JP2007148977A - 入出力処理装置及び同入出力処理装置を有するコンピュータシステム - Google Patents

入出力処理装置及び同入出力処理装置を有するコンピュータシステム Download PDF

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Abstract

【課題】動作用の特別のクロックを生成する仕組みを必要とせずに、ホストシステムのクロック生成出力制御手段からのバスクロックに従う効率的な動作を可能とする。
【解決手段】IO処理装置10は、バス20を介してホストシステム30と接続される。IO処理装置10は、起動要求信号によって起動されてバスクロックBCLKから生成されるクロックにより動作するIOプロセッサ12と、バスクロック制御信号出力制御部141とを含む。ホストシステム30のクロック生成出力制御部31は、バスクロックBCLKの出力動作が有効な有効出力状態において、バス20が一定時間を超えて使用されない場合、無効予告を制御部141に通知する。制御部141は無効予告を検出すると、起動要求信号によって起動が要求されているか、或いはIOプロセッサ12が動作中であるならば、一定時間内に制御部31に対して有効出力状態の継続を要求する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、バスクロックで動作するバスを介してホストシステムと接続され、入出力デバイスとホストシステムの間での入出力処理を行う入出力処理装置及び同入出力処理装置を有するコンピュータシステムに関する。
パーソナルコンピュータに代表されるコンピュータシステムは、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスのようなバスクロックで動作するバスを有するのが一般的である。このバスには、各種の入出力デバイス(IOデバイス)を利用するホストシステムが接続される。このバスにはまた、プロセッサを内蔵した入出力処理装置(IO処理装置)も接続される。IO処理装置はバスクロックにより動作して、IOデバイスとホストシステムとの間の入出力処理を行う。
通常、ホストシステムは、バスクロックの生成及び出力を制御するクロック生成出力御部を有する。このクロック生成出力制御部は、ホストシステムがIO処理装置を介してIOデバイスにアクセスする必要がある場合だけバスクロックを生成する。生成されたバスクロックはバスに送出される。IO処理装置は、このバス上のバスクロックにより動作する。また、クロック生成出力制御部は、コンピュータの省電力化のために、バスが一定時間利用されていない状態では、バスクロックの出力を停止する。
ところが、IO処理装置では、処理の都合で一定時間を超えてバスを利用しない状態が発生することがある。このような場合、クロック生成出力制御部によりバスクロックの出力が停止されることから、IO処理装置(IO処理装置に内蔵のプロセッサ等)は動作を継続することができなくなる。
そこで従来のIO処理装置は、当該IO処理装置独自のクロック生成制御部を有している。このクロック生成制御部は、例えばプロセッサの動作状態に応じて当該プロセッサ等の動作に必要なクロック(動作クロック)を生成する。この動作クロックにより、IO処理装置に内蔵のプロセッサ等は動作を継続することができる。しかし、このような従来技術においては、複数のIO処理装置がバスを介してホストシステムと接続される場合、当該複数のIO処理装置の各々にクロック生成制御部を設ける必要がある。
そこで、特許文献1は、バスクロック制御回路を有するホストシステム(コンピュータシステム)を開示している。このバスクロック制御回路は、バス上のトランザクションと各IO処理装置からのバス要求信号及び割り込み信号とを監視し、その監視結果に基づいてバスクロックの生成及び出力を制御する。具体的には、バスクロック制御回路は、バスがアイドル状態(バスアイドル状態)で、且つバス要求信号及び割り込み信号がアサートされていない場合に、バスクロックを停止する。換言するならば、たとえバスアイドル状態であっても、バス要求信号または割り込み信号がアサートされている限り、バスクロックは停止されない。この場合、バス要求信号または割り込み信号をアサートしているIO処理装置は動作を継続できる。
特開平11−53049号公報(段落0009−0010)
上記したように、特許文献1に記載されたバスクロック制御回路は、各IO処理装置の動作に必要なバスクロックの生成及び出力を制御することができる。このため、各IO処理装置は、動作用の特別のクロックを生成する仕組み(クロック生成制御部)を必要としない。
その代わり、バスクロック制御回路(クロック生成出力制御手段)は、バス上のトランザクションと各IO(入出力)処理装置からのバス要求信号及び割り込み信号とを監視するための特別の仕組み(つまり、バス監視のための特別の仕組み)を必要とする。
本発明は上記事情を考慮してなされたものでその目的は、動作用の特別のクロックを生成する仕組みを必要とせずに、また、ホストシステムのクロック生成出力制御手段にバス監視のための特別の仕組みを持たせることなく、当該クロック生成出力制御手段からのバスクロックに従う効率的な動作が可能となる入出力処理装置及び同入出力処理装置を有するコンピュータシステムを提供することにある。
本発明の1つの観点によれば、ホストシステムのクロック生成出力制御手段により出力されるバスクロックで動作するバスを介して前記ホストシステムと接続され、入出力デバイスと前記ホストシステムの間での入出力処理を行う入出力処理装置が提供される。この入出力処理装置は、前記入出力デバイスと前記バスとの間での入出力を行う入出力制御手段と、プロセッサクロックによって動作して、プログラムに従う命令実行動作により前記入出力制御手段の操作を行う入出力プロセッサであって、命令実行動作を停止すると当該入出力プロセッサが停止状態にあることを示すアクティブな停止状態信号を出力し、前記停止状態においてアクティブな起動要求信号によって起動が要求されると前記命令実行動作を再開して前記停止状態信号を非アクティブにする入出力プロセッサと、前記バスクロックを入力し、当該バスクロックに基づいて前記プロセッサクロックを生成して当該プロセッサクロックを前記入出力プロセッサに出力するプロセッサクロック制御手段であって、前記入出力プロセッサによって前記アクティブな停止状態信号が出力されると前記プロセッサクロックの出力を停止し、前記プロセッサクロックの出力の停止状態において前記起動要求信号によって起動が要求されると前記入出力プロセッサへの前記プロセッサクロックの出力を再開するプロセッサクロック制御手段と、前記入出力プロセッサ及び前記クロック生成出力制御手段の状態に応じて前記クロック生成出力制御手段による前記バスクロックの出力動作が有効な有効出力状態の継続を要求するバスクロック制御要求手段とを具備する。前記バスクロック制御要求手段は、前記バスクロックの出力動作が有効な有効出力状態にある前記クロック生成出力制御手段によって前記バスが一定時間を超えて使用されないことが検出された結果、当該クロック生成出力制御手段によって出力される前記バスクロックの出力動作を無効とすることを予告するための無効予告を検出する無効予告検出手段と、前記無効予告が検出された場合、前記起動要求信号によって起動が要求されているか、或いは前記入出力プロセッサによって前記非アクティブな停止状態信号が出力されているならば、一定時間内に前記クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続を要求する有効要求応答手段とを含む。
