JP2007159001A - データ記録再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次元コードにコード化された暗号鍵に基づいてデータを暗号化して記録する。
【解決手段】デジタルカメラ3は、暗号鍵1と命令コード5がコード化された(ステップS1)二次元コード2を撮影し、暗号鍵1および命令コード5を読み取る(ステップS2)と、撮影モードを通常モードから機密保護モードに切り替え、デジタルカメラ3に挿入された(ステップS3)記録媒体4に、撮影した被写体の画像データや動画データ等の撮影データを暗号鍵1に基づいて暗号化した後、記録保存する(ステップS4)。
【選択図】図1

Description

本発明はデータ記録再生装置に関し、特に、データを暗号化して記録するデータ記録再生装置に関するものである。
従来のデジタルカメラのデータ保存方法について図6を参照して説明する。図6に示すように、従来のデジタルカメラ11は、撮影した画像データや動画データ等の撮影データを記録媒体4に汎用データ形式(例えば、jpeg(Joint Photographic Experts Group)やgif(Graphic Interchange Format)など)で書き込む(ステップS8)。そして、記録媒体4に書き込まれた撮影データを読み取り、図示しない表示部に表示する(ステップS9)。
また、撮像装置と画像再生装置とを備え、撮像装置は、暗号キー格納部に格納されている暗号キーを用いて画像信号を暗号化することにより、暗号信号を生成する画像信号処理部を有し、画像再生装置は、復号キー格納部に格納されている、上記暗号キーに対応する復号キーを用いて、暗号信号から画像信号を復号化する信号変換部、および復号化された画像信号に基づいて被写体の画像を再生する再生部とを有し、他人が無断で画像を再生できない画像再生システムを提供するようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−320194号公報
しかしながら、従来のデジタルカメラ11においては、次のような課題があった。第1の課題は、デジタルカメラ11を紛失した場合、もしくは第三者によってデジタルカメラ11の記録媒体4が盗まれた場合、撮影後に記録媒体4に記録したデータが第三者に流出してしまう恐れがあるということである。即ち、デジタルカメラ11によって撮影された画像や動画等のデータは、不揮発性メモリ等からなる記録媒体4に書き込まれるが、記録媒体4はデジタルカメラ11に装着したままの状態が多いため、デジタルカメラ11を紛失、または盗難した場合などにおいては、デジタルカメラ11に装着されたままの記録媒体4に記録されているデータが第三者に流出してしまう恐れがある。
また、特許文献1に記載の発明においては、画像再生システムの暗号キー格納部に暗号キーを格納し、復号キー格納部に復号キーを格納する。従って、復号キーを有する画像再生装置でしか再生を行うことができないという問題があった。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解決できるデータ記録再生装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のデータ記録再生装置は、データを暗号化して記録媒体に記録し、再生するデータ記録再生装置であって、データを暗号化するときに使用する暗号鍵を読み取る読み取り手段と、読み取り手段によって読み取られた暗号鍵に基づいてデータを暗号化する暗号化手段と、暗号化手段によって暗号化されたデータを所定の記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
また、記録媒体に記録されたデータを、読み取り手段によって読み取られた暗号鍵に基づいて復号する復号手段をさらに備えるようにすることができる。
また、暗号鍵は、二次元コードにコード化され、読み取り手段は、二次元コードにコード化された暗号鍵を読み取るようにすることができる。
請求項4に記載のデータ記録再生方法は、データを暗号化して記録媒体に記録し、再生するデータ記録再生方法であって、データを暗号化するときに使用する暗号鍵を読み取る読み取りステップと、読み取りステップにおいて読み取られた暗号鍵に基づいてデータを暗号化する暗号化ステップと、暗号化ステップにおいて暗号化されたデータを所定の記録媒体に記録する記録ステップとを備えることを特徴とする。
また、記録媒体に記録されたデータを、読み取りステップにおいて読み取られた暗号鍵に基づいて復号する復号ステップをさらに備えるようにすることができる。
また、暗号鍵は、二次元コードにコード化され、読み取りステップにおいては、二次元コードにコード化された暗号鍵を読み取るようにすることができる。
