JP2003333519A - 撮像装置及び画像データ受渡方法 - Google Patents
撮像装置及び画像データ受渡方法Info
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Abstract
覧、複製、編集等が行なえる余地を確実に排除すること
ができ、かつ暗号化の作業を簡略化する。 【解決手段】 暗号キーであるデジタルカメラ固有の情
報として、不良画素を特定する補正情報を適用し、選択
された画像データが生成されたデジタルカメラ10がP
C120と接続されていない限り、当該画像データの閲
覧ができず、一方、選択された画像データが生成された
デジタルカメラ10がPC120と接続されている場合
には、自動的に暗号化された画像データを復号化して、
閲覧可能とするようにしたため、セキュリティーの確保
と、操作性の向上とを両立させることができる。
Description
って撮像し、光電変換してアナログ画像データを得る撮
像部と、前記アナログ画像データをアナログ−デジタル
変換してデジタル画像データを作成し記録媒体に記録す
るデジタル画像データ記録部と、で構成された撮像装
置、並びに撮像装置と、外部画像処理装置との間での画
像データ受渡方法に関するものである。
は、CCD(Charge Coupled Device)を用い、静止画
等を撮影すると、その画像データはアナログ−デジタル
変換された後、予め設定された圧縮形式(例えば、JP
EG)によって圧縮した状態でメモリカード等の記録媒
体に記録して保存する。
た画像を当該デジタルカメラの背面等に設けられたLC
D(液晶表示装置)に再生する再生機能を持っており、
撮像した画像をその場で確認が可能である。
のパーソナルコンピュータ(PC)との接続インターフ
ェースを備えており、PCにインストールされた画像処
理アプリケーションによってデジタルカメラの記録媒体
に記録されたデジタル画像データを取り込み、PC上で
再生表示したり、画像編集等を行なうことも可能であ
る。なお、デジタルカメラ自体をPCに接続せず、記録
媒体のみを取り出して、PC側の専用スロットに装填す
ることでも同様の機能を持たせることができる。
何ら制限がなく、万人に対して閲覧可能であり、かつ編
集可能である。ところが、撮像した画像の中には、特定
の者(団体)にのみ閲覧可能としたい場合があり得る。
法が多く取り入れられている。その一例としては、特開
2000−299847公報(以下、先行技術1とい
う)に記載のように、ホストコンピュータで暗号キーを
作成することが提案されている。すなわち、デジタルカ
メラの固有情報をホストコンピュータに送出し、ホスト
コンピュータは受信した固有情報に基づき暗号キーを作
成し、デジタルカメラに送出することで、デジタルカメ
ラ側で受信した暗号キーに基づき撮像したデジタル画像
データを暗号化するようにしている。
行技術1では、デジタルカメラから固有情報をホストコ
ンピュータへ送出し、その返信として暗号キーを受け取
るようになっているため、この操作の間に画像データが
不正にコピーされる可能性が高く、暗号化する前までの
セキュリティーに問題がある。
(以下、先行技術2という)には、パソコン等の画像処
理装置上での暗号化方法が提案されているが、その画像
の入力媒体としてカメラが適用されているにすぎない。
従って、暗号+化される前のカメラから読み出される画
像に関しては、セキュリティーの対象となっておらず、
デジタルカメラ等の撮像装置で撮像した画像のセキュリ
ティーの解決には至っていない。
は、撮影以外に画像を暗号化するという作業を別途行な
い、暗号キーを設定する必要がある。さらに、画像暗号
化した後は、暗号キーを暗記したり、書きとめたり、他
人に見られないようにしたり、といった管理が必要とな
り煩雑である。
暗号化を可能として、画像の閲覧、複製、編集等が行な
える余地を確実に排除することができ、かつ暗号化の作
業を簡略化することができる撮像装置及び画像データ受
渡方法を得ることが目的である。
は、固体撮像素子によって撮像し、光電変換してアナロ
グ画像データを得る撮像部と、前記アナログ画像データ
をアナログ−デジタル変換してデジタル画像データを作
成し記録媒体に記録するデジタル画像データ記録部と、
で構成された撮像装置であって、デジタル画像データに
基づく画像の外部制御装置での閲覧可否に関する固有の
暗号キーが予め記憶された記憶手段と、前記撮像部で撮
像された画像毎に前記暗号キーを用いて前記画像の閲覧
を不可設定する暗号化手段と、所定の条件が成立した場
合に、外部画像処理装置側からの指示によって前記記憶
手段に記憶され復号に必要な前記暗号キーを送出する送