本発明によれば、入出力処理装置は、当該処理装置独自の動作用クロックの生成を生成する仕組みを必要とせずに、バスクロックのみによる動作が可能であり、またホストシステムのクロック生成出力制御手段にバス監視のための特別の仕組みを持たせることなく、当該クロック生成出力制御手段からのバスクロックに従う効率的な動作が可能となる。
以下、本発明の実施の形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態に係るIO処理装置を含むコンピュータシステムの構成を示すブロック図である。このコンピュータシステムは、例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータとして実現されている。
図1において、IO処理装置10は、PCIバスのような、バスクロックBCLKで動作するバス20によりホストシステム30と接続されている。このホストシステム30はIO処理装置10を介してIOデバイス40を利用する。IO処理装置10は、バスクロックBCLKにより動作して、IOデバイス40とホストシステム30の間での入出力処理を行う。
IO処理装置10は、IO制御部11と、IOプロセッサ12と、プロセッサクロック制御部13と、クロック/プロセッサ制御部14とから構成される。IO制御部11は、IOデバイス40とバス20との間でのデータ入出力を行う。IOプロセッサ12はプロセッサクロック130により動作して、プログラムに従って命令を実行する。IOプロセッサ12は、この命令実行動作により、IO制御部11による入出力のための操作を行う。IOプロセッサ12は、命令実行動作を停止/再開する機能を有する。IOプロセッサ12は、命令実行動作を停止すると、当該IOプロセッサ12が命令実行動作の停止状態にあることを示す例えば論理“1”のアクティブな停止状態信号120を出力する。IOプロセッサ12は、命令実行動作の停止状態で例えば論理“1”のアクティブな起動要求信号140を入力すると当該命令実行動作を再開する。なお、停止状態信号120が論理“0”(非アクティブ)である場合、IOプロセッサ12が動作中であることを示す。本実施形態では、2値信号の論理値は、当該信号が正論理または負論理のいずれを適用するかに無関係に、当該信号が高レベルであるか或いは低レベルであるかにより一意に定めている。ここでは2値信号の論理値は、高レベルの場合に“1”、低レベルの場合に“0”と定められる。
プロセッサクロック制御部13は、バスクロックBCLKを入力し、当該バスクロックBCLKに基づいて上記プロセッサクロック130を生成する。このプロセッサクロック130は、IOプロセッサ12の動作用のクロック(動作クロック)としてプロセッサクロック制御部13により当該IOプロセッサ12に出力される。プロセッサクロック制御部13は、IOプロセッサ12から論理“1”の停止状態信号120が出力された場合、IOプロセッサ12へのプロセッサクロック130の出力を停止する。これによりIO処理装置10における省電力化が図られる。プロセッサクロック制御部13は、プロセッサクロック130の出力の停止状態で論理“1”の起動要求信号140を入力するとIOプロセッサ12への当該プロセッサクロック130の出力を再開する。
ホストシステム30はクロック生成出力制御部31を有する。クロック生成出力制御部31はバスクロックBCLKを生成する。クロック生成出力制御部31は、バスクロック制御信号ライン21によりIO処理装置10のクロック/プロセッサ制御部14と接続される。更に具体的に述べるならば、クロック生成出力制御部31はバスクロック制御信号ライン21により、クロック/プロセッサ制御部14の後述するバスクロック制御信号出力制御部141と接続される。
バスクロック制御信号ライン21は双方向の単線である。バスクロック制御信号ライン21は、クロック生成出力制御部31及びバスクロック制御信号出力制御部141の双方により入出力可能なバスクロック制御信号の転送に用いられる。制御部31及び141の両出力は、バスクロック制御信号ライン21により例えば負論理でワイヤードオアされる。ここでは、制御部31及び141の双方が論理“1”の非アクティブなバスクロック制御信号を出力している場合だけバスクロック制御信号ライン21上を論理“1”の非アクティブなバスクロック制御信号が転送される。また制御部31及び141の少なくとも一方が論理“0”のアクティブなバスクロック制御信号を出力している場合には、バスクロック制御信号ライン21上を論理“0”のアクティブなバスクロック制御信号が転送される。この信号ライン21上のバスクロック制御信号は、クロック生成出力制御部31及びバスクロック制御信号出力制御部141の両方で入力可能である。
本実施形態において制御部31及び141は、当該制御部31及び141の出力の値に対するバスクロック制御信号ライン21によるワイヤードオアの値を入力する。制御部31及び141が入力するワイヤードオアの値は、制御部31及び141がバスクロック制御信号ライン21から入力するバスクロック制御信号(入力バスクロック制御信号)の値(入力値)に他ならない。また、制御部31及び141の出力の値は、当該制御部31及び141からバスクロック制御信号ライン21に出力されるバスクロック制御信号(出力バスクロック制御信号)の値(出力値)と見なすことができる。このバスクロック制御信号は、その値(入出力値)により、後述するように、バスクロックBCLKの出力動作が有効(有効出力状態)、バスクロックBCLKの出力動作が無効(無効出力状態)、バスクロックBCLKの出力動作が無効になる予告(無効予告)、当該無効予告に対する応答としてのバスクロックBCLKの出力動作を継続する要求(有効出力状態の継続要求)及び当該無効予告に対する応答としてのバスクロックBCLKの出力動作を継続しない要求のいずれかを示す。
クロック生成出力制御部31は、バス20の使用状態とバスクロック制御信号の入出力値とに基づき、バスクロックBCLKを生成出力するための出力動作を含むバスクロック生成出力制御を行う機能を有する。このクロック生成出力制御部31の機能の詳細について、図2の状態遷移図を参照して説明する。
クロック生成出力制御部31は、有効出力状態(バスクロック有効出力状態)ST1、無効予告出力状態(バスクロック無効予告出力状態)ST2及びバスクロック無効出力状態(バスクロック有効出力状態)ST3の3つの状態を取り得る。
まず、有効出力状態ST1は、クロック生成出力制御部31がバスクロックBCLKを出力してバス20を使用可能とするための状態にあることを示す。この状態ST1においてクロック生成出力制御部31は、当該制御部31の出力を低レベル(論理“0”)に設定することでバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号を低レベル(論理“0”)に設定する。この論理“0”のアクティブなバスクロック制御信号は、クロック生成出力制御部31によるバスクロックBCLKの出力動作が有効であること(つまり有効出力状態)を示す。このようにクロック生成出力制御部31は、有効出力状態ST1において有効出力状態をバスクロック制御信号出力制御部141に通知するための有効出力通知手段として機能する。