請求項7に記載のデータ記録再生プログラムは、データを暗号化して記録媒体に記録し、再生するデータ記録再生装置を制御するデータ記録再生プログラムであって、データを暗号化するときに使用する暗号鍵を読み取る読み取りステップと、読み取りステップにおいて読み取られた暗号鍵に基づいてデータを暗号化する暗号化ステップと、暗号化ステップにおいて暗号化されたデータを所定の記録媒体に記録する記録ステップとをデータ記録再生装置に実行させることを特徴とする。
また、記録媒体に記録されたデータを、読み取りステップにおいて読み取られた暗号鍵に基づいて復号する復号ステップをさらに備えるようにすることができる。
また、暗号鍵は、二次元コードにコード化され、読み取りステップにおいては、二次元コードにコード化された暗号鍵を読み取るようにすることができる。
本発明によれば、撮影した画像や映像等の撮影データを暗号化して記録するようにしたので、第三者へのデータの漏洩を抑制することができる。また、データを暗号化するための暗号鍵を二次元コード化し、その二次元コードに含まれる暗号鍵を読み取るようにしたので、暗号鍵を備えていなくても二次元コードから読み取った暗号鍵に基づいてデータを復号することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、撮影した画像データや動画データ等の撮影データを記録媒体4に保存する手順を示している。本発明の実施の形態としてのデジタルカメラ3は、画像データや動画データ等の撮影データを保存する記録媒体4が挿入されるようになっており、暗号鍵1および命令コード5がコード化されて生成された二次元コード2から暗号鍵1および命令コード5を読み取り、命令コードに基づいて撮影モードを機密保護モードに切り替え、暗号鍵1に基づいて撮影データを暗号化するようになっている。
デジタルカメラ3は、各部を制御する図示しない制御部と、画像を撮像するCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子と、被写体からの光を撮像素子上に集光させ、被写体の画像を撮像素子上に形成するレンズと、レンズを撮像素子に接近させる向きおよび撮像素子から遠ざかる向きに平行移動させるレンズ駆動部と、各種情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示部と、各種モードの切り替え、各種設定、および記録した画像データや動画データ等の撮影データの再生の指示等を行うための操作部と、所定の効果音を発生するスピーカと、撮影を指示するためのシャッターと、制御部に対して撮影モードの切り替えを指示するためのリセットスイッチ等から構成されている。
図1に示すように、二次元コード2は、デジタルカメラ3を機密保護モードに切り替えるようにデジタルカメラ3の制御部に指令するための命令コマンド(この例では、「001000101...」)5と、無作為に生成された暗号鍵(この例では、「Abcdef...」)1を基にコード化されたものである。そして、命令コマンド5に基づいて、デジタルカメラ3の撮影モードが機密保護モードに切り替えられ、暗号鍵1に基づいて、撮影した被写体の画像に対応する画像データや被写体の動画に対応する動画データ等の撮影データが暗号化されるようになっている。
次に、図1を参照して、撮影した被写体の画像データや動画データ等の撮影データを第三者に閲覧されたくない場合の被写体の撮影手順について説明する。まず、使用者は、暗号鍵1と命令コマンド5とをコード化して二次元コード2のビットマップイメージデータを生成し、生成したビットマップイメージデータを図示しないプリンタを用いて所定の用紙に印刷し、二次元コード2を発行しておく(ステップS1)。
次に、使用者は、デジタルカメラ3のレンズを二次元コード2に向け、シャッターを押下し、二次元コード2を撮影する。デジタルカメラ3の制御部は、撮像素子上に形成された画像を解析して焦点からのずれを認識し、レンズ駆動部を制御してレンズを所定方向に移動させ、焦点を二次元コード2に合わせる。
焦点が二次元コード2に合うと、表示部に焦点が合ったことを表すメッセージを表示させるとともに、所定の効果音をスピーカから出力させ、二次元コード2を撮影し、撮影した二次元コード2の画像に対応する画像データを記録媒体4に記録する。即ち、制御部の制御下、撮像素子上に集光された光によって形成された画像に対応する画像データが記録媒体4に供給され、記憶される。次に、制御部は、記録媒体4に記録された二次元コードの画像データから、命令コマンド5と暗号鍵1を読み取る(ステップS2)。
