JP2000315047A - データ変換装置 - Google Patents

データ変換装置

Info

Publication number
JP2000315047A
JP2000315047A JP11125368A JP12536899A JP2000315047A JP 2000315047 A JP2000315047 A JP 2000315047A JP 11125368 A JP11125368 A JP 11125368A JP 12536899 A JP12536899 A JP 12536899A JP 2000315047 A JP2000315047 A JP 2000315047A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conversion
code
password
source data
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11125368A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichinosuke Nagashio
吉之助 長塩
Kazunori Miyagi
一徳 宮城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAGIWA RONGUSORUTO INTERNAT
YAMAGIWA RONGUSORUTO INTERNATIONAL KK
Original Assignee
YAMAGIWA RONGUSORUTO INTERNAT
YAMAGIWA RONGUSORUTO INTERNATIONAL KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAGIWA RONGUSORUTO INTERNAT, YAMAGIWA RONGUSORUTO INTERNATIONAL KK filed Critical YAMAGIWA RONGUSORUTO INTERNAT
Priority to JP11125368A priority Critical patent/JP2000315047A/ja
Publication of JP2000315047A publication Critical patent/JP2000315047A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボックスコードを用いたデータ変換装置、デ
ータ変換方法およびデータ変換を実現するためのプログ
ラムを記録した記録媒体を提案する。 【解決手段】 データ変換装置に、暗号化の対象である
源データを記憶する源データ記憶手段25と、この源デ
ータ記憶手段に記憶された源データを、各辺を各セグメ
ントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、前記各辺
の切断の有無によってビット表示を行うボックスコード
を用いて暗号化し、暗号化されたコードを出力する変換
手段26と、この変換手段から出力されたコードを記憶
する暗号コード記憶手段27と、暗号化時に設定するパ
スワードを入力するパスワード入力手段28と、このパ
スワード入力手段に入力されたパスワードに基づいて、
前記変換手段における変換法則を決定する変換法則決定
手段29とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二次元図形コード
であるボックスコードを用いて、文字データ等を暗号化
および復号化する装置、方法および暗号化および復号化
を実現するためのプログラムを記録した記録媒体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の文字データ等を図形コードに変換
した技術としては、バーコードシステムがある。バーコ
ードは、製造業における在庫管理、工程管理あるいは組
立、出荷等のデータ管理等に用いられているだけではな
く、販売店等のPOSシステム(販売時点情報管理シス
テム)にも用いられている。
【0003】上記バーコードシステムは、周知のよう
に、情報シートに印刷されたバーコード記号に光を照射
して反射光を光センサで読み取り、読み取ったアナログ
信号をA/Dコンバータによりデジタル信号に変換し、
変換されたデジタル信号をマイコンに送り、ここで画像
処理を行うことによって、バーコードのバースペースの
幅等によって表されている数字の情報を読み取るもので
ある。
【0004】このようなバーコードシステムにも多くの
欠点がある。すなわち、情報シート上に印刷される白と
黒とのバーは、その幅を極めて高精度で印刷することが
要求されるので、バーコード記号の印刷には多大な手間
と費用を要する点や、バーコード記号の読み取りの場