有効出力状態ST1では、一般にバス20は使用されている状態(バス使用中の状態)にある。有効出力状態ST1においてクロック生成出力制御部31はバス不使用状態検出手段としても機能して、バス20が一定時間を超えて使用されないこと(バス不使用状態)を検出する。有効出力状態ST1においてバス不使用状態が検出された場合、クロック生成出力制御部31は当該有効出力状態ST1から無効予告出力状態ST2に遷移する。
無効予告出力状態ST2においてクロック生成出力制御部31は無効予告手段として機能して、当該制御部31の出力(出力値)を論理“0”から論理“1”に切り替える。すると、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号は、論理“0”(低レベル)から論理“1”(高レベル)に、つまりアクティブから非アクティブに切り替えられる。これにより、バスクロックBCLKの出力動作が近い将来無効となること(つまりバスクロック無効)がバスクロック制御信号出力制御部141に通知される。この通知を無効予告(バスクロック無効予告)と呼ぶ。この無効予告状態ST2では、クロック生成出力制御部31はバスクロックBCLKを出力する動作を継続する。つまりバスクロックBCLKの出力動作は依然として有効である。
バスクロック制御信号ライン21が論理“1”になると、バスクロック制御信号出力制御部141は当該制御部141の出力値を論理“0”に設定することにより、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号を論理“0”(アクティブ)にすることができる。無効予告状態ST2におけるバスクロック制御信号ライン21上の論理“0”のアクティブなバスクロック制御信号は、クロック生成出力制御部31に対してバスクロックBCLKの出力動作の継続(有効出力状態の継続)を要求することを示す。この要求を、有効要求(バスクロック有効要求)と呼ぶ。一方、無効予告状態ST2におけるバスクロック制御信号ライン21上の論理“1”の非アクティブなバスクロック制御信号は、バスクロックBCLKの出力動作の継続を要求しないこと、つまり有効要求(バスクロック有効要求)なしを示す。
クロック生成出力制御部31は、無効予告状態ST2に遷移してバスクロック制御信号出力制御部141に対して無効予告を通知すると、有効要求検出手段として機能する。クロック生成出力制御部31は、無効予告状態ST2に遷移した後一定時間内に有効要求ありを示す低レベル(論理“0”)のバスクロック制御信号を入力して当該有効要求ありを検出した場合、有効出力状態ST1に戻る。するとクロック生成出力制御部31は当該制御部31の出力値を論理“0”に切り替えることにより、バスクロック制御信号出力制御部141に代わって、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号を論理“0”に維持する。この状態における論理“0”のアクティブなバスクロック制御信号はバスクロック有効を示す。クロック生成出力制御部31は、当該制御部31の出力値を論理“0”に切り替えた場合、バスクロックBCLKの出力動作(有効出力状態)を継続する。
一方、無効予告状態ST2に遷移した後一定時間内に有効要求ありを示す論理“0”のバスクロック制御信号を入力しないならば、クロック生成出力制御部31は当該無効予告状態ST2から無効出力状態ST3に遷移する。つまりクロック生成出力制御部31は、無効予告状態ST2に遷移した後、一定時間を超えても論理“1”のバスクロック制御信号を入力し続けているならば、有効要求なしを検出して、当該バスクロック制御信号を論理“1”に維持したままで無効出力状態ST3に遷移する。この状態ST3では、クロック生成出力制御部31は、バスクロック制御信号を論理“1”に維持したままでバスクロックBCLKを出力する動作を停止する。これにより図1のコンピュータシステムの省電力化が実現される。無効出力状態ST3における論理“1”のバスクロック制御信号は、バスクロックBCLKの出力動作が無効であること(バスクロック出力無効)を示す。
クロック生成出力制御部31は、無効出力状態ST3においてバス使用開始検出手段として機能して、ホストシステム30がバス20の使用を開始しようとしていること(つまりバス使用開始要求)を検出する。クロック生成出力制御部31はホストシステム30のバス使用開始要求を検出すると、無効出力状態ST3から上記有効出力状態ST1に遷移する。するとクロック生成出力制御部31は再び有効出力通知手段として機能する。即ちクロック生成出力制御部31は、当該制御部31の出力値を論理“0”に切り替えることにより、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号を、バスクロック有効を示す論理“0”に再び設定して、バスクロックBCLKの出力動作を再開する。これによりホストシステム30は、バス20を利用することができる。
上述の、クロック生成出力制御部31の出力値、バスクロック制御信号出力制御部141の出力値及びバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の論理値と、バスクロックBCLKの状態(バスクロック出力状態)及びクロック生成出力制御部31の状態との対応関係を図3に示す。バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号は、つまり制御部31及び141の出力値に対するワイヤードオアの結果は当該制御部31及び141に入力される。そこでバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の論理値を、バスクロック制御信号の入力値またはワイヤードオア結果の入力値と呼ぶ。
再び図1を参照すると、クロック/プロセッサ制御部14は、バスクロック制御信号出力制御部141、設定レジスタ142及び制御レジスタ143を含む。レジスタ142及び143は、いずれもホストシステム30によりバス20を介して操作される。
設定レジスタ142は、バスクロック制御信号の入出力に関する対応をバスクロック制御信号出力制御部141に対して指定する対応設定情報を保持するのに用いられる。本実施形態において、対応設定情報は1ビットの情報であり、設定レジスタ142は1ビットレジスタである。
設定レジスタ142の設定値(対応設定情報の値)は、論理“0”(第1の値)の場合に「対応無効」を、論理“1”(第2の値)の場合に「対応有効」を示す。
「対応無効」とは、バスクロック制御信号に関して、クロック生成出力制御部31に何も影響を及ぼさないことをバスクロック制御信号出力制御部141に対して指定することを意味する。具体的には、「対応無効」は、バスクロック制御信号出力制御部141の出力(つまりバスクロック制御信号の出力)に関して、その値(出力値)を常にバスクロック有効要求なしを示す値に設定することを示す。一方、バスクロック制御信号の入力に関しては、「対応無効」は、バスクロック制御信号出力制御部141が関知しないことを示す。したがって「対応無効」は、クロック生成出力制御部31からの無効予告に対して有効出力状態の継続を要求することを常に抑止することをも意味する。
これに対して「対応有効」とは、バスクロック制御信号の入出力に関して、制御レジスタ143の設定値及び停止状態信号120の値(入力値)との組み合わせで決まる動作をバスクロック制御信号出力制御部141が行うことを示す。このバスクロック制御信号出力制御部141の動作については後述する。