出手段と、を有している。
は、予め暗号キーが記憶されている。この暗号キーは、
撮像部で撮像し記録媒体に記録されたデジタル画像デー
タを外部制御装置での閲覧の可否を設定するものであ
り、暗号付与手段では、撮像されると直ちにデジタル画
像データを暗号化する。
込み、閲覧する外部画像処理装置側から暗号キーの要求
指示があると、所定の条件が成立している場合に限り、
送出手段では暗号化を解除するための暗号キーを外部画
像処理装置側へ送出する。
データを暗号化することができ、所定条件の成立下で、
自動的に外部画像処理装置側で画像データの暗号化を解
除するための暗号キーを撮像装置側から受取り、暗号化
を解除(復号)することができるため、暗号解除のため
の作業が不要となり、閲覧が可能となる。
とめたり、或いは他人に見られないようにするといった
管理が不要となる。
記載の発明において、前記所定の条件が、前記撮像装置
と外部画像処理装置との接続、或いは前記デジタル画像
データが記録された記録媒体の外部画像処理装置の所定
装填口への装填であることを特徴としている。
件とは、画像を撮像した撮像装置と、外部画像処理装置
とが接続(電気的接続)された場合、或いは、記録媒体
を撮像装置から取外し、外部画像処理装置の所定の装填
口へ装填した場合、の何れかである。これにより、撮像
装置或いは記録媒体のみがあり、暗号化を取得して復号
する機能(アプリケーション)を有しない外部画像処理
装置と接続した場合には、暗号化が解除できず、画像の
閲覧ができない。
は請求項2に記載の発明において、前記暗号キーが、固
体撮像素子の出荷時における不良画素を特定し、当該不
良画素を補正するための補正情報であることを特徴とし
ている。
として、撮像装置特有とする必要があり、例えば、出荷
の際に新たに識別符号等を付与することも考えられる
が、既存の識別符号になり得る対象として、補正情報が
ある。この補正情報は、撮像部に設けられる固体撮像素
子の不良画素を予め出荷前に特定しておき、不良画素の
データを例えば周囲の画素のデータから補間するために
用いられるものである。このような不良画素は、例え
ば、500万画素の固体撮像素子を持つ撮像装置におい
て、それぞれ1ヶ所を選択すると、一致するのは1/5
00万の確率となる。2ヶ所であれば1/(500万×
500万)となり、固有の情報とすることができる。
部画像処理装置との間での画像受渡方法であって、前記
撮像装置側で撮像した画像データに対して、撮像装置固
有の暗号キーによって暗号化を施し、かつ前記暗号キー
を記憶しておき、前記暗号化した撮像装置又は当該撮像
装置に装填されていた記録媒体が電気的に接続されてい
ることを条件として、前記外部画像処理装置からの指示
で暗号キーを取得して復号することで、前記画像を外部
画像処理装置で閲覧可能とする、ことを特徴としてい
る。
で撮像が終了すると、画像データに対して撮像装置固有
の暗号キーを用いて暗号化を施す。これにより、撮像さ
れて外部に出力される前に暗号化を完了することにな
る。
部画像処理装置に電気的に接続されているか、或いは撮
像装置に着脱可能に装填され画像データが記録された記
録媒体を取外し外部画像処理装置側の所定のスロットに
装填し直され、電気的に接続状態となっていることを条
件とし、外部画像処理装置側から撮像装置へ暗号キーを
要求指示する。これにより、撮像装置側から暗号キーが
外部画像処理装置側へ受け渡され、暗号化された画像デ
ータを復号することができ、外部画像処理装置におい
て、当該画像データに基づく画像の閲覧が可能となる。
ルカメラ10における制御系が示されている。デジタル
カメラ10には、撮像部18が配設されている。撮像部
18は、レンズ18A、メカニカル・シャッタ及び絞り
(図示省略)が配設され、レンズ18Aから入射した光
を、メカニカル・シャッタが開放しているときに、絞り
を介して、CCD18Bに入射させる構成である。
2が設けられ、必要に応じて、ストロボ制御部14の制
御により、手動又は自動で発光するようになっている。
トロボ制御部14を含む各制御デバイスは、バス16に
よって接続され、CPU20によってその動作が制御さ
れるようになっている。各制御デバイスは、バッテリ2
2からの電源が供給され、動作可能となっている。
テムメモリ(RAMやROM)24、不揮発性メモリ2
6、タイマ機能部28、カレンダ/時計機能部30がそ
れぞれ接続されている。
接続され、このI/Oポート32には、デジタルカメラ
10の筐体34(図2参照)に取り付けられる操作・表
示系36からの信号の入出力がなされる。
ラ10の筐体34の裏面側(前記撮像部18が配設され
た側とは反対側)には、液晶モニタ(LCD)38が配