合、反射光を光センサでアナログ信号として読み取った
後に、A/DコンバータによりA/D変換して信号処理
する必要があるので、装置が複雑になる等の点である。
そこで、最近では、図形の線幅を高精度で印刷すること
が要求されず、しかもコンピュータへの入力処理も簡単
な、四辺形を重ねた構造のボックスコードと呼ばれる二
次元コードも使用されるようになってきた。このボック
スコードにおいては、線幅を読み取るのではなく、線に
切断部分が有るか無いかのみを読み取るので、バーコー
ドのような高精度な印刷が要求されない。
【0005】また、従来の規格のバーコードで商品名等
を表現するには、バーコードは数字しか表現できないの
で、商品名等を数字のコードに対応させる必要がある。
従って、バーコードから商品名等の情報を引き出すに
は、例えば、バーコードで表現された数字のコードを一
度ホストコンピュータ等に送り、このホストコンピュー
タ等において、数字のコードに対応する商品名等を照合
するという手順を踏む必要がある。これに対し、上記ボ
ックスコードは、縦方向および横方向の線によって情報
を表現する2次元バーコードとも言えるコードであり、
表現できる情報量が増大しており、文字コードを直接表
現できる。
【0006】ボックスコードとは、図13に示すよう
に、4つの辺を4セグメントとする面積の異なる四辺形
(ボックス)を同心状に4個重ねて1基本コードとする
図形コードである。図中、一番外側のボックスは辺a、
b、c、dを有し、二番目のボックスは辺a1、b1、
c1、d1を有し、三番目のボックスは辺a2、b2、
c2、d2を有し、四番目の最も内側のボックスは辺a
3、b3、c3、d3を有する。これらの各辺を1ビッ
トに対応させると、1つの四辺形(ボックス)で4ビッ
ト、4つの四辺形を重ねた1基本コードで16ビット、
すなわち216=65536通りの表示が可能になる。
【0007】図14は、一番外側のボックスのみを示し
たものである。辺に切断部分Aがある場合を”0”、切
断部分が無い場合を”1”とすれば、辺a=”1”、b
=”1”、c=”1”、d=”0”となる。辺を読む順
序を、a、b、c、dとすれば、このボックスで2進
数”1110”を表現できる。なお、辺の切断位置は、
辺の中央、端のいずれでもよい。以上のような方法で1
6ビットを1基本コードで表現できるので、このコード
を用いて文字データ等を表現することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のボッ
クスコードを用いて文書等を暗号化あるいは復号化する
データ変換装置、データ変換方法およびデータ変換を実
現するためのプログラムを記録した記録媒体を新規に提
案するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、暗号化の対象である源データを記憶する源データ記
憶手段と、この源データ記憶手段に記憶された源データ
を、各辺を各セグメントとする相似多角形を同心状に複
数個重ね、前記各辺の切断の有無によってビット表示を
行うボックスコードを用いて暗号化し、暗号化されたコ
ードを出力する変換手段と、この変換手段から出力され
たコードを記憶する暗号コード記憶手段と、暗号化時に
設定するパスワードを入力するパスワード入力手段と、
このパスワード入力手段に入力されたパスワードに基づ
いて、前記変換手段における変換法則を決定する変換法
則決定手段とを有することを特徴とするデータ変換装置
である。
【0010】請求項2に記載の発明は、各辺を各セグメ
ントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、前記各辺
の切断の有無によってビット表示を行うボックスコード
を用いて暗号化されたコードを記憶する暗号コード記憶
手段と、この暗号コード記憶手段に記憶されたコードを
復号化し、復号化された源データを出力する変換手段
と、この変換手段から出力された源データを記憶する源
データ記憶手段と、暗号化時に設定されたパスワードを
入力するパスワード入力手段と、このパスワード入力手
段に入力されたパスワードに基づいて、前記変換手段に
おける変換法則を決定する変換法則決定手段とを有する
ことを特徴とするデータ変換装置である。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記源データ
は、文字データであることを特徴とする請求項1または
2に記載のデータ変換装置である。請求項4に記載の発
明は、前記変換法則決定手段は、パスワードと変換法則
とを対応付けるテーブルを有し、このテーブルを用いて
前記パスワードに対応する変換法則を決定することを特
徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ変
換装置である。