制御レジスタ143は、ホストシステム30からIO処理装置10のIOプロセッサ12の起動を制御するための起動要求制御情報を保持するのに用いられる。本実施形態において、起動要求制御情報は1ビットの情報であり、制御レジスタ143は1ビットレジスタである。
制御レジスタ143の設定値(起動要求制御情報の値)は、論理“0”(第1の値)の場合に「起動要求なし」を、論理“1”(第2の値)の場合に「起動要求あり」を示す。「起動要求なし」は、IOプロセッサ12の起動を要求する起動要求信号140を非アクティブ(論理“0”)にすることを示す。これに対して「起動要求あり」は、起動要求信号140をアクティブ(論理“1”)にすることを示す。本実施形態では、制御レジスタ143の出力(1ビット出力)が起動要求信号140として用いられる。つまり制御レジスタ143は起動要求信号出力手段として用いられる。
バスクロック制御信号出力制御部141は、IOプロセッサ12及びクロック生成出力制御部31の状態に応じて当該クロック生成出力制御部31によるバスクロックBCLKの出力動作の有効/無効を要求するためのバスクロック制御要求手段として機能する。バスクロック制御信号出力制御部141は、設定レジスタ142によって「対応無効」に設定されている場合に、当該制御部141の出力値を常にバスクロック有効要求なしを示す論理“1”に設定する機能を有する。またバスクロック制御信号出力制御部141は、設定レジスタ142によって「対応有効」に設定されている状態で無効予告検出手段として機能する。またバスクロック制御信号出力制御部141は「対応有効」に設定されている状態でクロック生成出力制御部31からの無効予告を入力して当該無効予告を検出した場合、有効要求応答手段として機能する。この場合、バスクロック制御信号出力制御部141は停止状態信号120の状態に応じて、一定時間内に、当該制御部141の出力値をバスクロック有効要求ありを示す論理“0”またはバスクロック有効要求なしを示す論理“1”に設定する。
次に、バスクロック制御信号出力制御部141の機能の詳細について、図4の状態遷移図を参照して説明する。
まず、第1の有効要求なし状態ST11は、バスクロック制御信号出力制御部141が当該制御部141の出力の値をバスクロック有効要求なしを示す論理“1”に設定している状態を示す。この第1の有効要求なし状態ST11は、3つの状態に分類される。
第1は、バスクロック制御信号出力制御部141が設定レジスタ142によって「対応無効」に設定されている状態である。この第1の状態では、バスクロック制御信号出力制御部141は、バスクロック制御信号に関して何も対応しない。即ちバスクロック制御信号出力制御部141は、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号を何ら関知しない。またバスクロック制御信号出力制御部141は、当該制御部141の出力値を常にバスクロック有効要求なしを示す論理“0”に設定する。したがって第1の状態では、クロック生成出力制御部31からバスクロック制御信号出力制御部141に無効予告が通知されても、当該バスクロック制御信号出力制御部141からクロック生成出力制御部31に有効出力状態の継続が要求されることはない。
第2は、バス20が通常に使用可能な状態である。この第2の状態は、クロック生成出力制御部31の有効出力状態ST1に対応する。この第2の状態では、バスクロック制御信号出力制御部141は設定レジスタ142によって「対応有効」に設定されている。第2の状態では、バスクロック制御信号出力制御部141はバスクロック制御信号ライン21から論理“0”(低レベル)のアクティブなバスクロック制御信号を入力する有効入力(有効バスクロック制御信号入力)状態にある。この第2の状態では、クロック生成出力制御部31によるバスクロックBCLKの出力は有効である。
第3は、バス20が停止中の状態である。この第3の状態は、クロック生成出力制御部31の無効出力状態ST3に対応する。この第3の状態では、バスクロック制御信号出力制御部141は第2の状態と同様に、設定レジスタ142によって「対応有効」に設定されている。第3の状態では、バスクロック制御信号出力制御部141はバスクロック制御信号ライン21から論理“1”(高レベル)の非アクティブなバスクロック制御信号を入力する無効入力(無効バスクロック制御信号入力)状態にある。
今、バスクロック制御信号出力制御部141が、第1の有効要求なし状態ST11のうちの第1の状態にあるものとする。この第1の状態では、設定レジスタ142に「対応無効」を示す論理“0”の1ビットの対応設定情報が設定されている。このような状態において、クロック生成出力制御部31はバス20を使用可能状態とするために、バスクロックBCLKの出力動作を行うものとする。またクロック生成出力制御部31はバスクロックBCLKの出力動作が有効であることを示すために、当該制御部の出力値を論理“0”に設定するものとする。この場合、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号は論理“0”に設定され、クロック生成出力制御部31は有効出力状態ST1に入る。この状態において、ホストシステム30はバス20を使用することができる。
ここでは、ホストシステム30が、バス20を介してIO処理装置10のクロック/プロセッサ制御部14に含まれている設定レジスタ142にアクセスすることにより、当該設定レジスタ142に「対応有効」を示す論理“1”の1ビットの対応設定情報を設定したものとする。するとバスクロック制御信号出力制御部141は、第1の有効要求なし状態ST11のうちの第2の状態に入る。ここではバスクロック制御信号出力制御部141は、クロック生成出力制御部31からの無効予告を検出する無効予告検出手段として機能する。
クロック生成出力制御部31は、バス20が使用された後、一定時間を経過しても当該バス20が新たに使用されなかった場合、有効出力状態ST1から無効予告状態ST2に遷移する。この無効予告状態ST2においてクロック生成出力制御部31は、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)を論理“0”から論理“1に切り替えることにより、バスクロック制御信号出力制御部141に対して無効予告を行う。
今、設定レジスタ142に設定された対応設定情報によって「対応有効」が指定されているバスクロック制御信号出力制御部141が、第1の有効要求なし状態ST11においてバスクロック制御信号ライン21から論理“1”のバスクロック制御信号を入力したものとする。つまり、バスクロック制御信号出力制御部141がクロック生成出力制御部31からの無効予告を入力したものとする。
するとバスクロック制御信号出力制御部141は無効予告を検出して、有効要求なし状態ST11から有効要求あり状態ST12及び第2の有効要求なし状態ST13のいずれか一方に遷移する。
ここでは、制御レジスタ143によって起動要求ありが指定されているか、或いは起動要求なしが指定されていてもIOプロセッサ12が動作中(停止状態信号120が論理“0”)であるならば、バスクロック制御信号出力制御部141は有効要求あり状態ST12に遷移する。これに対し、制御レジスタ143によって起動要求なしが指定されていて、且つIOプロセッサ12が停止中(停止状態信号120が論理“1”)であるならば、バスクロック制御信号出力制御部141は有効要求なし状態ST13に遷移する。
バスクロック制御信号出力制御部141は、有効要求あり状態ST12または有効要求なし状態ST13に遷移すると、クロック生成出力制御部31に対して有効要求ありまたは有効要求なしを応答する有効要求応答手段として機能する。