設されている。
面側におけるLCD38の右側には、前記LCD38上
に表示される画像のコマ切り替え、項目選択等に適用さ
れる円形の上下左右キー42が配設されている。この円
形の上下左右キー42の軸線を上下左右に傾斜すること
で、それぞれに傾斜させたときに異なるスイッチの接点
が切り替わり、当該切り替え信号が前記I/O32(図
1参照)に入力されるようになっている。
に上からメニューボタン44、実行ボタン46、取消ボ
タン48が配列されている。また、筐体34の上面に
は、レリーズボタン50とモード設定ダイヤル52とが
設けられている。
44とが操作されると、LCD38上には、例えば、各
種設定を行うためのセットアップ画面が表示されるよう
になっている。
上で、前記上下左右キー42による機能選択後の決定時
に操作され、取消ボタン48は、当該決定した機能のキ
ャンセルの際に操作される。
ルカメラ10の筐体34の前面には、前記撮像部18の
レンズ18Aが露出可能な開口部60が設けられてい
る。この開口部60には、円板状のシャッター62が取
り付けられている。このシャッター62は、デジタルカ
メラ10の電源スイッチ64(図2(A)参照)の動作
に連動して、前記開口部60を閉止する位置並びに開口
する位置に移動可能(図2(B)の矢印A参照)な駆動
系を備えている。
ター62は開口部60を閉止することで、レンズ18A
を保護し、電源がオンの状態では、シャッター62を開
口部60から退避させることで、撮影可能な状態とする
ことができるようになっている。
ドI/F56を介して、記録媒体としてのメモリカード
58が着脱可能なメモリカードスロット60が接続され
ている。前記撮像部18で撮影された画像データは、こ
のメモリカードスロット60に装填されたメモリカード
58に記録されることになる。
処理部104に送出され、ノイズ低減処理が施されると
共に、ゲインコントロールがなされ、A/D変換部10
6へ送出される。
像データは、CPU20からの指示に応じて、圧縮/伸
長部108へ送られて圧縮処理(JPEG)がなされる
か或いはそのまままの状態でカードI/F56を介して
メモリカードスロット60へ送られるようになってい
る。
は、CPU20からの再生表示指示に基づいて読み出さ
れ、フレームメモリ110に格納され、LCD制御部1
12の制御により、LCD12に表示される。なお、こ
のとき、LCD112には、OSD(オンスクリーンデ
ィスプレイ部114によって制御される、当該画像デー
タに基づく画像表示と共に文字やキャラクタデータ等が
重ねて表示されるようになっている。
接続され、コネクタ118を介してパソコン等の外部制
御装置(以下PC120という)と直接接続することが
可能となっており、このPC120に前記メモリカード
58に記録した画像データを伝送することができるよう
になっている。
のためののモニタとして、LCD112とは別に光学フ
ァインダー66を備えている。
終了し、メモリカード58に記録された画像データは、
デジタルカメラ10の再生機能によって、LCD38に
表示することが可能となっている。
イヤル52を操作することで、撮影モードから再生モー
ドに切り替えることで実行される。
すなわち、昇順再生が自動的に開始され、図2に示す上
下左右キー42の左右矢印部分を操作する毎に再生指示
コマ番号をインクリメント又はデクリメントすることが
できる。例えば、現在LCDに表示されているコマ番号
がNo.nであると、上下左右キー42の左矢印部分を
押圧操作するとn−1コマ目が表示され、右矢印部分を
押圧操作すると、n+1コマ目が表示される。
メモリカード58に画像を記録する際に、暗号化・復号
化処理部150によって、画像データを暗号化処理した
後に記録するようになっている。この場合、画像をLC
D38に表示(再生)する際には、メモリカード58か
ら読み出された暗号化された画像データを再度暗号化・
復号化処理部150によって復号化することで、LCD
38への再生表示が可能である。
F11、並びにコネクタ118に接続されたケーブル1
52を介してPC120へ画像を送出する場合は、暗号
化された画像データが送出されるため、この暗号化され
た画像データを復号化するための暗号キーを持たないP
C120では、当該画像データに基づく画像を閲覧する
ことができないようになっている。
詳細を示す機能ブロック図が示されている。
接続されており、撮像後の画像データ又はメモリカード
58に記録された画像データはこの画像データ入出力部
1554に入力されるようになっている。
力部154から画像データ状態判別部156へ送出さ
れ、撮像された非暗号化状態の画像データであるが、メ