次に、デジタルカメラ3の制御部は、読み取った命令コマンド5に基づいて、撮影モードを機密保護モードに切り替える。機密保護モードとは、デジタルカメラ3が被写体を撮影し、撮影した被写体の画像データや動画データ等の撮影データを記録媒体4に書き込む場合において、制御部の制御下、二次元コード2から読み取られた暗号鍵1に基づいて撮影データが暗号化され、暗号化された撮影データが記録媒体4に記録されるというモードである。機密保護モードから通常モードへの切り替えは、デジタルカメラ3の図示しないリセットスイッチを押下することにより行うことができる。
次に、使用者は、デジタルカメラ3に記録媒体4を挿入し(ステップS3)、デジタルカメラ3のレンズを被写体に向け、シャッターを押下すると、制御部の制御下、被写体が撮影され、被写体の画像や動画に対応する撮影データが暗号鍵1に基づいて暗号化された後、記録媒体4に保存される(ステップS4)。
次に、図2を参照して、デジタルカメラ3により機密保護モードで撮影された被写体の画像データや動画データ等の撮影データを閲覧する手順について説明する。
図2に示すように、機密保護モードで撮影された画像データや動画データ等の撮影データをデジタルカメラ3の表示部に表示して閲覧する場合、まず、使用者は、暗号鍵1と命令コード5をコード化した(ステップS1)二次元コード2を用意する。次に、撮影モードを機密保護モードに切り替えるために、デジタルカメラ3のレンズを二次元コード2に向け、使用者がシャッターを押下すると、制御部の制御により焦点が合わされた後、二次元コード2が撮影され、暗号鍵1と命令コード5が読み取られる(ステップS2)。
即ち、デジタルカメラ3の制御部は、シャッターが押された後、二次元コード2を撮影し、二次元コード2の画像データをRAMに一旦、記憶させる。次に、RAMに記憶された二次元コード2の画像データに基づいて、二次元コード2にコード化されている命令コマンド5および暗号鍵1を読み取り、RAMに記憶させる。次に、制御部は、命令コード5に基づいて、撮影モードを機密保護モードに切り替える。
次に、使用者は、記録媒体4をデジタルカメラ3に挿入する(ステップS3)。次に、デジタルカメラ3の撮影モードが機密保護モードに切り替えられた状態で、使用者により操作部が操作され、画像データや動画データ等の撮影データの再生が指示された場合、制御部は、記録媒体4から撮影データを読み出し、読み出した撮影データに対して、暗号鍵1に基づいて復号を行う。
次に、制御部は、復号した撮影データをデジタルカメラ3の表示部に供給する。表示部は制御部により供給された撮影データを表示する(ステップS6)。
次に、使用者により操作部が操作され、記録媒体4に格納されている暗号鍵1に基づいて暗号化された撮影データを、デジタルカメラ3にUSBケーブル等で接続されたパーソナルコンピュータ(パソコン)6やプリンタ7等の周辺機器に転送するように指示された場合、制御部は、撮影モードが機密保護モードに切り替えられている場合に限り、記録媒体4に記録されている撮影データをデジタルカメラ3を経由して周辺機器であるパソコン6やプリンタ7に転送する(ステップS7)ことができるようになっている。機密保護モードから通常モードへは、デジタルカメラ3のリセットスイッチを操作して切り替えることができるようになっている。
以上、本発明の実施の形態の構成および動作について説明したが、図1の二次元コード2の生成方法や、図1および図2において、デジタルカメラ3が二次元コード2を読み取る方法等は、すでに広く知られており、また本発明とは直接関係しないので、その詳細な構成および動作についての説明は省略する。
図3は、図1に示した、機密保護モードにおける撮影時の手順を詳細に示すフローチャートである。また、図4は、図2に示した、機密保護モードで撮影された画像データや動画データの等の撮影データの再生時の手順を詳細に示すフローチャートである。
まず、図3のフローチャートを参照して、図1に示した、機密保護モードでの撮影時の手順について詳細に説明する。
まず、ステップS21において、使用者がデジタルカメラ3の図示しない電源スイッチを押下すると、デジタルカメラ3が起動される。次に、ステップS22において、使用者は、デジタルカメラ3で撮影する被写体の画像や動画に対応する撮影データが、第三者に漏洩しては困るものであり、機密保護モードで撮影する必要があるものであるか否かを判断する。
使用者が、機密保護モードで撮影する必要がないと判断した場合、起動時に撮影モードとして設定されている通常モードのままでシャッターを押下する。この場合、制御部により、通常モードでの撮影が指示されたと判定され、ステップS26に進む。ステップS26においては、制御部は、通常モードで被写体の画像または動画の撮影を行う。その後、ステップS30に進み、撮影した被写体の画像に対応する画像データ、または被写体の動画に対応する動画データを記録媒体4に供給し、保存する。