バスクロック制御信号出力制御部141は、有効要求あり状態ST12に遷移した場合、無効予告入力時点から一定時間内に、当該制御部141の出力の値(バスクロック制御信号の出力値)を有効要求ありを示す値(論理“0”)に設定する。つまり、バスクロック制御信号出力制御部141は、クロック生成出力制御部31からの無効予告に対して、有効要求ありの応答を出力する。そしてバスクロック制御信号出力制御部141は、有効要求あり状態ST12に遷移してから一定時間が経過すると、第1の有効要求なし状態ST11に戻る。
一方、第2の有効要求なし状態ST13に遷移した場合、バスクロック制御信号出力制御部141は当該制御部141の出力の値(バスクロック制御信号の出力値)を有効要求なしを示す値(論理“1”)に維持する。つまりバスクロック制御信号出力制御部141は、クロック生成出力制御部31からの無効予告に対して有効要求なしの応答を出力する。バスクロック制御信号出力制御部141は、第2の有効要求なし状態ST13に遷移してから一定時間が経過すると第1の有効要求なし状態ST11に戻る。
上述の、バスクロック制御信号出力制御部141がクロック生成出力制御部31からの無効予告を入力した場合の、設定レジスタ142の設定値、制御レジスタ143の設定値及び停止状態信号120の入力値と、当該バスクロック制御信号出力制御部141の状態(バスクロック制御信号の出力値)との対応関係を図5に示す。
次に、図1のシステムにおける動作について、図6乃至図8を参照して説明する。ここでは、特に断らない限り、IO処理装置10のクロック/プロセッサ制御部14が有する設定レジスタ142には、対応有効を示す論理“1”の1ビット対応設定情報が設定されているものとする。
図6は、バスクロックBCLKの出力動作が有効(バスクロック出力有効)で、且つIO処理装置10のIOプロセッサ12が動作中の状態で、バス20が一定時間を超えて使用されていない状態がホストシステム30のクロック生成出力制御部31によって検出された場合の動作を説明するためのタイミングチャートである。
今、ホストシステム30のクロック生成出力制御部31が図2中の有効出力状態ST1にあり、IO処理装置10のバスクロック制御信号出力制御部141が図4中の第1の有効要求なし状態ST11にあるものとする。ここでは、IOプロセッサ12は動作中であるものとする。つまりバスクロック制御信号出力制御部141は、第1の有効要求なし状態ST11における第2の状態にあるものとする。
この状態では、クロック生成出力制御部31はバス20を使用可能状態とするために、バスクロックBCLKの出力動作を行う。またクロック生成出力制御部31は、バスクロックBCLKの出力動作が有効(バスクロック出力有効)であることを示すために、当該制御部の出力値を論理“0”に設定する。これによりバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の論理値、つまりバスクロック制御信号ライン21によるクロック生成出力制御部31及びバスクロック制御信号出力制御部141の出力値に対するワイヤードオアの結果の値は論理“0”となる。以下の説明では表現の簡略化のために、単に「ワイヤードオアの結果の値」と称する。
バスクロック制御信号出力制御部141は、このバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号(ワイヤードオアの結果)を入力する。本実施形態のように、この入力値が論理“0”の場合、つまりバスクロックBCLKが有効であることを示す場合、バスクロック制御信号出力制御部141は当該制御部141の出力値を論理“1”に維持して有効要求なしを示す。
バスクロックBCLKの出力動作が有効な場合、プロセッサクロック制御部13は当該バスクロックBCLKに基づいてプロセッサクロック130を生成して、当該プロセッサクロック130をIOプロセッサ12に出力する。IOプロセッサ12は、ホストシステム30によりIOデバイス40へのアクセスが要求された場合、プロセッサクロック130により動作して、プログラムに従う命令を実行する。IOプロセッサ12は、この命令実行動作により、IOデバイス40へのアクセスに必要なIO制御部11による入出力のための操作を行う。これによりIO制御部11は、バスクロックBCLKに従い、バス20を介して、IOデバイス40とバス20との間のデータの入出力を実行する。
IOプロセッサ12は動作中、論理“0”の停止状態信号120を出力する。但し、IOプロセッサ12が動作中の期間、IO制御部11が常時バス20を利用しているとは限らない。ここで、バス20が使用されていない状態が一定時間を超えて続いたものとする。この結果、クロック生成出力制御部31が、有効出力状態ST1においてバス20が一定時間を超えて使用されていない状態(つまりバストランザクションがアイドルの状態)を、図6に示す時刻t1で検出したものとする。するとクロック生成出力制御部31は、図2に示すように無効予告状態ST2に遷移する。
クロック生成出力制御部31は無効予告状態ST2に遷移すると、バスクロックBCLKの出力動作を無効とする予告(無効予告)のために、当該制御部31の出力値を論理“0”から論理“1”に切り替える。するとバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)は論理“0”から論理“1に切り替えられる。
バスクロック制御信号出力制御部141は、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)を入力することにより、クロック生成出力制御部31により無効予告が通知されたことを検出する。このとき、バスクロック制御信号出力制御部141は有効要求なし状態ST11における第2の状態にある。またIOプロセッサ12は動作中(停止状態信号120が論理“0”)で、起動要求信号140は起動要求なしを示す論理“0”である。
バスクロック制御信号出力制御部141は、このような状態において無効予告を検出した場合、IOプロセッサ12が動作中であることから、IO制御部11によってバス20が使用されるものと判定する。この場合、バスクロック制御信号出力制御部141は有効要求あり状態ST12に遷移して、当該制御部141の出力の値(バスクロック制御信号の出力値)をバスクロック有効要求ありを示す論理“0”に設定する。するとバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)は論理“1”から論理“0”に切り替えられる。
クロック生成出力制御部31は、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)“0”を入力することで、バスクロック制御信号出力制御部141によって有効要求ありが示されていることを検出する。クロック生成出力制御部31は、無効予告状態ST2に遷移した時点t1から一定時間内に有効要求ありを検出すると、有効出力状態ST1に戻る。
クロック生成出力制御部31は有効出力状態ST1に戻ると、バスクロックBCLKの出力動作を継続した状態で、当該制御部31の出力の値(バスクロック制御信号の出力値)を再びバスクロック有効を示す値(論理“0”)に設定する。一方、バスクロック制御信号出力制御部141は、有効要求あり状態ST12に遷移して一定時間が経過すると有効要求なし状態ST11に戻り、当該制御部141の出力の値(バスクロック制御信号の出力値)を再びバスクロック有効要求なしを示す値(論理“1”)に設定する。