モリカード58に記録され既に暗号化された画像データ
あるかの判別がなされる。
58へ送出され、予め暗号キーが記憶された暗号キーメ
モリ160から暗号キーを読み出し、この暗号キーに基
づいて暗号化され、画像データ入出力部154へ戻され
るようになっている。
された暗号化された画像データは、バス16を介してメ
モリカード58へ記憶されることになる。
ラ10固有の情報であることが条件であり、本実施の形
態では、CCD18Bの不良画素を特定する補正情報が
適用されている。この補正情報は、数百万画素で構成さ
れるCCD18Bの中の、出荷段階で光に反応しないよ
うな不良画素を予め検査し特定しておくことで、実際の
撮像時には、この不良画素を周囲の画素の読取データに
基づいて補間して、見掛け上のデータを作成するための
情報であり、確率的にもデジタルカメラ10の固有の情
報として適用可能なものである。
力部154へ入力されると、この画像データは、画像デ
ータ状態判別部156によって復号化部162へ送出さ
れ、前記暗号キーメモリ160から暗号キーを読み出
し、この暗号キーに基づいて復号化され、画像データ入
出力部154へ戻されるようになっている。
された復号化された画像データはバス16を介してフレ
ームメモリ110へ送られ、LCD制御部112によっ
てLCD38へ表示されるようになっている。
キー読出部164に接続されている。この暗号キー読出
部164は、前記PC120等の外部ビュワーから所定
の暗号キー要求信号が入力したときに、この暗号キー要
求信号が予めデジタルカメラ10側で設定した要求信号
と一致したときのみ暗号キーを読出し、例えばUSB端
子(図示省略)を介してPC120へ暗号キーを送出す
ることができるようになっている。
には、暗号キーを取得するための要求を行うアプリケー
ションを組み込んでおき、当該デジタルカメラ10で撮
像した画像データ(暗号化)に基づく画像を閲覧すると
きには、自動的に暗号キー要求信号がデジタルカメラ1
0へ送出されるようになっている。これにより、特定の
PC120では、暗号化された画像データが自動的に暗
号解除されるため、オペレータによる復号化処理等の作
業を省いて閲覧が可能となり、それ以外のPCでは、暗
号化された画像データの閲覧が不可能という、セキュリ
ティーと、作業の簡便化との両立を図ることができるよ
うになっている。
モード設定ダイヤル52を操作してセットアップ画面を
LCD38に表示する。
素数、シャープネス、ビープ音等の項目を必要に応じて
選択し、撮影の条件を設定する。
8で撮影されているプレビューが表示され、所定の画角
が決まるとレリーズボタン50が操作され、撮影が実行
される。
は、信号処理部104へ送出され、ノイズ低減処理、ゲ
インコントロール等の処理がなされた後、A/D変換さ
れて、デジタル画像データを生成する。
ジタル画像データを圧縮し、暗号化・復号化処理部15
0によって所定の暗号キーで暗号化された後メモリカー
ド58に記録する。
択された場合は、メモリカード58に記録されたデジタ
ル画像データからサムネイル画像が読み出され、LCD
上にインデックス画像として、マトリクス状に撮影済の
画像が表示される。なお、サムネイル画像は、必要に応
じて暗号化してもよいが、通常は暗号化の必要はないた
め、そのままメモリカード58から読み出された画像デ
ータを適用される。
には、メモリカード58から圧縮された画像データが読
み出され、暗号化・復号化処理部150で復号化された
後、圧縮/伸長部108において伸長され、フレームメ
モリ110に展開した後に、LCD38に表示される。
データの流れを示しており、暗号化された画像データ
は、自動的に復号化されてLCD38に表示されるた
め、使用者は何ら違和感なく再生モードを利用すること
ができる。しかし、このデジタルカメラ10をPC12
0に接続し、デジタルカメラ10から画像データを読み
出してPC120上で閲覧する場合、メモリカード58
に記録された画像データが暗号化されたままの状態でP
C120へ送出される。このため、PC120では、暗
号キーを取得しなければこの画像データに基づく画像の
閲覧ができない。これにより、画像データの転用、改ざ
ん等のセキュリティーを確保することができる。また、
特定のデジタルカメラ10とPC120との接続である
場合に限り、画像データに基づく画像の閲覧が可能とな
る。
タルカメラ10とPC120とが接続された状態で、画
像データに基づく画像の閲覧の可否に関する流れを説明
する。なお、PC120には、デジタルカメラ10から
必要な画像データが既に取り込まれ、閲覧用のビュワー
ソフトが立ち上げられていることを前提とする。
インデックス表示されているサムネイル画像から閲覧し