【0012】請求項5に記載の発明は、暗号化の対象で
ある源データを記憶し、記憶された源データを、各辺を
各セグメントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、
前記各辺の切断の有無によってビット表示を行うボック
スコードを用いて暗号化し、暗号化されたコードを出力
し、出力されたコードを記憶し、暗号化時に設定するパ
スワードを入力し、入力されたパスワードに基づいて、
変換手順を設定することを特徴とするデータ変換方法で
ある。
【0013】請求項6に記載の発明は、各辺を各セグメ
ントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、前記各辺
の切断の有無によってビット表示を行うボックスコード
を用いて暗号化されたコードを記憶し、記憶されたコー
ドを復号化し、復号化された源データを出力し、出力さ
れた源データを記憶し、暗号化時に設定されたパスワー
ドを入力し、入力されたパスワードに基づいて、変換手
順を設定することを特徴とするデータ変換方法である。
【0014】請求項7に記載の発明は、前記源データ
は、文字データであることを特徴とする請求項5または
6に記載のデータ変換方法である。請求項8に記載の発
明は、前記変換法則決定手段は、パスワードと変換法則
とを対応付けるテーブルを有し、このテーブルを用いて
前記パスワードに対応する変換法則を決定することを特
徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載のデータ変
換方法である。
【0015】請求項9に記載の発明は、暗号化の対象で
ある源データを記憶し、記憶された源データを、各辺を
各セグメントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、
前記各辺の切断の有無によってビット表示を行うボック
スコードを用いて暗号化し、暗号化されたコードを出力
し、出力されたコードを記憶し、暗号化時に設定するパ
スワードを入力し、入力されたパスワードに基づいて、
変換手順を設定するデータ変換を実現するためのプログ
ラムを記録した記録媒体である。
【0016】請求項10に記載の発明は、各辺を各セグ
メントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、前記各
辺の切断の有無によってビット表示を行うボックスコー
ドを用いて暗号化されたコードを記憶し、記憶されたコ
ードを復号化し、復号化された源データを出力し、出力
された源データを記憶し、暗号化時に設定されたパスワ
ードを入力し、入力されたパスワードに基づいて、変換
手順を設定するデータ変換を実現するためのプログラム
を記録した記録媒体である。
【0017】請求項11に記載の発明は、前記源データ
は、文字データであることを特徴とする請求項9または
10に記載のデータ変換を実現するためのプログラムを
記録した記録媒体である。請求項12に記載の発明は、
前記変換法則決定手段は、パスワードと変換法則とを対
応付けるテーブルを有し、このテーブルを用いて前記パ
スワードに対応する変換法則を決定することを特徴とす
る請求項9ないし11のいずれかに記載のデータ変換を
実現するためのプログラムを記録した記録媒体である。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の構成を図1
に示す。ワープロソフト等によって作成された文書デー
タを記憶させる源データ記憶手段25と、ボックスコー
ドを用いて文書の暗号化および復号化を行う変換手段2
6とが接続されている。この変換手段26は、暗号化さ
れたコードを記憶する暗号コード記憶手段27とも接続
されている。
【0019】暗号化時に設定するパスワードを入力する
ためのパスワード入力手段28と、前記パスワードに基
づいて、前記変換手段26における変換法則を決定する
変換法則決定手段29とが接続されている。変換法則決
定手段29の出力は、前記変換手段26に入力されてい
る。変換法則決定手段は、図示していない、パスワード
と変換法則とを対応付けるテーブルを内蔵している。
【0020】文書データを暗号化する場合には、源デー
タ記憶手段25に文書データが記憶され、記憶された文
書データが変換手段26に送られ、ここで暗号化され、
暗号化されたコードが暗号コード記憶手段27に送ら
れ、送られた暗号コードが、この暗号コード記憶手段2
7に記憶される。
【0021】暗号化されたコードを復号化する場合に
は、暗号コード記憶手段27に暗号コードが記憶され、
記憶された暗号コードが変換手段26に送られ、ここで
復号化され、復号化された文書データが源データ記憶手
段25に送られ、送られた文書データが、この源データ
記憶手段25に記憶される。
【0022】暗号化時にパスワードを設定する場合に