図7は、バスクロックBCLKの出力動作が有効(バスクロック出力有効)で、且つIO処理装置10のIOプロセッサ12が停止中の状態で、バス20が一定時間を超えて使用されていない状態がクロック生成出力制御部31によって検出された場合の動作を説明するためのタイミングチャートである。
今、クロック生成出力制御部31が図2中の有効出力状態ST1にあり、IO処理装置10のバスクロック制御信号出力制御部141が図4中の第1の有効要求なし状態ST11にあるものとする。この状態において、IOプロセッサ12が停止状態となって、当該IOプロセッサ12から出力される停止状態信号120が論理“0”から論理“1”に遷移したものとする。
このような状態においてクロック生成出力制御部31が、バス20が一定時間を超えて使用されていない状態(バストランザクションがアイドルの状態)を、図7に示す時刻t2で検出したものとする。するとクロック生成出力制御部31は、図2に示すように無効予告状態ST2に遷移する。この状態では、図6のタイミングチャートの場合と異なってIOプロセッサ12が停止中の状態にあることから、クロック生成出力制御部31及びバスクロック制御信号出力制御部141によって以下に述べる動作が実行される。
まず、クロック生成出力制御部31は無効予告状態ST2に遷移すると、無効予告(バスクロック無効予告)のために、当該制御部31の出力値を論理“0”から論理“1”に切り替える。するとバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)は論理“0”から論理“1に切り替えられる。
バスクロック制御信号出力制御部141は、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)を入力することにより、クロック生成出力制御部31により無効予告が通知されたことを検出する。このとき、バスクロック制御信号出力制御部141は有効要求なし状態ST11における第2の状態にある。また、IOプロセッサ12は停止中(停止状態信号120が論理“1”)で、起動要求信号140は起動要求なしを示す論理“0”である。
バスクロック制御信号出力制御部141は、このような状態において無効予告を検出した場合、IOプロセッサ12が停止中であり、起動要求信号140は起動要求なしを示していることから、省電力化のために第2の有効要求なし状態ST13に遷移する。第2の有効要求なし状態ST13においてバスクロック制御信号出力制御部141は、当該制御部141の出力の値(バスクロック制御信号の出力値)を有効要求なしを示す値(論理“1”)に維持する。そしてバスクロック制御信号出力制御部141は、第2の有効要求なし状態ST13に遷移してから一定時間が経過すると第1の有効要求なし状態ST11に戻る。
一方、クロック生成出力制御部31は無効予告時点t2から一定時間を経過しても、バスクロック制御信号ライン21から入力されるバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)が論理“1”の場合、バスクロック制御信号出力制御部141からの有効要求がないものと判定する。つまりバスクロック制御信号出力制御部141は、無効予告時点t2から一定時間、有効要求なしのみを入力している場合、バスクロック制御信号出力制御部141からの有効要求がないものと判定する。この場合、クロック生成出力制御部31は省電力化のために無効出力状態ST3に遷移する。ここでは、時刻t3で無効出力状態ST3に遷移したものとする。
無効出力状態ST3においてクロック生成出力制御部31は、当該制御部31の出力値を論理“1”に維持したままで、即ちバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号(ワイヤードオアの結果の値)を論理“1”に維持したままで、バスクロックBCLKを出力する動作を停止する。これにより図1のコンピュータシステムの省電力化が図られる。このときバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック信号は、クロック生成出力制御部31によるバスクロックBCLKの出力動作が無効であることを示す。
IO処理装置10のプロセッサクロック制御部13は、クロック生成出力制御部31によるバスクロックBCLKの出力動作が無効になる(停止される)と動作を停止する。これによりプロセッサクロック130の生成が停止される。バスクロック制御信号出力制御部141は、当該制御部141の出力の値を有効要求なしの状態に維持する。
図8は、起動要求信号140が起動要求ありを示す状態において、バス20が一定時間を超えて使用されていない状態がホストシステム30のクロック生成出力制御部31によって検出された場合を始めとする動作を説明するためのタイミングチャートである。
今、クロック生成出力制御部31が図2中の無効出力状態ST3にあり、バスクロック制御信号出力制御部141が図4中の第1の有効要求なし状態ST11における第3の状態にあるものとする。無効出力状態ST3では、前記したようにクロック生成出力制御部31によるバスクロックBCLKの出力動作は無効となっている。またIOプロセッサ12は停止しており、停止状態信号120は論理“1”であるものとする。
このような状態において、ホストシステム30内でバス20を使用する要求(バス使用開始要求)が発生したものとする。クロック生成出力制御部31は、無効出力状態ST3においてホストシステム30内でのバス使用開始要求を検出すると、有効出力状態ST1に遷移する。すると、クロック生成出力制御部31はバス20を使用可能状態とするために、バスクロックBCLKの出力動作を行う。またクロック生成出力制御部31は、バスクロックBCLKの出力動作が有効であることを示すために、当該制御部の出力値を論理“0”に設定する。これによりバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の論理値(ワイヤードオアの結果の値)は論理“0”となる。この状態において、ホストシステム30はバス20を使用することができる。一方、バスクロック制御信号出力制御部141は、第1の有効要求なし状態ST11における第3の状態から当該状態ST11における第2の状態に切り替わる。
そこでホストシステム30が、バス20を介してIO処理装置10のクロック/プロセッサ制御部14が有する制御レジスタ143にアクセスして、当該レジスタ143に起動要求ありを示す論理“1”(第2の値)の1ビット起動要求制御情報を設定したものとする。すると、制御レジスタ143から起動要求ありを示す論理“1”の起動要求信号140が出力される。なお、制御レジスタ143の設定値をデコードするデコーダを設け、当該データにより起動要求ありまたは起動要求なしを示す起動要求信号140が出力されるようにしても良い。この場合、制御レジスタ143及びデコーダにより起動要求信号出力手段が構成される。
さて、ホストシステム30による制御レジスタ143へのアクセスでバス20が使用された後、一定時間を経過しても当該バス20が使用されなかったものとする。この結果、クロック生成出力制御部31が、有効出力状態ST1においてバス20が一定時間を超えて使用されていない状態を、図8に示す時刻t4で検出したものとする。するとクロック生成出力制御部31は、無効予告状態ST2に遷移する。