たい画像を選択する。次のステップ202では、選択さ
れた画像データが暗号化されているか否かが判断され、
暗号化されていない場合(別途取り込んだ画像データ
等)はステップ204へ移行して画像表示処理が実行さ
れる。
場合は、ステップ206へ移行して、接続されているデ
ジタルカメラ10から暗号キーを取得するべく、デジタ
ルカメラ10へ暗号キー要求信号を送出する。この暗号
キー要求信号の送出により、デジタルカメラ10では、
選択された画像データが当該デジタルカメラ10で撮像
したものである場合は、この暗号キー要求信号に応じて
暗号キーをPC120へ送出する。
たか否かが判断され、肯定判定されるとステップ204
へ移行して画像表示処理が実行される。また、ステップ
208で否定判定されると、ステップ210へ移行して
画像を表示できない旨のメッセージの表示等、画像非表
示処理が実行される。
暗号キーであるデジタルカメラ固有の情報として、不良
画素を特定する補正情報を適用し、選択された画像デー
タが生成されたデジタルカメラ10がPC120と接続
されていない限り、当該画像データの閲覧ができず、一
方、選択された画像データが生成されたデジタルカメラ
10がPC120と接続されている場合には、自動的に
暗号化された画像データを復号化して、閲覧可能とする
ようにしたため、セキュリティーの確保と、操作性の向
上とを両立させることができる。
10の固有の情報として補正情報(CCD18Bの不良
画素の位置情報)としたが、USBID、IEEE13
94ID、メディアIDであってよく、さらに別途個々
のデジタルカメラ10に対して識別情報を付与するよう
にしてもよい。
10とPC120とを直接ケーブル152(図3参照)
によって接続したが、図6に示される如く、メモリカー
ド58をデジタルカメラ10から取り外し、このメモリ
カード58をPC120に接続されたカードスロット1
66に装填するようにしてもよい。この場合、メモリカ
ード58内に暗号キーを記憶する領域を準備しておく必
要がある。
から暗号化を可能として、画像の閲覧、複製、編集等が
行なえる余地を確実に排除することができ、かつ暗号化
の作業を簡略化することができるという優れた効果を有
する。
ック図である。
た斜視図、(B)は正面側から見た斜視図である。
接続状態を示す概略図である。
略構成を示す機能ブロック図である。
のための処理を示す制御フローチャートである。
ドを取り出して、PC側に装填する場合の概略図であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 固体撮像素子によって撮像し、光電変換
してアナログ画像データを得る撮像部と、前記アナログ
画像データをアナログ−デジタル変換してデジタル画像
データを作成し記録媒体に記録するデジタル画像データ
記録部と、で構成された撮像装置であって、 デジタル画像データに基づく画像の外部制御装置での閲
覧可否に関する固有の暗号キーが予め記憶された記憶手
段と、 前記撮像部で撮像された画像毎に前記暗号キーを用いて
前記画像の閲覧を不可設定する暗号化手段と、 所定の条件が成立した場合に、外部画像処理装置側から
の指示によって前記記憶手段に記憶され復号に必要な前
記暗号キーを送出する送出手段と、を有する撮像装置。 - 【請求項2】 前記所定の条件が、前記撮像装置と外部
画像処理装置との接続、或いは前記デジタル画像データ
が記録された記録媒体の外部画像処理装置の所定装填口
への装填であることを特徴とする請求項1記載の撮像装
置。 - 【請求項3】 前記暗号キーが、固体撮像素子の出荷時
における不良画素を特定し、当該不良画素を補正するた
めの補正情報であることを特徴とする請求項1又は請求
項2記載の撮像装置。 - 【請求項4】 撮像装置と、外部画像処理装置との間で
の画像受渡方法であって、 前記撮像装置側で撮像した画像データに対して、撮像装
置固有の暗号キーによって暗号化を施し、かつ前記暗号
キーを記憶しておき、 前記暗号化した撮像装置又は当該撮像装置に装填されて
いた記録媒体が電気的に接続されていることを条件とし
て、 前記外部画像処理装置からの指示で暗号キーを取得して
復号することで、前記画像を外部画像処理装置で閲覧可
能とする、 ことを特徴とする画像データ受渡方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139989A JP2003333519A (ja) | 2002-05-15 | 2002-05-15 | 撮像装置及び画像データ受渡方法 |
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