は、ユーザーは、パスワードをパスワード入力手段28
から入力し、入力されたパスワードは、変換法則決定手
段29に送られ、ここで、送られたパスワードに基づい
て、暗号化の法則が決定される。このとき、変換法則決
定手段29に内蔵されたテーブルが参照され、パスワー
ドに対応した暗号化の法則が決定される。決定された暗
号化の法則は、変換手段26に送られ、ここで、決定さ
れた暗号化の法則に基づいて暗号化の処理が実行され
る。
【0023】復号化時にパスワードを入力する設定とし
た場合には、ユーザーは、パスワードをパスワード入力
手段28から入力する。入力されたパスワードは、変換
法則決定手段29に送られ、ここで、送られたパスワー
ドに基づいて、復号化の手順が設定される。このとき、
変換法則決定手段29に内蔵されたテーブルが参照さ
れ、パスワードに対応した復号化の法則が決定される。
決定された復号化の手順は、変換手段26に送られ、こ
こで、決定された復号化の手順に基づいて復号化の処理
が実行される。
【0024】このとき、入力されたパスワードが、暗号
化時に設定されたパスワードと同一であれば、前記暗号
化の手順と同一の手順が逆に実行されるので、元の文書
データが復元される。パスワードが、暗号化時に設定さ
れたパスワードと異なっていれば、前記暗号化の手順と
は異なる手順で復号化されるので、元の文書データは復
元されない。
【0025】次に、本発明による暗号化/復号化プログ
ラムの操作手順を説明する。まず、本プログラムの起動
方法について説明する。ユーザーは、コンピュータの画
面上にある、本プログラムのアイコンを選択し、開く
か、あるいはダブルクリックする。すると、画面上に、
図2に示すような本プログラムのウィンドウ1が開く。
このウィンドウ1内のフレーム2には、「文書ファイル
を選択してください」というメッセージが表示される。
【0026】次に、ワープロソフトによって作成した文
書を暗号化あるいは復号化する手順を説明する。まず、
文書を暗号化する手順を説明する。ユーザーは、上記
「文書ファイルを選択してください」というメッセージ
に従って、まず、前記ウィンドウ1内のファイルメニュ
ー3から、これから暗号化しようとする文書を作成した
ワープロソフト名を選択する。すると、図2に示すよう
にウィンドウ1内の表示が変化し、テキストフレーム4
と暗号フレーム5とが現れる。
【0027】次に、ユーザーは、ワープロソフトによっ
て作成した文書の個別変換を行う場合には、文書中の暗
号化したいテキストを選択し、選択したテキストをドラ
ッグし、前記テキストフレーム4内にドロップする。文
書の一括変換を行う場合には、図4に示す一括変換メニ
ュー6から、テキストから暗号へ変換するサブメニュー
7を選択する。
【0028】次に、暗号を文書に復号する手順を説明す
る。暗号からテキストへの復号を個別に行う場合には、
文書中の、復号化したい暗号部を選択し、選択された暗
号部をドラッグし、前記暗号フレーム5内にドロップす
る。暗号からテキストへの復号を一括して行う場合に
は、図4に示す一括変換メニュー6から、暗号からテキ
ストへ変換するサブメニュー8を選択する。
【0029】暗号化あるいは復号化の処理中には、図5
に示す状態表示ダイアログ9によって、処理の進行状況
が表示される。処理の進行中に、処理を中断したいとき
には、ユーザーは、状態表示ダイアログ9内のキャンセ
ルボタン10を押す。
【0030】次に、表計算ソフトによって作成された文
書を暗号化あるいは復号化する手順を説明する。まず、
文書を暗号化する手順を説明する。ユーザーは、まず、
ファイルメニュー3から、文書を作成した表計算ソフト
を選択する。
【0031】次に、ユーザーは、表計算ソフトによって
作成した文書の個別変換を行う場合には、文書中の暗号
化したいセルを選択し、選択したセルをドラッグし、前
記テキストフレーム4内にドロップする。
【0032】文書の一括変換を行う場合には、図6に示
す一括変換メニュー6から、テキストから暗号へ変換す
るサブメニュー7を選択する。すると、このサブメニュ
ーのさらなるサブメニューとして、全シート選択サブメ
ニュー11と、シート範囲選択サブメニュー12とが表
示される。全シートを一括して変換する場合には、前記
全シート選択サブメニュー11を選択する。処理対象と
するシートを選択する場合には、前記シート範囲選択サ
ブメニュー12を選択する。すると、図7に示すシート
範囲選択ダイアログ13が表示されるので、このダイア
ログ13内に表示されたシートの中から、処理対象とす
るシートを選択し、OKボタン14を押す。
【0033】次に、暗号を文書に復号する手順を説明す
る。暗号からテキストへの復号を個別に行う場合には、
文書中の、復号化したい暗号部を選択し、選択された暗
号部をドラッグし、前記暗号フレーム5内にドロップす
る。暗号からテキストへの復号を一括して行う場合に