一方、使用者が機密保護モードで撮影する必要があると判断した場合、ステップS23において、使用者は二次元コード2を用意し、デジタルカメラ3のレンズを二次元コード2に向け、シャッターを押下する。シャッターが押下されると、制御部は、被写体である二次元コード2に焦点を合わせ、二次元コード2を撮影し、撮影した二次元コード2に対応する画像データをRAMに記憶させる。
次に、制御部は、ステップS24において、RAMに記憶された二次元コード2から、命令コマンド5と暗号鍵1を読み取る。いま、二次元コード2から読み取られた命令コマンド5は、撮影モードを機密保護モードに切り替えるよう指令するコマンドであるので、制御部は、命令コマンド5に基づいて撮影モードを機密保護モードに切り替え、機密保護モードが開始される(ステップS5)。
次に、ステップS26において、使用者がデジタルカメラ3を被写体に向け、シャッターを押下すると、被写体の画像または動画の撮影が行われる。即ち、制御部は、撮像素子上に形成された被写体の像を解析して焦点からのズレを算出し、レンズ駆動部を制御してレンズを所定の方向に移動させ、被写体に焦点を合わせた後、撮像素子上に形成された被写体の画像に対応する画像データまたは被写体の動画に対応する動画データを一旦RAMに記憶させる。
その後、ステップS27に進み、制御部は、RAMに記憶された画像データや動画データ等の撮影データを暗号鍵1に基づいて暗号化し、暗号化した画像データや動画データ等の撮影データを記録媒体4に供給し、保存する。その後、機密保護モードでの撮影を終了する場合には、使用者はリセットスイッチを押下する。
次に、ステップS28において、制御部により、機密保護モードでの撮影が完了したか否かが判定される。即ち、使用者によってリセットスイッチが押下されたか否かが判定される。その結果、使用者によってリセットスイッチが押下されておらず、機密保護モードでの撮影が完了していないと判定された場合、ステップS26に戻り、ステップS26以降の処理が繰り返し実行される。一方、使用者によってリセットスイッチが押下され、機密保護モードでの撮影が完了したと判定された場合、ステップS29に進み、制御部は、撮影モードを機密保護モードから通常モードに切り替え、機密保護モードを終了させる。
ステップS29における処理、またはステップS30における処理が終了すると、ステップS31に進む。ステップS31においては、制御部により、使用者によって電源スイッチが操作され、電源のオフが指示されたか否かが判定される。その結果、電源スイッチが操作され、電源のオフが指示されたと判定された場合、撮影可能な状態を解除する所定の終了処理を実行し、デジタルカメラ3の電源をオフにする。
次に、図4のフローチャートを参照して、図2に示した、機密保護モードで撮影された画像データや動画データ等の撮影データの再生時の動作について詳細に説明する。
まず、ステップS41において、使用者がデジタルカメラ3の図示しない電源スイッチを押下すると、デジタルカメラ3が起動される。
次に、ステップS42において、制御部により、記録媒体4に機密保護モードで撮影された撮影データがあるか否かが判定される。その結果、機密保護モードで撮影された撮影データがないと判定された場合、ステップS47に進む。
ステップS47においては、制御部により記録媒体4に保存されている撮影データが再生され、表示部に表示されるとともに、デジタルカメラ3に接続された周辺機器であるパソコン6やプリンタ7に撮影データが転送される。
一方、ステップS42において、制御部により、記録媒体4に機密保護モードで撮影された撮影データがあると判定された場合、ステップS43に進む。
ステップS43において、使用者は二次元コード2を用意し、デジタルカメラ3のレンズを二次元コード2に向け、シャッターを押下する。シャッターが押下されると、ステップS44において、制御部は、被写体である二次元コード2に焦点を合わせ、二次元コード2を撮影し、撮影した二次元コード2に対応する画像データをRAMに記憶させる。
次に、制御部は、RAMに記憶された二次元コード2から、命令コマンド5と暗号鍵1を読み取る。この例では、二次元コード2から読み取られた命令コマンド5は、撮影モードを機密保護モードに切り替えるよう指令するコマンドであるので、この場合、制御部は、命令コマンド5に基づいてデジタルカメラ3の撮影モードを機密保護モードに切り替え、機密保護モードが開始される(ステップS45)。
次に、ステップS46において、制御部は、記録媒体4に保存されている撮影データを所定の順番で読み出し、二次元コード2から読み取られた暗号鍵1に基づいて復号する。
次に、ステップS47において、制御部は、復号された撮影データを表示部に供給する。表示部は、制御部より供給された撮影データを表示する。さらに、デジタルカメラ3に接続された周辺機器であるパソコン6やプリンタ7へ復号された撮影データが転送される。
