると共に(ステップA7)、音声出力回数レジスタに
「1」を加算してその値をインクリメントする(ステッ
プA8)。ここで、音声出力回数レジスタはその初期値
として「0」がセットされているので、その値を更新す
ることによって「1」となる。そして、音声データポイ
ンタでアドレス指定される音声実データを出力音声デー
タメモリ2−1から読み出して音声出力装置8に与え、
音声合成されて出力される(ステップA9)。そして、
この音声実データを音声バッファ(図示せず)に記憶保
持しておく(ステップA17)。
【0013】このように音声ガイダンスが出力されてい
る状態において、音声出力終了イベントの発生を検出す
ると、ステップA10に進み、音声出力回数レジスタと
繰り返しカウンタの値を比較し、予め設定されている繰
り返し回数分、音声ガイダンスを出力したか否かをチェ
ックする。ここで、設定回数分の出力を行っていなけれ
ば、ステップA7に進み、以下同様の動作を繰り返すこ
とにより音声ガイダンスを設定回数分繰り返し出力させ
る。これによって設定回数分、音声ガイダンスを繰り返
し出力した場合には音声出力回数レジスタおよび音声デ
ータポインタをそれぞれクリアする(ステップA1
1)。他方、音声ガイダンスの出力中において、キー・
マウスイベントの発生を検出すると、ステップA12に
進み、音声ガイダンスの再出力要求か否かをチェックす
る。この場合、予めキーボードに割り当てられている再
出力キーが操作された場合には、音声バッファの内容を
読み出して再出力させる(ステップA13)。ここで、
音声バッファには直前に音声出力された音声データがセ
ットされており、その内容は次の音声出力イベントが発
生するまで保持されるので、その間であれば、直前の音
声ガイダンスを再出力させることができ、再出力後、イ
ベント待ちとなる。また、再出力要求でなければ、ステ
ップA14に進み、音声出力ポインタの値が「0」では
ないこと、つまり、現在音声ガイダンスを出力中である
こと、および中断判定レジスタ内の中断フラグがONさ
れていることを条件に、音声出力を中断させると共に
(ステップA15)、音声出力回数レジスタおよび音声
データポインタをそれぞれクリアする(ステップA1
6)、一方、現在音声出力中であっても中断フラグがO
FFされている場合には、このような処理(ステップA
15、A16)は行わず、そのまま音声出力を継続させ
る。
【0014】以上のようにこのデータ処理装置において
は、グループ毎に音声ガイダンスを出力するか否かを任
意に設定可能とし、音声ガイダンスの出力タイミングで
その音声ガイダンスが属するグループを判別して音声ガ
イダンスを出力するか否かを制御するようにしたから、
オペレータの都合や習熟度等に合わせて必要とするガイ
ダンスのみを聞くことができ、耳障りではなく、かつ必
要なガイダンスを聞き漏さず、更に周囲に対して騒音と
なることもない音声ガイダンス機能を提供することが可
能となる。また、音声ガイダンスの出力中にキーやマウ
スによって次の操作が行われた場合に、予めグループ毎
に設定されている中断フラグによって音声出力を中断す
るか継続するかを制御するようにしたから、耳障りでは
なく、かつ誤って入力操作が行われても音声出力をその
まま継続することができ、重要な音声ガイダンスの中断
を防止することができる。更に、直前に出力された音声
ガイダンスを何回も繰り返し出力させることが可能な
為、重要な情報を聞き漏しや誤って理解されることを効
果的に防止することができる。また、音声ガイダンスの
出力回数をグループ毎に任意に設定可能としたため、重
要な情報の聞き漏しや誤って理解されることを効果的に
防止することができる。
【0015】なお、上述した一実施形態は操作指示ガイ
ダンスとエラーガイダンスのように種類別にグループ分
けを行ったが、同一種類のガイダンスを部分的にグルー
プ分けしてもよい。また、音声ガイダンスは例えば店内
放送用のものであってもよく、勿論、音声ガイダンスに
限らず、表示画面に出力するガイダンスであってもよ
い。
【0016】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ガイダン
ス情報をグループ化すると共に、グループ毎にガイダン
ス情報を出力するか否かを任意に設定しておくことで、
オペレータの都合や習熟度等に合ったガイダンスのみを
出力することができる。請求項4記載の発明によれば、
ガイダンス情報をグループ化すると共に、グループ毎に
ガイダンス出力を中断するか否かを任意に設定しておく
ことで、ガイダンス出力の途中で入力操作が行われたと
しても無条件に中断せず、中断が許可されているグルー
プか否かに基づいてガイダンス出力を中断、あるいは継
続することができる。請求項5記載の発明によれば、ガ
イダンス情報をグループ化すると共に、グループ毎にガ
イダンス出力の繰り返し回数を任意に設定しておくこと
で、ガイダンス情報の重要度等に応じてオペレータの注
意を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は音声ガイダンス機能付きデータ処理装
置のブロック図、(B)はRAM2の主要構成を示した
図。
【図2】(A)は出力音声データメモリ2−1の一部を
例示した図、(B)はオペレータ判定用メモリ2−2の
一部を例示した図。
【図3】(A)は音声データ管理テーブル2−3の一部
を例示した図、(B)は各種レジスタ群2−4を説明す
るための図。
【図4】音声ガイダンス出力処理を示したフローチャー
ト。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 出力音声データメモリ 2−2 オペレータ判定用メモリ 2−3 音声データ管理テーブル 2−4 各種レジスタ群 3 記憶装置 4 記憶媒体 5 入力装置 6 表示装置 8 音声出力装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種のガイダンス情報をグループに対応
    付けて記憶するガイダンス情報記憶手段と、 グループ毎にガイダンス情報を出力するか否かを示す制