は、図8に示す一括変換メニュー6から、暗号からテキ
ストへ変換するサブメニュー8を選択する。
【0034】すると、このサブメニュー8のさらなるサ
ブメニューとして、全シート選択サブメニュー15と、
シート範囲選択サブメニュー16とが表示される。全シ
ートを一括して変換する場合には、前記全シート選択サ
ブメニュー15を選択する。処理対象とするシートを選
択する場合には、前記シート範囲選択サブメニュー16
を選択する。すると、図9に示すシート範囲選択ダイア
ログ17が表示されるので、このダイアログ17内に表
示されたシートの中から、処理対象とするシートを選択
し、OKボタン18を押す。
【0035】暗号化あるいは復号化の処理中には、図5
に示す状態表示ダイアログ9によって、処理の進行状況
が表示される。処理の進行中に、処理を中断したいとき
には、ユーザーは、状態表示ダイアログ9内のキャンセ
ルボタン10を押す。
【0036】次に、本プログラムの終了方法について説
明する。ユーザーは、ファイルメニュー3から本プログ
ラムを終了させるサブメニューを選択する。
【0037】次に、暗号生成時の変換パラメータの設定
の手順を説明する。ユーザーは、図10に示す設定メニ
ュー19からパラメータ設定サブメニュー20を選択す
る。すると、図11に示すパラメータ設定ダイアログ2
1が表示される。このダイアログ21内に、暗号コード
のサイズ等を設定できるフレームが表示される。この暗
号コードのサイズは、暗号コードの幅、間隔あるいはカ
ットサイズ等を含む。
【0038】次に、パスワード設定の手順を説明する。
パスワードは、権限のないユーザーが暗号を復号できな
いようにするために使用される。図12に示す設定メニ
ュー19からパスワード設定サブメニュー22を選択す
ると、さらなるサブメニューとして、暗号化パスワード
サブメニュー23と、復号化パスワードサブメニュー2
4とが表示される。
【0039】暗号化時のパスワードの設定を行う場合に
は、前記暗号化パスワードサブメニュー23を選択し、
暗号化パスワードの設定ダイアログを表示させ、このダ
イアログ内でパスワードの設定を行う。暗号化パスワー
ドによって、暗号コードであるボックスコードの読み取
りを開始する辺が変更されるので、このパスワードを知
らないユーザーは、この暗号を復号することができな
い。なお、前記読み取りを開始する辺の決定には、さら
に乱数が用いられ、暗号の解読を困難にしている。
【0040】復号化時のパスワードの設定を行う場合に
は、前記復号化パスワードサブメニュー24を選択し、
復号化パスワードの設定ダイアログを表示させ、このダ
イアログ内でパスワードの設定を行う。復号化時にパス
ワードチェックを行うように設定した場合には、暗号化
時に設定されたものと同一のパスワードを入力しない
と、復号処理が正しく実行されない。
【0041】なお、上記実施形態では、文字データを暗
号化しているが、暗号化の対象はこれに限られることは
なく、例えは、音声データ等を暗号化することも可能で
ある。また、暗号コードであるボックスコードは、四角
形に限られず、別の形、例えば三角形、六角形、八角形
等でもよい。さらに、本発明によるプログラムを記録す
る記録媒体の具体例としては、コンピュータのハードデ
ィスク(HD)、フロッピーディスク(FD)、ミニデ
ィスク(MD)、光磁気ディスク(MO)、CD−RO
MやCD−R等のコンパクトディスク、PCカード(メ
モリ・カード)、個体メモリ等がある。また、このプロ
グラムをLANやインターネット等によって配信するた
めのケーブルのように、きわめて短時間、情報を保持し
ているものも含む。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ボックスコードを用い
たデータ変換装置、データ変換方法およびデータ変換を
実現するためのプログラムを記録した記録媒体が実現さ
れる。また、本発明によれば、文書の一部のみを暗号化
することができるので、文書の一部のみを暗号化して相
手の興味を引きつける等の用途に用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の概略図。
【図2】 暗号化/復号化プログラムの起動画面を示す
図。
【図3】 暗号化/復号化プログラムのウィンドウ内に
テキストフレームと暗号フレームとが表示された状態を
示す図。
【図4】 一括変換メニューを示す図。
【図5】 状態表示ダイアログを示す図。
【図6】 暗号化における一括変換メニューを示す図。
【図7】 暗号化におけるシート範囲選択ダイアログを
示す図。
【図8】 復号化における一括変換メニューを示す図。
【図9】 復号化におけるシート範囲選択ダイアログを
示す図。
【図10】 パラメータ設定における設定メニューを示
す図。
【図11】 パラメータ設定ダイアログを示す図。
【図12】 パスワード設定における設定メニューを示