次に、ステップS48において、制御部により、機密保護モードでの再生が完了したか否かが判定される。即ち、記録媒体4に保存されている撮影データのすべて、または使用者によって指示されたもののすべての再生が完了したか否かが判定される。
その結果、機密保護モードでの再生が完了していないと判定された場合、ステップS46に戻り、ステップS46以降の処理が繰り返し実行される。一方、機密保護モードでの再生が完了したと判定された場合、ステップS49に進む。
ステップS49においては、使用者によってリセットスイッチが押下されたか否かが制御部により判定され、リセットスイッチが押下されたと判定された場合、制御部は、デジタルカメラ3の撮影モードを機密保護モードから通常モードに切り替える。
ステップS49における処理が終了するか、または、ステップS47において通常モードでの撮影データの再生処理および転送処理が終了すると、ステップS50に進む。ステップS50においては、制御部により、使用者によって電源スイッチが操作され、電源のオフが指示されたか否かが判定される。その結果、電源スイッチが操作され、電源のオフが指示されたと判定された場合、再生可能な状態を解除する所定の終了処理を実行し、デジタルカメラ3の電源をオフにする。
本実施の形態では、予め図1および図2に示した暗号鍵1と命令コード5をコード化して二次元コード2を作成し、デジタルカメラ3に二次元コード2を撮影させる。デジタルカメラ3の制御部は、撮影した二次元コード2からコード化された暗号鍵1と命令コード5を読み取り、命令コード5に基づいてデジタルカメラ3の撮影モードを機密保護モードに切り替える。
次に、機密保護モードで撮影された被写体の画像データや動画データ等の撮影データは、制御部によって二次元コード2にコード化された暗号鍵1に基づき暗号化され、記録媒体4に記録される。機密保護モードで撮影されなかった場合(通常モードで撮影された場合)には、暗号化されることなく記録媒体4に記録される。通常モードで撮影された場合、記録媒体4に記録された撮影データを再生し、デジタルカメラ3の表示部に表示させたり、デジタルカメラ3に接続された周辺機器に転送したりすることができるが、機密保護モードで撮影された撮影データは、二次元コード2にコード化された暗号鍵1を用いて復号しなければ再生して表示部に表示したり、周辺機器に転送することができないようになっている。
このように、デジタルカメラ3は、記録内容の機密保護のために、物理的な鍵などを使うことなく、二次元コード2から読み取った暗号鍵1を用いて、撮影後に記録媒体に記録した被写体の画像データ(撮影記録画像)や動画データ(撮影記録映像)を安全かつ有効に秘匿することが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態においては、以下に記載するような効果を奏する。即ち、デジタルカメラ3で撮影された画像データや動画データ等の撮影データを記録媒体4に書き込むときに、撮影データを暗号化して記録媒体4に書き込むので、デジタルカメラ3または記録媒体4を紛失した場合でも、撮影データが再生されて第三者に漏洩することを抑制することができることである。
また、撮影された画像データや動画データ等の撮影データを暗号化するために、物理的な鍵ではなく、暗号鍵1がコード化された二次元コード2を用い、二次元コード2を撮影して暗号鍵1を読み取るようにしたので、二次元コード2を紛失した場合でも、暗号鍵1を構成する文字列さえ把握していれば、二次元コード2を再度生成し、発行することができるので、その二次元コード2にコード化された暗号鍵1に基づいて撮影データを復号することができ、記録した撮影データが再生できなくなるということがないことである。
また、暗号鍵1を装置内に有していないので、暗号鍵1をコード化した二次元コード2があれば、他の装置でも再生が可能である。
また、使用者が暗号鍵1として任意の文字列を設定することができ、その文字列を暗号鍵1としてコード化した二次元コード2を容易に作成することができる。従って、暗号鍵1を頻繁に変更することが容易にでき、より安全性を高めることができる。
図5は、本発明の他の実施の形態において、撮影した画像データや動画データ等の撮影データを暗号化して記録媒体4に保存する手順を示している。図5に示すように、本実施の形態では、デジタルカメラ3に代えて、カメラ付き携帯電話8や、デジタルビデオカメラ9等を用いて撮影した被写体の画像データや動画データ等の撮影データを記録媒体4に暗号化して保存するようにしている。カメラ付き携帯電話8やデジタルビデオカメラ9においても、撮影データを記録媒体4に記録する機能を実行するための構成および手順は、図1および図2に示した実施の形態の場合と基本的には同一であり、記録媒体4に撮影データを暗号化して記録するときに、二次元コード2にコード化された暗号鍵1を用いている。