    御情報を任意に設定する制御情報設定手段と、 ガイダンス情報を出力するタイミングでそのガイダンス
    情報が属するグループを判別するグループ判別手段と、 このグループ判別手段によって判別されたグループに対
    応して前記制御情報設定手段に設定されている制御情報
    を参照し、ガイダンス情報を出力するか否かを制御する
    出力制御手段とを具備したことを特徴とするガイダンス
    出力装置。
  2. 【請求項2】前記ガイダンス情報記憶手段に定義されて
    いるグループは、オペレータのレベルを示すオペレータ
    グループであり、現在操作中のオペレータのレベルに基
    づいてガイダンス情報を出力するか否かを制御するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載のガイダンス出力
    装置。
  3. 【請求項3】直前に出力されたガイダンス情報を再出力
    させることを指定する再出力指定手段を設け、 この再出力指定手段によって再出力が指定された際に、
    直前に出力されたガイダンス情報を繰り返して出力する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載のガイダンス
    出力装置。
  4. 【請求項4】複数種のガイダンス情報をグループに対応
    付けて記憶するガイダンス情報記憶手段と、 グループ毎にガイダンス情報の出力を中断するか否かを
    任意に設定する制御情報設定手段と、 ガイダンス情報の出力時に入力操作が行われた際に、そ
    のガイダンス情報が属するグループを判別するグループ
    判別手段と、 このグループ判別手段によって判別されたグループに対
    応して前記制御情報設定手段に設定されている制御情報
    を参照し、ガイダンス情報の出力を中断するか否かを制
    御する出力制御手段とを具備したことを特徴とするガイ
    ダンス出力装置。
  5. 【請求項5】複数種のガイダンス情報をグループに対応
    付けて記憶するガイダンス情報記憶手段と、 グループ毎にガイダンス情報を繰り返して出力させる繰
    り返し回数を任意に設定する制御情報設定手段と、 ガイダンス情報を出力するタイミングでそのガイダンス
    情報が属するグループを判別するグループ判別手段と、 このグループ判別手段によって判別されたグループに対
    応して前記制御情報設定手段に設定されている制御情報
    を参照し、ガイダンス情報をその設定回数分繰り返して
    出力させる出力制御手段とを具備したことを特徴とする
    ガイダンス出力装置。
  6. 【請求項6】コンピュータに対して、 複数種のガイダンス情報がグループに対応付けて記憶さ
    れている場合に、グループ毎にガイダンス情報を出力す
    るか否かを示す制御情報を任意に設定する機能と、 ガイダンス情報を出力するタイミングでそのガイダンス
    情報が属するグループを判別する機能と、 判別されたグループに対応して設定されている制御情報
    を参照し、ガイダンス情報を出力するか否かを制御する
    機能を実現させるためのプログラムを記録した記録媒
    体。
  7. 【請求項7】コンピュータに対して、 複数種のガイダンス情報がグループに対応付けて記憶さ
    れている場合に、グループ毎にガイダンス情報の出力を
    中断するか否かを任意に設定する機能と、 ガイダンス情報の出力時に入力操作が行われた際に、そ
    のガイダンス情報が属するグループを判別する機能と、 判別されたグループに対応して設定されている制御情報
    を参照し、ガイダンス情報の出力を中断するか否かを制
    御する機能を実現させるためのプログラムを記録した記
    録媒体。
  8. 【請求項8】ンピュータに対して、 複数種のガイダンス情報がグループに対応付けて記憶さ
    れている場合に、グループ毎にガイダンス情報を繰り返
    して出力させる繰り返し回数を任意に設定する機能と、 ガイダンス情報を出力するタイミングでそのガイダンス
    情報が属するグループを判別する機能と、 判別されたグループに対応して設定されている制御情報
    を参照し、ガイダンス情報をその設定回数分繰り返して
    出力させる機能を実現させるためのプログラムを記録し
    た記録媒体。
JP9311573A 1997-10-29 1997-10-29 ガイダンス出力装置およびそのプログラム記録媒体 Abandoned JPH11134059A (ja)

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JP9311573A JPH11134059A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 ガイダンス出力装置およびそのプログラム記録媒体

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JP9311573A JPH11134059A (ja) 1997-10-29 1997-10-29 ガイダンス出力装置およびそのプログラム記録媒体

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007072076A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd オーディオ連携ナビゲーション装置
JP2007172440A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電気機器
JP2019176902A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 Toto株式会社 トイレ用音声案内装置

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