す図。
【図13】 ボックスコードを示す図。
【図14】 ボックスコードの一部を示す図。
【符号の説明】
1 ウィンドウ 2 フレーム 3 ファイルメニュー 4 テキストフレー
ム 5 暗号フレーム 6 一括変換メニュ
ー 7 テキストから暗号へ変換するサブメニュー 8 暗号からテキストへ変換するサブメニュー 9 状態表示ダイアログ 10 キャンセルボタン 11 全シート選択サブメニュー 12 シート範囲選択サブメニュー 13 シート範囲選択ダイアログ 14 OKボタン 15 全シート選択サブメニュー 16 シート範囲選択サブメニュー 17 シート範囲選択ダイアログ 18 OKボタン 19 設定メニュー 20 パラメータ設定サブメニュー 21 パラメータ設定ダイアログ 22 パスワード設定サブメニュー 23 暗号化パスワードサブメニュー 24 復号化パスワードサブメニュー 25 源データ記憶手段 26 変換手段 27 暗号コード記憶手段 28 パスワード入
力手段 29 変換法則決定手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月10日(2000.2.1
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 データ変換装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、暗号化の対象である源データを記憶する源データ記
憶手段と、この源データ記憶手段に記憶された源デー
タを、各辺を各セグメントとする相似多角形を同心状に
複数個重ね、前記各辺の切断の有無によってビット表示
を行うボックスコードに変換し、変換したコードを出
力する変換手段と、この変換手段から出力されたコード
を記憶する暗号コード記憶手段と、暗号化時に設定する
パスワードを入力するパスワード入力手段と、このパス
ワード入力手段に入力されたパスワードに基づいて、前
記変換手段における、各源データを各ボックスコードに
変換する際の、各ボックスコードを構成する各辺を選択
する順序である変換法則を決定する変換法則決定手段と
を有することを特徴とするデータ変換装置である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】請求項2に記載の発明は、各辺を各セグメ
ントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、前記各辺
の切断の有無によってビット表示を行うボックスコード
を記憶する暗号コード記憶手段と、この暗号コード記憶
手段に記憶された各ボックスコードを各源データに
、復号た源データを出力する変換手段と、この変換
手段から出力された源データを記憶する源データ記憶手
段と、暗号化時に設定されたパスワードを入力するパス
ワード入力手段と、このパスワード入力手段に入力され
たパスワードに基づいて、前記変換手段における、各ボ
ックスコードを各源データに復号する際の、各ボックス
コードを構成する各辺を選択する順序である変換法則を
決定する変換法則決定手段とを有することを特徴とする
データ変換装置である。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】削除
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】削除
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】削除
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】削除
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮城 一徳 東京都千代田区外神田3丁目12番4号 ヤ マギワロングソルトインターナショナル株 式会社内 Fターム(参考) 5J104 AA01 AA08 JA03 LA02 NA05 NA27 NA37 9A001 BB03 BB04 EE02 EE03 EE04 JZ58 LZ03

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化の対象である源データを記憶する
    源データ記憶手段と、 この源データ記憶手段に記憶された源データを、各辺を
    各セグメントとする相似多角形を同心状に複数個重ね、
    前記各辺の切断の有無によってビット表示を行うボック
    スコードを用いて暗号化し、暗号化されたコードを出力
    する変換手段と、 この変換手段から出力されたコードを記憶する暗号コー
    ド記憶手段と、 暗号化時に設定するパスワードを入力するパスワード入
    力手段と、 このパスワード入力手段に入力されたパスワードに基づ