クロック生成出力制御部31は無効予告状態ST2に遷移すると、無効予告(バスクロック無効予告)のために、当該制御部31の出力値を論理“0”から論理“1”に切り替える。するとバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)は論理“0”から論理“1に切り替えられる。
バスクロック制御信号出力制御部141は、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)を入力することにより、クロック生成出力制御部31により無効予告が通知されたことを検出する。このとき、バスクロック制御信号出力制御部141は有効要求なし状態ST11における第2の状態にある。また、設定レジスタ142には、対応有効を示す対応設定情報が設定され、起動要求信号140は起動要求ありを示す。
設定レジスタ142に設定された対応設定情報によって「対応有効」が指定されているバスクロック制御信号出力制御部141は、有効要求なし状態ST11で且つ起動要求信号140が起動要求ありを示す状態で無効予告を検出すると、有効要求あり状態ST12に遷移する。するとバスクロック制御信号出力制御部141は、当該制御部141の出力の値をバスクロック有効要求ありを示す値(論理“0”)に設定する。これにより、バスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の値(ワイヤードオアの結果の値)は有効要求ありを示す論理“0”となる。
クロック生成出力制御部31は、無効予告の通知時点から一定時間内に有効要求ありを示す論理“0”のバスクロック制御信号を入力すると、有効出力状態ST1に戻る。するとクロック生成出力制御部31は、バスクロックBCLKの出力動作を継続した状態で、当該制御部31の出力の値を再びバスクロック有効を示す値(論理“0”)に設定する。
一方、バスクロック制御信号出力制御部141は、有効要求あり状態ST12に遷移してから一定時間が経過すると有効要求なし状態ST11に戻る。するとバスクロック制御信号出力制御部141は、当該制御部141の出力の値を再び有効要求なしを示す値(論理“1”)に設定する。
さて、有効出力状態ST1において、ホストシステム30が制御レジスタ143にアクセスして、当該レジスタ143に起動要求なしを示す論理“0”の1ビット起動要求制御情報を設定したものとする。すると、制御レジスタ143から起動要求なしを示す論理“0”の起動要求信号140が出力される。その後、バス20が一定時間を超えて使用されない場合、クロック生成出力制御部31は無効予告状態ST2に遷移する。するとクロック生成出力制御部31はバスクロック制御信号出力制御部141に無効予告を通知する。このときIOプロセッサ12は動作中であるものとする。バスクロック制御信号出力制御部141は、クロック生成出力制御部31によって無効予告が通知されると、起動要求信号140が起動要求なしを示し、IOプロセッサ12がが動作中であることから、有効要求あり状態ST12に遷移する。
上記実施形態では、1つのIO処理装置10がホストシステム30とバス20により接続されている。しかし、IO処理装置10と同様の構成を有する複数のIO処理装置がホストシステム30とバス20により接続されていても構わない。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
本発明の一実施形態に係るIO処理装置を含むコンピュータシステムの構成を示すブロック図。 図1中のクロック生成出力制御部31の機能の詳細を説明するための状態遷移図。 クロック生成出力制御部31の出力値、バスクロック制御信号出力制御部141の出力値及びバスクロック制御信号ライン21上のバスクロック制御信号の論理値と、バスクロックBCLKの状態(バスクロック出力状態)及びクロック生成出力制御部31の状態との対応関係を示す図。 図1中のバスクロック制御信号出力制御部141の機能の詳細を説明するための状態遷移図。 バスクロック制御信号出力制御部141がクロック生成出力制御部31からの無効予告を入力した場合の、設定レジスタ142の設定値、制御レジスタ143の設定値及び停止状態信号120の入力値と、当該バスクロック制御信号出力制御部141の状態(バスクロック制御信号の出力値)との対応関係を示す図。 バスクロックBCLKの出力動作が有効で、且つIO処理装置10のIOプロセッサ12が動作中の状態で、バス20が一定時間を超えて使用されていない状態が検出された場合の動作を説明するためのタイミングチャート バスクロックBCLKの出力動作が有効で、且つIO処理装置10のIOプロセッサ12が停止中の状態で、バス20が一定時間を超えて使用されていない状態が検出された場合の動作を説明するためのタイミングチャート。 起動要求信号140が起動要求ありを示す状態において、バス20が一定時間を超えて使用されていない状態が検出された場合を始めとする動作を説明するためのタイミングチャート。
符号の説明
10…IO処理装置、11…IO制御部、12…IOプロセッサ、13…プロセッサクロック制御部1、14…クロック/プロセッサ制御部、20…バス、21…バスクロック制御信号ライン、30…ホストシステム、31…クロック生成出力制御部、40…IOデバイス、120…停止状態信号、140…起動要求信号、141…バスクロック制御信号出力制御部(バスクロック制御要求手段)、142…設定レジスタ、143…制御レジスタ。

Claims (10)

  1. ホストシステムのクロック生成出力制御手段により出力されるバスクロックで動作するバスを介して前記ホストシステムと接続され、入出力デバイスと前記ホストシステムの間での入出力処理を行う入出力処理装置において、
    前記入出力デバイスと前記バスとの間での入出力を行う入出力制御手段と、
    プロセッサクロックによって動作して、プログラムに従う命令実行動作により前記入出力制御手段の操作を行う入出力プロセッサであって、命令実行動作を停止すると当該入出力プロセッサが停止状態にあることを示すアクティブな停止状態信号を出力し、前記停止状態においてアクティブな起動要求信号によって起動が要求されると前記命令実行動作を再開して前記停止状態信号を非アクティブにする入出力プロセッサと、
    前記バスクロックを入力し、当該バスクロックに基づいて前記プロセッサクロックを生成して当該プロセッサクロックを前記入出力プロセッサに出力するプロセッサクロック制御手段であって、前記入出力プロセッサによって前記アクティブな停止状態信号が出力されると前記プロセッサクロックの出力を停止し、前記プロセッサクロックの出力の停止状態において前記起動要求信号によって起動が要求されると前記入出力プロセッサへの前記プロセッサクロックの出力を再開するプロセッサクロック制御手段と、
    前記入出力プロセッサ及び前記クロック生成出力制御手段の状態に応じて前記クロック生成出力制御手段による前記バスクロックの出力動作が有効な有効出力状態を要求するバスクロック制御要求手段とを具備し、
    前記バスクロック制御要求手段は、
    前記バスクロックの出力動作が有効な有効出力状態にある前記クロック生成出力制御手段によって前記バスが一定時間を超えて使用されないことが検出された結果、当該クロック生成出力制御手段によって出力される前記バスクロックの出力動作を無効とすることを予告するための無効予告を検出する無効予告検出手段と、