図5に示した実施の形態においても、図1および図2に示した実施の形態の場合と同様の効果を得ることができる。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることはいうまでもない。
本発明の活用例として、例えば、デジタルカメラだけでなく、カメラ機能を備える他の電子機器にも本発明を適用することができる。
本発明において、撮影した被写体の撮影データを記録媒体に保存する手順を示す図である。 本発明において、機密保護モードで撮影された被写体の撮影データを閲覧する手順を示す図である。 デジタルカメラを用いて撮影した撮影データを記録媒体に保存する詳細な手順を説明するためのフローチャートである。 デジタルカメラを用いて機密保護モードで撮影された被写体の撮影データを閲覧する詳細な手順を説明するためのフローチャートである。 携帯電話またはデジタルビデオカメラを用いて撮影した被写体の撮影データを記録媒体に保存する手順を示す図である。 従来のデジタルカメラを用いて撮影した被写体の画像データや動画データを記録媒体に記録し、再生する手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 暗号鍵
2 二次元コード
3 デジタルカメラ
4 記録媒体
5 命令コマンド
6 パソコン
7 プリンタ
8 携帯電話
9 デジタルビデオカメラ

Claims (9)

  1. データを暗号化して記録媒体に記録し、再生するデータ記録再生装置であって、
    前記データを暗号化するときに使用する暗号鍵を読み取る読み取り手段と、
    前記読み取り手段によって読み取られた前記暗号鍵に基づいて前記データを暗号化する暗号化手段と、
    前記暗号化手段によって暗号化された前記データを所定の記録媒体に記録する記録手段と
    を備えることを特徴とするデータ記録再生装置。
  2. 前記記録媒体に記録された前記データを、前記読み取り手段によって読み取られた前記暗号鍵に基づいて復号する復号手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ記録再生装置。
  3. 前記暗号鍵は、二次元コードにコード化され、前記読み取り手段は、前記二次元コードにコード化された前記暗号鍵を読み取る
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ記録再生装置。
  4. データを暗号化して記録媒体に記録し、再生するデータ記録再生方法であって、
    前記データを暗号化するときに使用する暗号鍵を読み取る読み取りステップと、
    前記読み取りステップにおいて読み取られた前記暗号鍵に基づいて前記データを暗号化する暗号化ステップと、
    前記暗号化ステップにおいて暗号化された前記データを所定の記録媒体に記録する記録ステップと
    を備えることを特徴とするデータ記録再生方法。
  5. 前記記録媒体に記録された前記データを、前記読み取りステップにおいて読み取られた前記暗号鍵に基づいて復号する復号ステップをさらに備える
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ記録再生方法。
  6. 前記暗号鍵は、二次元コードにコード化され、前記読み取りステップにおいては、前記二次元コードにコード化された前記暗号鍵を読み取る
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のデータ記録再生方法。
  7. データを暗号化して記録媒体に記録し、再生するデータ記録再生装置を制御するデータ記録再生プログラムであって、
    前記データを暗号化するときに使用する暗号鍵を読み取る読み取りステップと、
    前記読み取りステップにおいて読み取られた前記暗号鍵に基づいて前記データを暗号化する暗号化ステップと、
    前記暗号化ステップにおいて暗号化された前記データを所定の記録媒体に記録する記録ステップとを前記データ記録再生装置に実行させる
    ことを特徴とするデータ記録再生プログラム。
  8. 前記記録媒体に記録された前記データを、前記読み取りステップにおいて読み取られた前記暗号鍵に基づいて復号する復号ステップをさらに備える
    ことを特徴とする請求項7に記載のデータ記録再生プログラム。
  9. 前記暗号鍵は、二次元コードにコード化され、前記読み取りステップにおいては、前記二次元コードにコード化された前記暗号鍵を読み取る
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のデータ記録再生プログラム。
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