    いて、前記変換手段における変換法則を決定する変換法
    則決定手段とを有することを特徴とするデータ変換装
    置。
  2. 【請求項2】 各辺を各セグメントとする相似多角形を
    同心状に複数個重ね、前記各辺の切断の有無によってビ
    ット表示を行うボックスコードを用いて暗号化されたコ
    ードを記憶する暗号コード記憶手段と、 この暗号コード記憶手段に記憶されたコードを復号化
    し、復号化された源データを出力する変換手段と、 この変換手段から出力された源データを記憶する源デー
    タ記憶手段と、 暗号化時に設定されたパスワードを入力するパスワード
    入力手段と、 このパスワード入力手段に入力されたパスワードに基づ
    いて、前記変換手段における変換法則を決定する変換法
    則決定手段とを有することを特徴とするデータ変換装
    置。
  3. 【請求項3】 前記源データは、文字データであること
    を特徴とする請求項1または2に記載のデータ変換装
    置。
  4. 【請求項4】 前記変換法則決定手段は、パスワードと
    変換法則とを対応付けるテーブルを有し、このテーブル
    を用いて前記パスワードに対応する変換法則を決定する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
    データ変換装置。
  5. 【請求項5】 暗号化の対象である源データを記憶し、 記憶された源データを、各辺を各セグメントとする相似
    多角形を同心状に複数個重ね、前記各辺の切断の有無に
    よってビット表示を行うボックスコードを用いて暗号化
    し、暗号化されたコードを出力し、 出力されたコードを記憶し、 暗号化時に設定するパスワードを入力し、 入力されたパスワードに基づいて、変換手順を設定する
    ことを特徴とするデータ変換方法。
  6. 【請求項6】 各辺を各セグメントとする相似多角形を
    同心状に複数個重ね、前記各辺の切断の有無によってビ
    ット表示を行うボックスコードを用いて暗号化されたコ
    ードを記憶し、 記憶されたコードを復号化し、復号化された源データを
    出力し、 出力された源データを記憶し、 暗号化時に設定されたパスワードを入力し、 入力されたパスワードに基づいて、変換手順を設定する
    ことを特徴とするデータ変換方法。
  7. 【請求項7】 前記源データは、文字データであること
    を特徴とする請求項5または6に記載のデータ変換方
    法。
  8. 【請求項8】 前記変換法則決定手段は、パスワードと
    変換法則とを対応付けるテーブルを有し、このテーブル
    を用いて前記パスワードに対応する変換法則を決定する
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれかに記載の
    データ変換方法。
  9. 【請求項9】 暗号化の対象である源データを記憶し、 記憶された源データを、各辺を各セグメントとする相似
    多角形を同心状に複数個重ね、前記各辺の切断の有無に
    よってビット表示を行うボックスコードを用いて暗号化
    し、暗号化されたコードを出力し、 出力されたコードを記憶し、 暗号化時に設定するパスワードを入力し、 入力されたパスワードに基づいて、変換手順を設定する
    データ変換を実現するためのプログラムを記録した記録
    媒体。
  10. 【請求項10】 各辺を各セグメントとする相似多角形
    を同心状に複数個重ね、前記各辺の切断の有無によって
    ビット表示を行うボックスコードを用いて暗号化された
    コードを記憶し、 記憶されたコードを復号化し、復号化された源データを
    出力し、 出力された源データを記憶し、 暗号化時に設定されたパスワードを入力し、 入力されたパスワードに基づいて、変換手順を設定する
    データ変換を実現するためのプログラムを記録した記録
    媒体。
  11. 【請求項11】 前記源データは、文字データであるこ
    とを特徴とする請求項9または10に記載のデータ変換
    を実現するためのプログラムを記録した記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記変換法則決定手段は、パスワード
    と変換法則とを対応付けるテーブルを有し、このテーブ
    ルを用いて前記パスワードに対応する変換法則を決定す
    ることを特徴とする請求項9ないし11のいずれかに記
    載のデータ変換を実現するためのプログラムを記録した
    記録媒体。