    前記無効予告が検出された場合、前記起動要求信号によって起動が要求されているか、或いは前記入出力プロセッサによって前記非アクティブな停止状態信号が出力されているならば、一定時間内に前記クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続を要求する有効要求応答手段とを含む
    ことを特徴とする入出力処理装置。
  2. 前記有効要求応答手段は、前記無効予告が検出された場合でも、前記起動要求信号によって起動が要求されておらず、且つ前記入出力プロセッサによって前記アクティブな停止状態信号が出力されているならば、前記クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続を要求することを抑止することを特徴とする請求項1記載の入出力処理装置。
  3. 前記ホストシステムによる前記バスを介しての特定のアクセスに応じて前記アクティブな起動要求信号を出力する起動要求信号出力手段を更に具備することを特徴とする請求項1記載の入出力処理装置。
  4. 前記起動要求信号出力手段は、前記ホストシステムによる前記特定のアクセスによって起動要求を示す起動要求制御情報が設定される制御レジスタを含み、当該レジスタに設定された起動要求制御情報に基づいて前記起動要求信号を出力することを特徴とする請求項3記載の入出力処理装置。
  5. 前記ホストシステムによる前記バスを介してのアクセスによって前記無効予告に対応するか否かを指定する対応設定情報が設定される設定レジスタを更に具備し、
    前記有効要求応答手段は、前記設定レジスタに設定された前記対応設定情報によって前記無効予告に対応しないことが指定されている場合、前記クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続を要求することを常に抑止する
    ことを特徴とする請求項1記載の入出力処理装置。
  6. 前記バスクロック制御要求手段は、当該バスクロック制御要求手段及び前記クロック生成出力制御手段の双方により入出力可能なバスクロック制御信号の転送に用いられるバスクロック制御信号ラインであって、前記バスクロック制御要求手段及び前記クロック生成出力制御手段の双方が非アクティブなバスクロック制御信号を出力している場合だけ非アクティブなバスクロック制御信号が転送されるバスクロック制御信号ラインを介して前記クロック生成出力制御手段と接続されており、
    前記無効予告検出手段は、前記バスクロック制御要求手段によって前記バスクロック制御信号ラインから入力される前記バスクロック制御信号が前記クロック生成出力制御手段によってアクティブな状態から非アクティブな状態に切り替えられた場合に無効予告を検出し、
    前記有効要求応答手段は、前記バスクロック制御信号ラインにアクティブなバスクロック制御信号を出力することにより前記クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続を要求する
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力処理装置。
  7. 前記有効要求応答手段は、前記バスクロック制御信号ラインに非アクティブなバスクロック制御信号を出力することにより前記クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続を要求することを抑止して、当該クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続が不要であることを通知することを特徴とする請求項6記載の入出力処理装置。
  8. バスクロックで動作するバスと、
    前記バスを介して入出力デバイスを利用するホストシステムであって、前記バスクロックを生成出力するための出力動作を実行するクロック生成出力制御手段を含むホストシステムと、
    前記バスを介して前記ホストシステムと接続され、前記入出力デバイスと前記ホストシステムの間での入出力処理を行う入出力処理装置とを具備し、
    前記入出力処理装置は、
    前記入出力デバイスと前記バスとの間での入出力を行う入出力制御手段と、
    プロセッサクロックによって動作して、プログラムに従う命令実行動作により前記入出力制御手段の操作を行う入出力プロセッサであって、命令実行動作を停止すると当該入出力プロセッサが停止状態にあることを示すアクティブな停止状態信号を出力し、前記停止状態においてアクティブな起動要求信号によって起動が要求されると前記命令実行動作を再開して前記停止状態信号を非アクティブにする入出力プロセッサと、
    前記バスクロックを入力し、当該バスクロックに基づいて前記プロセッサクロックを生成して当該プロセッサクロックを前記入出力プロセッサに出力するプロセッサクロック制御手段であって、前記入出力プロセッサによって前記アクティブな停止状態信号が出力されると前記プロセッサクロックの出力を停止し、前記プロセッサクロックの出力の停止状態において前記起動要求信号によって起動が要求されると前記入出力プロセッサへの前記プロセッサクロックの出力を再開するプロセッサクロック制御手段と、
    前記入出力プロセッサ及び前記クロック生成出力制御手段の状態に応じて前記クロック生成出力制御手段による前記バスクロックの出力動作が有効な有効出力状態を要求するバスクロック制御要求手段とを有し、
    前記クロック生成出力制御手段は、
    前記バスクロックの出力動作が有効な有効出力状態にある場合に前記バスが一定時間を超えて使用されないバス不使用状態を検出するバス不使用状態検出手段と、
    前記バス不使用状態の検出に応じて、前記バスクロックの出力動作を無効とすることを予告するための無効予告を前記バスクロック制御要求手段に通知する無効予告手段とを含み、
    前記バスクロック制御要求手段は、
    前記無効予告を検出する無効予告検出手段と、
    前記無効予告が検出された場合、前記起動要求信号によって起動が要求されているか、或いは前記入出力プロセッサによって前記非アクティブな停止状態信号が出力されているならば、一定時間内に前記クロック生成出力制御手段に対して前記有効出力状態の継続を要求する有効要求応答手段とを含む
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  9. 前記クロック生成出力制御手段は、前記無効予告手段による無効予告時点から一定時間内に前記有効出力状態の継続が要求されたことを検出する有効要求検出手段を含み、前記一定時間内に前記有効出力状態の継続が要求された場合には前記有効出力状態を継続し、前記一定時間内に前記有効出力状態の継続が要求されなかった場合には前記バスクロックの出力動作を停止して、前記バスクロックの出力動作が無効な無効出力状態に遷移することを特徴とする請求項8記載のコンピュータシステム。
  10. 前記クロック生成出力制御手段は、
    前記ホストシステムにて発生する前記バスの使用を開始するためのバス使用開始要求を検出するバス使用開始検出手段と、
    前記無効出力状態において前記バス使用開始要求が検出された場合、前記バスクロックの出力動作を再開して自身が前記有効出力状態にあることを前記バスクロック制御要求手段に通知する有効出力通知手段と
    を含むことを特徴とする請求項9記載のコンピュータシステム。
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