JP11125368A 1999-04-30 1999-04-30 データ変換装置 Pending JP2000315047A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125368A JP2000315047A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 データ変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11125368A JP2000315047A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 データ変換装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000315047A true JP2000315047A (ja) 2000-11-14

Family

ID=14908411

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11125368A Pending JP2000315047A (ja) 1999-04-30 1999-04-30 データ変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000315047A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159001A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Nec Computertechno Ltd データ記録再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159001A (ja) * 2005-12-08 2007-06-21 Nec Computertechno Ltd データ記録再生装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10332099B2 (en) Secure paper-free bills in workflow applications
US8243983B2 (en) Graphically encoded data copy and paste
US5894521A (en) System and method for encrypting sensitive information
US6446050B1 (en) Method of and system for processing electronic document and recording medium for recording processing program
CN100539629C (zh) 用于传输加密数据的图像处理设备和方法
CN101652987B (zh) 纸介质信息加密***、解密***以及方法
JP4803289B2 (ja) 画像処理システム、画像処理装置及び画像処理方法並びに画像処理プログラム
JP2012221210A (ja) 情報処理装置、電子機器及び画像処理システム
CN100438555C (zh) 图像处理设备和方法
JP2007025738A (ja) 製品認証システム、サーバ、携帯型端末装置、プログラム、及び、記録媒体
JP2000315047A (ja) データ変換装置
CN103516722A (zh) 一种用户级文件自动加解密方法及装置
JP2007086948A (ja) 画像形成装置
JP2012060242A (ja) 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2005199627A (ja) 機密印刷データの出力認証機能を有する画像処理装置
JPH01255060A (ja) データ出力システム
JP2002341763A (ja) 画像信号作成方法
JP2002007350A (ja) パスワード管理装置及び方法、並びにその記録媒体
JP5077002B2 (ja) 可変印刷システム及びコンピュータプログラム
JP2007305164A (ja) コンピュータ、会計処理装置、会計データの対話処理方法、およびプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4485313B2 (ja) 事務処理支援システム、事務処理支援方法、および事務処理支援プログラム
JP2008294734A (ja) コンテンツ管理システム
JP4442476B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理方法
JPH07146646A (ja) 暗号通信方法
JP2012003448A (ja) 画像処理装置及び画像処理プログラム。

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010109